JP3642289B2 - 同軸状可撓性圧電ケーブルの分極装置と分極方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は同軸状可撓性圧電ケーブルの分極に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
同軸状可撓性圧電ケーブルは、図6に示すように、芯電極1の周囲に同軸状可撓性圧電体2を形成した圧電体チューブ3の外表面に外側電極4を形成し、更に、その周囲に保護被覆層5を形成して構成される。
【0003】
従来,可撓性圧電体ケーブルは以下のようにして分極されていた。
【0004】
文献1(“圧電セラミック粉末と合成ゴムとから成る圧電複合材料”、粉体と工業、22巻、1号、50−56頁、1990)では、芯電極1と外側電極4の間に高電圧を印加して、同軸状可撓性圧電体2を分極することが示されている。このことは、USP4,568,851にも明示されている。分極により、セラミック粒子の自発分極の方向が電界方向に揃うので、同軸状可撓性圧電体2に圧電性が付与される。この点で、分極は重要な役割を担っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記従来の方法では、次のような課題があった。芯電極1と外側電極4の間に高電圧を印加したとき、同軸状可撓性圧電体2中に微少なクラックや空隙などの欠陥が存在する場合、その欠陥部で微少放電が生じる。この微少放電により、可撓性圧電体2の構成材料が熱的に蒸発、飛散して、芯電極1と外側電極4間が短絡する。その結果、芯電極1と外側電極4間に高電圧を印加できなくなるので、同軸状可撓性圧電体2(通常、数百m以上の長さ)を分極できなくなる。
【0006】
また、芯電極1と外側電極4の間に高電圧を印加するまで、言い換えると、分極することを除いて、同軸状可撓性圧電ケーブルとして完成するまで欠陥の存在を検出できないので、製造が不安定になり、歩留まりが低下する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、芯電極周囲に同軸状可撓性圧電体を形成した圧電体チューブの通路を有するブロック状導電体と、前記圧電体チューブを移動させる移動手段と、前記圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御する制御手段と、前記ブロック状導電体と前記芯電極に接続された直流電圧発生手段を有し、前記圧電体チューブの通路は上部が開放された溝であって、前記圧電体チューブは前記溝に配設される分極装置を提供する。
【0008】
上記発明によれば、同軸状可撓性圧電体がブロック状導電体に接触しているので、ブロック状導電体は外側電極4として作用する。従って、前記ブロック状導電体と芯電極間に直流電圧手段により直流電圧を印加することにより、ブロック状導電体に配設された部分の同軸状可撓性圧電体を分極できる。
【0009】
また、制御手段により、圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御することにより必要な時間で同軸状可撓性圧電体を分極できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の分極装置は、圧電体チューブをブロック状導電体の通路に配設することにより、ブロック状導電体は外側電極として作用する。従って、ブロック状導電体と芯電極の間に高電圧を印加することにより、ブロック状導電体の通路とブロック状導電体の溝に配設された部分の同軸状可撓性圧電体(以下、被分極同軸状可撓性圧電体と言う)だけを分極できる。また、ブロック状導電体に設けられた通路が溝であるため、上部が解放されており、圧電体チューブを溝上部からより簡単に配設できる。
【0011】
また、圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御する制御手段を備えたので、圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御することにより必要な時間で同軸状可撓性圧電体を分極できる。
【0012】
微少な欠陥を含む部分の同軸状可撓性圧電体が被分極同軸状可撓性圧電体になったとき、欠陥部での放電による芯電極と外側電極間の短絡により、導通手段と芯電極間に高電圧を印加できなくなる。しかし、この短絡部がブロック状導電体とブロック状導電体から離脱した後の被分極同軸状可撓性圧電体は、再び正常に分極できる。従って、欠陥部が存在しても、全体の同軸状可撓性圧電体が分極できなくなることは無い。また、このことは、微少な欠陥が、一定長さの被分極同軸状可撓性圧電体の部分に存在することを示すので、外側電極を形成する前に、微少な欠陥が一定長さ範囲内に存在することを検出できる。
【0013】
請求項2に記載の分極装置は、請求項1に記載の構成に加えて、ヒータを配設した加熱ブロックによりブロック状導電体を加熱し、ブロック状導電体に配設された圧電体チューブに熱を加える加熱手段を設けた構成である。そのため、圧電体チューブの温度を制御できるので、必要な温度で同軸状可撓性圧電体を分極できる。
【0014】
請求項3に記載の分極装置は、上記記載の構成に加えて、圧電体チューブと直列に抵抗を設けた構成である。微少な欠陥を含む部分の同軸状可撓性圧電体が被分極同軸状可撓性圧電体になったとき、同軸状可撓性圧電体は印可される電圧が下がり分極出来なくなる。しかし、適切な抵抗により電流を制御できるため直流電圧発生手段に損傷を与えることが無い。また、同軸状可撓性圧電体の欠陥部がブロック状導電体から離脱した後の被分極同軸状可撓性圧電体は、再び正常に分極できる。従って、欠陥部が存在しても、全体の同軸状可撓性圧電体が分極できなくなることは無い。また、このことは、微少な欠陥が、一定長さの被分極同軸状可撓性圧電体の部分に存在することを示すので、外側電極を形成する前に、微少な欠陥が一定長さ範囲内に存在することを検出できる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、圧電体チューブをブロック状導電体の通路に配設し、前記圧電体チューブが停止、又は、移動手段により移動させ、制御手段により前記圧電体チューブを停止と移動速度、または移動時間を制御し、圧電体チューブの芯線とブロック状導電体間に直流電圧を印加する分極方法である。従って、ブロック状導電体は外側電極として作用するので、ブロック状導電体と芯電極の間に高電圧を印加することにより、ブロック状導電体の溝とブロック状導電体の通路に配設された部分の同軸状可撓性圧電体だけを分極できる。
【0016】
圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御することにより必要な時間で同軸状可撓性圧電体を分極できる。また、本発明の方法によれば、圧電体チューブを連続的に分極できる。
【0017】
請求項5に記載の分極方法は、上記記載の分極方法において、圧電体チューブの芯線をアース電位にして、芯線とブロック状導電体の間に直流電圧を印加する分極方法である。ブロック状導電体と芯電極の間に直流高電圧を印加したとき、人体に危険な直流高電圧部分をブロック状導電体に限定できるので、仕切り壁などにより人体への安全を容易に確保できる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、上記記載の分極方法において、ヒータを配設した加熱ブロックによりブロック状導電体を加熱し、ブロック状導電体に配設された圧電体チューブに熱を加えながら、圧電体チューブの芯線とブロック状導電体間に直流電圧を印加する分極方法である。圧電体チューブの温度を制御できるので、必要な温度で同軸状可撓性圧電体を分極できる。
【0019】
【実施例】
以下、本本発明の実施例について図1〜5を用いて説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における同軸状可撓性圧電体分極装置の構成を示す外観見取図である。芯電極1に対して同軸状可撓性圧電体2が形成される(以下では、この成形体を圧電体チューブ3と言う)。芯電極1として、コイル状金属線や金属細線を束ねた線などが用いられる。可撓性圧電体2として、エポキシ樹脂,ウレタン樹脂,クロロプレン樹脂,塩素化ポリエチレン樹脂などの高分子母材に,チタン酸ジルコン酸鉛などのセラミック圧電体粉末を添加した複合圧電体やPVDFなどの高分子圧電体が用いられる。
【0021】
圧電体チューブ3は、溝61を有するブロック状導電体6の溝61に配設された後、移動手段(図示していない)により移動される。ブロック状導電体6として、鉄、ステンレス、銅、黄銅、アルミニウムなどの導電体を用いる。溝61の形状はU字状、V字状、T字状など圧電体チューブ3の通路となる形状であれば形は問わない。溝61の加工は切削、研削、放電、押出、鍛造、プレス加工などでおこなう。本実施例ではブロック状導電体6の材料として、容易に入手でき、加工の容易なアルミニウムを用い、溝61の形状はエンドミルで容易に加工のできるU字状とした。具体的には、外径2ミリメートルの圧電体チューブ3に対して幅3ミリメートル、深さ6ミリメートルのU字状溝61としている。移動手段(図示していない)としては、巻き取りドラムに圧電体チューブ3を巻き付け、巻き取りドラムを回転させて圧電体チューブ3を移動させる。なお、図1では、ブロック状導電体6に配設された圧電体チューブ3の移動方向を矢印で示している。
【0022】
同軸状可撓性圧電体2を分極するときの温度は、一般的に、それが使用される温度以上である。このため、分極時同軸状可撓性圧電体2の温度を適切に保持するために、加熱手段を設けている。加熱手段として、ヒータ7を配設した加熱ブロック71を用い絶縁シート72を介してブロック状導電体6を任意の温度に加熱している。本実施例において、絶縁シート72として厚さ0.5ミリメートルのマイカを使用したが、ポリイミド、ポリ‐テトラ‐フルオロ‐エチレン、ポリエチレンテレフタラート(PETと略称される)、シリコーンゴムなどを用いてもよい。圧電体チューブ3はブロック状導電体6の溝61に配設されることにより圧電体チューブ3の周囲から間接的に加熱される。そして、ヒータ7の出力を制御する事により圧電体チューブ3の温度を任意に保つことができるので、必要な温度で同軸状可撓性圧電体2を分極できる。
【0023】
ブロック状導電体6は、リード線8bにより電気的に接続される。リード線8aは電気的に直流電圧発生手段9の正極または負極に接続され、また、芯電極1はリード線8aを介して電気的に直流電圧発生手段9の他の極に接続される。
【0024】
このように接続して、圧電体チューブ3を静止、または移動させながら、直流電圧発生手段9により芯電極1とブロック状導電体6間に高電圧が印加されるので、同軸状可撓性圧電体2が分極される。分極時には、芯電極1とブロック状導電体6に5〜10kV/mmの高電圧が印加される。具体的には、圧電体チューブ3の温度は120℃、印加電圧は8kV/mm で分極を行った。
【0025】
同軸状可撓性圧電体2の中に微少な欠陥が含まれ、その部分がブロック状導電体6に配設されているとき、欠陥部で生じる微少な放電により、ブロック状導電体6と芯電極1間が短絡する。この結果、分極できなくなる。しかし、この欠陥部がブロック状導電体6から離脱し、そのときブロック状導電体6に配設されている同軸状可撓性圧電体2中に欠陥がなければ、ブロック状導電体6と芯電極1間の絶縁性は再び回復するので、分極が可能になる。このように、本発明の分極装置によれば、欠陥を含む部分がブロック状導電体6の溝61に配設されているときのみ、分極ができないが、それ以外の場合は分極可能である。従って、欠陥の存在により、圧電体チューブ3が全体にわたり分極できなくなることは無い。
【0026】
また、放電が生じた時点の同軸状可撓性圧電体2に欠陥が存在することは、明らかである。従って、外側電極4が形成される前に、欠陥が一定長さの圧電体チューブ3に存在することが検出できるので、圧電ケーブルとして完成した後、その欠陥部を容易に除去できる。これにより、製造を安定化できると共に、歩留まりも向上できる。
【0027】
(実施例2)
図2(a)、(b)、(c)は本発明の第2の実施例における同軸状可撓性圧電体分極装置の構成を示す外観見取図である。圧電体チューブ3はブロック状導電体6の溝61に配設されることにより圧電体チューブ3の周囲から間接的に加熱される。本実施例では、さらに溝61の上部に蓋10、11,12を設けることにより、溝61の上部から熱が逃げるのを防止している。このことにより、圧電体チューブ3の温度をより適切に制御できるので、必要な温度で同軸状可撓性圧電体2を分極できる。蓋10、11,12の材料は、金属、樹脂、ゴムなど所定の温度に耐えられるものであれば種類は問わない。また、蓋10、11,12の形は、板状、凸状板、棒状など溝61の上部を覆うことができるものであれば形の種類も問わない。図2(a)の蓋10は板状であり、溝61の上部に載せている。蓋10は板状の材料を必要な長さに切断するだけなので、加工が簡単であり容易に入手できる。図2(b)の蓋11は一部が凸状の形をした板であり、蓋11の凸部111を溝61に填め込んでいる。蓋11の凸状111部を溝61に填め込むことにより蓋11の位置を容易に決めることができる。図2(c)の蓋12は溝61の幅よりも太い丸状の棒であり、溝61の上部に載せている。蓋12は溝61の幅よりも太い棒状のものであれば形は問わない。例えば、蓋12は三角形、四角形、五角形等、多角形の棒状のものが使用できる。蓋12は棒状の材料を必要な長さに切断するだけなので、加工が簡単であり容易に入手できる。また、蓋12は棒状で溝61を覆うだけの太さなので、材料の量も少なくて済む。なお、図2(a)、(b)、(c)では、ブロック状導電体6に配設された圧電体チューブ3の移動方向を矢印で示している。
【0028】
(実施例3)
図3は本発明の第3の実施例における同軸状可撓性圧電体分極装置の構成を示す外観見取図である。圧電体チューブ3はブロック状導電体6の孔62に配設されることにより圧電体チューブ3の周囲から間接的に加熱される。本実施例では、圧電体チューブ3の通路が孔62であるため、圧電体チューブ3は孔62の壁面から均等に加熱される。このことにより、圧電体チューブ3の温度をより適切に制御できるので、必要な温度で同軸状可撓性圧電体2を分極できる。ブロック状導電体6として、鉄、ステンレス、銅、黄銅、アルミニウムなどの導電体が用いられる。孔62の形は多角形状(三角形状、四角形状、五角形状、六角形状等)、丸形状など圧電体チューブ3の通路となる形状であれば種類は問わない。孔62の加工は切削、放電、押出加工などが用いられる。本実施例ではブロック状導電体6として、アルミニウムを用い、孔62の形状は、簡単にドリル加工のできるように丸形状とした。なお、図3では、ブロック状導電体6に配設された圧電体チューブ3の移動方向を矢印で示している。
【0029】
(実施例4)
図4は本発明の第4の実施例における同軸状可撓性圧電体分極装置の構成を示す外観見取図である。本実施例では、実施例1〜3の構成に加えて、圧電体チューブ3と直列に抵抗13を設けた構成である。微少な欠陥を含む部分の同軸状可撓性圧電体2が被分極同軸状可撓性圧電体2になったとき、同軸状可撓性圧電体2に印可される電圧が下がり分極出来なくなる。しかし、抵抗13により電流を制御できるため直流電圧発生手段に損傷を与えることが無く、また、同軸状可撓性圧電体2の欠陥部がブロック状導電体から離脱した後の被分極同軸状可撓性圧電体2は、再び正常に分極できる。従って、欠陥部が存在しても、全体の同軸状可撓性圧電体2が分極できなくなることは無い。また、このことは、微少な欠陥が、一定長さの被分極同軸状可撓性圧電体2の部分に存在することを示すので、外側電極4を形成する前に、微少な欠陥が一定長さ範囲内に存在することを検出できる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の上記記載の発明によれば、ブロック状導電体に配設された可撓性圧電体の部分に微少な欠陥が含まれる場合、欠陥を含む一定長さの被分極可撓性圧電体は分極できないが、残りの圧電体チューブは分極できる。また、外側電極4を形成する前に、欠陥がその一定長さの被分極可撓性圧電体に存在することも検出できる。
【0031】
また、本発明の方法によれば、圧電体チューブを連続的に分極できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における分極装置の構成を示す外観見取図
【図2】 (a)本発明の実施例2における分極装置の構成を示す外観見取図
(b)本発明の実施例2における分極装置の構成を示す他の外観見取図
(c)本発明の実施例2における分極装置の構成を示す他の外観見取図
【図3】 本発明の実施例3における分極装置の構成を示す外観見取図
【図4】 本発明の実施例4における分極装置の構成を示す外観見取図
【図5】 従来の同軸状可撓性圧電素子の構成を示す外観斜視図
【符号の説明】
1 芯電極
2 同軸状可撓性圧電体
3 圧電体チューブ
4 外側電極
6 導電体ブロック
7 ヒータ
8a リード線
8b リード線
9 直流電圧発生手段
10 覆い
11 覆い
12 覆い
13 抵抗
61 溝
71 加熱ブロック
72 絶縁シート
111 凸部
Claims (6)
- 芯電極周囲に同軸状可撓性圧電体を形成した圧電体チューブの通路を有するブロック状導電体と、前記圧電体チューブを移動させる移動手段と、前記圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御する制御手段と、前記ブロック状導電体と前記芯電極に接続された直流電圧発生手段を有し、前記圧電体チューブの通路は上部が開放された溝であって、前記圧電体チューブは前記溝に配設されることを特徴とした同軸状可撓性圧電ケーブルの分極装置。
- ブロック状導電体を加熱する加熱手段を設け、圧電体チューブの周囲を加熱する請求項1に記載の同軸状可撓性圧電ケーブルの分極装置。
- 圧電体チューブと直列に抵抗を設けた請求項1記載の同軸状可撓性圧電ケーブルの分極装置。
- 芯電極周囲に同軸状可撓性圧電体を形成した圧電体チューブを、ブロック状導体が有する上部が開放された溝状の前記圧電体チューブの通路に移動または静止させると共に、制御手段により前記圧電体チューブの停止と移動時間、又は、移動速度を制御し、前記ブロック状導電体と前記芯電極の間に電圧を印加することを特徴とする同軸状可撓性圧電ケーブルの分極方法。
- 圧電体チューブの芯線をアース電位にして、前記芯線と前記ブロック状導電体の間に直流電圧を印加する請求項4記載の同軸状可撓性圧電ケーブルの分極方法。
- ブロック状導電体を加熱する加熱手段を設け、圧電体チューブの周囲を加熱する請求項4または5記載の同軸状可撓性圧電ケーブルの分極方法。
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