JP3644692B2 - エコーキャンセラー及び伝送システム - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、伝送チャネルを介して第2の局に接続される第1の局から成り、各局は送信器及び受信器から成り、少なくとも第1の局は、送信器により送信されるデータに基づいて受信器の入力信号に現れるエコーのレプリカを発生する適応フィルタと、入力信号とエコーレプリカとの差を受信器に供給するための減算回路とを含むエコー消去装置から成り、一方、適応フィルタは時間間隔Tの倍数だけ遅延される送信されたデータの重み係数により重み付き和を計算することによりエコーレプリカを決定するよう配置される、伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるエコーキャンセラー配置は、周知であり、電話通信とデータ伝送を重要な応用分野とする。エコーは、近端の話者と遠端の話者との間にある2線式/4線式の遷移に起因した不整合による場合が非常に多い。電話通信の分野において、エコーの距離が離れるにつれて、エコーはより妨害的になる。この距離による影響は、ある特定の時間間隔が音声信号をパケット化するために充当される事によって付加的な遅延が生ずるディジタル電話システムにおいて強められる。
【0003】
重み係数を調節するために、符号による方法が屡々利用される。この方法は、M.BELLANGER 著、“フィルタ数値調節における符号解析(ANALYSE DES SIGNAUX ET FILTERAGE NUMERIQUE ADAPTIF)”、1989年、MASSON(パリ)発行の第IV.7節に詳細に説明されている。しかし、音声信号のような非定常信号を利用するこの方法は欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この方法は、一定の値を係数に加算するか、又は、一定の値を係数から減算して係数を補正する。この値が小さく、この係数の最適値への収束は緩やかであるか、或いは、この値が大きく、したがって、不安定になるおそれがあるかのいずれかである。
【0005】
本発明は、上記の方法を利用する配置の欠点を十分に除去する冒頭の節に定義された形の配置を提案する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
したがって、かかる配置は、エコーキャンセラー配置が、重み係数の元の値と重み係数に比例する補正項とに基づく少なくとも一の重み係数の新しい値と、この重み係数により重み付けされ遅延されるデータの値と、入力信号とレプリカの差との相関を決定する計算回路を含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】
dは、mを整数として、d=2-mとなるよう選ばれることが望ましい。
かくして、この値による乗算は単純なシフトにより行われ、処理の実現と迅速化を容易にする。
【0008】
【実施例】
添付図面と共に、以下の説明により、その例に限定されることなく、本発明の実施方法がより良く理解されるであろう。
図1において、エコーキャンセラー配置は符号1で示される。説明される例の範囲内において、このキャンセラーは、ETSIによりコードレス電話装置として定義されるDECT装置の固定部5に挿入される(論文ETS 300 175−8を参照)。
【0009】
逓信省の交換センタが符号6で示され、2線式の出力ラインが符号8で示される。DECT装置の固定部5は、送信チャネルAと受信チャネルRを分離するハイブリッド変換器10により交換センタに接続される。これらのチャネルの各々はアナログ−ディジタル変換器12とディジタル−アナログ変換器14の夫々を含み、これらの変換器は線形ディジタルサンプルを処理し、すなわち、これらの変換器はサンプルの表わすアナログ強度を線形に符号化するので、エコーキャンセラー配置1は線形ディジタルサンプルを処理する。送信チャネルAに挿入される符号変換器16は、この線形符号を装置5の無線部18により処理するのに一層適した差分符号に変換する。変換器20は、受信チャネルRにおいて逆の演算を実行する。
【0010】
DECT装置は、加入者電話機32の組が接続される移動部30も含む。移動部と固定部の夫々に取り付けられた2つのアンテナ34と36は、2つの部分の間で情報を交換するための無線リンクの形成を可能にする。
エコーキャンセラー配置1は、調節制御器52と、時点“i”に変換器12により供給される信号から合成されたエコー信号r’(i)を減算する減算回路54とから成るエコー合成器50により概略的に示される。信号r’(i)の目的は、より詳細には、ハイブリッド変換器10により発生されるエコーr(i)を消去することにある。このエコーの妨害性の影響は、固定部と移動部とにより発生される遅延によって増幅される。したがって、合成器は回路54の出力上の信号r(i)をできる限り消去するように調節される。
【0011】
図2は、エコーキャンセラー配置1とエコー合成器50の演算回路図を示す。後者は、変換器12により発生されるサンプルが現れるタイミングに対応する値Tを有する遅延を起こす一連の遅延素子701 、...、70N により形成される。種々の乗算回路800 、801 ,...、80N は、回路701 の入力でのサンプル及び他の回路...、70N の入力での種々のサンプルに、c0 、c1 、...、cN の夫々を乗算する。算術回路85は、減算回路54の出力信号に応じて係数c0 、c1 、...、cN を決定する。変換器12及び20の出力信号も、さほど重要ではない程度ではあるが、これらの係数を調節するために利用される。加算回路90は、種々の乗算回路800 、801 、...、80N により発生されるすべての結果を加算して合成されたエコーを発生する。
【0012】
本発明によれば、これらの種々の係数c0 、c1 、...、cN を決定するために、算術回路85は以下の方法で動作する:
加算回路90は合成されたエコーr’を発生し:
【0013】
【数1】
Figure 0003644692
【0014】
係数ck (i)は、
【0015】
【数2】
Figure 0003644692
【0016】
により与えられ、この式において:
符号関数〔..〕は独立変数の符号にしたがって“+1”または“−1”の値をとる。
u(i)=y(i)+r(i)−r’(i) (3)
d=2-mであり、ここでmは整数である。
【0017】
図3は、本発明による配置の構成の概略を示す。この配置は、実際のマイクロプロセッサと、種々のとりわけ中間的なデータを含む読み出し/書込みメモリと、例えば、動作プログラムを含む読み出し専用メモリとにより形成されるマイクロプロセッサアンサンブル100を中心に構成される。このアンサンブルは、TMS320形の信号プロセッサによっても形成できる。図3に示す概略において、配置1の動作に必要なレジスタ101、102及び103に接続される様々なアクセスポートが詳細に示されるが、これらのレジスタは、実際には同じハウジングに組み込まれる。レジスタ101は変換器12により発生されるサンプルを受信するためにあり、レジスタ102は変換器20により発生されるサンプルを受信するためにあり、レジスタ103は変換器16へのサンプルを入れるためにある。サンプルレート1/Tで信号を発生するクロックは符号150で示される。このクロックは割り込み入力160に接続されるので、各サンプルに関して割り込みルーチンが実行される。
【0018】
図4は、本発明による配置の演算フローチャートの一部を示す。ボックスK0にプログラムの開始を示す。ボックスK1に種々の変数に初期値が与えられる初期化段階が示される。残りのプログラムが実行されるために、クロック150により発生される割り込み信号の出現を必要とされることがボックスK2に示される。ボックスK5は割り込みカウンタ“cpint”の内容のインクリメントを示し、次に、ボックスK6で、レジスタ102に含まれる値x(0)が読み出される。ボックスK7において、振幅の値x(4)がレベル値NIVXに対してテストされる。サンプルx(0)、x(1)、x(2)、x(3)は残りの処理の影響をうけないことを注記する。4つのサンプルは、エコーの出現に伴う遅延に対応する。かくして、処理は信号x(4)のレベルの検査を始める。この信号x(4)の振幅が絶対値においてある係数FACOだけレベルNIVXを越えるかどうかの検査が行われる。このレベルNIVXが−42dBm0を越えるかどうかも検査される。これらの2つの条件は、ボックスK7に示される。これらの条件が満たされない場合、値0が変数xc (0)に割り当てられ、これらの条件が満たされる場合、ボックスK7のテストの分岐Yが採られ、値x(4)はボックスK10において検査される。値x(4)が0を越える場合、分岐Yが採られ、値+1が変数xc (0)に割り当てられる。この値が負の場合、ボックスK11において値−1が変数xc (0)に割り当てられる。かくして、符号関数の評価は既に開始されている。処理は、ボックスK8、K11、K12から、式(1)にしたがって合成されたエコーr’(i)が評価されるボックスK15に進む。ボックスK17において、レジスタ101に含まれる変数RINが読み出されるので、ボックスK20において、エコーを抑制された信号を表わす量ROUTの評価が可能である。ボックスK20に示される式は、式(3)と対照できる。次に、この方法により計算された値ROUTはレジスタ103に入れられる。このことは、ボックスK22に示される。その後、ボックスK24において、レジスタ101、102及び103の内容により決められる信号レベルに関連する種々の変数NIX、NIRI、NIRDが更新される。続くボックスK26において、種々の条件の検査:フラグGCOPは0に等しいか、信号ROUTの絶対値は−60dBm0より高いか、この値はNIVX−42dBより高いか、“m”はSLOWとFASTの何れの値を有するかを検査される。これらの条件が満たされない場合、図5のボックスK30に進む。
【0019】
このボックスK30において、値mがテストされる。mが2つの機能を有する場合、第1の機能は収束のパラメータの値SLOW又はFASTを含み、第2の機能(mは値−1をとる)はアルゴリズムの発散を示す。この値が−1に等しい、すなわち、発散が生じている場合、値ck が0に設定されるボックスK32に進む。次に、ボックスK34において、値“m”は値FASTをとり、式(2)の収束は速まる。ボックスK26において、条件が満たされる場合、図5のボックスK40に進む。ボックスK40において、値ROUTがテストされる。この値が正の場合、ボックスK42への分岐Yが採られる。そこで、係数ck は、符号の値“+”、すなわち、+2-m.xc (k)により修正される。この値が負の場合、値ck が負の値−2-m.xc (k)に修正されるボックスK44に進む。最下位ビット(LSB)に一致する小さい値が意図的に加算されることを注記するが、これは、係数を確実に変更するためである。ボックスK34、K42及びK44の一つに示される演算が行われると、ボックスK50に進む。ボックスK50において、kは0からN+4まで変わる種々のサンプルx(k)のシフト演算と、kは0からNまで変わる関連する符号xc (k)のシフトが行われる。次に、割り込みの回数がカウントされるボックスK52に進む。この回数が32に一致しない場合、分岐Nが採られて、割り込みプログラムの終了を示すボックスK55に進む。この値が真に32に一致する場合、分岐Yが採られ、ボックスK60に進む。言い換えると、以下の演算は起動される32回の割り込み毎に1回実行される。このボックスK60において、“cpint”が零に一致する時、割り込みのカウントが再開される。残りの処理は、図6に示される。
【0020】
図6のボックスK70は、種々のレベルNIVX、NIVRI、NIVROの更新を示す。ボックスK72において、上記のレベルを更新するために利用される種々の値NIX、NIRI、NIROが再度初期化される。最後に、ボックスK80に進む。このボックスK80において、アルゴリズムの最終的な発散がテストされる。最初にNIVROが−40dBm0のレベルに対してテストされ、このレベルは、レベルNIVRIのFAC1倍よりも高いかどうかを知るためにテストされる。これらの条件が満たされる場合、発散する傾向がある。分岐Yが採られ、ボックスK82に進む。ここで、発散カウンタ“cpdiv”は1だけインクリメントされる。ボックスK84において、このカウンタの内容は、様々なミリセカンドの時間間隔に対応したある値“ms”と比較される。この内容が値“ms”を越える場合、発散する。発散カウンタは0に設定され、発散を示すために“m”は−1に設定され、この値は次の割り込み呼出しで利用される。ボックスK80に示される条件が満たされない場合、分岐Nが採られ、発散カウンタ“cpdiv”が0に設定されるボックスK88に進む。ボックスK90のテストは、アルゴリズムの収束の検出に関連する。これは、NIVROがレベルNIVRIのFAC2倍より高いかどうかの状態を検査されるボックスK90に示される。このレベルNIVROは−42dBm0より高いかどうかを検査され、係数“m”はFASTに一致するかどうかも検査される。ボックスK90の条件が満たされる場合、ボックスK92において、“m”は値SLOWをとる。ボックスK90の条件が満たされない場合、ボックスK100に進む。ボックスK92に示される割り当てが行われる場合もボックスK100に進む。加入者が受信器32において通話する場合(ダブルトークの場合)、エコーキャンセラーは加入者により発生される信号によって不完全になることは言うまでもない。この条件は、かくして(ボックスK100を参照せよ)検出される。ボックスK100のテストが満足な結果を与える場合、フラグGCOPが値1に設定されるボックスK102に進む。このテストが満足な結果を生じない場合、2つの条件:すなわち、第1の条件:mは値SLOWを有するかと、第2の条件:NIVROはFAC4倍された値NIVRIを越えるか、を照合されるボックスK104に進む。条件が成り立つ場合、ボックスK106において、フラグGCOPは値1をとる。条件が成り立たない場合、ボックスK108において、フラグGCOPは値0をとる。かくして、プログラムはボックスK110で終了させられる。
【0021】
係数FAC0、FAC1、FAC2、FAC3、FAC4は、以下の値に対応するように選ばれる:
FAC0: 0 dB
FAC1: ± 1 dB
FAC2: −12 dB
FAC3: + 6 dB
FAC4: − 9 dB
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本回路図である。
【図2】本発明による配置に利用されるエコーキャンセラーの回路図である。
【図3】本発明による配置の構成の概要図である。
【図4】図3に示す配置の演算フローチャートである。
【図5】図3に示す配置の演算フローチャートである。
【図6】図3に示す配置の演算フローチャートである。
【符号の説明】
1 エコーキャンセラー配置
5 DECT装置固定部
6 交換センタ
8 2線式出力ライン
10 ハイブリッド変換器
12 アナログ−ディジタル変換器
14 ディジタル−アナログ変換器
16,20 変換器
18 無線部
30 移動部
32 加入者電話機
34,36 アンテナ
50 エコー合成器
52 調節制御器
54 減算回路
701 ,...,70N 遅延素子
800 ,801 ,...,80N 乗算回路
85 算術回路
90 加算回路
100 マイクロプロセッサアンサンブル
101,102,103 レジスタ
150 クロック
160 割り込み入力

Claims (7)

  1. 伝送チャネルを介して第2の局に接続される第1の局を有し、
    該局の各々は送信器及び受信器を有し、
    少なくとも該第1の局は、該送信器により送信されるデータに基づいて該受信器の入力信号に現れるエコーのレプリカを発生する適応フィルタと、該入力信号及び該エコーレプリカの差分を該受信器に供給するための減算回路とを含むエコーキャンセラー配置を有し、
    該適応フィルタは、時間間隔Tの倍数だけ遅延され重み係数により重み付けされる送信データの重み付き和を計算することにより該エコーレプリカを決定するよう形成される伝送システムであって、
    該エコーキャンセラー配置は、該重み係数の元の値と該重み係数に比例する補正項に基づく少なくとも一の重み係数の新しい値を決定し、該重み係数により重み付けされ遅延されるデータの値と、該入力信号及び該エコーのレプリカの差分との相関を決定する計算回路を含み、
    前記補正項の比例値は2 -m に等しく、前記の値mは初期値と演算値を表す整数であり、収束が検出される場合、該演算値を該値mに与え、発散が検出される場合、該初期値を該値mに与えるために該収束を解析する解析手段が設けられる
    ことを特徴とする伝送システム。
  2. 前記エコーキャンセラー配置は、該配置のアクセスポートに接続されるレジスタを有する信号プロセッサを有し、上記の演算をトリガーするための割り込みクロックにリンクされる割り込み信号を受信する入力を有することを特徴とする請求項記載の伝送システム。
  3. 上記の演算のパラメータを変更するために種々なアクセスポートにおける有効な信号の種々のレベルを解析する解析手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送システム。
  4. 前記アクセスポートにおける前記信号が妨害レベルを有する時、前記重み係数の更新を止めるための前記解析手段と協同し、ダブルトークを検出する検出手段を有することを特徴とする請求項記載の伝送システム。
  5. レベルの解析が、ある種の割り込みに利用されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の伝送システム。
  6. 送信器及び受信器を有する通信局であって、
    少なくとも第1の局は、該送信器により送信されるデータに基づいて該受信器の入力信号に現れるエコーのレプリカを発生する適応フィルタと、該入力信号及び該エコーレプリカの差分を該受信器に供給するための減算回路とを含むエコーキャンセラー配置を有し、
    該適応フィルタは、時間間隔Tの倍数だけ遅延した、重み係数により重み付けされる送信データの重み付き和を計算することにより該エコーレプリカを決定するよう形成され、
    該エコーキャンセラー配置は、該重み係数の元の値と該重み係数に比例する補正項に基づく少なくとも一の重み係数の新しい値を決定し、該重み係数により重み付けされ遅延したデータの値と、該入力信号及び該エコーレプリカの差分との相関を決定する計算回路を含み、
    前記補正項の比例値は2 -m に等しく、前記の値mは初期値と演算値を表す整数であり、収束が検出される場合、該演算値を該値mに与え、発散が検出される場合、該初期値を該 値mに与えるために該収束を解析する解析手段が設けられる
    ことを特徴とする通信局。
  7. 送信データに基づいて入力信号に現れるエコーのレプリカを発生する適応フィルタと、該入力信号及び該エコーレプリカの差分を発生するための減算回路とを有し、該適応フィルタは、時間間隔Tの倍数だけ遅延した重み係数により重み付けされる送信データの重み付き和を計算することにより該エコーレプリカを決定するよう形成されるエコーキャンセラー配置であって、
    該重み係数の元の値と該重み係数に比例する補正項に基づく少なくとも一の重み係数の新しい値を決定し、該重み係数により重み付けされ遅延したデータの値と、該入力信号及び該エコーレプリカの差分との相関を決定する計算回路を含み、
    前記補正項の比例値は2 -m に等しく、前記の値mは初期値と演算値を表す整数であり、収束が検出される場合、該演算値を該値mに与え、発散が検出される場合、該初期値を該値mに与えるために該収束を解析する解析手段が設けられる
    ことを特徴とするエコーキャンセラー配置。
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