JP3187715B2 - 反響消去装置 - Google Patents

反響消去装置

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JP3187715B2
JP3187715B2 JP13978996A JP13978996A JP3187715B2 JP 3187715 B2 JP3187715 B2 JP 3187715B2 JP 13978996 A JP13978996 A JP 13978996A JP 13978996 A JP13978996 A JP 13978996A JP 3187715 B2 JP3187715 B2 JP 3187715B2
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響反響消去回路と
回線反響消去回路で構成される反響消去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンズフリー通話を実現するために従来
から反響消去装置が利用されており、高速に積和演算を
実行できるDSP(Digital Signal Processor)を用い
て実現される。ハンズフリー通話を行うには電話回線の
2線4線変換部分で生じる回線反響信号と、室内壁面反
射等によりスピーカ出力音声がマイクロホンに回り込む
ことで生じる音響反響信号とを消去しハウリング等の現
象が発生しないようにしなければならない。
【0003】図14にハンズフリー通話を可能にする反
響消去装置を示す。図14において回線反響消去回路6
は電話回線の2線4線変換回路1で生じる回線反響信号
w(n)を推定し擬似反響信号w’(n)を発生させ
る。減算器3は回線反響信号を含む受話信号u(n)か
ら擬似反響信号w’(n)を差し引き回線反響信号w
(n)を取り除く。音響反響消去回路8は音響系で生じ
る音響反響信号z(n)を推定し擬似反響信号z’
(n)を発生させる。減算器10は音響反響信号z
(n)を含むマイクロホン12の出力信号y(n)から
擬似反響信号z’(n)を差し引き音響反響信号を取り
除く。このように回線反響消去回路6と音響反響消去回
路8を用いることでハウリングやエコーのないハンズフ
リー通話が可能となる。なお図14においてA/D変換
器およびD/A変換器はDSPにより信号処理を行うの
に必要となるアナログ信号のディジタル変換あるいはそ
の逆を行う。
【0004】つぎに音響反響消去回路8を例に反響信号
推定動作を図12を用いて説明する。この場合の反響消
去回路の目的は反響信号z(n)と送話信号s(n)の
和であるマイクロホン12の出力信号y(n)から、反
響信号z(n)を消去することにある(nはサンプル時
刻を表す)。反響推定回路41は反響路のインパルス応
答すなわち反響路の特性を推定し、それに対応した擬似
反響路42のk個のタップ係数hi (n)を更新する
(i=0,…,k−1)。擬似反響路42はスピーカ5
への入力信号である受話信号x(n−i)とタップ係数
i (n)の畳み込み演算を実行し、擬似反響信号z’
(n)を生成する。反響路の推定が良好に行われれば、
反響信号z(n)と擬似反響信号z’(n)は同じとな
り、マイクロホン12の出力信号y(n)からz’
(n)を減算器10により差し引くことにより、反響信
号z(n)のみを消去することができる。反響推定回路
41で用いられる適応アルゴリズムとしてはLMS法,
学習同定法などが一般的であり、受話信号x(n)と残
差信号e(n)および擬似反響路42に記憶されている
1サンプル時刻前のタップ係数hi (n−1)を用い
て、e(n)の電力が最小になるようにタップ係数hi
(n)を定める。回線反響消去回路6の動作は原理上は
音響反響消去回路8と同様であり説明を省略する。
【0005】音響反響消去回路8の動作において音響反
響信号z(n)の推定は、送話信号s(n)が無信号と
見なせるときに実行されねばならない。送話信号s
(n)が存在する場合に推定動作を実行すると、送話信
号s(n)が残差信号e(n)に含まれてしまうため誤
った方向に擬似反響路42を設定する。電話回線からの
受話信号x(n)および送話信号s(n)が存在する場
合をダブルトーク状態と呼ぶが、従来からこの状態での
誤適応を改善するための提案が多数なされてきた。多く
の場合、送話信号s(n)の有無を検出して、反響推定
動作を停止させる方法が用いられるが、ダブルトーク状
態の検出が正確に行われなかったり検出遅延があるため
に、反響推定における誤適応を完全には防ぐことができ
ない。
【0006】ダブルトーク時の誤適応をなくす方法とし
て、正確にダブルトークを検出しなくても、良好に反響
路の推定を行うことができるFG/BG(フォアグラウ
ンド/バックグラウンド)方式が提案されている。図1
3を用いてFG/BG方式を用いた反響消去装置の動作
を説明する。FG/BG方式では、まず反響推定回路5
3において反響路のインパルス応答を推定し、BG側の
擬似反響路54のタップ係数hbi (n)を更新し、次
にBG側の擬似反響路54において、タップ係数hbi
(n)と受話信号x(n−i)との畳み込み演算を実行
して擬似反響信号zb(n)を生成する。そして減算器
27において、マイクロホン12の出力信号y(n)か
ら擬似反響信号zb(n)を差し引きテスト信号である
残差信号eb(n)を得る。一方、FG側では擬似反響
路51において過去にBG側から転送されたタップ係数
hfi (n)を用いて受話信号x(n−i)との畳み込
み演算を実行し擬似反響信号z’(n)を生成し、減算
器10でy(n)から減算し、反響消去回路8の出力で
ある送話信号v(n)を得る。
【0007】FG/BG方式ではインパルス応答の推定
が良好に行われたと判断したとき、すなわち、転送判定
回路52において以下の3条件を満足したとき、BG側
の擬似反響路54の係数hbi (n−1)をFG側の擬
似反響路51の係数hfi (n)として転送する。 入力信号x(n)の電力が所望の閾値以上であるこ
と、 BG側の残差信号eb(n)の電力がy(n)の電力
に比べ所定以上に小さいこと、 BG側の残差信号eb(n)の電力がFG側の残差信
号である送話信号v(n)の電力よりも小さいこと、 これらの3条件が全て満たされれば、推定されたBG側
の係数hbi (n−1)は過去に推定されたFG側の係
数hfi (n−1)に比べて、反響路のインパルス応答
を良好に模擬していることになる。明らかに、FG/B
G方式ではダブルトーク時にはBG側の係数がFG側に
転送されず、FG側の係数はダブルトーク直前の良好な
係数を用い動作するので、誤適応の問題は解決される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】FG/BG方式反響消
去装置は擬似反響路を2つ持つことにより確実な反響路
推定を行うことができるので、従来の反響消去装置に比
べ格段に優れた反響消去性能を得ることができる。しか
し、FG/BG方式は従来の擬似反響路を1つしか持た
ない反響消去装置に比べ演算量が約2倍になるという欠
点を持つ。特に、回線反響消去回路と音響反響消去回路
の両者を含むハンズフリー電話等の反響消去装置を、演
算速度に制限のあるDSPで構成しようとすると、擬似
反響路のタップ数を十分確保することができなくなり反
響消去性能が劣化する。
【0009】本発明はFG/BG方式で回線反響消去回
路および音響反響消去回路を含んで構成した場合にDS
Pの持つ演算性能を最大限に引出し反響消去性能の劣化
を抑えることができる反響消去装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による反響消去装置は、送話状態と受話状態と
ダブルトーク状態を判定する動作状態判定回路と、前記
受話状態では最長のタップ数で反響推定回路演算および
擬似反響路演算を行い前記ダブルトーク状態では最
タップ数で反響推定回路演算および擬似反響路演算を行
い前記送話状態では反響推定回路演算および擬似反響路
演算を行わず演算量を削減する音響反響消去回路と、前
記送話状態では最長のタップ数で反響推定回路演算およ
び擬似反響路演算を行い前記ダブルトーク状態では最
のタップ数で反響推定回路演算および擬似反響路演算を
行い前記受話状態では反響推定回路演算および擬似反響
路演算を行わず演算量を削減する回線反響消去回路を備
えた構成を有している。
【0011】
【発明の実施の形態】このような手段を備えることによ
り、ダブルトーク状態では音響反響消去回路と回線反響
消去回路との演算量の和が最大になるようにし、受話状
態では回線反響消去回路の演算量を減らしその分を音響
反響消去回路の演算量増大に回し、送話状態では音響反
響消去回路の演算量を減らしその分を回線反響消去回路
の演算量増大に回すようにしたので、DSPの総演算量
を一定にしながら音響側および回線側のタップ数を伸ば
すことが、すなわちDSPの持つ演算性能を最大限に引
き出すことができる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づき本発明の1実施例を説明す
る。まず本発明による反響消去装置の全体構成を図1を
用いて説明する。図1において、1は2線4線変換を行
うハイブリッド回路、2および11はアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するA/D変換器、3および10は
反響信号を差し引く減算器、4および9はディジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換器、5はスピー
カ、6は回線側の反響信号を推定する回線反響消去回
路、7は受話状態/送話状態/ダブルトーク状態のいず
れであるか判断する動作状態判定回路、8は音響側の反
響信号を推定する音響反響消去回路、12はマイクロホ
ン、w(n)はハイブリッド回路1で生じる回線反響信
号、u(n)は電話回線の受話信号、w’(n)は回線
反響消去回路6で生成される擬似回線反響信号、x
(n)は受話信号u(n)から擬似回線反響信号w’
(n)を差し引いた受話信号、z(n)は音響側の音響
反響信号、s(n)は送話者の音声出力である送話信
号、y(n)はマイクロホン12の出力で音響反響信号
z(n)を含む送話信号、z’(n)は音響反響消去回
路8で生成される擬似音響反響信号、v(n)は送話信
号y(n)から擬似回線反響信号z’(n)を差し引い
た送話信号、SLおよびSAは動作状態を表示する動作
状態信号である。
【0013】つぎに本発明の反響消去装置の全体的な動
作を図1を用いて説明する。ハイブリッド回路1では電
話回線に出力する送話信号v(n)と受信する受話信号
u(n)とをブリッジ回路のバランスによって分離する
が、電話回線のインピーダンスが一定しないため不平衡
が生じ、受話信号u(n)に回線反響信号w(n)が含
まれてしまう。回線反響消去回路6は回線反響信号w
(n)を除去するために、送話信号v(n)を内部の擬
似反響路に通し擬似回線反響信号w’(n)を発生させ
る。減算器3は受話信号u(n)から擬似回線反響信号
w’(n)を差し引き、反響分が低減された受話信号x
(n)を出力する。受話信号x(n)は適度に増幅され
スピーカ5から拡声出力となって出力される。拡声出力
は室内の壁面等で反射を受け音響反響信号z(n)とな
って送話信号s(n)に加算されマイクロホン12に入
力される。音響反響消去回路8は音響反響信号z(n)
を除去するために、受話信号x(n)を内部の擬似反響
路に通し擬似音響反響信号z’(n)を発生させる。減
算器10はマイクロホン12から出力された送話信号y
(n)から擬似音響反響信号z’(n)を差し引き、反
響分が低減された送話信号v(n)を出力する。動作状
態判定回路7は反響消去装置がどんな状態すなわち受話
状態/送話状態/ダブルトーク状態のうちのいずれにあ
るのかを統一的に判定し、回線反響消去回路6および音
響反響消去回路8に状態を表示する。回線反響消去回路
6および音響反響消去回路8は表示された状態に従って
内部の動作を変更する。
【0014】ここで図2を用いて、反響消去装置の動作
状態と本発明の目的である効率的なタップ数確保との関
わりを説明する。図2において送話状態は送話信号v
(n)が存在し受話信号x(n)は存在しない状態であ
る。送話状態では、スピーカ5から拡声出力が出力され
ないので音響反響信号z(n)は存在せず音響反響消去
回路8において反響推定回路演算および擬似反響路演算
を実行する必要はないが、一方、回線反響消去回路6に
おいては回線反響信号w(n)が存在するため反響推定
回路演算および擬似反響路演算を実行する必要があり擬
似反響路のタップ数も多数確保することが望まれる。受
話状態は送話信号v(n)が存在せず受話信号x(n)
が存在する状態である。受話状態では、スピーカ5から
拡声出力が出力され音響反響信号z(n)が存在するの
で音響反響消去回路8において反響推定回路演算および
擬似反響路演算を実行し擬似反響路のタップ数も多数確
保することが望まれるが、一方、回線反響消去回路6に
おいては回線反響信号w(n)が存在しないので反響推
定回路演算および擬似反響路演算を実行する必要はな
い。
【0015】ダブルトーク状態は送話信号v(n)およ
び受話信号x(n)がともに存在する状態である。ダブ
ルトーク状態では反響推定は良好に行われないので反響
推定回路演算を停止させても良いように思われるが、、
実際には動作状態判定回路7においてダブルトーク状態
が検出されている期間においても検出遅延が原因して検
出されない送話信号あるいは受話信号の無音区間が存在
するので、話者が動き回る等の原因により時々刻々と変
化する反響路特性に対しできる限り追従するには、この
ような短時間の送話状態あるいは受話状態においても反
響推定演算を行うことが望ましい。ただし、ダブルトー
ク状態では両端の話者の注意力は発声に割かれており送
話信号および受話信号ともに減衰させても支障がないの
で、図1には図示されていないボイススイッチを用い音
量を下げることで音響反響消去回路8および回線反響消
去回路6への要求消去性能を下げることができる。従っ
て、ダブルトーク状態ではタッフ数を少なくしても支障
がない。
【0016】以上説明した事情を考慮し本発明では以下
〜のようにDSPの演算能力を効率的に利用する。
回線側および音響側の反響信号継続長の比をもと
に、ダブルトーク状態で、音響反響消去回路8へ配分す
る演算量a(演算時間)と回線反響消去回路6へ配分す
る演算量bとを決め、これを基準演算量配分とする。例
えば音声サンプリング周期125μsのうち、40μs
を回線反響消去に、85μsを音響反響消去に配分す
る。 送話状態では基準演算配分に比して、回線反響
消去回路6の演算量を増加させ(b+α)、音響反響消
去回路8の演算量を減少させる(a−α)。 受話状
態では基準演算配分に比して、回線反響消去回路6の演
算量を減少させ(b−β)、音響反響消去回路8の演算
量を増加させる(a+β)。
【0017】以降では状態に応じて行う演算量配分方法
の説明を、図1に示した各ブロックを詳細に説明するこ
とで行う。音響反響消去回路8の説明を図3を用いて行
う。図3における反響消去装置の構成は前に説明した図
13におけるFG/BG方式の反響消去装置の構成と同
様の構成である。すなわちFG側擬似反響路21はFG
側擬似反響路51に対応し、転送判定回路22は転送判
定回路52に対応し、反響推定回路23は反響推定回路
53に対応し、BG側擬似反響路24はBG側擬似反響
路54に対応する。ただし、本発明においては、前記説
明による演算量配分を行い演算量を可変にする必要があ
る。従って、反響推定回路23はダブルトーク状態での
タップ数Lasで推定演算を行うダブルトークモード、受
話状態でのタップ数Lal(Lal>Las)で推定演算を行
う受信モード、必要がないので演算を停止する送話モー
ドを持つようにする。BG側擬似反響路24はダブルト
ーク状態でのタップ数Lasで擬似反響信号を生成するダ
ブルトークモード、受話状態でのタップ数Lalで擬似反
響信号を生成する受話モード、必要がないので演算を停
止する送話モードを持つようにする。FG側擬似反響路
21については、BG側と同じようにタップ数を可変に
しても良いが、BG側と異なりFG側の擬似反響信号は
音響反響消去回路8の出力となるから反響消去性能に直
接関わること、また擬似反響路の畳み込み演算を削減し
ても演算量削減にして大きな寄与がないことの2点に
配慮し、本実施例ではタップ数を固定(タップ数Lal)
としている。図3のSAは図1において説明した動作状
態を表示する動作状態信号である。
【0018】音響反響消去回路8の反響推定回路23の
動作を図4を用いて説明する。反響推定回路23は先ず
動作状態信号SAがダブルトーク状態を表示していると
き(ステップS1Yes )、最短のタップ数(L=Las)
を選択し(ステップS3)、選択されたタップ数Lに対
応したインパルス応答hbi (n)を、受話信号x(n
−i)、残差信号eb(n)、1サンプル刻前のインパ
ルス応答hbi (n−1)を用いて(1),(2)式の
ように更新し、反響路の特性を推定する(ステップS
5)。
【数1】 hbi (n)=hbi (n−1)+α・Δi (n−1) (1) Δi (n)=eb(n)・x(n−i) (2) ただし、i=0〜L−1であり、αはステップサイズパ
ラメータである。Δi(n)は推定アルゴリズムによっ
て異なり、LMS法や学習同定法等が知られているが、
ここでは説明を簡単にするため、LMS法を例として挙
げている。なおダブルトーク状態の場合、Lal−Lasに
相当する数のタップ、すなわち音響反響信号のうち遅延
の大きな成分に相当するタップ係数については更新しな
い。遅延の大きな反響信号成分は全反響信号電力に占め
る割合が少ないので、ダブルトーク状態のような短い期
間であれば、反響消去性能に大きな影響を与えないから
である。
【0019】次に、動作状態信号SAが受話状態を表示
しているとき(ステップS2Yes )、最長のタップ数
(L=Lal)を選択する(ステップS4)。選択された
タップ数Lに対応したインパルス応答を、(1)式およ
び(2)式により更新することによって、反響路の特性
を推定する(ステップS6)。次に動作状態信号SAが
送話状態を表示しているとき(ステップS2No)、推定
のための演算を行わない。送話状態でこの演算を行わな
いことにより、回線反響消去回路側のタップ数を増やす
ことができる。音響反響消去回路8のBG側擬似反響路
24の動作を図4を用いて説明する。BG側擬似反響路
24は先ず動作状態信号SAがダブルトーク状態を表示
しているとき、前記反響推定回路23での演算に続い
て、選択されたタップ数(L=Las)に対応した(3)
式の演算を行い、擬似反響信号zb(n)を生成する
(ステップS7)。ただし、i=0〜L−1である。
【0020】
【数2】 次に動作状態信号SAが受話状態を表示しているとき、
ダブルトーク状態と同様に選択されたタップ数L(L=
Lal)に対応した擬似反響信号zb(n)を生成する
(ステップS8)。次に動作状態信号SAが送話状態を
表示しているとき(ステップS2No)、擬似反響信号z
b(n)に0を出力する(ステップS9)。
【0021】図5は音響反響消去回路8のFG側擬似反
響路21の動作を説明するためのフローチャートであ
る。FG側擬似反響路21は先ず転送状態信号BFTが
転送許可状態を表示しているとき(ステップS10Yes
)、BG側インパルス応答hbi (n)をFG側イン
パルス応答hfi (n)に転送する(ステップS1
1)。ただし、iは0からLal−1である。次に転送さ
れたFG側インパルス応答hfi (n)と受話信号x
(n−i)を畳み込み演算することによって、FG側擬
似反響信号z’(n)を生成する。一方、転送状態信号
BFTが転送禁止状態を表示しているとき(ステップS
10No)、以前に転送されたFG側インパルス応答hf
i (n)と受話信号x(n−i)を畳み込み演算するこ
とによって、FG側擬似反響信号z’(n)を生成する
(ステップS12)。
【0022】図6は音響反響消去回路8の転送判定回路
22の動作を説明するためのフローチャートである。先
ず、受話信号x(n),BG側残差信号eb(n),送
話信号v(n),送話信号y(n)を取り込み、それぞ
れの電力x2 (n),eb2(n),v2 (n),y2
(n)を計算する(ステップS13)。ステップS13
で計算したeb2 (n),y2 (n)からそれぞれ電力
ピーク値を計算する(ステップS14)。電力ピーク値
Meb(n)およびMy(n)は各々(4)式および
(5)式により計算する。
【数3】 Meb(n) =max{eb2(n), β・Meb(n−1)} (4) My(n) =max{y2(n), β・My(n−1)} (5) ただし、maxは2つの要素を比較し大きい方を関数値
とする意味であり、βは減衰定数で1より小さい値であ
る。受話信号x2 (n)が閾値γ1 より大きく(ステッ
プS15Yes )、かつBG側反響消去量すなわちBG側
残差信号電力ピーク値Meb(n)と送話信号電力ピー
ク値My(n)の比(Meb(n)/My(n)が閾値
γ2 より小さく(ステップS16Yes )、かつBG側残
差信号電力eb2 (n)とFG側残差信号電力v
2 (n)との比(eb2 (n)/v2 (n))が閾値γ
3 より小さいとき、すなわちv2 (n)よりeb
2 (n)の方がある程度小さければ(ステップS17Ye
s )、BG側インパルス応答がFG側インパルス応答よ
り、反響路を良く模擬していると考えられるので転送状
態信号BFTを“転送許可状態”とする(ステップS1
8)。前記以外の場合には(ステップS15No,ステッ
プS16No,ステップS17No)、転送状態信号BFT
を“転送禁止状態”とする(ステップS19)。
【0023】回線反響消去回路6の構成を図7に示す。
回線反響消去回路6の構成は音響反響消去回路8の全体
構成と同様であり、全体構成に関する説明および動作の
説明は省略する。回線反響消去回路6は音響反響消去回
路8と同じように本発明の目的を達成するために演算量
配分を行い演算量を可変にする必要がある。従って、反
響推定回路33はダブルトーク状態でのタップ数Llsで
推定演算を行うダブルトークモード、送話状態でのタッ
プ数L11(L11>Lls)で推定演算を行う送話モード、
必要がないので演算を停止する受話モードを持つ。BG
側擬似反響路34はダブルトーク状態でのタップ数Lls
で擬似反響信号を生成するダブルトークモード、送話状
態でのタップ数L11で擬似反響信号を生成する送話モー
ド、必要がないので演算を停止する受話モードを持つ。
FG側擬似反響路31については、音響反響消去回路8
と同じように反響消去性能に直接関わること、また擬似
反響路の畳み込み演算を削減しても演算量削減にして
大きな寄与がないことの2点に配慮し、本実施例ではタ
ップ数を固定(タップ数L11)としている。
【0024】回線反響消去回路6の反響推定回路33の
動作を図8を用いて説明する。反響推定回路33は先ず
動作状態信号SLがダブルトーク状態を表示していると
き(ステップS21Yes )、最短のタップ数(L=Ll
s)を選択し(ステップS23)、選択されたタップ数
Lに対応したインパルス応答gbi (n)を、送話信号
v(n−i)、残差信号db(n)、1サンプル刻前の
パルス応答gbi (n−1)を用いて(6),(7)式
のように更新し、反響路の更新を指定する(ステップ2
5)。
【数4】 gbi (n)=gbi (n−1)+α・Δi (n−1) (6) Δi (n)=ab(n)・v(n−i) (7) ただし、i=0〜L−1であり、αはステップサイズパ
ラメータである。Δi(n)は指定アルゴリズムによっ
て異なり、LMS法や学習同定法等が知られているが、
ここでは説明を簡単にするため、LMS法を例として挙
げている。なおダブルトーク状態の場合、Lll−Llsに
相当する数のタップ、すなわち回線反響信号のうち遅延
の大きな成分に相当するタップ係数については更新しな
い。遅延の大きな回線反響信号成分は全反響信号電力に
占める割合が少ないので、ダブルトーク状態のような短
い期間であれば、反響消去性能に大きな影響を与えない
からである。次に、動作状態信号SLが送話状態を表示
しているとき(ステップS22Yes )、最長のタップ数
(L=Lll)を選択する(ステップS24)。選択され
たタップ数Lに対応したインパルス応答を、(6)およ
び(7)式により更新することによって、反響路の特性
を指定する(ステップS26)。次に動作状態信号SL
が受話状態を表示しているとき(ステップS22No)、
推定のための演算を行わない。受話状態でこの演算を行
わないことにより、音響反響消去装置例のタップ数を増
やすことができる。
【0025】回線反響消去回路6のBG側擬似反響路3
4の動作を図8を用いて説明する。BG側擬似反響路3
4は先ず動作状態信号SLがダブルトーク状態を表示し
ているとき、前記反響推定回路33での演算に続けて、
選択されたタップ数(L=Lls)に対応した(8)式の
演算を行い、擬似反響信号wb(n)を生成する(ステ
ップS27)。ただし、i=0〜L−1である。
【0026】
【数5】 次に動作状態信号SLが送話状態を表示しているとき、
ダブルトーク状態と同様に選択されたタップ数L(L=
Lll)に対応した擬似反響信号wb(n)を生成する
(ステップS28)。次に動作状態信号SLが受話状態
を表示しているとき(ステップS2No)、擬似反響信号
wb(n)に0を出力する(ステップS29)。
【0027】図9は回線反響消去回路6のFG側擬似反
響路31の動作を説明するためのフローチャートであ
る。FG側擬似反響路31は先ず転送状態信号BFTが
転送許可状態を表示しているとき(ステップS30Yes
)、BG側インパルス応答gbi (n)をFG側イン
パルス応答gfi (n)に転送する(ステップS3
1)。ただし、iは0からLll−1である。次に転送さ
れたFG側インパルス応答gfi (n)と送話信号v
(n−i)を畳み込み演算することによって、FG側擬
似反響信号w’(n)を生成する。一方、転送状態信号
BFTが転送禁止状態を表示しているとき(ステップS
30No)、以前に転送されたFG側インパルス応答gf
i (n)と送話信号v(n−i)を畳み込み演算するこ
とによって、FG側擬似反響信号w’(n)を生成する
(ステップS32)。
【0028】図10は回線反響消去回路6の転送判定回
路32の動作を説明するためのフローチャトである。先
ず送話信号v(n)、BG側残差信号db(n),受話
信号x(n),受話信号u(n)を取り込み、それぞれ
の電力v2 (n),db2 (n),x2 (n),u
2 (n)を計算する(ステップS33)。ステップS3
3で計算したbd2 (n),u2 (n)からそれぞれ電
力ピーク値を計算する(ステップS34)。電力ピーク
値Mdb(n)およびMu(n)は各々(9)式および
(10)式により計算する。
【数6】 Mdb(n) = max{db2(n),β・Mdb(n−1)} (9) Mu(n) = max{u2(n),β・Mu(n−1)} (10) ただし、maxは2つの要素を比較し大きい方を関数値
とする意味であり、βは減衰定数で1より小さい値であ
る。送話信号v2 (n)が閾値γ4 より大きく(ステッ
プS35Yes )、かつBG側反響消去量すなわちBG側
残差信号電力ピーク値Mab(n)と受話信号電力ピー
ク値Mu(n)の比(Mdb(n)/Mu(n)が閾値
γ5 より小さく(ステップS36Yes )、かつBG側残
差信号電力db2 (n)とFG側残差信号電力x
2 (n)との比(db2 (n)/x2 (n)が閾値γ6
より小さいとき、すなわちx2 (n)よりdb2 (n)
の方がある程度小さいならば(ステップS37Yes )、
BG側インパルス応答がFG側インパルス応答より、反
響路を良く模擬していると考えられるので転送状態信号
BFTを“転送許可状態”とする(ステップS38)。
前記以外の場合には(ステップS35No,ステップS3
6No,ステップS37No)、転送状態信号BFTを“転
送禁止状態”とする(ステップS39)。
【0029】動作状態判定回路7の動作を説明するフロ
ーチャートを図11に示す。動作状態判定回路7は先ず
受話信号x(n)および送話信号v(n)を取り込みそ
れぞれの電力x2 (n)およびv2 (n)を計算する
(ステップS40,ステップS41)。次に両者の電力
が閾値δ以上であれば(ステップS42Yes )、送話信
号および受話信号が共に存在するので、“ダブルトーク
状態”を動作状態信号SLおよびSAに出力する(ステ
ップS44)。受話信号電力x2 (n)が閾値δより小
さく送話信号電力v2 (n)が閾値δ以上であれば(ス
テップS43Yes)、送話信号のみが存在するとして、
“送話状態”を動作状態信号SLおよびSAに出力する
(ステップS45)。送話信号電力v2 (n)が閾値δ
よりも小さい場合受話信号電力の大きさに関わらず、
“受話状態”を動作状態信号SLおよびSAに出力する
(ステップS46)。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
話状態において回線音響反響消去装置の演算量を減らし
その分を音響反響消去装置に回し、送話状態において音
響反響消去装置の演算量を減らし回線反響消去装置に回
すようにしたので、それぞれの反響推定回路および擬似
反響路のタップ長を増やすことができ反響消去性能を向
上させることができる。またダブルトーク状態において
も反響推定回路演算および擬似反響路演算を行うように
したので、短時間送話状態あるいは短時間受話状態を捉
えてタップ係数を更新するFG/BG方式の特長を十分
に生かすことができる。従って、ダブルトークによる誤
適応がなく、ダブルトーク中に変動する反響路にも高速
に追従し、さらに継続時間の長い反響信号に対しても消
去性能を確保できる反響消去装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】本発明に用いられる音響反響消去回路の構成例
を示すブロック図である。
【図4】図3の構成例に用いられているBG側擬似反響
路の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3の構成例に用いられているFG側擬似反響
路の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図3の構成例に用いられている転送判定回路の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明に用いられる回線反響消去回路の構成例
を示すブロック図である。
【図8】図7の構成例に用いられているBG側擬似反響
路の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】図7の構成例に用いられているFG側擬似反響
路の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】図7の構成例に用いられている転送判定回路
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明に用いられる動作状態判定回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図12】従来の反響消去回路の構成とその回路におけ
る反響信号推定動作を説明するためのブロック図であ
る。
【図13】FG/BG方式を用いた従来の反響消去装置
の構成と動作を説明するためのブロック図である。
【図14】従来の反響消去装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ハイブリッド回路 2 A/D変換器 3 減算器 4 D/A変換器 5 スピーカ 6 回線反響消去回路 7 動作状態判定回路 8 音響反響消去回路 9 D/A変換器 10 減算器 11 D/A変換器 12 マイクロホン 21 FG側擬似反響路 22 転送判定回路 23 反響推定回路 24 BG側擬似反響路 31 FG側擬似反響路 32 転送判定回路 33 反響推定回路 34 BG側擬似反響路 41 反響推定回路 42 擬似反響路 51 FG側擬似反響路 52 転送判定回路 53 反響推定回路 54 BG側擬似判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 陽一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 牧野 昭二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小島 順治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−226697(JP,A) 特開 昭64−2424(JP,A) 特開 平7−288493(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/23 H04M 1/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響反響消去回路と回線反響消去回路を
    備えたフォアグランド(FG)/バックグラウンド(B
    G)方式による反響消去装置において、 送話状態と受話状態とダブルトーク状態を判定する動作
    状態判定回路を備えるとともに、前記音響反響消去回路
    と前記回線反響消去回路は、前記動作状態判定回路によ
    り判定された動作状態に応じて反響推定回路の演算の演
    算量とBG側擬似反響路の演算の演算量との相互配分比
    率を変化させるように構成されていることを特徴とする
    反響消去装置。
  2. 【請求項2】 前記音響反響消去回路が、受話状態では
    最長のタップ数に対応した演算ルーチンで前記反響推定
    回路の演算と前記BG側擬似反響路の演算を行い、送話
    状態では前記演算を行わず、ダブルトーク状態では最短
    のタップ数に対応した演算ルーチンで前記反響推定回路
    の演算と前記BG側擬似反響路の演算を行うように構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の反響消去装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回線反響消去回路が、送話状態では
    最長のタップ数に対応した演算ルーチンで前記反響推定
    回路の演算と前記BG側擬似反響路の演算を行い、受話
    状態では前記演算を行わず、ダブルトーク状態では最短
    のタップ数に対応した演算ルーチンで前記反響推定回路
    の演算と前記BG側擬似反響路の演算を行うように構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の反響消去装
    置。
  4. 【請求項4】 前記動作状態判定回路が少なくとも送話
    信号電力と受話信号電力を用いて動作状態を判定するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1に記載の反響
    消去装置。
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