JP3630873B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の露光されたハロゲン化銀感光材料と、このハロゲン化銀感光材料と重ね合わせて加熱することによってハロゲン化銀感光材料上に画像を形成する処理シートとを用いてハロゲン化銀感光材料に画像を形成する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、新聞、雑誌等の印刷に用いられるリスフィルム(感光材料)は、写真フィルムと同様に現像、定着処理(湿式処理)等を行って画像を形成しており、現像のプロセスが煩雑であった。
【0003】
また、処理液等の薬剤を含む液体を使用するため、その管理が面倒であり、装置の汚れ等によって装置の劣化が早まる原因にもなっている。
【0004】
上記問題を解決するために、感光材料と現像処理を行う薬品を含有させた処理シートとを重ね合わせて感光材料の現像処理を行うことが考えられる。しかし、処理シートとの接触状態(及び/又は接触時間)が一定しないと現像むらを起こすことが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑み成されたものであり、現像のプロセスが簡単であり、且つ感光材料に現像むらを生じさせることのない感光材料処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の感光材料処理装置は、ハロゲン化銀感光材料上に画像を形成する薬剤を含んだロール状に巻かれた長尺状の処理シートを装填し、装填した前記長尺状の処理シートを供給する処理シート供給手段と、画像が露光され、かつ処理シートよりも搬送方向の寸法が短いシート状のハロゲン化銀感光材料に画像形成溶媒を塗布して真上に搬送する塗布手段と、塗布手段の真上に配置され、処理シートと画像形成溶媒の塗布されたハロゲ ン化銀感光材料とを重ね合わせる重ね合わせ手段と、処理シート供給手段と重ね合わせ手段との間に配置され、処理シートを巻きかけるローラと、重ね合わせたハロゲン化銀感光材料と処理シートとを画像形成溶媒の存在下で加熱して熱現像することによりハロゲン化銀感光材料上に画像を形成する加熱手段と、処理シートを加熱手段から離間させる離間手段と、熱現像されたハロゲン化銀感光材料と処理シートとを分離する分離手段と、装置内部に設けられ熱現像に使用された使用済み処理シートを巻き取って回収する回収部と、を有し、前記処理シートは、前記処理シート供給手段と前記巻取手段との間で連続している、ことを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の感光材料処理装置では、画像が露光されたハロゲン化銀感光材料が塗布手段により画像形成溶媒を塗布される。
【0008】
その後、画像の露光されたハロゲン化銀感光材料は第1の搬送手段によって略垂直方向で上方に搬送され、ハロゲン化銀感光材料と処理シートとは重ね合わせ手段で重ね合わされ、重ね合わされたハロゲン化銀感光材料と処理シートとは加熱手段で加熱される。ここで、処理シートは、ハロゲン化銀感光材料と重ね合わせて加熱することによりハロゲン化銀感光材料上に画像を形成するために使用される部材であるので、重ね合わせたハロゲン化銀感光材料及び処理シートが加熱されることにより、ハロゲン化銀感光材料が現像され露光した画像が形成される。ハロゲン化銀感光材料は略垂直方向で上方に搬送されるので、搬送方向後端が第1の搬送手段から離間した後においてもハロゲン化銀感光材料は自重によって自ら垂直搬送状態を保つことができ、重ね合わせ状態の変化を確実に防止することができる。
【0009】
熱現像が終了すると、ハロゲン化銀感光材料と処理シートとが分離手段で分離される。
【0010】
このように、画像が露光されたハロゲン化銀感光材料に対し、従来のように煩雑な現像、定着処理を行うことなく、簡易な方法で画像を形成することができる。また、処理液等の薬剤を含む液体を使用しないため、そのような液体の保管・補充管理や装置の清掃等に煩わされることがなくなり、画像形成に係る装置のメンテナンス性を向上することができる。
【0011】
さらに、重ね合わせ手段は、第1の搬送手段から離間したハロゲン化銀感光材料を略垂直状態に保持しながら受け取るので、第2の搬送手段から搬送された処理シートと重ね合わされる際に、ハロゲン化銀感光材料と処理シートとのなす角度が変化せず、接触状態が常に一定となるため現像むらが生じない。
【0012】
なお、ハロゲン化銀感光材料は、支持体上に少なくとも塩化銀含有率70モル%以上の感光性ハロゲン化銀乳剤、親水性バインダー、水に難溶性の塩基性金属化合物を含有するものが好ましい。
【0013】
また、処理シートは、前記塩基性金属化合物を構成する金属イオンに対する錯形成化合物、物理現像核及びハロゲン化銀溶剤を含有するものが好ましい。
【0014】
また、ここでいう略垂直方向とは、鉛直方向に対して±10°以内の方向をいう。
【0015】
なお、ハロゲン化銀感光材料が処理シートから剥離されたとき、加熱手段には処理シートの未使用部分が進入しているので、その未使用部分を熱現像処理後に巻き戻して次のハロゲン化銀感光材料の熱現像処理に用いることができる。
【0016】
加熱手段に進入した処理シートの未使用部分を巻き戻し、その未使用部分を次のハロゲ ン化銀感光材料の熱現像処理に用いる場合、加熱手段の熱の影響を避けるため、離間手段で処理シートを加熱手段から離間させた方が好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1にしたがって説明する。
【0018】
図1にはこの感光材料処理装置10の内部構成が示されている。
図1に示すように、感光材料処理装置10の本体12は箱状に形成されている。なお、感光材料処理装置10の右側(矢印R方向側)には、フィルムFに画像を露光して排出する露光装置11が配設されている。
【0019】
本体12の右側面には未現像のフィルムFを挿入するスリット状の挿入口14が設けられ、上部には現像されたフィルムFが排出される排出口16が設けられている。なお、本体12の上部には、排出口16から本体12の外部へ排出されたフィルムFを受け取るトレイ18が形成されている。
【0020】
本実施形態の感光材料処理装置10は、例えば、新聞、雑誌等の印刷に用いる2値画像を形成するフィルムF(例えば、B5〜A0サイズ)の現像を行うものである。本実施形態におけるフィルムFは、本発明のハロゲン化銀感光材料に相当し、支持体上に少なくとも塩化銀含有率70モル%以上の感光性ハロゲン化銀乳剤、親水性バインダー、水に難溶性の塩基性金属化合物を含有している。
【0021】
本体12の矢印L方向側の左側面には、図示しない扉が設けられており、開閉することにより内部を露出できる。
【0022】
本体12の内部右側には、挿入口14から挿入されたフィルムFを一旦待機させることのできる挿入バッファ部24が設けられている。
【0023】
挿入バッファ部24には、搬送ローラ26、分岐ガイド28、搬送ローラ30が順に配置されている。搬送ローラ26はモータ32によって回転され、搬送ローラ30はモータ34によって回転されるようになっている。
【0024】
また、分岐ガイド28は、ソレノイド36によって図1の実線で示す水平状態と、想像線で示す垂直状態とに切り換えられ、垂直状態に切り換えられた場合には想像線で示すように搬送ローラ26と搬送ローラ30との間にフィルムFを弛ませることができる。
【0025】
なお、挿入口14と搬送ローラ26との間には、フィルムFを検出する挿入センサ38が設けられている。
【0026】
この挿入バッファ部24により、感光材料処理装置10の処理速度(例えば、30mm/sec)と露光装置11の処理速度(例えば、100mm/sec)との速度差を吸収することができる。
【0027】
搬送ローラ30よりもフィルムFの搬送方向下流側には、感材搬入部40及び画像形成媒体としての水が適用され、その塗布手段としての水塗布部42が設置されている。この際の水は、いわゆる純水に限らず、広く一般に使用されている意味での水を含む。水以外に適用可能な画像形成溶媒としては、水とメタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケトン等の低沸点溶媒との混合媒体でもよい。更に、画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶剤、防腐剤、防カビ剤等を含有させた溶液でもよい。
【0028】
感材搬入部40には、挿入バッファ部24から搬送されてくるフィルムFを水塗布部42へ搬送するための複数の搬送ローラ44が設けられている。また、感材搬入部40には、フィルム搬送経路の中間部にフィルムFを検出する待機用センサ46が設けられている。
【0029】
水塗布部42には塗布タンク48が配置されている。塗布タンク48は皿状に形成されており、内部には画像形成溶媒としての水が充填される。また、塗布タンク48には、フィルムFを水に浸漬するための円弧状のガイド51が設けられている。
【0030】
塗布タンク48の上側には、水平に配置されたローラ50A及びローラ50BからなりフィルムFに付着した余剰の水分を除去して上方向へ搬送するスクイズローラ50が配置されている。ローラ50Aの回転中心とローラ50Bの回転中心は同一水平面上にあり、スクイズローラ50はフィルムFを真上に搬送するようになっている。
【0031】
なお、水塗布部42は、塗布タンク48に水を補充するための補充タンク及びポンプ(共に図示せず)を備えている。
【0032】
本体12内部には、左側に収容部としての処理シート巻出部52が設けられており、処理シート巻出部52の上側には回収部としての処理シート巻取部54が設けられている。なお、処理シート巻出部52及び処理シート巻取部54が本発明の第2の搬送手段に相当している。
【0033】
処理シート巻出部52には、モータ56で回転される供給軸58が着脱可能に設けられており、供給軸58には長尺状の処理シート60がロール状に巻かれている。
【0034】
一方、処理シート巻取部54には、モータ62で回転される巻取軸64が着脱可能に設けられており、供給軸58から送り出された処理シート60を巻取軸64に巻き取るようになっている。なお、供給軸58及び巻取軸64は、本体12の左側面に設けられた図示しない扉を開けて本体12から取り外すことができる。
【0035】
本体12の略中央には加熱手段としての熱現像部66が設けられている。熱現像部66には、複数の熱板68A〜68Eが円弧状に配列されている。
【0036】
熱板68A〜68Eには、平面状の図示しないヒータ及び温度センサが内蔵されており、ヒータによって所定温度に加熱されるようになっている。
【0037】
最下部の熱板68Aの下側には、一点鎖線で示すフィルムFの搬送経路の右側にローラ70が配置されている。熱現像部66の熱板68Eの側方には、さらにフィルムFの搬送経路に沿って熱板106が配置されており、この熱板106の右側には、フィルムFの搬送経路の下側にローラ72が配置されている。なお、この熱板106は、フィルムFの加熱乾燥に用いられるものである。
【0038】
ローラ70、熱板68A〜68E、熱板106及びローラ72には、フィルムFの裏面と接触するベルト74が巻き掛けられており、ベルト74はさらに、ローラ76,78に巻き掛けられている。ローラ70,72,76,78は、互いに図示しないタイミングベルト(又はチェーン等)によって連結され、モータ80によって回転される。
【0039】
ローラ70の下方には、ローラ82Aとローラ82Bとからなる重ね合わせ手段としての貼合わせローラ82が配置されている。ローラ82Bはモータ84で回転されるようになっており、ローラ82Aは図示しないスプリングによってローラ82Bへ向けて付勢されている。
【0040】
供給軸58の下方には処理シート60を巻き掛けるローラ86が配置されており、供給軸58から送り出された処理シート60は、ローラ86に巻き掛けられた後、前述した貼合わせローラ82を介して、熱板68A〜68Eに沿って搬送される。
【0041】
熱板68A〜68Eと対向する位置には、付勢装置88が設けられている。付勢装置88は、ローラ90A,B,Cと、これらのローラ90A,B,Cに巻きかけられて処理シート60を熱板68A〜68Eの外周面に向けて付勢するベルト92とを備えている。ローラ90A,B,Cは、互いに図示しないタイミングベルト(又はチェーン等)によって連結され、モータ94によって回転される。
【0042】
付勢装置88の上側には、処理シート乾燥部96が設けられている。処理シート乾燥部96は、処理シート60を加熱する熱板98A,98B、処理シート60に送風するファン100、処理シート60を熱板98A,98Bに接触又は近接させるための挟持ローラ102を備えている。
【0043】
熱現像部66よりもフィルムFの搬送方向下流側には、フィルム乾燥部104が設けられている。フィルム乾燥部104は、フィルムFを加熱する熱板106及びフィルムFに送風するファン108を備えている。
【0044】
フィルム乾燥部104よりもフィルムFの搬送方向下流側には、ローラ72に巻き掛けられたベルト74との間でフィルムFを挟持して送りだすローラ110が配置されている。
【0045】
ローラ72に巻き掛けられたベルト74とローラ110とによって搬送されたフィルムFは、略U字状の搬送ガイド112を介し、搬送ローラ114及び搬送ローラ116によって排出口16から本体12の外部へと排出される構成である。なお、搬送ガイド112、搬送ローラ114及び搬送ローラ116が本発明の排出手段に相当している。
【0046】
ここで、貼合わせローラ82のローラ82Aの回転中心と、ローラ82Bの回転中心とは同一水平面上にあり、ローラ82Aとローラ82Bとの接点P1 は、スクイズローラ50のローラ50Aとローラ50Bとの接点P2 の真上にある。これにより、水の塗布されたフィルムFは、スクイズローラ50によって真上に搬送される。
【0047】
貼合わせローラ82のローラ82Aの回転中心と、ローラ82Bの回転中心とは同一水平面上にあるため、さらにフィルムFが搬送されてフィルムFの搬送方向後端がスクイズローラ50から離間しても、フィルムFの搬送方向後半部分は自重により垂直状態を保ちながら貼合わせローラ82によって搬送される。したがって、水の塗布されたフィルムFは、先端から後端まで常に処理シート60と一定の角度を保ちながら重ね合わされることになる。
【0048】
なお、本実施形態における処理シート60は、支持体上に塩基性金属化合物を構成する金属イオンに対する錯形成化合物、物理現像核及びハロゲン化銀溶剤を含有する層を有している。
【0049】
また、モータ、ソレノイド、センサ等は全て制御装置118に連結されている。
【0050】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
上記構成の感光材料処理装置10では、露光装置11から排出された露光済みのフィルムFが挿入口14に挿入されると、挿入センサ38によってフィルムFが検出され、フィルムFの挿入速度に合わせた速度で搬送ローラ26が回転されてフィルムFが内部へと搬送される。
【0051】
感光材料処理装置10でのフィルムFの処理速度(搬送ローラ30以降)は、フィルムFの挿入速度よりも遅いので、フィルムFの先端が搬送ローラ30に挟持されると、分岐ガイド28が想像線で示す垂直状態に切り換えられ、フィルムFの搬送方向後側が、例えば図1の想像線で示すように垂れ下がる。
【0052】
搬送ローラ30で搬送されたフィルムFは、感材搬入部40の搬送ローラ44で水塗布部42へ搬送される。フィルムFは、塗布タンク48に貯留された水に浸漬され、その後、余剰の水分がスクイズローラ50で除去されて真上に搬送される。
【0053】
フィルムFの先端が待機用センサ46で検出されて所定時間経過すると、ベルト74、ベルト92及び処理シート60がフィルムFの搬送速度と同じ速度で搬送され、水の塗布されたフィルムFと処理シート60とが貼合わせローラ82によって貼り合わされ、熱現像部66へと搬送される。
【0054】
熱現像部66で、フィルムFが処理シート60と重ね合わされた状態で加熱されることにより、フィルムF上に画像が形成される。なお、フィルムFには水が付着しており、ベルト92が処理シート60をフィルムFに押し付けているので、フィルムFと処理シート60とは密着した状態でむらなく熱現像される。
【0055】
フィルムF及び処理シート60が熱現像部66の後端に搬送されると、処理シート60は分離手段としてのローラ90CによってフィルムFから剥離され、処理シート乾燥部96で乾燥された後に巻取軸64に巻き取られる。
【0056】
一方、処理シート60から剥離されたフィルムFは、フィルム乾燥部104で乾燥された後に、搬送ガイド112、搬送ローラ114及び搬送ローラ116を介して排出口16からトレイ18上へ排出される。
【0057】
以上説明した如く、本実施形態に係る感光材料処理装置10を用いて画像(撮影された画像)が露光されたフィルムFを、還元剤及び水の存在下で支持体上に錯形成化合物、物理現像核及びハロゲン化銀溶剤を含む層を有する処理シート60を重ね合わせることによって、従来のように煩雑な現像、定着処理を行うことなく、簡易に熱現像処理して画像を形成することができる。
【0058】
また、感光材料処理装置10では、フィルムFと処理シート60とを重ね合わせる前に、フィルムFに画像形成溶媒としての水を塗布するので、金属イオンに対する錯形成化合物やハロゲン化銀溶剤などが拡散しやすくなり、フィルムFに画像を形成する処理をより効果的に行うことができる。
【0059】
また、感光材料処理装置10では、フィルムFと処理シート60とを常に一定の角度を保ちながら貼り合わせるので、フィルムFに現像むらを生じることがない。なお、貼合わせローラ82に進入するフィルムFの方向は垂直方向が最も好ましいが、±15°以内であれば若干傾斜していても問題ない。フィルムFの進入角度が垂直方向に対して15°を越えて傾斜すると、スクイズローラ50からフィルムFの搬送方向後端が離れたときにフィルムFが自重で撓み、フィルムFと処理シート60との接触角が急激に変化して接触部分の状態が変化するためフィルムFに帯状の処理むらを生じる虞れがある。
【0060】
貼合わせローラ82にフィルムFが進入する位置は、貼合わせローラ82の接点P1 からローラ82B側にローラ82Bの半径×1/2の位置、即ち図のP4 までがのぞましい。
【0061】
以上の様に、貼合わせローラ82で貼り合わせる前に、処理シート60と接触しない様にすることがのぞましい。
【0062】
また、本実施形態においては、画像形成溶媒としての水をフィルムFに塗布するように構成したが、処理シート60に塗布しても良いし、フィルムFと処理シート60の両方に塗布しても良い。
【0063】
なお、フィルムFが処理シート60から剥離されたとき、熱現像部66には処理シート60の未使用部分が進入しているので、その未使用部分を熱現像処理後に巻き戻して次のフィルムFの熱現像処理に用いても良い。
【0064】
熱現像部66に進入した処理シート60の未使用部分を巻き戻し、その未使用部分を次のフィルムFの熱現像処理に用いる場合、熱現像部66の熱の影響を避けるため、処理シート60を熱板68A〜68Eから離間させた方が好ましい。処理シート60を熱板68A〜68Eから離間させる場合には、例えば、付勢装置88全体をスライド機構で支持し、モータ等の駆動装置で付勢装置88を熱板68A〜68Eと離間する方向に駆動すれば良い。
【0065】
また、フィルムFの連続処理を行う場合には、処理シート60を巻き戻さずにそのまま処理を行うことが効率的である。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態を図2にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0066】
図2にはこの感光材料処理装置200の内部構成が示されている。
図2に示すように、感光材料処理装置200の本体212は箱状に形成されている。本体212の右側面には挿入口214が設けられ、左側面には排出口216が設けられている。なお、本体212の左側面には、排出口216から排出されたフィルムFを受け取るトレイ218が配置されている。
【0067】
本体212の上面には図示しない扉が設けられており、開閉することにより内部を露出できる。
【0068】
本体212内部には、右上角付近に処理シート巻出部52が設けられており、左上角付近にシート巻取部54が設けられている。なお、供給軸58及び巻取軸64は、上面の扉を開けて本体212から取り外すことができる。
【0069】
本実施形態の熱現像部66には加熱ドラム224が設置されている。加熱ドラム224は本体212に回転可能に支持されており、図示を省略した駆動系によって回転駆動される。加熱ドラム224内にはヒータが収容されており、加熱ドラム224を昇温することができる。
【0070】
加熱ドラム224の回転中心右側には巻掛けローラ226が、加熱ドラム224の回転中心左側には巻掛けローラ228が設けられている。
【0071】
処理シート60は、供給軸58から巻掛けローラ226へ向けて搬送され、搬送巻掛けローラ226の外周面に巻きかけられた後、加熱ドラム224の外周面(図2において、上側の外周面)に巻きかけられる。さらに処理シート60は、巻掛けローラ228に巻きかけられた後、巻取軸64にロール状に巻き取られて収納される。なお、巻掛けローラ228は、処理シート60とフィルムFとを分離する本発明の分離手段に相当している。また、加熱ドラム224と巻掛けローラ226が本発明の重ね合わせ手段に相当している。
【0072】
また、熱現像部66には、付勢装置230が設けられている。付勢装置230は、モータ231で回転される複数のローラ232と、これらのローラ232に巻きかけられて処理シート60を加熱ドラム224の外周面に付勢するベルト234とを備えている。
【0073】
スクイズローラ50から搬送されたフィルムFは、加熱ドラム224と巻掛けローラ226に巻きかけられた処理シート60との間に挿入されて貼り合わされた後、加熱ドラム224の外周面に巻きかけられて搬送される処理シート60と加熱ドラム224の外周面とで挟まれた状態で加熱ドラム224の外周面に沿って搬送され、加熱現像される。
【0074】
なお、加熱ドラム224の回転中心と巻掛けローラ226の回転中心とは同一水平面上にあり、加熱ドラム224と巻掛けローラ226との接点P3 は、スクイズローラ50のローラ50Aとローラ50Bとの接点P2 の真上にある。これにより、水の塗布されたフィルムFは、スクイズローラ50によって真上に搬送される。
【0075】
加熱ドラム224の回転中心と巻掛けローラ226の回転中心とは同一水平面上にあるため、さらにフィルムFが搬送されてフィルムFの搬送方向後端がスクイズローラ50から離間しても、フィルムFの搬送方向後半部分は自重により垂直状態を保ちながら加熱ドラム224と巻掛けローラ226に巻き掛けられた処理シート60との間へ搬送される。したがって、水の塗布されたフィルムFは、先端から後端まで常に処理シート60と一定の角度を保ちながら重ね合わされることになる。
【0076】
一方、加熱ドラム224の左側には、巻掛けローラ228の下方に剥離爪236が配置されている。剥離爪236は、加熱ドラム224と処理シート60の間で挟持搬送されたフィルムFを加熱ドラム224から剥離することができる。
【0077】
また、剥離爪236の近傍には、フィルム乾燥部104が設けられている。フィルム乾燥部104には、フィルムFに送風する複数のファン100と、フィルム搬出用の搬送ローラ238が設けられており、剥離爪236によって加熱ドラム224から剥離されたフィルムFを乾燥させて、排出口216から送り出すことができる構成である。なお、搬送ローラ238は本発明の排出手段に相当している。
【0078】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
この感光材料処理装置200では、水が塗布されたフィルムFは、加熱ドラム224と巻掛けローラ226に巻きかけられた処理シート60との間に導かれる。フィルムFは、巻掛けローラ226に巻きかけられた処理シート60と加熱ドラム224の外周部との間に挟まれつつ、加熱ドラム224の外周部を図2において時計回りと反対方向に搬送される。ここで、フィルムFが処理シート60と重ね合わされた状態で加熱されることにより熱現像が行われる。
【0079】
フィルムF及び処理シート60が加熱ドラム224の左端部に搬送されると、処理シート60は巻掛けローラ228に巻き掛けられることによりフィルムFから分離され、巻取軸64に順次巻き取られる。
【0080】
一方、巻掛けローラ228に達したフィルムFは、剥離爪236の作動により加熱ドラム224から剥離される。加熱ドラム224から剥離されたフィルムFは、フィルム乾燥部104にて複数のファン100から乾燥風が吹き付けられて乾燥され、排出口216から本体212外のトレイ18へ排出される。
【0081】
本実施形態に係る感光材料処理装置200においても、フィルムFと処理シート60とを常に一定の角度を保ちながら貼り合わせるので、フィルムFに現像むらを生じることがない。
【0082】
なお、フィルムFが処理シート60から剥離されたとき、熱現像部66には処理シート60の未使用部分が進入しているので、その未使用部分を熱現像処理後に巻き戻して次のフィルムFの熱現像処理に用いても良い。
【0083】
熱現像部66に進入した処理シート60の未使用部分を巻き戻し、その未使用部分を次のフィルムFの熱現像処理に用いる場合、熱現像部66の熱の影響を避けるため、処理シート60を加熱ドラム224から離間させた方が好ましい。処理シート60を加熱ドラム224から離間させる場合には、例えば、付勢装置230全体をスライド機構で支持し、モータ等の駆動装置で付勢装置230を加熱ドラム224と離間する方向に駆動すれば良い。
【0084】
また、フィルムFの連続処理を行う場合には、処理シート60を巻き戻さずにそのまま処理を行うことが効率的である。
【0085】
なお、本発明に使用できる感光材料のハロゲン化銀粒子は、塩化銀含有率が70モル%以上のハロゲン化銀で塩化銀、沃塩化銀、塩沃臭化銀、沃塩臭化銀である。沃化銀含有率は、5モル%以下が好ましいが、より好ましくは1モル%以下である。さらに好ましくは0.5モル%以下である。
【0086】
本発明で使用される感光材料のハロゲン化銀乳剤は、表面潜像型であっても、内部潜像型であってもよい。内部潜像型乳剤は、造核剤や光カプラーとを組み合わせて直接反転乳剤として使用される。また、粒子内部と粒子表面で異なるハロゲン組成を持っている多重構造粒子であってもよい。また、エピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀乳剤が接合されていてもよい。
【0087】
臭化銀局在相を、先に述べたように、層状もしくは非層状にハロゲン化銀内部および/または表面に有する構造のものも使用できる。上記局在層のハロゲン組成は、臭化銀含有率が少なくとも20モル%のものが好ましく、30モル%を越えるものが好ましい。
【0088】
ハロゲン化銀乳剤を調整する過程で、過剰の塩を除去する脱塩工程を行うのが好ましい。ゼラチンをゲル化させて行うヌーデル水洗法を用いても良く、また、多価アニオンよりなる無機塩類(例えば、硫化ナトリウム)、アニオン性界面活性剤、アニオン性ポリマー(例えば、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)、ゼラチン誘導体(脂肪族アシル化ゼラチン、芳香族アシル化ゼラチン、芳香族カルバモイル化ゼラチン等)を利用した沈降法(フロキュレーション)を用いてもよい。あるいは、米国特許第4758505号、特開昭62−113137号、特公昭59−43727号、米国特許第4334012号に示される限外濾過装置を用いてもよいし、自然沈降法、遠心分離法を用いてもよい。通常は、沈降法が好ましく用いられる。
【0089】
上述の感光材料における塩基プレカーサーとして用いる水に難溶性の塩基性金属化合物およびこの難溶性金属化合物を構成する金属イオンと錯形成反応しうる化合物(錯形成化合物または、錯化剤という)の組合せについては、特開昭62−129848号、欧州特許公開210,660A2号、米国特許第4,740,445号等に開示されている。
【0090】
好ましい難溶性塩基金属化合物としては、亜鉛またはアルミニウムの酸化物、水酸化物、塩基性炭酸塩で、特に好ましくは酸化亜鉛、水酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛である。
【0091】
水に難溶な金属化合物は、特開昭59−174830号等に記載のように親水性バインダー中に微粒子分散させて利用する。微粒子の平均粒径は、0.001〜5μmであり、好ましくは0.01〜2μmである。感光材料中の含有量は、0.01g/m2 〜5g/m2 であり、好ましくは0.05g/m2 〜2g/m2 である。
【0092】
水に難溶性の塩基性金属化合物の金属イオンに対する錯形成化合物を含有する処理シート60に用いる錯形成化合物は、分析化学におけるキレート剤、写真化学における硬水軟化剤として公知のものである。
【0093】
本発明では、処理シート60には、物理現像核を含有させるが、物理現像核は、感材より拡散してきた可溶性銀塩を還元して物理現像銀に変換し、処理シート60に固定させるものである。物理現像核としては、亜鉛、水銀、鉛、カドミウム、鉄、クロム、ニッケル、錫、コバルト、銅、ルテニウムなどの重金属、あるいは、パラジウム、白金、銀、金等の貴金属、あるいはこれらの硫黄、セレン、テルル等のカルコゲン化合物のコロイド粒子などの物理現像核として公知のものはすべて使用できる。これらの物理現像核物質は、対応する金属イオンをアスコルビン酸、水素化ホウ素ナトリウム、ハイドロキノン、デキストラン等の還元剤で還元して、金属コロイド分散物をつくるか、あるいは、可溶性硫化物、セレン化物またはテルル化物溶液を混合して、水不溶性の金属硫化物、金属セレン化物または金属テルル化物のコロイド分散物をつくることによって得られる。これらの分散物は、ゼラチンのような親水性バインダー中で形成させるのが好ましい。コロイド銀粒子の調整法は、米国特許第2688601号等に記載されている。必要に応じて、ハロゲン化銀乳剤調整法で知られている過剰の塩を除去する、脱塩法をおこなってもよい。
【0094】
これらの物理現像核の大きさは、2〜200nmの粒径のものが好ましく用いられる。
【0095】
これらの物理現像核は、処理シート60に、通常、10-3〜100mg/m2 、好ましくは10-2〜10mg/m2 含有させる。
【0096】
物理現像核は、別途調整して塗布液中に添加することもできるが、親水性バインダーを含有する塗布液中で、例えば、硝酸銀と硫化ナトリウム、または、塩化金と還元剤等を反応させて作成してもよい。
【0097】
物理現像核としては、銀、硫化銀、硫化パラジウム等が好ましく用いられる。処理シート60に転写した、物理現像銀を画像として用いる場合は、硫化パラジウム、硫化銀等がDmin が切れ、Dmax が高いという点で、好ましく用いられる。
【0098】
本発明で用いられるハロゲン化銀溶剤は、公知のものが使用できる。例えば、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムのようなチオ硫酸塩、亜硫酸ナトリウムや亜硫酸水素ナトリウムの如き亜硫酸塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸アンモニウムのようにチオシアン酸塩、特公昭47−11386号記載の1,8−ジ−3,6−ジチアオクタン、2,2’−チオジエタノール、6,9−ジオキサ−3,12−ジチアテトラデカン−1,14−ジオールのようなチオエーテル化合物、特開昭53−82408号、同55−77737号、同55−2982号等に記載された、チオ尿素化合物、特願平6−325350号記載のウラシル、ヒダントインの如き5ないし6員環のイミド環を有する化合物、特開昭54−100717号に記載されたイミダゾール類、特開昭53−144319号記載の下記一般式の化合物を用いることができる。
【0099】
N(R1)(R2)−C(=S)−X−R3
式中、Xは、硫黄原子または酸素原子を表す。R1及びR2は同じであっても異なってもよく、各々、脂肪族基、アリール基、ヘテロ環残基またはアミノ基を表す。R3は脂肪族またはアリール基を表す。R1とR2またはR2とR3は互いに結合して5員または6員のヘテロ環を形成してもよい。アナリティカ ケミカ アクタ(Analytica Chemica Acta)248巻604〜614頁(1991年)記載のトリメチルトリアゾリウムチオレートにメソイオンチオレート化合物も好ましい。特願平6−206331号記載のハロゲン化銀を定着して安定化しうる化合物もハロゲン化銀溶剤として使用しうる。上記のハロゲン化銀溶剤を2種以上併用して用いてもよい。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の感光材料処理装置によれば、画像が露光されたハロゲン化銀感光材料に対し、従来のように煩雑な現像、定着処理を行うことなく、簡易に熱現像処理して画像を形成することができるという効果が得られる。また、ハロゲン化銀感光材料と処理シートとのなす角度が変化せず、接触状態が常に一定となるため現像むらが生じない。さらに、処理液等の薬剤を含む液体を使用しないため、そのような液体の保管・補充管理や装置の清掃等に煩わされることがなくなり、装置のメンテナンス性を向上することができるという効果も得られる。
【0101】
また、搬送方向後端が第1の搬送手段から離間した後においてもハロゲン化銀感光材料は自重によって自ら垂直搬送状態を保つので重ね合わせ状態の変化を確実に防止することができ、現像むらの発生防止作用が確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る感光材料処理装置の全体構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る感光材料処理装置の全体構成図である。
【符号の説明】
F フィルム(ハロゲン化銀感光材料)
10 感光材料処理装置
42 水塗布部(塗布手段)
50 スクイズローラ(第1の搬送手段)
52 処理シート巻出部(第2の搬送手段)
54 処理シート巻取部(第2の搬送手段)
60 処理シート
66 熱現像部(加熱手段)
82 貼合わせローラ(重ね合わせ手段)
90C ローラ(分離手段)
228 巻掛けローラ(分離手段)
224 加熱ドラム(重ね合わせ手段)
226 巻掛けローラ(重ね合わせ手段)
Claims (1)
- ハロゲン化銀感光材料上に画像を形成する薬剤を含んだロール状に巻かれた長尺状の処理シートを装填し、装填した前記長尺状の処理シートを供給する処理シート供給手段と、
画像が露光され、かつ処理シートよりも搬送方向の寸法が短いシート状のハロゲン化銀感光材料に画像形成溶媒を塗布して真上に搬送する塗布手段と、
塗布手段の真上に配置され、処理シートと画像形成溶媒の塗布されたハロゲン化銀感光材料とを重ね合わせる重ね合わせ手段と、
処理シート供給手段と重ね合わせ手段との間に配置され、処理シートを巻きかけるローラと、
重ね合わせたハロゲン化銀感光材料と処理シートとを画像形成溶媒の存在下で加熱して熱現像することによりハロゲン化銀感光材料上に画像を形成する加熱手段と、
処理シートを加熱手段から離間させる離間手段と、
熱現像されたハロゲン化銀感光材料と処理シートとを分離する分離手段と、
装置内部に設けられ熱現像に使用された使用済み処理シートを巻き取って回収する回収部と、
を有し、
前記処理シートは、前記処理シート供給手段と前記巻取手段との間で連続している、ことを特徴とする感光材料処理装置。
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