JP3629895B2 - 電子制御式機械時計 - Google Patents

電子制御式機械時計 Download PDF

Info

Publication number
JP3629895B2
JP3629895B2 JP15904497A JP15904497A JP3629895B2 JP 3629895 B2 JP3629895 B2 JP 3629895B2 JP 15904497 A JP15904497 A JP 15904497A JP 15904497 A JP15904497 A JP 15904497A JP 3629895 B2 JP3629895 B2 JP 3629895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
rotation
crown
electronically controlled
controlled mechanical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15904497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH116883A (ja
Inventor
和博 土屋
理 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP15904497A priority Critical patent/JP3629895B2/ja
Publication of JPH116883A publication Critical patent/JPH116883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3629895B2 publication Critical patent/JP3629895B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゼンマイが開放する時の機械エネルギを発電機で電気エネルギに変換し、その電気エネルギにより回転制御手段を作動させて発電機の回転周期を制御することにより、輪列に固定される指針を正確に駆動する電子制御式機械時計に関する。
【0002】
【背景技術】
ゼンマイが開放する時の機械エネルギを発電機で電気エネルギに変換し、その電気エネルギにより回転制御手段を作動させて発電機のコイルに流れる電流値を制御することにより、輪列に固定される指針を正確に駆動して正確に時刻を表示する電子制御式機械時計として、特開平8−5758号公報に記載されたものが知られている。
【0003】
この際、発電機による電気エネルギを一旦、平滑用コンデンサに供給し、このコンデンサからの電力で回路制御手段を駆動しているが、このコンデンサには発電機の回転周期と同期した交流の起電力が入力されるため、ICや水晶振動子を備える回路制御手段の動作を可能とするための電力を長期間保持する必要がなかった。このため、従来は、ICや水晶振動子を数秒程度動作可能な静電容量の比較的小さなコンデンサが用いられていた。
【0004】
この電子制御式機械時計は、指針の駆動をゼンマイを動力源とするためにモータが不要であり、部品点数が少なく安価であるという特徴がある。その上、電子回路を作動させるのに必要な僅かな電気エネルギを発電するだけでよく、少ない入力エネルギで時計を作動することもできた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電子制御式機械時計は、以下の課題を有している。すなわち、通常は竜頭を引き出して行う針合わせ(時刻合わせ)を行う場合、正確に時刻を合わせられるように、時、分、秒の各指針を停止させていた。指針を停止することは、輪列を停止させることになるため、発電機も停止されていた。
【0006】
このため、発電機から平滑用コンデンサへの起電力の入力が停止する一方で、ICは駆動し続けるため、コンデンサに蓄えられた電荷はIC側に放電されて端子電圧が低下し、その結果、回路制御手段も停止してしまうとともに、コンデンサも完全に放電されていた。
【0007】
そして、針合わせを終えて竜頭を押し込み、発電機が回転を開始しても、放電されて電圧が0のコンデンサを、回路制御手段の駆動開始電圧(ICを駆動可能な電圧)に達する電圧まで充電するのには時間がかかり、その間はICが動作せず、正確な時間制御を行えないという問題があった。
【0008】
また、水晶振動子は、電圧を加えてから、安定して発振信号を出すまでに少々の時間を必要するため、ICが駆動しても、水晶振動子が安定するまでに時間がかかり、その間も正確な時間制御を行えないという問題があった。
【0009】
このため、正確な針合わせを行うことができないという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、針合わせ時等で発電機が停止した場合でも、正確な針合わせを行うことができる電子制御式機械時計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の電子制御式機械時計は、ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼンマイの機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、前記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段とを備える電子制御式機械時計において、前記発電機が停止している際に、人の操作によって駆動されて前記回転制御手段に電気エネルギを供給する補助発電機を備えることを特徴とするものである。
【0012】
本発明では、針合わせ時等に発電機が停止した場合でも、補助発電機を作動させて回転制御手段に電気エネルギを供給することができる。このため、針合わせ後に時計を作動させる前に、予め補助発電機によってICや水晶振動子からなる回転制御手段を安定して駆動させておくことができ、これにより、正確な時間制御を行えて針合わせを正確に行うことができる。
【0013】
この際、補助発電機としては、コイルおよび磁石と、コイルおよび磁石を相対移動させる移動手段とを備え、この移動手段を操作して発電するものや、圧電素子および圧電素子に当接可能な当接部と、この当接部を移動させて前記圧電素子に当接させて圧電素子に応力を加える移動手段とを備え、この移動手段を操作して発電するもの等が利用できる。
【0014】
さらに、これらにおいて、移動手段としては、竜頭であることが好ましい。竜頭を用いた場合には、竜頭を回転させたり、軸方向に進退移動させることで、コイルおよび磁石を相対移動させたり、当接部を移動させることができる。
【0015】
また、移動手段としては、回転ベゼルでもよいし、専用に設けられた押しボタンでもよい。
【0016】
また、前記補助発電機としては、圧電素子と、この圧電素子が取り付けられた可撓性部材、例えば時計バンド、時計バンドの中留め、時計の裏蓋等とで構成され、前記可撓性部材を変形させて圧電素子に応力を加えるように構成されていてもよい。
【0017】
さらに、前記発電機が停止している際には前記補助発電機を前記回転制御手段に接続し、発電機が駆動されている際には前記補助発電機を前記回転制御手段から切断するスイッチを備えることが好ましい。
【0018】
このようなスイッチを備えていれば、発電機が駆動している間は、前記電力供給手段を回路から切り離しておくことができ、余分な電力消費等を防止することができる。
【0019】
また、本発明の第2の発明の電子制御式機械時計は、ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼンマイの機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、前記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段とを備える電子制御式機械時計において、前記発電機が停止している際に、人の操作によって前記発電機を駆動して前記回転制御手段に電気エネルギを供給する発電機駆動手段を備えることを特徴とするものである。
【0020】
本発明では、針合わせ時等に発電機が停止している場合に、発電機駆動手段を作動させて発電機を駆動し、回転制御手段に電気エネルギを供給することができる。このため、針合わせ後に時計を作動させる前に、予め発電機駆動手段を操作することでICや水晶振動子からなる回転制御手段を安定して駆動させておくことができ、これにより、正確な時間制御を行えて針合わせを正確に行うことができる。
【0021】
ここで、前記発電機駆動手段としては、輪列の途中に設けられた規制対象歯車の回転を規制する規制手段と、その歯車の発電機側に設けられた回転対象歯車を回転させて前記発電機を駆動させる回転手段とを備えて構成されるとともに、前記回転対象歯車は、その歯車のかなに対して歯車が相対的に回転可能に構成されていることが好ましい。
【0022】
回転対象歯車は、定常時には、通常の歯車として動くが、針合わせ時等で発電機が停止されている際に、規制手段でかなに噛み合う歯車の回転を規制した状態で、歯車を回転手段により回転させて、回転対象歯車のかなおよび歯車間に所定トルク以上の力が加わると、かなに対して歯車が滑って回転される。これにより、回転対象歯車から発電機側の各歯車を介して発電機が駆動されて発電される。
【0023】
この際、前記規制手段は、竜頭を引き出すと前記規制対象歯車に当接してその回転を規制し、竜頭を押し込むと前記規制対象歯車から離れる規制レバーにより構成され、前記回転手段は、竜頭を引き出すと、前記回転対象歯車の歯に係合し、竜頭を押し込むと、前記回転対象歯車の外周縁の接線方向に移動して前記歯車を回転させる駆動レバーにより構成されていることが好ましい。
【0024】
また、前記規制手段としては、竜頭を引き出すと前記規制対象歯車に当接してその回転を規制し、竜頭を押し込むと前記規制対象歯車から離れる規制レバーにより構成され、前記回転手段は、竜頭を引き出すと前記回転対象歯車の歯に中間車を介して係合して前記歯車を回転可能状態とされ、竜頭を押し込むと前記中間車から離れるとともに、竜頭の回転により回転される鼓型歯車により構成されているものでもよい。
【0025】
さらに、前記規制手段は、竜頭を引き出すと前記規制対象歯車に当接してその回転を規制し、竜頭を押し込むと前記規制対象歯車から離れる規制レバーにより構成され、前記回転手段は、竜頭を引き出すと前記回転対象歯車の歯に当接可能とされて歯を押すことで前記歯車を回転させるプッシュボタンにより構成されているものでもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1実施形態の電子制御式機械時計の要部を示す平面図であり、図2及び図3はその断面図である。
【0028】
電子制御式機械時計は、ゼンマイ1a、香箱歯車1b、香箱真1c及び香箱蓋1dからなる香箱車1を備えている。ゼンマイ1aは、外端が香箱歯車1b、内端が香箱真1cに固定される。香箱真1cは、地板2と輪列受3に支持され、角穴車4と一体で回転するように角穴ネジ5により固定されている。
【0029】
角穴車4は、時計方向には回転するが反時計方向には回転しないように、こはぜ6と噛み合っている。なお、角穴車4を時計方向に回転しゼンマイ1aを巻く方法は、機械時計の自動巻または手巻機構と同様であるため、説明を省略する。
【0030】
香箱歯車1bの回転は、7倍に増速されて二番車7へ、順次6.4倍増速されて三番車8へ、9.375 倍増速されて四番車9へ、3倍増速されて五番車10へ、10倍増速されて六番車11へ、10倍増速されてロータ12へと、合計126,000倍の増速をしている。
【0031】
二番車7には筒かな7aが、筒かな7aには分針13が、四番車9には秒針14がそれぞれ固定されている。従って、二番車7を1rphで、四番車9を1rpmで回転させるためには、ロータ12は5rpsで回転するように制御すればよい。このときの香箱歯車1bは、1/7rphとなる。
【0032】
この電子制御式機械時計は、ロータ12、ステータ15、コイルブロック16から構成される発電機20を備えている。ロータ12は、ロータ磁石12a、ロータかな12b、ロータ慣性円板12cから構成される。ロータ慣性円板12cは、香箱車1からの駆動トルク変動に対しロータ12の回転数変動を少なくするためのものである。ステータ15は、ステータ体15aに4万ターンのステータコイル15bを巻線したものである。
【0033】
コイルブロック16は、磁心16aに11万ターンのコイル16bを巻線したものである。ここで、ステータ体15aと磁心16aはPCパーマロイ等で構成されている。また、ステータコイル15bとコイル16bは、各々の発電電圧を加えた出力電圧がでるように直列に接続されている。
【0034】
次に、電子制御式機械時計の制御回路について、図4を参照して説明する。
【0035】
発電機20からの交流出力は、昇圧コンデンサ21,ダイオード22,23からなる昇圧整流回路を通して昇圧、整流されて平滑用コンデンサ30に充電される。コンデンサ30には、IC51および水晶振動子52を備える回転制御手段50が接続されている。
【0036】
そして、コンデンサ30に、IC51および水晶振動子52を駆動可能な所定電圧、例えば、1Vの電圧が蓄えられると、その蓄電力でIC51および水晶振動子52が駆動され、発電機20のコイルに流れる電流量を可変して電磁ブレーキ量を調整し、発電機20つまり指針の回転周期を調速している。
【0037】
なお、コイルに流れる電流量を可変する手段としては、特開平8−101284号公報の実施例1に記載されるような、発電機20両端と並列に接続された負荷制御回路の抵抗を可変する方法や、実施例2に記載されるような、昇圧段数を可変する方法等が有効である。また、昇圧整流回路に設けられたスイッチ24は、過電流、過電圧が加わった際のリミッタである。
【0038】
この回路には、補助発電機40が設けられている。補助発電機40は、整流ダイオード42及びスイッチ41を介してIC51側に接続されている。スイッチ41は、時計の竜頭を引き出す(針合わせ操作を行う)と接続され、竜頭を押し込む(針合わせ操作を終了して時計を駆動させる)と切断されるように構成されている。
【0039】
補助発電機40は、図5に示すように、電子制御式機械時計の竜頭60に取り付けられた磁石45と、この磁石45の周囲に配置されたヨーク46に巻回されたコイル47とからなる電磁発電機で構成されている。そして、竜頭60を回転させてコイル47に対して磁石45を相対移動させることにより、発電するように構成されている。
【0040】
このような本実施形態において、針合わせを行うために竜頭60を引き出して指針を停止させると、発電機20も停止する。同時に、スイッチ41も接続される。
【0041】
この状態で針合わせ操作を行うために、竜頭60を回転させると、補助発電機40が作動されて電力が出力される。この電力は、一旦、コンデンサ30に供給された後、回転制御手段50のIC51や水晶振動子52に供給され、回転制御手段50を駆動する。
【0042】
そして、針合わせが終了して竜頭60を押し込むと、発電機20が回転して発電し、その出力電力によって回転制御手段50を駆動して時間制御を行う。なお、発電機20が回転し始めてから回転制御手段50を駆動可能な電流を出力するまでには一定時間が必要であるが、本実施形態では、発電機20が停止中は補助発電機40から電力が供給されてコンデンサ30が充電されているため、発電機20が立ち上がるまでは、コンデンサ30から回転制御手段50に電力を供給することができる。また、スイッチ41は、竜頭60を押し込むのと同時に切断される。
【0043】
これにより、針合わせ時等の発電機20が停止している間も、補助発電機40から電力が供給され、IC51および水晶振動子52からなる回転制御手段50は、駆動し続ける。
【0044】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
【0045】
▲1▼発電機20のほかに、補助発電機40を設けたので、発電機20が停止している間も、補助発電機40によりIC51や水晶振動子52等の回転制御手段50に電力を供給することができる。このため、針合わせ作業を終了して発電機20を作動させる前から補助発電機40を作動させて電力を供給しておくことで、発電機20が作動された直後には、既に回転制御手段50を動作させておくことができ、正確に時間を制御でき、正確な針合わせ作業を行うことができる。
【0046】
▲2▼補助発電機40は手動操作で発電するため、太陽電池などのように、環境、場所、時間等に制約を受けることがなく、常にかつ確実に発電させることができる。
【0047】
▲3▼補助発電機40は、IC51等を駆動可能な小さな電力を出力できればよいため、コンパクトに構成することができ、電子制御式機械時計の竜頭60部分にも容易に組み込むことができ、デザイン性を低下させることもない。
【0048】
▲4▼スイッチ41を設けて、発電機20が作動されている間は、補助発電機40を回路側から切り離しているので、コンデンサ30からIC51に供給される電力が補助発電機40側にリークすることがなく、エネルギー効率を向上することができる。
【0049】
▲5▼補助発電機40を、竜頭60を回転させることで発電する構成としたので、針合わせ作業による竜頭60の回転操作がそのまま発電操作になっているので、操作者が意識することなく発電させることができ、操作性を向上することができる。
【0050】
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態において、前述の各実施形態と同一もしくは同様の構成部分には、同一符号を付し、説明を省略あるいは簡略する。
【0051】
本実施形態は、図6に示すように、補助発電機として前記第1実施形態の電磁発電機の代わりに、圧電素子(ピエゾ素子)71と、この圧電素子71に当接可能な当接部である羽根72が軸周面に取り付けられた移動手段である竜頭60とを備えるピエゾ発電機を用いたものである。
【0052】
本実施形態においては、竜頭60を回転させると、圧電素子71に各羽根72が順次当接し、その応力によって圧電素子71で発電が行われ、コンデンサ30を介して回転制御手段50に電力が供給される。
【0053】
この本実施形態においても、前記第1実施形態の▲1▼〜▲5▼と同一の作用効果を奏することができる。
【0054】
次に本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、図7に示すように、補助発電機として、移動手段である竜頭60の軸に磁石45を取り付け、その周囲にコイル47を配置し、竜頭60を軸方向に沿って進退移動させることで磁石45およびコイル47を相対移動させて発電するものを用いている。
【0055】
このような本実施形態においても、前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼と同一の作用効果を奏することができる。さらに、本実施形態では、竜頭60を押し引きすることで発電しているので、特に針合わせ操作終了時に竜頭60を押し込む際にも発電することができ、発電機20が立ち上がる直前に常に補助発電機で発電することができる。
【0056】
次に本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、図8に示すように、移動手段としてバネ73によって外側に付勢されている押しボタン74と、この押しボタン74の軸に取り付けられた磁石45と、その周囲に配置されたコイル47とで補助発電機を構成し、押しボタン74を軸方向に押すことで磁石45およびコイル47を相対移動させて発電するものである。
【0057】
このような本実施形態においても、前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼と同一の作用効果を奏することができる。さらに、本実施形態では、押しボタン74は、バネ73で付勢されているため、ボタン74を1回押すと磁石45は1往復して発電でき、操作者はボタン74を押す操作のみを行えばよいため、発電操作性をより向上できる。さらに、竜頭60とは別の押しボタン74を用いているので、針合わせ操作に影響せず、竜頭60による針合わせをより一層正確に行うことができる。
【0058】
次に本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、図9に示すように、移動手段である竜頭60の軸に係合し、回転軸75Aを中心に回動自在に設けられた当接板75と、この当接板75によって図9における左右方向(矢印方向)に折曲される圧電素子(ピエゾ素子)71とで補助発電機を構成し、竜頭60を軸方向に沿って進退させることで圧電素子71を折曲させて発電するものである。
【0059】
このような本実施形態においても、前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼と同一の作用効果を奏することができる。
【0060】
次に本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、図10に示すように、電子制御式機械時計の表面に設けられた移動手段である回転ベゼル76の下面に複数の当接部77を設け、時計のケース内に前記当接部77が当接可能な位置に圧電素子(ピエゾ素子)71を配置して補助発電機を構成したものである。この本実施形態においても、回転ベゼル76を回転させて、複数の当接部77を順次圧電素子71に当接させて折曲させることで、発電することができる。
【0061】
このような本実施形態においても、前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼と同一の作用効果を奏することができる。さらに、回転ベゼル76は、針合わせ操作に影響せず、竜頭60による針合わせをより一層正確に行うことができるとともに、サイズが比較的大きいため、容易に回転操作することができ、操作性も良好にできる。
【0062】
次に本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、図11に示すように、電子制御式機械時計の裏蓋81の内側に圧電素子(ピエゾ素子)71を配置して補助発電機を構成したものである。この裏蓋81は可撓性を有し、裏蓋81を指で押して圧電素子71を折曲させることで、発電することができる。
【0063】
このような本実施形態においても、前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼と同一の作用効果を奏することができる。さらに、裏蓋81を指で押すだけで発電でき、操作性も良好にできる。
【0064】
次に本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、前記各実施形態が補助発電機を用いたものであったのに対し、発電機20を直接駆動させる発電機駆動手段を備えたものである。
【0065】
すなわち、図12に示すように、発電機駆動手段90は、輪列の途中にある四番車9を規制する規制手段である規制レバー91と、五番車10を回転させて発電機20を駆動する回転手段である駆動レバー92とを備えている。
【0066】
これらの各レバー91,92は、共通する軸93を中心に回動自在に軸支されている。また、各レバー91,92には、案内溝91a,92aがそれぞれ形成されている。
【0067】
そして、これらの案内溝91a,92aには、軸94を中心に回動自在に軸支されるとともに、竜頭60の軸に係合されたおしどり95のピン95bが係合されている。なお、前記各案内溝91a,92aの形状は、竜頭60を進退移動させた際に以下の動作を行うように設定されている。
【0068】
すなわち、図12に示すように、竜頭60が押し込まれた通常位置にある場合、各レバー91,92は、四番車9および五番車10から離れて配置されている。そして、図13に示すように、竜頭60を引き出し始めると、まず、規制レバー91が四番車9の外周に当接して四番車9の回転を規制する。
【0069】
さらに、図14に示すように、竜頭60を引き出すと、規制レバー91は四番車9の外周に当接したままとされ、一方、駆動レバー92はその先端が五番車10の歯に係合される位置に移動される。
【0070】
そして、図15に示すように、竜頭60を押し込み始めると、まず、駆動レバー92が五番車10から離れる方向に移動する。この際、駆動レバー92の先端は五番車10の歯に係合していたため、駆動レバー92の移動に伴い五番車10が図15の矢印方向に回転される。この回転は、六番車11を介してロータ12に伝達されるため、発電機20が回転駆動されて発電が生じる。
【0071】
そして、さらに、竜頭60を押し込むと、規制レバー91も四番車9から離れる方向に移動し、図12の状態に戻る。
【0072】
なお、五番車10のかな10aは、四番車9の歯に噛合しているため、四番車9が規制レバー91で止められていると、五番車10を回転させることはできない。そこで、本実施形態では、五番車10を図16に示すように、かな10aと、五番車10とを分離し、かな10aをバネ性を持たせた五番車10の軸受10b部分に支持させて、かな10aと五番車10との間で一定以上のトルクが加わった際、つまり四番車9が規制レバー91で回転停止され、五番車10が駆動レバー92で回転させられた場合のみに、五番車10に対してかな10aを相対的に回転できるように構成されている。
【0073】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
【0074】
▲6▼針合わせ操作時の発電機20が停止している際に、竜頭60を出し入れする手動操作によって五番車10を回転させることで、六番車11を介して発電機20を回転駆動することができ、回転制御手段50に電力を供給することができる。このため、針合わせ作業を終了して発電機20を作動させる前に、竜頭60を手動操作することで発電機20を作動させて電力を供給することができ、発電機20が作動された直後には、既に回転制御手段50を動作させておくことができるので、正確に時間を制御でき、正確な針合わせ作業を行うことができる。
【0075】
▲7▼また、発電機20の手動駆動操作は、引き出した竜頭60を押し込む操作であるため、針合わせ操作の終了時の操作と同じにでき、このため、少なくとも、針合わせ操作の終了時には必ず発電機20を作動させて発電することができる。従って、針合わせ操作から復帰して発電機20が作動された直後には、常に回転制御手段50を動作させておくことができ、正確に時間を制御でき、正確な針合わせ作業を行うことができるとともに、発電用の特別な操作が必要なく、操作性を損なうこともない。
【0076】
次に本発明の第9実施形態について説明する。本実施形態は、前記第8実施形態では駆動レバー92を用いて五番車10を回転させていたのに対し、図17に示すように、回転手段として、五番車10に噛み合う五番中間車100と、竜頭60に取り付けられて五番中間車100に噛み合う鼓型歯車101とを用いたものである。なお、鼓型歯車101は、竜頭60を引き出して針合わせ操作を行う際に五番中間車100に噛み合い、竜頭60を押し込んだ際には五番中間車100から離れるように構成されている。
【0077】
なお、本実施形態では、図示しないが、四番車9の回転を規制する規制レバー91も設けられており、かつ五番車10はかな10aと五番車10とが一定トルク以上で相対的に回転できるように構成され、竜頭60で五番車10を回転させた際に四番車9の回転が規制されるように構成されている。
【0078】
このような本実施形態においては、竜頭60を引き出して針合わせ作業を行うと、同時に五番中間車100、五番車10、六番車11を介して発電機20が回転駆動されて発電し、その電力で回転制御手段50が駆動されて時間制御が行われる。
【0079】
これにより、前記第8実施形態の効果▲6▼と同様に、針合わせ操作時の発電機20が停止している際に、竜頭60を回転させる手動操作によって五番中間車100を回転させることで、五番車10、六番車11を介して発電機20を回転駆動することができ、回転制御手段50に電力を供給することができる。このため、針合わせ作業を終了して発電機20を作動させる前に、竜頭60を手動操作することで発電機20を作動させて電力を供給することができ、発電機20が作動された直後には、既に回転制御手段50を動作させておくことができるので、正確に時間を制御でき、正確な針合わせ作業を行うことができる。
【0080】
また、前記第8実施形態の効果▲7▼と同様に、発電機20の手動駆動操作は、引き出した竜頭60を回す針合わせ操作であるため、発電用の特別な操作が必要なく、操作性を損なうこともない。
【0081】
次に本発明の第10実施形態について説明する。本実施形態は、図18に示すように、回転手段として五番車10の歯車に当接するプッシュボタン110を設け、このプッシュボタン110を押して五番車10を回転させるように構成されている。
【0082】
なお、本実施形態でも、四番車9の回転を規制する規制レバー91が設けられ、かつ五番車10はかな10aと五番車10とが一定トルク以上で相対的に回転できるように構成されている。
【0083】
プッシュボタン110は、バネ111で外側に付勢されており、ボタン110を押した場合に、手を離せば自動的に元の位置に戻るように構成されている。
【0084】
また、プッシュボタン110には、竜頭60の軸に係止されて竜頭60の位置で移動される係止レバー112が係合されている。
【0085】
この係止レバー112は、竜頭60を押し込むとプッシュボタン110側の端部が外側に移動し、ボタン110の軸に係止してボタン110を押し込めないようにし、竜頭60を引き出すとプッシュボタン110の軸に係止しない位置に配置され、ボタン110を押し込むことができるようになっている。
【0086】
このような本実施形態においては、竜頭60を引き出して針合わせ作業を行うとともに、プッシュボタン110を数回〜数十回押して五番車10を回転する。すると、六番車11を介して発電機20が回転駆動されて発電し、その電力で回転制御手段50が駆動されて時間制御が行われる。
【0087】
これにより、前記第8実施形態の効果▲6▼と同様に、針合わせ操作時の発電機20が停止している際に、プッシュボタン110を押し込む手動操作によって五番車10を回転させることで、六番車11を介して発電機20を回転駆動することができ、回転制御手段50に電力を供給することができる。このため、針合わせ作業を終了して発電機20を作動させる前に、ボタン110を手動操作することで発電機20を作動させて電力を供給し、発電機20が作動された直後には、既に回転制御手段50を動作させておくことができ、正確に時間を制御でき、正確な針合わせ作業を行うことができる。
【0088】
また、プッシュボタン110の動作を規制する係止レバー112を設けたので、定常運転中はボタン110の動作をロックすることができ、誤操作を無くすことができる。
【0089】
さらに、針合わせ操作用の竜頭60とは別に、発電操作用のプッシュボタン110を独立して設けたので、針合わせ操作を正確に行うことができ、操作性も向上できる。
【0090】
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0091】
例えば、補助発電機としては、前記各実施形態のものに限らず、例えば、昇圧コンデンサ21を圧電素子71で構成し、この圧電素子71に衝撃を加えて発電するように構成されたものを用いてもよいし、圧電素子を時計バンド、時計バンドの中留め等の可撓性部材に取り付け、この可撓性部材を変形させて発電するように構成されたものを用いてもよい。要するに、補助発電機としては、何らかの人の動作によって発電できるものであればよい。
【0092】
また、発電機20を直接駆動する発電機駆動手段を用いる場合、前記各実施形態では五番車10を回転させていたが、回転対象歯車としては、五番車10に限らず、六番車11や四番車9、三番車8等の他の歯車でもよい。但し、ロータ12の回転量や回転対象歯車に加える力の点から、ロータ12の2〜3段前の五番車10、四番車9のいずれかを回転対象歯車とすることが好ましい。そして、規制対象歯車は、各回転対象歯車のかなに噛み合う歯車とすればよい。
【0093】
さらに、前記各実施形態では、補助発電機を回転制御手段50に対して断続するスイッチ41を設けていたが、このスイッチ41は必ずしも設けなくても良い。但し、スイッチ41を設けたほうが、発電機20が駆動している際に、前記電力供給手段を回路から切り離しておくことができ、余分な電力消費等を防止することができる点で好ましい。
【0094】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の第1の発明によれば、メインの発電機のほかに、手動操作で発電される補助発電機を設けたので、針合わせ時等で発電機が停止した場合でも、正確な針合わせを行うことができる。
【0095】
また、本発明の第2の発明によれば、針合わせ時等で発電機が停止した場合でも、その発電機を手動操作で駆動する発電機駆動手段を設けたので、正確な針合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電子制御式機械時計の要部を示す平面図である。
【図2】図1の要部を示す断面図である。
【図3】図1の要部を示す断面図である。
【図4】前記実施形態の要部の回路を示す図である。
【図5】前記実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図6】本発明の第2実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図7】本発明の第3実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図8】本発明の第4実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図9】本発明の第5実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図10】本発明の第6実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図11】本発明の第7実施形態の補助発電機を示す概略図である。
【図12】本発明の第8実施形態の発電機駆動手段を示す概略図である。
【図13】第8実施形態の発電機駆動手段の動作を説明する概略図である。
【図14】第8実施形態の発電機駆動手段の動作を説明する概略図である。
【図15】第8実施形態の発電機駆動手段の動作を説明する概略図である。
【図16】第8実施形態における五番車の構成を示す概略図である。
【図17】本発明の第9実施形態の発電機駆動手段を示す概略図である。
【図18】本発明の第10実施形態の発電機駆動手段を示す概略図である。
【符号の説明】
1 香箱車
1a ゼンマイ
12 指針
13 分針
14 秒針
20 発電機
30 平滑用コンデンサ
40 補助発電機
41 スイッチ
42 整流ダイオード
45 磁石
46 ヨーク
47 コイル
50 回転制御手段
51 IC
52 水晶振動子
60 移動手段である竜頭
71 圧電素子
72 当接部である羽根
74 移動手段であるボタン
75 当接部である当接板
76 移動手段である回転ベゼル
77 当接部
81 裏蓋
90 発電機駆動手段
91 規制手段である規制レバー
92 回転手段である駆動レバー
100 回転手段である五番中間車
101 回転手段である鼓型歯車
110 回転手段であるプッシュボタン

Claims (12)

  1. ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼンマイの機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、前記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段とを備える電子制御式機械時計において、
    前記発電機が停止している際に、人の操作によって駆動されて前記回転制御手段に電気エネルギを供給する補助発電機を備えることを特徴とする電子制御式機械時計。
  2. 請求項1に記載の電子制御式機械時計において、前記補助発電機は、コイルと、磁石と、前記コイルおよび磁石の一方を他方に対して相対移動させる移動手段とを備えることを特徴とする電子制御式機械時計。
  3. 請求項1に記載の電子制御式機械時計において、前記補助発電機は、圧電素子と、この圧電素子に当接可能な当接部と、この当接部を移動させて前記圧電素子に当接させ、圧電素子に応力を加える移動手段とを備えることを特徴とする電子制御式機械時計。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電子制御式機械時計において、前記移動手段は、竜頭であることを特徴とする電子制御式機械時計。
  5. 請求項2または請求項3に記載の電子制御式機械時計において、前記移動手段は、回転ベゼルであることを特徴とする電子制御式機械時計。
  6. 請求項1に記載の電子制御式機械時計において、前記補助発電機は、圧電素子と、この圧電素子が取り付けられた可撓性部材とで構成され、前記可撓性部材を変形させて圧電素子に応力を加えるように構成されていることを特徴とする電子制御式機械時計。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の電子制御式機械時計において、前記発電機が停止している際には前記補助発電機を前記回転制御手段に接続し、発電機が駆動されている際には前記補助発電機を前記回転制御手段から切断するスイッチを備えることを特徴とする電子制御式機械時計。
  8. ゼンマイと、輪列を介して伝達されるゼンマイの機械エネルギを電気エネルギに変換する発電機と、前記輪列に結合された指針と、変換した前記電気エネルギにより駆動されて前記発電機の回転周期を制御する回転制御手段とを備える電子制御式機械時計において、
    前記発電機が停止している際に、人の操作によって前記発電機を駆動して前記回転制御手段に電気エネルギを供給する発電機駆動手段を備えることを特徴とする電子制御式機械時計。
  9. 請求項8に記載の電子制御式機械時計において、前記発電機駆動手段は、輪列の途中に設けられた規制対象歯車の回転を規制する規制手段と、その歯車の発電機側に設けられた回転対象歯車を回転させて前記発電機を駆動させる回転手段とを備えて構成されるとともに、前記回転対象歯車は、その歯車のかなに対して歯車が相対的に回転可能に構成されていることを特徴とする電子制御式機械時計。
  10. 請求項9に記載の電子制御式機械時計において、前記規制手段は、竜頭を引き出すと前記規制対象歯車に当接してその回転を規制し、竜頭を押し込むと前記規制対象歯車から離れる規制レバーにより構成され、前記回転手段は、竜頭を引き出すと、前記回転対象歯車の歯に係合し、竜頭を押し込むと、前記回転対象歯車の外周縁の接線方向に移動して前記歯車を回転させる駆動レバーにより構成されていることを特徴とする電子制御式機械時計。
  11. 請求項9に記載の電子制御式機械時計において、前記規制手段は、竜頭を引き出すと前記規制対象歯車に当接してその回転を規制し、竜頭を押し込むと前記規制対象歯車から離れる規制レバーにより構成され、前記回転手段は、竜頭を引き出すと前記回転対象歯車の歯に中間車を介して係合して前記歯車を回転可能状態とされ、竜頭を押し込むと前記中間車から離れるとともに、竜頭の回転により回転される鼓型歯車により構成されていることを特徴とする電子制御式機械時計。
  12. 請求項9に記載の電子制御式機械時計において、前記規制手段は、竜頭を引き出すと前記規制対象歯車に当接してその回転を規制し、竜頭を押し込むと前記規制対象歯車から離れる規制レバーにより構成され、前記回転手段は、竜頭を引き出すと前記回転対象歯車の歯に当接可能とされて歯を押すことで前記歯車を回転させるプッシュボタンにより構成されていることを特徴とする電子制御式機械時計。
JP15904497A 1997-06-16 1997-06-16 電子制御式機械時計 Expired - Fee Related JP3629895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15904497A JP3629895B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 電子制御式機械時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15904497A JP3629895B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 電子制御式機械時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH116883A JPH116883A (ja) 1999-01-12
JP3629895B2 true JP3629895B2 (ja) 2005-03-16

Family

ID=15685012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15904497A Expired - Fee Related JP3629895B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 電子制御式機械時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3629895B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2367080B1 (fr) * 2010-03-17 2019-01-16 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Dispositif de commande et de réglage d'un mouvement horloger
JP2013078175A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Seiko Instruments Inc 電子機器
CH709202B1 (fr) * 2014-01-17 2020-01-15 Giorgio Bulgari Sa Montre comprenant un dispositif de recharge d'une unité de fourniture d'énergie électrique.
DE102014011430A1 (de) * 2014-08-01 2016-02-04 Matthias Fechner Analoge Uhr
EP4303667A1 (fr) * 2022-07-06 2024-01-10 The Swatch Group Research and Development Ltd Dispositif de génération d'énergie électrique pour pièce d'horlogerie

Also Published As

Publication number Publication date
JPH116883A (ja) 1999-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6724692B1 (en) Time measurement device and method
WO1999054792A1 (fr) Dispositif de mesure du temps
JP3456475B2 (ja) 電子制御式時計、電子制御式時計の電力供給制御方法および電子制御式時計の時刻修正方法
JP3629895B2 (ja) 電子制御式機械時計
JP3575427B2 (ja) 計時装置
JP3582304B2 (ja) 電子制御式機械時計
JPH058397B2 (ja)
CN111552165B (zh) 钟表
JPH116882A (ja) 電子制御式機械時計
JP2011164052A (ja) ぜんまい装置および時計
JP3804563B2 (ja) ぜんまい装置およびこのぜんまい装置を備えた時計
WO2004107059A1 (ja) 多機能時計
JPH1114767A (ja) 電子制御式機械時計
JPH1152078A (ja) 電子制御式機械時計
JP3731296B2 (ja) 電子制御式機械時計
JP3674249B2 (ja) 電子制御式機械時計
JP3642237B2 (ja) 計時装置
JP7207011B2 (ja) 時計
JP2002345208A (ja) 発電機の起動装置および計時装置
JPH1114766A (ja) 電子制御式機械時計
JPH0694850A (ja) 発電装置付電子時計
JPH1184027A (ja) 電子制御式機械時計
JP3551191B2 (ja) 電子制御式時計、電子制御式時計の電力供給制御方法
JP2924639B2 (ja) アナログ電子時計及びその充電方法
JP2806943B2 (ja) 指針表示式発電時計

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees