JP3636550B2 - 熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置 - Google Patents

熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置に関する。より詳しくは、本発明は、スピンブロックにノズルパック収納凹部が形成され、ノズルパック収納凹部に溶融紡糸液通路が開口しており、スピンブロックのノズルパック収納凹部に円筒状をしたノズルパックが取着されている熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置であり、スピンブロックのノズルパック収納凹部へのノズルパックの取り付け、取外しが迅速且つ容易に行える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置においては、予めノズルパック本体の内部にスピナレット、ブリッジプレート、サンド、トップインサート、シールリング等を収容して組立てておき、スピンブロックに形成されたノズルパック収納凹部にスピンブロックの下方から組立てられたノズルパックを持上げ、ノズルパック固定用のボルトをスピンブロックの上部からスピンブロックを貫通させ、ノズルパックに螺合させてノズルパックを固定していた。
【0003】
このような従来の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置では、ノズルパックの持上げ作業とノズルパック固定用のボルトの貫通、螺合作業とに少なくとも2人の作業者が必要である。
【0004】
特表平8−500650号公報には、内部が空洞でノズルプレートを保持するノズルパック本体の下部に外方に突出したレスト部を具備させ、スピンブロックにノズルパック収納凹部の周囲に支持ブロックが取付けられ、組立てたノズルパック本体をスピンブロックの下方から持上げ、ノズルパック本体のレスト部を支持ブロックに係合させてノズルパックを紡糸軸線の周りで捩じることによりノズルパックを支持ブロックに保持するとともにノズルパックとスピンブロックとの間にシール力を作用させるようにした装置が開示されている。
【0005】
この特表平8−500650号公報に開示された装置では、ノズルパックを紡糸軸線の周りで捩じることことによりノズルパックを支持ブロックに係合させて保持させているために、ノズルパックが装着時に紡糸軸線の回りで回転し、このような溶融紡糸装置から紡出される糸条の紡糸軸線の回りの位置が決めにくい。通常、スピンブロックの下方には糸条を冷却する紡糸筒が設けられ、ノズルパックから紡出された糸条を冷却する冷却風を吹出している。この冷却風の冷却効果を高め、得られる糸条の糸品質を高めるためには、冷却風と紡出糸条の相対位置を所定の関係とする必要がある。しかしながら、上述のように、特表平8−500650号公報に開示された装置では、ノズルパックが装着時に紡糸軸線の回りで回転し、溶融紡糸装置から紡出される糸条の紡糸軸線の回りの位置が決めにくいので、糸条の冷却用の紡糸筒の冷却風の吹出し方向が糸条に対して最適状態とし難い。このため、この装置では、冷却風の冷却効果を高められず、得られる糸条の糸品質を高められない。
【0006】
また、この特表平8−500650号公報に開示された装置では、ノズルパックを紡糸軸線の周りで捩じることことにより、シール力を得ているために、ノズルパックの装着時にノズルパックとベル形状のレセプタクル間のシール部材に回転力が働き、傷が付き易い。
【0007】
更に、特表平8−500650号公報に開示された装置では、ノズルパック本体のレスト部が外側に突出しているため、ノズルパック本体の洗浄時、予熱時または運搬時に傷を付け易い。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑み、パックの交換が一人で行える熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明は、更に、ノズルパックが装着時に紡糸軸線の回りで回転せず、溶融紡糸装置から紡出される糸条の紡糸軸線の回りの位置が決まり、紡糸筒の冷却風の吹出し方向が糸条に対して最適状態とでき、冷却風の冷却効果を高められ、得られる糸条の糸品質が高い熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、装着時にノズルパックが紡糸軸線の回りで回転せず、ノズルパックとウェアプレート間のシール部材に傷が付き難い熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置を提供することを目的とする。
【0011】
更に、本発明は、洗浄時、予熱時または運搬時にノズルパック本体から外側に突出している部分をなくし、ノズルパック本体の洗浄時、予熱時または運搬時に傷を付け難い熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記の目的を、スピンブロックにノズルパック収納凹部が形成され、該ノズルパック収納凹部に溶融紡糸液通路が開口しており、該スピンブロックのノズルパック収納凹部に円筒状をしたノズルパックが取着されている熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置において、前記スピンブロックのノズルパック収納凹部の入口部の周囲に支持ブロックが取付けられ、外周面に軸方向に延在する係合突起が形成されたウェアプレートが前記ノズルパック収納凹部の天井部に取着されており、前記ノズルパック本体の上部に前記ウェアプレートの係合突起と係合する係合溝を具備した円筒内壁面および該円筒内壁面の下部に位置し雌ねじを具備した雌ねじ壁面が形成され、ロックリングの外周面に形成された雄ねじが前記雌ねじに螺合してノズルパック本体の内周面に設けられた段部によって保持されているトップインサートをシールリングを介して押えており、前記ノズルパック本体の下端部の周面には雄ねじが形成され、該ノズルパック本体の雄ねじに螺合する雌ねじを有するとともに前記支持ブロックに係合するリングがノズルパック本体の下端部に螺合されていることを特徴とする熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置により達成する。
【0013】
上記構成とした本発明では、予めノズルパックを組立て、このノズルパックにリングを螺合し、スピンブロックの下方に運搬し、治具等を用いてノズルパックをノズルパック収納凹部に挿入し、リングを支持ブロックに係合させることにより、パックの交換が一人で行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明においては、支持ブロックが2つの支持ブロック片からなっており、各支持ブロック片はほぼ1/4円弧状をし且つ下端部に肩部を有し、両支持ブロック片の間に隙間を形成するように対向配置されていることが好ましい。
【0015】
また、本発明においては、リングは部分的に外径が大径の鍔部分と小径の部分を有し、大径の鍔部分の周方向長さは上記両支持ブロック片の間の隙間より小さくしており、その隙間からリングの鍔部分を挿入してリングを捩じり、リングを支持ブロックにワンタッチで装着できるようにすることが好ましい。
【0016】
本発明のノズルパック本体の雄ねじが形成されている下端部の外径は中間部の外径よりも小さくすることにより、リングをノズルパック本体に容易に装着でき、また、リングを外した場合にノズルパックの雄ねじがノズルパック本体の中間部より小径のため傷が付き難く好ましい。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図示した図面を参照し、本発明を詳細に説明する。図1は本発明の実施例の断面図であり、図2(A)は図1のA−A矢視図、図2(B)は図1のB−B矢視図である。
【0018】
スピンブロック11にノズルパック収納凹部11aが形成され、ノズルパック収納凹部11aにはスピンブロック11に形成された溶融紡糸液通路11bが開口している。ノズルパック収納凹部11aの天井部に、ウェアプレート12が取付けボルト13によって固定されている。
【0019】
ウェアプレート12は中心部に溶融紡糸液通路12bを有し、全体として円板状である。このウェアプレート12の外周面12aには、ねじは存在せず、図2(A)に示すように、上下方向に延び矩形断面をした2つの突起部12cが設けられている。なお、突起部12cの数は、1つまたは3つ以上としてもよく、また、その断面形状は実施例のように矩形断面とするほかに、三角形断面、台形断面等としてもよい。
【0020】
ノズルパック21は円筒状のノズルパック本体22とその中に収容されたスピナレット23、ブリッジプレート24、サンド25、トップインサート26、シールリング27およびロックリング28から構成されている。
【0021】
ノズルパック21のノズルパック本体22の上端部の内周にはウェアプレート12の突起部12cと係合する矩形状断面の2本の溝22aが設けられており、ウェアプレート12に沿ってノズルパック本体22を昇降でき、溝22aと突起部12cとの結合によりノズルパック21の回転は阻止される。なお、溝22aは、突起部12cに合わせてその数を1つまたは3つ以上としてもよく、また、その断面形状も突起部12cに合わせて三角形断面、台形断面等としてもよい。
ノズルパック本体22の上部の上記溝22aの下方のシリンダ内壁面に雌ねじ22bが形成され、この雌ねじ22bは後述のロックリング28の雄ねじ28aと螺合する。
【0022】
トップインサート26は上部26aが円筒状をし、その下に下方に拡開した円錐台26bが接続した形状をしている。トップインサート26の円筒部26aの外径は後述するロックリング28の開口部28bの内径よりも小さく、ロックリング28の開口部28bに嵌合可能である。トップインサート26の中央部には上下に貫通する溶融紡糸液用通路26cが設けられており、組立てられるとトップインサート26の溶融紡糸液用通路26cはインレットガスケット29を介してウェアプレート12に形成された溶融紡糸液通路12bと結合可能である。
【0023】
ロックリング28は中央が開口28bしたドーナツ状の円管形状をしており、その外周面にはノズルパック本体22に形成された雌ねじ22bに螺合する雄ねじ28aが形成されており、ノズルパック本体22の雌ねじ22bと螺合可能である。ロックリング28の下面はトップインサート26の円錐面26bに対応する円錐状凹面28cとなっている。
【0024】
シールリング27は丸断面のドーナツ形状をしており、トップインサート26の上から挿入され、ロックリング28をノズルパック本体22の上部の雄ねじ28aに螺合することにより固定される。
【0025】
ノズルパック本体22の下端部22dの外径は中間部の外径22cよりも小さく、その小径となった下端部の外表面に雄ねじ22eが形成されている。
【0026】
この雄ねじ22eに螺合する雌ねじ31aを有するリング31が設けられ、両ねじ22e、31aの螺合によりリング31をノズルパック本体22に取着できる。リング31をノズルパック本体22の回りに回転することにより、ノズルパック本体22の下端から突出するリング31の高さを調節可能である。
【0027】
図2(B)に示すように、ノズルパック本体22の下端部に螺合されるリング31は部分的に外径が大径の鍔部分31bと小径の部分31cを有し、大径の鍔部分31bの周方向長さは後述する支持ブロック片32の間の隙間より小さくしており、その隙間から鍔部分31bを挿入できるようにしている。
【0028】
スピンブロック11のノズルパック21収納凹部11aの下端部外周には、2つの支持ブロック片32からなる支持ブロック33が取付けボルト34により固定されている。各支持ブロック片32は、図1に示すように、下端部に肩部32aを有し、図2(b)に示すように、ほぼ1/4円弧状をしている。2つの支持ブロック片32は、対向し且つ両支持ブロック片32の間に隙間を形成するように取付けボルト34により固定されている。なお、支持ブロック33は一旦取付けると、通常のパック交換作業に際しては外さない。
【0029】
以上の構成からなる本発明の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置においては、スピンブロック11から離れた場所で予めノズルパック21を組立てる。すなわち、ノズルパック本体22にスピナレット23、ブリッジプレート24、サンド25、トップインサート26およびシールリング27を装着しロックリング28の雄ねじ28aをノズルパック本体22の雌ねじ22bに螺合して組立てる。
【0030】
組立てられたノズルパック21は、取付けるべきスピンブロック11の所定のノズルパック収納凹部11aの下に運搬する。
【0031】
このようにして組立てたノズルパック21をスピンブロック11のノズルパック収納凹部11aの下に運搬前または運搬後の何れでもよいが、ノズルパック収納凹部11aに取付ける前に、先ずノズルパック本体22の下端部の雄ねじ22eににリング31を螺合して取付ける。
【0032】
リング31を取り付けた状態で、適宜な持上げ用治具によりノズルパック21をスピンブロック11のノズルパック収納凹部11a内に、ノズルパック本体22上部に設けられた溝22aとウェアプレート12の突起部12cが係合するようにして、ノズルパック21を持ち上げる。その際に、リング31の周方向の位相を調節して、リング31の鍔部分31bが支持ブロック片32間の隙間を通り抜けるようにする。なお、ノズルパック本体22の溝22aとウェアプレート12の突起部12cとが係合し易いように、ノズルパック本体22の溝22aの上部側を拡開し、また、ウェアプレート12の突起部12cの下端側の幅を狭くすることが好ましい。
【0033】
ウェアプレート12の突起部12cとノズルパック本体22の溝22aを嵌合させた後、リング31の鍔部分31bが支持ブロック片32の下端部に設けられた肩部32aに載置するようにリング31を回転させる。この際に、ウェアプレート12の突起とノズルパック本体22の溝22aが嵌合しているのでノズルパック21は回転しない。
【0034】
このようにして、組立てられたノズルパック21は、スピンブロック11のノズルパック21収納凹部11a内に取付けることができ、スピンブロック11およびウェアプレート12の溶融紡糸液通路11bを経て供給された溶融液圧によりトップインサート26およびウェアプレート12間がセルフシールされる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、ノズルパックをスピンブロックのノズルパック収納凹部内に持上げ捩じって螺合させればよく、パックの交換が一人で行える。
【0036】
本発明によれば、更に、ノズルパックが装着時に紡糸軸線の回りで回転せず、溶融紡糸装置から紡出される糸条の紡糸軸線の回りの位置が決まり、紡糸筒の冷却風の吹出し方向が糸条に対して最適状態とでき、冷却風の冷却効果を高められ、得られる糸条の糸品質が高められる。
【0037】
また、本発明では、装着時にノズルパックが紡糸軸線の回りで回転せず、トップインサートとウェアプレート間のシール部材に傷が付き難い。
【0038】
更に、本発明は、洗浄時、予熱時または運搬時にノズルパック本体から外側に突出している部分をなくせるので、ノズルパック本体の洗浄時、予熱時または運搬時に傷を付け難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】図1に示す装置の平面図であり、(A)は図1のA−A矢視図、図2(B)は図1のB−B矢視図である。
【符号の説明】
11 スピンブロック
11a ノズルパック収納凹部
11b 溶融紡糸液通路
12 ウェアプレート
12a 外周面
12b 溶融紡糸液通路
12c 突起部
13 取付けボルト
21 ノズルパック
22 ノズルパック本体
22a 溝
22b 雌ねじ
22c 中間部
22d 下端部
22e 雄ねじ
23 スピナレット23
24 ブリッジプレート
25 サンド
26 トップインサート
26a 上部
26b 円錐台
26c 溶融紡糸液用通路
27 シールリング
28 ロックリング
28a 雄ねじ
28b 開口部
29 インレットガスケッ
31 リング
31a 雌ねじ
31b 鍔部分
31c 小径の部分
32 支持ブロック片
32a 肩部
33 支持ブロック
34 取付けボルト

Claims (6)

  1. スピンブロックにノズルパック収納凹部が形成され、該ノズルパック収納凹部に溶融紡糸液通路が開口しており、該スピンブロックのノズルパック収納凹部に円筒状をしたノズルパックが取着されている熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置において、前記スピンブロックのノズルパック収納凹部の入口部の周囲に支持ブロックが取付けられ、外周面に軸方向に延在する係合突起が形成されたウェアプレートが前記ノズルパック収納凹部の天井部に取着されており、ノズルパック本体の上部に前記ウェアプレートの係合突起と係合する係合溝を具備した円筒内壁面および該円筒内壁面の下部に位置し雌ねじを具備した雌ねじ壁面が形成され、ロックリングの外周面に形成された雄ねじが前記雌ねじに螺合してノズルパック本体の内部に収容されたトップインサートを固定しており、前記ノズルパック本体の下端部の周面には雄ねじが形成され、該ノズルパック本体の雄ねじに螺合する雌ねじを有するとともに前記支持ブロックに係合するリングがノズルパック本体の下端部に螺合されていることを特徴とする熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置。
  2. 下端部に肩部を有し、その間に隙間を形成するように対向配置され、それぞれほぼ1/4円弧状をした2つの支持ブロック片により前記支持ブロックが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置。
  3. 前記リングは部分的に外径が大径の鍔部分と小径の部分を有し、大径の鍔部分の周方向長さは前記支持ブロック片の間の隙間より小さくしており、その隙間から鍔部分を挿入できることを特徴とする請求項2に記載の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置。
  4. 前記ノズルパック本体の雄ねじが形成されている下端部の外径は中間部の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1、2または3に記載の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置。
  5. ウェアプレートの係合突起とノズルパック本体の係合溝の係合により、リングが回転するだけでノズルパックは回転せずに軸方向に上昇し、トップインサートおよびウェアプレート間の初期シールを行うことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置。
  6. 前記トップインサートにインレットガスケットが装着されており、前記スピンブロックから溶融紡糸液通路を経て供給された溶融液圧により前記トップインサートおよびウェアプレート間がセルフシールされることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の熱可塑性合成繊維の溶融紡糸用スピニングパック装置。
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