JP3633868B2 - 毛髪のジスルフィド結合を還元する剤を含む少なくとも一の粉剤型の組成物を含む多成分還元剤及びケラチン繊維の持続的変形方法 - Google Patents

毛髪のジスルフィド結合を還元する剤を含む少なくとも一の粉剤型の組成物を含む多成分還元剤及びケラチン繊維の持続的変形方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、粉剤型の固形組成物及び液状組成物を含む少なくとも二つの成分を含む還元剤に関し、これらをケラチン物質、特に毛髪を持続的に変形するために毛髪を処置する方法で使用し、かつこの剤を使用する方法に関する。
化粧の分野で長期に持続する形を毛髪に付けるのに一般に使用する技術の一つは、還元剤及び次いで酸化剤を使用して毛髪を変形することより成る。
毛髪の持続的な変形に最も一般的に使用される技術は、第一段階で、還元剤を含む組成物を使用してケラチン(システイン)中のS−S−ジスルフィド結合を開き、次いでこのように処置した毛髪をリンスした後、第二段階で、カールクリップ等の手段であらかじめ緊張力を与えるか、他の手段で形を付けるか又は滑らかにした毛髪に、“固定剤”としても知られている酸化剤組成物を適用して、最終的に所望の形を毛髪に与えることより成る。
このようにして、この技術により、毛髪にウエーブをかけ又は毛髪の縮れを伸ばし又はその縮れを取り去り、又はそれを滑らかにすることができる。
化学的な処置によって毛髪に与えられた新しい形は数週間にわたって長期に持続し、特に水又はシャンプーによる洗浄に対抗して持続するが、これに比較して一時的な変形をもたらすスタイリング製品を使用する技術、例えば毛髪をセットする技術は、しかしながら、スタイリング又はシャンプーによる洗浄で変形が消失する。
【0002】
パーマネントウエーブ操作の第一段階で一般的に使用する還元組成物は、還元剤としてスルファイト、ビスルファイト又は好ましくはチオールを含む。これらのうち、特に以下のものを挙げることができる:システイン及びその誘導体、システアミン及びその誘導体、チオ酪酸、チオグリコール酸及びそのエステル、特にグリセリルチオグリコレート。チオグリコール酸は特に有効であり、ケラチンのジスルフィド結合を還元するのに最もよく使用される製品を構成する。
しかしながら、これらの成分の還元特性を考慮すると、還元剤を含む組成物は溶液中での安定性が悪いという欠点を有することが分かる。多くの還元剤について、還元剤組成物を含む容器の底に白色沈殿が特に見られ、硫化水素の不快な臭気の発生も知られている。
これらの変化は還元剤の力価及びその有効性の低下を伴う。
還元媒体に芳香を付すことは、保存中にこれらの還元剤が芳香剤をかなり分解するため、特に困難である。
【0003】
本発明は二成分還元剤を提供してこれらの課題を解決するものであり、この還元剤は、ケラチン還元剤を含む粉剤型の固形組成物より成る第一の成分、及びケラチン還元剤を有しない液体から成る第二の成分を含む。混合物をケラチン繊維に適用する直前に成分を混合することによって使用時に還元組成物を製造する。
従って本発明の一つの主題は少なくとも二つの成分を含む還元剤より成り、この還元剤は還元剤を含む粉剤型の組成物を含む。
本発明の他の主題は毛髪を持続的に変形する方法より成り、この方法は使用時に液剤と混合する粉剤型の組成物を使用して得られる還元剤を使用する。
本発明の他の主題は、以下の説明及び実施例を読むことにより明らかとなろう。
本発明に従う還元剤における粉剤型の固形組成物は、本質的に少なくとも一の固形の還元剤又は固体に吸着した還元剤である。
本発明に従って使用できる還元剤の例は、スルファイト、システイン、システアミン又はその化粧品として受容可能な塩、例えば塩酸塩、臭素酸塩、クエン酸塩、酢酸塩又は硫酸塩である。
粉末に吸着可能な還元剤のうち、例えば、チオグリコール酸、チオ酪酸又はその塩、チオグリコール酸エステル、例えばグリセリルチオグリコレート、又はチオ酪酸エステルを挙げることができる。
【0004】
吸着支持体として使用可能な固形物は、例えばシリカ、粘土、炭化水素類、例えばでんぷん、又は有機ポリマー、例えばナイロンである。
還元化合物が、使用時の還元組成物において、−S−S−結合を還元するのに充分な量、好ましくは質量で1〜25%、特に3〜25%存在するような割合で使用できる。
本組成物は粉末剤型の増粘剤を含むこのが好ましく、増粘剤としては天然物から誘導したもの、例えば、特にグアガム、タラガム、スプルース粉又は合成増粘剤、例えばアクリル酸又はメタクリル酸ポリマー、例えばメタクリル酸/メタクリル酸メチルコポリマー、例えばRohagit HSV(メタクリル酸/メチルメタクリル酸(33/67)非−架橋コポリマー)の名称で販売されている製品を含むことが好ましい。
本組成物は通常還元組成物で使用される他の添加剤であってかつ組成物の還元特性を損なわない添加剤、例えば粉剤型のポリマー、粉剤型の塩基性化剤又は酸性化剤、例えば特にアルギニン又はクエン酸を含むことができる。
本発明の方法において、粉剤型の組成物を、ケラチン−還元剤を有しない液状組成物と共に使用するが、液状組成物は水又は水/化粧品として受容可能な溶媒混合物より成る水性媒体中に還元組成物で使用する佐薬を含む。
【0005】
液状組成物のpHを、即時使用可能な還元組成物となるように、通常は6.5〜11.5に調整する。
アルカリ剤をモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2−メチル−2−アミノ−1−プロパノール、1,3−プロパンジアミン、炭酸又は炭酸水素アンモニウム又はアルカリ金属、有機カーボネート、例えばグアニジンカーボネート、又は水酸化アルカリ金属から選択することができ、これらを単独又は混合物として使用する。
還元剤は、粉剤部分に、液体部分に又は最終的な粉末−液体混合物に、陰イオン性、非イオン性、両性又は陽イオン性の界面活性剤又は処置剤を含むことができる。
使用する界面活性剤は非イオン性、陰イオン性、陽イオン性又は両性型であることができ、これらは通常パーマネントウエーブの還元組成物に使用される。これらのうち、硫酸アルキル、ベンゼンスルホン酸アルキル、アルキルエーテルスルフェート、スルホン酸アルキル、四級アンモニウム塩、アルキルベタイン、オキシエチレン化アルキルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド、オキシエチレン化脂肪酸エステル及びヒドロキシプロピルエーテル系の非イオン性界面活性剤を挙げることができる。
【0006】
粉末及び液体の混合物から得られる組成物で通常使用される界面活性剤の量は、組成物の全質量に対して最大約30質量%、好ましくは0.5〜10質量%である。
使用できる処置剤は、揮発性又は非−揮発性、直鎖又は環状シリコーン又はその混合物、ポリジメチルシロキサン、四級化ポリオルガノシロキサンであり、これらはフランス特許出願2,535,730号に記載されており、米国特許US−A−4,749,732号に記載されているアルコキシカルボニルアルキル基で変性されているアミノアルキル基を含むポリオルガノシロキサン、ポリオルガノシロキサン、例えばポリジメチルシロキサン−ポリオキシアルキルコポリマー、例えばジメチコーンコポリオール、ステアロキシ−(ステアロキシジメチコーン)末端基を含むポリジメチルシロキサン、GB−A−2,197,352号に記載されているポリジメチルシロキサンジアルキルアンモニウムアセテートコポリマー又はポリジメチルシロキサンポリアルキルベタインコポリマー、FR−B−1,530,369号及びEP−A−0,295,780号に記載されているメルカプト又はメルカプトアルキル基で有機変性されたポリシロキサン、並びニシラン、例えばステアロキシトリメチルシランである。
【0007】
他の処置成分、例えばワックス、陰イオン性、陽イオン性、非イオン性又は両性ポリマーから選択した化粧品として受容可能なポリマー、還元剤の効率を強化するための膨潤剤及び浸入剤、例えばジメチルイソソルビトール、尿素及びその誘導体、ピロリドン、n−アルキルピロリドン、チアモルホリノン、アルキレングリコール又はジアルキレングリコールのアルキルエーテル、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、C−Cアルカンジオール、例えば1,2−プロパンジオール、2−イミダゾリジノン、並びに他の物質、例えば脂肪族アルコール、ラノリン誘導体、特にFR−A−95/1399号、DOWNING Journal of Lipid Research, Vol. 35, p. 2060, 1994年、又はFR−A−2,673,179号、EP−A−0,227,994号、WO−94/07844号又はWO−92/05764号に記載されているセラミド、特にセラミド自体、グリコセラミド及びプソイドセラミド、これらの文献の内容を参考として取り込む、活性剤、例えばパントテン酸、毛髪の消失を阻止する剤、抗ふけ剤、懸濁剤、封止剤、乳白剤、着色剤及び日焼け止め剤、並びに芳香剤及び保存剤を使用することができる。
【0008】
使用時に、ケラチン−還元剤を含む粉末を、ケラチン−還元剤を有しない液状組成物と混合する。混合物の割合は最終組成物の全質量に対して質量で0.01〜4、すなわち1〜80質量%であり、この最終組成物は粉剤型にあり、かつ組成物の99%〜20%が液剤型にあるものを使用できる。
本発明に従う方法は、先に示したように、還元剤を含む粉剤型の組成物と液状組成物を上記の割合で混合することによって実施する。混合で得られた組成物を、好ましくは前もって湿潤化した毛髪に適用する。
毛髪の最終的な望ましい形、例えばカールに対応する形を緊張力によって毛髪に付けるという任意の段階の前、その間又はその後に、この適用を実施できる。 粉剤と共に増粘剤を使用する場合は、毛髪に緊張力をかけることなくこの方法を任意に実施することができるが、その代わりに指又は櫛を使用して本組成物を適用すると、毛髪を所望の形、例えばカール、ウエーブ又は逆毛に立体化し、保持することができる。
【0009】
本発明の方法における任意の段階に従うと、還元組成物を適用した後、30〜60°の温度で加熱することにより、毛髪を加熱処置することができる。この加熱により毛髪のカールの程度を最終的に調整することが任意にできる。
実際上は、この操作をヘアドライヤーフード、ヘアドライヤー、赤外線照射など他の通常の加熱装置を使用して実施することができる。
室温で実施することも可能である。
一般に、リンス操作又は酸化組成物の適用を行う前に、還元組成物を適用した毛髪をしばらく休ませて還元剤が毛髪に正確に作用するのに充分な時間を与えるようにするが、この時間は一般に2〜30分、好ましくは5〜20分である。この待機時間の間に、この目的のために盆年とを使用する。
任意のリンス操作の後に、酸化剤を含む固定組成物を毛髪に適用する。これらは毛髪の持続的変形方法で通常使用する組成物である。使用できる酸化剤は過酸化物、例えば過酸化水素水溶液、又は任意に過酸化尿素、臭化水素酸、例えば臭化水素酸アルカリ金属、過酸塩又は臭化水素酸アルカリ金属と過酸塩の混合物である。
【0010】
過酸化水素水溶液の濃度は1〜10容量の範囲であることができるが、好ましくは8程度の容量である。
酸化組成物の全質量に対して、臭化水素酸アルカリ金属の濃度は1〜12質量%であり、過酸塩の濃度は0.1〜15質量%である。
酸化組成物のpHは2〜9、好ましくは3〜8の範囲である。
過酸化水素水溶液を、例えばフェナセチン、アセトアニリン、燐酸モノ−及びトリナトリウム又は8−ヒドロキシキノリンスルフェートで安定化することができる。
固定又は酸化組成物は、塩基性化剤、酸性化剤又は保存剤、封止剤、乳白剤及び上記の還元組成物用の処置剤を含むことができる。
毛髪を緊張力の下に置く機械的手段を固定工程の前又は後に除去することができる。
いずれの場合であっても、5〜30分間、好ましくは5〜15分間の静置時間の後で、固定又は酸化組成物でこのように処置した毛髪を水で充分リンスする。
以下の実施例は本発明を説明するためのものであり、本質を制限するものではない。
【0011】
(実施例)
粉末部
−システイン 5g
液状部
−モノエタノールアミン 2.6g
−芳香剤 0.5g
−オキシエチレン化(20モルの酸化 1g
エチレン)オレイルアルコール
−ココイルアミドプロピルジメチルヒドロキシ 2g
プロピルスルホベタインの50%水溶液
−ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ペンタ 0.2g
ナトリウム塩の40%水溶液
−脱無機質水 十分量 95g
使用時に粉末A及びローションBを共に混合する。心地よい芳香のpH9.1の還元液が得られる。本組成物の成分を一緒に混合し、この組成物を、あらかじめ湿潤化し、カーラーに巻き付けた毛髪に適用する。約15分間作用した組成物を除去した後、毛髪を水で充分にリンスし、次いで下記の酸化組成物を適用する:
−過酸化水素水溶液 十分量 8容量 pH3
酸化組成物を約5分間作用させ、その後毛髪を水で充分リンスし、カーラーを除去する。
フードで乾燥した後、毛髪は美しいカールを有する。
【0012】
実施例
粉末部
−システイン 3g
−タラ粉 2g
−スプルース粉 5g
液状部
−モノエタノールアミン 2.2g
−芳香剤 0.5g
−オキシエチレン化(20モルの酸化 1g
エチレン)オレイルアルコール
−ココイルアミドプロピルベタイン/グリセリル 1.8g
モノ−ラウレート混合物の30%水溶液
−ジエチレントリアミンペンタ酢酸、 0.2g
ペンタナトリウム塩の40%水溶液
−ジメチルジアリルアンモニウム 2.5g
クロリドホモポリマーの40%水溶液
−脱無機質水 十分量 90g
使用時に粉末AとローションBを共に混合する。混合物は極めて容易に浸入し、粘性があり、非常に優れた適用特性(心地よく適用でき、不快な臭気がなく、流れ出すことがなく、洗い流しが容易、等)を有する還元剤が非常に早く得られ、巻いていない毛髪に適用することができる。製品のpHは9.1である。
粘性のある還元剤を毛髪に15分間静置する。毛髪をリンスする。実施例1に記載した酸化組成物で毛髪を固定する。毛髪を充分にリンスし乾燥する。

Claims (9)

  1. 少なくとも以下を含むことを特徴とする、毛髪を持続的に変形する方法において還元剤として使用する剤:
    −固形であるか又は固体上に吸着している少なくとも一のケラチン−還元剤を含む粉剤型の組成物より成る第一成分、及び
    −ケラチン−還元剤を含まない水性液状組成物より成る第二成分を含んでおり、ここで種々の成分を使用時に相互に混合してpHが6.5〜11.5である還元組成物を得、組成物を毛髪に適用して毛髪のジスルフィド結合を還元する。
  2. 固形ケラチン−還元剤をスルファイト及び固形チオール又は一のそれらの化粧品として受容可能な塩から選択することを特徴とする、請求項1の剤。
  3. 固形チオールをシステイン及びシステアミンから選択することを特徴とする、請求項2の剤。
  4. 固形ケラチン−還元剤を、固形粒子上に吸着したケラチン−還元剤から選択する、請求項1の剤。
  5. 固形粒子上に吸着した還元剤をチオグリコール酸、チオ酪酸、その塩、又はチオグリコール酸エステル又はチオ酪酸エステルから選択する、請求項4の剤。
  6. ケラチン−還元剤を吸着する固形粒子をシリカ、粘土、炭化水素及び有機ポリマーから選択する、請求項4又は5の剤。
  7. 以下の工程を特徴とする毛髪の持続的変形方法:
    −固形又は固体上に吸着された少なくとも一の還元剤を含む粉剤型の組成物をケラチン−還元剤を含まない液状組成物とあらかじめ混合する工程;
    −毛髪に緊張力をかける任意の工程の前、その間又はその後にこの組成物を毛髪に適用する工程;
    −毛髪のジスルフィド結合が還元されるのに充分な時間静置した後、少なくとも一の酸化剤を含む固定組成物を適用する工程;
    −持続的な変形が可能となる十分な静置時間の後、毛髪をリンスする工程。
  8. 粉剤型の組成物が請求項2ないし5のいずれか一で定義したケラチン−還元剤を含むことを特徴とする、請求項7の方法。
  9. 粉剤型の組成物と液状組成物との混合物の割合が質量で0.01〜4であることを特徴とする、請求項7又は8の方法。
JP2000515561A 1997-10-10 1998-10-06 毛髪のジスルフィド結合を還元する剤を含む少なくとも一の粉剤型の組成物を含む多成分還元剤及びケラチン繊維の持続的変形方法 Expired - Fee Related JP3633868B2 (ja)

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