JP3642390B2 - ドットコード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドットコードに関し、特に、印字面積が狭くても、確実に読み取ることができるようにしたドットコードに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来の2次元コードの例を表している。同図に示すように、この2次元コードは、所定の大きさのブロックの集まりにより構成されている。各位置におけるブロックの有無により、所定のコードが表される。従って、このような2次元コードを印刷物などに印刷しておくことにより、その印刷物に対して、各種の情報を割り当てることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した各ブロックは、複数の画素により構成されているため、2次元コードの印字面積が広くなる課題があった。
【0004】
そこで、例えば、1ブロックを印刷装置(プリンタ)により印刷を行う場合の1ドットで構成することも可能である。このようにすれば、例えば図2に示すように、プリンタの最高分解能のピッチP0を単位として、画素の有無によりデータを表すことができる。
【0005】
しかしながら、プリンタにより所定の位置に画素を印字しようとした場合、例えば図3に示すように、所定の位置に1つの画素(ドット)を印字しようとしたとしても、実際の印字位置はばらつくことになる。その結果、本来のドットの位置の中心から半径rの位置にドットの外周が位置すべきところ、ずれて印刷されたドットの外周Cの半径R1は、半径rより大きくなる。
【0006】
さらに、プリンタがドットコードを印刷する媒体(用紙)の搬送方向のずれを考慮すると、図4に示すように、ずれて印刷されたドットの外周Cの主走査方向(図中、下方向)の半径R1は、図3における場合と同一の値であるが、副走査方向(図中、右方向)の半径R2は、半径R1よりさらに大きくなる。
【0007】
また、図5に示すように、プリンタの各ドットの径は、そのプリンタの最高分解能のピッチP0と等しいか、それより若干大きい値に設定されている。従って、図6に示すように、上下左右の隣接する位置にドットが印字され、中央にはドットが印字されていないような場合においても、隣接する各領域のドットがはみ出して印刷されるため、その2次元コードが読み取られた場合、その中央の領域にもドットが存在するものと、誤って読み取られるおそれがあった。このことは、図3または図4を参照して説明したドットの位置のずれを考慮するとき、さらに顕著となる。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、少ない印字面積でも、正しく読み取ることができるコードを実現するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のドットコードは、ドットが、各列において、その径の約2倍のピッチを単位として配置されるとともに、第1の列に隣接する、第1の列から、ドットの径の約2倍のピッチだけ離れている第2の列においては、第1の列のドットの配置位置から、約ドットの径の分だけ、列の方向にずれて配置されていることを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載のドットコードにおいては、ドットが、各列において、その径の約2倍のピッチを単位として配置されるとともに、第1の列に隣接する、第1の列から、ドットの径の約2倍のピッチだけ離れている第2の列においては、第1の列のドットの配置位置から、ドットの径の分だけ、列の方向にずれて配置されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図7は、本発明を適用したプリント装置の構成例を表している。この構成例においては、データ処理部1に、カード3に印字すべき2次元コードに対応するデータ(例えば、オーディオデータ)が入力される。データ処理部1は、入力されたデータを2次元コードのパターンに変換し、印刷部2に出力する。印刷部2は、データ処理部1より入力された印刷パターンを、紙、プラスチックなどにより構成されるカード3に印刷する(プリントする)。
【0012】
図8は、このようにして2次元コードが印刷されたカード3の例を表している。この例においては、4つの2次元コード21−1乃至21−4(以下、これらの2次元コード21−1乃至21−4を個々に区別する必要がない場合、単に、2次元コード21と記述する。他の部分においても同様である)がプリントされている。2次元コード21−1は、ヘッダ部22−1とデータ部23−1とに区分されている。ヘッダ部22−1には、データ部23−1に記録されているデータの種類、バージョン、その他の情報が記録されている。データ部23−1には、この例においては、オーディオデータが記録されている。このことは、2次元コード21−2乃至21−4においても同様である。
【0013】
図9は、2次元コード21が印字されたカード3を読み取る読み取り装置の構成例を表している。カード3は、2次元コード21が印字された面を上にして、ベルト15上に載置される。モータ16がベルト15を駆動するので、カード3は、図中左方向から右方向に搬送(移動)される。
【0014】
光源12は、画像データ読み取り部制御回路13が出力する光源制御信号に対応して光を発生し、カード3に照射する。例えば、CCD撮像素子などよりなる読み取り素子11は、画像データ読み取り部制御回路13により制御され、カード3の2次元コード21が印字されている面を撮像し、その撮像した結果得られた画像信号をデータ処理部14に出力する。
【0015】
データ処理部14にはまた、画像データ読み取り部制御回路13より、画像の読み取り動作に同期した同期信号が入力される。データ処理部14は、画像データ読み取り部制御回路13より入力された同期信号に同期して、読み取り素子11より入力された画像信号を2値化し、認識処理を行って、認識結果に基づくバイナリーコードを生成する。データ処理部14は、さらにこのバイナリーコードをアナログオーディオ信号に変換し、増幅器19を介して、スピーカ20に出力する。
【0016】
CPU17は、データ処理部14とモータ16を制御する。メモリ18には、CPU17が各種の処理を実行する上において必要なデータやプログラムなどが適宜記憶される。
【0017】
次に、その動作について説明する。CPU17は、ユーザより読み取りの開始が指令されたとき、モータ16を制御し、ベルト15を駆動させる。これにより、ベルト15上に載置されたカード3が図中左から右方向に搬送される。
【0018】
CPU17はまた、画像データ読み取り部制御回路13を制御し、光源12に光を発生させ、カード3に照射させる。このとき、読み取り素子11は、画像データ読み取り部制御回路13により制御され、カード3に印字されている2次元コード21を読み取る。データ処理部14は、読み取り素子11より入力された画像信号を2値化し、バイナリーデータに変換した後、これをアナログオーディオ信号に変換する。このアナログオーディオ信号は、増幅器19を介して、スピーカ20に出力される。
【0019】
次に、図10を参照して、カード3に印字される2次元コードについて説明する。カード3に印字を行う印刷部2は、最高分解能のピッチの値がP0とされている。従って、その画素(ドット)は、その直径が値P0と等しいか、それより若干大きい値とされている。微視的に見れば、ドットは完全な円ではないが、ほぼ円となる。ドットの径とは、その円の径を意味する。なお、本明細書においては、便宜上、ドットの直径は、最高分解能のピッチの値P0と等しいものとする。
【0020】
印刷部2は、カード3に2次元コードを印字するとき、図10に示すように、主走査方向と副走査方向のいずれの方向においても、ドットの径の約2倍の長さを印字ピッチPとする。但し、各列方向にドットを観察したとき、左または右側に隣接するドットは、最高分解能のピッチの値P0の分だけ列方向にずらされている。
【0021】
その結果、例えば図11に示すように、ドットの印刷され得るエリアの外周Cが、P0×P0の大きさのセルから隣接するセルにはみ出したとしても、そのセルの少なくとも左右方向または上下方向には、ドットが配置されることがないので、隣接するセルに配置されたドットがはみ出して印字されたセルが、そこにドットが位置するものとして、誤って判定されるおそれが少なくなる。
【0022】
例えば図11において、セルC24の上下方向に隣接するセルC14とセルC34、並びに、右側に隣接するセルC25には、ドットが存在しない。従って、このセルC24に対するドットのはみ出しは、左側に隣接するセルC23からのものが殆どとなる。
【0023】
セルC23のはみ出しの割合は、副走査方向(図中左右方向)のはみ出しの割合が、主走査方向(図中上下方向)のはみ出しの割合に較べて大きいが、このように、セルC24に対して、副走査方向に隣接する2つのセルC23,C25のうち、セルC25にはドットが配置されないため、セルC24におけるドットのはみ出しは、それほど大きくはならない。
【0024】
セルC33においては、主走査方向に隣接する2つのセルC23とセルC43のドットがはみ出すことになるが、主走査方向のはみ出しは、副走査方向のはみ出しに較べて、その量が少ない。従って、セルC33に対する、隣接するセルからのドットのはみ出しの量は、それほど多くならない。
【0025】
従って、図11に示したようにドットを配置すれば、ドットが位置していないセルにドットが位置していると誤って判定されるおそれが少なくなる。
【0026】
図12は、図11に示したドットの配置と比較するためのドットの配置を表している。図12の例においては、ドットがピッチP0だけ各列においてずれてはいるが、主走査方向と副走査方向のいずれの方向においても、印字ピッチがP0とされている。換言すれば、この例においては、各ドットがちどり状に配置されている。このように配置すると、例えばセルC23には、副走査方向に隣接するセルC22とセルC24からのはみ出しが現れる。その結果、セルC23にドットが位置するものとして、誤って判定されるおそれがある。従って、このように配置するのは好ましくない。
【0027】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1に記載のドットコードによれば、ドットを、各列において、その径の約2倍のピッチを単位として配置するとともに、第1の列に隣接する、第1の列から、ドットの径の約2倍のピッチだけ離れている第2の列において、第1の列のドットの配置位置から、ドットの径の分だけ、列の方向にずれて配置するようにしたので、印字面積をそれほど大きくすることなく、正確に読み取ることが可能なドットコードを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2次元コードを説明する図である。
【図2】従来のドットコードを説明する図である。
【図3】ドットの印字位置のずれを説明する図である。
【図4】ドットの印字位置のずれを説明する図である。
【図5】ドットの径とピッチを説明する図である。
【図6】印字位置がずれたドットの状態を説明する図である。
【図7】本発明を適用したプリント装置の構成例を示す図である。
【図8】図7のカード3の印字例を説明する図である。
【図9】本発明を適用したカードの読み取り装置の構成例を示すブロック図である。
【図10】ドットの印字状態を示す図である。
【図11】ドットの印字状態を示す図である。
【図12】ドットの印字状態を示す図である。
【符号の説明】
1 データ処理部
2 印刷部
3 カード
11 読み取り素子
12 光源
13 画像データ読み取り部制御回路
14 データ処理部
15 ベルト
16 モータ
17 CPU

Claims (1)

  1. 複数のドットにより構成されるドットコードにおいて、
    前記ドットは、各列において、その径の約2倍のピッチを単位として配置されるとともに、第1の列に隣接する、前記第1の列から、前記ドットの径の約2倍のピッチだけ離れている第2の列においては、前記第1の列の前記ドットの配置位置から、約前記ドットの径の分だけ、前記列の方向にずれて配置されている
    ことを特徴とするドットコード。
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