JP3644791B2 - 尿の色を測定するための装置及び方法 - Google Patents
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Description
本発明は、分析対象の体液試料に対して試験を実施するための装置及び方法に関し、より具体的には、尿の色を測定するための反射分光器及び方法に関する。
【0002】
種々の医療診断目的のために、反射分光器を用いて体液試料を分析する、たとえば人間の尿の色を測定することが有用である。従来の反射分光器は、白色の非反応性のパッドを照射し、そのパッドから、それぞれが異なる波長の可視光に関連する大きさを有する多数の反射率読取り値を記録することにより、パッド上に配置された尿試料の色を測定する。そして、赤、緑及び青の反射率信号の相対的大きさに基づいてパッド上の尿の色を測定する。
【0003】
従来の分光器は、多数の異なる試薬パッドが配置された試薬試験片を使用する多種の尿分析試験を実行するのに使用することができる。各試薬パッドには、尿中の特定の種類の成分、たとえば白血球や赤血球の存在に応答して変色を起こす様々な試薬が備わっている。このような試薬試験片は、10種の異なる試薬パッドを有することができる。
【0004】
本発明は、試薬パッド上に配置された体液試料、たとえば尿試料を分析するための方法及び装置に関する。装置には、体液試料が配置された試薬パッドを照射するための手段と、試薬パッドから受けた光を検出し、第一の時間に第一の反射率信号を発生し、第二の時間に第二の反射率信号を発生するための手段と、第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて、ある色を体液試料に割り当てるための手段とが設けられている。
【0005】
検出手段は、試薬パッドから受けた赤色光に応答して反射率信号を発生するための手段と、試薬パッドから受けた緑色光に応答して反射率信号を発生するための手段と、試薬パッドから受けた青色光に応答して反射率信号を発生するための手段とからなることができる。
【0006】
色を体液試料に割り当てるための手段は、それぞれが反射率信号の大きさに基づく大きさを有する1対の色係数を決定するための手段と、これら色係数の大きさに基づいて色を体液試料に割り当てるための手段とを含むことができる。
【0007】
色係数を決定するための手段は、これら反射率信号の大きさに基づいて色補正因数を決定するための手段と、重み付け因数を色補正因数に割りふるための手段と、色補正因数及び重み付け因数に基づいて色係数を決定するための手段とからなることができる。色補正因数を決定するための手段は、反射率信号の大きさに基づいて1対の色補正値を決定するための手段と、二つの色補正値の間の差を決定するための手段とを含むことができる。
【0008】
本発明はまた、試薬パッド上に配置された体液試料を分析する方法に関する。この方法は、試薬パッドを照射する工程と、第一の時間に試薬パッドから受けた光を検出し、検出した光に基づいて第一の反射率信号を発生する工程と、第二の時間に試薬パッドから受けた光を検出し、検出した光に基づいて第二の反射率信号を発生する工程と、第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいてある色を体液試料に割り当てる工程とを含む。
【0009】
この方法は、それぞれが反射率信号の大きさに基づく大きさを有する1対の色係数を決定する工程と、これら色係数の大きさに基づいてある色を体液試料に割り当てる工程とを含むことができる。この方法はまた、反射率信号の大きさに基づいて色補正因数を決定する工程と、重み付け因数を色補正因数に割りふる工程と、色補正因数及び重み付け因数に基づいて第一の色係数を決定する工程とを含むことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながら記載する好ましい実施態様の詳細な説明を検討すると、本発明のこれら及びその他の特徴及び利点が当業者に理解されるであろう。
【0011】
図1は、試薬試験片において種々の試験、たとえば尿分析試験を実施するための反射分光器10を示す。分光器10は、使用者が押すことができる多数の入力キー14を備えた一体型キーボード12を有している。分光器10の動作に関する種々のメッセージを表示するための表示装置16がキーボード12の上方に設けられている。図1及び2を参照すると、この分光器10は前面17を有し、この前面の中に開口18が形成され、この開口の中に、試薬試験片22を運ぶためのトレー20が出入れ自在に設けられている。トレー20は、中央の溝24と、その両脇の2本の溝26とを中に有し、中央の溝24は、試薬試験片22の形状に適合する大きさである。
【0012】
試薬試験片22は、多数の試薬パッド30が固定された、薄くて非反応性の基材28を有している。各試薬パッド30は、それぞれの試薬を含浸させた比較的吸収性の材料からなり、各試薬及び試薬パッド30は、実施される特定の試験にかかわるものである。尿分析試験を実施するとき、そのような試験には、たとえば、尿中白血球の試験、尿pHの試験、尿中血の試験などがある。各試薬パッド30が尿試料と接触すると、パッドは、使用する試薬及び尿試料の特徴に依存して、ある期間にわたって変色する。試薬試験片22は、たとえば、Bayer 社から市販されているMultistix (登録商標)試薬試験片であることもできる。
【0013】
尿分析試験を実施するためには、試薬試験片22を試験すべき尿試料に浸漬して、試薬パッド30のすべてが試料に浸漬するようにする。試薬試験片22の面に過剰の尿を吸い取らせて除去したのち、試験片22をトレー20の中央溝24に配置し、使用者が開始キー14の1個を押して試験を開始すると、トレー20が自動的に分光器10の中に引き込まれる。
【0014】
試薬パッド30の一部を光源からの白色光で照射したのち、パット30の上面に対してある角度(たとえば45°)での、パッド30の被照射部から受けた光の検出に基づいて試薬パッド30の色を測定することにより、試薬パッド30それぞれに対して試験を実施する。各試験を実施したのち、次に試験すべき試薬パッド30が照射されるよう、トレー20を光源に対して配置し直す。試験が完了すると、分光器10は結果の記録を生成し、それを表示装置16に表示したり、プリンタによって用紙32にプリントしたり、コンピュータに転送したりする。
【0015】
読取りヘッド
図3(a)は、試薬パッド30の部分を照射し、試薬パッド30からの光を検出するための、読取りヘッド34の形態にある光学系と、試薬試験片22が配置されるトレー20の一部との断面図である。図3(a)を参照すると、読取りヘッド34は、上壁36、下壁38、側壁40、斜めの壁42、平面の後壁44及び後壁44に対して平行な平面の前壁(図示せず)を有するハウジングを有している。電球46の形態の照射光源が、上壁36と一体形成された円筒形のハウジング部48により、試験される試薬パッド30の真上に支持されている。
【0016】
電球46下部の球状部は、そこに一体形成された集光レンズを有し、また、電球フィラメントの形状が照射光の不均一性に寄与しないよう、この下部の球状面を酸腐食させて不均一な拡散面としている。製造の際、電球46は、電球46が照射されるとき、電球46が光を発する軸方向がセラミック口金49の縦方向と実質的に平行になることを保証するため、セラミック口金49にしっかりと取り付けられる。電球46は、上壁36に形成された円形の窓50を介して光を発して、第一の縁光52及び第二の縁光54によって画定される円錐形の光を形成する。
【0017】
斜めの側壁42は、長方形の窓55をその中に有し、この窓の中に長方形の検出器アレイ56が配置されている。検出器アレイ56は、その中に配置された4個の反射率検出器57、58、59、60(図4を参照)を有している。反射率検出器は、それぞれ従来の色付き又は赤外フィルタと、従来のシリコン検出器とからなる。検出器57〜60それぞれが異なる波長範囲の光に応答するよう、各フィルタは、異なる波長を有する光を透過させる。フィルタの四つの波長バンドは、400〜510nm(青)、511〜586nm(緑)、587〜660nm(赤)及び825〜855nm(赤外)である。実施する試験のタイプに依存して、1個以上の検出器57〜60を用いてもよい。
【0018】
光は、電球46から第一の光路を通過し、下壁38に形成された比較的小さな長方形の窓62を通過して、試験される試薬パッド30の比較的小さな長方形区域を照射する。試薬パッド30の異なる長方形区域が照射されるよう、試薬パッド30を窓62に対して動かしてもよい。
【0019】
光は、試薬パッド30の被照射区域から第二の光路を通過し、下壁38に形成された斜めの縁69を有する第一の長方形の検出窓68を通過し、斜めの縁71を有する第二の長方形の検出窓70を通過し、斜めの壁42に形成された長方形の窓72を通過して、4個の検出器57〜60が配置された検出区域73(図4)に達する。
【0020】
読取りヘッド34の内部には、第一の平面の隔壁76と、第二の平面の隔壁78と、ジグザグ形の隔壁80とからなる不規則な形状のじゃま板(バッフル)74が設けられている。このじゃま板74の形状は、1回反射した光線が電球46から試薬パッド30に達することを防ぎ、また、1回反射した光線が試薬パッド30から検出器区域73に達することを防ぐように設計されている。
【0021】
ある入射角で面に入射した光がその入射角に等しい反射角でその面から反射されるよう、じゃま板74のすべての表面ならびにハウジング壁36、38、40、42、44のすべての内面は光った反射面(shiny, specular surface)である。これは、高度に研磨された成形面を有する金属型から読取りヘッド34を射出成形することによって達成することができる。読取りヘッド34は、その内面のいずれかに入射する光がわずかな割合、たとえば5%しか反射されないよう、黒いプラスチックで形成されていることが好ましい。その結果、読取りヘッド34の内面から少なくとも2回の反射を受ける光は、少なくとも99.75%減衰される。
【0022】
図3(a)を参照すると、隔壁76は、窓62のすぐ左の地点で下壁38と交差する点線84によって示される方向に傾いた反射面82を有している。その結果、電球46によって発されて面82に衝突した光線は、窓62の左側にあたる区域に反射される。そのような光線は、少なくとも2回(実際には少なくとも3回)反射されてはじめて窓62を通過できるということに注目すべきである。また、読取りヘッド34の内部を窓62から見ても面82は見えないため、さらなる反射を受けずに窓62を直接通過するような、面82からの反射光などない。
【0023】
隔壁78は、光が通過する丸い穴50の左にあたる地点で上壁36と交差する点線88によって示される方向に傾いた反射面86を有している。その結果、電球46から面86への直接的な光路はない。したがって、面86から窓62に反射される光は、読取りヘッド34の内面から少なくとも2回(実際には3回以上)の反射を受けることになる。
【0024】
図3(b)は、図3(a)に示す読取りヘッド34の一部を拡大した図である。図3(a)及び図3(b)を参照すると、ジグザグの隔壁80は、それぞれ点線によって示される方向に傾いた傾斜面90〜93を有している。点線はすべて窓62の左にあたるところで下壁38又は側壁40と交差するため、電球46から直接これらの面90〜93に衝突した光は、直接的には窓62に反射されることはない。ジグザグ隔壁80は二つのさらなる面94、95〔図3(a)〕を有し、これらの面は、電球46から直接これらの面に衝突した光が、下壁38の、窓62の右側にあたる区域だけに反射するように傾いている。
【0025】
電球46によって発される光線が1回反射し、さらに窓62を通過することができるような唯一の面は、窓62そのものの垂直壁である。しかし、そのような1回反射した光線は、反射せずに電球46から試薬パッド30に直接通過する光全体の些細な量でしかない。また、電球46から壁40又は44に1回反射されて窓62に達する光路がある。しかし、電球46は、光線52及び54によって画定される円錐の中で前方に光を集めるため、この光路から窓62を通過する光の量は些細なものである。
【0026】
試薬パッド30から検出器区域73(図4)に至る第二の光路は、2本の点線96、98によって示される。第二の光路に隣接して配置されたジグザグの隔壁80の側面は、検出器区域73の右下にあたる地点で斜めの側壁42と交差する多数の対応する点線(図3に示す)によって示される方向に傾いた複数の平坦な反射面100、101、102を有している。その結果、試薬パッド30から反射なしで直接これらの面100〜102に衝突する光線は、少なくとももう1回の反射せずには検出区域73に達することができず、したがって、そのような光線は少なくとも99.75%減衰される。
【0027】
第二の光路に隣接して配置されたジグザグ隔壁80の側面は、試薬パッド30からの光が少なくとも1回の反射もなく直接面103、104に達することのないように傾いた複数の平面な反射面103、104〔図3(b)〕を有している。その結果、これらの面103、104に衝突する光線はすでに少なくとも1回の反射を受けていることになり、したがって、最終的に検出器区域73に達するそのような光線は、少なくとも2回反射され、そうして少なくとも99.75%減衰される。
【0028】
壁面100と103とは縁105でつながり、壁面101と104とは縁106でつながり、縁105、106は、検出器区域73のそれぞれの縁からほぼ一直線上に並び、検出窓68、70の縁69、71は、検出器区域73の縁から一直線上に並ぶ。
【0029】
電子系
図6は、分光器10の電子部品及び他の部品のブロック図である。図6を参照すると、分光器10の動作は、マイクロプロセッサ202、ランダムアクセスメモリ(RAM)204、読み出し専用メモリ(ROM)206及び入出力(I/O)回路208をアドレス/データバス210によって相互接続したものを有するマイクロコントローラ200によって制御される。従来のマイクロコントローラ、たとえばVallas Semiconductor社によって市販されているDS2253Tマイクロコントローラであってもよいマイクロコントローラ200は、プリンタ214を駆動するための、I/O回路208に接続された駆動回路212を含むことができる。
【0030】
マイクロコントローラ200は、従来のポジショナ220を介して試薬試験片トレー20の動きを制御し、このポジショナは、トレー20と、電線226を介してI/O回路208に接続された駆動回路224によって生成される駆動信号によって駆動されるモータ222、たとえばステッピングモータとに機械的に結合されている。
【0031】
マイクロコントローラ200は、電線229を介してI/O回路208に接続されたスイッチ227を介して選択的に電球46をオンにする。電球46は、十分に暖まるよう、試験実施の1秒前にオンになる。試験後の次の1秒間のうちに照射を提供する必要がないならば、電球はその寿命を節約するためにオフになる。
【0032】
検出器アレイ56の各検出器57〜60は、多数の電線228の一つに電気反射率信号を生成することができる。各反射率信号は、関連の検出器によって検出される光量に依存する大きさを有する。マイクロコントローラ200は、ライン232を介して選択信号をマルチプレクサ230に伝送することにより、反射率信号のいずれか一つを選択的に読み出すことができる。そして、マルチプレクサ230は、選択した反射率信号を増幅器234及びアナログ・デジタル(A/D)変換器236に伝送し、このA/D変換器が、増幅器234によって出力されたアナログ反射率信号に相当する二進信号を、I/O回路208に接続されたライン238を介して、マイクロコントローラ200に伝送する。
【0033】
動作
分光器10の動作は、ROM206に記憶され、マイクロプロセッサ202によって実行されるコンピュータプログラムによって制御される。尿試料の色の測定を行うための試験ルーチン300の流れ図を図7〜図9に示す。試験を実施するとき、白血球の存在に応答して変色する試薬を有する試薬パッド30を電球46の真下に配置する。その試薬パッド30を使用して白血球試験及び尿色測定の両方を実施することにより、さらなる白い非反応性のパッド30を尿色測定のために試薬試験片22の上に配置する必要性がなくなる。
【0034】
図7を参照すると、ステップ302で、白血球試験に用いられる試薬パッド30が照射される間、4個の検出器57〜60のそれぞれが、第一の時間に、検出器57〜60によって生成されたこれら反射率信号のそれぞれは、マルチプレクサ230を介して増幅器234、A/D変換器236、I/O回路208及びRAM204に伝送することによって読み取られる。その読み取られた値はRAMに記憶される。
【0035】
たとえば、検出器57〜60が読み取られる第一の時間は、試薬試験片22を尿試料に浸漬した後15秒であることができる。試薬試験片22を尿試料に浸漬するとただちに操作者がキー14(図1)の1個を押し、それが分光器10中の内部タイマ(図示せず)を起動する。タイマが第一の所定時間を経過すると、ステップ302で検出器57〜60が読み取られる。ステップ304で、続く第二の時間、たとえば試薬試験片22を尿試料に浸漬した後60秒に、検出器57〜60がそれぞれ読み取られる。
【0036】
ステップ306で、ステップ302、304で得られた反射率読取り値に基づき、分光器10は、色係数A、色係数B及び明暗度係数Lを含むいくつかの係数を決定する。本明細書に使用する「明暗度」とは、尿試料がどれほど明るい、又は暗いか、たとえば淡黄色であるか濃黄色であるかをいう。ステップ306で決定される係数を以下に示す。
【0037】
【数1】
【0038】
ただし、Ca 及びCb は定数であり、R1 、B1 、G1 は、それぞれ赤、青及び緑の検出器によって第一の時間に発生された反射率信号の値(反射率の値、たとえばR1 が反射率50%の場合、R1 は50)であり、Wa 、Wb 、Wc は重み付け因数であり、Fは、試薬パッド30が尿試料中の白血球と反応することによるパッドの変色の影響をなくすための色補正を得るために使用される色補正因数である。色補正因数Fは、次式によって得ることができる。
【0039】
【数2】
【0040】
ただし、G1 及びG2 は、それぞれ第一及び第二の時間に緑の検出器によって発生された反射率信号の値(反射率)であり、I1 及びI2 は、それぞれ第一及び第二の時間に赤外検出器によって生成された反射率信号の値(反射率)である。
【0041】
色補正因数Fは、白血球の存在による試薬パッド30の変色(この変色は、尿試料本来の色には無関係である)が、試薬パッド30から受けた緑色光に最も強く影響するという認識に基づく。前記のBayer 試薬試験片を使用した場合、白血球の存在は、浸漬時から浸漬後約2分の期間にわたり、存在する白血球の濃度に依存しながら、試薬パッド30を白から黄褐色の色調に連続的に変色させる。したがって、G1 とG2 との比較的大きな差は、白血球の存在による比較的大きな変色を意味し、G1 とG2 との比較的小さな差は、白血球の存在による比較的小さな変色を意味する。白血球試験以外の試験に通常に使用される試薬パッドに関して尿の色(又は別の体液試料の色)を測定する場合、試薬と、試験する血液成分との反応は、緑以外の色帯に最も強く影響するかもしれない。
【0042】
白血球の存在による色の影響が、赤、青及び緑の検出器によって感知される三つの色帯に不均一に影響するおそれがある、すなわち、白血球の存在が、赤検出器によって生成された反射率信号に対し、青検出器によって生成された信号に対してよりも強く影響するおそれがあるため、異なる重み付けWa 、Wb 、Wc が使用される。色補正因数Fにおける、白血球の存在による変色に応答しても実質的に変化しないI1 及びI2 赤外値は、試薬パッドどうし及び試薬(製造)ロットどうしのわずかな不均一性によるわずかな色の変化を補正するための誤差補正値として作用する。
【0043】
上記に定義した明暗度係数Lの大きさは、主として、青の検出器によって受けられる青い光の量に基づく。これは、試薬パッド30によって発される青色光の大きさが、視覚的に認められる尿試料の明るさ又は暗さと最も強く相関するという認識に基づく。
【0044】
使用することができる一組の係数の例を以下に示す。
【0045】
【数3】
【0046】
体液試料の色を測定する試験のタイプ(たとえば白血球試験)ならびに使用する試薬パッド及び試薬試験片のタイプに依存して、係数の他の組み合わせを使用してもよい。
【0047】
色係数A、Bをステップ306で決定したのち、図7〜9のステップ308〜356で、それらの係数を使用して色を色試料に割り当てる。色は、以下に説明するようにして、色係数A及びBを、分光器10の設計段階で経験的に決定される種々の所定の範囲及びしきい値と比較することによって割り当てられる。
【0048】
ステップ308〜356で使用される範囲及びしきい値は、多くの様々な色及び明暗度、たとえば赤、橙、淡黄色、濃黄色、緑及び青の比較的多くの、たとえば100を超える尿試料を無色透明な試験管に入れて目視検査することによって決定される。各試料を目視検査し、目視検査に基づいて手作業で色を割り当てたのち、尿試料に対して上述のステップ302〜306を実行して、二つの色係数A及びBを計算する。
【0049】
そして、図5に示すものと同様な、Y軸が色係数Aの範囲を表し、X軸が色係数Bの範囲を表す色分け図において、各尿試料は、図上のある点(試料の色係数A、Bに基づいて配置したもの)並びにその点によって表される尿試料の目視的に決定した色の指定によって表される。尿試料のすべての点を位置づけたならば、尿試料の同様な色どうしが、境界を視覚的に決定することができる種々の区域にまとめられることが明らかになる。たとえば、図5に示すように、長方形の区域400は、実質的にすべて緑の尿試料が位置する区域(それらの色係数A及びBに基づく)を表す。
【0050】
境界を決定したのち、その後に分光器10によって分析されるすべての尿試料が、試料の色係数A、Bに基づいて、色分け図中で試料が位置する区域の色を割り当てられるよう、ステップ308〜356の範囲及びしきい値を決定する。
【0051】
図7を参照すると、ステップ308で、色係数Aが35よりも大きく、かつ色係数Bが30よりも大きいならば、プログラムはステップ310に分岐し、そこで、色「橙」がその尿試料に割り当てられ、その色割り当てがRAM204に記憶される。この色割り当ては、プログラムの後続の段階によって変更することもできる最初の割り当てであることに留意すべきである。また、図5を参照すると、ステップ308での試験(A>35かつB>30)は、色分け図の長方形区域に相当する。この長方形区域が「褐」及び「黄」と指定された区域と部分的に重複することに留意すべきである。したがって、これらの重複区域の一つに相当する係数A及びBを有する尿試料は、はじめ、色「橙」を割り当てられたのち、その最初の割り当てが後で「褐」又は「黄」に変更されることになる。
【0052】
図7を参照すると、ステップ312で、係数Bが30よりも大きく、係数A及びBの和が87よりも小さいならば、プログラムはステップ314に分岐し、そこで色「褐」が試料に割り当てられる。ステップ316で、係数Aが56よりも大きく、かつ係数Bが20〜30であるならば、プログラムはステップ318に分岐し、そこで色「橙」が試料に割り当てられる。ステップ320で、係数Aが45〜56であり、かつ係数Bが20〜30であるならば、プログラムはステップ322に分岐し、そこで色「褐」が試料に割り当てられる。
【0053】
図8を参照すると、ステップ324で、係数Bが20未満であり、かつ係数Aが44.5よりも大きいならば、プログラムはステップ326に分岐し、そこで色「赤」が試料に割り当てられる。ステップ328で、係数Aが40〜54であり、かつ係数Bが40〜60であるならば、プログラムはステップ330に分岐し、そこで色「褐」が試料に割り当てられる。ステップ332で、係数Bが20未満であり、かつ係数Aが17〜44.5であるならば、プログラムはステップ334に分岐し、そこで色「黄」が試料に割り当てられる。ステップ336で、係数Aが17〜45であり、かつ係数Bが20〜30であるならば、プログラムはステップ338に分岐し、そこで色「黄」が試料に割り当てられる。ステップ340で、係数Aが17〜35であるならば、プログラムはステップ342に分岐し、そこで色「黄」が試料に割り当てられる。ステップ344で、係数Aが52未満であり、かつ係数Bが15未満であるならば、プログラムはステップ346に分岐し、そこで色「黄」が試料に割り当てられる。
【0054】
図9を参照すると、ステップ348で、係数Aが44よりも大きく、かつ係数Bが8未満であるならば、プログラムはステップ350に分岐し、そこで色「黄」が試料に割り当てられる。ステップ352で、係数Aが−22〜17であるならば、プログラムはステップ354に分岐し、そこで色「緑」が試料に割り当てられる。ステップ356で、係数Aが−22未満であるならば、プログラムはステップ357に分岐し、そこで色「青」が試料に割り当てられる。
【0055】
ステップ358〜364は、ステップ306(図7)で決定された明暗度係数Lの大きさに基づいて明暗度を尿試料に割り当てるために実施される。ステップ358で、明暗度係数Lが42未満であるならば、プログラムはステップ360に分岐し、そこで暗い明暗度が試料に割り当てられる。ステップ362で、明暗度係数Lが49よりも大きいならば、プログラムはステップ360に分岐し、そこで明るい明暗度が試料に割り当てられる。明暗度係数Lが42〜49であるならば、中庸明暗度であるため、その試料には明暗度が割り当てられない。
【0056】
ステップ366で、尿試料に割り当てられた色及び明暗度(割り当てられたならば)、たとえば淡黄色又は暗黄色を、その色及び明暗度のプリントした記録を生成したり、その色及び明暗度を表示装置16に表示したりすることによって出力する。色及び明暗度を尿試料に割り当てる上記の特定の方法は、本発明にとって決定的ではなく、他にも多数の方法が利用できることを理解すべきである。
【0057】
前記説明を考察すると、当業者にとっては、本発明の変形態様及び代替態様が明らかになるであろう。この説明は、例を示すだけのものとして解釈すべきであり、本発明を実施する最良の形態を当業者に教示する目的に用いるものである。構造及び方法の詳細は、本発明の真髄を逸することなく実質的に異なることもでき、請求の範囲に該当するすべての変形の排他的使用権が保留される。
【図面の簡単な説明】
【図1】試薬試験片上に配置された体液試料の種々の試験を実施するのに使用することができる反射分光器の斜視図である。
【図2】図1の分光器とともに使用される試薬試験片及び試薬トレーの斜視図である。
【図3】分光器に使用される読取りヘッドの断面図(a)及び一部拡大図(b)である。
【図4】分光器に使用される検出素子の略図である。
【図5】分光器に関連して使用される色分け図である。
【図6】図1の分光器の電子系のブロック図である。
【図7】試薬パッド上に配置された尿試料の色を測定するのに用いることができる試験ルーチンの流れ図である。
【図8】試薬パッド上に配置された尿試料の色を測定するのに用いることができる試験ルーチンの流れ図である。
【図9】試薬パッド上に配置された尿試料の色を測定するのに用いることができる試験ルーチンの流れ図である。
【符号の説明】
20 トレー
30 試薬パッド
34 読取りヘッド
46 電球
48 ハウジング部
49 セラミック口金
55 長方形の窓
56 検出器アレイ
57、58、59、60 反射率検出器
62 窓
74 じゃま板
80 ジグザグの隔壁
Claims (10)
- 尿試料に応答して時間とともに変化する色を呈する試薬パッド上に配置された尿試料を分析するための装置において、
尿試料が配置された試薬パッドを照射するための手段;
試薬パッドから受けた第一の色の光を検出し、試薬パッドの該色が変化する第一の時間にある大きさを有する第一の反射率信号を発生し、第一の時間の後、試薬パッドの該色が変化する第二の時間にある大きさを有する第二の反射率信号を発生するための第一の手段;
試薬パッドから受けた第二の色の光を検出し、試薬パッドの該色が変化するとき、ある大きさを有する第三の反射率信号を発生するための第二の手段;
試薬パッドから受けた第三の色の光を検出し、試薬パッドの該色が変化するとき、ある大きさを有する第四の反射率信号を発生するための第三の手段;
第一、第二及び第三の反射率信号の大きさに基づいて、ある大きさを有する第一の色係数を決定するための手段;
第一、第二及び第四の反射率信号の大きさに基づいて、ある大きさを有する第二の色係数を決定するための手段;及び
第一及び第二の色係数の大きさに基づいて、ある色を尿試料に割り当てるための手段
を含むことを特徴とする装置。 - 第一の手段が、試薬パッドから受けた緑色光に応答して第一及び第二の反射率信号を発生するための検出器を含む、請求項1記載の装置。
- 第二の手段が、試薬パッドから受けた赤色光に応答して第三の反射率信号を発生するための検出器を含む、請求項1記載の装置。
- 第三の手段が、試薬パッドから受けた青色光に応答して第四の反射率信号を発生するための検出器を含む、請求項1記載の装置。
- 第一の色係数を決定するための手段が、
第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて色補正因数を決定するための手段;
重み付け因数を色補正因数に割りふるための手段;及び
色補正因数、重み付け因数及び第三の反射率信号の大きさに基づいて第一の色係数を決定するための手段
を含む、請求項1記載の装置。 - 試薬パッド上に配置された体液試料を分析するための装置において、
体液試料が配置された試薬パッドを照射するための手段;
試薬パッドから受けた光を検出し、第一の時間にある大きさを有する第一の反射率信号を、また、第一の時間の後の第二の時間にある大きさを有する第二の反射率信号を発生するための手段;及び
第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて、ある色を体液試料に割り当てるための手段
を含むことを特徴とする装置。 - 該検出手段が、
試薬パッドから受けた赤色光に応答して反射率信号を生成するための手段;
試薬パッドから受けた緑色光に応答して反射率信号を生成するための手段;及び
試薬パッドから受けた青色光に応答して反射率信号を生成するための手段
を含む、請求項6記載の装置。 - 試薬パッド上に配置された体液試料を分析する方法において、
(a)試薬パッドを照射する工程;
(b)第一の時間に試薬パッドから受けた光を検出する工程;
(c)工程(b)で検出した光に基づいて、ある大きさを有する第一の反射率信号を発生する工程;
(d)第一の時間後の第二の時間に試薬パッドから受けた光を検出する工程;
(e)工程(d)で検出した光に基づいて、ある大きさを有する第二の反射率信号を発生する工程;及び
(f)第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて、ある色を体液試料に割り当てる工程
を含むことを特徴とする方法。 - 工程(f)が、
(f1)第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて、ある大きさを有する第一の色係数を決定する工程;
(f2)第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて、ある大きさを有する第二の色係数を決定する工程;及び
(f3)第一及び第二の色係数の大きさに基づいて、該色を体液試料に割り当てる工程
を含む、請求項8記載の方法。 - 工程(f1)が、
(f4)第一及び第二の反射率信号の大きさに基づいて色補正因数を決定する工程;
(f5)重み付け因数を色補正因数に割りふる工程;及び
(f6)色補正因数及び重み付け因数に基づいて第一の色係数を決定する工程を含む、請求項9記載の方法。
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