JP3635153B2 - 陰極線管用電子銃および陰極線管 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラー受像管などに用いられる陰極線管用電子銃およびこの電子銃を用いた陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にカラー受像管は、図3に示すように、パネル1およびファンネル2からなる外囲器を有し、そのパネル1の内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン3(ターゲット)が形成され、この蛍光体スクリーン3に対向して、その内側にシャドウマスク4が配置されている。一方、ファンネル2のネック5内に3電子ビーム6B ,6G ,6R を放出する電子銃7が配設されている。そして、この電子銃7から放出された3電子ビーム6B ,6G ,6R をファンネル2の外側に装着された偏向装置8の発生する水平、垂直偏向磁界により偏向し、シャドウマスク4を介して上記蛍光体スクリーン3を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】
このようなカラー受像管において、電子銃7を同一水平面上を通るセンタービーム6G および一対のサイドビーム6B ,6R からなる一列配置の3電子ビーム6B ,6G ,6R を放出するインライン型電子銃とし、この一列配置の3電子ビーム6B ,6G ,6R を、偏向装置8の発生するピンクッション形水平偏向磁界およびバレル形垂直偏向磁界により偏向することにより、格別のコンバーゼンス装置を用いることなく、3電子ビーム6B ,6G ,6R を集中するセルフコンバーゼンス・インライン型カラー受像管が広く実用化されている。
【0004】
ところが、このセルフコンバーゼンス・インライン型カラー受像管については、偏向装置8の発生する水平偏向磁界がピンクッション形、垂直偏向磁界がバレル形からなる非斉一磁界であるため、3電子ビーム6B ,6G ,6R は、この非斉一磁界により非点収差を受け、画面周辺部では垂直方向に強く集束される。その結果、画面周辺部では、ビームスポットが水平方向に長い楕円状の高輝度コア部とこのコア部の垂直方向に低輝度のハロー部を伴う形状となり、画面周辺部の解像度を劣化させるという問題がある。
【0005】
この画面周辺部の解像度の劣化を改善するために、電子ビームを集束する主電子レンズ部に4極子レンズを形成するようにしたダイナミックフォーカス方式の電子銃がある。この電子銃は、電子ビームの進行方向(カソードから蛍光体スクリーン方向)に、電子ビーム発生部、4極子レンズ、最終集束レンズが形成され、その4極子レンズを構成する対向電極に電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧を供給することにより、画面周辺部に向かう電子ビームを垂直方向に発散、水平方向に集束し、かつ最終集束レンズの水平、垂直方向の集束作用を弱めて、画面周辺部の解像度の劣化を抑えるものとなっている。このような電子銃では、その4極子レンズには、対向電極に外部から2種類の中位の電圧を供給しなければならないため、電圧供給部の耐電圧が問題となる。
【0006】
このような問題に対して、特開平1−232643号公報、米国特許4,945,284号明細書には、図4に示すように、カソードKおよびこのカソードKから順次蛍光体スクリーン方向に配置された第1乃至第7グリッドG1 〜G7 を有し、その4極子レンズQLを構成する第5、第6グリッドG5 ,G6 の近くに抵抗器10を配置して、第5、第6グリッドG5 ,G6 を接続し、この抵抗器10を介して第5グリッドG5 に電圧を供給するようにした電子銃が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成される陰極線管には、つぎのような問題がある。すなわち、図3および図4に示したカラー受像管では、ファンネル2の径大部内面からネック5の隣接部内面にかけて塗布形成された導電膜12、この導電膜12に弾性接触するバルブスペーサ13およびシールド・カップCを介して、第7グリッドG7 に23〜35 kVの陽極電圧が印加され、第6グリッドG6 には、ネック5端部を気密に貫通するステムピン14を介して、陽極電圧の20〜35%程度の集束電圧が印加される。
【0008】
一方、ネック5の内面は、上記導電膜12の影響で帯電し、電子銃を構成するグリッドなどから電界放出現象が生ずる場合がある。この電界放出現象により第6グリッドG6 から電子放出が生ずると、集束電圧が変動し、電子ビームが最適に集束されず、解像度の低下により、画像品位が劣化するという問題が生ずる。また電子放出により管内放電がおこり、その放電電流やノイズにより、陰極線管装置の電気回路を破壊したり、これに接続されたコンピュータを誤動作させるなどの問題が発生する。
【0009】
このような問題を防止するため、電子銃の各電極を一体に固定する絶縁支持棒16を取巻くように金属ワイヤからなるサプレッサーリングを取付け、これをカラー受像管の製造工程において、加熱蒸発させてネック5内面に金属蒸着膜を形成し、ネック5内面の電位を安定させる方法が広く採用されている。
【0010】
しかし図4に示したように、第5、第6グリッドG5 ,G6 の近傍に抵抗器10が配置される電子銃では、効果的な位置に上記サプレッサーリングを配置することが困難である。
【0011】
すなわち、たとえば第6グリッドG6 の近傍にサプレッサーリングを配置したとすると、金属蒸着膜が導電膜12に接近して形成され、ネック5内面の電位を下げることができない。また、第5グリッドG5 と第7グリッドG7 との間に配置したとすると、金属蒸着膜がその近くに位置する抵抗器10にも付着し、抵抗器10の両端子17a ,17b を短絡させる。したがって、上記位置にサプレッサーリングを配置することはできない。これに対して、サプレッサーリングを抵抗器10よりもカソードK側に配置したとすると、低電位のネック5内面に金属蒸着膜が付着するので、この低電位のネック5内面の電位を安定化することはできる。しかし第6グリッドG6 付近のネック5内面は、導電膜12に近いため、十分に電位が下がらず、第6グリッドG6 や、この第6グリッドG6 に接続されている抵抗器10の端子17a などからの電界放出の抑制効果が不十分となる。
【0012】
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、グリッドや抵抗器などからの電界放出による画像品位の劣化や信頼性の低下を防ぎ、高品位かつ信頼性の高い陰極線管を構成することができる電子銃およびこの電子銃を用いた陰極線管を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
カソードおよびこのカソードに順次隣接する複数個のグリッドからなる電子ビーム形成部からの電子ビームをターゲット上に集束する複数個のグリッドからなる主電子レンズ部を有し、複数個のグリッドが少なくとも2個の絶縁支持棒により固定支持されてなる陰極線管用電子銃において、主電子レンズ部を、順次ターゲット方向に配置された第1、第2、第3のグリッドおよび陽極電圧が印加される第4のグリッドを少なくとも有し、これらグリッドのうち第2のグリッドと第3のグリッドとが隣接し、かつ第1のグリッドと第3のグリッドに電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧が印加され、さらに第1のグリッドと第2のグリッドとがこれらグリッドの近くに配置された抵抗器により接続された構造に形成した。
【0014】
さらに、その第2のグリッドに、抵抗器よりも第3グリッド側の位置でサプレッサーリングを接続した。
また、これらの電子銃を用いて陰極線管を構成した。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1にその一形態であるカラー受像管用電子銃を示す。なお、陰極線管としての全体構成は、図3に示した構成と同様なので、ここでの詳細な説明は省略する。この電子銃は、水平方向に一列配置された3個のカソードK、これらカソードKを各別に加熱する3個のヒータH、上記カソードKから順次蛍光体スクリーン(ターゲット)方向に所定間隔離れて配置された第1乃至第7グリッドG1 〜G7 およびその第7グリッドG7 の蛍光体スクリーン側端部に取付けられたシールドカップCを有し、そのヒータH、カソードKおよび第1乃至第7グリッドG1 〜G7 が一対の絶縁支持棒20により一体に固定されている。
【0017】
その第1および第2グリッドG1 ,G2 は、一体構造の板状電極からなり、第3乃至第7グリッドG3 〜G7 は、一体構造の筒状電極からなる。
【0018】
その第1および第2グリッドG1 ,G2 には、3個のカソードKに対応して、比較的小さな3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0019】
第3グリッドG3 の第2グリッドG2 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第2グリッドG2 の電子ビーム通過孔よりも大きい3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。またこの第3グリッドG3 の第4グリッドG4 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第2グリッドG2 との対向面の電子ビーム通過孔よりもさらに大きい3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0020】
第4グリッドG4 の第3グリッドG3 および第5グリッドG5 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第3グリッドG3 の第4グリッドG4 との対向面の電子ビーム通過孔と同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0021】
第5グリッドG5 の第4グリッドG4 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第4グリッドG4 の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。またこの第5グリッドG5 の第6グリッドG6 との対向面には、3個のカソードKに対応して、図2(a)に示すように、垂直方向(V軸方向)を長径とする3個の実質的に縦長の電子ビーム通過孔21a ,21b ,21c が一列配置に形成されている。
【0022】
これに対して、第6グリッドG6 の第5グリッドG5 との対向面には、3個のカソードKに対応して、図2(b)に示すように、水平方向(H軸方向)を長径とする3個の実質的に横長の電子ビーム通過孔22a ,22b ,22c が一列配置に形成されている。またこの第6グリッドG6 の第7グリッドG7 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第5グリッドG5 の第4グリッドG4 との対向面の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0023】
また第7グリッドG7 の第6グリッドG6 およびシールドカップCとの対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第6グリッドG6 の第7グリッドG7 との対向面の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0024】
さらにシールドカップCの底部にも、上記第7グリッドG7 の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0025】
またこの電子銃では、上記第3および第5グリッドG3 ,G5 の近くに抵抗器24が配置され、この抵抗器24により第3グリッドG3 と第5グリッドG5 とが接続されている。さらにその第5グリッドG5 にサプレッサーリング25が、上記抵抗器24よりも蛍光体スクリーン側に取付けられている。
【0026】
この電子銃では、カソードKに100〜200Vの直流電圧に映像信号が重畳された電圧が印加され、第1グリッドG1 は接地される。第2グリッドG2 と第4グリッドG4 とは管内で接続され、これら第2、第4グリッドG2 ,G4 には、500〜1000Vのカットオフ電圧が印加される。第3グリッドG3 と第6グリッドG3 ,G6 とは管内で接続され、これら第3、第6グリッドG3 ,G6 には、第7グリッドG7 に印加される陽極電圧Eb の20〜35%の直流電圧Vd に電子ビームの偏向に同期してパラボラ状に変化する電圧Vf が重畳されたダイナミックフォーカス電圧Vd が印加される。第5グリッドG5 には、抵抗器24を介して、上記第3グリッドG3 に印加されるダイナミックフォーカス電圧Vd の少なくとも直流電圧成分が印加されるとともに、第5グリッドG5 と第6グリッドG6 の静電容量により、ダイナミックフォーカス電圧Vd の約50%の電圧が重畳される。さらに第7グリッドG7 には、25〜35 kVの陽極電圧Eb が印加される。
【0027】
このような電圧の印加により、この電子銃では、カソードKおよび第1乃至第3グリッドG1 〜G3 により、カソードKからの電子放出を制御し、かつ放出された電子を加速集束して電子ビームを形成する電子ビーム発生部GEが形成され、第3グリッドG3 (第1のグリッド)、第4グリッドG4 、第5グリッドG5 (第2のグリッド)、第6グリッドG6 (第3のグリッド)、第7グリッドG7 (第4のグリッド)により、上記電子ビーム発生部GEからの電子ビームを蛍光体スクリーン上に加速集束する主電子レンズ部MLが形成される。特にこの主電子レンズ部MLには、第5グリッドG5 と第6グリッドG6 とにより、電子ビームの偏向に同期してレンズ強度が変化し、それにより偏向収差を補正する4極子レンズQLが形成され、第6グリッドG6 (第3のグリッド)と第7グリッドG7 (第4のグリッド)とにより、電子ビームを最終的に蛍光体スクリーン上に集束する最終集束レンズELが形成される。
【0028】
上記のように電子銃を構成すると、つぎの効果が得られる。
【0029】
(イ) 抵抗器24により第3グリッドG3 (第1のグリッド)と第5グリッドG6 (第2のグリッド)とが接続され、この抵抗器24が陽極電圧Eb が印加される導電膜27から離れた位置にあるため、抵抗器24の端子部から電界放射を軽減することができる。
【0030】
(ロ) 第3グリッドG3 (第1のグリッド)と第5グリッドG5 (第2のグリッド)とに抵抗器24が接続されているため、サプレッサーリング25を抵抗器24よりも高電圧が印加される第7グリッドG7 (第4のグリッド)側に位置する中電圧印加電極である第5グリッドG5 に取付けることができる。このような位置にサプレッサーリング25を取付けると、このサプレッサーリング25に高周波磁界をかけてネック内面に金属蒸着膜を形成する場合、抵抗器24よりも高電圧が印加される第7グリッドG7 (第4のグリッド)側、かつこの第7グリッドG7 から離れたネック28内面に金属蒸着膜を形成することができる。その結果、抵抗器24をネック内面電位の安定した位置に配置することができ、抵抗器24の接続部からの電界放射をより効果的に軽減することができる。
【0031】
また、金属蒸着膜を陽極電圧印加部分から離れた位置に形成することができるため、リーク電流を低減することができる。
【0032】
(ハ) 特に図1に示したように、サプレッサーリング25を抵抗器24の接続されている第5グリッドG5 (第2のグリッド)に取付けると、サプレッサーリング25と抵抗器24とを同一電位に保つことができ、サプレッサーリング25と抵抗器24との間のリーク電流を防止することができる。
【0033】
なお、上記実施の形態では、電子ビームを最終的に蛍光体スクリーン上に集束する最終集束レンズが軸対称のバイポテンシャル型とする電子銃について説明したが、この発明は、他の対称型電子レンズや非対称型電子レンズ、またはこれら電子レンズの組合わされた電子銃にも適用できる。
【0034】
また、4極子レンズについても、図2に示した形態に限定されるものではない。
【0035】
なお、この発明は、カラー受像管用電子銃以外の陰極線管用電子銃にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
陰極線管用電子銃の主電子レンズ部を、順次ターゲット方向に配置された第1、第2、第3のグリッドおよび陽極電圧が印加される第4のグリッドを少なくとも有し、その第2のグリッドと第3のグリッドとが隣接し、かつ第1のグリッドと第3のグリッドとに電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧が印加され、さらに第1のグリッドと第2のグリッドとをこれらグリッドの近くに配置された抵抗器により接続された構造にすると、この抵抗器が陽極電圧Eb が印加される第4のグリッドとネック内面の導電膜から離れた位置になるため、抵抗器の端子部からの電界放射を軽減することができる。
【0037】
また、抵抗器を第1のグリッドと第2のグリッドに接続し、サプレッサーリングを第2のグリッドの抵抗器よりも第4のグリッド側に接続したことにより、抵抗器よりも第4のグリッド側で、第4のグリッドから離れたネック内面に金属蒸着膜を形成することができる。その結果、抵抗器をネック内面電位の安定した位置に配置することができ、それにより、抵抗器の端子部からの電界放射をより効果的に軽減することができる。
【0038】
特に抵抗器の接続されている第2のグリッドにサプレッサーリングを接続すると、サプレッサーリングと抵抗器とを同一電位に保って、サプレッサーリングと抵抗器との間のリーク電流を防止することができる、などの効果が得られる。
また、このような電子銃を用いて陰極線管を構成すると、画像品位の劣化や信頼性の低下を防ぎ、高品位でかつ信頼性の高い陰極線管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態であるカラー受像管用電子銃の構成を示す図である。
【図2】図2(a)は上記電子銃の第5グリッドの第6グリッドとの対向面の電子ビーム通過孔の形状を示す図、図2(b)は第6グリッドの第5グリッドとの対向面の電子ビーム通過孔の形状を示す図である。
【図3】カラー受像管の構成を示す図である。
【図4】従来のカラー受像管用電子銃の構成を示す図である。
【符号の説明】
24…抵抗器
25…サプレッサーリング
G1 …第1グリッド
G2 …第2グリッド
G3 …第3グリッド(第1のグリッド)
G4 …第4グリッド
G5 …第5グリッド(第2のグリッド)
G6 …第6グリッド(第3のグリッド)
G7 …第7グリッド(第4の電極)
K…カソード
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラー受像管などに用いられる陰極線管用電子銃およびこの電子銃を用いた陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にカラー受像管は、図3に示すように、パネル1およびファンネル2からなる外囲器を有し、そのパネル1の内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン3(ターゲット)が形成され、この蛍光体スクリーン3に対向して、その内側にシャドウマスク4が配置されている。一方、ファンネル2のネック5内に3電子ビーム6B ,6G ,6R を放出する電子銃7が配設されている。そして、この電子銃7から放出された3電子ビーム6B ,6G ,6R をファンネル2の外側に装着された偏向装置8の発生する水平、垂直偏向磁界により偏向し、シャドウマスク4を介して上記蛍光体スクリーン3を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】
このようなカラー受像管において、電子銃7を同一水平面上を通るセンタービーム6G および一対のサイドビーム6B ,6R からなる一列配置の3電子ビーム6B ,6G ,6R を放出するインライン型電子銃とし、この一列配置の3電子ビーム6B ,6G ,6R を、偏向装置8の発生するピンクッション形水平偏向磁界およびバレル形垂直偏向磁界により偏向することにより、格別のコンバーゼンス装置を用いることなく、3電子ビーム6B ,6G ,6R を集中するセルフコンバーゼンス・インライン型カラー受像管が広く実用化されている。
【0004】
ところが、このセルフコンバーゼンス・インライン型カラー受像管については、偏向装置8の発生する水平偏向磁界がピンクッション形、垂直偏向磁界がバレル形からなる非斉一磁界であるため、3電子ビーム6B ,6G ,6R は、この非斉一磁界により非点収差を受け、画面周辺部では垂直方向に強く集束される。その結果、画面周辺部では、ビームスポットが水平方向に長い楕円状の高輝度コア部とこのコア部の垂直方向に低輝度のハロー部を伴う形状となり、画面周辺部の解像度を劣化させるという問題がある。
【0005】
この画面周辺部の解像度の劣化を改善するために、電子ビームを集束する主電子レンズ部に4極子レンズを形成するようにしたダイナミックフォーカス方式の電子銃がある。この電子銃は、電子ビームの進行方向(カソードから蛍光体スクリーン方向)に、電子ビーム発生部、4極子レンズ、最終集束レンズが形成され、その4極子レンズを構成する対向電極に電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧を供給することにより、画面周辺部に向かう電子ビームを垂直方向に発散、水平方向に集束し、かつ最終集束レンズの水平、垂直方向の集束作用を弱めて、画面周辺部の解像度の劣化を抑えるものとなっている。このような電子銃では、その4極子レンズには、対向電極に外部から2種類の中位の電圧を供給しなければならないため、電圧供給部の耐電圧が問題となる。
【0006】
このような問題に対して、特開平1−232643号公報、米国特許4,945,284号明細書には、図4に示すように、カソードKおよびこのカソードKから順次蛍光体スクリーン方向に配置された第1乃至第7グリッドG1 〜G7 を有し、その4極子レンズQLを構成する第5、第6グリッドG5 ,G6 の近くに抵抗器10を配置して、第5、第6グリッドG5 ,G6 を接続し、この抵抗器10を介して第5グリッドG5 に電圧を供給するようにした電子銃が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成される陰極線管には、つぎのような問題がある。すなわち、図3および図4に示したカラー受像管では、ファンネル2の径大部内面からネック5の隣接部内面にかけて塗布形成された導電膜12、この導電膜12に弾性接触するバルブスペーサ13およびシールド・カップCを介して、第7グリッドG7 に23〜35 kVの陽極電圧が印加され、第6グリッドG6 には、ネック5端部を気密に貫通するステムピン14を介して、陽極電圧の20〜35%程度の集束電圧が印加される。
【0008】
一方、ネック5の内面は、上記導電膜12の影響で帯電し、電子銃を構成するグリッドなどから電界放出現象が生ずる場合がある。この電界放出現象により第6グリッドG6 から電子放出が生ずると、集束電圧が変動し、電子ビームが最適に集束されず、解像度の低下により、画像品位が劣化するという問題が生ずる。また電子放出により管内放電がおこり、その放電電流やノイズにより、陰極線管装置の電気回路を破壊したり、これに接続されたコンピュータを誤動作させるなどの問題が発生する。
【0009】
このような問題を防止するため、電子銃の各電極を一体に固定する絶縁支持棒16を取巻くように金属ワイヤからなるサプレッサーリングを取付け、これをカラー受像管の製造工程において、加熱蒸発させてネック5内面に金属蒸着膜を形成し、ネック5内面の電位を安定させる方法が広く採用されている。
【0010】
しかし図4に示したように、第5、第6グリッドG5 ,G6 の近傍に抵抗器10が配置される電子銃では、効果的な位置に上記サプレッサーリングを配置することが困難である。
【0011】
すなわち、たとえば第6グリッドG6 の近傍にサプレッサーリングを配置したとすると、金属蒸着膜が導電膜12に接近して形成され、ネック5内面の電位を下げることができない。また、第5グリッドG5 と第7グリッドG7 との間に配置したとすると、金属蒸着膜がその近くに位置する抵抗器10にも付着し、抵抗器10の両端子17a ,17b を短絡させる。したがって、上記位置にサプレッサーリングを配置することはできない。これに対して、サプレッサーリングを抵抗器10よりもカソードK側に配置したとすると、低電位のネック5内面に金属蒸着膜が付着するので、この低電位のネック5内面の電位を安定化することはできる。しかし第6グリッドG6 付近のネック5内面は、導電膜12に近いため、十分に電位が下がらず、第6グリッドG6 や、この第6グリッドG6 に接続されている抵抗器10の端子17a などからの電界放出の抑制効果が不十分となる。
【0012】
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、グリッドや抵抗器などからの電界放出による画像品位の劣化や信頼性の低下を防ぎ、高品位かつ信頼性の高い陰極線管を構成することができる電子銃およびこの電子銃を用いた陰極線管を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
カソードおよびこのカソードに順次隣接する複数個のグリッドからなる電子ビーム形成部からの電子ビームをターゲット上に集束する複数個のグリッドからなる主電子レンズ部を有し、複数個のグリッドが少なくとも2個の絶縁支持棒により固定支持されてなる陰極線管用電子銃において、主電子レンズ部を、順次ターゲット方向に配置された第1、第2、第3のグリッドおよび陽極電圧が印加される第4のグリッドを少なくとも有し、これらグリッドのうち第2のグリッドと第3のグリッドとが隣接し、かつ第1のグリッドと第3のグリッドに電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧が印加され、さらに第1のグリッドと第2のグリッドとがこれらグリッドの近くに配置された抵抗器により接続された構造に形成した。
【0014】
さらに、その第2のグリッドに、抵抗器よりも第3グリッド側の位置でサプレッサーリングを接続した。
また、これらの電子銃を用いて陰極線管を構成した。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1にその一形態であるカラー受像管用電子銃を示す。なお、陰極線管としての全体構成は、図3に示した構成と同様なので、ここでの詳細な説明は省略する。この電子銃は、水平方向に一列配置された3個のカソードK、これらカソードKを各別に加熱する3個のヒータH、上記カソードKから順次蛍光体スクリーン(ターゲット)方向に所定間隔離れて配置された第1乃至第7グリッドG1 〜G7 およびその第7グリッドG7 の蛍光体スクリーン側端部に取付けられたシールドカップCを有し、そのヒータH、カソードKおよび第1乃至第7グリッドG1 〜G7 が一対の絶縁支持棒20により一体に固定されている。
【0017】
その第1および第2グリッドG1 ,G2 は、一体構造の板状電極からなり、第3乃至第7グリッドG3 〜G7 は、一体構造の筒状電極からなる。
【0018】
その第1および第2グリッドG1 ,G2 には、3個のカソードKに対応して、比較的小さな3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0019】
第3グリッドG3 の第2グリッドG2 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第2グリッドG2 の電子ビーム通過孔よりも大きい3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。またこの第3グリッドG3 の第4グリッドG4 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第2グリッドG2 との対向面の電子ビーム通過孔よりもさらに大きい3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0020】
第4グリッドG4 の第3グリッドG3 および第5グリッドG5 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第3グリッドG3 の第4グリッドG4 との対向面の電子ビーム通過孔と同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0021】
第5グリッドG5 の第4グリッドG4 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第4グリッドG4 の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。またこの第5グリッドG5 の第6グリッドG6 との対向面には、3個のカソードKに対応して、図2(a)に示すように、垂直方向(V軸方向)を長径とする3個の実質的に縦長の電子ビーム通過孔21a ,21b ,21c が一列配置に形成されている。
【0022】
これに対して、第6グリッドG6 の第5グリッドG5 との対向面には、3個のカソードKに対応して、図2(b)に示すように、水平方向(H軸方向)を長径とする3個の実質的に横長の電子ビーム通過孔22a ,22b ,22c が一列配置に形成されている。またこの第6グリッドG6 の第7グリッドG7 との対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第5グリッドG5 の第4グリッドG4 との対向面の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0023】
また第7グリッドG7 の第6グリッドG6 およびシールドカップCとの対向面には、3個のカソードKに対応して、上記第6グリッドG6 の第7グリッドG7 との対向面の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0024】
さらにシールドカップCの底部にも、上記第7グリッドG7 の電子ビーム通過孔とほぼ同じ大きさの3個のほぼ円形電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。
【0025】
またこの電子銃では、上記第3および第5グリッドG3 ,G5 の近くに抵抗器24が配置され、この抵抗器24により第3グリッドG3 と第5グリッドG5 とが接続されている。さらにその第5グリッドG5 にサプレッサーリング25が、上記抵抗器24よりも蛍光体スクリーン側に取付けられている。
【0026】
この電子銃では、カソードKに100〜200Vの直流電圧に映像信号が重畳された電圧が印加され、第1グリッドG1 は接地される。第2グリッドG2 と第4グリッドG4 とは管内で接続され、これら第2、第4グリッドG2 ,G4 には、500〜1000Vのカットオフ電圧が印加される。第3グリッドG3 と第6グリッドG3 ,G6 とは管内で接続され、これら第3、第6グリッドG3 ,G6 には、第7グリッドG7 に印加される陽極電圧Eb の20〜35%の直流電圧Vd に電子ビームの偏向に同期してパラボラ状に変化する電圧Vf が重畳されたダイナミックフォーカス電圧Vd が印加される。第5グリッドG5 には、抵抗器24を介して、上記第3グリッドG3 に印加されるダイナミックフォーカス電圧Vd の少なくとも直流電圧成分が印加されるとともに、第5グリッドG5 と第6グリッドG6 の静電容量により、ダイナミックフォーカス電圧Vd の約50%の電圧が重畳される。さらに第7グリッドG7 には、25〜35 kVの陽極電圧Eb が印加される。
【0027】
このような電圧の印加により、この電子銃では、カソードKおよび第1乃至第3グリッドG1 〜G3 により、カソードKからの電子放出を制御し、かつ放出された電子を加速集束して電子ビームを形成する電子ビーム発生部GEが形成され、第3グリッドG3 (第1のグリッド)、第4グリッドG4 、第5グリッドG5 (第2のグリッド)、第6グリッドG6 (第3のグリッド)、第7グリッドG7 (第4のグリッド)により、上記電子ビーム発生部GEからの電子ビームを蛍光体スクリーン上に加速集束する主電子レンズ部MLが形成される。特にこの主電子レンズ部MLには、第5グリッドG5 と第6グリッドG6 とにより、電子ビームの偏向に同期してレンズ強度が変化し、それにより偏向収差を補正する4極子レンズQLが形成され、第6グリッドG6 (第3のグリッド)と第7グリッドG7 (第4のグリッド)とにより、電子ビームを最終的に蛍光体スクリーン上に集束する最終集束レンズELが形成される。
【0028】
上記のように電子銃を構成すると、つぎの効果が得られる。
【0029】
(イ) 抵抗器24により第3グリッドG3 (第1のグリッド)と第5グリッドG6 (第2のグリッド)とが接続され、この抵抗器24が陽極電圧Eb が印加される導電膜27から離れた位置にあるため、抵抗器24の端子部から電界放射を軽減することができる。
【0030】
(ロ) 第3グリッドG3 (第1のグリッド)と第5グリッドG5 (第2のグリッド)とに抵抗器24が接続されているため、サプレッサーリング25を抵抗器24よりも高電圧が印加される第7グリッドG7 (第4のグリッド)側に位置する中電圧印加電極である第5グリッドG5 に取付けることができる。このような位置にサプレッサーリング25を取付けると、このサプレッサーリング25に高周波磁界をかけてネック内面に金属蒸着膜を形成する場合、抵抗器24よりも高電圧が印加される第7グリッドG7 (第4のグリッド)側、かつこの第7グリッドG7 から離れたネック28内面に金属蒸着膜を形成することができる。その結果、抵抗器24をネック内面電位の安定した位置に配置することができ、抵抗器24の接続部からの電界放射をより効果的に軽減することができる。
【0031】
また、金属蒸着膜を陽極電圧印加部分から離れた位置に形成することができるため、リーク電流を低減することができる。
【0032】
(ハ) 特に図1に示したように、サプレッサーリング25を抵抗器24の接続されている第5グリッドG5 (第2のグリッド)に取付けると、サプレッサーリング25と抵抗器24とを同一電位に保つことができ、サプレッサーリング25と抵抗器24との間のリーク電流を防止することができる。
【0033】
なお、上記実施の形態では、電子ビームを最終的に蛍光体スクリーン上に集束する最終集束レンズが軸対称のバイポテンシャル型とする電子銃について説明したが、この発明は、他の対称型電子レンズや非対称型電子レンズ、またはこれら電子レンズの組合わされた電子銃にも適用できる。
【0034】
また、4極子レンズについても、図2に示した形態に限定されるものではない。
【0035】
なお、この発明は、カラー受像管用電子銃以外の陰極線管用電子銃にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
陰極線管用電子銃の主電子レンズ部を、順次ターゲット方向に配置された第1、第2、第3のグリッドおよび陽極電圧が印加される第4のグリッドを少なくとも有し、その第2のグリッドと第3のグリッドとが隣接し、かつ第1のグリッドと第3のグリッドとに電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧が印加され、さらに第1のグリッドと第2のグリッドとをこれらグリッドの近くに配置された抵抗器により接続された構造にすると、この抵抗器が陽極電圧Eb が印加される第4のグリッドとネック内面の導電膜から離れた位置になるため、抵抗器の端子部からの電界放射を軽減することができる。
【0037】
また、抵抗器を第1のグリッドと第2のグリッドに接続し、サプレッサーリングを第2のグリッドの抵抗器よりも第4のグリッド側に接続したことにより、抵抗器よりも第4のグリッド側で、第4のグリッドから離れたネック内面に金属蒸着膜を形成することができる。その結果、抵抗器をネック内面電位の安定した位置に配置することができ、それにより、抵抗器の端子部からの電界放射をより効果的に軽減することができる。
【0038】
特に抵抗器の接続されている第2のグリッドにサプレッサーリングを接続すると、サプレッサーリングと抵抗器とを同一電位に保って、サプレッサーリングと抵抗器との間のリーク電流を防止することができる、などの効果が得られる。
また、このような電子銃を用いて陰極線管を構成すると、画像品位の劣化や信頼性の低下を防ぎ、高品位でかつ信頼性の高い陰極線管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態であるカラー受像管用電子銃の構成を示す図である。
【図2】図2(a)は上記電子銃の第5グリッドの第6グリッドとの対向面の電子ビーム通過孔の形状を示す図、図2(b)は第6グリッドの第5グリッドとの対向面の電子ビーム通過孔の形状を示す図である。
【図3】カラー受像管の構成を示す図である。
【図4】従来のカラー受像管用電子銃の構成を示す図である。
【符号の説明】
24…抵抗器
25…サプレッサーリング
G1 …第1グリッド
G2 …第2グリッド
G3 …第3グリッド(第1のグリッド)
G4 …第4グリッド
G5 …第5グリッド(第2のグリッド)
G6 …第6グリッド(第3のグリッド)
G7 …第7グリッド(第4の電極)
K…カソード
Claims (3)
- カソードおよびこのカソードに順次隣接する複数個のグリッドからなる電子ビーム形成部からの電子ビームをターゲット上に集束する複数個のグリッドからなる主電子レンズ部を有し、上記複数個のグリッドが少なくとも2個の絶縁支持棒により固定支持されてなる陰極線管用電子銃において、
上記主電子レンズ部は順次上記ターゲット方向に配置された第1、第2、第3のグリッドおよび陽極電圧が印加される第4のグリッドを少なくとも有し、これらグリッドのうち第2のグリッドと第3のグリッドとは隣接し、かつ第1のグリッドと第3のグリッドに電子ビームの偏向に同期して変化するダイナミックフォーカス電圧が印加され、さらに第1のグリッドと第2のグリッドとがこれらグリッドの近くに配置された抵抗器により接続された構造に形成されていることを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 第2のグリッドに抵抗器よりも第3のグリッド側の位置でサプレッサーリングが接続されていることを特徴とする請求項1記載の陰極線管用電子銃。
- 請求項1または請求項2記載の陰極線管用電子銃を用いたことを特徴とする陰極線管。
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