JP3642223B2 - スピーカガスケット位置決め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音響機器などに使用されるスピーカガスケット位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカ製造におけるスピーカガスケットの組立工程は、自動供給などではなく作業者が手作業によりスピーカガスケットをスピーカフレームの所定個所に供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、スピーカフレームの所定箇所へのスピーカガスケットの位置決めおよび供給を、作業者の手作業により行っていたため、位置精度が作業の習熟と個人差に左右され、作業工数および歩留りが良くないという課題を有していた。
【0004】
また、スピーカガスケットの自動供給をするためには、スピーカガスケットをスピーカフレームへ供給する前工程において、正確なスピーカガスケットの位置決めが要求される。
【0005】
本発明は前記課題を解決しようとするものであり、作業工数が少なく、歩留りが良く、優れた位置決め精度を確保することができるスピーカガスケット位置決め装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明におけるスピーカガスケット位置決め装置は、水平移動自在な一対の位置決めチャックのそれぞれの上面に複数の回転自在なローラを設け、前記位置決めチャックを互いに離脱あるいは近接する方向に所定距離水平移動させてスピーカガスケット内周面あるいは外周面に当接させてスピーカガスケットの位置決めおよびセンタリング動作を行う構成としたものであり、安定したスピーカガスケットの位置決めができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、水平移動自在な一対の位置決めチャックのそれぞれの上面に複数の回転自在なローラを設け、円形状あるいは楕円形状のスピーカガスケットを、前記全てのローラの外周を覆うごとく一対の位置決めチャック上に載置し、前記位置決めチャックを互いに離脱する方向に所定距離水平移動させてローラをスピーカガスケットの内周面に当接させてスピーカガスケットの位置決めおよびセンタリング動作を行うスピーカガスケット位置決め装置であり、スピーカフレームに自動供給する前工程において、安定したスピーカガスケットの位置決めを可能にするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、一対の位置決めチャックを互いに近接する方向に所定距離水平移動させてローラをスピーカガスケットの外周面に当接させてスピーカガスケットの位置決めおよびセンタリング動作を行うスピーカガスケット位置決め装置であり、スピーカフレームに自動供給する前工程において小径のスピーカガスケットの位置決めを安定して行うことができるものである。
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0010】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態におけるスピーカガスケット位置決め装置の要部平面図、図2は同楕円形状スピーカガスケットにおける設定状態の要部平面図である。
【0011】
図1において1はスピーカを構成する弾性体材料などでなる円形状のスピーカガスケット、3および4は水平に単独あるいは同期して互いに逆方向に水平移動自在な位置決めチャック、そして2および5は回転自在な硬質樹脂あるいはベアリングなどでなる複数個のローラであり、対向する位置決めチャック3、位置決めチャック4の上面の内側にそれぞれ定間隔で設置されている。
【0012】
次に動作について説明する。まず、位置決めチャック3、位置決めチャック4を互いに対向し当接する方向に移動(駆動機構は図示せず)させ、ローラ2、ローラ5がスピーカガスケット1の内方となる位置とする。
【0013】
続いてスピーカガスケット1をローラ2、ローラ5を内包するごとく位置決めチャック3,4上に載置する。その後、位置決めチャック3、位置決めチャック4を同期させて所定距離矢印方向に水平移動させてローラ2とローラ5を開き、スピーカガスケット1の内周面にローラ2、ローラ5の外周を当接させることにより、スピーカガスケット1の位置決めおよびセンタリング動作を行うものである。
【0014】
図2は楕円形状のスピーカガスケット21を前記と同じ動作により、位置決めおよびセンタリング動作を行った状態を示している。
【0015】
(実施の形態2)
図3は他の実施の形態におけるスピーカガスケット位置決め装置の要部平面図である。
【0016】
図3において、1はスピーカにおける円形状のスピーカガスケット、13および14は水平に単独あるいは同期して互いに逆方向に水平移動自在な位置決めチャック、そして12および15は回転自在な硬質樹脂あるいはベアリングなどでなる複数個のローラであり、対向する位置決めチャック13、位置決めチャック14の上面の内側にそれぞれ定間隔で設置されている。
【0017】
次に動作について説明する。まず、位置決めチャック13、位置決めチャック14を互いに離脱する方向に移動(駆動機構は図示せず)させ、ローラ12、ローラ15がスピーカガスケットの外径より外の位置とする。
【0018】
続いてスピーカガスケット1を対向するローラ12、ローラ15の間に設定(4つのロ ーラの内側に位置するように)して、位置決めチャック13,14上に載置する。その後、位置決めチャック13、位置決めチャック14を同期させて所定距離矢印方向に水平移動させローラ12とローラ15を近接させて、スピーカガスケット1の外部円周端にローラ12、ローラ15の外円周部を当接させることにより、スピーカガスケット1の位置決めおよびセンタリング動作を行うものである。
【0019】
【発明の効果】
以上、本発明によるスピーカガスケット位置決め装置によれば、弾力性材料などでなるスピーカガスケットを自動供給する場合に、必要な位置決めおよびセンタリングを精度良く確実に行うことができ、作業工数が少なくかつ高歩留りでのスピーカガスケット位置決め装置を実現することができる。よって、スピーカ組立品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるスピーカガスケット位置決め装置の要部平面図
【図2】 同楕円形状スピーカガスケットにおける設定状態の要部平面図
【図3】 本発明の他の実施の形態におけるスピーカガスケット位置決め装置の要部平面図
【符号の説明】
1 スピーカガスケット
2,5 ローラ
3,4 位置決めチャック
Claims (2)
- 水平移動自在な一対の位置決めチャックのそれぞれの上面に複数の回転自在なローラを設け、円形状あるいは楕円形状のスピーカガスケットを、前記全てのローラ外周を覆うごとく一対の位置決めチャック上に載置し、前記位置決めチャックを互いに離脱する方向に所定距離水平移動させてローラをスピーカガスケットの内周面に当接させてスピーカガスケットの位置決めおよびセンタリング動作を行うスピーカガスケット位置決め装置。
- 水平移動自在な一対の位置決めチャックのそれぞれの上面に複数の回転自在なローラを設け、スピーカガスケットを対向するローラの間に配置し、前記位置決めチャックを互いに近接する方向に所定距離水平移動させてローラをスピーカガスケットの外周面に当接させてスピーカガスケットの位置決めおよびセンタリング動作を行うスピーカガスケット位置決め装置。
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JP10515599A JP3642223B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | スピーカガスケット位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10515599A JP3642223B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | スピーカガスケット位置決め装置 |
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JP2000299899A JP2000299899A (ja) | 2000-10-24 |
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ID=14399836
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10515599A Expired - Fee Related JP3642223B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | スピーカガスケット位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3642223B2 (ja) |
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1999
- 1999-04-13 JP JP10515599A patent/JP3642223B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000299899A (ja) | 2000-10-24 |
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