JP2019094871A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】触媒暖機制御により触媒が活性化したことを速やかに判定することができる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】エンジン10の排気通路には、三元触媒25と、上流側A/Fセンサ26と下流側A/Fセンサ27とが設けられている。ECU40は、触媒25の暖機を促進させる触媒暖機要求が生じたことに伴い触媒暖機制御を実施している期間に、排気の空燃比を、理論空燃比よりもリーン側のリーン空燃比と、理論空燃比よりもリッチ側のリッチ空燃比との間で変動させる空燃比制御部と、空燃比制御部により排気の空燃比をリーン空燃比からリッチ空燃比へ切り替える切替指令が行われた後の下流側A/Fセンサ27の出力値に基づいて、触媒25の活性化判定を実施する活性化判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、詳しくは、排気通路に三元触媒が設けられている内燃機関の制御装置に関する。
排気中の炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)及び窒素酸化物(NOx)を浄化する三元触媒は、触媒雰囲気が理論空燃比付近で各成分の浄化率が高くなる。ところが、エンジンの冷間始動時等のように触媒温度が活性化温度よりも低い場合には、浄化能力を十分に発揮することができない。そこで従来、エンジンの冷間始動時等には、触媒温度を活性化温度にまで速やかに昇温させるべく触媒暖機が行われている。この触媒暖機の手法としては、例えば、点火時期を遅角させて排気温度を上昇させる方法が知られている。
触媒暖機時間は、燃費や排気エミッションの観点からすると短縮化することが好ましい。その一方で、触媒が活性化する前に触媒暖機を終了させると排気を十分に浄化できず、排気エミッションの低下を招いてしまう。
触媒の活性化を判定する方法について、従来、種々提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、三元触媒の上流側及び下流側にO2センサを配置し、排気空燃比の平均値が理論空燃比よりもリッチとなるように排気空燃比をリーン空燃比側とリッチ空燃比側との間で強制的に変動させ、そのときの触媒下流側のO2センサのリーン空燃比側の出力値が所定の空燃比よりもリッチになった場合に触媒が活性化したと判定することが開示されている。
特開2008−144656号公報
特許文献1に記載のものは、三元触媒の酸素吸蔵機能の活性によって触媒の活性化を判定しており、実際に触媒が活性化したタイミングよりも活性化判定が遅れてしまう。この場合、触媒暖機時間が必要以上に長くなり、燃費や排気エミッションを好適化できないおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、触媒暖機制御により触媒が活性化したことを速やかに判定することができる内燃機関の制御装置を提供することを一つの目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について説明する。
本発明は、排気に含まれる成分を酸化又は還元する三元触媒(25)と、前記排気の空燃比に応じたセンサ信号を検出値として出力する空燃比センサ(26、27)とを排気通路(19)に備える内燃機関(10)に適用される内燃機関の制御装置に関する。
請求項1に記載の発明は、前記空燃比センサとして、前記三元触媒の上流側に設けられた上流側センサ(26)と、前記三元触媒の下流側に設けられた下流側センサ(27)とを有し、前記三元触媒の暖機を促進させる触媒暖機要求が生じたことに伴い触媒暖機制御を実施している期間に、前記排気の空燃比を、理論空燃比よりもリーン側のリーン空燃比と、理論空燃比よりもリッチ側のリッチ空燃比との間で変動させる空燃比制御部と、前記空燃比制御部により前記排気の空燃比を前記リーン空燃比から前記リッチ空燃比へ切り替える切替指令を行った後の前記下流側センサの出力値に基づいて、前記三元触媒の活性化判定を実施する活性化判定部と、を備える。
触媒暖機要求に伴い排気の空燃比をリーン空燃比とリッチ空燃比との間で変動させた場合、リーン空燃比からリッチ空燃比への切替指令が行われた後の下流側センサの出力値の挙動は、三元触媒が活性化する前と活性化した後では相違する。具体的には、触媒が未活性化の状態では、空燃比の切替指令に伴い下流側センサの出力値が速やかにリッチ側へ変化するのに対し、触媒が活性化すると、空燃比の切替指令に伴い下流側センサの出力値のリッチ側への変化が緩慢になる。この点に着目し、上記構成とすることにより、触媒暖機制御によって触媒が活性化した時点で触媒が活性化したことを速やかに判定することができる。
エンジン制御システムの概略構成図。 A/F変動制御での排気空燃比の指令値及びセンサ出力値の推移を示すタイムチャート。 触媒の活性化前後でのセンサ出力値の相違を示す図。 暖機要求時処理の処理手順を示すフローチャート。 A/F変動制御の処理手順を示すフローチャート。 活性化判定処理の処理手順を示すフローチャート。 排気エミッション改善効果を示す図。 第2実施形態の活性化判定処理の処理手順を示すフローチャート。 他の実施形態の触媒の活性化判定処理を示す図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、車両用の多気筒ガソリンエンジンを制御する制御システムとして具体化している。まず、図1を用いてエンジン制御システムの概略構成を説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一又は均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
図1に示すエンジン10において、吸気管11には、DCモータ等のスロットルアクチュエータによって開度調節されるスロットルバルブ12が設けられている。スロットルバルブ12の開度(スロットル開度)は、スロットルアクチュエータに内蔵されたスロットル開度センサにより検出される。スロットルバルブ12の上流側にはエアフロメータ(図示略)が設けられており、エアフロメータの検出値によってエンジン10の吸入空気量が検出される。スロットルバルブ12の下流側にはサージタンク13が設けられている。サージタンク13には、吸気管内圧力を検出するための吸気管内圧力センサ(図示略)が設けられている。サージタンク13は、エンジン10の各気筒に空気を導入する吸気マニホールドを介して各気筒の吸気ポート14に接続されている。
エンジン10の吸気ポート14には吸気バルブ16が配置され、排気ポート15には排気バルブ17が配置されている。吸気バルブ16の開動作によりサージタンク13内の空気が燃焼室18内に導入され、排気バルブ17の開動作によりエンジン10の排気が排気管19に排出される。吸気バルブ16及び排気バルブ17の開閉タイミング(バルブタイミング)は、可変バルブタイミング装置20a,20bによりそれぞれ可変制御される。
エンジン10には、燃焼室18内に燃料を供給する燃料噴射弁21が設けられている。本システムでは、燃料噴射弁21として、各気筒の上部に取り付けられ燃焼室18内に燃料を直接供給する第1噴射弁21aと、各吸気ポート14に取り付けられ吸気ポート14を介して各気筒の燃焼室18内に燃料を供給する第2噴射弁21bと、を備えている。燃料噴射弁21は、燃料配管を介して燃料タンク(図示略)に接続されている。燃料タンク内の燃料は各気筒の燃料噴射弁21に供給され、燃料噴射弁21から燃焼室18内又は吸気ポート14に噴射される。なお、燃料噴射弁21として第1噴射弁21a及び第2噴射弁21bのいずれか一方のみを備えていてもよい。
エンジン10のシリンダヘッドには点火プラグ23が取り付けられている。点火プラグ23には、点火コイル等よりなる点火装置24を通じて、所望とする点火時期に高電圧が印加される。点火プラグ23に対する高電圧の印加により、各点火プラグ23の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室18内における燃料と吸気との混合気が着火されて燃焼に供される。エンジン10の燃焼制御は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程を1燃焼サイクルとして行われる。
排気管19には、排気を浄化するための排気浄化装置として触媒25が設けられている。触媒25は、排気中の成分である一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)及び窒素酸化物(NOx)を酸化又は還元する三元触媒である。具体的には、排気中のHCは、触媒25によって酸化されて二酸化炭素(CO2)及び水蒸気(H2O)に変換され、排気中のCOはCO2に変換される。また、排気中のNOxは、還元されて窒素(N2)に変換される。
排気管19において触媒25の上流側及び下流側には、排気を検出対象として混合気の空燃比に応じたセンサ信号(空燃比信号)を検出値として出力するA/Fセンサ26,27が配置されている。なお、以下では、触媒25の上流側に設けられているセンサを上流側A/Fセンサ26、触媒25の下流側に設けられているセンサを下流側A/Fセンサ27として説明する。A/Fセンサ26,27は、排気中の酸素濃度に比例した広域の空燃比信号を出力するリニア検出式センサであり、排気の空燃比(以下、「排気空燃比」ともいう。)がリーンであるほど低出力となり、排気空燃比がリッチであるほど高出力となる。本実施形態では、A/Fセンサ26,27としては、触媒25よりも速やかに活性化する(例えば、冷間始動時において数秒で活性化可能な)センサが用いられている。
エンジン10のシリンダブロックには、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温センサ28や、クランク軸29が所定クランク角回転するごとにパルス信号を出力するクランク角センサ31が取り付けられている。クランク角センサ31のクランク角信号に基づいて、クランク角やエンジン回転速度が検出される。各種センサの出力はECU40に入力される。
ECU40は、マイクロコンピュータを主体として構成された電子制御ユニットであり、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶されている制御プログラムを用い、各種センサの検出信号に基づいてエンジン10の各種制御を実施する。具体的には、ECU40は、各種演算を行うCPU41、各種情報を記憶するROM42、RAM43、バックアップRAM44、各種センサが検出した信号が入力される入力ポート46、及び、燃料噴射弁21や点火プラグ23等の各種アクチュエータへの制御信号が出力される出力ポート47を備えており、これらが双方向性バス45を介して相互に送受信可能に構成されている。
エンジン10の燃焼制御について、ECU40は、エンジン運転状態に応じた要求噴射量を算出し、その要求噴射量に基づいて燃料噴射弁21の開弁時間を制御するとともに、点火プラグ23の点火時期を制御する。また、ECU40は、噴射量補正として、A/Fセンサ26,27の出力に基づく空燃比フィードバック補正を実施する。本実施形態では、上流側A/Fセンサ26の出力に基づいて触媒25の上流側の空燃比が目標空燃比になるように燃料噴射量をフィードバック補正するメインフィードバック制御を実施するとともに、下流側A/Fセンサ27の出力に基づいて燃料噴射量を修正するサブフィードバック制御を実施する。
触媒25は、触媒温度が活性化温度(例えば350℃)よりも低いと、酸化還元反応による排気の浄化能力を十分に発揮することができない。そこで、例えばエンジン10の冷間始動時のように触媒温度が活性化温度よりも低い場合には、触媒25を早期に活性化温度にまで昇温させるべく触媒暖機制御を実施する。触媒暖機制御として本実施形態では、点火時期を遅角する(具体的には、MBTから大幅に遅角する)ことによって排気温度を高め、これにより触媒暖機を促進する。そして、触媒25が活性化すると触媒暖機制御による触媒暖機を終了し、A/Fセンサ26,27の出力に基づく空燃比フィードバック制御に移行する。
ここで、燃費や排気エミッションの観点からすると、触媒暖機時間は必要最小限とすることが好ましい。その一方で、触媒25が活性化する前であるにも関わらず触媒暖機を終了させてしまうと、触媒25において排気を十分に浄化できず、排気エミッションの低下を招いてしまう。そのため、触媒暖機中は、触媒25が活性化したことをその活性化タイミングで精度良く検出する必要がある。
以下に、本実施形態において実行される触媒25の活性化判定処理について、図2及び図3を用いて詳しく説明する。図2及び図3では、エンジン10の冷間始動時において触媒暖機を行っている場合を想定している。本システムでは、触媒暖機中には、排気空燃比をリーン側とリッチ側との間で強制変動させることによりリーン燃焼とリッチ燃焼とを交互に繰り返すA/F変動制御を実施する。そして、A/F変動制御により排気空燃比を強制変動しているときのA/Fセンサの出力を利用して触媒25の活性化判定を行う。
なお、図2中、(a)は排気空燃比の指令値Dafの推移、(b)及び(c)は、下流側A/Fセンサ27の出力値Arが指令値Dafとなるように燃料噴射制御が行われたときの各A/Fセンサの出力値の推移をそれぞれ示している。(b)及び(c)のうち、(b)は上流側A/Fセンサ26の出力値Afの推移であり、(c)は下流側A/Fセンサ27の出力値Arの推移である。また、図3中、(a)は、触媒25が活性化する前のA/Fセンサ26,27の出力値Af,Arを示し、(b)は、触媒25が活性化した場合のA/Fセンサ26,27の出力値Af,Arを示している。
エンジン10の冷間始動時において、触媒暖機の実施期間では、排気空燃比をリーン空燃比AFLとリッチ空燃比AFRとの間で強制変動させるA/F変動制御が実施される。リーン空燃比AFLは、理論空燃比(≒14.7)よりもリーン側の空燃比であり、リッチ空燃比AFRは、理論空燃比よりもリッチ側の空燃比である。本実施形態では、触媒暖機の実施期間中における排気空燃比の平均値が所定空燃比Atg(例えば理論空燃比)となるようにリーン空燃比AFL及びリッチ空燃比AFRが設定されている。A/F変動制御では、排気空燃比の指令値Dafを時間u1の間リーン空燃比AFLに設定し、その後、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRに切り替えて時間u2の間リッチ空燃比AFRに設定する期間を1周期(例えば1〜2秒)とし、これを繰り返すことにより、排気空燃比を所定の振り幅で周期的かつ強制的に変動させる。
触媒暖機の実施期間に上記のA/F変動制御を実施した場合、図3に示すように、上流側A/Fセンサ26の出力値Afの挙動は、触媒が活性化する前後でほぼ同じである。具体的には、指令値Dafがリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えられると、その切替指令のタイミングtrの直後では、指令値Dafの切り替えに伴いセンサ出力値Afが速やかにリッチ側へと変化する。
これに対し、下流側A/Fセンサ27の出力値Arは、触媒25が活性化する前後で異なる挙動を示す。具体的には、触媒25の活性化前は、指令値Dafがリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えられると、その切替指令のタイミングtrの後にはセンサ出力値Arが比較的速やかにリッチ側へと変化する(図3(a)参照)。この場合、センサ出力値Arが略一定となるまでにさほど時間がかからず、タイミングtrから時間T1でセンサ出力値が略一定となる。
一方、触媒25が活性化すると、指令値Dafをリッチ空燃比AFRへ切り替える切替指令のタイミングtrの後では、下流側A/Fセンサ27の出力値Arにおけるリッチ側への変化は、触媒活性化前よりも緩慢となる。より具体的には、指令値Dafの切り替えに伴いセンサ出力値Arがリッチ側へ変化している期間(図3中のSの期間)において、触媒25の活性化後では、センサ出力値Arの傾き(以下、「出力傾きΔA」ともいう。)は値A2であり、これは触媒活性化前の傾きA1よりも小さい。また、触媒活性化後では、センサ出力値Arが略一定となるまでに、時間T1よりも長い時間T2を要する(図3(b)参照)。
下流側A/Fセンサ27の出力値Arの挙動についてより詳細に説明すると、触媒25が未活性の場合には、リッチ燃焼により排気中に含まれる未燃燃料によって、リーン燃焼中に触媒25に吸着された酸素が速やかに排気中に放出される。一方、触媒25が活性化すると、リーン燃焼中に触媒25に吸着された酸素と、リッチ燃焼により排気中に含まれる未燃燃料との酸化反応が起こる。このため、触媒暖機制御により触媒25が活性化すると、リーン燃焼からリッチ燃焼への切り替えに伴い触媒雰囲気がリッチ化した状態となる際に、触媒25が未活性化の場合に比べて遅延が生じる。この遅延が、触媒活性化の前後において、下流側A/Fセンサ27の出力値Arがリッチ側へ変化する際のセンサ出力値Arの勾配の違いとして現れる。
こうした着眼点に基づき、本実施形態では、触媒25の活性化を判定する活性化判定パラメータとして、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えた後の下流側A/Fセンサ27の出力傾きΔAを用い、出力傾きΔAと判定値Txとの比較結果に基づいて触媒25が活性化したことを判定することとしている。具体的には、出力傾きΔAが判定値Tx以上の場合には触媒25は活性化前であると判定し、出力傾きΔAが判定値Txよりも小さくなったタイミングで触媒25が活性化したと判定し、触媒暖機制御を終了させることとしている。
次に、本実施形態の触媒25の活性化判定について、図4〜図6のフローチャートを用いて説明する。
まずは、図4を用いて、触媒暖機要求が有った場合の処理(暖機要求時処理)について説明する。この処理は、ECU40により所定周期毎に実行される。図4において、ステップS101では、触媒暖機要求が有るか否かを判定する。ここでは、触媒暖機制御による触媒暖機の開始前であれば、冷却水温センサ28の検出値が所定温度よりも低い場合に触媒暖機要求有りと判定する。また、触媒暖機制御の開始後であれば、図6の活性化判定処理によって触媒未活性と判定されている場合に触媒暖機要求有りと判定する。なお、触媒暖機要求の有無の判定方法はこれに限定されず、例えば触媒温度を検出する温度センサを触媒25に設け、当該温度センサの検出値に基づいて判定してもよい。
触媒暖機要求有りと判定されると、ステップS102へ進み、触媒暖機運転を実行する。具体的には、エンジン10の点火時期を、触媒暖機要求が生じていない場合に設定される点火時期よりも遅角させることにより排気温度を上昇させ、触媒25の昇温を促進させる。また、続くステップS103では、A/F変動制御を実行する。一方、ステップS101で触媒暖機要求無しと判定された場合には、そのまま本処理を終了する。この場合、図示しない別ルーチンにより、目標空燃比(例えば理論空燃比)と、上流側A/Fセンサ26の検出値との差分に基づくメインフィードバック制御が実施される。
次に、A/F変動制御の処理手順について図5のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図4の暖機要求時処理によってA/F変動制御の実行が指令されてから触媒暖機要求無しと判定されるまでの期間において、ECU40により繰り返し実行される。なお、図5の1回の処理がA/F変動制御の1周期に相当する。
図5において、ステップS201では、指令値Dafにリーン空燃比AFLを設定する。これにより、図示しない別ルーチンにより、触媒下流側の排気空燃比を指令値Dafにするための燃料量が燃料噴射弁21から噴射されるよう噴射量制御が実施される。なお、ここでは、噴射量制御をオープン制御によって行うが、フィードバック制御により下流側A/Fセンサ27の検出値を目標空燃比に一致させるようにしてもよい。また、上流側A/Fセンサ26によって検出される空燃比が指令値Dafになるように制御してもよい。
ステップS202では、点火時期の指令値を、暖機時点火時期θdよりも進角側の第1点火時期に設定する。これに伴い、図示しない別ルーチンにより、第1点火時期で点火プラグ23に火花放電が発生されるように点火制御が実施される。なお、暖機時点火時期θdは、触媒暖機運転中にA/F変動制御を行わないとした場合に設定される点火時期であり、例えば圧縮上死点より遅角側のクランク角度に設定される。第1点火時期は、暖機時点火時期θdよりも進角側であってMBTよりも遅角側に設定される。本実施形態では、触媒暖機中のリーン燃焼時では点火時期を進角させることにより、リーン燃焼中の燃焼変動率を抑えて燃焼を安定化させるようにする。
続くステップS203では、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRに切り替える切替タイミングか否かを判定する。ここでは、指令値Dafをリーン空燃比AFLに設定してから時間u1が経過したか否かを判定し、肯定判定されるまで指令値Dafをリーン空燃比AFLに設定したままにする。
ステップS203で肯定判定されると、ステップS204へ進み、指令値Dafをリッチ空燃比AFRに切り替え、触媒下流側の排気空燃比を指令値Dafとするために必要な量の燃料を燃料噴射弁21から噴射させる。また、ステップS205では、点火時期を、暖機時点火時期θdよりも遅角側の第2点火時期に設定する。触媒暖機中のリッチ燃焼時には点火時期を遅角させることにより、リッチ燃焼中において触媒25の活性化を促進させるようにする。指令値Dafをリッチ空燃比AFRに切り替えてから時間u2が経過すると再びステップS201へ戻り、ステップS201以降の処理を実行する。
次に、活性化判定処理の処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図5のA/F変動制御の実行中にECU40により繰り返し実行される。
図6において、ステップS301では、下流側A/Fセンサ27の出力値Arがリッチ側へ変化するリッチ側変化期間中か否かを判定する。ここでは、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替える切替指令が出力されてから所定時間が経過する前であるか否かを判定し、所定時間の経過前である場合に、リッチ側変化期間であると判定する。なお、下流側A/Fセンサ27の出力値Arの微分値に基づいてリッチ側変化期間中か否かを判定してもよい。
リッチ側変化期間中でなければ、ステップS301で否定判定されてそのまま本ルーチンを終了する。一方、リッチ側変化期間中である場合にはステップS302へ進み、リッチ側変化期間における下流側A/Fセンサ27の出力値Arを用いて出力傾きΔAを算出する。出力傾きΔAは、センサ出力値Arの単位時間あたりの変化量(出力上昇量)であり、ここではセンサ出力値Arの時間微分値(dAr/dt)を算出する。
ステップS303では、出力傾きΔAが判定値Txよりも小さいか否かを判定する。出力傾きΔAが判定値Tx以上の場合には、ステップS304へ進み、触媒25は活性化していないと判定する。一方、出力傾きΔAが判定値Txよりも小さいと判定された場合には、ステップS305へ進み、触媒25が活性化したと判定し、本ルーチンを終了する。触媒25が活性化したと判定されると、以降では、図4の暖機要求時処理のステップS101で否定判定され、触媒暖機運転が終了される。
なお、出力傾きΔAが判定値Txよりも小さいことが複数回判定されたことを条件に、触媒25が活性化したと判定するようにしてもよい。
本発明の活性化判定処理を用いた場合の排気エミッション改善効果について図7を用いて説明する。図7には、活性化判定手法(判定A、判定B)の相違による、触媒下流側へ排出されるPN数の相違を表す試験結果を示している。手法Aは、図1においてA/Fセンサ26,27を配置する代わりに、触媒25の上流側及び下流側にO2センサを配置し、排気空燃比をリッチ/リーンとの間で強制的に変動させた場合に触媒下流側のO2センサの出力値の振幅が所定値よりも小さくなったタイミングで触媒25が活性化したと判定する方法である(特許文献1参照)。手法Bは、本発明の活性化判定処理により触媒25が活性化したと判定する方法である。なお、手法Aで用いたO2センサは、理論空燃比に対してリッチかリーンかに応じて二値の起電力信号を出力する二値検出式である。
図7の試験では、エンジンの冷間始動時に触媒暖機運転を行い、手法A又は手法Bにより触媒25が活性化したと判定されたタイミングで触媒暖機運転を終了して通常運転に移行した場合の排気微粒子(PM)の粒子数(PN数:Particulate Number)を比較している。図7に示すように、手法Bを用いて触媒25の活性化判定を行った場合には、手法Aを用いた場合に比べて、触媒下流側の排気中のPN数が約35%減少している。この結果から、手法Bは触媒25の活性化判定精度が高いため、触媒暖機時間を極力短くでき、排気エミッションの改善効果が高いことが分かる。
以上詳述した本実施形態によれば、次の優れた効果が得られる。
排気管19において触媒25(三元触媒)の上流側に上流側A/Fセンサ26を配置し、下流側に下流側A/Fセンサ27を配置するとともに、触媒暖機要求が有った場合には、排気空燃比をリーン空燃比AFLとリッチ空燃比AFRとの間で強制的に変動させる。そして、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えた後の下流側A/Fセンサ27の出力値Arに基づいて、触媒25の活性化判定を実施する。触媒暖機要求に伴い排気空燃比をリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えた場合、触媒が活性していない状態では、空燃比の切替指令に伴い下流側A/Fセンサ27の出力値Arが速やかにリッチ側へ変化するのに対し、触媒が活性化すると、空燃比の切替指令に伴い下流側A/Fセンサ27の出力値Arのリッチ側への変化が緩慢になる。この点に着目し、上記構成とすることにより、触媒暖機制御によって触媒が活性化した時点で触媒が活性化したことを速やかに判定することができる。
具体的には、リッチ側変化期間Sにおける下流側A/Fセンサ27の出力値Arの傾き(出力傾きΔA)を算出し、出力傾きΔAに基づいて触媒25の活性化判定を実施する構成とした。この場合、リッチ側変化期間でのセンサ出力値Arの傾きを直接的に検出し、これを活性化判定の判定パラメータとするため、活性化判定の精度をより高めることができる。
排気空燃比をリーン空燃比AFLで制御する場合の点火時期を、リッチ空燃比AFRで制御する場合の点火時期よりも進角させるため、リーン燃焼中では燃焼変動率を抑えることができ、よって触媒暖機中の燃焼を安定化させることができる。また、排気空燃比をリッチ空燃比AFRで制御する場合には、リーン空燃比AFLで制御する場合の点火時期よりも遅角させるため、触媒25の活性化をより促進させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。第1実施形態では、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えた後の下流側A/Fセンサ27の出力値Arを用いて触媒25の活性化判定を実施した。これに対し、本実施形態では、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRへ切り替えた後の下流側A/Fセンサ27の出力値Arと、上流側A/Fセンサ26の出力値Afとを用いて触媒25の活性化判定を実施する。
図8は、上流側A/Fセンサ26の出力値Afと下流側A/Fセンサ27の出力値Arとを用いた活性化判定処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、A/F変動制御が実行されている期間中にECU40により所定周期毎に実行される。なお、図6と同じ処理については、図6のステップ番号を付してその説明を省略する。
図8において、ステップS401では、ステップS301と同様の処理(リッチ側変化期間中か否かを判定する処理)を行う。ステップS401で肯定判定されると、ステップS402へ進み、リッチ側変化期間における上流側A/Fセンサ26の出力値Af及び下流側A/Fセンサ27の出力値Arを用いて、活性化判定パラメータPkを算出する。具体的には、上流側A/Fセンサ26の出力値Af及び下流側A/Fセンサ27の出力値Arのそれぞれについて、リッチ側変化期間における出力傾きΔAを算出し、上流側A/Fセンサ26の出力傾きΔAfに対する、下流側A/Fセンサ27の出力傾きΔArの比を活性化判定パラメータPkとする。つまり、活性化判定パラメータPkは、以下の式(1)で表される。
Pk=ΔAr/ΔAf=(dAr/dt)/(dAf/dt) …(1)
ステップS403では、活性化判定パラメータPkが判定値Tyよりも小さいか否かを判定する。活性化判定パラメータPkが判定値Ty以上の場合には、ステップS404へ進み、触媒25が活性化していないと判定する。一方、活性化判定パラメータPkが判定値Tyよりも小さいと判定された場合には、ステップS405へ進み、触媒25が活性化したと判定し、本ルーチンを終了する。
以上詳述した第2実施形態によれば、下流側A/Fセンサ27の出力値Arがリッチ側に変化しているリッチ側変化期間における下流側A/Fセンサ27の出力値Arの出力傾きΔArと、リッチ側変化期間における上流側A/Fセンサ26の出力値Afの出力傾きΔAfとを用いて、触媒25の活性化判定を実施するため、A/Fセンサの経年劣化やエアフロメータの異常などの影響を上流側A/Fセンサ26の出力値Afを用いて排除しつつ、下流側A/Fセンサ27の出力値Arを用いて触媒25の活性化判定を行うことができる。これにより、活性化判定の判定精度を更に高めることができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
・上記実施形態では、出力傾きΔAと判定値Txとの比較により触媒25の活性化判定を実施したが、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRに切り替えた後に下流側A/Fセンサ27の出力値Arが所定値Akよりもリッチ側になっている時間ΔTに基づいて、触媒25が活性化したことを判定してもよい。図9に示すように、触媒25が活性化する前は、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRに切り替えた場合に、センサ出力値Arは比較的速やかにリッチ側へ変化するため、時間ΔTは比較的長い時間T3となる。これに対し、触媒25が活性化すると、センサ出力値Arのリッチ側への変化は緩慢になり、時間ΔTはT3よりも短い時間T4となる。したがって、時間ΔTと判定値とを比較し、時間ΔTが判定値よりも短い場合には触媒25が活性化したと判定することができる。
・時間ΔTを用いて活性化判定を行う上記構成において、上流側A/Fセンサ26の出力値Afが所定値Amよりもリッチ側になっている時間Δtを更に用い、ΔT/Δtを活性化判定パラメータPkとして用いて触媒25の活性化判定を実施してもよい。
・上記実施形態において、出力傾きΔAと判定値との比較により触媒25の活性化判定を実施する構成に代えて、指令値Dafをリーン空燃比AFLからリッチ空燃比AFRに切り替えてから、下流側A/Fセンサ27の出力値Arがリッチ空燃比AFRになるまでに要する時間Tmに基づいて、触媒25が活性化したことを判定してもよい。具体的には、時間Tmが判定値Tzよりも短い場合には、触媒25が未活性状態であると判定し、時間Tmが判定値Tzよりも長い場合に、触媒25が活性化したと判定する。
・A/Fセンサ26,27として、触媒25よりも速やかに活性化する(例えば、冷間始動時において数秒で活性化可能な)センサを用いる場合について説明したが、ヒータ等の発熱体によってA/Fセンサを触媒25よりも速やかに活性化可能なセンサを用いてもよい。
・上記第2実施形態では、上流側A/Fセンサ26の出力傾きΔAfに対する、下流側A/Fセンサ27の出力傾きΔArの比を活性化判定パラメータPkとしたが、その逆数を活性化判定パラメータPkとしてもよい。すなわち、下流側A/Fセンサ27の出力傾きΔArに対する、上流側A/Fセンサ26の出力傾きΔAfを活性化判定パラメータPk(=ΔAf/ΔAr)としてもよい。この場合、活性化判定パラメータPkが判定値よりも大きい場合に触媒25の活性化が完了したものと判定する。
・上記実施形態では、排気空燃比を強制的に変動させるのに合わせて点火時期を遅角又は進角させたが、排気空燃比の強制変動に伴う点火時期の遅角又は進角を実施せず、点火時期を一定にしてもよい。
・触媒暖機制御は、触媒温度を活性化温度にまで上昇できればよく、点火時期の遅角による方法に限らない。例えば、筒内に吸入する空気量を増やすように吸気バルブ16の開閉タイミングを調整することによって筒内の燃焼温度を上昇させ、燃焼温度の上昇に伴う排気の昇温により触媒温度を活性化温度にまで上昇させてもよい。
・上記の各構成要素は概念的なものであり、上記実施形態に限定されない。例えば、一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散して実現したり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素で実現したりしてもよい。
10…エンジン(内燃機関)、21…燃料噴射弁、25…触媒、26…上流側A/Fセンサ、27…下流側A/Fセンサ、40…ECU(空燃比制御部、活性化判定部、点火時期制御部)。

Claims (6)

  1. 排気に含まれる成分を酸化又は還元する三元触媒(25)と、前記排気の空燃比に応じたセンサ信号を検出値として出力する空燃比センサ(26、27)とを排気通路(19)に備える内燃機関(10)に適用され、
    前記空燃比センサとして、前記三元触媒の上流側に設けられた上流側センサ(26)と、前記三元触媒の下流側に設けられた下流側センサ(27)とを有し、
    前記三元触媒の暖機を促進させる触媒暖機要求が生じたことに伴い触媒暖機制御を実施している期間に、前記排気の空燃比を、理論空燃比よりもリーン側のリーン空燃比と、理論空燃比よりもリッチ側のリッチ空燃比との間で変動させる空燃比制御部と、
    前記空燃比制御部により前記排気の空燃比を前記リーン空燃比から前記リッチ空燃比へ切り替える切替指令を行った後の前記下流側センサの出力値に基づいて、前記三元触媒の活性化判定を実施する活性化判定部と、
    を備える、内燃機関の制御装置。
  2. 前記活性化判定部は、前記切替指令に伴い前記下流側センサの出力値がリッチ側に変化している期間における前記下流側センサの出力値の傾きに基づいて、前記三元触媒の活性化判定を実施する、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記活性化判定部は、前記傾きが所定傾きよりも緩やかである場合に前記三元触媒が活性化したと判定する、請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記活性化判定部は、前記切替指令後の前記下流側センサの出力値と、前記切替指令後の前記上流側センサの出力値とに基づいて、前記三元触媒の活性化判定を実施する、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記活性化判定部は、前記切替指令に伴い前記下流側センサの出力値がリッチ側に変化しているリッチ側変化期間における前記下流側センサの出力値の傾きと、前記リッチ側変化期間における前記上流側センサの出力値の傾きとに基づいて、前記三元触媒の活性化判定を実施する、請求項4に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記排気の空燃比を前記リーン空燃比で制御する場合の前記内燃機関の点火時期を、前記排気の空燃比を前記リッチ空燃比で制御する場合の前記内燃機関の点火時期よりも進角させる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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