JP3639586B1 - 収納家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納容積を十分に確保しつつ、扉が閉まっている状態においても外部から書類等を投入し得る収納家具を提供する。
【解決手段】底板21、左側板22、右側板23および天板24を有する本体部2の内部に主収納部5が形成されると共に、主収納部5を閉塞する扉3が正面に配設されているロッカー1であって、左側板22の内面に沿って左側板正面壁22aの厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成されると共に主収納部5と区画された副収納部6を備え、本体部2の外部から副収納部6に連通する投函口8を正面に形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、天板、底板および一対の側板を備えて内部に主収納部が形成されると共に、正面に主収納部を閉塞する扉が配設されている収納家具に関するものである。
この種の収納家具として、特開平11−137348号公報に開示された収納家具が知られている。この収納家具は、内部に収納空間を有する家具本体と、この家具本体の収納空間を開閉する位置に配設される鏡板(扉)と、この鏡板に開口する投入口(投函口)とを備えて構成されている。この収納家具では、鏡板に投入口を設けたことにより、施錠状態であっても、書類等をその投入口に投入することで収納空間内に入れることができる。
特開平11−137348号公報(第3−4頁、第2,3,5図)
ところが、この収納家具には、以下の問題点がある。すなわち、この収納家具では、上記公報中の図3に示すように、投入された書類等を収納するトレーが上収納部内に大きく張り出した状態で設置されているため、上収納部の収納容積が大きく損なわれるという問題点がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、収納容積を十分に確保しつつ、扉が閉まっている状態においても外部から書類等を投入し得る収納家具を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の収納家具は、天板、底板および一対の側板を有する筐体の内部に主収納部が形成されると共に、前記主収納部を閉塞する扉が正面に配設されている収納家具であって、前記天板、前記底板および前記一対の側板のうちの少なくとも一つの板体の内面に沿って当該板体の厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成されると共に前記主収納部と区画された副収納部を備え、前記筐体の外部から前記副収納部に連通する投入口が前記正面に形成されている。
請求項2記載の収納家具は、天板、底板および一対の側板を有する筐体と、前記天板および前記底板の間並びに前記一対の側板間の少なくとも一方に架け渡された仕切板とを備えて前記筐体の内部に複数の主収納部が形成されると共に、前記主収納部を閉塞する扉が正面に配設されている収納家具であって、前記天板、前記底板、前記一対の側板および前記仕切板のうちの少なくとも一つの板体の内面に沿って当該板体の厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成されると共に前記主収納部と区画された副収納部を備え、前記筐体の外部から前記副収納部に連通する投入口が前記正面に形成されている。
請求項3記載の収納家具は、請求項1または2記載の収納家具において、前記扉は、前記副収納部が形成された前記板体の正面壁を露出させつつ前記主収納部を閉塞可能に構成され、前記投入口は、前記正面壁に形成されている。
請求項4記載の収納家具は、請求項1または2記載の収納家具において、前記扉は、前記副収納部が形成された前記板体の正面壁を被覆しつつ前記主収納部を閉塞可能に構成され、前記板体の前記正面壁には、前記副収納部に連通する連通孔が形成され、前記投入口は、前記扉における前記連通孔に対向する部位に形成されている。
請求項5記載の収納家具は、請求項1から4のいずれかに記載の収納家具において、前記副収納部を構成する物受けが前記板体の前記内面側に配設されている。
請求項6記載の収納家具は、請求項5記載の収納家具において、前記物受けは、前記板体の前記内面に着脱可能に形成されている。
請求項7記載の収納家具は、請求項1から6のいずれかに記載の収納家具において、収納物確認用の孔または切欠きが前記副収納部を形成する側板に形成されている。
請求項8記載の収納家具は、請求項1から7のいずれかに記載の収納家具において、前記副収納部の前記主収納部側の側板は、透明または半透明の材料で形成されている。
請求項9記載の収納家具は、請求項1から8のいずれかに記載の収納家具において、前記副収納部内の収納物の有無を表示する表示手段が前記正面に配設されている。
請求項10記載の収納家具は、請求項1から9のいずれかに記載の収納家具において、前記副収納部は、前記板体の厚みの範囲内で形成されている。
請求項1記載の収納家具によれば、天板、底板および一対の測板のうちの少なくとも一つの板体の内面に沿って板体の厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成される副収納部を備え、かつ筐体の外部から副収納部に連通する投入口を形成することにより、主収納部の収納容積を十分に確保しつつ、扉が閉まっている状態においても外部から副収納部に書類等を投入することができる。
また、請求項2記載の収納家具によれば、天板、底板、一対の測板および仕切り板のうちの少なくとも一つの板体の内面に沿って板体の厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成される副収納部を備え、かつ筐体の外部から副収納部に連通する投入口を形成することにより、筐体の内部に複数の主収納部が形成されている収納家具においても、各主収納部の収納容積を十分に確保しつつ、各扉が閉まっている状態においても、外部から各副収納部に書類等を投入することができる。
また、請求項3記載の収納家具によれば、扉を閉じた際に板体の正面壁が露出する型式の収納家具において、副収納部および投入口の形成に板体の正面壁を利用することにより、簡易な構造でありながら、副収納部および投入口を形成することができる。
さらに、請求項4記載の収納家具によれば、扉を閉じた際に板体の正面壁が扉によって被覆される型式の収納家具においても、副収納部に連通する連通孔を板体の正面壁に形成し、投入口を連通孔に対向する扉の部位に形成することにより、簡易な構造でありながら、副収納部、連通孔および投入口を形成することができる。
また、請求項5記載の収納家具によれば、副収納部を構成する物受けを板体の内面側に配設したことにより、副収納部と主収納部とを確実に区画することができる。したがって、投入された書類等の主収納部への混入を防止しつつ副収納部に確実に収納することができる。
また、請求項6記載の収納家具によれば、板体の内面に着脱可能に物受けを形成したことにより、利用者は、物受けを取り外して書類等を容易に取り出すことができる。
また、請求項7記載の収納家具によれば、収納物確認用の孔または切欠きを副収納部に形成したことにより、利用者は孔または切欠きを介して収納物の有無を確実かつ容易に確認することができる。
また、請求項8記載の収納家具によれば、副収納部の主収納部側の側板を透明または半透明の材料で形成したことにより、利用者は透明または半透明の側板を介して収納物の有無を容易に確認することができる。
また、請求項9記載の収納家具によれば、副収納部内の収納物の有無を表示する表示手段を正面に配設したことにより、利用者は扉を開いて副収納部の内部を確認することなく収納物の有無を容易に知ることができる。
また、請求項10記載の収納家具によれば、副収納部を板体の厚みの範囲内に形成したことにより、主収納部の収納容量を最大限に確保することができる。
以下、本発明に係る収納家具の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、本発明に係る収納家具を適用したロッカー1の構成について、図面を参照して説明する。
ロッカー1は、図1に示すように、本体部2および扉3を備えて構成されている。本体部2は、本発明における筐体に相当し、図1〜図3に示すように、それぞれスチールで形成された底板21、左側板22、右側板23、天板24、および背板25の各板体を互いに連結して、全体として縦長の箱状に構成されている。また、本体部2の内部には、図2〜図4に示すように、衣類や荷物などを収納可能な主収納部5と、郵便物や請求書などの書類等10(以下、「書類10」ともいう)を収納可能な副収納部6とが形成されている。また、本体部2の主収納部5には、ハンガーを吊り下げるためのパイプ(図示せず)や、荷物を載置するための棚(図示せず)などが配設されている。なお、副収納部6については後述する。
左側板22は、右側板23と共に本発明における一対の側板を構成し、図4に示すように、ロッカーとしての一定の強度を保つために、その前面に曲げ加工が施されている。この場合、曲げ加工が施された部分のうちの正面から視認できる部分が、本発明における正面壁に相当する左側板正面壁22aを形成する。また、底板21、右側板23および天板24についても、ロッカーとしての一定の強度を保つために、各板の前面側に曲げ加工が施されている。また、この曲げ加工が施された部分のうちの正面から視認できる部分が、図1〜図3に示すように、底板正面壁21a、右側板正面壁23aおよび天板正面壁24aをそれぞれ構成する。また、底板正面壁21aおよび天板正面壁24aの各高さと、左側板正面壁22aおよび右側板正面壁23aの各横幅が、本発明における各板体(底板21、天板24、左側板22および右側板23)の各厚みに相当する。
扉3は、上記の各板体21〜23の各正面壁21a〜23aを露出させつつ本体部2における前面の開口部4を開閉可能に(主収納部5を閉塞可能に)、図1,2に示すように、蝶番31,32を介して右側板23における右側板正面壁23aの縁部に取り付けられている。また、両図に示すように、扉3には、開閉用の取っ手34や施錠用の鍵35を備えた開閉操作部33が取り付けられている。
一方、上記した副収納部6は、図3,4に示すように、底板61、左側板22および仕切り板62によって構成され、本発明における一つの板体に相当する左側板22の内面に沿って左側板22の厚み(正確には、左側板正面壁22aの横幅)の範囲内に収納空間が形成されると共に主収納部5と区画されている。底板61は、例えば、図3に示すように、左側板22から右側板23に向けて水平方向に延びた棚状のスチール板で形成されて、副収納部6の底部を構成する。また、左側板22は、図4に示すように、副収納部6の左壁、正面壁、および右壁の前面側の一部を構成する。仕切り板62は、副収納部6に収納されている収納物を開口部4側から容易に確認できるように、一例として透明な樹脂によって形成されている。また、仕切り板62は、図3,4に示すように、底板61上に配設されて、主収納部5と副収納部6とを区画する境界壁を構成する。また、仕切り板62は、本発明における副収納部を形成する側板に相当し、その高さが背板25側に向かうに従って低くなるように背板25側の上部が切り欠かれており、その切欠き62aに突出する書類10の収納物を開口部4側から容易に確認することができるようになっている。また、一例として、仕切り板62には、左側板22と接する部分に複数の固定用爪(図示せず)が形成されており、この各固定用爪と対応する位置の左側板22には、この各固定用爪に嵌合する孔(図示せず)が複数形成されている。さらに、仕切り板62には、底板61と接する部分に固定用爪(図示せず)が複数形成されており、この固定用爪と対応する位置の底板61には、固定用爪(図示せず)に嵌合する孔が複数形成されている。したがって、仕切り板62の各固定用爪と、左側板22および底板61の各孔とを嵌め合わせることにより、この仕切り板62が本体部2に着脱可能に固定される。
また、副収納部6を形成する左側板正面壁(本発明における正面および正面壁)22aには、図1,2,4に示すように、本発明における投入口に相当し、書類10を投函可能な大きさの縦長の長孔が投函口8として形成されている。この場合、投函口8は、投函された書類10が副収納部6に直接収納される位置に形成されている。
さらに、左側板正面壁22aには、マグネット式の表示板9が配設されている。この場合、表示板9は、副収納部6内における書類10の収納物の有無を表示して利用者に知らせる表示手段であって、投函口8の上部において磁力によって貼り付けられている。この表示板9では、一面側に「投函物有り」の文字が印刷されると共に他面側に「投函物なし」の文字が印刷されている。したがって、書類10を投函した際に、投函者によって一面側が表面側となるように裏返しされることで、投函物の有無を利用者に対して確実かつ容易に知らしめることができるようになっている。
次に、ロッカー1の使用方法について説明する。
このロッカー1は、例えば、学校施設やスポーツ施設その他の各種施設の更衣室などに設置される。この場合、例えば、1つのロッカー1に対して特定の1人が専有して使用するように利用者が予め特定されている。
利用者に対して例えば郵便物や請求書などの書類10を渡す際には、利用者のロッカー1における投函口8から書類10を投函する。この際には、投函された書類10は、投函口8を介して副収納口6の内部に入り、底板61上に止まった状態で副収納口6に収納される。また、投函者は、利用者に対してロッカー1に書類10を投函したこと伝えるために、投函口8の上側の表示板9を裏返して貼り付ける。この場合、扉3の鍵35が施錠されている限り、投函された書類10は他人に見られたり盗難されることなく収納される。したがって、利用者に直接手渡すことなく任意の時間に書類10を確実に届けることができる。また、投函の際に、ロッカー1の扉3を開ける必要がないため、ロッカー1の内部を他人に見られることがない結果、利用者のプライバシーが確実に保護される。
一方、利用者は、表示板9を確認することで、ロッカー1の扉3を開いて副収納部6の内部を確認することなく書類10の有無を容易に知ることができる。書類10を取り出す際には、利用者は、扉3を開き、その際に、透明な仕切り板62、または仕切り板62の切欠き62aを介して収納物の有無を容易に確認することができるばかりでなく、投函された書類10の大きさや、種類などを容易に確認することができる。次いで、利用者は、副収納部6から書類10を取り出す。この際に、取り出し難いときには、仕切り板62を本体部2から取り外して書類10を取り出すこともできる。したがって、利用者は、書類10の受け取りのために受取場所にわざわざ出向く手間をかけることなく、任意の時間に書類10を確実に受け取ることができる。
また、このロッカー1では、副収納部6が、左側板22の厚みの範囲内に形成されて、主収納部5側に張り出していない。このため、主収納部5の収納容積が最大限に確保されている。したがって、利用者は、十分に大きな荷物等を主収納部5に収納することができる。また、このロッカー1によれば、扉3を閉じた際に左側板正面壁22a等の正面壁が露出する型式のロッカー1において、副収納部6および投函口8の形成に左側板正面壁22a等の正面壁を利用することにより、簡易な構造でありながら、副収納部6および投函口8を形成することができる。
なお、本発明は、上記の例に限定されない。例えば、副収納部6を左側板22の板体の厚みの範囲内で形成する例について上記したが、図4に一点鎖線で示す仕切り板62bを用いると共に底板61も仕切り板62bの大きさに応じて大きく形成することで、左側板正面壁22aの厚みの範囲を若干超えて副収納部6を構成することもできる。つまり、副収納部6の収納空間の主たる部分を左側板22等の板体の厚みの範囲内で形成することもできる。このように、副収納部6に収納すべき収納物の種類等に応じて、本発明の趣旨を逸脱しない程度に副収納部6の収納容積を変更することができる。
また、上記した実施例では、透明樹脂によって形成された仕切り板62について説明したが、半透明樹脂で形成する構成を採用することもできる。この構成であっても、利用者は、半透明の仕切り板62を介して収納物の有無を容易に確認することができる。また、図5に示すロッカー11の仕切り板63(本発明における副収納部を形成する側板)のように、書類10の確認用の孔63aを形成した構成を採用することもできるし、図6に示すロッカー12の仕切り板64(本発明における副収納部を形成する側板)のように、書類10の確認用の切欠き64aを副収納部6の下部側に設けた構成を採用することもできる。この構成によれば、利用者は孔63aまたは切欠き64aを介して収納物の有無を確実かつ容易に確認することができる。なお、以下、ロッカー1における各構成要素と同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略する。
一方、図7,8に示すロッカー13のように、副収納部6を形成する物入れ65を左側板22の内面に着脱可能に配設した構成を採用することもできる。この場合、例えば、物入れ65は、マグネットによって左側板22の内面側に固定されている。この構成によれば、利用者は、物入れ65を容易に着脱することができるため、取り外した物入れ65から書類10を容易に取り出すことができる。このロッカー13によれば、副収納部6と主収納部5とを確実に区画することができるため、投入された書類10の主収納部5への混入を防止しつつ副収納部6に確実に収納することができる。
また、図9,10に示すロッカー14のように、副収納部6が形成された左側板正面壁22aを被覆しつつ主収納部5を閉塞可能に扉3Aを構成し、副収納部6に連通する連通孔(同図では、投函口8と同形状の連通孔、以下、「投函口8」で統一する)を左側板正面壁22aに形成し、扉3Aにおける投函口8に対向する部位に投函口8Aを形成する構成を採用することもできる。このロッカー14によれば、扉3Aを閉じた際に左側板正面壁22aが扉3Aによって被覆される型式のロッカーにおいても、副収納部6に連通する連通孔(投函口8)を左側板正面壁22aに形成し、扉3Aにおける投函口8に対向する部位に投函口8Aを形成することにより、簡易な構造でありながら、副収納部6、投函口8,8Aを形成することができる。
また、上記したロッカー1では、左側板22の左側板正面壁22aの厚み内に副収納部6を形成する例について説明したが、他の板体(底板正面壁21a、右側板正面壁23aまたは天板正面壁24a)の厚み内にその主たる部分または全部を形成する構成を採用することもできる。また、いずれか複数の板体に複数の副収納部6をそれぞれ形成する構成を採用することもできる。
また、図11〜図13に示すように、複数の主収納部5と各主収納部5を開閉する複数の扉3とを備えて構成されるロッカー15において、天板26の天板正面壁26aおよび仕切り板71の仕切り板正面壁71aの厚み内に副収納部6をそれぞれ形成する構成を採用することもできる。この場合、天板26および仕切り板71には、図11,12に示すように、投函された書類10が副収納部6に収納可能な位置に投函口8,8・・が形成されている。また、副収納部6は、一例として、図12,13に示すように、物入れ67で構成されている。この場合、物入れ67は、図13に示すように、後方にスライドさせられた際に、破線で示すように、背板25に沿って設けられている軸68を中心に回動して前方に傾くように構成されている。また、物入れ67は、軸68を中心に反対向きで回動させることにより、図示しないロック手段によって水平状態に固定される。したがって、このロッカー15では、物入れ67を後方にスライドさせることで、収納されている書類10を容易に取り出すことができる。なお、副収納部6を、主収納部5の下部、右部または左部に形成する構成を採用することもできる。
また、図14に示すロッカー16のように、底板21、左側板22、右側板23および天板24以外の板体としての仕切り板72における仕切板正面壁72aの厚み内に副収納部6を形成する構成を採用することもできる。この場合、副収納部6に連通する連通孔(投函口8)が仕切板正面壁72aに形成されると共に、扉3Bを閉じた際に投函口8に対向する扉3Bの所定部位(位置)に投函口(投入口)8Aが形成されている。このロッカー16によれば、簡易な構造でありながら、副収納部、連通口(投函口8)および投函口8Aを形成することができる。なお、天板24および底板21の間に仕切り板72を設けて主収納部5を幅方向に仕切ることもできる。
また、上記の構成に限らず、本発明における表示手段として、書類10が副収納部6に収納されたことを検出するセンサーと、ロッカーの正面に配設されたLED(発光ダイオード)と、センサーが書類10を検出したときにLEDを点滅させる制御回路とを備えた構成を採用することもできる。この構成によれば、書類10の投函時に自動的にLEDを点灯させて書類10の存在を利用者に知らしめることができる。さらに、底板21、左側板22、右側板23および天板24等を一枚の板体で構成することもできる。また、本発明に係る収納家具は、ロッカーへの適用に限らず、家庭用家具を初めとして各種収納家具に適用することができる。また、上記の各構成を適宜組み合わせることが可能なことは勿論である。
ロッカー1(11,12)の正面図である。 扉3を開いた状態のロッカー1(11,12)の正面図である。 図1におけるA−A線で切断したロッカー1の断面図である。 図1におけるB−B線で切断したロッカー1の断面図である。 ロッカー1における仕切り板62に代えて仕切り板63が用いられたロッカー11についての図1におけるA−A線で切断した断面図である。 ロッカー1における仕切り板62に代えて仕切り板64が用いられたロッカー12についての図1におけるA−A線で切断した断面図である。 物入れ65で副収納部6を構成したロッカー13の斜視図である。 物入れ65を取り外した状態のロッカー13の斜視図である。 ロッカー14の正面図である。 扉3Aを開いた状態のロッカー14の正面図である。 ロッカー15の正面図である。 図11におけるC−C線で切断したロッカー15の断面図である。 図11におけるD−D線で切断したロッカー15の断面図である。 扉3Bを開いた状態のロッカー16の正面図である。
符号の説明
1,11〜16 ロッカー
2 本体部
3,3A,3B 扉
5 主収納部
6 副収納部
8,8A 投函口
10 書類
21 底板
22 左側板
23 右側板
24,26 天板
25 背板
21a 底板正面壁
22a 左側板正面壁
23a 右側板正面壁
24a,26a 天板正面壁
63a 孔
64a 切欠き
65,67 物入れ
71,72 仕切り板
71a,72a 仕切り板正面壁

Claims (10)

  1. 天板、底板および一対の側板を有する筐体の内部に主収納部が形成されると共に、前記主収納部を閉塞する扉が正面に配設されている収納家具であって、
    前記天板、前記底板および前記一対の側板のうちの少なくとも一つの板体の内面に沿って当該板体の厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成されると共に前記主収納部と区画された副収納部を備え、
    前記筐体の外部から前記副収納部に連通する投入口が前記正面に形成されている収納家具。
  2. 天板、底板および一対の側板を有する筐体と、前記天板および前記底板の間並びに前記一対の側板間の少なくとも一方に架け渡された仕切板とを備えて前記筐体の内部に複数の主収納部が形成されると共に、前記主収納部を閉塞する扉が正面に配設されている収納家具であって、
    前記天板、前記底板、前記一対の側板および前記仕切板のうちの少なくとも一つの板体の内面に沿って当該板体の厚みの範囲内に収納空間の主たる部分が形成されると共に前記主収納部と区画された副収納部を備え、
    前記筐体の外部から前記副収納部に連通する投入口が前記正面に形成されている収納家具。
  3. 前記扉は、前記副収納部が形成された前記板体の正面壁を露出させつつ前記主収納部を閉塞可能に構成され、
    前記投入口は、前記正面壁に形成されている請求項1または2記載の収納家具。
  4. 前記扉は、前記副収納部が形成された前記板体の正面壁を被覆しつつ前記主収納部を閉塞可能に構成され、
    前記板体の前記正面壁には、前記副収納部に連通する連通孔が形成され、
    前記投入口は、前記扉における前記連通孔に対向する部位に形成されている請求項1または2記載の収納家具。
  5. 前記副収納部を構成する物受けが前記板体の前記内面側に配設されている請求項1から4のいずれかに記載の収納家具。
  6. 前記物受けは、前記板体の前記内面に着脱可能に形成されている請求項5記載の収納家具。
  7. 収納物確認用の孔または切欠きが前記副収納部を形成する側板に形成されている請求項1から6のいずれかに記載の収納家具。
  8. 前記副収納部の前記主収納部側の側板は、透明または半透明の材料で形成されている請求項1から7のいずれかに記載の収納家具。
  9. 前記副収納部内の収納物の有無を表示する表示手段が前記正面に配設されている請求項1から8のいずれかに記載の収納家具。
  10. 前記副収納部は、前記板体の厚みの範囲内で形成されている請求項1から9のいずれかに記載の収納家具。
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