JP3629228B2 - 無線通信システムの機器探索方法、通信方法、無線通信システム、および無線通信機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばBluetoothなどの近距離無線通信システムに適用して好適な機器探索方法、通信方法、無線通信システム、および無線通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
Bluetoothなどの近距離無線通信システムに於ける、接続対象機器の探索技術として、特開2001−144781号(通信システム、通信装置、及び通信方法)が存在する。
【0003】
Bluetoothなどの近距離無線通信システムでは、無線接続を行おうとする機器が、まず最初に無線による探索メッセージを発信し、それを受信した周辺にある機器が応答メッセージを返すことによって周辺に存在する機器のアドレス情報(IDなど)を取得し、次に接続したい機器に対して接続要求メッセージを発信し、接続要求を受信した機器が(接続を受け入れるならば)接続許可メッセージを返す、という手順によって無線接続を確立する。
【0004】
この際のBluetoothに於ける無線上の各パケットの構成を図7に示している。ここで、アクセスコードには、1)チャネル・アクセスコード、2)デバイス・アクセスコード、3)インクワイアリ・アクセスコードの3種類が存在する。接続が確立された後の通信には、チャネル・アクセスコード、およびデバイス・アクセスコードが使用され、その接続に参加している機器のみがメッセージを受け取るようになっている。また、無線接続を行おうとする機器の探索の際の探索メッセージに於いては、インクワイアリ・アクセスコードが用いられる。
【0005】
これはすべての機器が共有しているアクセスコードで、探索メッセージが到達する範囲に存在するすべての機器が受け取り、応答メッセージを返すことになる。従って、周辺に存在する機器が多い場合、探索を実行した機器は多くの応答メッセージを受け取ることになるため、場合によっては必要のない機器からの応答を受け取ってしまうことで、ユーザから見た使い勝手が悪くなったり、探索にかかる時間が長くなり消費電力が多くなる、などの問題がある。
【0006】
この問題に対し、特開2001−144781号公報(通信システム、通信装置、及び通信方法)に示される先行技術では、接続対象として所望している機器が、接続を行う機器から比較的近い場所に存在する場合に、接続を行う機器が探索を行う際の探索メッセージの到達範囲を限定することによって、接続対象として所望している機器より遠い場所に存在する機器が探索メッセージに応答しないようにすることで、探索手続きを効率よく行えるようにするという方法を提案している。
【0007】
この先行技術では、無線機器探索時の送信出力を小さくすることで探索範囲を限定し、接続対象とする機器を絞り込むことを可能にしている。しかしこの方法は、上述したように、接続対象として所望している機器の位置が予め分かっているような場合には有効であるが、比較的広い範囲に不特定多数の機器が集まっているような場所で、任意の機器に接続を行いたいような場合には、探索範囲を限定することができないため、適用が困難であり、従って、上記した問題点を解消することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来では、無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する近距離無線通信システムに於いて、接続対象となる機器の探索手続に、多くの時間と消費電力を要するという問題があった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する機能を備えた無線通信システムに於いて、使用環境等に拘わらず、探索メッセージの送受信回数を大幅に削減して、接続対象となる機器の探索手続きを効率よく行うことのできる無線通信システムの機器探索方法、通信方法、無線通信システム、および無線通信機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線通信機能をもつ複数の機器が互いにメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する無線通信システムの機器探索方法に於いて、接続対象となる機器を探索する機器が、他の機器で探索した結果の情報を無線通信により取得し、当該取得情報により前記メッセージを受け渡すことなく前記接続対象となる機器を探索することを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する機能を備えた無線通信システムの通信方法に於いて、前記無線通信システムを構成する複数の機器のうち、特定の機器が、周辺に存在する機器を探索し、他の機器が、前記特定の機器との無線通信により前記探索結果の情報を取得し、当該探索結果の情報を参照して、任意の機器との間の接続を行うことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する無線通信システムに於いて、周辺に存在する接続対象となる機器を探索する単一の第1の機器と、前記第1の機器との間の通信により前記探索結果の情報を取得して当該探索結果の情報を参照し任意の機器との間の接続を行う少なくとも1台の第2の機器とを具備したことを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、周辺に存在する機器との間で無線接続を行う無線通信機器に於いて、周辺に存在する機器に、探索メッセージを送信し、その応答メッセージを受信する手段と、前記受信した応答メッセージをもとに接続可能な機器の探索結果の情報を生成し保持する手段と、周辺に存在する接続可能な機器より探索結果の情報取得要求を受信し、その要求に従い前記保持した探索結果の情報を要求元の機器に送信する手段とを具備して、前記要求元の機器が探索メッセージを用いて機器探索を行うことなく機器接続を行うことができるようにしたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、周辺に存在する機器との間で無線接続を行う無線通信機器に於いて、無線通信により、特定の機器より、接続可能な機器の探索結果の情報を取得する手段と、前記取得した探索結果の情報を参照して任意の機器との間で機器接続を行う手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
上記したような本発明の機器探索機能を備えることにより、従来のシステムで問題となっていた、接続対象となる機器の探索手続に、多くの時間と消費電力を必要とし、探索メッセージの送受信によって周波数帯域を浪費する不具合を解消して、使用環境等に拘わらず、探索メッセージの送受信回数を大幅に削減して、接続対象となる機器の探索手続きを効率よく行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0017】
図1は本発明の実施形態に於ける近距離無線通信システムの機器配置の一例を示す図であり、ここでは、周辺に存在する機器の探索を行う機器Aと、この機器Aで探索した結果の情報をもとに任意の機器と無線接続を行う複数の機器B,C,D,…とにより構成される。ここで、機器Aは、ユーザの指示なしに自動的に動作し、その他の機器B,C,D,…は、ユーザの指示に従って動作を行うものとする。また、機器A以外の各機器B,C,D,…は、機器Aのアドレスを予め知っているものとする。具体的には、例えばユーザが機器Aのアドレスを通知され、その機器Aのアドレスを、機器B,C,D,…の各々について、ユーザが入力部を操作して上記各機器B,C,D,…の通信プログラムに設定するようにしてもよいし、通信プログラムに予め設定されていてもよい。
【0018】
上記した機器Aの内部構成を図2に示し、機器B,C,D,…の内部構成を図3に示す。
【0019】
機器Aは、図2に示すように、機器本体部200と、無線通信部201とを備えて構成される。機器Aの機器本体部200には、無線制御部202、通信プログラム203、機器IDテーブル204等が設けられる。
【0020】
機器本体部200は、マイクロプロセッサによるプログラム処理機能を有し、ここでは、内部のメモリに格納された通信プログラム203に従う、図4に示すような機器の探索処理を実行する。無線通信部201は、機器本体部200の制御の下に周辺に存在する機器との間で、例えばBluetooth等、所定の通信プロトコルに従う無線通信処理を実行する。
【0021】
機器B,C,D,…は、図3に示すように、機器本体部300と、無線通信部301とを備えて構成される。機器本体部300には、無線制御部302、通信プログラム303、機器IDテーブル304、入力部305、表示部306等が設けられる。
【0022】
機器本体部300は、マイクロプロセッサによるプログラム処理機能を有し、ここでは、内部のメモリに格納された通信プログラム303に従う、図5に示すような機器の探索処理を実行するとともに、入力部305、表示部306等のユーザインターフェースを介してユーザの指示に従う各種のプログラム処理を実行する。無線通信部301は、機器本体部300の制御の下に周辺に存在する機器との間で、例えばBluetooth等、所定の通信プロトコルに従う無線通信処理を実行する。
【0023】
図4は機器Aの機器本体部200に設けられた通信プログラム203の処理手順を示すフローチャートである。
図5は機器Bの機器本体部300に設けられた通信プログラム303の処理手順を示すフローチャートである。
【0024】
図6は機器Aの機器本体部200に設けられた機器IDテーブル204の構成並びにその内容例を示したもので、ここでは、探索した機器のデバイス番号とそのアドレスがそれぞれ対応付けて保持された例を示している。
【0025】
図7は上記各機器相互の間で送受される情報のフォーマット例を示したもので、ここではBluetoothのパケット構造を例に示している。
【0026】
ここで上記各図を参照して本発明の実施形態に於ける接続機器の探索処理動作を説明する。
【0027】
機器Aに設けられた機器本体部200は、通信プログラム203に従い、無線通信部201を制御して、図4に示すような機器探索処理を実行する。
【0028】
この際の機器探索は、Bluetoothに於ける通常の問い合わせ応答(inquiry response)と同様の処理により実行されるもので、ここでは探索結果のアドレス情報を機器IDテーブル204に保存して、他の機器B,C,D,…からの要求に応じ配信する。
【0029】
即ち、機器本体部200のプロセッサは、通信プログラム203を実行し、無線制御部202に対して、一定時間おきに機器探索メッセージの送信を指示する。この送信指示に従い、無線制御部202は、無線通信部201を起動して、機器探索メッセージ(IQパケット)を送信する(図4ステップS11)。
【0030】
無線通信部201は上記機器探索メッセージに対する応答メッセージ(FHSパケット)を機器B,C,D,…より受信すると、当該応答メッセージを無線制御部202を介し通信プログラム203を実行するプロセッサに送出する(図4ステップS12)。上記プロセッサは、その応答メッセージに含まれるアドレス情報を機器IDテーブル204に保持する(図4ステップS13)。
【0031】
このようにして、機器B,C,D,…から応答メッセージが受信されると、その都度、受信した応答メッセージに含まれるアドレス情報が機器IDテーブル204に保持され、機器IDテーブル204の内容が更新される。このような問い合わせ応答の処理が所定時間に亘り実行されることにより、機器IDテーブル204に、接続可能な機器それぞれのアドレス情報が保持される。この際の機器IDテーブル204の機器アドレス登録例を図6に示している。
【0032】
この機器IDテーブル204は、後述する機器B,C,D,…からの要求に応じて要求元の各機器に配信される。以下に機器B,C,D,…の処理動作を説明する。
【0033】
機器Bに設けられた機器本体部300のプロセッサは、制御部302を介し、無線通信部301で受信した機器探索メッセージ(IQパケット)を受けると、無線制御部302に応答メッセージの送信を指示する。この指示に従い無線制御部302は無線通信部301を起動して、応答メッセージ(FHSパケット)を送信する。
【0034】
更に、機器本体部300のプロセッサは、入力部305を介してユーザから機器探索の要求を受けると、通信プログラム303に従い、無線通信部301を制御して、図5に示すような、機器IDテーブルの取得による機器探索処理を実行する。
【0035】
この際、機器本体部300のプロセッサは、予め設定された機器Aのアドレスを用いて、無線制御部302に、機器Aへの接続を指示する。この指示に従い無線制御部302は無線通信部301を起動して接続要求メッセージを機器Aに送信する(図5ステップS21)。
【0036】
機器Aの無線通信部201は、機器Bから上記接続要求メッセージを受信すると、当該接続要求メッセージを無線制御部202を介し通信プログラム203を実行するプロセッサに送出する。上記プロセッサは、上記接続要求メッセージを解釈すると、無線制御部202に接続許可メッセージの送信を指示する。この指示に従い無線制御部202は無線通信部201を起動して、接続許可メッセージを送信する。
【0037】
機器Bの無線通信部301は、機器Aから上記接続許可メッセージを受信すると、当該接続許可メッセージを無線制御部302を介し通信プログラム303を実行するプロセッサに送出する(図5ステップS22)。上記プロセッサは、上記接続許可メッセージを解釈すると、無線制御部302にIDテーブル要求メッセージの送信を指示する。この指示に従い無線制御部302は無線通信部301を起動して、IDテーブル要求メッセージを送信する(図5ステップS23)。
【0038】
機器Aの無線通信部201は、機器Bから上記IDテーブル要求メッセージを受信すると、当該要求メッセージを無線制御部202を介し通信プログラム203を実行するプロセッサに送出する。上記プロセッサは、上記要求メッセージを解釈すると、機器IDテーブル204のアドレス情報を無線制御部202に送出して、当該アドレス情報の機器Bへの送信を指示する。この指示に従い無線制御部202は無線通信部201を起動して、上記機器IDテーブル204のアドレス情報を機器Bに送信する。
【0039】
機器Bの無線通信部301は、機器Aから上記機器IDテーブル204のアドレス情報を受信すると、当該アドレス情報を無線制御部302を介し通信プログラム303を実行するプロセッサに送出する(図5ステップS24)。上記プロセッサは、上記機器Aより受信した機器IDテーブル204のアドレス情報を受けると、機器Aとの間で通信完了手続(接続切断メッセージの送信、接続切断完了メッセージの受信)を行い(図5ステップS25,S26)、上記機器Aより受信した機器IDテーブル204のアドレス情報を自己の機器IDテーブル304に保持(登録)する(図5ステップS27)。
【0040】
このようにして、機器Bを操作しているユーザは、周辺に存在する、すべての機器を知ることができ、以後、この機器IDテーブル304を用いて所望の機器と直接、無線接続を行うことができる。尚、ここでは機器Bの機器探索手順について説明したが、機器C,D,…についても同様である。また、複数の機器が同時に機器Aにアドレス情報を問い合わせることも可能である。
【0041】
以上のように、機器Aが予め機器探索を行った結果を機器IDテーブル204として保持しておくことにより、他の機器C,D,…は機器探索の手続きを、見掛け上、速く実行することができ、ユーザにとって使い勝手がよく、消費電力の低減につながる。さらに、機器Aが代表して機器探索を行うことにより、各機器が個別に機器探索を行う場合と比べて、無線通信される探索メッセージを大幅に削減することができる。
【0042】
上記した実施形態では、機器Aが探索メッセージを発行して、周辺の機器のアドレス情報を取得したが、アドレス情報だけでなく、デバイス名やサポートするサービスなどの情報も取得しておくことが考えられる。
【0043】
この際の他の実施形態による機器IDテーブル204の構成例を図8に示す。ここでは接続対象となる各機器のアドレス(デバイスアドレス)に加えて、機器名(デバイス名)を取得し、それぞれ機器毎に対応付けて保持した例を示している。
【0044】
Bluetoothに於いては、デバイス名やサポートするサービスなどの情報を取得するには、対象の機器との間で接続を確立する必要がある。そのため、この作業を周辺の機器すべてに対して行うのは非常に手間がかかる。従って、これを機器Aが代表して行っておくことで、さらに機器探索に要する作業を低減できる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する機能を備えた無線通信システムを構築する際に、使用環境等に拘わらず、探索メッセージの送受信回数を大幅に削減して、接続対象となる機器の探索手続きを効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける近距離無線通信システムの機器配置の一例を示す図。
【図2】上記実施形態に於ける機器Aの内部構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態に於ける機器B,C,D,…の内部構成を示すブロック図。
【図4】上記実施形態に於ける機器Aの機器本体部に設けられた通信プログラムの処理手順を示すフローチャート。
【図5】上記実施形態に於ける機器Bの機器本体部に設けられた通信プログラムの処理手順を示すフローチャート。
【図6】上記実施形態に於ける機器Aの機器本体部に設けられた機器IDテーブルの構成並びにその内容例を示す図。
【図7】上記実施形態に於いて機器相互の間で送受されるBluetoothのパケット構造例を示す図。
【図8】本発明の他の実施形態による機器IDテーブルの構成例を示す図。
【符号の説明】
200…機器Aの機器本体部
201…機器Aの無線通信部
202…機器Aの無線制御部
203…機器Aの通信プログラム
204…機器Aの機器IDテーブル
300…機器Bの機器本体部
301…機器Bの無線通信部
302…機器Bの無線制御部
303…機器Bの通信プログラム
304…機器Bの機器IDテーブル
305…入力部
306…表示部
Claims (7)
- 無線通信機能をもつ複数の機器が互いにメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する機能を備えた無線通信システムの機器探索方法に於いて、
接続対象となる機器を探索する機器が、他の機器で探索した結果の情報を無線通信により取得し、当該取得情報により前記メッセージを受け渡すことなく前記接続対象となる機器を探索することを特徴とする無線通信システムの機器探索方法。 - 無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する機能を備えた無線通信システムの通信方法に於いて、
前記無線通信システムを構成する複数の機器のうち、特定の機器が、周辺に存在する機器を探索し、他の機器が、前記特定の機器との無線通信により前記探索結果の情報を取得し、当該探索結果の情報を参照して、任意の機器との間の接続を行うことを特徴とする無線通信システムの通信方法。 - 無線通信機能をもつ複数の機器が相互にメッセージを受け渡すことにより周辺に存在する接続対象となる機器を探索する無線通信システムに於いて、
周辺に存在する接続対象となる機器を探索する単一の第1の機器と、前記第1の機器との間の通信により前記探索結果の情報を取得して当該探索結果の情報を参照し任意の機器との間の接続を行う少なくとも1台の第2の機器とを具備したことを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1の機器に、
周辺に存在する機器に探索メッセージを送信し、その応答メッセージを受信する手段と、
前記受信した応答メッセージをもとに接続可能な機器の探索結果の情報を生成し保持する手段と、
前記第2の機器より、探索結果の情報取得要求を受信し、その要求に従い前記保持した探索結果の情報を前記要求元の第2の機器に送信する手段とを具備し、
前記第2の機器に、
前記探索メッセージを受信し、その応答メッセージを送信する手段と、
前記探索結果の情報取得要求を送信する手段と、
前記探索結果の情報取得要求により受信した探索結果の情報を保持する手段と、
前記保持した探索結果の情報を参照して任意の機器との間で機器接続を行う手段とを具備したことを特徴とする請求項3記載の無線通信システム。 - 前記第2の機器は、前記第1の機器より前記探索結果の情報を取得できない際に、周辺に存在する機器に探索メッセージを送信し、その応答メッセージを受信して、接続可能な機器の探索結果の情報を生成し保持する手段を具備する請求項3記載の無線通信システム。
- 周辺に存在する機器との間で無線接続を行う無線通信機器であって、
周辺に存在する機器に、探索メッセージを送信し、その応答メッセージを受信する手段と、
前記受信した応答メッセージをもとに接続可能な機器の探索結果の情報を生成し保持する手段と、
周辺に存在する接続可能な機器より探索結果の情報取得要求を受信し、その要求に従い前記保持した探索結果の情報を要求元の機器に送信する手段と
を具備して、前記要求元の機器が探索メッセージを用いて機器探索を行うことなく機器接続を行うことができるようにしたことを特徴とする無線通信機器。 - 周辺に存在する機器との間で無線接続を行う無線通信機器であって、
無線通信により、特定の機器より、接続可能な機器の探索結果の情報を取得する手段と、
前記取得した探索結果の情報を参照して任意の機器との間で機器接続を行う手段とを具備したことを特徴とする無線通信機器。
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