JP3645096B2 - 結像レンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型、軽量、低コストで高性能なレンズ系で、特にレンズシャッターカメラのレンズ系に適した撮像レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より小型低コストのズームレンズ等の撮像レンズとしては、物体側から順に、正の屈折力を有する第1群と負の屈折力を有する第2群とからなる2群ズームレンズが知られている。
【0003】
このような構成の撮像レンズ(ズームレンズ)の従来例として特開平2−18511号、特開平5−224122号、特開平6−331899号、特開平7−253540号、特開平8−334693号の各公報に記載されたレンズ系が知られている。
【0004】
これら従来例は、第1群が3枚のレンズよりなり、第2群が2枚のレンズよりなり、全体で5枚のレンズにて構成されている。そして、5枚のレンズのうち4枚あるいは5枚のレンズにプラスチックレンズを採用して低コスト化をはかっている。
【0005】
また他の従来例として、特開平5−113537号の公報に記載されているレンズ系が知られている。この従来例も同様に5枚のレンズにて構成されており、第1群中に屈折力の比較的小さいプラスチックレンズを1枚、第2群にもプラスチックレンズを1枚用いたもので、用いるプラスチックレンズの焦点距離などを規制することにより温度や湿度等の環境の変化による結像性能の変化を考慮しつつ低コスト化をはかっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の特開平2−18511号、特開平5−224122号、特開平6−331889号、特開平7−253540号、特開平8−334693号のレンズ系のように、十分な屈折力を持つプラスチックレンズを多用した場合、温度や湿度等の環境の変化により、結像性能が変化するという欠点がある。特に湿度の変化による結像性能の変化は、性能が安定するまで長時間を要し、そのため環境が変化した時の結像性能例えば結像位置の変化を予測することが困難であり、レンズの位置を移動させて結像位置の変化を補償することが難しい。このように十分な屈折力を有するプラスチックレンズを多用すると、結像性能が大幅に劣化する。
【0007】
また、特開平5−113517号公報のレンズ系のように、5枚のレンズのうちの2枚のレンズのみがプラスチックレンズのレンズ系では、十分に低コストになし得ない。
【0008】
また、特開平5−224122号公報に記載されているレンズ系は、第1群に接合のプラスチックレンズを用いているが、このように接合レンズにプラスチックレンズを用いた場合、プラスチックレンズは膨張率が大きいため、種類の異なる2枚のプラスチックレンズを接合させた場合、安定した接合状態を保つことが困難である。
【0009】
本発明は、温度や湿度の変化による結像性能の変化が少なく、小型、軽量、低コストで結像性能が良好な結像レンズを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群とからなり、第1群と第2群の間隔を変化させて変倍を行なうレンズ系で、前記第1群が物体側から順に、屈折力の小さいプラスチックレンズと負の屈折力のガラスレンズ及び正の屈折力のガラスレンズの硝材の異なる接合レンズの3枚のレンズからなり、前記第2群が、物体側より順に、屈折力の小さいプラスチックレンズと負の屈折力のプラスチックレンズの2枚のレンズからなり、下記条件(3)を満足し、前記第1群、第2群における屈折力の小さいプラスチックレンズが下記条件(4)を満足する範囲の屈折力であることを特徴とする。
(3) 0.239≦d 4 /f W <0.45
(4) |f S /f W |≧7.819
ただし、d 4 は第1群の正のガラスレンズの肉厚、f S は前記屈折力の小さいプラスチックレンズの焦点距離、f W は広角端における全系の焦点距離である。
【0011】
レンズ系を正の屈折力の第1群と負の屈折力の第2群にて構成すると、レンズ系の全長つまりレンズ系の最も物体側のレンズ面から像面までの距離を短くすることができる。又、前記本発明のレンズ系は、プラスチックレンズを3枚用いているため低コストになし得る。
【0012】
一般に前記構成で全長の短いレンズ系(ズームレンズ)は、第2群の最も像側のレンズの口径が大になる。
【0013】
本発明のレンズ系は、この口径の大きいレンズをプラスチックレンズにすることによりコストを低くすることが可能になった。同時にレンズ系の軽量化の効果も大である。特に変倍系の場合、変倍のためにレンズを駆動するモーターの消費電力の低減にもつながる。
【0014】
又、第1群に十分な屈折力を有するプラスチックレンズを用いた場合、温度や湿度の変化による結像性能の変化が、第2群により拡大される。同様に第2群の物体側に十分な屈折力を有するプラスチックレンズを用いると温度と湿度の変化による結像性能の変化が第2群の像側のレンズにより拡大される。
【0015】
本発明の撮像レンズは、第2群のうちの十分な屈折力を有する負のプラスチックレンズに変倍作用を持たせている。この十分な屈折力を有する負のプラスチックレンズは、最も像面に近い位置に配置され温度や湿度の変化による結像性能の変化を小さくし得る。又、第1群に負のガラスレンズと正のガラスレンズを用いることにより収差補正を効果的に行なっている。又、このようにしても第1群で補正しきれない収差を第1群と第2群に屈折力の小さいプラスチックレンズで補正するようにした。これらプラスチックレンズは、屈折力が小であるために温度や湿度の変化による結像性能の変化は少ない。
【0016】
又、本発明は、前述のような第1群と第2群とにて構成されるレンズ系のほか第1群の物体側や第2群の像側に他のレンズ群を付加することも可能であり、このようにレンズ群を付加しても本発明の目的、作用効果を有するレンズ系を実現し得るが、前記のような第1群と第2群にて構成すれば、レンズ系の構成を簡単にし得るので最も望ましい。
【0017】
本発明のレンズ系において、第1群の負のガラスレンズが像側の面が物体側の面より曲率半径の絶対値が小さいレンズであることが第1群の正のガラスレンズにて発生する球面収差やコマ収差を補正できるので望ましい。
【0018】
又前記レンズ系において、第1群の屈折力の小さいプラスチックレンズを物体側に凸のレンズでかつ非球面を有していると第1群のガラスレンズにて発生する球面収差、コマ収差、非点収差を補正することができ、又、第2群の負のプラスチックレンズで発生する正の歪曲収差を減少させることができるため好ましい。また、上記非球面は、光軸から離れるにしたがって正の屈折力が弱くなるような形状であることが望ましい。
【0019】
又、本発明の上記構成のレンズ系において、第1群の負のガラスレンズに正のガラスレンズを接合させて接合レンズとすれば、レンズ系の軸上色収差を十分に補正する上で好ましい。またこの接合レンズによって球面収差やコマ収差の高次収差の発生を少なくすることができる。また上記のように接合することにより、レンズの偏芯による性能の劣化を防止できる。
【0020】
本発明のレンズ系において、屈折力の小さいプラスチックレンズ、負のガラスレンズと、正のガラスレンズよりなる第1群の正のガラスレンズの像側に明るさ絞りを配置することが好ましい。
【0021】
このように第1群の正のガラスレンズの像側に明るさ絞りを配置すれば、この正のガラスレンズの物体側に明るさ絞りを配置した場合に比べて射出瞳から像面までの距離を短くすることができるため、第2群の負のプラスチックレンズの口径を小さくできこのプラスチックレンズを成形で作る場合、レンズの成形性が向上し、性能の安定化をはかることができる。また、このように明るさ絞りを第1群の像側に配置すればカメラから物体までの距離に応じてレンズの一部又は全部を光軸に沿って移動させてフォーカシングを行なう場合のメカ的構造等の簡単化にとって好ましい。つまり上記のように第1群の像側に明るさ絞りを配置し第1群と絞りとの間隔を固定して第1群と絞りとを一体にしてフォーカシングを行なうことができるために前記のようにメカ的構造および電気配線を簡単にできる。このようにしてメカ的な構造や電気配線を簡単化すればカメラを一層小型になし得る。
【0022】
又、本発明のレンズ系において、第2群に用いられる負のプラスチックレンズの材料をポリオレフィン系の樹脂にすることが好ましい。
【0023】
ポリオレフィン系の樹脂は、プラスチックレンズに用いられるポリカーボネイト系樹脂やポリメチルメタクリレートアクリル系樹脂(PMMA)に比べて湿度変化による結像性能の変化を小さくできる。
【0024】
同様の理由から、第2群の屈折力の小さいプラスチックレンズにもポリオレフィン系の樹脂を用いることが望ましい。
【0025】
なお、第1群の屈折力の小さいプラスチックレンズは、レンズ系の最も物体側に設置されるために傷がつくおそれがある。そのため硬度の高い樹脂を用いることが望ましく、ポリメチルメタクリレートアクリル系樹脂が望ましい。又は、第1群の物体側にカバーガラスを設けてもよく、それによって、第1群の屈折力の小さいプラスチックレンズは、特に硬い材料を用いる必要はなくなる。
【0026】
又、本発明のレンズ系において、第2群のプラスチックレンズの外形を撮像面の長辺方向の長さが長く、短辺方向の長さが短い長方形状にすることが好ましい。
【0027】
一般に、フイルム等の撮像面は、矩形であるため撮像面に届く有効な光束は、絞りから離れて配置されているレンズを通る領域は円形ではなく矩形に近い形状である。そのためこの有効な光束が通過する領域以外のレンズ部分は、削除しても支障がない。したがって図29に示すようにレンズの上下をカットすることが可能であり、このカットした部分にレンズ以外の部品を配置でき、これによりカメラの小型化が可能になる。同時にレンズ系の小型、軽量化にもなる。また、このような形状のレンズをガラスにて形成する場合は、外形の丸いレンズを研磨加工した後に不要部分を切削する必要があるが、プラスチックレンズの場合、例えば図29に示すような形状のものを成形するための金型を製作しておけば、成形加工のみで切削工程なしにレンズを形成することができ、低コスト化が可能である。
【0028】
本発明のレンズ系において、下記条件(1)を満足することが望ましい。
(1) 0.5<f1 /fW <0.9
ただし、f1 は第1群の焦点距離、fW は広角端における全系の焦点距離である。
【0029】
条件(1)は、第1群の屈折力を適切な値にするための条件で、上限の0.9を超えると変倍時のレンズ群の移動量が大になり、レンズ系の小型化が困難になる。又下限の0.5を超えると第1群の屈折力が強くなりすぎて収差の発生量が大になり補正が困難になる。
【0030】
また、条件(1)の代りに下記条件(1−1)を満足すればより望ましい。
(1−1) 0.65<f1 /fW <0.75
【0031】
また、本発明のレンズ系において下記条件(2)を満足することが望ましい。
(2) −0.9<f2 /fW <−0.5
ただし、f2 は第2群の焦点距離である。
【0032】
この条件(2)は、第2群の屈折力を適切な値にするためのもので、下限の−0.9を超えると変倍時のレンズ群の移動が大になり、レンズ系の全長が長くなるため好ましくない。又上限の−0.5を超えると第2群の屈折力が強くなりすぎて、収差補正が困難になる。
【0033】
又、条件(2)の代りに下記条件(2−1)を満足することがより好ましい。
(2−1) −0.75<f2 /fW <−0.65
【0034】
本発明のレンズ系において、下記条件(3)を満足することが望ましい。
(3) 0.239≦4 /fW <0.45
ただし、d4 は第1群の正のガラスレンズの肉厚である。
【0035】
条件(3)は、第1群の正のガラスレンズの肉厚を規定するもので、条件(3)の上限の0.45を超えると又は下限の0.239を超えると、いずれもレンズ系の球面収差と非点収差のバランスをとることが困難になる。
【0036】
又、条件(3)の代りに下記条件(3−1)を満足すれば一層望ましい。
(3−1) 0.239≦4 /fW <0.35
【0037】
また本発明の撮像レンズの第2の構成を示すと下記の通りである。
【0038】
即ち、本発明の第2の構成のレンズ系は、少なくとも異なる硝材のレンズからなる一組の接合レンズと少なくとも一つの単レンズとよりなり、接合レンズは、いずれの接合レンズもすべてガラスにて構成され、又単レンズは、いずれの単レンズもプラスチックにて構成されていることを特徴とする。
【0039】
良好な結像性能を有するレンズ系を簡単な構成にて実現するためには、異なる硝材よりなるレンズを貼り合わせた接合レンズを用いるのが効果的である。即ち、主としてアッベ数の異なる二つの硝材の光学特性の差を利用することにより色収差を補正できる。又、互いに分離した2枚のレンズの間の空気レンズで発生しがちな高次の収差は、接合レンズにすることによってその発生を抑えることができる。又、互いに分離したレンズ間の間隔の誤差等の製造時の性能劣化の要因を減少させることも可能である。
【0040】
又、主として屈折率の異なる二つの硝材の光学性能の差を利用することにより、収差補正上有効である少量の高次の収差を発生させ、この高次の収差により光学系全体の結像性能を向上させることが可能である。
【0041】
又、接合レンズは、鏡枠への保持が容易であるという利点も有している。
【0042】
一方、撮像レンズ系のコストの削減と軽量化のためには、レンズをプラスチックにて構成することが有利である。しかし、異なる種類よりなるプラスチックレンズを互いに接合させたり、プラスチックレンズとガラスレンズとを接合させた場合、温度や湿度による膨張率の差が大きいために安定した接合状態を保つことが困難である。
【0043】
本発明の第2の構成のレンズ系は、接合レンズはガラスレンズのみにて構成し、又単レンズはプラスチックレンズにて構成したことを特徴とし、これにより結像性能とコストとをバランスさせたレンズ系を実現するようにしたものである。
【0044】
特に、ズームレンズにおいては、色収差の補正を各レンズ群毎に行なうことが要求される。そのため、前記の本発明の通りの構成にすることは一層有効である。又、物体側から撮像面に向かってみたとき、最終レンズ群にて収差が拡大されるズームレンズにおいては、ガラスにて構成される接合レンズを最終レンズ群よりも物体側のレンズ群にて用いるようにすることが望ましい。
【0045】
本発明の前記第2の構成を適用したズームレンズとして下記のレンズ系とすることが望ましい。
【0046】
即ち、物体側より順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折率を有する第2群とを有し、第1群と第2群の間隔を変化させて変倍を行なうレンズ系で、第1群が1枚のプラスチック単レンズと、2枚のガラスレンズを接合させた接合レンズとからなり、第2群が2枚のプラスチック単レンズからなることを特徴としている。
【0047】
このように、本発明の上記レンズ系は、第1群が正の屈折力で、第2群が負の屈折力であるレンズ系は、全長を短くすることができる。又、プラスチックの単レンズを3枚用いることにより低コストになし得る。
【0048】
一般に全長の短いズームレンズは、第2群の最も像側のレンズの口径が大になる。この大口径のレンズがプラスチックレンズであるため、レンズ系のコスト低減にとっては有効であると共に、レンズ系の軽量化にとっても有効であり、変倍時にレンズを移動させるためのモーターの消費電力の低減にも役立つ。
【0049】
また、上記ズームレンズは、第1群に接合レンズを配置してあるので諸収差を良好に補正する上でも好ましい。この接合レンズは、コスト低減のためにプラスチックレンズにて構成することが望ましいが前述のようにプラスチックレンズは、膨張率が高く安定した接合状態を保つことが困難である。
【0050】
本発明のレンズ系では、この接合レンズをガラスレンズにて構成したため上記の通りの欠点がなく又硝材の選択の幅が大であって収差補正上有利である。
【0051】
以上、本発明のレンズ系において用いられる屈折力の小さいレンズとしては、下記条件(4)を満足する範囲の屈折力であることが望ましい。
(4) |fS /fW≧7.819
ただし、fS は前記屈折力が小であるレンズの焦点距離である。
【0052】
又、条件(4)の代りに下記条件(4−1)を満足すればより望ましい。
(4−1) |fS /fW |>12.5
【0053】
本発明のレンズ系において、第1群の屈折力の小さいレンズが下記条件(5)を満足すれば望ましい。
(5) |fS (1)/f1 |>6.5
ただし、fS (1)は第1群中の屈折力の小さいレンズの焦点距離である。
【0054】
又条件(5)の代りに下記条件(5−1)を満足すればより望ましい。
(5−1) |fS (1)/f1 |>16.5
【0055】
更に条件(5)又は条件(5−1)の代りに下記条件(5−2)を満足することが一層望ましい。
(5−2) |fS (1)/f1 |>22.5
【0056】
また第2群の屈折力の小さいレンズが下記条件(6)を満足すれば望ましい。
(6) |fS (2)/f2 |>6.5
ただし、fS (2)は第2群の屈折力の小さいレンズの焦点距離である。
【0057】
又、条件(6)の代りに下記条件(6−1)を満足すればより望ましい。
(6−1) |fS (2)/f2 |>16.5
【0058】
更に、条件(6)又は条件(6−1)の代りに下記条件(6−2)を満足すれば一層望ましい。
(6−2) |fS (2)/f2 |>22.5
【0059】
また第1群の正のガラスレンズの肉厚d4 が下記条件(7)を満足すれば望ましい。
(7) 0.21<d4 /f1 <0.63
【0060】
条件(7)の上限又は下限を超えると球面収差と非点収差のバランスをとるとが困難になる。
【0061】
又、条件(7)の代りに下記条件(7−1)を満足すればより望ましい。
(7−1) 0.38<d4 /f1 <0.50
【0062】
尚、本発明は、課題を解決するための手段に記載のように、物体側から順に正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群とを有する変倍レンズ系を基本とする。そのため、コンパクト化の面を優先させると2群構成が望ましい。しかし、高変倍を実現しようとすると、各群のパワーが大きくなるため、第1群と第2群との間で発生する収差変動を抑えるのが難しくなる。そこで、高変倍と収差性能の面を優先させると、この第1群又は第2群の一方に変倍のための群のようにパワーが大きくなく、パワーレスレンズに近い屈折力の小さなサブユニットを設け、このサブユニットを変倍時に移動させて収差補正を行なうように構成しても良い。
【0063】
【発明の実施の形態】
次に本発明の撮像レンズの実施の形態を下記実施例にもとづき述べる。
Figure 0003645096
【0064】
Figure 0003645096
【0065】
Figure 0003645096
【0066】
Figure 0003645096
【0067】
Figure 0003645096
【0068】
Figure 0003645096
【0069】
Figure 0003645096
ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n1 ,n2 ,・・・ は各レンズのd線での屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・ は各レンズのアッベ数である。又焦点距離等の長さの単位はmmである。
【0070】
実施例1乃至実施例7は、夫々図1乃至図7に示す通りの構成で、物体側から順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群とからなり、ズーミングの際に広角端から望遠端にかけて第1群と第2群の間隔を縮小させながら移動させて変倍を行なうレンズ系である。
【0071】
これら実施例のうち、実施例1は、屈折力の小さいプラスチックレンズと、負のガラスレンズと正のガラスレンズを接合させた接合レンズとよりなり、第2群は屈折力の小さいプラスチックレンズと負のプラスチックレンズとよりなるズームレンズである。第1群の負のガラスレンズはメニスカス形状である。又第1群のプラスチックレンズはポリメチルメタクリレートアクリル系樹脂(PMMA)にて形成され、又第2群の物体側の屈折力の小さいプラスチックレンズおよび像側の負のプラスチックレンズは共にポリオレフィン系樹脂である。
【0072】
実施例2および実施例3は第1群の負のガラスレンズがメニスカス形状である。そして第2群の物体側の屈折力の小さいプラスチックレンズの材料がポリメチルメタクリレートアクリル系樹脂(PMMA)である点とが実施例1と相違する。
【0073】
実施例4は、第1群の負のガラスレンズが平凹レンズである点で実施例1と相違するが他は実施例1と同じ構成である。
【0074】
実施例5は、実施例1と同じ構成で、第1群の負のガラスレンズは両凹レンズである。
【0075】
実施例6、7は実施例1と同じ構成である。
【0076】
上記実施例は、いずれも第1群の屈折力の小さいプラスチックレンズが物体側に凸でかつ像側の面が非球面であり、第2群の屈折力の小さいプラスチックレンズの物体側の面も非球面である。又第1群の後につまり第1群を構成する接合レンズの正のガラスレンズの像側に明るさ絞りが配置されている。
【0077】
上記実施例で用いられる非球面の形状は、光軸方向をx、光軸に直交する方向をyとしたとき下記の式にて表わされる。
Figure 0003645096
ただし、rは光軸近傍の曲率半径、kは円すい係数、A4 ,A6 ,A8 ,A10は非球面係数である。
【0078】
以上述べた実施例は、いずれもズームレンズであるが、ズームレンズに限らず小型な撮像レンズにも本発明を適用し得る。又前記実施例のようにすべての単レンズをプラスチックレンズとし、又接合レンズをガラスレンズとすることによって小型軽量であって光学性能が良好であり、プラスチックレンズを比較的多く使用しても、環境の変化による光学性能の変化の極めて小さい撮像レンズを実現し得る。
【0079】
【発明の効果】
本発明の撮像レンズは、プラスチックレンズを用いて小型、軽量、低コストにしたにもかかわらず、湿度や温度の変化による結像性能の変化が極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図
【図2】本発明の実施例2の断面図
【図3】本発明の実施例3の断面図
【図4】本発明の実施例4の断面図
【図5】本発明の実施例5の断面図
【図6】本発明の実施例6の断面図
【図7】本発明の実施例7の断面図
【図8】本発明の実施例1の広角端における収差曲線図
【図9】本発明の実施例1の中間焦点距離における収差曲線図
【図10】本発明の実施例1の望遠端における収差曲線図
【図11】本発明の実施例2の広角端における収差曲線図
【図12】本発明の実施例2の中間焦点距離における収差曲線図
【図13】本発明の実施例2の望遠端における収差曲線図
【図14】本発明の実施例3の広角端における収差曲線図
【図15】本発明の実施例3の中間焦点距離における収差曲線図
【図16】本発明の実施例3の望遠端における収差曲線図
【図17】本発明の実施例4の広角端における収差曲線図
【図18】本発明の実施例4の中間焦点距離における収差曲線図
【図19】本発明の実施例4の望遠端における収差曲線図
【図20】本発明の実施例5の広角端における収差曲線図
【図21】本発明の実施例5の中間焦点距離における収差曲線図
【図22】本発明の実施例5の望遠端における収差曲線図
【図23】本発明の実施例6の広角端における収差曲線図
【図24】本発明の実施例6の中間焦点距離における収差曲線図
【図25】本発明の実施例6の望遠端における収差曲線図
【図26】本発明の実施例7の広角端における収差曲線図
【図27】本発明の実施例7の中間焦点距離における収差曲線図
【図28】本発明の実施例7の望遠端における収差曲線図
【図29】撮像面の長辺方向が長く短辺方向が短いレンズ外形を示す図

Claims (24)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1群と、負の屈折力を有する第2群とからなり、第1群と第2群の間隔を変化させて変倍を行なうレンズ系で、前記第1群が物体側から順に、屈折力の小さいプラスチックレンズと負の屈折力のガラスレンズ及び正の屈折力のガラスレンズの硝材の異なる接合レンズの3枚のレンズからなり、前記第2群が、物体側より順に、屈折力の小さいプラスチックレンズと負の屈折力のプラスチックレンズの2枚のレンズからなり、下記条件(3)を満足し、前記第1群、第2群における屈折力の小さいプラスチックレンズが下記条件(4)を満足する範囲の屈折力であることを特徴とする撮像レンズ。
    (3) 0.239≦d 4 /f W <0.45
    (4) |fS /fW≧7.819
    ただし、 4 は第1群の正のガラスレンズの肉厚、S は前記屈折力の小さいプラスチックレンズの焦点距離、fWは広角端における全系の焦点距離である。
  2. 前記第1群の負の屈折力のガラスレンズが像側の面が物体側の面よりも曲率半径の絶対値が小であることを特徴とする請求項1の撮像レンズ。
  3. 前記第1群中のプラスチックレンズが、物体側に凸のレンズで且つ非球面を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第1群中のプラスチックレンズの非球面は、光軸から離れるにしたがって、正の屈折力が弱くなる形状であることを特徴とする請求項の撮像レンズ。
  5. 前記第1群の像側に明るさ絞りを配置したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  6. 前記第1群と前記明るさ絞りとの間隔を固定して、第1群と明るさ絞りとを一体にしてフォーカシングを行なうことを特徴とする請求項の撮像レンズ。
  7. 前記第2群の負の屈折力のプラスチックレンズの材料をポリオレフィン系の樹脂にしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  8. 前記第2群の屈折力の小さいプラスチックレンズの材料をポリオレフィン系の樹脂にしたことを特徴とする請求項の撮像レンズ。
  9. 前記第1群の屈折力の小さいプラスチックレンズの材料をポリメチルメタクリレートアクリル系の樹脂にしたことを特徴とする請求項7または8の撮像レンズ。
  10. 前記第2群の負の屈折力のプラスチックレンズの外形を、撮像面の長辺方向の長さが長く、短辺方向の長さが短い形状にしたことを特徴とする請求項の撮像レンズ。
  11. 下記条件(1)を満足することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (1) 0.5<f1 /fW <0.9
    ただし、f1 は第1群の焦点距離、fW は広角端における全系の焦点距離である。
  12. 下記条件(1−1)を満足することを特徴とする請求項11の撮像レンズ。
    (1−1) 0.65<f1 /fW <0.75
  13. 下記条件(2)を満足することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (2) −0.9<f2 /fW <−0.5
    ただし、f2 は第2群の焦点距離、fW は広角端における全系の焦点距離である。
  14. 下記条件(2−1)を満足することを特徴とする請求項13の撮像レンズ。
    (2−1) −0.75<f2 /fW <−0.65
  15. 下記条件(3−1)を満足することを特徴とする請求項1乃至14の撮像レンズ。
    (3−1) 0.239≦4 /fW <0.35
  16. 条件(4)の代りに下記条件(4−1)を満足することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (4−1) |fS /fW |>12.5
  17. 前記第1群の屈折力の小さいプラスチックレンズが下記条件(5)を満足することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (5) |fS (1)/f1 |>6.5
    ただし、fS (1)は前記第1群中の屈折力の小さいプラスチックレンズの焦点距離、f1は第1群の焦点距離である。
  18. 条件(5)の代りに下記条件(5−1)を満足することを特徴とする請求項17の撮像レンズ。
    (5−1) |fS (1)/f1 |>16.5
  19. 条件(5)の代りに下記条件(5−2)を満足することを特徴とする請求項17の撮像レンズ。
    (5−2) |fS (1)/f1 |>22.5
  20. 第2群の屈折力の小さいプラスチックレンズが下記条件(6)を満足することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (6) |fS (2)/f2 |>6.5
    ただし、fS (2)は前記第2群の屈折力の小さいプラスチックレンズの焦点距離、f2は第2群の焦点距離である。
  21. 条件(6)の代りに下記条件(6−1)を満足することを特徴とする請求項20の撮像レンズ。
    (6−1) |fS (2)/f2 |>16.5
  22. 条件(6)の代りに下記条件(6−2)を満足することを特徴とする請求項20の撮像レンズ。
    (6−2) |fS (2)/f2 |>22.5
  23. 下記条件(7)を満足することを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (7) 0.21<d4 /f1 <0.63
    ただし、d4は第1群の正のガラスレンズの肉厚、f1は第1群の焦点距離である。
  24. 条件(7)の代りに下記条件(7−1)を満足することを特徴とする請求項23の撮像レンズ。
    (7−1) 0.38<d4 /f1 <0.50
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