JP3633697B2 - 自動ロック式の差動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
ロック式差動装置は、両サイドギア上の接合面と協働するために出力軸の近接する各端末にある周縁の溝にそれぞれ取り付けられている複数のC字形クリップのリテーナを備え、これによって両出力軸の軸方向の隔離を妨げており、同心をなすように配置されている中央のカム部材と中央の駆動ギア部材とに心合せされたアクセス窓が備えられている。
【0002】
【従来の技術】
オーバーランしている出力軸を駆動機構から自動的に係合を外すためのロック式の差動装置は、いずれも本発明と同じ譲受人に譲渡されているディセット他の特許第4,557,158号およびチョーマ他の特許第4,644,818号そしてエドワーズ他の特許第4,745,818号によって示されているように、従来の技術においてよく知られている。これらの差動装置では、中央のカム手段がオーバーランしている出力軸の係合を外し、そしてこのオーバーラン状態が継続している限り、ホールドアウトリングが出力軸のこの係合外し状態を維持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような差動装置においては、両出力軸を互いに近づけようとする軸方向の力に抗するために、両出力軸の近接する各端末の間にしばしばスペーサリングが備えられる。このような差動装置に生じる1つの問題は、差動動作中に両出力軸を隔離させようとする軸方向の力に抗することである。
【0004】
本発明はロック式の差動装置の公知の種類の上述の欠点およびその他の欠点を避けるために開発された。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の主要な目的は、ハウジングおよび同心に配置された中央カム部材と中央駆動部材が、心揃いして半径方向に延びてるアクセス窓を備え、これらアクセス窓は、出力軸の近接する端末にそれぞれ対応する周面溝内に手働でC字型クリップリテーナを挿入でき、それによって出力軸を作動装置のハウジングに対して軸方向に隔離するのに抵抗して保持することができる、改良されたロック式の差動装置を提供することである。
【0006】
【発明の実施の形態】
より特殊な目的によれば、これらのC字形クリップは、両サイドギアの近接する各端末にあるカウンタボア内に収められ、これらのカウンタボアは、両C字形クリップとこれらクリップに連結されている両出力軸との軸方向の隔離を妨げるために接合部を形成する面として作用するばかりでなく、これらのC字形クリップを両出力軸にあるそれぞれの溝に保持するための手段としても働く。
【0007】
更に本発明のもう一つの目的は、両出力軸の近接する各端末の間に延びておりかつこれら出力軸に直交する方向に配置されているスペーサピンと、そしてロック式の差動装置のハウジングにこのスペーサピンを取外し可能なようにボルト止めする手段とを供することである。したがって、スペーサピンが取り外されている状態で、C字形クリップを出力軸の溝に取り付け、そしてカウンタボアの底面の壁と接合してC字形クリップをこのカウンタボア内に収納させるように、両出力軸を幾分軸方向に隔てた後に、スペーサピンを近接する出力軸の各端末の間に挿入し、そしてハウジングにボルト止めすることができる、これにより駆動系列を完成することができる。
【0008】
本発明の他の目的と利点は、添付の図面を参照しながら以下に行われる説明によって、明確になるであろう。
【0009】
【実施例】
先ず、特に図1について述べると、本発明の差動装置は、ピニオン8とリングギア10を介して入力軸6による回転従動運動のために、この差動装置のケーシング4内に回転できるように支えられているハウジング2を含み、これによって車両の従動輪(不図示)とそれぞれ係合している心合せされた2つの出力軸または出力車輪軸12と14を駆動させる。
【0010】
このハウジング2は、主本体部2aと、そしてボルト16によって所定の位置にボルト止めされている取外し可能な端末カバー部2bとを含む。当業者には公知であるように、1対のサイドギア18と20がそれぞれ出力軸12と14のキー溝に回転しないように嵌め込まれており、そして1対のギアクラッチ部材22と24が軸方向の滑動のためにそれぞれサイドギア18と20に取り付けられている。環状の中央の駆動ギア部材26は両ギアクラッチ部材22と24の間において回転できないようにハウジング2のキー溝に嵌め込まれており、この中央の駆動ギア部材は図14〜16に最もよく示されているように各端末に駆動ギアの歯を備えている。
【0011】
中央の駆動ギア部材26とクラッチ部材22と24との間に同心になるように中央のカム部材30が配置されており、図11〜13に最もよく示されているようにこのカム部材の各端末には複数のカム歯30aと30bが備えられている。当業者に公知であるように、この中央のカム部材30は、中央駆動ギア部材26に対する限定された角運動のために、内側周縁の内側キー26b(図14参照)と、中央の駆動ギア部材26と、そして中央のカム部材30の外側周縁にある対応する過大なスロット32との協働により調整される。中央のカム部材と中央の駆動ギア部材との外側と内側の周縁面にある対応する溝の中に、スナップリング36が延びており、これによってこの2つの部材間の相対的な軸方向の動きを妨げている。在来型のホールドアウトリング38と40がそれぞれクラッチ部材22と24に連結されており、これによって以下に詳述するように、オーバーランしている出力軸12または14にそれぞれ連結されている当該のギアクラッチ部材22または24を係合外し状態に維持する。
【0012】
サイドギア18(図9と10参照)は、図1に示されているようにハウジングチャンバの内壁にある対応する環状の面に接する環状の外側のリブ部18aを備えている。このリブ部であるショルダ18aはまた、ギアクラッチ部材22を中央の駆動ギア部材26と係合させるように常態に偏移させるばね手段42を支持している。
【0013】
出力軸または出力車輪軸12と14は、この出力軸12と14の端末にそれぞれ隣接している対応する周縁の溝54と56内に延びている1対のC字形クリップ50と52によって、軸方向へ離れる力に抗して間隔を保っている。このC字形クリップは、サイドギア18と20の近接している各端末にそれぞれあるカウンタボア18cと20cの中に収められる。後に説明されるように、C字形クリップは、このC字形クリップとこれに連結されている出力軸12と14との相対的な軸方向の隔離を妨げるために、カウンタボア18cと20cの底面の壁に接合している。
【0014】
出力軸12と14が互いに軸方向に離れないように、ハウジングチャンバを横切って直交するように延びているスペーサピン60が備えられている。スペーサピン60は、出力軸12と14の近接する各端末に接している円筒形の本体部60aと、この本体部60aにある対応する開口部5(図4参照)内に収容されている拡大ヘッド部分60bとを含む。ボルト62は、ハウジング2との連結関係を解除できる形でスペーサピンを保持する役割を果たす。その他端において、円筒状の本体部分60aは、ハウジング本体部分2aに含まれている対応する孔7内に延びている。
【0015】
本発明の特徴として、ハウジングのアクセス開口部5に加えて、スペーサピン60が差動装置から取り外されているとき、C字形クリップ50,52にアクセスするために、半径方向に心合せされた1対のアクセス窓27(図16)と31(図13)が中央の駆動ギア部材26と中央のカム部材30とにそれぞれに設けられている。スペーサピン60の本体部60aを受ける通し孔29(図15)と33(図12)が、そのアクセス窓の反対側のこれら部材内に直交するように配置されている。
【0016】
中央駆動ギア部材はハウジングに連結されているので、アクセス窓27は、ハウジングアクセス窓31と向き合っており、アクセス窓27と31は、中央駆動部材26(図14)の内側の突起26bと中央カム部材(図11)の外周面上のスロット32との間で協働し、普通互いに向き合う状態が維持される。
【0017】
組み立てられた差動機構に出力軸12と14を連結するには、スペーサピン60をハウジングから取り外せるようにボルト62を抜き、次に中央のカム部材と中央の駆動ギア部材とにある心合せされたアクセス窓31と27から溝54が露出するまで、出力軸12を軸方向に向かって差動装置に導入してサイドギア18内に入れる。C字型クリップ50は、開口部5,27,31を介してハウジング室に誘導され、溝54内に挿入される。それからC字形クリップ50をカウンタボア18c内に収めるために出力軸12を軸方向左に移動し、これによってこのC字形クリップを溝54の中に保持し、そして出力軸12の軸方向左への移動を妨げる。それから同様に、溝56がアクセス窓5,27,31に露出されるまで、軸方向に向かって出力軸14を差動機構に挿入し、次いでこの出力軸14の外側の周縁にある溝56内に第2のC字形クリップ50も挿入する。次にC字形クリップ52をカウンタボア20c内に導入するために、出力軸14を右に移動させ、これによってこのC字形クリップを溝56内に保持する。さらに、C字形クリップはカウンタボア20cの底部の壁に接合させ、これによって出力軸14がもっと右方向へ移動することを妨げる。通常このC字型クリップと軸は、作動装置のユーザーにより提供される。
【0018】
【発明の効果】
組み立てられた差動装置は在来型のように作動する。例えば、出力軸12の回転速度が所定の数値を超えて出力軸14の回転速度をオーバーランしていると仮定する。この場合、中央のカム部材30のカム歯30aはギアクラッチ部材22を左にシフトし、これによってクラッチの歯と、中央の駆動ギア部材26上の対応する駆動歯26aとの係合を外す。ギアクラッチ部材22をこの係合外し状態に維持するために、ホールドアウトリング38はいくらか角変位して、このリングの軸方向タブが中央のカム部材の外側のフランジ部30cと係合している保留位置に移動する。オーバーラン状態が終了すると、ホールドアウトリングは角変位してその初期の位置に戻り、そしてばね手段42の偏移力によってギアクラッチ部材22は中央の駆動ギア部材26との掛合状態に戻る。右側の出力軸14が左側の出力軸12を予め定められた一定量を超えてオーバーランした場合にも、同様な差動動作が起こる。
【0019】
図17〜20の修正例を以下に説明すると、この実施例ではスペーサピン160はほぼ円筒形の拡大されたヘッド部分160bを有し、このヘッド部分は、直交するように配置されているリブ部102cによって画定されているほぼ円形のアクセス開口部内に収められている。その他の差動構造は図1の構造と同様である。
【0020】
特許法の規定にしたがって、本発明の好ましい形態と実施例が図示され説明されたが、上述の発明の基本概念から逸脱することなく様々な変更が可能であることは、当業者には明瞭であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック式の差動装置の縦断面図である。
【図2】出力軸のうちの1つにおける溝付きの端末の詳細な立面図である。
【図3】図1におけるC字形クリップのリテーナの1つを示す立面図である。
【図4】差動装置のハウジングの主本体部の断面図である。
【図5】差動装置のハウジングのカバー部の断面図である。
【図6】図4の線6−6に沿って取られたハウジングの詳細図である。
【図7】図1の差動装置のスペーサピンの縦方向の側面図である。
【図8】図1の差動装置のスペーサピンの左側の端面図である。
【図9】図1のサイドギアの1つの縦断面図である。
【図10】図1のサイドギアの右側の端面図である。
【図11】図1の中央カム部材の端面図である。
【図12】図11の線12─12に沿って切断した断面図である。
【図13】図11の線13─13に沿って切断した断面図である。
【図14】図1の中央駆動ギア部材の端面図である。
【図15】図14の線15−15に沿って切断した断面図である。
【図16】図14の線16−16に沿って切断した断面図である。
【図17】図4のハウジングの主本体部の1修正例の縦断面図である。
【図18】図17の線18−18に沿って取られた細部側面図である。
【図19】図17のハウジング部とともに用いるために設計されたスペーサピンの縦方向の立面図である。
【図20】図17のハウジング部とともに用いるために設計されたスペーサピンの端面図である。
【符号の説明】
2 ハウジング
2a 主本体部
2b 端末カバー部
3,7,29,33,1O7 通し孔
4,102 ケーシング
5,105 開口部
6 入力軸
8 ピニオン
10 リングギア
12,14 出力軸
16,62 ボルト
18,20 サイドギア
18a,20a,102c 外側のリブ部
18c,20c カウンタボア
22,24 ギアクラッチ部材
26 駆動ギア部材
26a 歯
26b 内側のキー
27,31 アクセス窓
30 カム部材
30a,30b カム歯
30c 外側のフランジ部
32 スロット
36 スナップリング
38,40 ホールドアウトリング
42,44 ばね手段
50,52 C字形クリップ
54,56 溝
60,160 スペーサピン
60a,160a 本体部分
60b,160b 拡大ヘッド部分
102 ケーシング
Claims (12)
- 同軸線上に互いに軸方向に隔てられて配置され、各々の端部にC字型保持部材を収容する周縁溝を有する1対の出力軸を、回転駆動される入力軸から回転駆動する自動ロック式の差動装置であって、
チャンバを含み、かつ、前記両出力軸の互いに隣接する各端部をそれぞれ回転可能に収容する対向する1対の開口部を有するハウジングと、
前記両開口部に近接する前記チャンバ内で回転し、かつ前記両出力軸と相対回転不能に連結されるように、同軸線上にそれぞれ配置されている1対の環状のサイドギアと、
前記両サイドギアと同心に配置され、かつ該両サイドギアに対して軸方向に動けるようにスプラインが形成されている1対の環状のギアクラッチ部材と、
前記両サイドギア間に該サイドギアと同軸線上に配置され、かつ前記ハウジングと相対回転不能に連結されている環状の中央駆動ギア手段と、
通常状態で、前記ギアクラッチ部材を共に、前記中央駆動ギア手段と係合する位置に向けて動かすばね手段と、
一方の前記出力軸の回転速度が他方の前記出力軸の回転速度を所定量だけ超過したときに、前記の一方の出力軸に連結された一方の前記サイドギアを前記中央駆動ギア手段から切り離す、前記中央駆動ギア手段と同心で、かつ前記両サイドギア間に配置されている環状の中央カム手段と、
前記の超過状態が続く限り、前記の一方のサイドギアを前記中央駆動ギア手段と切り離された状態に保持する、環状のホールドアウトリング手段と、
前記両出力軸が互いに近づく向きに軸方向に動くことを防止する、前記ハウジングに取外し可能に連結されているスペーサ手段と
を有し、
前記ハウジング、前記中央駆動ギア手段、および前記中央カム手段は各々、前記C字型クリップ部材を前記出力軸の前記周縁溝の中に手動で挿入することができるように、互いに一列に揃えられ、半径方向に延びているアクセス窓を含む、
自動ロック式の差動装置。 - 前記中央カム手段と前記中央駆動ギア手段との相対的な回転角を制限する手段をさらに含む、請求項1に記載の差動装置。
- 前記中央カム手段は、前記中央駆動ギア手段内に同心に配置されている、請求項2に記載の差動装置。
- 前記スペーサ手段は、前記両出力軸の互いに隣接する各端部の間を、前記ハウジングの前記チャンバを直径方向に横切って延びている本体部分と、前記ハウジングの軸開口部に取り付けられた拡大頭部とを有するスペーサピンと、前記スペーサピンの前記ハウジングからの脱落を防止する手段とを含む、請求項3に記載の差動装置。
- 前記スペーサピンは、前記中央駆動ギア手段と前記中央カム手段の両方の前記アクセス窓を貫通して延びている、請求項4に記載の差動装置。
- 前記ハウジングは、部分に分かれており、主本体部分と、該主本体部分にボルト止めされている取外し可能な端部カバー部とを有し、前記の各部分は各々、前記出力軸の前記開口部のいずれか一方を有している、請求項1に記載の差動装置。
- 前記サイドギアは、前記両出力軸が軸方向に互いに離れることを防止するため、前記ハウジングと協働し、かつ前記C字型保持部材と係合するように配置された当接手段を含む、請求項6に記載の差動装置。
- 前記当接手段は、前記サイドギアが軸方向に互いに離れることを防止するため、前記ハウジング手段のそれぞれ対応する支持面と協働するように前記各サイドギアに配置された第1の当接手段を含む、請求項7に記載の差動装置。
- 前記の第1の当接手段は、前記の各サイドギアの周囲を周面方向に延びている環状のリブ部を含む、請求項8に記載の差動装置。
- 前記当接手段は、前記両サイドギアの互いに隣接する各端部のカウンタボアの奥壁によって形成されている第2の当接手段を含む、請求項9に記載の差動装置。
- 前記サイドギアのカウンタボアの直径は、前記C字型保持部材の対応する外径寸法よりも僅かに大きく、それにより、前記両C字型保持部材をそれぞれの出力軸の前記周縁溝に保持する、請求項10に記載の差動装置。
- 1対の出力軸を入力軸から駆動する作動装置であって、
チャンバと、1対の対向する開口部とを含み、前記入力軸によって回転駆動されるようになっているハウジングと、
同軸線上に互いに軸方向に隔てられて配置され、互いに隣接する各端部がそれぞれ前記ハウジングの開口部で回転可能に支持されている1対の出力軸と、
前記チャンバ内に配置され、それぞれ前記出力軸の周りに、該出力軸と同心に回転不能に取り付けられた1対の環状のサイドギアと、
前記両サイドギアと同心に配置され、かつ該両サイドギアに対して軸方向に動けるようにスプラインが形成されている1対の環状のギアクラッチ部材と、
前記両サイドギア間に該サイドギアと同軸線上に配置され、かつ前記ハウジングと相対回転不能に連結されている環状の中央駆動ギア手段と、
通常状態で、前記ギアクラッチ部材を共に、前記中央駆動ギア手段と係合する位置に向けて動かすばね手段と、
一方の前記出力軸の回転速度が他方の前記出力軸の回転速度を所定量だけ超過したときに、前記の一方の出力軸に連結された一方の前記サイドギアを前記中央駆動ギア手段から切り離す、前記中央駆動ギア手段と同心で、かつ前記両サイドギア間に配置されている環状の中央カム手段と、
前記の超過状態が続く限り、前記の一方のサイドギアを前記中央駆動ギア手段と切り離された状態に保持する環状のホールドアウトリング手段と、
前記両出力軸が互いに近づく向きに軸方向に動くことを防止する、前記ハウジングに取外し可能に連結されているスペーサ手段と、
前記出力軸が軸方向に互いに離れることを防止する防止手段であって、
(1)1対のC字型クリップと、
(2)前記C字型クリップを各々、前記出力軸の互いに隣接する端部にある、対応する固定用の周縁溝内に同心に手動で取り付けるようにするために、前記ハウジング、前記中央カム手段、および前記中央駆動ギア手段に設けられたアクセス窓手段と、
(3)前記C字型クリップが互いに離れる方向に軸方向に動くことを防止する当接手段とを含む防止手段と
を有する差動装置。
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