JP3635119B2 - 冷凍装置及びその作動方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は一般に冷凍装置に関し、特に中間圧力ポートを備えた圧縮機を利用する冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
本出願人に譲渡されている米国特許第4,850,197号は、吸込み口及び吐出し口に加えて中間圧力ポートを備えた冷媒圧縮機を用いるエコノマイザサイクルに基づく蒸気圧縮冷凍装置を開示している。高温ガス冷却及び加熱サイクルの能力を高めるためエコノマイザ熱交換器が用いられ、高温ガス冷却及び加熱サイクルは、空調されるべき積荷空間内の選択された設定温度に近い所定の温度範囲を達成してこれを維持する関連の電気または電子制御装置によって開始される。
【0003】
本出願人に譲渡されている1992年12月29日発行の米国特許第5,174,123号(発明の名称:冷凍装置を作動させるための方法及び装置)は、エコノマイザ熱交換器に代えてエコノマイザサイクルを備えた冷凍装置内にフラッシュタンクを用いる冷凍方法及び装置を開示している。この米国特許に開示された冷凍装置を用いると、フラッシュタンク内のフロート弁が不要になり、フラッシュタンクを輸送冷凍用途に用いることができる。
【0004】
エコノマイザサイクルを有する冷凍装置、例えば上記米国特許に開示されているような冷凍装置の信頼性及び効率を向上させると共にその制御方法及び装置を提供することが望ましく、これが本発明の目的である。
【0005】
本発明によると、冷却サイクルと加熱サイクルにより空調スペース内に所定の設定温度を達成しこれを保持する冷凍装置であって、吸込み口、中間圧力ポート及び吐出し口を備えた冷媒圧縮機と、圧縮機用原動機と、高温ガス圧縮機吐出しラインと、第1及び第2の高温ガスラインと、高温ガス圧縮機吐出しラインを第1及び第2の高温ガスラインにそれぞれ連結する第1及び第2の位置を備えた第1の制御可能な弁手段と、空調スペースとの間で空気が循環される蒸発器と、蒸発器膨張弁と、空調スペースと熱交換関係にあり第2の高温ガスラインに連結されている補助凝縮器と、第1及び第2の冷媒流路を備えたエコノマイザ熱交換器手段と、第2の冷媒流路を通る冷媒の流量を制御するエコノマイザ膨張弁と、エコノマイザ熱交換器手段の第1の冷媒流路を介して主凝縮器を蒸発器膨張弁に連結する主液体ラインと、補助凝縮器をエコノマイザ熱交換器手段に連結する補助液体ラインと、蒸発器を圧縮機の吸込み口に連結する主吸込みラインと、エコノマイザ熱交換器手段の第2の流路を圧縮機の中間圧力ポートに連結する補助吸込みラインと、主液体ラインをそれぞれ遮断及び開放する第1の位置及び第2の位置を備えた第2の制御可能な弁手段とを有する冷凍装置の作動方法において、蒸発器膨張弁及びエコノマイザ膨張弁として所定の最高作動圧力が設定されたMOP弁を使用し、蒸発器MOP膨張弁を用いて冷却サイクル中における圧縮機の最高作動圧力を制御し、エコノマイザMOP膨張弁を用いて加熱サイクル中における圧縮機の最高作動圧力を制御することを特徴とする作動方法が提供される
本発明によると、さらに、吸込み口、中間圧力ポート及び吐出し口を備えた冷媒圧縮機と、圧縮機用原動機と、高温ガス圧縮機吐出しラインと、第1及び第2の高温ガスラインと、高温ガス圧縮機吐出しラインを第1及び第2の高温ガスラインにそれぞれ連結する第1及び第2の位置を備えた第1の制御可能な弁手段と、空調スペースとの間で空気が循環される蒸発器と、蒸発器膨張弁と、空調スペースと熱交換関係にあり第2の高温ガスラインに連結されている補助凝縮器と、第1及び第2の冷媒流路を備えたエコノマイザ熱交換器手段と、第2の冷媒流路を通る冷媒の流量を制御するエコノマイザ膨張弁と、エコノマイザ熱交換器手段の第1の冷媒流路を介して主凝縮器を蒸発器膨張弁に連結する主液体ラインと、補助凝縮器をエコノマイザ熱交換器手段に連結する補助液体ラインと、蒸発器を圧縮機の吸込み口に連結する主吸込みラインと、エコノマイザ熱交換器手段の第2の流路を圧縮機の中間圧力ポートに連結する補助吸込みラインと、主液体ラインをそれぞれ遮断及び開放する第1の位置及び第2の位置を備えた第2の制御可能な弁手段とより成り、冷却サイクルと加熱サイクルにより空調スペース内に所定の設定温度を達成しこれを保持する冷凍装置において、蒸発器膨張弁及びエコノマイザ膨張弁は、所定の最高作動圧力が設定されたMOP弁であり、蒸発器MOP膨張弁は冷却サイクル中において圧縮機の最高作動圧力を制御し、エコノマイザMOP膨張弁は加熱サイクル中において圧縮機の最高作動圧力を制御することを特徴とする冷凍装置が提供される
【0006】
本発明の内容は、例示的に示すに過ぎない図面と関連して以下の詳細な説明を読むと一層明らかになろう。
【0007】
【実施例】
以下の説明及び特許請求の範囲で用いる「空調スペース」という用語は、食品その他腐敗し易い物の保存、工業製品の輸送のための適切な環境の維持、人の快適感を得るためのスペースの空調等のための温度及び/または湿度が調節されるべき任意のスペース(定置及び輸送用途を含む)をいう。「冷凍装置」という用語は、人の快適感を得るための空調システムと腐敗し易い食品の保存及び工業製品の輸送のための冷凍システムの両方を総称的に包含するのに用いられている。空調スペースの温度を、選択した設定温度に調節する場合、空調スペースの温度は、選択した設定温度に近い所定の温度範囲に調節されることは言うまでもない。図1において、常開の制御可能な弁が○印で示され、常閉の制御可能な弁がマル印の中に“×”を付けて示されている。当然のことながら、関連の電気または電子制御装置(以下、「電気制御装置」という)の切替えにより、図示の消勢状態を逆にすることができる。図1において弁に向いた矢印は、弁が関連の電気制御装置によって制御されることを示している。
【0008】
今図面を参照し、特に図1を参照すると、本発明の教示に従って構成された冷凍装置10が示されている。冷凍装置10は、エコノマイザサイクルを有し、吸込み口S、吐出し口D及び中間圧力ポートIPを備えた冷媒圧縮機12を含む形式のものである。圧縮機12は原動機14で駆動され、この原動機は好ましい実施例では、一点鎖線で示すように圧縮機12に連結された水冷内燃機関、例えばディーゼルエンジンである。原動機14はまた、単独又は予備の原動機として電動機を含むのが良い。
【0009】
圧縮機の高温ガス吐出しライン18により、圧縮機12の吐出し口Dは、吐出しサービス弁22を経て第1の制御可能な弁手段20に連結されている。第1の制御可能な弁手段20は圧縮機高温ガス吐出しライン18を、第1及び第2の高温ガスライン24,26のうち選択したいずれか一方に連結する。図1に示すように、第1の制御可能な弁手段20は、常閉パイロット電磁弁28及び三方弁30を含むのが良い。パイロット電磁弁28は、例えばT管継手34を介して主吸込みライン32を枝分かれさせることにより、圧縮機12の低圧側を三方弁30に選択的に連結しており、吸込みライン32は吸込みラインサービス弁36を経て圧縮機12の吸込み口Sに連結されている。パイロット電磁弁28は、全体を矢印29によって示す手段を介して電気制御装置38によって操作自在に制御される。パイロット電磁弁28を消勢して閉鎖すると、三方弁30は圧縮機高温ガス吐出しライン18と第1の高温ガスライン24とを相互に連結し、電気制御装置38がパイロット電磁弁28を付勢して開放すると、三方弁30は圧縮機の圧力によって動作して圧縮機高温ガス吐出しライン18と第2の高温ガスライン26を相互に連結する。
【0010】
第1及び第2の高温ガスライン24,26は高温圧縮機吐出しガスを冷却回路40及び加熱回路42にそれぞれ差し向ける。冷却回路40は、凝縮器コイル46及び凝縮器用送風手段48を含む主冷媒凝縮器手段44を有する。第1の高温ガスライン24は凝縮器コイル46の入口側に連結され、出口側は、逆止弁54を含む主液体ライン52を介して冷媒受液器50の入口51に連結されている。冷却回路40及び主液体ライン52は、受液器50の出口53から、冷媒ハイドレータまたは乾燥機58、エコノマイザ熱交換器手段60及び第2の制御可能な弁手段62、例えば矢印63で指示する手段により電気制御装置38によって操作自在に制御される常開電磁弁を経て、蒸発器の膨張弁56の入口側に連結されている。
【0011】
エコノマイザ熱交換器手段60は第1及び第2の冷媒流路64,66を有し、第1の冷媒流路64は液体ライン52内の熱交換器コイル68を有する。第2の冷媒流路66は、熱交換器コイル68を包囲するよう配置されたシェルまたはハウジング70を含み、シェル70は冷媒入口72及び冷媒出口74を有する。第2の流路66はT管継手76及び導管77を経て主液体ライン52から枝分かれし、エコノマイザ膨張弁78はT管継手76とシェル入口72との間で導管77に連結されている。かくして、主液体ライン52を流通している液状冷媒の一部は、エコノマイザ膨張弁78を通って第2の冷媒流路66内へ差し向けられ、冷媒をシェル70内で膨張させ、熱交換器コイル68を通って流れる液状冷媒を過冷することによりエコノマイザサイクルを生じさせる。シェル出口74は、補助吸込みライン80及びサービス弁82を経て圧縮機12の中間圧力ポートIPに連結されている。シェル70内の冷媒は、圧縮機の吸込み口Sに戻っている冷媒よりも圧力が高く、かくしてより高い圧力の中間ポートIPに戻される。
【0012】
エコノマイザ熱交換器手段60は、熱をエコノマイザ熱交換器手段60を流通している冷媒に選択的に追加するための加熱手段84を更に有する。原動機14が液体冷却式内燃機関である本発明の好ましい実施例では、加熱手段84は、全体を矢印89で示す手段を介して電気制御装置84によって操作自在に制御される常閉電磁弁であるのが良い第3の制御可能な弁手段88を経て液体冷却剤を原動機14から受け入れるよう連結された加熱または水ジャケット86を有する。原動機14と関連のある液体冷却剤回路からの液体冷却剤は、第1の液体流れ導管90を経て水ジャケット86の入口側に流入し、液状冷却剤は水ジャケット86から第2の液体流れ回路94を経て水ポンプ92に戻される。弁88及び導管90は原動機14と関連のあるサーモスタットTを通らないで原動機14の液体回路に連結されている。第2の冷媒流路66を通る冷媒の流量は、熱量球96で指示されるように出口74のところの冷媒温度の関数としてエコノマイザ膨張弁78によって制御される。
【0013】
原動機14が電動機である場合、水ジャケットではなくて加熱ジャケット86は、電気抵抗コイルであるのが良く、第3の制御可能な弁手段88に代えてオン/オフスイッチを用いる。また、好ましくは熱をシェル70の外部に加えている間、液状冷媒冷却剤はシェル70内に配置された熱交換器コイルに差し向けられ、電気抵抗をシェル70の外部を加熱するのではなくシェル70内に配置するのが良いことはいうまでもない。
【0014】
冷却回路40は、冷却回路40の高圧側と低圧側を互いに分離する蒸発器用膨張弁56から、冷媒を蒸発器手段100に分配する冷媒分配器98を介して連続している。蒸発器手段100はディストリビュータ98から冷媒を受け入れる複数の流路を備えた蒸発器コイル102及び蒸発器用送風手段104を有する。送風手段104は空気を全体を106で示す空調スペースと蒸発器コイル102との間で空気を循環させる。蒸発器102の出口側は冷媒を圧縮機12の吸込み口Sに戻すよう上述の主吸込みライン32に連結されている。エコノマイザ熱交換器手段60の第1の流路64を通る流量はかくして、蒸発器膨張弁56によって制御され、それにより熱量球107によって指示されるように蒸発器コイル102から出た冷媒蒸気の加熱の度合いに応じて流量を調節する。
【0015】
加熱回路42は、第2の高温ガスライン26、補助凝縮器108及び補助液体ライン110を有している。補助凝縮器108は蒸発器手段100と関連しており、かくして空調スペース106と熱交換関係にある。第2の高温ガスライン26は補助凝縮器108の入口側に連結され、補助凝縮器108の出口側は補助液体ライン110に連結されている。補助液体ライン110はT管継手112を経て主液体ライン52から枝分かれしており、逆止弁114は、主液体ライン52から補助凝縮器108への流れを防止するよう補助液体ライン110中に設けられている。
【0016】
本発明の好ましい実施例では、補助凝縮器108は互いに直列に連結された第1及び第2の部分116,118に分けられ、これら部分116,118はそれぞれ熱を空調スペース106に加えるための霜取りパンヒーターコイル及び加熱コイルとして機能する。図2は、蒸発器手段100及び補助凝縮器手段108の適当な具体的構成例の略図であり、加熱コイル118は、蒸発器コイル102を構成する複数の列または流路のうち1つの列または冷媒流路を用いて構成される。矢印120で指示する空調スペース106からの戻り空気は、送風手段104によってプレナム122内へ引き込まれ、蒸発器コイル102の流路及び補助凝縮器108と関連のある1または2以上の流路を含む複数の冷媒流路を通って流れるようになり、加熱コイル118は上述の蒸発器コイル102を構成する構造体内で熱交換器間の列のうち1または2以上である。プレナム122を通る空気の流れ方向に対する加熱コイル118の位置は、冷凍装置10の特定の用途に応じて定まる。用途上、脱水が必要であれば、図2に示すように、流入空気に最も近い管位置または列を選択することになる。脱水が必要でなければ、選択された列を中央に配置して蒸発器コイル102の霜取りサイクルの能力を高めるのが良い。しかしながら空気の流れの流入側に加熱コイル118が近接している場合でも、霜取りは迅速に行われる。というのは、霜取り中、電気制御装置38によって制御される制御可能な霜取りダンパ124が閉鎖されているからであり、この霜取りダンパ124は蒸発器コイル102を構成する管束の列のほぼ全てに迅速に空気を循環させ、熱を加熱コイル118から構造体の全ての列に迅速に分散させる。矢印126で指示された吐出しまたは調和空気は送風手段104によって空調スペース106内へ送り戻される。戻り空気及び吐出し空気の温度センサ128,130は電気制御装置38のための制御信号を発生させる。図1に示すように、周囲空気温度センサ132もまた電気制御装置38への入力を発生させることができる。
【0017】
本発明の望ましい実施例では、冷媒ベントライン133が設けられ、ベントライン133は符号134で示すように所定サイズのオリフィスを有している。ベントライン133は、冷却サイクル中、吸込み圧力を加熱回路42に及ぼすよう連結されており、それにより冷凍装置につき冷媒に課される全体的な要件を増すことなく、加熱回路42内に取り込まれた冷媒を冷却回路40内へ強制的に送り込むことによって冷却サイクルの能力を高める。冷媒ベントライン133は、三方弁30と逆止弁114との間の回路、即ち第2の高温ガスライン26、補助凝縮器108及び補助液体ライン110を含む加熱回路42と、冷却回路40の低圧側、即ち蒸発器膨張56の出口側と圧縮機12の吸込み口Sとの間の冷却回路との間に連結されている。本発明の好ましい実施例では、霜取りパンコイル116は加熱コイル118と直列に連結され、冷媒ベントライン133はコイル116と118との間の接合部またはT管継手136から2つの所定の点のうち一方に連結されている。図1に示す本発明の実施例では、ベントライン133は冷媒分配器98に連結されている。図6(これについては後述する)は他方の所定の点を示している。これら好ましい構成を用いると、ベントライン133の長さが最短になり、しかも霜取りサイクル中ベントライン133を霜取りできるという利点が得られる。加熱/霜取りサイクル中、ベントライン133はキャパシティロスを生じるので、ベントオリフィス134は加熱/霜取りサイクル中、このキャパシティロスを最小限に抑えるために好ましくは約0.03〜0.1インチ(0.8〜2.5mm)の範囲であるように選択されている。
【0018】
本発明の別の好ましい実施例では、圧縮機油ドレンライン138がシェル70の低点140から2つの所定点のうち一方に連結されている。図1に示す本発明の実施例では、補助吸込みライン80の高さ方向においてより低い点に連結され、補助吸込みライン80へのより低い高さ位置での連結部はT管継手142で示されている。図6(これについては後述する)は、ドレン点140よりも補助吸込みライン80の高さ方向においてより高い点である他方の所定点を示している。圧縮機12からの排出後、高温ガスと共に装置内へ運び込まれる圧縮機油は少なくとも一部がシェル70内の液状冷媒と混和しやすい。シェル70内に溜った圧縮機油は、シェル70内で起る満液方式の蒸発と熱交換器コイル68との間の伝熱効率を低下させる。ドレンライン138の図1の実施例では、ドレンライン138は外径(OD)が0.25インチ(6.35mm)でありオリフィスが0.09インチ(2.3mm)である管材を用いて構成すると十分に機能することが判明した。かくしてドレンライン138を用いると、シェル内の圧縮機油の濃度を減少させることができ、その時点における運転条件に応じて伝熱効率が21%〜60%増大するという利点が得られる。また、ドレンライン138は計量した量の液状冷媒を圧縮機12に戻し、油及び液体冷媒を中間圧力ポートIP内へ注入する。計量した量の液体冷媒は蒸発して圧縮機を冷却し、圧縮機12の排出温度を所望の限度内に保つ。
【0019】
中間圧力ポートIPを備える圧縮機では通例のことであるが、エコノマイザバイパス弁と呼ばれる常閉の制御可能な弁144が設けられ、この制御可能な弁144は開放するとエコノマイザ冷媒蒸気を吸込み口Sにバイパスさせる。バイパス弁144は全体を矢印147で示す手段を介して電気制御装置38によって操作自在に制御される。弁144は圧縮機12の内部に配設されても、図示のように外部に配設されても良く、弁144は補助吸込みライン80及び主吸込みライン32から枝分かれさせるT管継手146と148との間に連結されている。エコノマイザバイパス弁144の通常の使用状態は、圧縮機の圧送能力が制限されないようにするため加熱/霜取りサイクル中は開放状態であることが必要である。加熱/霜取りサイクル中、吸込口Sへの通常流れは遮断される。もし圧縮機12が中間圧力ポートIPを通して圧送するだけであるならば、圧送能力を制限しても良く、また主吸込みラインに真空が引かれる。開放状態のバイパス弁144を介する補助吸込みラインと主吸込みラインとの間の開放ラインにより、これらの問題点が解決される。また、バイパス弁144は、設定温度に達したときに空調スペース106内の温度調節を行うことができるよう圧縮機12をアンロードするため冷却サイクル中、温度制御アルゴリズムの一部として開放するのが良い。空調スペース106の設定温度は、電気制御装置38への入力を発生する設定温度セレクタ145で設定される。
【0020】
本発明の望ましい実施例では、エコノマイザバイパス弁144は、原動機14が内燃機関である場合、もう1つの機能、即ちエンジン負荷管理を行うことができる。エンジン冷却剤の温度及び排気温度を妥当な限度内に維持することが望ましい。特に周囲温度は高いときにエンジン14に加わる負荷が過剰である場合、エンジン14をアンロードして所望の限度を維持することが望ましい。かくして、本発明の教示によれば、エンジン14に対する負荷をモニターし、負荷が所定値を上回るとバイパス弁144を電気制御装置38によって開放し、弁144は、モニターした負荷が所定の小さな値より小さくなるまで開放状態のままである。例えば、圧縮機の吐出し圧力をモニターすることによりエンジン14に対する負荷をモニターするのが良い。吐出し圧力センサー150により、圧縮機吐出し圧力の示度又は指示値を電気制御装置38に与える。吐出し圧力が所定値、例えばR22冷媒について360psig(2482ゲージkPa)の値に達すると、電気制御装置38はエコノマイザバイパス弁144を付勢してこれを開放しエンジン14をアンロードする。吐出し圧力が所定値、例えばR22については314psig(2165ゲージkPa)に下がると電気制御装置38はバイパス弁144を消勢してこれを閉鎖する。エンジン負荷の別の示度、例えばエンジン冷却剤回路154と連携した温度センサー152によって検出されるエンジン冷却剤温度を用いても良い。例えば、210°F(101°C)に至るエンジン冷却剤温度の上昇を利用して弁144の開放を開始するのが良く、これに対して209°F(93°C)への温度低下により閉鎖を開始させることができる。また、排気温度を用いると排気導管158と関連した温度センサー156によって検知されるエンジン負荷を支持できる。例えば、850°F(454°C)に至る排気温度の上昇により、弁144の開放を開始させることができ、800°F(426°C)への温度の低下により閉鎖を開始させることができる。
【0021】
本発明の別の実施例では、圧縮機を冷却するためにエンジン冷却剤が用いられる。圧縮機12が高圧力比で圧縮を行っており且つ冷媒の比熱が高い場合、圧縮機12は吐出し温度を制限するために冷却をある程度必要とし、そこで吐出しサービス弁22にネオプレンまたは類似材料のOリングシールを用いるのが良い。圧縮機の冷却は、圧縮機12から油を得て、この油を油冷却器160内で冷却しそしてこの油を中間点で圧縮機12に注入して戻すが、その作用効果によりシャフトシールが潤滑される。エンジン冷却剤は好ましくはエチレングリコールと水の溶液である。例えエンジン及び圧縮機の冷却要件が互いに異なるものであっても、単一のサーモスタットを用いてエンジンと圧縮機油の両方を冷却することが望ましい。圧縮機12及びエンジン14は共に熱すぎても、冷たすぎてもいけず、圧縮機12大抵の作動状態の間、エンジン14よりも一層早く昇温する。
【0022】
もっと具体的に述べると、入口161及び出口163を備えた圧縮機油冷却器160が設けられ、この油冷却器160は、導管166,168を介して圧縮機油溜め164に連結された熱交換器コイル162を有する。水ジャケット170が熱交換器コイル162を包囲し、水ジャケット170はエンジン冷却剤回路154に連結されている。エンジン冷却剤回路154は、上述の冷却剤ポンプ92だけではなくて、サーモスタット172、ラジエータ174及び膨張タンク176をも有している。エンジン冷却剤は膨張タンク176内で符号177で示されている。図示のように、水ジャケット170は、導管178を介してサーモスタット172から冷却剤を受け取って冷却剤を導管180によってポンプ92に戻すよう連結するのが良い。
【0023】
図3及び図4は、エンジン冷却剤回路154内への油冷却器160の連結に関連した本発明の望ましい実施例を示している。図3はバイパス式のサーモスタット182の使用に関する。バイパスサーモスタット182は第1の入口184、第2の入口186及び出口188を有している。バイパスサーモスタットが最初に入口186を閉鎖し、冷却剤が全てラジエータ174をバイパスするようにしてついには冷却剤の温度が所定値まで上がり、その時点で入口186が開き始め入口184が閉じ始める。所定の高い温度では、サーモスタット入口184は実質的に閉じられ、入口186は実質的に完全に開かれ、全ての冷却剤はラジエータ174を通って循環することになる。サーモスタット182の位置とは無関係に何時でも一定流量の冷却剤が油冷却器160を通って流れるようにするために、水ジャケットは、サーモスタット182及びラジエータ174から見て下流側に位置するサーモスタット186の出口188に連結されている。
【0024】
図4は、単一の入口192及び単一の出口194を備えたチョーク式のサーモスタット190を用いる構成を示している。チョーク式サーモスタット190は所定温度以下ではほぼ完全に閉じられており、所定温度に達すると、開き始め、所定の高い温度で完全開放位置に達する。図3の実施例に示すように油冷却器160をラジエータ174及びサーモスタット182から見て下流側に連結するのではなく、図4の実施例では、油冷却器160はサーモスタット190の上流側に、即ちサーモスタット190の入口192の前で液体冷却剤回路154に分流させるT管継手196の所に連結されている。かくして、油冷却器160はサーモスタット190の内部流れ位置とは無関係に冷却剤の流れを受け入れる。
【0025】
上述の特徴を有し、圧縮機12に対する種々の熱交換器及び原動機14のサイズが経済性を与えるように決められた冷凍装置10を構成して作動させるため、それと同時に圧縮機の吐出し圧力及び温度並びにエンジンの負荷を制御下に保つようにするために、エコノマイザバイパス弁144に関する上述の任意的なエンジン負荷管理による使用に加えて、或る形式のキャパシティ制御を行うことが望ましい。これを達成するのに最も簡単な方法は、冷凍装置の低圧側、即ち吸込み側において、例えば吸込みライン絞り弁か、または最高作動圧力(MOP)蒸発器膨張弁のかのいずれかで圧力降下を生じさせることである。しかしながら、吸込みライン絞り弁またはMOP蒸発器膨張弁を用いて圧縮機吐出し圧力及び温度並びにエンジン負荷を制御下に保つためには、冷却モードと加熱/霜取りモードのうち一方は絞りが大きすぎるという不都合を生じることになる。というのは2つのモードでは所望の圧力降下が互いに異なるからである。
【0026】
本発明の好ましい実施例では、蒸発器膨張弁56及びエコノマイザ膨張弁78としてそれぞれ最大作動圧力が関連の作動モードにとって最適な値に設定されたMOP膨張弁を使用することにより、弁を追加しなくて、吸込み圧力制御に関する妥協を不要にする。MOP蒸発器膨張弁56はかくしてエコノマイザMOP膨張弁の設定値と比較して比較的低い設定値を有し、蒸発器MOP膨張弁56は冷却サイクル中、最高圧縮機作動圧力を制御し、エコノマイザMOP膨張弁78は加熱/霜取りサイクル中、最高圧縮機作動圧力を制御する。例えば、R22の冷媒では、主MOP膨張弁56は通常、10psia〜50psia(68.96絶対kPa〜344.7絶対kPa)の範囲内での或る特定の最高圧力をもたらすよう設定され、これに対してエコノマイザMOP膨張弁は通常、60psia〜100psia(413.7絶対kPa〜689.5絶対kPa)の範囲内の或る特定の最高圧力をもたらすよう設定されている。
【0027】
図5は、本発明の教示に従って実行される作動モードを備え、原動機14または圧縮機12の運転を停止させることなく空調スペース106の温度を設定温度に近いナル温度範囲内に円滑に維持する複数の選択可能なナル作動モードを含む制御アルゴリズム198を示している。この構成によれば、蒸発器用送風手段104により常時一定の空気量が確保され、空調スペース160のどこでも実質的に一定の温度が維持される。かくして、空調スペース内に保存された腐敗し易い積荷のトップフリージング(top freezing)の恐れなく、設定温度に非常に近い温度に制御することができる。
【0028】
図5の制御アルゴリズム198の左側は、空調スペース106内の温度が低下している場合の作動モード間の制御誤差切換え点を示し、右側は空調スペース106内の温度が上昇している場合の制御誤差切換え点を示している。電気制御装置38は、温度センサー128,130のいずれか一方或いは両方によって検知される空調スペース106の温度と設定温度SPとの間の差の関数として制御誤差を計算する。
【0029】
図5はまた、制御アルゴリズムの互いに異なる作動モードを実行する制御可能な弁28,62,88,144の開放/閉鎖パターンを示している。“C”は関連の弁が閉鎖し、“O”は弁が開放していることを示し、バイパス弁144の“X”は圧縮機12をロードしたりアンロードすることにより追加の同調温度の微調整が可能なよう開閉できることを示している。例えば、滑り弁、スロット弁または持上げ弁を備えた圧縮機12の内部アンローディング、即ち押退け量の減少により、当該技術分野で周知のように温度の微調整を行うのが良い。
【0030】
空調スペース106の温度は初期のプルダウン(引下げ)の段階にあり、かくして冷凍装置10は完全または最高冷却状態にあると見なされよう。原動機14が内燃機関である場合、エンジン速度は通常は、高速、低速と呼ばれる2つの速度の間で電気制御装置38によって制御され、温度引下げが高速冷却モード200で開始されて最高冷却状態が得られるようになる。パイロット電磁弁28が閉鎖されて、三方弁30が冷却回路40を選択するようにし、液体ライン弁62が開き、蒸発器コイル102が冷却モードで機能できるようになり、エンジン冷却剤弁88が閉じられて、エコノマイザ熱交換器60に熱が加わらないようにし、エコノマイザバイパス弁144が閉じられることになる。かくして、液体高圧冷媒はシェル70によって構成される第2の冷媒流路内の冷媒の膨張中の満液式蒸発状態により熱交換器コイル68内で過冷されることになる。冷媒は吸込み口S及び中間圧力ポートIPの両方を介して圧縮機12に戻る。
【0031】
制御誤差が符号202で示す点まで下がると、エンジン14は、制御可能な弁開放/開放パターンに変化なくその2つの標準的な作動速度のうちの低い方に切り換えられ、かくして低速冷却作動モード204に入る。
【0032】
符号206で示す制御誤差がさらに低い状態では、低速部分または減少冷却モード208が、エンジン冷却剤弁88の開放により開始される。かくして、熱交換器コイル68内の高圧液状冷媒の過冷の度合いは減少し、空調スペース106の冷却速度が減少し、そこでより遅く且つ一段と制御された速度で設定温度SPに近付く。
【0033】
設定温度SPに達すると、設定温度SPに近いナル温度範囲に入り、このナル温度範囲は本発明の好ましい実施例では、複数の互いに異なるナル作動モード、例えば第1の作動モード210、第2の作動モード212、第3の作動モード214に分けられており、各ナル作動モードはそれぞれ制御可能な弁位置の互いに異なる開放/閉鎖パターン211,213,215によって実行される。第1のナルモード210は設定点SPで開始され、第2のナル作動モード212は点216で示す僅かに大きな制御誤差で開始され、第3のナル作動モード214は点218で示すより大きな制御誤差で開始される。原動機14及び圧縮機12はこれら3つ全てのナル作動モードの間、動作状態のままであり、エンジン14は低速設定状態を維持する。
【0034】
設定点SPに最も近い第1のナルモード210では、蒸発器100内で加熱と冷却の両方が起り、低速部分冷却モード208に急激に戻るのを防止するため冷却に重点が置かれる。また冷却に重点が置かれることにより、或る程度の減湿が行われる。第1のナル作動モードを実行するに当たり、パイロット電磁弁28を開いて高温圧縮機排出ガスの流れを加熱回路42に切り換え、その間液体ライン弁62を開放位置に維持して冷却が蒸発器102内で起ることができるようにする。換言すると、流路が、第2の高温ガスライン26、補助凝縮器108、受液器50、熱交換器コイル68を通って流れる液状冷媒を過冷するエコノマイザ熱交換器60を通る流路64と66の両方、膨張弁56及び蒸発器コイル102を含み、冷媒は吸込み口Sと中間圧力ポートIPの両方に戻される。
【0035】
ナル作動モードを終了させる制御誤差の間の中間の第2のナルモード212では、蒸発器手段100内では冷却も加熱も行われず、エンジン冷却剤177は水ジャケット86を通って循環し、シェル70内の冷媒を、圧縮機12に戻ることができるよう完全蒸発状態に保ち、それと同時にエンジン冷却剤の所望の冷却を行う。第2のナル作動モード212を実行するに当たり、パイロット電磁弁28を閉鎖して高温圧縮機排出ガスを第1の高温ガスライン24に戻るよう切り換え、それにより補助凝縮器108が空調スペース106に熱を加えないようにし、液体ライン弁62を閉鎖して蒸発器コイル102が空調スペース106から熱を奪わないようにし、そしてエンジン冷却剤弁88を開放してエンジン冷却剤がシェル70内の冷媒に熱を捨てることができるようにする。またバイパス弁144を開いて冷凍装置10の吸込み側が真空内へ引かれないようにすることができる。
【0036】
かくして、第2のナル作動モード212では、冷却剤流れ回路は、高温ガスライン18,24、凝縮器46、受液器50、エコノマイザ熱交換器手段60を通る第2の流路66、補助吸込みライン80及び主吸込みライン32を含む。
【0037】
第3のナル作動モード214はこれまた、蒸発器手段100内で加熱と冷却の両方を行うが、これは第1の作動モード210と類似しているけれども第1のナル作動モード204よりも一層多量の熱が冷媒に加えられるようになり、作動モードがナルモード212からナルモード214に切り換わるときにエンジン冷却剤弁88が開放状態のままであるようにすることにより、空調スペース106の温度をナル温度範囲内に維持するようにする。かくして、第3のナル作動モード214を実行するに当たり、パイロット電磁弁28を開いて加熱回路42を選択し、液体ライン電磁弁62を開き、そしてエンジン冷却剤弁88が開放状態のままであるようにする。冷媒流路は第1のナル作動モード204に関して説明したのと同一であり、熱交換器コイル68内の液状冷媒の過冷の度合いが低くなる。或る程度の冷却が蒸発器100内で行われるので或る程度の減湿も行われる。
【0038】
かくして、ある任意の時点において、制御誤差が設定温度に近い場合、空調スペース106の熱損失または熱利得にマッチングしようとする関連のナル作動モードが選択され、蒸発器102及び補助凝縮器108によって熱が空調スペースに加えられたりこれから奪われたりする。
【0039】
もし第3のナル作動モード214が制御誤差の増大を抑えることなく、第3のナル作動モード214で必要な熱よりも一層多量の熱が必要であることが示されると、符号220で示された制御誤差の値より低速部分加熱モード222が開始され、それによりパイロット電磁弁28が、液体ライン弁62及びエンジン冷却剤弁88が閉鎖されている間、開放状態を保つことができる。また、エコノマイザバイパス弁144を開くと、圧縮機の圧送能力の制限が防止されると共に真空が吸込みライン32内に引かれるのが防止される。冷媒流路は、高温ガスライン18,26、補助凝縮器108、補助液体ライン110、受液器50、エコノマイザ熱交換器60を通る第2の冷媒流路66、補助ライン80、及び補助吸込みライン80、主吸込みライン32を含む。
【0040】
もし制御誤差が増大し続け、符号224で示す値に達すると、より高い加熱度で低速の加熱モード22に入り、エンジン冷却剤弁88を開放することにより追加の熱が加えられる。パイロット電磁弁28及びバイパス弁144は開状態を保ち、液体ライン弁62は閉鎖状態のままである。冷媒流路は部分熱作動モード222と同一である。
【0041】
もし制御誤差が増大し続け、符号228で示す値に達すると、エンジン14を2つの作動速度のうちの高い方、即ち高速熱作動モード230に切り換えることにより最高加熱状態が達成される。弁開放/閉鎖パターンは、低速熱作動モード226のものと同一のままである。
【0042】
空調スペース106内の温度の上昇により、今説明した作動モードは、僅かに異なる制御誤差で、即ち制御アルゴリズムを高い方へ逆の順序で入り、直前の作動モードに迅速にスイッチバックするのを防ぐヒステリシスを与える。
【0043】
図6は、使用することができる図1の冷凍装置10の2つの望ましい変形例を示している。図6と図1の同一の符号は同一の構成要素を示すものとし、類似しているが変更を施した構成要素には図6ではプライム記号が付けられている。第1の変形例はベントライン133に関連している。ベントライン133の第2の端を冷媒分配器98に連結する代わりに、これを、主吸込みライン32に設けられていて、蒸発器コイル102から見て下流側に位置し、蒸発器コイル102と熱量球107との間のT管継手197に連結している。この構成は図1の実施例と比べて、分配器98内における分配管と関連のある圧力降下を回避できるという点で有利である。
【0044】
第2の変形例は油ドレンライン138と関連している。図1に示しているように冷凍装置10の一時的な検査の間、冷凍装置10をボックス温度が70°F(21.1°C)、周囲温度120°F(48.9°C)の状態で低速冷却モードで動作させた。次に、圧縮機12の運転を停止した。圧縮機12がオフの間、ボックス温度を35°F(1.67°C)の状態に維持しながら、周囲を数時間の間、−25°F(−31.67°C)に変化させた。かかる作業の間、冷媒は低温の周囲に移動し、かくして凝縮器コイル46は通常な任意の構成要素のうち最も早いものを冷却する。しかしながらこのようにならなかった。というのは、出口140の下方で補助吸込みライン上の点に連結された油戻りドレンライン138により、エコノマイザ液体が圧縮機12に流れることができたからである。かくして、圧縮機12は凝縮器コイル40よりも一層早く冷却し、大抵の冷媒液体は圧縮機12内で終わった。各種条件におけるこの急激な変化は、実際の作動条件の間では起こりにくい。しかしながら、例えかかる過酷な試験の間においても、図6に示す油ドレン構成によってこの望ましくない結果を防止することができる。ドレンライン138′はドレン点140のレベルの上方で上方に延びるよう差し向けられ、液体ライン77と熱交換関係にあるが、それにより油戻りラインは油冷媒液体リフトまたはパーコレータとして機能する。枝分かれ点であるT管継手142′は、ドレン点140の上方の高さ位置で補助吸込みライン80上に位置する。ドレンライン138′の図6の実施例は、油濃度をエコノマイザ熱交換器60内で低い状態に保ち、圧縮機12の運転が停止すると、ドレンライン138′は液状冷媒を圧縮機12内へ流れ出ないようになる。高圧凝縮温度液体ライン77は部分的に沸騰する液状冷媒−油溶液によって過冷される。ドレンライン138′の垂直油リフト部分は外径が0.25インチ(6.35mm)の1本または2本以上の管によって構成され、油戻りラインの水平部分は外径が0.375インチ(0.95mm)の管である。またドレンライン138′の図6の実施例は、図1の実施例の温度制御に関する利点をもっており、エコノマイザ吸込み温度を直接制限すると共に排出温度を間接的に制限する。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示に従って構成された冷凍装置の略図であり、冷凍装置がエコノマイザサイクルを有する図である。
【図2】空調されるべきスペースと直接関連している図1に示す装置の部分の具体的構成例の概略詳細図である。
【図3】冷媒圧縮機によって利用される潤滑油の冷却と関連していて、エンジン冷却剤及びバイパスタイプの単一サーモスタットを用いる図1に示す冷凍装置の変形例を示す図である。
【図4】冷媒圧縮機によって利用される潤滑油の冷却に関連していて、エンジン冷却剤及びチョーク式の単一のサーモスタットを利用する図1の冷凍装置のもう1つの変形例を示す図である。
【図5】本発明の教示に従って具体化された加熱作動モード、冷却作動モード、ナル作動モードを備える制御アルゴリズムを示す図である。
【図6】本発明の教示に従って構成された図1に示す冷凍装置の別の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 冷凍装置
14 原動機
18 吐出しライン
20 制御可能な弁手段
32 主吸込みライン
44 凝縮器
52 主液体ライン
56 蒸発器膨張弁
60 エコノマイザ熱交換器手段
64,66 冷媒流路
78 エコノマイザ膨張弁
80 補助吸込みライン
106 空調スペース
108 補助凝縮器
110 補助液体ライン

Claims (4)

  1. 冷却サイクルと加熱サイクルにより空調スペース内所定の設定温度を達成しこれを保持する冷凍装置であって、吸込み口、中間圧力ポート及び吐出し口を備えた冷媒圧縮機と、圧縮機用原動機と、高温ガス圧縮機吐出しラインと、第1及び第2の高温ガスラインと、高温ガス圧縮機吐出しラインを第1及び第2の高温ガスラインにそれぞれ連結する第1及び第2の位置を備えた第1の制御可能な弁手段と、空調スペースとの間で空気が循環される蒸発器と、蒸発器膨張弁と、空調スペースと熱交換関係にあり第2の高温ガスラインに連結されている補助凝縮器と、第1及び第2の冷媒流路を備えたエコノマイザ熱交換器手段と、第2の冷媒流路を通る冷媒の流量を制御するエコノマイザ膨張弁と、エコノマイザ熱交換器手段の第1の冷媒流路を介して主凝縮器を蒸発器膨張弁に連結する主液体ラインと、補助凝縮器をエコノマイザ熱交換器手段に連結する補助液体ラインと、蒸発器を圧縮機の吸込み口に連結する主吸込みラインと、エコノマイザ熱交換器手段の第2の流路を圧縮機の中間圧力ポートに連結する補助吸込みラインと、主液体ラインをそれぞれ遮断及び開放する第1の位置及び第2の位置を備えた第2の制御可能な弁手段とを有する冷凍装置の作動方法において、
    蒸発器膨張弁及びエコノマイザ膨張弁として所定の最高作動圧力が設定されたMOP弁を使用し
    蒸発器MOP膨張弁を用いて冷却サイクル中における圧縮機の最高作動圧力を制御し、
    エコノマイザMOP膨張弁を用いて加熱サイクル中における圧縮機の最高作動圧力を制御することを特徴とする作動方法。
  2. 蒸発器MOP膨張弁よりもエコノマイザMOP膨張弁についてより高い最高作動圧力の設定を行うことを特徴とする請求項1の作動方法。
  3. 吸込み口、中間圧力ポート及び吐出し口を備えた冷媒圧縮機と、圧縮機用原動機と、高温ガス圧縮機吐出しラインと、第1及び第2の高温ガスラインと、高温ガス圧縮機吐出しラインを第1及び第2の高温ガスラインにそれぞれ連結する第1及び第2の位置を備えた第1の制御可能な弁手段と、空調スペースとの間で空気が循環される蒸発器と、蒸発器膨張弁と、空調スペースと熱交換関係にあり第2の高温ガスラインに連結されている補助凝縮器と、第1及び第2の冷媒流路を備えたエコノマイザ熱交換器手段と、第2の冷媒流路を通る冷媒の流量を制御するエコノマイザ膨張弁と、エコノマイザ熱交換器手段の第1の冷媒流路を介して主凝縮器を蒸発器膨張弁に連結する主液体ラインと、補助凝縮器をエコノマイザ熱交換器手段に連結する補助液体ラインと、蒸発器を圧縮機の吸込み口に連結する主吸込みラインと、エコノマイザ熱交換器手段の第2の流路を圧縮機の中間圧力ポートに連結する補助吸込みラインと、主液体ラインをそれぞれ遮断及び開放する第1の位置及び第2の位置を備えた第2の制御可能な弁手段とより成り、冷却サイクルと加熱サイクルにより空調スペース内に所定の設定温度を達成しこれを保持する冷凍装置において、
    蒸発器膨張弁及びエコノマイザ膨張弁は、所定の最高作動圧力が設定されたMOP弁であり、
    蒸発器MOP膨張弁は冷却サイクル中において圧縮機の最高作動圧力を制御し、
    エコノマイザMOP膨張弁は加熱サイクル中において圧縮機の最高作動圧力を制御することを特徴とする冷凍装置。
  4. エコノマイザMOP膨張弁の最高作動圧力設定値は、蒸発器MOP膨張弁の最高作動圧力設定値よりも高いことを特徴とする請求項3の冷凍装置。
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