JP3637807B2 - 温風発生装置、空気浄化装置、除湿装置、ごみ処理装置、生ごみ処理装置 - Google Patents
温風発生装置、空気浄化装置、除湿装置、ごみ処理装置、生ごみ処理装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は温風発生装置、前記温風発生装置を用いた空気浄化装置、前記温風発生装置を用いた除湿装置、前記空気浄化装置を用いたごみ処理装置、前記空気浄化装置を用いた生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13、図14に温風発生装置11の従来例を示す。図13、図14において空気は送風装置2により、吸気口16から吸い込まれ、加熱部6に設けたヒータのような加熱装置1により所定温度まで加熱され、温風となって吹き出し口15から出ていく。温風温度を制御するため、温度センサー3で空気温度を検知し、温度制御装置4で加熱装置1への通電を制御している。
【0003】
図13のように温度センサー3を加熱部6に近接させると、加熱装置1からの輻射熱を受けるために、空気温度を正確に検知できない。そこで、正確な空気温度を検知するために、温度センサー3は加熱装置1の輻射熱を受けにくくする必要がある。通常、加熱部6からの距離を取るか、遮蔽板で輻射熱を遮るというような構造にしてある。
【0004】
図14は加熱装置1の輻射熱を受けにくくするために、温度センサー3を加熱部6から遠い場所に設置した従来例である。この図14に示す従来例は加熱部6の輻射熱を受けにくいために、空気温度を正確に検知できるが、スペースを多く必要とするという問題がある。
【0005】
更に、この構造は安全上も重大な問題点を持っている。もし何らかの原因、例えば送風装置2の故障などで風量が極端に低減した場合、加熱装置1で加熱された温風が温度センサー3まで届かなくなる。そうなると、温度制御装置4は温度センサー3が所定の温度より低い温度を検知しているため、加熱装置1にもっと通電させようとするが、風量が極端に低減しているので、加熱装置1から空気への放熱が少なくなり、加熱装置1の温度は上昇する。しかし、高温になった空気は温度センサー3まで届かないので、温度制御装置4は更に加熱装置1への通電を続け、加熱装置1が過熱し続け、最終的には火災に至るほど高温になる危険がある。
【0006】
送風装置2が故障で止まった場合を想定した実験結果を図15に示す。図15において、縦軸は温度、横軸は経過時間である。最初、所定の風量で流していて、ある時期に送風装置2を止めて、加熱部6の温度と温度センサー3の検知温度を計測した結果である。
【0007】
所定風量が流れている間は図15のように、温度センサー検知温度は所定温度付近で一定に制御されている。加熱部温度は加熱装置1の輻射熱を受けるために温度センサー検知温度よりも若干高い温度を示すが、同様に一定温度に制御されている。送風装置2を停止させると、加熱部6の高温空気が温度センサー3の所に来なくなるので、温度センサー検知温度は所定温度よりも低くなっていく。そのため、温度制御装置4は加熱装置1に更に負荷をかけて加熱するように制御するために、更に加熱部6の温度が上がり、加熱され続けていくこととなり、加熱部6が危険温度に到達して過昇温となる。
【0008】
このような問題を解決するために、図16に示すように、加熱部6に遠い場所と、近接した場所に温度センサー3を設けた従来例があるが、この場合、温度センサー3、温度制御装置4が2セット必要で、しかもそれぞれの温度センサー3で検知した温度のどちらを優先させるのかの判断も必要で、制御が複雑になるという問題がある。
【0009】
図17には浄化剤8に加熱空気を送り込んで空気を浄化する空気浄化装置5の従来例が示してある。ヒータのような加熱装置1の下流側に触媒などの浄化剤8が配置してある。この図17の空気浄化装置5においては温度センサー3が加熱部6の直後で且つ浄化剤8の手前に配置されているが、前述の図13に示すのと同様の問題点がある。
【0010】
図18は温度センサー3が浄化剤8の下流側に配置されているが、浄化剤8により加熱装置1の輻射熱が遮られるので、スペースはそれほど必要ではないが、前述の図14と同様の問題点がある。
【0011】
図19は除湿装置10の従来例が示してある。ヒータのような加熱装置1の下流側に吸湿剤9が配置してある。吸湿剤9で除湿しながら、吸湿剤9が吸着飽和すると加熱装置1で加熱した温風により吸湿剤9を再生させるようになっている。この場合も、前述の図14と同様の問題点がある。
【0012】
図20はごみ処理装置12の従来例が示してある。ごみ18は焼却又は乾燥により減量処理される。このごみ処理装置12には図18に示すような空気浄化装置5が設けられる。そして、処理の際に発生する排ガスは前述の図18に示すような空気浄化装置5で浄化される。ごみ18を処理する際に、どうしても細かな粉塵19が発生するので、フィルタ20により加熱部6への導入を防ぐ必要がある。このフィルタ20が粉塵により目詰まりを起こした場合、風量が極端に低減するおそれがあり、その可能性は送風装置2の故障に比べてはるかに高い。ゆえにこのようなごみ処理装置では、前述の図13、図14で説明した過昇温の危険が非常に高いという問題がある。
【0013】
図21は生ごみ処理装置13の従来例が示してある。生ごみ23は木片のような水分調整材22よりなる担体とともに撹拌され、水分調整材22に生息する微生物により分解処理される。この生ごみ処理装置13には図18に示すような空気浄化装置5が設けられる。そして微生物により生ごみ23が分解する際に発生する排ガスは前述の図18に示すような空気浄化装置5で浄化される。生ごみを処理する際に、水分調整材22が乾燥しすぎると木片の微粉塵24が発生しやすくなるので、フィルタ20により加熱部6への導入を防ぐ必要がある。ごみを焼却する場合に比べ、粉塵が発生しやすいので、フィルタの目詰まりの可能性はより高く、それだけ風量低減による前述の図13、図14で説明した過昇温の危険が非常に高いという問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の加熱を防ぐことができる安全な温風発生装置、空気浄化装置、除湿装置、ごみ処理装置、生ごみ処理装置を提供することを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る温風発生装置11は、加熱装置1、送風装置2、温度センサー3、温度制御装置4を有し、加熱装置1で加熱された空気を温度センサー3で検知し、その結果をもとに温度制御装置4で所定の温度になるように加熱装置1又は送風装置2の負荷を制御する温風発生装置11であって、温度センサー3を、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置1の輻射熱を検知する場所に設けたものにおいて、加熱装置1通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路14の折り曲げられた下流側風路部14aを加熱装置1と隔壁7を介して接するように設け、下流側風路部14a内の加熱装置1に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサー3を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、所定の風量が流れている場合は、温度センサー3により空気温度を検知して温度制御装置4により負荷を制御し、風量が極端に低下して一定風量よりも低減した場合には加熱装置1の輻射熱を温度センサー3により検知して温度制御装置4により負荷を制御することで、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の加熱を防ぐことができる温風発生装置11を提供することができるものである。また、加熱装置1通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路14の折り曲げられた下流側風路部14aを加熱装置1と隔壁7を介して接するように設け、下流側風路部14a内の加熱装置1に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサー3を設けてあるので、所定の風量が流れている場合は、加熱装置1が過熱することがないので、加熱装置1を配置した加熱部6に接する隔壁7の温度も上がらず、温度センサー3は輻射熱をほとんど受けず、温度センサー3が受ける熱は空気からの対流熱伝達によるものが大部分となり、空気温度を正確に検知することができるものである。一方、風量が極端に低減した場合には、加熱装置1から空気への放熱が十分でなくなるので、加熱装置1が過熱する。この場合、風量が極端に落ちているので、過熱した加熱部6の高温空気は温度センサー3まで到達せず、温度センサー3が対流熱伝達により受ける熱は少なくなるが、加熱装置1が過熱すると、加熱装置1を配置した加熱部6に接する隔壁7の温度も極端に上昇するので、温度センサー3は輻射熱の影響を受けることになり、隔壁7から受ける輻射熱により検知する熱の総量が大きくなり、所定温度以上を検知すれば、加熱装置1の負荷を止めて、それ以上加熱装置1を過熱し続けることがないように制御するものである。
【0017】
また、本発明の空気浄化装置5は、浄化剤8とそれを加熱する加熱装置1、送風装置2、温度センサー3、温度制御装置4を有し、加熱装置1で加熱された空気を温度センサー3で検知し、その結果をもとに温度制御装置4で所定の温度になるように加熱装置1又は送風装置2の負荷を制御する空気浄化装置5であって、温度センサー3を、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置1の輻射熱を検知する場所に設けたものにおいて、加熱装置1通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路14の折り曲げられた下流側風路部14aを加熱装置1と隔壁7を介して接するように設け、下流側風路部14a内の加熱装置1に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサー3を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、所定の風量が流れている場合は、温度センサー3により空気温度を検知して温度制御装置4により負荷を制御し、風量が極端に低減した場合には加熱装置1の輻射熱を温度センサー3により検知して温度制御装置4により負荷を制御することで、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の加熱を防ぐことができる空気浄化装置を提供することができることになる。また、加熱装置1通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路14の折り曲げられた下流側風路部14aを加熱装置1と隔壁7を介して接するように設け、下流側風路部14a内の加熱装置1に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサー3を設けてあるので、所定の風量が流れている場合は、加熱装置1が過熱することがないので、加熱装置1を配置した加熱部6に接する隔壁7の温度も上がらず、温度センサー3は輻射熱をほとんど受けず、温度センサー3が受ける熱は空気からの対流熱伝達によるものが大部分となり、空気温度を正確に検知することができるものである。
【0018】
ここで、浄化剤として触媒を用いたり、吸着剤を用いたりすることが好ましい。
【0019】
また、本発明の除湿装置10は、吸湿剤9とそれを加熱する加熱装置1、送風装置2、温度センサー3、温度制御装置4を有し、加熱装置1で加熱された空気を温度センサー3で検知し、その結果をもとに温度制御装置4で所定の温度になるように加熱装置1又は送風装置2の負荷を制御する除湿装置10であって、温度センサー3を、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置1の輻射熱を検知する場所に設けたものにおいて、加熱装置1通過後の風路14をU字状に折り曲げ、この風路14の折り曲げられた下流側風路部14aを加熱装置1と隔壁7を介して接するように設け、下流側風路部14a内の加熱装置1に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサー3を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、所定の風量が流れている場合は、温度センサー3により空気温度を検知して温度制御装置4により負荷を制御し、風量が極端に低減した場合には加熱装置1の輻射熱を温度センサー3により検知して温度制御装置4により負荷を制御することで、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の加熱を防ぐことができる除湿装置10を提供することができることになる。また、加熱装置1通過後の風路14をU字状に折り曲げ、この風路14の折り曲げられた下流側風路部14aを加熱装置1と隔壁7を介して接するように設け、下流側風路部14a内の加熱装置1に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサー3を設けてあるので、所定の風量が流れている場合は、加熱装置1が過熱することがないので、加熱装置1を配置した加熱部6に接する隔壁7の温度も上がらず、温度センサー3は輻射熱をほとんど受けず、温度センサー3が受ける熱は空気からの対流熱伝達によるものが大部分となり、空気温度を正確に検知することができるものである。
【0020】
また、本発明のごみ処理装置12は、空気浄化装置5を備えたごみ処理装置において、空気浄化装置5が請求項3記載の空気浄化装置5であることが好ましい。このような構成とすることで、所定の風量が流れている場合は、温度センサー3により空気温度を検知して温度制御装置4により負荷を制御し、風量が極端に低減した場合には加熱装置1の輻射熱を温度センサー3により検知して温度制御装置4により負荷を制御することで、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の加熱を防ぐことができるごみ処理装置を提供することができることになる。
【0021】
また、本発明の生ごみ処理装置13は、空気浄化装置5を備えた生ごみ処理装置において、空気浄化装置5が請求項3記載の空気浄化装置5であることが好ましい。このような構成とすることで、所定の風量が流れている場合は、温度センサー3により空気温度を検知して温度制御装置4により負荷を制御し、風量が極端に低減した場合には加熱装置1の輻射熱を温度センサー3により検知して温度制御装置4により負荷を制御することで、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の加熱を防ぐことができる生ごみ処理装置を提供することができることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0023】
図1、図2には本発明の請求項1及び請求項2の温風発生装置11の実施形態を示している。風路14内に加熱部6が設けてあり、加熱部6には加熱装置1が設けてあり、また、風路14には送風装置2が設けてあり、送風装置2により空気が風路14の一端部の吸気口16から吸い込まれ、風路14の他端部の吹き出し口15から外部に排出されるようになっている。
【0024】
加熱部6の下流側で風路14がU字状に折り曲げられ、折り曲げられた風路14の下流側風路部14aは隔壁7を介して加熱部6に接している。図1に示すように、この下流側風路部14aの隔壁7を介して加熱部6と隣接する部位、つまり、加熱部6に接している隔壁7部分からの輻射熱を受ける部位に温度センサー3が設けてある。この温度センサー3で検知する温度により、温度制御装置4の負荷を制御するようになっている。加熱装置1としては例えば、電気ヒータなどが挙げられる。電気ヒータの場合は、温度センサー3が所定の温度以下であれば、加熱装置1に通電し、所定の温度以上になったら通電を止めて、所定の温度で一定となるように温度制御装置4により制御するものである。
【0025】
温度センサー3が温度を検知するのは温度センサー3が受ける熱から判断するが、大きくは温度センサー3の周辺空気からの対流熱伝達によるものと、温度センサーが受ける輻射熱伝達によるものとに分けられる。それらを合わせた熱により温度センサー3は温度を判断する。
【0026】
ここで、所定の風量が流れている場合は、加熱装置1が過熱することがないので、加熱部6に接している隔壁7の温度も上がらず、温度センサー3は隔壁7からの輻射熱をほとんど受けない。したがって、温度センサー3が受ける熱は空気からの対流熱伝達によるものが大部分となり、空気温度を正確に検知することができるものである。
【0027】
一方、風量が極端に落ちて一定以下の風量(風量0も含む)となると、加熱装置1から空気への放熱が十分でなくなるので、加熱装置1が過熱することになる。この場合、風量が極端に落ちているので、過熱した加熱部6の高温空気は温度センサー3まで到達せず、温度センサー3が対流熱伝達により受ける熱は少なくなり、所定温度以下と判断してしまう。そうなると温度制御装置4は更に加熱装置1に負荷をかけて加熱しようとする。しかしながら、加熱装置1が加熱すると、加熱部6に接している隔壁7の温度も極端に上昇するので、温度センサー3は輻射熱を受けることになる。例えその部位の空気温度が低くても、隔壁7から受ける輻射熱により検知する熱の総量が大きくなり、所定温度以上と判断すれば、加熱装置1の負荷を止めるので、それ以上加熱装置1が過熱し続けることはないように温度制御装置4により制御されるものである。
【0028】
ここで、従来例の図14と同様に、送風装置2が故障で止まった場合を想定した実験結果を図2に示す。図2において、縦軸は温度、横軸は経過時間である。最初所定の風量で流していて、ある時期に送風装置2を止めて、加熱部6の温度と温度センサー3の検知温度を計測した結果を示している。図2に示すグラフには加熱装置1のオン、オフを併せて示している。加熱部6の温度は図3のA点の温度を計測し、温度センサー3は図3のB点での温度を計測した。
【0029】
所定風量で流れている間は、図2に示すように、加熱装置1の負荷はオン、オフが繰り返され、温度センサー検知温度、加熱部温度は所定温度付近で一定に制御されている。送風装置2をストップさせると、加熱部6の高温空気が来なくなるので、温度センサー検知温度は所定温度より低くなっていく。そのため、温度制御装置4は加熱装置1に更に負荷をかけて加熱するように制御するために、加熱部6の温度が上昇する。しばらくは加熱部6の負荷が続き、加熱部温度は上昇し続けるが、高温空気は温度センサー3位置に来ないため、温度センサー検知温度は下がり続ける。しかし、加熱部温度がある程度上昇すると、温度センサー3は隔壁7からの輻射熱を受けるために、温度センサー検知温度は上昇に転じ、更に加熱部温度の上昇に伴い、隔壁7からの輻射熱も大きくなり、いずれは温度センサー検知温度は所定温度以上となる。そうなると、温度制御装置4は加熱装置1への負荷を止めるので、加熱部温度は下降に転じ、それ以上過昇温されることがないのである。
【0030】
加熱部温度の下降に伴い、温度センサー3が隔壁7から受ける輻射熱も小さくなり、温度センサー検知温度も下降に転じる。下がり続けて所定温度を下回った段階で、また、温度制御装置4が加熱装置1の負荷をオンにする。それに伴い加熱部温度は上昇に転じ、このサイクルが繰り返されることになる。このように温度センサー検知温度は所定温度を中心に上昇、下降のサイクルを繰り返し、加熱部温度は所定温度よりも幾分高い温度を中心に上昇、下降のサイクルを繰り返すことになり、加熱部6が危険温度に到達することがなく、過昇温による危険を回避できるようになっている。
【0031】
なお、温度制御の方法として加熱装置1の負荷を一定にして、送風装置2の負荷を制御して温度を一定にする方法もあり、この例を図5に示す。
【0032】
図4には図1に示す実施形態において、風量を減らしてみた場合の、加熱部温度、温度センサー検知温度、風路内空気温度の平均温度を示す。なお、加熱部6の温度は図3のA点の温度を計測し、温度センサー3は図3のB点での温度を計測し、風路内空気温度は図3のC点で示すように加熱部6の輻射熱の影響を受けない位置の温度を計測した。しかして、最初、所定風量で流しておき、徐々に風量を減らしていき、それぞれ2時間の平均温度を測定した。風量を減らした当初は図2に示すように、それぞれの温度は上昇、下降のサイクルを繰り返すが、2時間経過後は図4に示すように平均温度に収束していった。
【0033】
図4に示すように、所定の風量の0.2までは風路内空気温度も温度センサー検知温度も同じ値を示し、温度センサー3は空気からの対流熱伝達による熱を主に温度検知した。加熱部温度は加熱装置1からの輻射熱をも受けているので若干高い温度を示した。
【0034】
所定の風量の0.1になると、温度センサー検知温度と風路内空気温度の乖離が始まる。風量が落ちているので、加熱部温度は上昇し、風路内空気温度は逆に低くなったが、温度センサー検知温度は所定温度に収束した。更に、風量を全く止めてしまっても、温度センサー検知温度は所定温度に収束した。この際、加熱部温度は高くなったが、上昇、下降のサイクルの間も加熱危険温度には到達せず、ある程度高い温度で収束した。
【0035】
以上のように、風量が極端に低減あるいは最悪が0になったとしても、温度センサー検知温度は所定温度で収束し、加熱部6が危険温度に達しないので非常に安全な温風発生装置11とすることができるものである。
【0036】
図6には請求項3記載の空気浄化装置5の実施形態を示している。この空気浄化装置5は、前述の温風発生装置11の風路14内に浄化剤8を設けることで空気浄化装置5を構成している。浄化剤8を設ける以外の他の構成は前述の実施形態で述べた通りなので重複する説明は省略する。図6においては上記した温風発生装置11において風路14内の加熱装置1の下流側に浄化剤8を設けることで空気浄化装置5を構成してある実施形態が示してある。そして、悪臭又は有害成分を含んだ空気は加熱装置1で加熱された後、浄化剤8で浄化され、無害、無臭化されるものである。ここで、所定風量で流れている間における空気温度を正確に検知して所定温度に制御すること、及び風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐことは前述の温風発生装置11における説明と同様である。
【0037】
図7は請求項3の空気浄化装置5の他の実施形態を示している。本実施形態においては、浄化剤8を加熱装置1に近接させて浄化剤8を加熱装置1により加熱するような構造となっている点が、図6の実施形態と異なり、他の構成は同じ構成である。本実施形態の空気浄化装置5においては、悪臭又は有害成分を含んだ空気が加熱装置1により加熱された浄化剤8により浄化される。ここで、所定風量で流れている間における空気温度を正確に検知して所定温度に制御すること、及び風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐことは前述の温風発生装置11における説明と同様である。
【0038】
図8は請求項4の空気浄化装置5の実施形態を示している。本実施形態においては、浄化剤8として触媒8aを使用したものであり、他の構成は図6又は図7に示す実施形態と同様である。触媒8aとしては、白金、パラジウム、ルテニウムなどの貴金属系酸化触媒などが挙げられるが、これにのみ限定されるものではない。本実施形態の空気浄化装置5においては、悪臭又は有害成分を含んだ空気が触媒8aにより脱臭されて浄化される。ここで、所定風量で流れている間における空気温度を正確に検知して所定温度に制御すること、及び風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐことは前述の温風発生装置11における説明と同様である。
【0039】
また、図9には請求項5の空気浄化装置5の実施形態を示している。本実施形態においては、浄化剤8として吸着剤8bを用いた例が示してある。本実施形態の空気浄化装置5においては、悪臭又は有害成分を含んだ空気が吸着剤8bにより吸着除去されるが、飽和してしまうと加熱装置1により吸着剤8bが加熱されることで再生されるものである。吸着剤8bとしては、活性炭、シリカゲル、ゼオライト、酸化亜鉛、セピオライト、ケイ酸アルミニウムなどが挙げられるが、これにのみ限定されるものではない。ここで、所定風量で流れている間における空気温度を正確に検知して所定温度に制御すること、及び風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐことは前述の温風発生装置11における説明と同様である。
【0040】
また、図10には請求項6の除湿装置10の実施形態を示している。除湿装置10は、前述の温風発生装置11の風路14内に吸湿剤9を設けることで除湿装置10を構成している。吸湿剤9を設ける以外の他の構成は前述の温風発生装置11の実施形態で述べた通りなので重複する説明は省略する。図10においては上記した温風発生装置11において風路14内の加熱装置1の下流側に吸湿剤9を設けることで除湿装置10を構成してある実施形態が示してある。しかして、水分を含んだ空気が加熱装置1により加熱されるとともに水分が吸湿剤9により吸着除去されて除湿される。吸湿剤9が飽和したら加熱装置1により加熱されて再生される。使用される吸湿剤9としては、シリカゲル、ゼオライトなどが挙げられるが、これにのみ限定されるものではない。ここで、所定風量で流れている間における空気温度を正確に検知して所定温度に制御すること、及び風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐことは前述の温風発生装置11における説明と同様である。
【0041】
そして、上記した各空気浄化装置5、除湿装置10は、特に、図1に示す温風発生装置11に比べて、浄化剤8、吸湿剤9の部分に粉塵等が堆積し、風路14を閉塞することにより風量が低減する可能性が高くなるので、風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐ安全な温度制御がより有効に行えることになる。
【0042】
図11は請求項7のごみ処理装置12の実施形態が示してある。ごみ18を焼却又は乾燥して減量処理するためのごみ処理装置12に、処理の際に発生する排ガスを浄化するために前述の図6乃至図9で示したような空気浄化装置5が設けてある。そして、ごみ処理装置12でごみ18を焼却又は乾燥して減量処理する際に発生する排気ガスを空気浄化装置5で浄化するのであるが、ごみを処理する際に、どうしても細かい粉塵19が発生し、この粉塵19が空気浄化装置5の加熱部6に導入されるのを防ぐために空気浄化装置5の吸気口16付近にフィルタ20を設ける必要がある。しかして、このフィルタ20が粉塵19により目詰まりを起こした場合、風量が極端に低減するおそれがあり、その可能性は送風装置2の故障に比べてはるかに高いものである。ゆえに、このようなごみ処理装置12においては、前記した図6乃至図9に示すような空気浄化装置5を設けることで、風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐ安全な温度制御がより有効に行えることになる。
【0043】
図12は請求項8の生ごみ処理装置13の実施形態が示してある。生ごみ処理装置13は処理槽21内に木片のような水分調整材22を充填したもので、処理槽21内に生ごみ23を入れ、水分調整材22と共に撹拌し、水分調整材に生息する微生物により分解処理するようになっている。この生ごみ処理装置13には生ごみ23の分解処理により発生する排ガスを浄化するために前述の図6乃至図9で示したような空気浄化装置5が設けてある。そして、処理槽21で生ごみ23を水分調整材22と共に撹拌混合して生ごみを分解処理し、その際に発生した排ガスを空気浄化装置5で浄化するのであるが、生ごみ23を処理する際、水分調整材2が乾燥しすぎると木片の微粉塵24が発生しやすくなるので、この微粉塵24が空気浄化装置5の加熱部6に導入されるのを防ぐために空気浄化装置5の吸気口16付近にフィルタ20を設ける必要がある。しかして、このフィルタ20が微粉塵24により目詰まりを起こした場合、風量が極端に低減するおそれがあり、その可能性は送風装置2の故障に比べてはるかに高いものである。ゆえに、このような生ごみ処理装置13においては、前記した図6乃至図9に示すような空気浄化装置5を設けることで、風量が極端に低減した場合に、加熱装置の加熱を防ぐ安全な温度制御がより有効に行えることになる。
【0044】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の温風発生装置は、加熱装置、送風装置、温度センサー、温度制御装置を有し、加熱装置で加熱された空気を温度センサーで検知し、その結果をもとに温度制御装置で所定の温度になるように加熱装置又は送風装置の負荷を制御する温風発生装置であって、温度センサーを、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置の輻射熱を検知する場所に設けてあるので、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができものであり、特に、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路の折り曲げられた下流側風路部を加熱装置と隔壁を介して接するように設け、下流側風路部内の加熱装置に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサーを設けてあるので、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この折り曲げられた風路の加熱装置の熱を隔壁からの輻射熱として受ける部位に温度センサーを配置するという簡単な構成で、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができる安全で優秀な温風発生装置を実現できるものである。
【0046】
また、請求項2記載の空気浄化装置にあっては、浄化剤とそれを加熱する加熱装置、送風装置、温度センサー、温度制御装置を有し、加熱装置で加熱された空気を温度センサーで検知し、その結果をもとに温度制御装置で所定の温度になるように加熱装置又は送風装置の負荷を制御する空気浄化装置であって、温度センサーを、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置の輻射熱を検知する場所に設けてあるので、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができるものであり、特に、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路の折り曲げられた下流側風路部を加熱装置と隔壁を介して接するように設け、下流側風路部内の加熱装置に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサーを設けてあるので、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この折り曲げられた風路の加熱装置の熱を隔壁からの輻射熱として受ける部位に温度センサーを配置するという簡単な構成で、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができる安全で優秀な空気浄化装置を実現できるものである。
【0047】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、浄化剤として触媒を用いてあるので、効果的な空気浄化ができるものである。
【0048】
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、浄化剤として吸着剤を用いてあるので、吸着剤で空気浄化ができるのはもちろんのこと、吸着剤が飽和しても加熱装置により加熱されることで再生されるものである。
【0049】
また、請求項5記載の除湿装置にあっては、吸湿剤とそれを加熱する加熱装置、送風装置、温度センサー、温度制御装置を有し、加熱装置で加熱された空気を温度センサーで検知し、その結果をもとに温度制御装置で所定の温度になるように加熱装置又は送風装置の負荷を制御する除湿装置であって、温度センサーを、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置の輻射熱を検知する場所に設けてあるので、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができものであり、特に、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路の折り曲げられた下流側風路部を加熱装置と隔壁を介して接するように設け、下流側風路部内の加熱装置に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサーを設けてあるので、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この折り曲げられた風路の加熱装置の熱を隔壁からの輻射熱として受ける部位に温度センサーを配置するという簡単な構成で、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができる安全で優秀な除湿装置を実現できるものであり、また、吸着剤が飽和すると加熱装置による加熱で再生できるものである。
【0050】
また、請求項6記載のごみ処理装置にあっては、空気浄化装置を備えたごみ処理装置において、空気浄化装置が請求項2記載の空気浄化装置であるので、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができる安全で優秀なごみ処理装置を実現できるものである。
【0051】
また、請求項7記載の生ごみ処理装置にあっては、空気浄化装置を備えた生ごみ処理装置において、空気浄化装置が請求項2記載の空気浄化装置であるので、所定の風量が流れている場合は空気温度を正確に検知し、風量が極端に低減した場合には、加熱装置の過熱を防ぐことができる安全で優秀な生ごみ処理装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温風発生装置の概略構成図である。
【図2】同上の所定風量時及び送風装置をストップした際における加熱部温度と温度センサー検知温度とを示すグラフである。
【図3】同上の加熱部温度と温度センサー検知温度と風路内空気温度との検知位置を示す説明図である。
【図4】同上の加熱部温度と温度センサー検知温度と風路内空気温度の、風量/所定風量比との関係を示すグラフである。
【図5】同上の温風発生装置の他例を示す概略構成図である。
【図6】本発明の空気浄化装置の概略構成図である。
【図7】同上の他の実施形態の概略構成図である。
【図8】同上の更に他の実施形態の概略構成図である。
【図9】同上の更に他の実施形態の概略構成図である。
【図10】本発明の除湿装置の概略構成図である。
【図11】本発明のごみ処理装置の概略構成図である。
【図12】本発明の生ごみ処理装置の概略構成図である。
【図13】従来例の温風発生装置の一例の概略構成図である。
【図14】従来例の他の温風発生装置の概略構成図である。
【図15】従来例の温風発生装置において所定風量時及び送風装置をストップした際における加熱部温度と温度センサー検知温度とを示すグラフである。
【図16】従来例の更に他の温風発生装置の概略構成図である。
【図17】従来例の空気浄化装置の概略構成図である。
【図18】従来例の他の空気浄化装置の概略構成図である。
【図19】従来例の除湿装置の概略構成図である。
【図20】従来例のごみ処理装置の概略構成図である。
【図21】従来例の生ごみ処理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 加熱装置
2 送風装置
3 温度センサー
4 温度制御装置
5 空気浄化装置
6 加熱部
7 隔壁
8 浄化剤
9 吸湿剤
10 除湿装置
11 温風発生装置
12 ごみ処理装置
13 生ごみ処理装置
Claims (7)
- 加熱装置、送風装置、温度センサー、温度制御装置を有し、加熱装置で加熱された空気を温度センサーで検知し、その結果をもとに温度制御装置で所定の温度になるように加熱装置又は送風装置の負荷を制御する温風発生装置であって、温度センサーを、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置の輻射熱を検知する場所に設けたものにおいて、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路の折り曲げられた下流側風路部を加熱装置と隔壁を介して接するように設け、下流側風路部内の加熱装置に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサーを設けて成ることを特徴とする温風発生装置。
- 浄化剤とそれを加熱する加熱装置、送風装置、温度センサー、温度制御装置を有し、加熱装置で加熱された空気を温度センサーで検知し、その結果をもとに温度制御装置で所定の温度になるように加熱装置又は送風装置の負荷を制御する空気浄化装置であって、温度センサーを、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置の輻射熱を検知する場所に設けたものにおいて、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路の折り曲げられた下流側風路部を加熱装置と隔壁を介して接するように設け、下流側風路部内の加熱装置に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサーを設けて成ることを特徴とする空気浄化装置。
- 浄化剤として触媒を用いたことを特徴とする請求項2記載の空気浄化装置。
- 浄化剤として吸着剤を用いたことを特徴とする請求項2記載の空気浄化装置。
- 吸湿剤とそれを加熱する加熱装置、送風装置、温度センサー、温度制御装置を有し、加熱装置で加熱された空気を温度センサーで検知し、その結果をもとに温度制御装置で所定の温度になるように加熱装置又は送風装置の負荷を制御する除湿装置であって、温度センサーを、所定の風量が出ている場合には空気温度を検知し且つ風量が低減した場合には加熱装置の輻射熱を検知する場所に設けたものにおいて、加熱装置通過後の風路をU字状に折り曲げ、この風路の折り曲げられた下流側風路部を加熱装置と隔壁を介して接するように設け、下流側風路部内の加熱装置に接する隔壁の輻射熱を受ける部位に温度センサーを設けて成ることを特徴とする除湿装置。
- 空気浄化装置を備えたごみ処理装置において、空気浄化装置が請求項2記載の空気浄化装置であることを特徴とするごみ処理装置。
- 空気浄化装置を備えた生ごみ処理装置において、空気浄化装置が請求項2記載の空気浄化装置であることを特徴とする生ごみ処理装置。
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