JP3641084B2 - 酸素濃度検出装置 - Google Patents

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出装置に関し、特に限界電流式酸素センサ(以下「LAFセンサ」という)を用いる酸素濃度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
LAFセンサの出力を用い、その活性温度範囲内では、ある正の印加電圧に対する出力電流値が酸素分圧に比例するというLAFセンサの特性を利用して、内燃機関の排気ガス中の酸素濃度をリニアに検出するようにした酸素濃度検出装置が従来より知られている(特開昭59−163556号公報)。LAFセンサは自身の温度によりその限界電流特性が変化するため、検出精度を維持するためにはLAFセンサを所定の活性温度範囲内に常に制御する必要がある。そこで上記従来の酸素濃度検出装置では、LAFセンサに負の電圧を印加するとその出力電流値が酸素分圧に依存せず温度に比例した値になるという性質を利用して、例えば所定の負の電圧を印加したときの内部抵抗を検出し、その値が一定となるようにLAFセンサをヒータによって加熱制御することにより活性状態を常に維持するようにしている。
【0003】
ここで、排気ガス中の酸素濃度を検出するための印加電圧(正)とLAFセンサの内部抵抗を検出するための印加電圧(負)とは互いに異なる値であるので、上記酸素濃度検出及び内部抵抗検出を同時に行うことはできず、上記互いに異なる電圧を一定の周期毎に切り替えて(時分割的に)印加するようにしている。
【0004】
ところで、このLAFセンサの出力は種々の制御に利用されるが、例えば現代制御理論を用いた内燃機関の空燃比フィードバック制御等で見られるように、LAFセンサの出力を用いてオブザーバや最適レギュレータ等の漸化式形式の制御器等により精巧な制御を行う場合には、LAFセンサの出力のサンプル値群の中から最適な値を採択する必要から、非常に短い周期でサンプリングしたLAFセンサの出力値を必要とする(特願平7−61783号、特願平7−61784号等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の酸素濃度検出装置では、少なくとも内部抵抗を検出している期間内は酸素濃度の検出が中断され、真の検出値を得ることができない。しかもその期間は内燃機関の運転状態にかかわらず一定の周期で到来する(以下、内部抵抗検出期間が到来する周期を「内部抵抗検出周期」という)。そのため、内部抵抗検出周期をあまりに短く(小さい値に)設定すると、酸素濃度検出が中断される頻度が高くなり、例えばオブザーバにおいては、気筒別の空燃比の推定が不正確となって、本来の精巧な制御を十分に達成できない場合がある。
【0006】
すなわち、オブザーバでは、LAFセンサの内部抵抗の検出開始直前に検出した酸素濃度値を次回の酸素濃度検出の開始時まで保持し、この保持した値を酸素濃度検出中断期間における酸素濃度検出値とみなすようにしているが、LAFセンサの出力のサンプル値群の中から酸素濃度検出中断期間におけるサンプル値を採択した場合には、本来検出したい気筒(例えば#2)の酸素濃度として、実際に検出したならば得られたであろう値よりもむしろ前の気筒(例えば#4)の酸素濃度により近い値(保持値)が与えられることがあり得る。このような場合は、上記保持値から算出した空燃比と真の空燃比との食い違いが大きくなり、気筒別の空燃比の推定が不正確となる結果、空燃比フィードバック制御が目標空燃比に収束しなかったり発散したりするおそれがある。特に、エンジンサイクルと内部抵抗検出周期とが略同期する場合には、特定の気筒の空燃比を全く検出できず、その弊害は大きい。
【0007】
また、短いサンプリング周期による検出値を必要としない制御であっても、検出値を要求するタイミングが内部抵抗検出期間と一致する頻度が高くなり、制御性の悪化を招くおそれがある。かかる弊害を少なくする観点からは、内部抵抗検出周期はなるべく長くする方が望ましい。
【0008】
しかしながら、内部抵抗検出周期をあまりに長く(大きい値に)設定すると、例えば内燃機関のフューエルカット時等における排気ガス温の急変時にLAFセンサの素子温の制御が遅れる等、LAFセンサを常に活性温度範囲内に維持することが困難となり、LAFセンサの酸素濃度の検出精度が悪化するおそれがある。
【0009】
従って、内部抵抗検出周期を一律に固定値に設定したのでは、内燃機関の運転状態によっては不具合を生じる場合があった。
【0010】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、酸素濃度の検出精度を維持しつつ、酸素濃度検出中断期間の存在による弊害を最小限に抑えることができる酸素濃度検出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の酸素濃度検出装置は、限界電流式の酸素センサと、該酸素センサを加熱する加熱手段と、前記酸素センサに第1の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出し、内部抵抗検出周期で前記酸素センサに第2の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記酸素センサの内部抵抗を検出する検出手段と、該検出手段により検出された内部抵抗に基づいて前記加熱手段による前記酸素センサの加熱を制御する加熱制御手段とを有する酸素濃度検出装置において、前記内部抵抗検出周期を前記内燃機関の運転状態に応じて設定する周期設定手段を有し、前記内部抵抗検出周期は、前記内燃機関の空燃比がリーンであるときは該空燃比がリッチであるときより小さい値に設定されることを特徴とする。
【0012】
この酸素濃度検出装置によれば、限界電流式の酸素センサに第1の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて内燃機関の排気ガス中の酸素濃度が検出され、内部抵抗検出周期で前記酸素センサに第2の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記酸素センサの内部抵抗が検出され、該検出された内部抵抗に基づいて前記酸素センサの加熱が制御される。前記内部抵抗検出周期は前記内燃機関の運転状態に応じて設定され、前記内燃機関の空燃比がリーンであるときは該空燃比がリッチであるときより小さい値に設定される。これにより、例えばフーエルカット時等の排気ガス温が急変する運転状態では、内部抵抗検出周期を短縮することにより限界電流式酸素センサの温度制御を遅れなく確実に行う一方、通常の空燃比フィードバック制御中等では、内部抵抗検出周期を延長することにより酸素濃度の検出期間をより多く確保することができ、従って酸素濃度の検出精度を維持しつつ、酸素濃度検出中断期間の存在による弊害を最小限に抑えることができる。
【0013】
上記目的を達成するために本発明の請求項2の酸素濃度検出装置は、限界電流式の酸素センサと、該酸素センサを加熱する加熱手段と、前記酸素センサに第1の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出し、内部抵抗検出周期で前記酸素センサに第2の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記酸素センサの内部抵抗を検出する検出手段と、該検出手段により検出された内部抵抗に基づいて前記加熱手段による前記酸素センサの加熱を制御する加熱制御手段とを有する酸素濃度検出装置において、前記内部抵抗検出周期を前記内燃機関の運転状態に応じて設定する周期設定手段を有し、前記内部抵抗検出周期は、前記内燃機関が前記酸素センサの出力値に基づく空燃比フィードバック制御中であるときは空燃比フィードバック制御中以外のときより大きい値に設定されることを特徴とする。
この酸素濃度検出装置によれば、内部抵抗検出周期が、内燃機関が前記酸素センサの出力値に基づく空燃比フィードバック制御中であるときは空燃比フィードバック制御中以外のときより大きい値に設定されるので、空燃比フィードバック制御中以外であるときは内部抵抗検出周期を短縮することにより、限界電流式酸素センサの温度制御を遅れなく確実に行い酸素濃度の検出精度の悪化を回避することができると同時に、空燃比フィードバック制御中では内部抵抗検出周期を延長することにより、酸素濃度の検出期間をより多く確保することができ、従って酸素濃度の検出精度を維持しつつ、酸素濃度検出中断期間の存在による弊害を最小限に抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
(実施の第1形態)
図1は、本発明の実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置及び該装置を適用した内燃機関(以下「エンジン」という)の制御装置の全体構成を示すブロック図である。同図中、1はエンジンである。
【0016】
エンジン1の吸気管2は分岐部(吸気マニホルド)11を介してエンジン1の各気筒の燃焼室に連通する。吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁3にはスロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、スロットル弁開度θTHに応じた電気信号を出力して電子コントロールユニット(以下「ECU」という)5に供給する。
【0017】
エンジン1の本体には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ14が装着されており、クランク角度位置センサ14は、クランク軸の回転角度に応じた信号をECU5に供給する。クランク角度位置センサ14は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置で信号パルス(以下「CYL信号パルス」という)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位置で(4気筒エンジンではクランク角180度毎に)TDC信号パルスを出力するTDCセンサ及びTDC信号パルスより短い一定クランク角周期(例えば30度周期)で1パルス(以下「CRK信号パルス」という)を発生するCRKセンサから成り、CYL信号パルス、TDC信号パルス及びCRK信号パルスがECU5に供給される。これらの信号パルスは、燃料噴射量(燃料噴射時間)、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転数NEの検出に使用される。
【0018】
吸気マニホルド11の吸気弁の少し上流側には、各気筒毎に燃料噴射弁12が設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されているとともにECU5に電気的に接続されて、ECU5からの信号により燃料噴射時期及び燃料噴射時間(開弁時間)が制御される。エンジン1の点火プラグ(図示せず)もECU5に電気的に接続されており、ECU5により点火時期θIGが制御される。
【0019】
排気管16は分岐部(排気マニホルド)15を介してエンジン1の燃焼室に接続されている。排気管16には分岐部15が集合する部分の直ぐ下流側に、LAFセンサ17が設けられている。さらにLAFセンサ17より下流側には直下三元触媒19及び床下三元触媒20が配されており、またこれらの三元触媒19及び20の間には酸素濃度センサ(以下「O2センサ」という)18が装着されている。三元触媒19、20は、排気ガス中のHC,CO,NOx等の浄化を行う。
【0020】
後述するように、LAFセンサ17は酸素濃度検出活性化制御装置(以下「制御装置」という)25と共に酸素濃度検出装置6を構成する。LAFセンサ17は制御装置25を介してECU5に接続されており、排気ガス中の酸素濃度(空燃比)に略比例した電気信号を出力し、その電気信号を制御装置25に出力する。制御装置25内に格納された酸素濃度検出値はECU5により読み出される。この酸素濃度検出値の処理については後述する。O2センサ18は、その出力が理論空燃比の前後において急激に変化する特性を有し、その出力は理論空燃比よりリッチ側で高レベルとなり、リーン側で低レベルとなる。O2センサ18の検出信号はECU5に供給される。
【0021】
ECU5は、上述した各種センサからの入力信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路と、中央処理回路(CPU)と、該CPUで実行される各種演算プログラムや後述する各種マップ及び演算結果等を記憶するROM及びRAMからなる記憶装置と、燃料噴射弁12等の各種電磁弁や点火プラグに駆動信号を出力する出力回路とを備えている。
【0022】
ECU5は、上述の各種エンジン運転パラメータ信号に基づいて、LAFセンサ17及びO2センサ18の出力に応じた空燃比フィードバック制御運転領域や空燃比オープン制御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別するとともに、エンジン運転状態に応じ、下記数式1により燃料噴射弁12の燃料噴射時間TOUTを演算し、この演算結果に基づいて燃料噴射弁12を駆動する信号を出力する。
【0023】
【数1】
TOUT=TIMF×K1+K2
ここに、TIMFは基本燃料量であり、具体的にはエンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに応じて決定される基本燃料噴射時間である。K1、K2は各種エンジンパラメータに応じて演算される補正係数または補正変数であり、エンジン1の運転状態に応じた燃費特性、加速特性等の諸特性の最適化が図られるように決定される。
【0024】
ECU5はさらに、空燃比の制御状態等を示す信号を制御装置25に供給する。
【0025】
図2は、本実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置の詳細な構成を示すブロック図であり、同図において図1中と同一の構成要素には同一の符号が付してある。
【0026】
酸素濃度検出装置6は、LAFセンサ17及び制御装置25により構成される。LAFセンサ17は上述のように排気管16に設けられており、LAFセンサ17の信号線は、コネクタ(図示せず)により制御装置25に着脱自在に接続されている。LAFセンサ17は、固体電解質素子等から構成され、その内側にヒータ54を内蔵する。ヒータ54はLAFセンサ17を活性状態にするのに十分な発熱容量を有している。また、LAFセンサ17の周囲には小孔60を有するカバー59が設けられており、カバー59は、小孔60を通じて排気ガスを流入させることによりLAFセンサ17が排気ガスに直接触れることを防ぎ、LAFセンサ17の保護及び保温の役目を果たす。
【0027】
制御装置25には、バイアス制御部63、電流検出部67及び制御部69が設けられている。LAFセンサ17に接続されたリード線61の一方はバイアス制御部63に接続され、リード線61の他方は電流検出部67に接続されている。また、ヒータ54に接続された2本のリード線62が制御部69の加熱制御部71に接続されている。
【0028】
バイアス制御部63は、正バイアス源64、負バイアス源65及び切り替え部66から構成されている。電流検出部67は、切り替え部66及び制御部69に接続され、切り替え部66は制御部69にも接続されている。切り替え部66は制御部69からの信号に従ってLAFセンサ17に印加する電圧の極性を切り替え、電流検出部67は検出電流を制御部69に出力する。
【0029】
制御部69は、信号を増幅及び波形整形するアンプ72、アナログ信号値をデジタル信号値に変換するA/D変換部68、記憶部70、及びヒータ54の発熱状態を制御する加熱制御部71から構成される。記憶部70は、制御部69で実行される各種演算プログラムやマップ及び演算結果等を記憶するROM及びRAM、並びにLAFセンサ17の酸素濃度(空燃比A/F)検出値を格納するリングバッファ等から成る。このリングバッファは例えば12個の格納場所に区分されている。
【0030】
制御部69は、CYL信号パルス、TDC信号パルス、CRK信号パルスをECU5から受容する。制御部69はさらに、上述した空燃比の制御状態等を示す信号のほか、エンジン回転数NE信号や吸気管内絶対圧PBA信号等のエンジンの運転状態を示す信号を受容する。
【0031】
LAFセンサ17は、所定の正の電圧V1を印加したときの限界電流値が酸素分圧に比例することから、排気ガス中の酸素濃度をリニアに検出することができるが、該LAFセンサ17は活性化するのに高温(約650°C)を必要とし、しかもその活性温度範囲が狭いため、エンジン1の排気ガス温のみではLAFセンサ17の活性状態を適切に制御することができない。そこで、内部抵抗の検出によるLAFセンサ17の活性状態維持のための処理(以下「LAFセンサ活性化処理」という)が必要となる。酸素濃度検出装置6は、LAFセンサ活性化処理と酸素濃度検出処理とを後述する処理で設定される切り替え周期で切り替えて実行する。
【0032】
図3は、このLAFセンサ活性化処理と酸素濃度検出処理の切り替えタイミングを示す図である。同図において、時点tbから時点tcまでの区間が酸素濃度検出処理が実行される酸素濃度検出期間であり、曲線の実線部が酸素濃度検出値の変化を示す。時点taから時点tb、または時点tcから時点tdまでの区間がLAFセンサ活性化処理が実行される内部抵抗検出期間(後述する所定値TRi)であり、この期間では酸素濃度の検出が中断される。酸素濃度検出期間と内部抵抗検出期間とは交互に繰り返され、内部抵抗検出周期(同図中、時点taから時点tcまで)は、以下に説明するようにエンジン運転状態に応じて設定される。
【0033】
図4は、本実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置による内部抵抗検出周期設定処理のフローチャートであり、本処理はタイマ処理により一定時間毎に制御部69により実行される。
【0034】
まず、内部抵抗検出周期タイマtmfが「0」に達したか否かを判別し(ステップS401)、内部抵抗検出周期タイマtmfが「0」に達していないときは直ちに本処理を終了する一方、内部抵抗検出周期タイマtmfが「0」に達したときは、LAFセンサ活性化処理を実行すべき期間であることを「1」で示す抵抗検出中フラグFAFINHを「1」に設定して(ステップS402)、LAFセンサ17の出力電流値I0が基準値IREFより大きいか否かを判別する(ステップS403)。ここで基準値IREFは、エンジンが所定のリーン状態、例えばエンジンがフューエルカット状態にあるか否かを示す閾値(例えば10mA)に設定し、I0>IREFFであるときはエンジンが所定のリーン状態にあると判別する。あるいは出力電流値I0の代わりに出力電流値I0に基づき空燃比を算出し、算出された空燃比が所定値(例えばA/F=20)以上のときに所定のリーン状態にあると判別するようにしてもよい。
【0035】
前記ステップS403の判別の結果、I0>IREFであるときは、抵抗検出周期タイマtmfに第1の周期Tf1(例えば128ms)をセットしてスタートさせ(ステップS404)、本処理を終了する一方、I0≦IREFFであるときは、抵抗検出周期タイマtmfに第1の周期Tf1より長い第2の周期Tf2(例えば256ms)をセットしてスタートさせ(ステップS405)、本処理を終了する。これにより、フーエルカット時等の排気ガス温が急変する所定のリーン状態ではLAFセンサ17の温度制御を優先する、すなわち、内部抵抗検出周期を短縮することにより限界電流式酸素センサの温度制御を遅れなく確実に行う一方、通常の空燃比フィードバック制御中等の所定のリーン状態でないときは内部抵抗検出周期を延長することにより、酸素濃度の検出期間をより多く確保することができる。なお、第1の周期Tf1及び第2の周期Tf2は、LAFセンサ17の素子やヒータ54の熱容量、LAFセンサ17の冷却特性及びLAFセンサ17の活性温度範囲等を考慮して設定することが好ましい。
【0036】
図5は、本実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置によるLAFセンサ活性化処理のフローチャートであり、本処理はタイマ処理により一定時間毎に制御部69により実行される。
【0037】
まず、抵抗検出中フラグFAFINHが「1」に設定されているか否かを判別し(ステップS501)、抵抗検出中フラグFAFINHが「1」に設定されているときは、後述するステップS508でセットされる抵抗検出期間タイマtmRiが「0」に達したか否かを判別する。(ステップS502)、その結果、抵抗検出中フラグFAFINHが「1」に設定されてないときまたは抵抗検出期間タイマtmRiが「0」に達したときは、抵抗検出期間タイマtmRiに所定値TRi(例えば4.5ms)をセットしてスタートさせ(ステップS508)、抵抗検出中フラグFAFINHを「0」に設定し(ステップS509)、本処理を終了する。
【0038】
一方、前記ステップS502で抵抗検出期間タイマtmRiが「0」に達していないときは、LAFセンサ17の内部抵抗Riを以下のようにして検出する(ステップS503、S504)。
【0039】
すなわち、切り替え部66を負バイアス源65に接続することにより、LAFセンサ17に所定の負の電圧V2を印加して(ステップS503)、このときにLAFセンサ17から出力される電流値I2を電流検出部67により検出し、この電流値I2をアンプ72により増幅及び波形整形した後、A/D変換部68によりデジタル値に変換し、このデジタル値に基づいて内部抵抗Riを検出する(ステップS504)。
【0040】
次いで、上記検出した内部抵抗Riが基準値RREF以上であるか否かを判別し(ステップS505)、その判別の結果、Ri≧RREFであるときは、加熱制御部71によりヒータ54を加熱制御し(ステップS506)、本処理を終了する一方、Ri<RREFであるときは、加熱制御部71によるヒータ54の加熱を停止して(ステップS507)、本処理を終了する。これにより、LAFセンサ17が活性温度範囲内に制御される。
【0041】
本処理によれば、一定の周期で(抵抗検出中フラグFAFINHが「1」になる毎に)一定期間(TRi)だけLAFセンサ活性化処理が実行される。
【0042】
図6は、本実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置による酸素濃度検出値格納処理のフローチャートであり、本処理はCRK信号パルスの発生毎に制御部69により実行される。
【0043】
まず、抵抗検出中フラグFAFINHが「1」に設定されているか否かを判別する(ステップS601)。その判別の結果、抵抗検出中フラグFAFINHが「1」に設定されていないときは、酸素濃度検出処理を実行すべき期間であるので、制御部69の制御により切り替え部66を正バイアス源64に接続することにより、LAFセンサ17に所定の正の電圧V1を印加する(ステップS602)。このときにLAFセンサ17から出力される電流値I1を電流検出部67により検出し(ステップS603)、この電流値I1をアンプ72により増幅及び波形整形した後、A/D変換部68によりデジタル値に変換し、このデジタル値に基づき不図示のマップを用いて排気ガス中の酸素濃度(空燃比)を検出する(ステップS604)。次いで、このときのLAFセンサ17の出力、すなわちCRK信号パルスの発生毎にサンプリングした酸素濃度検出値(サンプル値)を記憶部70のリングバッファに格納し(ステップS605)、本処理を終了する。
【0044】
一方前記ステップS601の判別の結果、抵抗検出中フラグFAFINHが「1」に設定されているときは、FAFINH=1となる直前にサンプリングされた酸素濃度検出値を記憶部70のリングバッファに格納すると共にその格納したリングバッファのNO(番号)を記憶して(ステップS606)、本処理を終了する。これにより、酸素濃度検出処理期間では該期間における実際の検出値が格納され、内部抵抗検出期間では該期間の開始直前の検出値が格納(直前値が保持)される。
【0045】
なお、オブザーバでは、予め設けたタイミングマップにより、エンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAの各検出値に応じて最適タイミングのリングバッファ番号を選択し、そのリングバッファに格納されている酸素濃度値を空燃比フィードバック制御に用いる。
【0046】
本実施の第1形態によれば、フューエルカット時等のように排気ガス温が急変する運転状態では、内部抵抗検出周期を短縮することによりLAFセンサの温度制御を遅れなく確実に行い酸素濃度の検出精度の悪化を回避することができると同時に、通常の空燃比フィードバック制御中等では、内部抵抗検出周期を延長することにより酸素濃度の検出期間をより多く確保することができる。従って、酸素濃度の検出精度を維持しつつ、酸素濃度検出中断期間の存在による弊害を最小限に抑えることができるので、LAFセンサ17の出力を用いたエンジンの制御装置における空燃比フィードバック制御等の制御性をより向上させることができる。
【0047】
(実施の第2形態)
以下に、本発明の実施の第2形態を説明する。本実施の第2形態に係る酸素濃度検出装置の構成は実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置と同様であり、図1及び図2で説明した通りである。本実施の第2形態では、内部抵抗検出周期設定処理が実施の第1形態と異なるのみであるので、図4に代え図7を用いて本実施の第2形態を説明する。
【0048】
図7は、本実施の第2形態に係る酸素濃度検出装置による内部抵抗検出周期設定処理のフローチャートであり、本処理はタイマ処理により一定時間毎に制御部69により実行される。
【0049】
まず、ステップS701、ステップS702では、図4のステップS401、ステップS402と同様の処理を実行する。
【0050】
続くステップS703では、エンジン1が空燃比フィードバック制御中であるか否かを判別する。その判別の結果、エンジン1が空燃比フィードバック制御中でないときは、抵抗検出周期タイマtmfに第3の周期Tf3(例えば128ms)をセットしてスタートさせ(ステップS704)、本処理を終了する一方、エンジン1が空燃比フィードバック制御中であるときは、抵抗検出周期タイマtmfに第3の周期Tf3より長い第4の周期Tf4(例えば256ms)をセットしてスタートさせ(ステップS705)、本処理を終了する。
【0051】
本実施の第2形態によれば、空燃比オープンループ制御中では内部抵抗検出周期を短縮することにより、LAFセンサの温度制御を遅れなく確実に行い酸素濃度の検出精度の悪化を回避することができると同時に、空燃比フィードバック制御中では内部抵抗検出周期を延長することにより、酸素濃度の検出期間をより多く確保することができ、実施の第1形態と同様の効果を得ることができる。
【0052】
なお、実施の第1、第2形態では、内部抵抗検出周期として各2種類の値(Tf1、Tf2等)を用意したが、これらに限るものでなく、複数種類の内部抵抗検出周期を用意し、エンジンの運転状態に応じて最適な値を設定するようにしてもよい。また、エンジンの運転状態も例示したものに限られるものではない。
【0053】
なお、実施の第1、第2形態に係る酸素濃度検出装置は、現代制御理論を用いてオブザーバや最適レギュレータ等の漸化式形式の制御器等により精巧な制御を行うエンジンの空燃比フィードバック制御装置等に適用すると特に有効である。例えばオブザーバでは各気筒毎の空燃比の推定精度を向上することができ、気筒別の空燃比フィードバック制御の発散を回避し、その収束性を高めることができる。また、最適レギュレータ等による適応制御では、エンジンの応答遅れの補償精度を向上することができる。
【0054】
なお、限界電流式の酸素センサの出力を使用する制御装置であれば、他の装置にも本酸素濃度検出装置6を適宜適用するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る酸素濃度検出装置によれば、通常の空燃比フィードバック制御中等では内部抵抗検出周期を延長することにより、酸素濃度の検出期間をより多く確保することができると同時に、フューエルカット時等のように排気ガス温が急変する運転状態では内部抵抗検出周期を短縮することにより、限界電流式酸素センサの温度制御を遅れなく確実に行い酸素濃度の検出精度の悪化を回避することができる。よって、酸素濃度の検出精度を維持しつつ、酸素濃度検出中断期間の存在による弊害を最小限に抑えることができる。
【0057】
本発明の請求項に係る酸素濃度検出装置によれば、空燃比フィードバック制御中以外であるときは内部抵抗検出周期を短縮することにより、限界電流式酸素センサの温度制御を遅れなく確実に行い酸素濃度の検出精度の悪化を回避することができると同時に、空燃比フィードバック制御中では内部抵抗検出周期を延長することにより、酸素濃度の検出期間をより多く確保することができる。よって、酸素濃度の検出精度を維持しつつ、酸素濃度検出中断期間の存在による弊害を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る酸素濃度検出装置及び該装置を適用した内燃機関の制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同形態に係る酸素濃度検出装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】同形態におけるLAFセンサ活性化処理と酸素濃度検出処理の切り替えタイミングを示す図である。
【図4】同形態に係る酸素濃度検出装置による内部抵抗検出周期設定処理のフローチャートである。
【図5】同形態に係る酸素濃度検出装置によるLAFセンサ活性化処理のフローチャートである。
【図6】同形態に係る酸素濃度検出装置による酸素濃度検出値格納処理のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第2形態に係る酸素濃度検出装置による内部抵抗検出周期設定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関(エンジン)
5 エンジン制御用電子コントロールユニット(ECU)
6 酸素濃度検出装置
14 クランク角度位置センサ
16 排気管
17 限界電流式酸素センサ(LAFセンサ)
25 酸素濃度検出活性化制御装置(制御装置)
54 ヒータ
63 バイアス制御部
64 正バイアス源
65 負バイアス源
66 切り替え部
67 電流検出部
69 制御部(検出手段、周期設定手段)
70 記憶部
71 加熱制御部

Claims (2)

  1. 限界電流式の酸素センサと、該酸素センサを加熱する加熱手段と、前記酸素センサに第1の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出し、内部抵抗検出周期で前記酸素センサに第2の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記酸素センサの内部抵抗を検出する検出手段と、該検出手段により検出された内部抵抗に基づいて前記加熱手段による前記酸素センサの加熱を制御する加熱制御手段とを有する酸素濃度検出装置において、
    前記内部抵抗検出周期を前記内燃機関の運転状態に応じて設定する周期設定手段を有し、
    前記内部抵抗検出周期は、前記内燃機関の空燃比がリーンであるときは該空燃比がリッチであるときより小さい値に設定されることを特徴とする酸素濃度検出装置。
  2. 限界電流式の酸素センサと、該酸素センサを加熱する加熱手段と、前記酸素センサに第1の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出し、内部抵抗検出周期で前記酸素センサに第2の電圧が印加されたときの前記酸素センサの出力電流値に基づいて前記酸素センサの内部抵抗を検出する検出手段と、該検出手段により検出された内部抵抗に基づいて前記加熱手段による前記酸素センサの加熱を制御する加熱制御手段とを有する酸素濃度検出装置において、
    前記内部抵抗検出周期を前記内燃機関の運転状態に応じて設定する周期設定手段を有し、
    前記内部抵抗検出周期は、前記内燃機関が前記酸素センサの出力値に基づく空燃比フィードバック制御中であるときは空燃比フィードバック制御中以外のときより大きい値に設定されることを特徴とする酸素濃度検出装置。
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