JP3629263B2 - ハイブリッドarq方法及びハイブリッドarq送信機 - Google Patents
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Description
本発明は、データ送信用ハイブリッドARQ技術に関し、特に通信システムの無線チャネルでデータユニットを受信機に送信する送信機を操作するハイブリッドARQタイプ2/3方式に関する。本発明はさらに、これに対応する送信機および通信システムに関する。本発明は移動通信システム、特にセルラーシステムに適用可能である。特に、本発明はユニバーサル移動電話システム(UMTS)に適用可能である。
【0002】
UMTSは、次世代の移動通信システムの候補となる技術の1つであり、その構造は図1に示すとおりである。UMTSは、コア・ネットワークCN100がインタフェースluを介して無線アクセス・ネットワークUTRAN110(UMTS地上無線アクセス・ネットワーク)に接続された構成をとる。一方、UTRAN110はインタフェースUuを介してユーザ装置UE120に接続されている。
【0003】
図2に示すように、UTRAN110はインタフェースluを介してコア・ネットワークCN100に接続された1組の無線ネットワーク・サブシステムRNS200から構成されている。各RNS200は、ユーザ装置UE120への信号送信を必要とするハンドオーバの決定の役割を果たす無線ネットワーク・コントローラRNC210から構成される。さらに、無線ネットワーク・サブシステムRNS200は、インタフェースlubを介して無線ネットワーク・コントローラRNC210に接続された基地局(ノードB)220を含む。UTRAN110内で無線ネットワーク・サブシステムRNS200の無線ネットワーク・コントローラRNC210同士は、さらにインタフェースlurを介して相互に接続可能である。インタフェースluおよびlurは論理インタフェースである。lurは無線ネットワーク・コントローラRNC210同士の直接の物理的接続、あるいは任意の好適な搬送ネットワークを用いた仮想ネットワークを介することによって実現できる。
【0004】
ユーザ装置UE120とUTRAN110間のレイヤ3の制御プレーンの信号伝送は、無線リソース制御RRCレイヤで処理される。同報通信情報の送信、無線キャリヤの確立、無線リソースの制御の他にも、RRCはユーザ装置UEの測定通知および通知の制御の役割も担う。ユーザ装置UE120が行う測定は、測定対象、測定タイミングおよび通知方法に関して、UMTS無線インタフェース、その他のシステムを含めてRRCが制御する。RRCレイヤはユーザ装置UE120からネットワークへの測定通知も行う。
【0005】
データ通信システムにおいて、自動再送要求(ARQ)に含まれる誤り検出は、誤り制御に広く用いられている。非リアルタイムなサ−ビスの誤り検出のもっとも一般的な技術は、ARQと誤り訂正復号(FEC)を組み合わせたハイブリッドARQ方式に基づいている。
【0006】
FECは長さkの情報ビット・ブロックに冗長性を導入し、送信前に長さnの符号化ブロックを形成する。冗長性は受信機における誤りの抑制に貢献する。
【0007】
誤り訂正復号を実行する送信機の詳細を図3に示す。送信する入力データはまずバッファ300に入れられる。バッファ300にデータが存在し、かつ送信機に送信用の物理チャネルが割り当てられると、データはFEC符号器310で符号化され、それによってマザー・コードが生成される。マザー・コードあるいはマザー・コードのすべての符号語(符号セグメント)は、次に変調器330と拡散器340(符号分割多元接続CDMAシステムの場合)に送られ、RF回路350で無線周波数RFに変換され、アンテナ360から送信される。(以下に示す)タイプ2/3ARQを使用した場合、再送において異なる符合語が送信されるため送信機は符号語バッファ320をさらに具備する。
【0008】
ここでARQ技術に目をむけると、移動通信においてもっとも頻繁に使用される方式はストップ・アンド・ウェイト(SAW)および選択的繰り返し(SR)連続ARQ方式である。巡回冗長検査(CRC)で誤りが検出された場合、受信機は送信機に対し新たなビットを送信するよう要求する。無線リンク制御RLCレイヤの再送信単位は、「プロトコルデータユニットPDU」と呼ばれる。
【0009】
ARQ方式に従って動作するよう構成された送信機を図4に示す。送信機は受信機からの要求を受信できなければならないので、送信機はアンテナ360を送信、受信双方に使用可能にする共用器400を具備している。送信機が信号を受信すると、RF回路410で信号をベースバンド信号に変換し、逆拡散器420で逆拡散し、逆拡散後の信号を復調器430に送信し復調データからACK/NAK信号を取り出す。ACKメッセージは、受信機が送信されたPDUの復号に成功したことを送信機に通知する。NAKメッセージは復号誤りを送信機に通知する。送信機がACKかNAKのいずれを受信するかによって、ACK/NAK抽出器440は符号語バッファ320に再送信の目的でアクセスするか、あるいはACKを受信した場合はメモリを解放する。
【0010】
ここで図5を参照すると、このフローチャートは受信機が実行するプロセスを詳細に示している。ステップ500で受信機は符号語を受信し、ステップ510で格納する。符号語が以前に送信済みの場合、受信し格納した符号語はステップ520で同じデータユニットの以前に送信した符号語と合成される。次にステップ530でPDUの復号が可能であるかどうかが判定される。可能な場合、肯定応答メッセージACKを送信機に返し、そのPDUのすべての格納済み符号語は解放される(ステップ540)。復号が不可能な場合、否定応答メッセージNAKを送信し(ステップ550)再送を要求する。
【0011】
再送するビットによって、ARQは3種類に分類される。
タイプ1: 誤りを含むPDUは放棄し、PDUの新しいコピーを再送し単独で復号する。受信した新旧PDUは合成しない。
タイプ2: 誤りを含み再送を必要とするPDUは放棄せず、送信機側が用意したインクリメンタル冗長ビットと合成し、引き続き復号を行う。再送されたPDUは符号化率がより高い場合があり、受信機側で格納している符号化率と合成される。すなわち、再送のたびにわずかの冗長性が追加されるだけである。
タイプ3: このARQタイプはタイプ2のARQとは、各再送PDUが自動復号可能であるという点だけが異なる。これはPDUが以前のPDUと合成しなくても復号可能であることを意味している。これはPDUの一部が損傷しその情報がほとんど使用不可である場合に有効である。
【0012】
タイプ2およびタイプ3方式は、変化する無線環境に応じて符号化率を調整し以前に送信したPDUの冗長性を再利用可能である、という点でタイプ1に比較して処理能力が高く、性能面で優れている。そのようなタイプ2/3ARQ方式は以下、「インクリメンタル冗長性」と称する。異なるPDUは物理レイヤで別々に符号化され、合成プロセスのため符号化利得を増加させる。全体符号におけるこれらの異なる部分は、「符号ブロック」または「符号語」と呼ばれる。
【0013】
ARQタイプ2およびタイプ3方式は、後々の合成のため軟判定値を格納するメモリ・サイズに対して厳しい要求を課すので、非常に高速なフィードバック・チャネルの導入が提案されている。フィードバック・チャネルは受信機から送信機にACKおよびNAK情報を送信するために使用される。通常、この情報はステータス・リポートに集められるので、ACKまたはNAKを送信できるようになるまである程度の往復遅延が含まれる。したがって、無線リンク制御RLCのようなより上位のレイヤを介することなく物理レイヤで直接フィードバックを非常に高速に行うことが有益であることがわかっている。NAKを受信した場合、送信機は次の符号ブロックを最小の遅延で送信できる。このように、格納を必要とする符号ブロック数は非常に小さな値に維持され、全体遅延が減少する。
【0014】
周波数リソースに限界があるため、将来の通信システムは無線環境に適応したものとなる。変調、データ転送速度、拡散率、拡散符号数などの送信パラメータは現在のチャネル状態に基づくものとなる。
【0015】
しかし、周波数分割双方向FDD方式では、通常、送信機は受信機のチャネル状態についてはほとんど把握していない。上り回線で受信機から送信機へある通信データの流れがある場合、このデータの流れの測定は異なる周波数で行うため信頼できない。また、送信機において実行可能な測定もある。そのような測定の1つの例として、ノードBについていえば、あるユーザ装置UE120に対する送信電力に相当する送信符号電力の測定がある。送信電力はUEパワー制御コマンドで制御するので、チャネル状態に従い、経路損失やフェージングなどのチャネル減衰に対応した補正を行おうとする。しかし、そのような送信機による測定は特定の条件下では意味がない場合がある。
【0016】
従来の適応技術は、受信機から送信機へ送信すべき測定リポートに基づく場合が多い。無線リソース制御RRCはそのような測定を構成して、これはUE120から無線ネットワーク・コントローラRNC210に通知される。これらの測定リポートは無線で送信しなければならない新たな信号のオーバヘッドを加えることとなる。したがって、連続した測定通知は、上り回線での過剰な衝突を引き起こすので適応化の目的にとっては不利である。一方、通知を連続して行わない場合、送信機において遅延が生じ、現在のチャネル状態に従って適応化を正確に実行できない。
【0017】
簡単なARQシステムにおける従来の適応技術は、送信機ですでに利用可能なACK/NAK送信に基づいている。多数のNAKメッセージを受信した場合、送信機は例えば符号化率を縮小することができる。しかし、インクリメンタル冗長性を使用するシステムにおいて、ハイブリッドARQタイプ2/3は本来、多数のNAKメッセージなど、多数の再送を伴うのでこのことは不利である。
【0018】
インクリメンタル冗長性は、すでに適応的符号化方式と見なすことができる一方、一層の適応化を必要としている。以下にさらなる適応化が必要とされる理由の一例をあげる。
【0019】
インクリメンタル冗長性を用いない移動通信システムにおいて、符号化率は通常約1/2および1/3である。タイプ2/3は最初の符号ブロックに対しては低い符号化率を使用する。従来システムは、インクリメンタル冗長性のため各符号ブロックに対して固定符号化率を使用している。例えば、各符号ブロックの符号化率は1に固定することができる。応答がないと仮定すると、(以降の合成後の)全体符号化率は再送毎にr=1、1/2、1/3、1/4のように減少する。
【0020】
したがって、タイプ1のARQと比較して、タイプ2/3方式では(再送の度に)符号ブロックごとに付加される冗長性がより小さいのでインクリメンタル冗長性方式の再送数は多くなる。適応化の細分性(チャネル状態に対する符号化率)を向上するには、単一符号ブロックの符号化率は高くなければならない。再送数は増加するがこの特定の瞬間に全体符号化率は最適な符号化値に近くなる。
【0021】
そのような設計基準にはいくつかの問題が伴う。
【0022】
第一に、フィードバック・チャネルで要求する必要のある再送数は大きいのでフィードバック・チャネルにおいて信号のオーバヘッドの増加を伴う。また、PDU全体の復号が完了するまでの遅延は再送ごとに往復遅延RTD時間によって増加する。また、単一符号ブロックの格納に必要な時間に比例した再送数の増加に伴い必要なメモリが増加する。さらに、最初の符号ブロックに高い符号化率を想定した場合、例えばr=1の場合、このデータ速度は良好なチャネル状態用に設計されているため、悪いチャネル状態での再送は100%近くになる。一方、最初の符号ブロックに低い符号化率を想定した場合、例えばr=1/2の場合、再送数は少なくなるがハイブリッドタイプ1のARQより相対的に利得は小さくなる。
【0023】
インクリメンタル冗長性の他に、別の適応符号化技術が知られている。しかし、このような従来の適応符号化方式は、符号を多数の符号ブロックに分割可能なARQタイプ2/3方式の動作を考慮していない。多数の符号ブロックの時間的多様性によって利得が生じるため、ハイブリッドARQタイプ1方式に対する必要な符号化率はハイブリッドARQタイプ2/3方式とは異なる。
【0024】
このように、従来の装置においては、ハイブリッドARQを用いる場合に上り回線で信号測定リポートを必要とし、通信にオーバヘッドが生じる問題がある。
【0025】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、上述した従来方式の欠点を克服するために、上り回線で信号測定リポートを必要としないで送信機による新たな測定が可能なハイブリッドARQ技術を提供し、それによってオーバヘッドを縮小するハイブリッドARQ方法及びハイブリッドARQ送信機を提供することである。
【0026】
この目的は、独立した請求項に記載しているように本発明によって実現される。
【0027】
本発明は、送信機で既に使用可能な情報を活用することによってインクリメンタル冗長性を持つ適応符号化方式を提供する、という点で有利である。このように、本発明は従来の方式の多くの欠点を克服する送信機測定を提供する。
【0028】
実施の形態は従属請求項において定義されている。
【0029】
上述したようにインクリメンタル冗長性方式は、本来、フィードバック・チャネルでACK/NAK情報を受信する。したがって、良好な適応化のためには多くのNAKメッセージを受信する必要があるため表現性はあまり高くない。実施の形態において、本発明は以前のPDUの応答に必要とした全体符号化率を導き出すための技術を提供する。この情報は対応するPDUの該当符号化率を持つ再送数を合計することによって導くことができる。これにより、例えば受信機から送信機への新たな測定リポートを必要としないで必要なFECパラメータの推定値を求めることができる。
【0030】
新たな送信機測定の他に、本発明は一実施の形態においてこの測定を利用して適応化を実行する。チャネル状態に応じて、PDUの復号に必要な再送数は変化する。インクリメンタル冗長性の場合、ARQタイプ1と比較した場合の性能上の改善は、最初の再送にある割合のNAKメッセージが存在する場合(例えば50%より大きい場合)のみ大きくなる。良好なチャネル状態の場合、1に近い符号化率(すなわち冗長性なし)が適当であり、一方非常に悪い状況(例えば、フェージング、シャドーイング)では1/3の符号化率であっても少数のパケットしか正しく復号化できない。
【0031】
本発明は、さらに各符号ブロックの符号化率に対応した適応的符号化を提供する。特に最初の符号ブロックの符号化率は、いくつかのチャネル状態におけるある目標再送率を提供するよう調整可能である。
【0032】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明するが、同じ構成要素は同じ参照番号を付して示すものとする。
【0033】
符号化率rは送信済みの符号ビット数nに対する情報ビット数kの比率である。異なる符号化率および符号語は、RCPTやRCPC符号等のレート互換パンクチャード符号を用いて容易に生成できる。符号語は、共通のマザー符号からパンクチャ−を行う。マザー符号は、それからいくつかの高い符号化率の符号語を生成できるように低符号化率である必要がある。再送が要求される場合のため、PDUかマザー符号は送信機に格納しておく必要があり、新しい符号語を送信する必要がある。本発明が以下に述べる実施の形態に特に限定されないことは当業者には明らかであるが、ここではマザー符号全体(すなわちすべての符号語)が送信機に格納され再送信されるものとする。これにより符号化の複雑さは緩和されるが送信機のメモリをさらに必要とする。
【0034】
本発明に係る送信機の第1の実施の形態を示す図6を参照すると、図4の構成とはNAKカウンタ600と測定装置610を具備する点で異なっている。送信機の動作について図7を参照して詳細に説明する。
【0035】
ステップ700でFEC符号器310によりPDUを符号化した後、符号語は符号語バッファ320に入れられる(ステップ710)。次に、ステップ720で最初の符号語が送信される。受信機がデータを復号できない場合、NAKメッセージを送信機に送信して次の新たな符号を送信し受信データに冗長性をさらに追加するよう要求する。この場合、送信機はステップ730でNAKメッセージを受け取り、ステップ740で符号語バッファ320から次の符号語を選択する。この次の符号語は待ち行列に入れられ送信を待つ。受信後、受信機は新しい符号語と既に受信済みの符号語を合成し受信機の全体の符号化率がr tot =k/(n cw1 +n cw2 )となるようにする。このように冗長性が追加されパケットを復号できる可能性が高くなる。
【0036】
ステップ730で送信機がACKメッセージを受信すると、ステップ760でそれぞれのPDUの符号語はすべてクリアされる。
【0037】
フローチャートに示すように、ステップ750でNAKカウンタ600のカウントはNAKメッセージを受信するたびに増加する。このように、NAKカウンタ600はPDUが受け付けられるまでPDUのすべてのNAKメッセージをカウントする。各符号語の符号化率がわかることによって、PDUあたりの再送数N NAK を測定装置610で使用して全体PDU符号化率、PDUごとの平均再送数、あるいは符号語ごとの平均再送数を計算することができる。符号語の符号化率を固定した場合、測定装置610は各符号語の符号化率を格納するメモリを内蔵することが好ましい。以下に詳細に示すように、ある数のPDUあるいはある時間にわたって測定の平均をとることができる。このため、測定装置610はフィルタ機能を具備することが好ましい。再送が可能となるまで往復遅延に応じて、またチャネル状態の変化の速度に応じて平均化を行うことが好ましい。フィルタ機能において、装置610に重みづけを適用し以前の測定より最近の測定により重みを加えることができる。
【0038】
本実施の形態において、測定装置610は上位のレイヤ単位あるいは他の要素に測定値を通知する。測定値は基地局(ノードB)220あるいは無線ネットワーク・コントローラRNC210に通知することが好ましい。通知は要求に応じて周期的に、あるいは所定の閾値に基づいて実行できる。
【0039】
送信機がステップ770で新たな測定を行うことなく再送数に基づいて計算できる測定値の例を詳細に示す。ハイブリッドARQタイプ2/3方式の本来の動作のため、PDUの復号に必要とした全符号化率を導き出すことができることがわかる。無線環境に対するいかなる適合化もそのような測定値に基づいて行うことができる。
【0040】
測定値の計算の第一の例は、全体符号化率を計算することである。このため、全体符号化率を明確に導くことができない場合、送信機はPDUあたりの再送数N NAK および各符号ブロックの符号化率r cwi をカウントする。全体PDU符号化率r tot は、次の式から計算できる。
【数1】
【0041】
ここで、n cwi は符号語iの符号化ビット数である。移動チャネルの精度と時間変化によって符号化率の平均をとることができる。
【数2】
【0042】
ここで、N PDU は平均化に使用するパケット数である。実施の形態において、最初の符号ブロックの符号化率は以前に送信したPDUで使用した平均符号化率に従って調整する。
【0043】
測定値の計算の別の例は、PDUごとの平均再送数を計算することである。各PDUについて復号に必要な再送数はN NAKi である。平均値は次の式で計算することができる。
【数3】
【0044】
再送が行われなかった場合、この値はゼロである。実施の形態において、最初の符号ブロックの符号化率はPDUごとに必要な再送数に応じて調整する。ARQタイプ1の適応的符号方式と比較して、符号化は再送を行わないように(すなわちN NAK =0)調整するのではなく指定した平均再送数の受信を確実にするように調整する。平均再送数はほぼ1かそれ以上が好ましい。
【0045】
さらに別の測定値の計算例は、符号語ごとの平均送信数を計算することである。N PDU にわたって平均した符号語xごとの平均再送数(すべてのNAKメッセージに共通)は次の式から計算できる。
【数4】
【0046】
以上、本発明の送信機測定を詳細に説明したが、以下の説明では適応化のためにこの測定を使用することに注目する。この点について図8を参照することにするが、図8はFEC制御装置800を具備する点で図6の構成とは異なる。図8の送信機はFEC符号器310のデータを符号化するために使用するFECパラメータの適応化を行う。
【0047】
図8において、適応化はFEC制御装置800によって実行される。測定装置610が提供する測定値に基づいてFEC制御装置800はFECパラメータを適応させる。適応化を行うと、符号語に対する新しい符号化率が測定装置610に通知される。適応化を行うプロセスを図9に示す。
【0048】
ステップ900で求めたFECの初期値は送信前に行った測定に基づくことが好ましい。他の実施の形態において、初期パラメータは高い符号化率に設定される。送信時、FECパラメータは環境に適用するよう調整される。このため、適応基準として使用する所定のパラメータを監視する必要がある。このパラメータとして例えばPDUごとの総再送数、符号語ごとの再送数、あるいは全体符号化率(上記を参照)がある。しかし、適応化は送信機で測定し、あるいは受信機から受信したその他どのパラメータに基づくものであってもよい。
【0049】
図9に示した適応化プロセスで、ステップ920で閾値を求める。異なるFECパラメータの組み合わせ間の過度な切り替えを避けるため、ある程度の自由度を設けることができる。ステップ910で監視したパラメータは、次にステップ930、950で閾値と比較される。符号語ごとの平均再送数などの監視したパラメータが閾値よりも大きい場合、符号化率を小さくする。一方、監視したパラメータが閾値未満の場合、符号化率を大きくする。
【0050】
実施の形態において、適応化プロセスはいくつかの符号語あるいはその1つに限定される。最初の符号語のみに適応化を行った場合、次の符号語の符号化率(あるいはFECパラメータ)はより高い符号化率に固定することができる。これによって全体符号化率の小さな細分性と最適に近い全体符号化率が保証される。また、次の符号語の符号化率は最初の符号語の符号化率から明確に求めることができる。これにより受信機は最初の符号ブロックの符号化率から以降の符号ブロックの符号化率を求めることができるので信号のオーバヘッドを縮小することができる。
【0051】
別の実施の形態において、符号ブロックの符号化率を再送ごとのPDUのある割合だけを復号できるように調整する。この割合は25%であることが好ましい。
【0052】
再び図8を参照すると、本発明のさらに別の実施の形態では、符号化パラメータの適応化の代わりに、あるいはそれに加えて適応化した送信パラメータが存在する。ある実施の形態において、変調形式を適応させる。このため、制御装置800は変調器330に対して新たなアクセス(図8には図示しない)を行う。別の実施の形態において、適応化した送信パラメータは拡散率または拡散符号数である。したがって、制御装置800は拡散器340に対して新たなアクセス(図8には図示しない)を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】UMTS構成を示す図
【図2】UTRAN構成を示す図
【図3】送信するデータのFEC符号化が可能な送信機を示すブロック図
【図4】FEC/ARQ方式に適応させた送信機を示すブロック図
【図5】ARQ技術により動作する受信機の動作を示すフロー図
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る送信機を示すブロック図
【図7】上記実施の形態の送信機の動作プロセスを説明するためのフロー図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る送信機を示すブロック図
【図9】上記実施の形態の送信機の動作プロセスを説明するためのフロー図
Claims (21)
- データユニットを無線チャネルで送信するハイブリッドARQ方法であって、前記方法は、
少なくとも1つの符号化パラメータを用いてデータユニットを少なくとも2つの第1および第2の符号語に符号化するステップと、
前記第1の符号語を送信するステップと、
受信機がデータユニットの復号に成功したか否かを示す肯定または否定応答メッセージを受信するステップと、
前記否定応答メッセージを受信した場合、前記第2の符号語を送信するステップとからなり、さらに、
前記符号語ごとの前記否定応答メッセージをカウントすることによって、チャネル状態を示す測定値を求めるステップを含む、
ハイブリッドARQ方法。 - 前記測定値は、前記肯定応答メッセージを受信するまでに受信した前記否定応答メッセージの数である、請求項1に記載のハイブリッドARQ方法。
- ある数のデータユニットにわたって測定値を平均化するステップ、あるいは以前のデータユニットにより小さな重みをつける重みづけフィルタ機能を適用するステップをさらに含む、請求項1または請求項2に記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記少なくとも1つの符号化パラメータは、FEC符号化率である、請求項1から請求項3のいずれかに記載のハイブリッドARQ方法。
- 少なくとも1つの符号化パラメータを測定値に適応化するステップをさらに含む、請求項1から請求項4のいずれかに記載のハイブリッドARQ方法。
- 送信パラメータを測定値に適応化するステップをさらに含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記送信パラメータは、変調形式である、請求項6に記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記送信パラメータは、拡散率である、請求項6に記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記送信パラメータは、拡散符号数である、請求項6に記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記少なくとも1つの符号化パラメータは、符号語の符号化率であり、前記方法は、符号化率を高い値に初期化するステップをさらに含む、請求項1から請求項9のいずれかに記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記第2の符号語の符号化率は、前記第1の符号語の符号化率から導き出される、請求項10に記載のハイブリッドARQ方法。
- 前記第1の符号語の符号化率のみを受信機に送信するステップさらに含む、請求項10または請求項11に記載のハイブリッドARQ方法。
- 少なくとも1つの符号化パラメータを用いてデータユニットを少なくとも2つの第1および第2の符号語に符号化する符号器と、
前記第1の符号語を送信する送信装置と、
受信機がデータユニットの復号に成功したか否かを示す肯定または否定応答メッセージを受信する受信装置と、
前記否定応答メッセージを受信した場合、前記第2の符号語を送信する送信装置を操作する手段と、
前記符号語ごとの前記否定応答メッセージをカウントすることによって、チャネル状態を示す測定値を求める測定装置と、
を具備するハイブリッドARQ送信機。 - 請求項1に記載のハイブリッドARQ方法を実行するように構成された、ハイブリッドARQ送信機。
- 基地局である、請求項13または請求項14に記載のハイブリッドARQ送信機。
- 要求に応じて測定値を無線ネットワーク・コントローラに送信する手段をさらに具備する、請求項15に記載のハイブリッドARQ送信機。
- 周期的に測定値を無線ネットワーク・コントローラに送信する手段をさらに具備する、請求項15または請求項16に記載のハイブリッドARQ送信機。
- イベントを契機として測定値を無線ネットワーク・コントローラに送信する手段をさらに具備する、請求項15から請求項17のいずれかに記載のハイブリッドARQ送信機。
- 請求項13から請求項18のいずれかに記載のハイブリッドARQ送信機、および受信機を具備するシステム。
- 少なくとも1つの符号化パラメータを測定値に適応化する手段を具備する、請求項13から請求項18のいずれかに記載のハイブリッドARQ送信機。
- 送信パラメータを測定値に適応化する手段を具備する、請求項13から請求項18のいずれかに記載のハイブリッドARQ送信機。
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