JP3632428B2 - Crt偏向装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ、モニター、ビデオプロジェクター等の偏向装置を有する機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の偏向装置を有する機器では、一般的には例えば特開平6−303443に示すように映像信号の同期信号成分から水平と垂直の偏向タイミングを検出し、アナログ回路構成により偏向信号を作成し、且つ増幅して偏向コイルに電流を流し、偏向していた。
また、例えば、特開平7−212779に示すように、偏向信号をデジタル処理LSIとLPF、A/D、D/Aコンバータにより構成される事を特徴とした偏向波形作成装置により、任意の偏向波形を作成し、アナログ回路構成により増幅して偏向コイルに電流を流し、偏向していた。
また、増幅効率の高いD級増幅器として、例えば特開平7−231226に示すように電力増幅器等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、高い増幅率が必要となる偏向装置において、増幅効率の低いアナログ増幅器を使用する場合には、熱に変換される損失分が大きいため、損失分だけ不必要なエネルギーが発生する課題があった。また、熱に変換された損失分からアナログ増幅器を保護するための放熱版が必要となり、放熱版が占める基板実装面積が大きいために、基板パターン設計や基板構成設計時に設計自由度を制約しているという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本願記載の第1の発明の偏向装置では、前記増幅効率の低いアナログ増幅器の代わりに増幅効率の高いD級増幅器を使用することにより、不必要な電力の消費と熱の発生を抑え、従来必要とされていた放熱版を削除することを特徴としたものである。
【0005】
本発明によれば、偏向装置において従来熱に変換されたいたエネルギーの低減を図ることができる偏向装置を提供できる。
【0006】
また、本発明によれば、偏向装置において従来熱に変換された損失分からアナログ増幅器を保護するため必要とされていた放熱版が削除可能となり、放熱版による基板パターン設計時や基板構成設計時の制約条件が発生しない偏向装置を提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本願記載の第2の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力をパルス幅変調(以下PWMと表記)して増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するローパスフィルタ(以下LPFと記述)と、CRTのビームを偏向する偏向コイルとより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。
【0008】
本願記載の第3の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去する第1のLPFと、前記第1のLPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去する第二のLPFと前記第二のLPFの出力信号を前記反転増幅器の負入力にフィードバック(以下FBと表記)するFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有すると共に、FBをかけることにより、D級増幅器の増幅度の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0009】
本願記載の第4の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを前記反転増幅器の負入力にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有すると共に、偏向コイルの偏向電流を検出してFBをかけることにより、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0010】
本願記載の第5の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置と、前記遅延装置の出力を反転増幅器の負入力にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していることを利用して、FB信号を任意の1水平期間以内の遅延時間で遅延することにより、1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号で負帰還をかけるようにする。このことにより、PWM処理とLPFによって発生する遅延に関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0011】
本願記載の第6の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置と、前記遅延装置の出力を反転増幅器の負入力にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1垂直期間前後で同じであることを利用して、FB信号を任意の1垂直期間以内の遅延時間で遅延することにより、1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号で負帰還をかけるようにする。このことにより、本願記載の第5の発明では、水平偏向開始と終了ラインでは比較する波形が無いために負帰還が安定していなかったが、その部分も含めて、PWM処理とLPFによって発生する遅延に関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。るCRTの偏向装置。
【0012】
本願記載の第7の発明は、CRTの偏向装置において、前記第5及び6の発明のCRT偏向装置において、偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを遅延させる遅延手段において、遅延量を変更可能であるという特徴を有した遅延手段と、受信映像信号の信号方式を検出して前記遅延手段の遅延量を切り替える切り替え手段とを備え、信号方式の違いにより発生する水平期間又は垂直期間の違いに対応して遅延量を切り替えることにより、信号方式にに関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0013】
本願記載の第8の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力を入力信号としてPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延手段と前記遅延された検出データを前記反転増幅器にFBするFBラインと前記反転増幅器に入力されるオリジナル偏向信号の水平偏向開始ポイントとFB信号の水平偏向開始ポイントとの差を検出する位相差検出装置と前記位相差検出装置の検出値により前記偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを遅延させる遅延手段の遅延量を制御する制御手段により構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していることを利用して、FB信号を任意の1水平期間以内の遅延時間で遅延することにより、1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号で負帰還をかけるようにする。前記負帰還を安定して行うため、前記1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号のタイミングが正確に合うように、オリジナル信号とFB信号の水平偏向開始ポイントをそれぞれ検出して、各水平偏向開始ポイントが一致するように遅延時間を自動的に追従して調整する。このことにより、本願記載の第4、6の発明では、遅延装置の遅延時間が固定であったため、微妙にずれていた前記1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号のタイミングを常に一致させれことができ、PWM処理とLPFによって発生する遅延に関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0014】
本願記載の第9の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力を入力信号としてPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延手段と前記遅延された検出データを前記反転増幅器にFBするFBラインと前記反転増幅器に入力されるオリジナル偏向信号の垂直偏向開始ポイントとFB信号の垂直偏向開始ポイントとの差を検出する位相差検出装置と前記位相差検出装置の検出値により前記偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを遅延させる遅延手段の遅延量を制御する制御手段により構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1垂直期間前後で同じであることを利用して、FB信号を任意の1垂直期間以内の遅延時間で遅延することにより、1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号で負帰還をかけるようにする。前記負帰還を安定して行うため、前記1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号のタイミングが正確に合うように、オリジナル信号とFB信号の垂直偏向開始ポイントをそれぞれ検出して、各垂直偏向開始ポイントが一致するように遅延時間を自動的に追従して調整する。このことにより、本願記載の第5、6の発明では、遅延装置の遅延時間が固定であったため、微妙にずれていた前記1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号のタイミングを常に一致させれことができ、PWM処理とLPFによって発生する遅延に関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0015】
本願記載の第10の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、HPから水平偏向基準信号を発生する水平基準信号発生装置と、前記偏向波形発生装置の出力と前記水平偏向基準信号発生装置の出力を合成する手段と、前記合成手段の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力を入力信号としてPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延された検出データを前記反転増幅器にFBするFBラインと、前記反転増幅器の正入力端子に入力されるオリジナル偏向信号の水平偏向基準信号とFB信号の水平偏向基準信号との差を検出する位相差検出装置と前記位相差検出装置の検出値により前記偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを遅延させる遅延手段の遅延量を制御する制御手段により構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していることを利用して、FB信号を任意の1水平期間以内の遅延時間で遅延することにより、1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号で負帰還をかけるようにする。前記負帰還を安定して行うため、前記1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号のタイミングが正確に合うように、偏向信号の水平帰線期間に水平偏向基準信号を挿入し、オリジナル偏向信号とFB信号の水平偏向基準信号が一致するように遅延時間を自動的に追従して調整する。このことにより、本願記載の第8の発明よりも単純な回路動作で、1H前のオリジナル信号と1H後のFB信号のタイミングを常に一致させることができ、PWM処理とLPFによって発生する遅延に関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0016】
本願記載の第11の発明は、CRTの偏向装置において、偏向波形を発生する装置と、VPから垂直偏向基準信号を発生する垂直偏向基準信号発生装置と、前記偏向波形発生装置の出力と前記垂直偏向基準信号発生装置の出力を合成する手段と、前記合成手段の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力を入力信号としてPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延された検出データを前記反転増幅器にFBするFBラインと、前記反転増幅器の正入力端子に入力されるオリジナル偏向信号の垂直偏向基準信号とFB信号の垂直偏向基準信号との差を検出する位相差検出装置と前記位相差検出装置の検出値により前記偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを遅延させる遅延手段の遅延量を制御する制御手段により構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1垂直期間前後で同じであることを利用して、FB信号を任意の1垂直期間以内の遅延時間で遅延することにより、1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号で負帰還をかけるようにする。前記負帰還を安定して行うため、前記1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号のタイミングが正確に合うように、偏向信号の垂直帰線期間に垂直偏向基準信号を挿入し、オリジナル偏向信号とFB信号の水平偏向基準信号が一致するように遅延時間を自動的に追従して調整する。このことにより、本願記載の第9の発明よりも単純な回路動作で、1V前のオリジナル信号と1V後のFB信号のタイミングを常に一致させることができ、PWM処理とLPFによって発生する遅延に関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0017】
本願記載の第12の発明は、CRTの偏向装置において、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形を作成するデジタル偏向波形発生装置と、前記デジタル偏向波形発生装置のデジタル出力値をアナログに変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータの出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力を入力信号としてPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記検出装置により検出された値をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータでデジタル値に変換された偏向電流検出データを任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延手段の出力をアナログ値に変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータの出力を前記反転増幅器の負入力にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していること、又は1垂直期間で同じであることを利用して、FB信号を任意の遅延時間で遅延することにより、同じ位相で負帰還をかけるようにする必要があり、微妙な遅延時間の調整が必要となる。この微妙な遅延時間の調整をデジタル処理で行うことにより、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。本願記載の第13の発明は、CRTの偏向装置において、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形を作成するデジタル偏向波形発生装置と、前記デジタル偏向波形発生装置のデジタル出力値をアナログに変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータの出力を入力信号としてPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記検出装置により検出された値をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータでデジタル値に変換された偏向電流検出データを任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していること、又は1垂直期間で同じであることを利用して、FB信号を任意の遅延時間で遅延することにより、同じ位相で負帰還をかけるようにする必要があり、微妙な遅延時間の調整が必要となる。この微妙な遅延時間の調整をデジタル処理で行うことにより、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。また、遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBすることが出来るため、第12の発明に対し、D/Aコンバータが削減できるとい
う作用を有する。
【0018】
本願記載の第14の発明は、CRTの偏向装置において、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形をPWM方式で発生するデジタル偏向波形発生装置と、前記デジタル偏向波形発生装置の出力を増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記検出装置により検出された値をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータでデジタル値に変換された偏向電流検出データを任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していること、又は1垂直期間で同じであることを利用して、FB信号を任意の遅延時間で遅延することにより、同じ位相で負帰還をかけるようにする必要があり、微妙な遅延時間の調整が必要となる。この微妙な遅延時間の調整をデジタル処理で行うことにより、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。また、遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBすることが出来るため、12の発明に対し、D/Aコンバータが削減できるという作用を有する。また、偏向波形発生装置からの出力をPWMにする事により、13の発明に対し、D/Aコンバータが削減できるという作用を有する。
【0019】
本願記載の第15の発明は、CRTの偏向装置において、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形をPWM方式で発生するデジタル偏向波形発生装置と、前記デジタル偏向波形発生装置の出力を増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記検出装置により検出された値をPWM変換するPWM変換装置と、前記PWM変換装置でPWMデータに変換された偏向電流検出データをデジタル値に変換する符号化装置と、前記符号化装置でデジタル値化されたデータを任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBするFBラインとにより構成され、最も増幅度の高い増幅器に増幅効率の高いD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。また、FB信号である偏向コイルの偏向電流検出値がPWM処理とLPFによって遅延してしまい、FBによる回路の安定化に影響を与えるため、偏向波形が1水平期間前後で近似していること、又は1垂直期間で同じであることを利用して、FB信号を任意の遅延時間で遅延することにより、同じ位相で負帰還をかけるようにする必要があり、微妙な遅延時間の調整が必要となる。この微妙な遅延時間の調整をデジタル処理で行うことにより、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。また、遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBすることが出来るため、12の発明に対し、D/Aコンバータが削減できるという作用を有する。また、FB信号をPWM変換し、PWM信号としてFBする事により、デジタル偏向波形発生装置内部でのFB処理が14の発明に対し、簡素化できるという作用を有する。
【0020】
本願記載の第16の発明は、CRTの偏向装置において、前記12、13、14及び15の発明のCRT偏向装置において、デジタル値に変換された偏向電流検出データを任意の時間だけ遅延させる遅延手段の遅延量を信号方式情報に応じて制御する遅延量制御装置を備えることにより、信号方式の違いにより発生する水平期間又は垂直期間の違いに対応して遅延量を切り替えることにより、信号方式にに関係なく、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。また、前記7の発明に対し、微妙な遅延時間の調整をデジタル処理で行うことが可能であり、D級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。本願記載の第17の発明は、CRTの偏向装置において、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形をPWM方式で発生するデジタル偏向波形発生装置と、VP又はHP垂直又は水平偏向基準信号を発生する偏向基準信号発生装置と、前記偏向波形発生装置の出力と前記垂直偏向基準信号発生装置の出力を合成する手段と、前記合成手段の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データをPWM方式に変調するPWM変調装置と、前記PWM変調装置で変換された偏向電流検出データをデジタル値に変換する符号化装置と、前記符号化装置で符号化されたデジタル値を任意の時間だけ遅延させる遅延手段と、前記合成装置の出力であるオリジナル偏向信号の偏向基準信号と前記遅延装置の出力であるFB信号の偏向基準信号との差を検出する位相差比較装置と、前記位相差比較装置の検出値に応じて前記遅延手段の遅延量を制御する制御手段、前記遅延手段の出力をデジタル値の状態で前記デジタル偏向波形発生装置にFBするFBラインとにより構成され、オリジナル信号とFB信号の基準信号が一致するようにデジタル処理でFB信号を遅延させるので、信号方式に関係なく正しいタイミングで負帰還を行うことが可能であり、前記2〜16の発明に対し、より一層のD級増幅器の増幅度と偏向電流の安定を図ることが出来るという作用を有する。
【0021】
本願記載の第19の発明は、CRTの偏向装置において、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形を作成するデジタル偏向波形発生装置と、偏向波形振幅を制御するための基準信号を発生する基準信号発生装置と、前記デジタル偏向波形発生装置のデジタル出力値をアナログに変換するD/Aコンバータと、前記D/Aコンバータの出力と前記基準信号発生装置の出力を合成する合成装置と、前記合成装置の出力を増幅する増幅度が制御可能な増幅器と、前記増幅器の出力を入力信号としてPWM方式で増幅する前記増幅器に対して十分増幅度が高いD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記検出装置により検出された基準信号の値と任意の比較基準値とを比較する基準信号振幅比較装置と、基準信号の値と任意の比較基準値とが同じ値となるように前記基準信号振幅比較装置の出力を入力として前記デジタル偏向波形発生装置の出力振幅値を制御する偏向波形出力振幅制御装置とにより構成され、FBラインに遅延装置を必要とせず、偏向電流の振幅の安定度を確保出来るという作用を有する。
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図17を用いて説明する。(実施の形態1)図1は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図1において偏向波形発生装置1の出力は、PWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の効率はA、B、及びAB級の増幅器に対して高いため、最も高い増幅度の必要な増幅器でD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。任意の負荷5は、前記偏向コイル4と前記LPF3との適合性を調整するものである。
【0023】
(実施の形態2)図2は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図2において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の効率はA、B、及びAB級の増幅器に対して高いため、最も高い増幅度の必要な増幅器でD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。前記D級アンプ2の出力は、第1のLPF7で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF7の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。任意の負荷5は、前記偏向コイル4と前記LPF3との適合性を調整するものである。また、前記D級アンプ2の出力は、第2のLPF8で不要な成分である高周波成分が除去される。前記第2のLPF8による遅延時間は、前記第1のLPF7の遅延時間よりも小さく、FB信号を作成するのに適している。前記第2のLPF8の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。
【0024】
(実施の形態3)図3は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図3において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の効率はA、B、及びAB級の増幅器に対して高いため、最も高い増幅度の必要な増幅器でD級増幅器を使用して損失分を低減させることにより、消費電力を低減し、放熱版を削除できるという作用を有する。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。
【0025】
(実施の形態4)図4は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図4において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置11に入力される。前記遅延装置11の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。
【0026】
(実施の形態5)図5は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図5において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置11に入力される。前記遅延装置11の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。
【0027】
(実施の形態6)図6は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図6において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを任意の時間だけ遅延させる遅延装置12に入力される。前記遅延装置12の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。また、TV受信機に入力されている信号方式を検出する信号方式検出装置14の出力は、前記遅延装置12の遅延時間を制御する制御装置13に入力される。
【0028】
(実施の形態7)図7は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図7において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置11に入力される。前記遅延装置11の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。また、前記偏向波形発生装置1の出力信号とFB信号は、入力される2つの信号の水平偏向開始ポイントの位相差を比較する水平偏向波形位相差検出手段15に入力される。前記水平偏向波形位相差検出手段15の出力は、前記遅延装置11の遅延時間を制御する制御装置16に入力される。
【0029】
(実施の形態8)図8は1およびの発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図8において偏向波形発生装置1の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置11に入力される。前記遅延装置11の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。また、前記偏向波形発生装置1の出力信号とFB信号は、入力される2つの信号の垂直偏向開始ポイントの位相差を比較する水平偏向波形位相差検出手段17に入力される。前記垂直偏向波形位相差検出手段17の出力は、前記遅延装置11の遅延時間を制御する制御装置16に入力される。
【0030】
(実施の形態9)図9は1および10の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図9において偏向波形発生装置1の出力とHP及びVPにより水平偏向基準信号を発生する水平基準信号発生装置17の出力は、合成装置18に入力される。前記合成装置18の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置11に入力される。前記遅延装置11の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。また、前記合成装置18の出力信号とFB信号は、入力される2つの信号の基準信号の位相差を比較する水平偏向波形位相差検出手段15に入力される。前記水平偏向波形位相差検出手段15の出力は、前記遅延装置11の遅延時間を制御するため、前記遅延装置11に入力される。
【0031】
(実施の形態10)図10は1および11の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図10において偏向波形発生装置1の出力とHP及びVPにより垂直偏向基準信号を発生する垂直基準信号発生装置17の出力は、合成装置18に入力される。前記合成装置18の出力は、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置で検出されたデータは、検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置11に入力される。前記遅延装置11の出力は、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。また、前記合成装置18の出力信号とFB信号は、入力される2つの信号の基準信号の位相差を比較する垂直偏向波形位相差検出手段15に入力される。前記垂直偏向波形位相差検出手段15の出力は、前記遅延装置11の遅延時間を制御するため、前記遅延装置11に入力される。
【0032】
(実施の形態11)図11は1および12の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図11においてHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として任意の偏向波形を発生するデジタル偏向波形発生装置22の出力は、D/Aコンバータ19でアナログ波形に変換され、正負2入力を有する反転増幅器6に入力されて信号振幅が調整される。前記反転増幅器6の出力はPWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、A/Dコンバータ20でデジタル値に変換され、デジタルデータ遅延手段21に入力され、遅延される。前記デジタルデータ遅延手段21の出力は、D/Aコンバータ19でアナログ波形に変換され、FB信号としてFBライン9で前記正負2入力を有する反転増幅器6の負入植端子に入力され、負帰還が行われる。
【0033】
(実施の形態12)図12は1および13の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図12においてHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として任意の偏向波形を発生するデジタル偏向波形発生装置23の出力は、D/Aコンバータ19でアナログ波形に変換され、PWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、A/Dコンバータ20でデジタル値に変換され、デジタルデータ遅延手段21に入力され、遅延される。前記デジタルデータ遅延手段21の出力は、デジタルデータを負帰還データとして入力可能な前記デジタル偏向波形発生装置22にFB信号としてFBライン9で入力され、負帰還が行われる。
【0034】
(実施の形態13)図13は1および14の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図13においてHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として任意の偏向波形をPWM信号で発生するデジタル偏向波形発生装置23の出力は、PWM信号を増幅するアンプ24に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記アンプ24の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、A/Dコンバータ20でデジタル値に変換され、デジタルデータ遅延手段21に入力され、遅延される。前記デジタルデータ遅延手段21の出力は、デジタルデータを負帰還データとして入力可能な前記デジタル偏向波形発生装置23にFB信号としてFBライン9で入力され、負帰還が行われる。
【0035】
(実施の形態14)図14は1および15の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図14においてHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として任意の偏向波形をPWM信号で発生するデジタル偏向波形発生装置23の出力は、PWM信号を増幅するアンプ24に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記アンプ24の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、PWM変調装置25でPWM信号に変調される。前記PWM変調装置25の出力は、符号化装置26に入力されてデジタルデータに変換される。前記符号化装置26の出力は、デジタルデータ遅延手段21に入力されて遅延される。前記デジタルデータ遅延手段21の出力は、デジタルデータを負帰還データとして入力可能な前記デジタル偏向波形発生装置23にFB信号としてFBライン9で入力され、負帰還が行われる。
【0036】
(実施の形態15)図15は1および16の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図15においてHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として任意の偏向波形をPWM信号で発生するデジタル偏向波形発生装置23の出力は、PWM信号を増幅するアンプ24に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記アンプ24の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、PWM変調装置25でPWM信号に変調される。前記PWM変調装置25の出力は、符号化装置26に入力されてデジタルデータに変換される。前記符号化装置26の出力は、デジタルデータ遅延手段21に入力されて遅延される。前記デジタルデータ遅延手段21の出力は、デジタルデータを負帰還データとして入力可能な前記デジタル偏向波形発生装置23にFB信号としてFBライン9で入力され、負帰還が行われる。また、遅延量制御装置27は、TV受信機に入力されている信号方式の情報を入力信号として、前記デジタルデータ遅延手段21の遅延量を制御する。
【0037】
(実施の形態16)図16は1および17の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図16においてHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として任意の偏向波形をPWM信号で発生するデジタル偏向波形発生装置23の出力と、同じくHP、VP、DATA及びCLKを入力信号として水平又は垂直偏向の基準信号を作成する基準信号作成装置28の出力は、合成装置29で合成される。前記合成装置29の出力は、PWM信号を増幅するアンプ24に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記アンプ24の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、PWM変調装置25でPWM信号に変調される。前記PWM変調装置25の出力は、符号化装置26に入力されてデジタルデータに変換される。前記符号化装置26の出力は、デジタルデータ遅延手段21に入力されて遅延される。前記デジタルデータ遅延手段21の出力は、デジタルデータを負帰還データとして入力可能な前記デジタル偏向波形発生装置23にFB信号としてFBライン9で入力され、負帰還が行われる。また、位相差比較装置30は、前記合成装置29の出力の基準信号と前記デジタルデータ遅延手段21の出力の基準信号の位相差を比較し、位相差情報を遅延量制御装置27に出力する。前記遅延量制御装置27は、前記合成装置29の出力の基準信号と前記デジタルデータ遅延手段21の出力の基準信号の位相差が発生しないように、前記デジタルデータ遅延手段21の遅延量を制御する。
【0038】
(実施の形態17)図11は1、18および19の発明に記載のCRT偏向装置のブロック構成図を示す。図11において、デジタル偏向波形発生装置18は、HPとVPと制御データを入力信号としてデジタル処理により任意の偏向波形を作成する。基準信号発生装置31は、偏向波形振幅を制御するために基準となる基準信号を発生する。前記デジタル偏向波形発生装置18のデジタル出力値は、D/Aコンバータ19によりアナログに変換される。合成装置32は、前記D/Aコンバータ19の出力と前記基準信号発生装置31の出力を合成する。前記合成装置32の出力は、増幅度制御可能な増幅器35に入力され、振幅値が制御される。前記増幅器35出力は、PWM方式で増幅するD級アンプ2に入力され偏向に必要な電流が得られる振幅値まで大きく増幅される。前記D級アンプ2の出力は、LPF3で妨害の原因及び偏向電流に不要な成分である高周波成分が除去される。前記LPF3の出力は、偏向コイル4に偏向電流として流れてCRTを偏向する。前記偏向コイル4に流れる電流は、偏向電流検出装置10に流入し、偏向電流が検出される。前記偏向電流検出装置10で検出されたデータは、基準信号振幅比較装置33に入力される。前記基準信号振幅比較装置33は前記検出装置10により検出された信号内の基準信号の振幅値と任意の基準値とを比較し、比較データを偏向波形出力振幅制御装置34に入力する。前記偏向波形出力振幅制御装置34は、基準信号の値と任意の比較基準値とが同じ値となるように前記増幅器35の増幅度を制御する。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、偏向装置において熱に変換されたいたエネルギーの低減を図ることができ、従来の方式に対して省電力化を図ることができるという有利な効果が得られる。
【0040】
また、熱に変換された損失分からアナログ増幅器を保護するため必要とされていた放熱版が削除可能となり、放熱版があるために発生していた基板パターン設計時や基板構成設計時の制約条件がなくなり、設計の自由度を増すという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の偏向装置のブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態2の偏向装置のブロック構成図
【図3】本発明の実施の形態3の偏向装置のブロック構成図
【図4】本発明の実施の形態4の偏向装置のブロック構成図
【図5】本発明の実施の形態5の偏向装置のブロック構成図
【図6】本発明の実施の形態6の偏向装置のブロック構成図
【図7】本発明の実施の形態7の偏向装置のブロック構成図
【図8】本発明の実施の形態8の偏向装置のブロック構成図
【図9】本発明の実施の形態9の偏向装置のブロック構成図
【図10】本発明の実施の形態10の偏向装置のブロック構成図
【図11】本発明の実施の形態11の偏向装置のブロック構成図
【図12】本発明の実施の形態12の偏向装置のブロック構成図
【図13】本発明の実施の形態13の偏向装置のブロック構成図
【図14】本発明の実施の形態14の偏向装置のブロック構成図
【図15】本発明の実施の形態15の偏向装置のブロック構成図
【図16】本発明の実施の形態16の偏向装置のブロック構成図
【図17】本発明の実施の形態17の偏向装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 偏向波形発生装置
2 D級増幅器
3 LPF
4 偏向コイル
5 任意の負荷
6 反転増幅器
7 第1のLPF
8 第二のLPF
9 FBライン
10 偏向電流検出装置
11 遅延装置
12 遅延装置
13 遅延量制御装置
14 信号方式検出装置
15 水平偏向波形位相差検出手段
16 遅延量制御装置
17 垂直偏向波形位相差検出装置
18 合成装置
19 D/Aコンバータ
20 A/Dコンバータ
21 デジタルデータ遅延手段
22 デジタル偏向波形発生装置
23 デジタル偏向波形発生装置
24 増幅器
25 PWM変調装置
26 符号化装置
27 遅延量制御装置
28 基準信号作成装置
29 合成装置
30 位相差比較装置
31 基準信号発生装置
32 合成装置
33 基準信号振幅比較装置
34 偏向波形出力振幅制御装置
35 増幅器

Claims (3)

  1. 偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1水平期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置と、前記遅延装置の出力を反転増幅器の負入力にFBするFBラインとにより構成されるCRTの偏向装置。
  2. 偏向波形を発生する装置と、前記偏向波形発生装置の出力を正入力とする正負2入力を有する反転増幅器と、前記反転増幅器の出力をPWM方式で増幅するD級アンプと、前記D級アンプの出力の高周波数成分除去するLPFと、前記LPFの出力信号でCRTのビームを偏向する偏向コイルと、前記偏向コイルに流れる電流量を検出する電流検出装置と、前記電流検出装置により検出された偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを約1垂直期間以内の任意の時間だけ遅延させる遅延装置と、前記遅延装置の出力を反転増幅器の負入力にFBするFBラインとにより構成されるCRTの偏向装置。
  3. 前記請求項1及び2のCRT偏向装置において、偏向コイルに流れる電流量を検出した検出データを遅延させる遅延手段において、遅延量を変更可能であるという特徴を有した遅延手段と、受信映像信号の信号方式を検出して前記遅延手段の遅延量を切り替える切り替え手段とを備えたCRT偏向装置。
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