JP3640470B2 - ヘリウムリークディテクタの分析管 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はヘリウムリークディテクタの分析管に関し、特に、磁場偏向型質量分析器を用いたヘリウムリークディテクタにおいて水素の散乱粒子や散乱イオンによるヘリウムイオン軌道の阻害を軽減した分析管に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2を参照して従来のヘリウムリークディテクタの一例を説明する。これは校正リーク内蔵型のヘリウムリークディテクタである。
【0003】
ヘリウムリークディテクタ40のテストポート41は漏れ試験が行われる被試験体42に接続される。テストポート41を備える配管は粗引きバルブ43を介して粗引きポンプ44に接続される。テストポート41と粗引きバルブ43の間の配管には分岐部を設け、1つの分岐配管はテストバルブ45を介して主ポンプ46の吸気側に接続されると共に、他の分岐配管にはベントバルブ47が接続される。ベントバルブ47の他端は大気に開放されている。主ポンプ46の排気側はフォアラインバルブ48を介して粗引きポンプ44の吸気側に接続される。テストポート41と粗引きバルブ43の間には、さらに分岐部を設け、校正用バルブ49を介して校正リーク50が接続される。テストバルブ45と主ポンプ46の吸気側を結ぶ配管の中間に分岐管を設け、これに分析管51を接続する。
【0004】
ヘリウムリークディテクタ40では、密閉容器である被試験体42にテストポート41を接続し、テストバルブ45とフォアラインバルブ48を開くと共に粗引バルブ43を閉じ、被試験体42の周りにヘリウムガスを吹き付けることにより漏れ試験を行う。この試験法を直接測定法またはダイレクトフロー測定法という。またテストバルブ45を閉じフォアラインバルブ48と粗引バルブ43を開いて、ヘリウムガスの逆拡散作用を利用して漏れ試験を行う方法(逆拡散測定法またはカウンタフロー測定法)もある。ヘリウムを検知する分析管51には、磁場偏向型質量分析管や四重極型質量分析管がある。
【0005】
上記磁場偏向型分析管はヘリウムのみを選別し、逐次的に計測できる構造になっている。磁場偏向型分析管は、一般に、荷電粒子の運動が磁界中でローレンツ力を受けて円軌道を描くこと、およびその円軌道が粒子の質量と電荷とによって異なることを利用している。磁界中での荷電粒子の運動は一般に磁界強度をB、荷電粒子のエネルギ(eV)をV、荷電粒子の質量電荷比をM/zとし、ローレンツ力により描く円軌道の半径をrとすれば、次式(数1)で表される。
【0006】
【数1】
M/z=k(B2 ×r2 )/V 但し、kは定数
【0007】
図3は、従来の180度磁場偏向型分析管の要部の構造を示す。図3に示すごとく、磁場偏向型分析管は、加速スリット61とヘリウムイオン分離スリット62とヘリウムイオン検出スリット63が形成されたイオン分離用の隔壁部材64と、加速スリット61に対応して配置されたイオンを生成するためのイオン源65と、ヘリウムイオン検出スリット63に対応して配置されたヘリウムイオンを捕らえるためのヘリウムイオン検出電極66と、ヘリウムイオン検出電極66を保護するシールド67とを含んで構成される。上記ヘリウムイオン分離スリット62はヘリウムのみを分離するためのスリットである。シールド67は、隔壁部材64の下面に固定され、ヘリウムイオン検出電極66を収容する空間を形成し、この空間はヘリウムイオン検出スリット63の箇所のみで開いている。ヘリウムイオン検出電極66の出力信号はイオン検出器(増幅器)68を経由して増幅して取り出される。隔壁部材64の立設部64aには、上記のヘリウムイオン分離スリット62が形成され、かつ全圧測定電極69が設けられる。この全圧測定電極69は、ヘリウムイオンよりも重いイオンを捕らえ、全圧を測定する。かかる構成において、イオン源65にはヘリウム(He)ガスが供給される。さらにイオン源65と加速スリット61の間には加速電圧が印加され、イオンが移動する空間70にはヘリウムイオンを分離するための静磁界71が与えられている。
【0008】
上記構成において、イオン源65で生成されたイオンは、上記加速電圧で加速され、加速スリット61から空間70へ出射される。出射されたイオンの軌道は、静磁界71に基づき、各イオンの質量電荷比に応じた軌道半径をもって決定されるため、種々の質量を持ったイオンは各々の固有のイオンビーム束となる。これらのイオンビーム束の中でヘリウムイオンのみがヘリウムイオン軌道72に対応するように設置されたヘリウムイオン分離スリット62を通過し、さらにヘリウムイオン検出スリット63を通過し、ヘリウムイオン検出電極66で捕らえられる。これによりヘリウムイオンのみが計測される。またヘリウム以外の質量の大きなガスは全圧測定電極69に衝突し、これにより全圧が測定される。なお73は、ヘリウムイオンよりも軽い水素イオンの軌道である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造を有する上記分析管には、次のような欠点が存在した。この種の分析管では、ヘリウム以外のイオンを、全圧測定電極69や、イオン分離器としての機能を有する上記隔壁部材64に衝突させ、散乱させるようにしていた。このため、衝突による散乱粒子や散乱イオンがヘリウムイオン軌道72を阻害し、微小なヘリウムイオン電流の測定領域においてヘリウムイオンの収量が変動し、安定な測定ができないという不具合があった。散乱イオンは残留ガスによるものであり、水、水素が主な成分である。このうちヘリウムよりも質量の大きな水は、全圧測定に寄与し、また衝突の際に衝突によるエネルギの減衰が起こり、弾性衝突散乱を起こすものが少ない。従って、散乱イオンや散乱粒子となって運動エネルギを持ったままヘリウムイオン軌道72を阻害することは少ない。一方、ヘリウムよりも質量の小さい水素は隔壁部材64の壁面に衝突し、衝突の際にエネルギを数割程度しか失わないので、ほとんどが弾性散乱を起こし、散乱イオンや散乱粒子となり、ヘリウムイオン軌道72を阻害する。より精度の高い測定を安定して行うためには、軽い水素の散乱粒子や散乱イオンがヘリウムイオン軌道72を阻害することを軽減する必要がある。
【0010】
本発明の目的は、上記の問題を解決することにあり、ヘリウムよりも軽い水素の散乱粒子や散乱イオンによるヘリウムイオン軌道の阻害を軽減し、微小なヘリウムイオン電流の測定領域でもヘリウムイオンを高い精度で安定して測定できるヘリウムリークディテクタの分析管を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明に係るヘリウムリークディテクタの分析管は、上記目的を達成するため、イオン源から出射された各種イオンの各々の軌道を磁界で決定し、各種イオンの軌道を遮る位置にイオン分離のための壁部を設け、この壁部におけるヘリウムイオンの軌道に対応する箇所に当該ヘリウムイオンのみを通過させるためのスリットを形成し、ヘリウムイオンのみを検出するようにしたヘリウムリークディテクタの磁場偏向型の分析管であり、この構成において、イオン分離のための壁部は、イオン源とヘリウムイオンを検出する検出手段との間の位置に設けられ、上記イオン分離のための壁部におけるヘリウムイオンよりも軽いイオンの軌道に対応する箇所に当該イオンを通過させるためのスリットを形成するようにした。
【0012】
上記の本発明の構成では、イオンを分離するための壁部に、ヘリウムイオンよりも軽いイオンを通過させるためのスリットを設けたので、当該イオンと壁部との間で衝突が起きず、衝突散乱が起こらない。従って、ヘリウムイオン軌道が阻害されることない。
【0013】
本発明に係るヘリウムリークディテクタの分析管は、上記の構成において、好ましくは、ヘリウムイオンの軌道に対して散乱の影響を与えない位置に、ヘリウムイオンよりも軽い上記イオンの散乱板を配置するようにした。ヘリウムイオンよりも軽いイオンが最終的に衝突する位置は、ヘリウムイオンの軌道から十分に離れた位置であり、ヘリウムイオン軌道を阻害しない。
【0014】
本発明に係るヘリウムリークディテクタの分析管は、上記の構成において、好ましくは、ヘリウムイオンよりも軽い上記イオンは水素イオンであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本実施形態に係る分析管の要部構造を示す。基本的構成は、図3を参照して説明した従来の分析管と同じである。最初に基本的構成を説明する。
【0017】
この分析管は、磁場偏向型分析管であり、例えば、基部11aと立設部11bを有することによりほぼ逆T字形の断面を有する隔壁部材11を備える。隔壁部材11は、後述するごとくイオン軌道を遮るようにように配置され、イオン分離器として機能する。隔壁部材11には、加速スリット12とヘリウムイオン分離スリット13とヘリウムイオン検出スリット14が形成される。隔壁部材11の基部11aの下側には、加速スリット12に対応してヘリウムイオンを含む各種イオンを生成するためのイオン源15が配置され、ヘリウムイオン検出スリット14に対応してヘリウムイオンを捕らえるためのヘリウムイオン検出電極16が配置される。ヘリウムイオン検出電極16にはこれを保護するためのシールド17が設けられる。シールド17は、隔壁部材11の基部11aの下面に固定され、ヘリウムイオン検出電極16を収容する空間を形成し、この空間はヘリウムイオン検出スリット14の箇所のみで開いている。イオン源15にはヘリウム(He)ガスが供給され、イオン源15は、例えば電子衝撃の作用を利用してイオンを生成し、出射する。イオン源15と加速スリット12の間には加速電圧が印加され、イオン源15から出射されたイオンをさらに加速する。隔壁部材11におけるイオンが移動する空間18には、各種イオンの各々の軌道を異ならせるための静磁界19が与えられている。隔壁部材11の立設部11bの上部には全圧測定電極20が設けられる。
【0018】
上記構成において、立設部11bのヘリウムイオン分離スリット13はヘリウムのみを取り出すためのスリットであり、ヘリウムイオンの軌道21に対応して形成される。ヘリウムイオン検出電極16の出力信号はイオン検出器(増幅器)22を経由して増幅して取り出される。また全圧測定電極20は、ヘリウムイオンよりも重いイオンを捕らえ、全圧を測定する。
【0019】
イオン源15から出射された各種のイオンは、加速電圧で加速され、加速スリット12から空間18へ出射される。出射された各イオンの軌道は、静磁界19に基づき、各イオンの質量電荷比に応じた軌道半径をもって決定されるため、種々の質量を持ったイオンは各々の固有のイオンビーム束となる。これらのイオンビーム束の中でヘリウムイオンのみがヘリウムイオン軌道21に対応するように設置されたヘリウムイオン分離スリット13を通過し、さらにヘリウムイオン検出スリット14を通過し、ヘリウムイオン検出電極16で捕らえられる。これによりヘリウムイオンの計測が行われる。またヘリウム以外の質量の大きなガスは全圧測定電極20に衝突し、これにより全圧が測定される。
【0020】
次に、本実施形態に係る分析管の特徴的構成について説明する。上記隔壁部材11では、その立設部11bと基部11aの各々に水素イオン通過スリット23,24が形成される。25は水素イオン軌道であり、水素イオン通過スリット23,24は水素イオン軌道25に対応する箇所に形成されている。基部11aの下側にはスリット24に対応させて水素イオン散乱板26が取り付けられる。
【0021】
上記構成において、イオン源15から出射され、加速スリット12を通過した水素イオンは、水素イオン軌道25に沿って移動する。従って水素イオンは、水素イオン通過スリット23,24を通って水素イオン散乱板26に入射する。この移動の際に、水素イオンは、水素イオン散乱板26に衝突するまでの間、隔壁部材11における壁面とは衝突しない。従って、従来のごとき水素の散乱粒子や散乱イオンが生ぜず、ヘリウムイオン軌道21が阻害されることはない。また水素イオンが水素イオン散乱板26と衝突する際には、散乱イオンや散乱粒子が発生するが、衝突位置がヘリウムイオン軌道21から十分に離れた位置にあり、かつヘリウムイオン検出部(ヘリウムイオン検出電極16およびシールド17)から見て後方になり、さらにヘリウムイオンは既に当該検出部で捕らえられているため、ヘリウムイオン軌道を阻害し、測定結果に悪い影響を与えることはありえない。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明によれば、ヘリウムリークディテクタの磁場偏向型分析管において、イオン分離器である隔壁部材における水素イオン軌道に対応する箇所にスリット等の通過部を形成し、ヘリウムイオン軌道から離れた位置で水素イオンを散乱板に衝突させるようにしたため、ヘリウムイオン軌道を阻害する要因の1つである水素イオンおよび水素の散乱の影響を減少させることができ、微小なヘリウムイオン電流の測定領域でヘリウムイオンを安定して測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘリウムリークディテクタの分析管の要部構造を示す部分縦断面図である。
【図2】従来のヘリウムリークディテクタの構成図である。
【図3】ヘリウムリークディテクタの従来の分析管の要部構造を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
11 隔壁部材
12 加速スリット
13 ヘリウムイオン分離スリット
14 ヘリウムイオン検出スリット
15 イオン源
16 ヘリウムイオン検出電極
17 シールド
19 静磁界
20 全圧測定電極
21 ヘリウムイオン軌道
22 イオン検出器
23,24 水素イオン通過スリット
25 水素イオン軌道
26 水素イオン散乱板
Claims (3)
- イオン源から出射された各種イオンの各々の軌道を磁界で決定し、前記各種イオンの軌道を遮る位置にイオン分離用壁部を設け、このイオン分離用壁部におけるヘリウムイオンの軌道に対応する箇所に当該ヘリウムイオンを通過させる通過部を形成したヘリウムリークディテクタの分析管において、
前記イオン分離用壁部は、前記イオン源と前記ヘリウムイオンを検出する検出手段との間の位置に設けられ、前記イオン分離用壁部における前記ヘリウムイオンよりも軽いイオンの軌道に対応する箇所に当該イオンを通過させる通過部を形成したことを特徴とするヘリウムリークディテクタの分析管。 - 前記ヘリウムイオンの軌道に対して散乱の影響を与えない位置に、前記ヘリウムイオンよりも軽い前記イオンの散乱板を配置したことを特徴とする請求項1記載のヘリウムリークディテクタの分析管。
- 前記ヘリウムイオンよりも軽い前記イオンは水素イオンであることを特徴とする請求項1または2記載のヘリウムリークディテクタの分析管。
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- 1996-07-09 JP JP19842296A patent/JP3640470B2/ja not_active Expired - Lifetime
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