JP3634898B2 - ガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法及びその装置 - Google Patents

ガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にレンズ、プリズム等のガラス光学素子の精密プレス成形に用いるガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の予備成形体を迅速、大量かつ安価に製造できる方法として、本出願人の先の出願にかかる特開平2ー14839号公報に開示されている方法が知られている。
【0003】
この予備成形体の製造方法は、流出パイプから流下する溶融ガラスを自然滴下させることによって、あるいは、切断刃で切断することによって、溶融ガラス塊を落下させ、この溶融ガラス塊を、成形型の凹部表面で受け、その際、この凹部表面に開口する細孔から、空気、不活性ガス等の気体を吹き出し、溶融ガラス塊と成形型凹部の表面との間に気体の層を作って溶融ガラスを凹部表面上に浮上させて保持し、溶融ガラス塊の少なくとも表面の一部が軟化点以下の温度に達するまで、溶融ガラス塊を前記凹部内面と実質的に非接触状態で凹部内に載置し、冷却してガラス体を作るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、予備成形体の形状としては、精密ガラス成形によって成形される最終の形状に可能なかぎり近い形状であることが望ましい。
【0005】
ところが、上述の従来の製造方法で得られる予備成形体は、溶融ガラスを成形型の凹部で受けて冷却固化するだけであるので、溶融ガラスの下面は成形型によって成形されるが、上面は溶融ガラスの表面張力等の作用によって自然に形成される形状、すなわち、上側に凸の形状を有する形状に限定されてしまう。
【0006】
これは、上述の従来の方法は、成形体の凹部表面の細孔から噴出する気体によって溶融ガラスを成形体の凹部表面上に浮上保持させる必要があるが、従来の認識では、この噴出気体の浮上力では溶融ガラスの自重を支えることがやっとであって、溶融ガラスの上側から上型でプレス圧を印加することなどは常識的にとうてい不可能であると考えられていたためである。すなわち、浮上する溶融ガラスの上側から上型によってプレス圧を加えると、この押圧力によってガラス塊の浮き上がりが不完全になり、溶融ガラス塊が成形型の表面に所々で接触し、後の精密プレス成形時のレンズの有効径内の中間から周辺に当たる位置にシワ、突起、成形型との接触による汚れ、揮発物の付着、ビリ等が発生し、これらが精密プレス後にも残ってしまい、精密プレスの歩留まりを著しく低下させることになると考えられていたからである。
【0007】
このため、上記従来の方法は、特に、両凹レンズ、凹メニスカスレンズあるいは平凸レンズ等の少なくとも一方の面が凹面または平面をなしたレンズを精密ガラス成形する際に用いる予備成形体の形状として望ましい形状であるこれらの最終成形体に近似した形状を有する予備成形体を得ることはできなかった。したがって、このような場合には従来は冷間で研磨等の加工を行う以外に方法がなかったが、冷間研摩の方法では高価かつ生産性が低く、量産に不適当であるという問題があった。
【0008】
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、表面にシワ、突起、汚れ、付着物、ビリ等の欠陥を発生させることなく、溶融ガラスから熱間加工により精密プレス成形による最終形状に近似した形状の予備成形体を、迅速、大量かつ安価に製造することのできるガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法及びその装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本発明に係るガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法は、
(構成1)
下型たる成形型の凹部成形面に設けられた気体噴出用の細孔から気体を噴出させつつ該凹部成形面上に所定量の溶融ガラスを供給して該溶融ガラスを前記成形面上に浮上させながら保持し、次いで、前記凹部成形面の気体噴出用細孔からの気体噴出を維持しつつ前記溶融ガラスの上面を所定形状の成形面を備えた上型でプレスすることによって、ガラス光学素子成形用予備成形体を成形することを特徴とする構成とし、この構成1の態様として、
(構成2)
構成1のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法において、前記下型成形型の凹部成形面上に所定量の溶融ガラスを供給する工程として、前記下型成形型を所定の速度で降下させながら、流出パイプから流下する溶融ガラスを前記成形型の凹部で受けるようにし、次に、前記溶融ガラスが所定の重量に調整された時点で前記成形型を急速に降下させて前記流下する溶融ガラス流を切断するようにしたことを特徴とする構成とした。
【0010】
また、本発明にかかるガラス光学素子成形用予備成形体の装置は、
(構成3) 構成1または2の製造方法に用いるガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置であって、
凹部成形面に1以上の気体噴出用の細孔が設けられた下型と、
前記下型成形型の凹部成形面上に溶融ガラスを供給する溶融ガラス流出パイプと、
前記下型成形型を所定の速度で降下させる降下装置と、
前記凹部成形面上に供給された溶融ガラスの上面を成形する成形面を備えた上型とを有することを特徴とする構成とし、
この構成3の態様として、
(構成4) 構成3のガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置において、
前記下型の細孔の直径が0.2〜0.7mmφであり、前記細孔の数が5個以上であることを特徴とする構成とし、
構成3または4の態様として、
(構成5) 構成3または4のガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置において、
前記上型の成形面が平面または凸面であることを特徴とする構成としたものである。
【0011】
【作用】
上述の構成1によれば、下型たる成形型の凹部成形面に設けられた気体噴出用の細孔から気体を噴出させつつ該凹部成形面上に所定量の溶融ガラスを供給して該溶融ガラスを前記成形面上に浮上させながら保持し、次いで、この溶融ガラスの上面を所定形状の成形面を備えた上型でプレスすることによって、ガラス光学素子成形用予備成形体を成形するようにしたことにより、上型によってレンズの上面の形状を成形することができるようになったため、精密プレス成形による最終形状に近似した形状の予備成形体を、表面にシワ、突起、汚れ、付着物、ビリ等の欠陥を発生させることなく、迅速、大量かつ安価に製造することが可能になった。
【0012】
これは、本発明者等の最近の研究によって、従来は不可能であろうと認識されていたところの噴出気体による溶融ガラスの浮上を維持したままで該溶融ガラスに上型によるプレス圧の印加が可能であることが判明したことによる。
【0013】
構成2によれば、下型成形型の凹部成形面上に容易かつ迅速に溶融ガラスを供給できると共に、溶融ガラスの供給量の変動を小さくおさえることが容易であり、また、溶融ガラスに切断刃等による機械的切断痕が生じることがない。しかも、溶融ガラス隗が、凹部の表面から噴出する加圧気体によって凹部内で浮上するため、成形面に接触することがなく均一に冷却されるため、表面にキズや汚れ等のない均一なレンズ予備成形体を製造することが可能になる。
【0014】
構成3ないし5によれば、構成1または2の方法を実施できる装置を得ることができる。この場合、構成4において、細孔の直径を0.2〜0.7mmφとしたのは、0.2mmφ未満では孔径が小さ過ぎて該細孔から噴出される気体の量では上型のプレス圧に抗して溶融ガラスをシワ等が生じさせないようにしつつ浮上させるのに必要でかつ適切な気流を形成することができず、また、0.7mmφを越えると、逆に孔径が大きすぎて上型のプレス圧に抗して溶融ガラスをシワ等が生じないようにしつつ浮上させるのに必要でかつ適切な流速等を有する気流を形成することができない。また、細孔の数が5個未満では、浮上する溶融ガラスの上側から上型によってプレス圧を加えた場合に、この押圧力によって溶融ガラスの浮上が不安定になり、溶融ガラス塊が成形型の表面に所々で接触し、後の精密プレス成形時のレンズの有効径内の中間から周辺に当たる位置にシワ、突起、成形型との接触による汚れ、揮発物の付着、ビリ等が発生し、これらが精密プレス後にも残ってしまい、精密プレスの歩留まりを著しく悪化させることになるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1ないし図12は本発明の実施の形態を示すものであり、図1ないし図8は本発明の実施の形態にかかるガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する図、図9ないし図11は本発明の実施の形態にかかる方法に用いる成形型の概要を示す図、図12は本発明の実施の形態にかかる装置の細孔と溶融ガラスの浮上性能の実験結果を示す図である。
【0016】
図1において、符号1は上端が溶融ガラス槽に取り付けられた、白金、白金合金叉は金製の流出パイプ、2は流出パイプ1の中を流下する溶融ガラス、3は流出パイプ1の周囲に設けられて溶融ガラス2を加熱するためのヒータ、4は溶融ガラス2の温度を検知するための熱電対である。熱電対4は、図示しない温度制御装置に接続されており、この温度制御装置により流出パイプ1中の溶融ガラス2が所定の温度となるように、ヒータ3に供給する電力が制御される。
【0017】
符号5は流出パイプ1の先端の下方に配置された耐熱鋼(例えばステンレス)製の成形型であり、この成形型5は下型51と上型52とで構成されている。下型51の内側にはレンズ表面の球面形状を成形する凹部6が形成され、この凹部6には表面の開口部から空気やN2 等の不活性ガス等の加圧気体を噴出させるための複数の細孔7が形成されている。凹部6の表面は、鏡面に仕上げることで、成形するレンズの表面にキズや汚れが付かないようにしており、また、凹部6の表面に酸化されにくい金、白金叉はチッ化チタン等の膜を被覆することが好ましい。さらに、凹部6の断面は、製作するレンズの曲面形状によって楕円形状の曲面その他の非球面であってもよい。凹部6に上端が開口する細孔7の基端部は、下型51の底部に形成された空間部71に連通されている。
【0018】
下型51の下部は成形型取付部8に固定されており、この成形型取付部8の内部には上型51の空間部71を介して細孔7に加圧気体を供給するための通気孔81が形成されている。下型51と接続部8との接続面には、空間部71と通気孔81との間の気密保持を行うシール材54が設けてあり、下型51の外周部には、成形型5内に受けた溶融ガラス2の温度調節を行うための加熱ヒータ55が設けてある。さらに、下型51は、図示しない昇降機に取り付けられており、この昇降機によって成形型5を上下動させることで、流出パイプ2から成形型5内に受ける溶融ガラスの重量を調整するようにしている。
【0019】
細孔7は、図9ないし図11に示すように、下型51の凹部6の中心及び該中心を中心とする2つの同心円(P.C.D)上に一定間隔毎に配置されており、開口部7aは加圧気体が所定量吹き出すような内径寸法に形成され、この細孔7から吹き出す加圧気体によって、溶融ガラス塊を下型51の凹部6の表面に接触しないように浮上させる。
【0020】
上型52は、成形部52aと上部のヒータ52bとからなり、成形部52aの成形面は平面叉は凸面状に形成され、下型51の凹部6内で所定の温度に冷却された溶融ガラス体2の上面を所定の形状に成形するものである。
【0021】
次に、図1ないし図8を用いて、上記ガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法について説明する。
【0022】
図1に示すように、成形型5の細孔7から適正な圧力や流量に調整された空気等の加圧気体を均一に噴出させながら、成形型5を所定の高さまで上昇させて、下型51の凹部6内に流出パイプ1から自然滴下する溶融ガラス2を受けて該溶融ガラスを凹部6内の成形面上に浮上させながら保持する。この場合の溶融ガラス2の粘度は50ポアズ以下であり、気体の加圧力は0.1〜3気圧である。
【0023】
次に、図2に示すように、下型51内の凹部6に鋳込まれた溶融ガラスの上面と、流出パイプ1の先端の間隔が一定となるように調整された速度で、成形型5を下降させる。
【0024】
次に、図3に示すように、下型51の凹部6に所定量の溶融ガラス2が鋳込まれた時点で、成形型5を急降下させて自然滴下する溶融ガラス流を切断し、凹部6内に切断跡のないガラス塊2を形成する。
【0025】
次に、図4に示すように、溶融ガラス塊2を下型51の凹部6内に噴出する加圧気体によって所定の成形温度まで冷却する。
【0026】
そして、成形型5を溶融ガラス塊2を受けると同時に横方向に移動させ、流出パイプ1の下方に新しい空の成形型を配置して次の滴下に備える。
【0027】
次いで、図5、図6、図7に示すように、下型51の内部で所定温度に冷却された溶融ガラス塊2の上部から上型52を押しつけて適正時間加圧冷却することで、溶融ガラス塊2が上型52の成形面に応じた形状に形成され、これによって溶融ガラス塊2の形状は精密プレスレンズに近似した形状に形成される。
【0028】
次に、図8に示すように、上型52を離型させた後、下型51の凹部6内で溶融ガラス2の表面が固化するまで冷却することで、ガラス光学素子の予備成形体が製造される。
【0029】
次に、図12を用いて、細孔7と溶融ガラス2の浮上性能との間の関係を実験結果に基づいて説明する。
【0030】
図12は、被成形体(本実施例では溶融ガラス塊)の直径をDmm、細孔の最外周径をD0 mm、細孔の直径をdmm、細孔の数をn個とし、これらの値を適宜設定した場合の溶融ガラスの浮上性能を示すものである。図中、○印は浮上性良好、△印は浮上性不良のためにレンズの周辺にシワが発生したり、揮発物の付着、突起、中心部変形、細孔の開口穴の跡が付いたりしたしたもの、▲印は浮上性不完全のためにレンズの周辺にシワが発生したり、揮発物が付着したりしたもの、×印は浮上性不良により上記の欠陥が顕著に表れたものである。
【0031】
この実験結果から、細孔7の直径d=0.3〜0.5mmの範囲では、細孔7の数や、細孔7の最外周径と被成形体2の直径との比率D0 /Dに余り影響されることなく、ほぼ良好な浮上性を得ることができ、細孔7の直径d=0.2mmでは細孔7の数が19個より多い範囲でほぼ良好な浮上性を得ることができる。一方、細孔7の直径d=0.8mm以上ではプレスしなくてもレンズの表面に細孔7の跡が残り易く、プレスを行うとそれが顕著となり、また、細孔7の数が多すぎたり直径が大きすぎるとガラスを鋳込んでいく過程で、周囲の開放された細孔7からガスが逃げてしまい、充分な浮上性を与えることができないことが分かる。
【0032】
なお、下型51の凹部6の形状や、細孔7の直径や数は被成形物の形状に応じて適宜設定されることが好ましい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法及びその装置は、下型たる成形型の凹部成形面に設けられた気体噴出用の細孔から気体を噴出させつつ該凹部成形面上に所定量の溶融ガラスを供給して該溶融ガラスを前記成形面上に浮上させながら保持し、次いで、この溶融ガラスの上面を所定形状の成形面を備えた上型でプレスすることによって、ガラス光学素子成形用予備成形体を成形するようにしたことにより、上型によってレンズの上面の形状を成形することができるようになったため、精密プレス成形による最終形状に近似した形状の予備成形体を、表面にシワ、突起、汚れ、付着物、ビリ等の欠陥を発生させることなく、迅速、大量かつ安価に製造することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図2】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図3】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図4】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図5】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図6】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図7】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図8】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法を説明する説明図である。
【図9】本発明の一実施例のガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置の下型の側断面図である。
【図10】図9の凹部の平面図である。
【図11】図9の細孔の拡大断面図である。
【図12】本発明の下型の細孔と、被成形体の浮上特性を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…流出パイプ、2…溶融ガラス(被成形体)、5…成形型、51…下型、52…上型、6…成形面(凹部)、7…細孔。

Claims (5)

  1. 下型たる成形型の凹部成形面に設けられた気体噴出用の細孔から気体を噴出させつつ該凹部成形面上に所定量の溶融ガラスを供給して該溶融ガラスを前記成形面上に浮上させながら保持し、次いで、前記凹部成形面の気体噴出用細孔からの気体噴出を維持しつつ前記溶融ガラスの上面を所定形状の成形面を備えた上型でプレスすることによって、ガラス光学素子成形用予備成形体を成形することを特徴とするガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法。
  2. 請求項1に記載のガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法において、
    前記下型成形型の凹部成形面上に所定量の溶融ガラスを供給する工程として、
    前記下型成形型を所定の速度で降下させながら、流出パイプから流下する溶融ガラスを前記成形型の凹部で受けるようにし、
    次に、前記溶融ガラスが所定の重量に調整された時点で前記成形型を急速に降下させて前記流下する溶融ガラス流を切断するようにしたことを特徴とするガラス光学素子成形用予備成形体の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の製造方法に用いるガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置であって、
    凹部成形面に1以上の気体噴出用の細孔が設けられた下型と、
    前記下型成形型の凹部成形面上に溶融ガラスを供給する溶融ガラス流出パイプと、
    前記下型成形型を所定の速度で降下させる降下装置と、
    前記凹部成形面上に供給された溶融ガラスの上面を成形する成形面を備えた上型とを有することを特徴とするガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置。
  4. 請求項3に記載のガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置において、
    前記下型の細孔の直径が0.2〜0.7mmφであり、前記細孔の数が5個以上であることを特徴とするガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置。
  5. 請求項3または4に記載のガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置において、
    前記上型の成形面が平面または凸面であることを特徴とするガラス光学素子成形用予備成形体の製造装置。
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