JP2000098576A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000098576A
JP2000098576A JP10266597A JP26659798A JP2000098576A JP 2000098576 A JP2000098576 A JP 2000098576A JP 10266597 A JP10266597 A JP 10266597A JP 26659798 A JP26659798 A JP 26659798A JP 2000098576 A JP2000098576 A JP 2000098576A
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material sheet
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Koichi Okada
宏一 岡田
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    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/002Heat development apparatus, e.g. Kalvar

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱現像感光材料などのフィルムに帯電防止剤
を加え、熱現像記録装置やフィルム搬送装置について低
コスト化、誤動作防止等を図る。 【解決手段】 潜像を形成した熱現像感光材料シートま
たは感光感熱記録材料シートAを熱現像部18にて加熱
手段に接触させつつ移送することにより可視像を得る画
像記録装置10であって、前記熱現像感光材料シートA
に帯電防止剤を加え、画像記録装置10内での熱現像感
光材料シートAの搬送を樹脂ローラで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱現像記録装置及
び熱現像感光材料などのフィルムを搬送するフィルム搬
送装置熱感光に関するものであって、特に熱現像感光材
料などのフィルムを搬送する際の帯電防止技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタルラジオグラフィーシステム、
CT,MRなどの医療用の画像を記録する画像記録装置
として、従来、銀塩写真式感光材料に撮影または記録
後、湿式処理して再現画像を得るウエットシステムが用
いられている。これに対して、近年、熱現像感光材料を
用いた湿式処理を含まないドライシステムによる記録装
置が注目されている。図3はそうした従来の熱現像記録
装置のブロック図である。これは、記録材料表面に潜像
記録とその潜像の現像及び定着更には転写をすべて乾燥
状態で行う装置である。同図において、画像データ1に
よりレーザ変調部3で変調されたレーザ光ビームを露光
部4において記録材料である熱現像感光材料に照射(走
査)して潜像を形成し、その後、この露光済みの熱現像
感光材料を熱現像部5で加熱手段に接触させて熱現像と
定着を行ない画像を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記一連の熱
現像処理を行う場合、感光材料は熱現像記録装置に装着
されたマガジンから露光部4、露光部4から熱現像部5
へと搬送ローラによりニップされながら搬送される。こ
の搬送中において、従来の湿式銀塩フィルムの乳剤バイ
ンダーには水分が多いため、フィルムは帯電しにくかっ
た。しかし、画像を得る全工程が乾燥状態で実施される
ドライシルバー材料では、表面の硬さを維持する必要か
ら、含水率の低い乳剤バインダーを用いなくてはなら
ず、搬送中や製造工程で帯電することがある。感光材料
が帯電すると、埃等が付着しやすくなり、これに起因し
て画像むらが生じてしまう。複数の感光材料が互いに吸
着することもあり、この場合はシート材料の取り込みに
障害が発生し、装置が誤動作する。
【0004】本発明は、熱現像感光材料等のフィルムの
帯電を防止すると共に、熱現像処理中の誤動作等を防止
し、シートの搬送性が高く且つ安価に製造できる画像記
録装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、潜像を形成した熱現像感光材料シートま
たは感光感熱記録材料シートを熱現像部にて加熱手段に
接触させつつ移送することにより可視像を得る画像記録
装置であって、前記熱現像感光材料シートとして帯電防
止剤が加えられたシートを用い、前記画像記録装置内で
の該熱現像感光材料シートの搬送を樹脂ローラで行う構
成としている。
【0006】上記構成によれば、熱現像感光材料などの
フィルムに帯電防止剤が加えられるので、製造工程及び
搬送中において帯電することがなく、除電ブラシや埃を
取るための粘着ローラ等を配設する必要がない。また、
熱現像感光材料シートの搬送を樹脂ローラで行うので、
安価に製造できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る熱現
像記録装置の構成図、図2は熱現像感光材料の断面図で
ある。先ず、図1を参照して熱現像記録装置の構成につ
いて説明する。熱現像記録装置10は、湿式の現像処理
を必要としない熱現像感光材料シート(以下、記録材料
シートAと言う)を用い、レーザ光ビームLによる走査
露光により記録材料シートAを像様に露光して潜像を形
成した後に熱現像を行って可視像を得る装置である。こ
の熱現像記録装置10は、基本的に記録材料シートAの
搬送方向順に、記録材料供給部12と、幅寄せ部14
と、画像露光部16と、熱現像部18とを備え、図中に
丸で図示した搬送ローラにより記録材料シートAを搬送
している。従って、搬送ローラによる搬送経路は、本発
明でいうフィルム搬送装置と見なすことができる。
【0008】記録材料供給部12は2段となっていて、
それぞれの内部22,24にマガジン100を介して各
段に装填された記録材料シートA(例えばB4サイズ及
び半切りサイズなど)が選択的に使用できるようにして
いる。記録材料シートAは、レーザビームLによって画
像を記録(露光)し、その後熱現像して発色させる記録
材料である。プリント指令により、マガジン100の蓋
が開いている状態で枚葉機構の吸盤26,28により選
択されたマガジン100の記録材料シートAが上部から
一枚取出され、搬送方向の下流に位置する供給ローラ対
30,32、搬送ローラ対34,36、搬送ガイド3
8,40,42に案内されて幅寄せ部14に搬送され
る。
【0009】幅寄せ部14は、搬送方向と直交する方向
(以下、輻方向とする)に記録材料シートAを位置合わ
せすることにより、下流の画像露光部16における主走
査方向の記録材料シートAの位置合わせ、いわゆるサイ
ドレジストを取って、搬送ローラ対44によって記録材
料シートAを下流の画像露光部16に搬送する。画像露
光部16は、光ビームによって記録材料シートAを像様
に露光するものであり、露光ユニット46と副走査搬送
手段48とを備えている。
【0010】画像露光部16において潜像を記録された
記録材料シートAは、次いで、搬送ローラ対64,6
6,132によって搬送されて、熱現像部18に搬送さ
れる。熱現像部18は、記録材料シートAを加熱するこ
とにより、熱現像を行って潜像を可視像とする部位で、
内部のプレートヒータ320はその内部にニクロム線等
の発熱体を平面状に敷設して収容した板状の加熱部材で
あり、記録材料シートAの現像温度に維持している。ま
た、図示のようにプレートヒータ320を上方に凸とし
ており、記録材料シートAをプレートヒータ320の表
面に接触させつつ、プレートヒータ320に対して相対
的に移動させる移送手段としての供給ローラ326と、
プレートヒータ320から記録材料シートAへの伝熱の
ため、押さえローラ322がプレートヒータ320の下
面側に配設されている。また、押さえローラ322のプ
レートヒータ320とは反対側に保温のための保温カバ
ー325が設けられている。
【0011】このような構成により、記録材料シートA
は対ローラ326の駆動移送によって押さえローラ32
2とプレートヒータ320との間を通過し、熱処理によ
って熱現像されて、露光によって記録された潜像が可視
像となる。その際記録材料シートAの先端がプレートヒ
ータ320に押しつけられるように搬送されるので、記
録材料シートAの座屈を防止することができる。以上の
説明はプレートヒータを用いたものについて行ってきた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方式
の熱現像のもの、例えばヒートドラム+ベルト式のもの
であってもよいことは言うまでもない。熱現像部18か
ら排出された記録材料シートAは搬送ローラ対140に
よりガイドプレート142に案内され、排出ローラ対1
44からトレイ146に集配される。
【0012】図1に示した本発明の画像記録装置10に
おいて、記録材料シートAの搬送経路のいずれにも除電
ブラシや粘着ローラは用いられたおらず、図内の搬送ロ
ーラはいずれも樹脂ローラが用いられている。つまり、
安価な樹脂ローラやゴムローラが使用されていることに
よって、シートの搬送性が高く且つ安価に製造できる。
この樹脂ローラとしては、フェノール樹脂、ポリアセタ
ール(POM)、熱可塑性エラストマー、ABS、ポリ
ウレタンなどのゴム等が適用可能である。
【0013】このように、安価な樹脂ローラやゴムロー
ラを適用できるのは、記録材料シートAに帯電防止剤
(AS剤)を入れて帯電しにくくした結果である。以下
に、帯電防止剤及び感光材料Aについて説明する。 (1)界面活性剤を使用した帯電防止剤。 ノニオン系、アニオン系、カチオン系、フッ素系等のい
かなるものも適宜に使用できる。具体的には、特開昭6
2−170950号、米国特許第5,380,644号
等に記載のフッ素系高分子界面活性剤や、特開昭60−
244945号、特開昭63−188135号等に記載
のフッ素系界面活性剤、更に特開平6−301140号
等に記載のポリアルキレンオキサイドやアニオン系界面
活性剤等が挙げられる。 (2)帯電防止または導電効果のある帯電防止剤。 例えば、可溶性塩(例えば塩化物、硝酸塩など)、蒸着
金属層、米国特許第2,861,056号および同第
3,206,312号に記載のイオン性ポリマーを適宜
用いることができる。また、米国特許第3,428,4
51号、特開昭61−20033号等に記載の不溶性無
機塩などを含む層などを有してもよい。前記帯電防止剤
は、以下に説明する記録材料シートAのPC層(表面保
護層)に適用される。
【0014】以下に、本発明の実施の形態に使用してい
る記録材料シートAである熱現像感光材料の層構成につ
いて説明する。図2は熱現像感光材料の断面図である。
同図において、レーザー光の入射側(図の上側面)か
ら、画像形成層の保護や付着防止などのための表面保護
層であるPC層、画像形成する乳剤(エマルジョン)層
であるEm層、支持体層である通常はPETを用いるP
ET層、バック(BC)層(場合によってはアンチハレ
ーションAH層を備えている。)と、で構成されてい
る。
【0015】Em層は支持体層のレーザー光Lの入射側
面にバインダーの50%以上がラテックスで構成されか
つ有機銀塩の還元剤を含有する画像形成層である。レー
ザー光Lの入射により画像形成層が露光されると感光性
ハロゲン化銀等の光触媒が潜像核を形成し、加熱される
ことによって、還元剤の作用でイオン化されている有機
銀塩の銀が移動して、感光性ハロゲン化銀と結合して結
晶銀となり、画像を形成する。有機銀塩としては、有機
酸の銀塩、好ましくは炭素数が10〜30の長鎖脂肪カ
ルボン酸の銀塩、および配位子が4.0〜10.0の錯
安定定数を有する有機または無機銀塩の錯体が例示さ
れ、具体的には、ベヘン酸銀、アラキジン酸銀、ステア
リン酸銀、オレイン酸銀、ラウリン酸銀、カプロン酸
銀、ミリスチン酸銀、パルミチン酸銀、マレイン酸銀、
フマル酸銀、酒石酸銀、リノール酸銀、酪酸銀、樟脳酸
銀等が例示できる。この記録材料の画像形成層には、露
光されて光触媒となる物質、例えば、感光性ハロゲン化
銀(以下、ハロゲン化銀とする)が含有されている。
【0016】このような記録材料の画像形成層もしくは
画像形成層と同一面の他の層には、光学濃度の向上を目
的として、色調剤として知られる添加剤を、好ましくは
銀1mol 当たり0.1mol %〜50mol %程度含有して
もよい。なお、色調剤は現像時のみ有効に機能を持つよ
うに誘導化されたプレカーサであってもよい。色調剤と
しては、記録材料に利用される公知のものが各種利用可
能であり、具体的には、フタルイミドやN−ヒドロキシ
フタルイミド等のフタルイミド化合物; スクシンイミ
ドやピラゾリン−5−オン等の環状イミド; N−ヒド
ロキシ−1,8−ナフタルイミド等のナフタルイミド;
コバルトヘキサミントリフルオロアセテート等のコバ
ルト錯体; 3−メルカプト−1,2,4−トリアゾー
ルや2,4−ジメルカプトピリミジン等のメルカプタ
ン; 4−(1−ナフチル)フタラジノン等のフタラジ
ノン誘導体やその金属塩等が例示され、塗布液に、溶
液、粉末、固体微粒子分散物として添加される。増感色
素としてはハロゲン化銀粒子に吸着した際、所望の波長
領域でハロゲン化銀粒子を分光増感できるもので有れば
いかなるものでも良い。増感色素をハロゲン化銀乳剤中
に添加せしめるには、それらを直接乳剤中に分散しても
よく、あるいは、水、メタノール、エタノール、N,N
−ジメチルホルムアミド等の単独もしくは混合溶液に溶
解して乳剤に添加してもよい。
【0017】表面保護PC層は付着防止材料から形成さ
れ、例えば、ワックス、シリカ粒子、スチレン含有エラ
ストマー性ブロックコポリマー(スチレン−ブタジエン
−スチレン等)、酢酸セルロース、セルロースアセテー
トブチレート、セルロースプロピオネート等が利用され
る。また、ハレーション防止染料を使用する場合、この
染料は波長範囲で目的の吸収を有し、処理後に可視領域
での吸収が充分少なく、アンチハレーションAH層の好
ましい吸光度スペクトルの形状が得られればいかなる化
合物でも良い。例えば、以下に挙げるものが開示されて
いるが、これに限定されるものではない。単独の染料と
しては特開平7−11432号や同7−13295号の
各公報に開示されている化合物等が例示され、処理で消
色する染料としては特開昭52−139136号、特開
平7−199409号の各公報に開示されている化合物
等が例示される。 また、この記録材料は、支持体の一
方の側に画像形成層を有し、他方の側にバック層を有す
るのが好ましい。
【0018】バックBC層には、搬送性改良のためにマ
ット剤を添加しても良い。マット剤は、一般に水に不溶
性の有機または無機化合物の微粒子である。有機化合物
としては、水分散性ビニル重合体の例としてポリメチル
アクリレート、メチルセルロース、カルボキシ澱粉、カ
ルボキシニトロフェニル澱粉等が好ましく例示され、無
機化合物としては、二酸化珪素、二酸化チタン、二酸化
マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等が好
ましく例示される。バック層を形成するバインダーとし
ては、好ましくは、無色で、透明または半透明の各種の
樹脂が利用可能であり、例えば、ゼラチン、アラビアゴ
ム、ポロビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロー
ス、セルロースアセテート、セルロースアセテートプチ
レート、カゼイン、デンプン、ポリ(メタ)アクリル
酸、ポリメチルメタクリル酸、ポリ塩化ビニル等が例示
される。また、バック層は、所望の波長範囲での最大吸
収が0.3〜2であることが好ましく、必要に応じて、
前述のアンチハレーション層で利用されるハレーション
防止染料を添加してもよい。
【0019】なお、記録材料シートAに関して、本発明
は上記実施の形態に示した構成以外にも、乾式現像方式
の一例として以下に示す方式とそれに使用される記録材
料が挙げられる。 (1)画像様に露光された感光材料を受像材料と重ね合
わせて加熱(および必要に応じて加圧)することによ
り、露光によって感光材料に形成された潜像に応じた画
像を受像材料に転写する方式(例えば、特開平5−11
3629号、特開平9−258404号、特開平9−6
1978号、特開平8−62803号、特開平10−7
1740号、特開平9−152705号、特願平10−
90181号、特願平10−13326号、特願平10
−18172号に記載の方式)。
【0020】(2)画像様に露光された感光材料を処理
材料と重ね合わせて加熱することにより、露光によって
感光材料に形成された潜像に応じた画像を感光材料に形
成する方式(例えば、特開平9−274295号、特願
平10−17192号等に記載の方式)。
【0021】(3)光触媒として作用するハロゲン化
銀、画像形成物質として作用する銀塩、銀イオン用還元
剤等をバインダー内に分散させた感光層を有する感光材
料を画像様に露光した後、所定温度に加熱することによ
り、露光によって形成された潜像を顕像化する方式(例
えば、B.シェリー(Shely)による「熱によって処理さ
れる銀システム(Thermally Processed Silver System
s)」(イメージング・プロセッシーズ・アンド・マテリ
アルズ(Imaging Processes and Materials) Neblette第
8版、スタージ(Sturge)、V.ウォールワース(Walwort
h)、A.シェップ(Shepp)編集、第2頁、1996
年)、Research Disclosure 17029(1978年)、EP
803764A1号、EP803765A1号、特開平
8−211521号に記載された方式)。
【0022】(4)感光感熱記録材料を利用する方式で
あって、感光感熱記録層が、熱応答性マイクロカプセル
に内包された電子供与性の無色染料と、マイクロカプセ
ルの外に、同一分子内に電子受容部と重合性ビニルモノ
マー部とを有する化合物及び光重合開始剤を含む記録材
料を利用する方式(例えば、特開平4−249251号
等に記載された方式)又は感光感熱記録層が、熱応答性
マイクロカプセルに内包された電子供与性の無色染料
と、マイクロカプセルの外に、電子受容性化合物、重合
性ビニルモノマー及び光重合開始剤を含む記録材料を利
用する方式(例えば、特開平4−211252号等に記
載された方式)。
【0023】本明細書では、これらの乾式現像方式に使
用される感光材料乃至記録材料を総称して「熱現像感光
材料」としている。尚、上記(1)、(2)の乾式現像
方式では、現像促進乃至画像形成促進のために少量の水
が使用されてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
熱現像感光材料などの記録材料シートに帯電防止剤が加
えられているので、製造工程及び搬送中における帯電を
防止することができる。従って、熱現像感光材料などの
フィルムについて画像記録を行う熱現像記録装置につい
て、除電ブラシや埃を取るための粘着ローラ等を配設す
る必要がない。このため、熱現像記録装置は、安価な樹
脂ローラを適用することができ、ローラ材料の選択の幅
が広がり、低コストの材料を使用できる。また、樹脂の
特性を生かして搬送性を高めることもできる。また、埃
の付着や放電によるフィルムカブリ、ノイズの発生、複
数枚の吸着等がないので、誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る熱現像記録装置の概略
構成図である。
【図2】熱現像性感光材料の断面図である。
【図3】従来の熱現像記録装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 熱現像装置 12 記録材料供給部 14 幅寄せ部 16 露光部 18 熱現像部 132 塵埃ローラ 140 搬送ローラ 144 排出ローラ 320 プレートヒータ 322 押さえローラ A 熱現像感光材料(記録材料) L レーザ光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を形成した熱現像感光材料シートま
    たは感光感熱記録材料シートを熱現像部にて加熱手段に
    接触させつつ移送することにより可視像を得る画像記録
    装置であって、 前記熱現像感光材料シートとして帯電防止剤が加えられ
    たシートを用い、前記画像記録装置内での該熱現像感光
    材料シートの搬送を樹脂ローラで行うことを特徴とする
    熱現像記録装置。
JP10266597A 1998-09-21 1998-09-21 画像記録装置 Pending JP2000098576A (ja)

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US7133057B2 (en) 2003-09-02 2006-11-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat development apparatus and method
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