JP3643677B2 - 布団乾燥機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乾燥シートとホースを収納する布団乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、布団乾燥機は特開平6−105991号公報に開示されているように布団間に介在した乾燥シートに伸縮自在なホースを介して温風を供給し乾燥を行うようになされている。
【0003】
そして、乾燥作業が終った時には、前述の先行技術には開示されていないが乾燥シートを折り畳み、ホースを縮小して乾燥機本体内に収納するようにしている。
【0004】
このように乾燥シートとホースを本体内に収納するには大きな収納空間を必要とするわけであるが、乾燥機本体内にはヒータやファンモータ及びこのファンモータとヒータを囲んで送風路を形成するダクトを取り付けており、乾燥シートとホースを収納する空間は、前記ダクトや電装品を取り付けた後に残る所に形成されることになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このため、前述の空間は本体の側壁に形成されることになり、乾燥シートとホースは側壁に取り付けた蓋を外して側面から収納するため、収納及び取り出しが面倒であった。
【0006】
また、本体に連結したホースに乾燥シートを連結した状態で本体内に収納するものにあってはホースの引き出し部が比較的下方になるため、使用の都度、ホースを上方に矯正して乾燥シートとの連通状態を良好にし通風を円滑にする必要があり、手間のかかるものであった。
【0007】
本発明は、布団の乾燥時における乾燥シートとホースの取り出し、及び本体内への収納を簡単にすると共に本体内の空間を有効に利用して各部材の収納性を高め、且つ制御部の操作性を良くしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、収納ケース及びこの収納ケースに着脱自在に被着するカバーによって箱型のハウジング本体を形成し、前記収納ケース内には、内底部から内側壁に沿って上方に延設し内底部にファンモータを囲む大径のファンガイド及び上部に該ファンガイドと連設しファンガイドよりも小径でヒータを囲むヒータガイドと大径のファンガイドの張り出し部とからなる送風ダクトと、前記送風ダクトと並設し前記収納ケース内の上下方向に延びる収納部とを設け、一方、前記収納ケース内の上部には、一側を前記送風ダクトに連結し他側を自由端として前記収納部に収納する取り出し自在なホースと、一側を前記ホースの自由端に連結した乾燥シートとを設け、前記送風ダクトとホースと収納部とによって囲まれるハウジング本体内に空所を形成し、前記空所に前記ヒータとファンモータへの通断電を制御する制御器を設けると共に、空所の下方に前記張り出し部を配置したものである。
【0009】
また、前記送風ダクトとホースの一側間にはエルボを設け、前記ホースの一側とエルボとの連結部を前記空所の上部に配置したものである。
【0010】
そして、前記空所内であって前記制御器の側方に凹部を設け、前記凹部内に前記制御器、ヒータ、ファンモータに給電する電源コードを収納したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の布団乾燥機の縦断面図、図2は同じく図1のA−Aの断面図、図3は同じく図1のB−Bの断面図、図4は同じくハウジング本体の側面図である。
【0012】
(1)は一側に上下方向に長い段差部(2)を設けた収納ケース、(3)は前記段差部(2)に着脱自在に被着するカバーで、被着後には図1に示す様な縦方向に長く幅狭の箱型のハウジング本体(4)を形成する。
【0013】
前記収納ケース(1)内に収納する部材について述べる。(5)は図1のように収納ケース(1)の内底部から内側壁(6)に沿うようにして上方に延設して吹出口(7)を設けた送風ダクトで、内底部には張り出し部(8)を後述する収納部(13)に近づけて配置した大径のファンガイド(9)と、このファンガイドと連結した角筒状のヒータガイド(10)とから構成しており、前記ファンガイド(9)はファンモータ(11)を取り囲んでおり、ヒータガイド(10)はヒータ(12)を囲んでいる。
【0014】
(13)は前記収納ケース内に設けられ前記張り出し部(8)を挟んで前記送風ダクト(5)と並設して上下方向に延びる収納部、(14)は一側を前記吹出口(7)に連結し他側を収納ケース(1)内の他方の内側壁(15)側に向かって開口したエルボ、(16)は前記収納ケース(1)の上部であって一側を前記エルボ(14)に連結し他側を自由端(17)とした蛇腹製のホースで、前記自由端には連結アダプター(18)を取り付けている。
【0015】
(19)は空気取入口となる一側を前記連結アダプター(18)に連結した通気性を有する乾燥シートである。
【0016】
斯して、図1に示す様に、送風ダクト(5)と、エルボ(14)と、一部を折り曲げて自由端(17)を下方に向けたホース(16)及び乾燥シート(19)を収納する収納部(13)とによって囲まれる空所(20)が形成される。この空所の下方には図1に示す様に送風ダクト(5)の張り出し部(8)が位置する。
【0017】
前述の各部材の配置は、ハウジング本体(4)の上下方向に配設され、且つ側面からは平面的に配設されるものであって、この結果、空所(20)はハウジング本体(4)のほぼ中央部付近に形成される。
【0018】
(21)は前記空所に配設した例えばタイマーモータよりなる制御器で、計時部(22)と操作部(23)とから構成されヒータ(12)とファンモータ(11)への通断電を行うものである。
【0019】
(24)は前記空所(20)内であって制御器(21)の側方(裏側)に設けた凹部で、前記制御器(21)、ヒータ(12)、ファンモータ(11)に給電する電源コード(25)を収納する。
【0020】
次に使用状態について述べる。ホース(16)や乾燥シート(19)の収納状態は図1に示すとおりであるが、布団の乾燥を行う場合には、カバー(3)を取り外して収納部(13)より乾燥シート(19)とホース(16)を取り出し、乾燥シート(19)を掛布団と敷布団(図示せず)間に介在せてホース(16)を適当な長さまで引き延ばす。
【0021】
つづいて、操作部(23)を操作してヒータ(12)とファンモータ(11)への通電時間を設定すると、ファンモータ(11)が回転し送風された空気はヒータ(12)により温風に熱交換されてエルボ(14)、ホース(16)を介して乾燥シート(19)内に送り込まれ乾燥シート(19)より放出して各布団を乾燥する。
【0022】
やがて、乾燥の作業が終ったら、前記制御器(21)の計時動作が終了し、ヒータ(12)とファンモータ(11)への通電を止め、乾燥シート(19)をホース(16)に連結した状態で折り畳み、ホース(16)を縮小し折り曲げて、始めに前記乾燥シート(19)を収納部(13)に収納した後、つづけてホース(16)を収納部(13)に収納する。
【0023】
尚、空所に配設した制御器は、タイマーモータを制御するものでなくとも、電源スイッチであってもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上の様に本発明は、収納ケース内に設けた送風ダクトとホースと収納部とによって囲まれる空所に、ヒータとファンモータへの通断電を行う制御器を設けたものであるから、ハウジング本体内の空間を有効に利用して各部材を配置し、制御器をヒータとファンモータに近くて配線が簡単な空所に配置することができると共に、その操作も容易な高さ位置となる。また、空所の下方には、前記収納ケース内に設けられたファンモータを囲む大径のファンガイドの張り出し部を配置することにより、収納ケース内の空間を有効に利用でき、ハウジング本体の小型化に寄与する。
【0025】
さらに、比較的重量のあるファンモータは収納ケースの内底部に収納したことから、ハウジング本体の安定性を高めると共に全体としてスッキリとした配置となる。
【0026】
前述の様な各部材の配置は、ハウジング本体の厚みを小さくすることができることになり、コンパクト化が図れる。
【0027】
また、送風ダクトとホースの一側間にはエルボを設け、ホースの一側とエルボとの連結部を制御器を配置した空所の上部に配置したため、ハウジング本体の上方からの押圧力は連結部の強度によって止められ制御部への影響をなくする。
【0028】
そして、前記空所内であって制御器の側方に設けた凹部に電源コードを収納したものであるから、制御器への接続が簡単になると共に制御器を収納した凹部の残りの空間を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布団乾燥機の縦断面図である。
【図2】同じく図1のA−A断面図である。
【図3】同じく図1のB−Bの断面図である。
【図4】同じくハウジング本体の側面図である。
【符号の説明】
1 収納ケース
3 カバー
4 ハウジング本体
5 送風ダクト
9 ファンガイド
10 ヒータガイド
11 ファンモータ
12 ヒータ
13 収納部
14 エルボ
16 ホース
19 乾燥シート
20 空所
21 制御器
24 凹部
25 電源コード
Claims (3)
- 収納ケース及びこの収納ケースに着脱自在に被着するカバーによって箱型のハウジング本体を形成し、前記収納ケース内には、内底部から内側壁に沿って上方に延設し内底部にファンモータを囲む大径のファンガイド及び上部に該ファンガイドと連設しファンガイドよりも小径でヒータを囲むヒータガイドと大径のファンガイドの張り出し部とからなる送風ダクトと、前記送風ダクトと並設し前記収納ケース内の上下方向に延びる収納部とを設け、一方、前記収納ケース内の上部には、一側を前記送風ダクトに連結し他側を自由端として前記収納部に収納する取り出し自在なホースと、一側を前記ホースの自由端に連結した乾燥シートとを設け、前記送風ダクトとホースと収納部とによって囲まれるハウジング本体内に空所を形成し、前記空所に前記ヒータとファンモータへの通断電を制御する制御器を設けると共に、空所の下方に前記張り出し部を配置したことを特徴とする布団乾燥機。
- 前記送風ダクトとホースの一側間にはエルボを設け、前記ホースの一側とエルボとの連結部を前記空所の上部に配置したことを特徴とする請求項1に記載の布団乾燥機。
- 前記空所内であって前記制御器の側方に凹部を設け、前記凹部内に前記制御器、ヒータ、ファンモータに給電する電源コードを収納したことを特徴とする請求項1に記載の布団乾燥機。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JPH1133297A JPH1133297A (ja) | 1999-02-09 |
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Family Applications (1)
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JP19140897A Expired - Fee Related JP3643677B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 布団乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3643677B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP19140897A patent/JP3643677B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1133297A (ja) | 1999-02-09 |
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