JP3628916B2 - タイヤ加硫方法及びタイヤ加硫機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ブラダレス式のタイヤ加硫プレスを用いて、グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加硫方法及びタイヤ加硫機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラダレス式のタイヤ加硫プレスにてグリーンタイヤを加硫成形するには、グリーンタイヤの上下ビード部を夫々把持して該タイヤをモールド(金型)内に装着し、グリーンタイヤ内に加熱媒体(加熱ガス、スチーム等)を供給することで、加熱によるゴムの変質によって加硫成形を施すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、グリーンタイヤは、図17に断面として示す様に、不均厚なものであって、タイヤ加硫プレスでの未加硫タイヤの発生を防ぐため、厚肉部のトレッド部Rやビード部Vの昇温を基準として加硫時間が設定されている。このため、グリーンタイヤの薄肉部であるサイドウォール部Sの内部が加硫温度に達しても、厚肉部のトレッド部Rやビード部Vの内部が加硫温度に達するまで加硫成形状態を保持しなければならず、その間の熱エネルギの損失による生産コストの上昇を招くばかりでなく、タイヤ加硫のサイクルタイムも長くなるため、生産性を低下させている。
又、グリーンタイヤの内周は、図17に示す如くインナーライナ部Lで補強されている。このインナーライナ部Lは、通常終端同士を重ね合わせる様にグリーンタイヤ内周に貼り合わせられており、ブラダレス式のタイヤ加硫プレスで加硫成形する際に、グリーンタイヤの形状を整えるブラダとして機能するものである。従って、ブラダレス式のタイヤ加硫プレスにて加熱媒体(加熱ガス、スチーム等)をインナーライナ部Lに直接作用させると、この継ぎ目や傷等から加熱媒体が入り込みインナーライナ部Lを捲くり返す恐れがあり、又、インナーライナ部Lに作用する加熱圧力媒体は静圧である為、継ぎ目や傷等をそのまま残した状態で加硫成形してしまい、タイヤ加硫の品質及び外観にも大きな影響を及ぼすことになる。
【0004】
本発明の目的は、タイヤ加硫のサイクルタイムの短縮化を図りつつ、生産性と品質を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイヤ加硫方法、及びタイヤ加硫機では、ブラダレス式のタイヤ加硫プレスを用いてグリーンタイヤを加硫成形するもので、該タイヤ加硫プレスの外部でグリーンタイヤに予備加硫を施し、続いてタイヤ加硫プレスにて予備加熱したタイヤ全体に加硫成形を施すようにした。
タイヤ加硫プレスにて予備加熱したタイヤを加硫成形するので、該タイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間が短くなる。又、グリーンタイヤに予備加熱と同時に予備加硫を施すと、更にタイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間が短縮でき、グリーンタイヤに予備加硫のみを施してもタイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間を短縮できる。
又、グリーンタイヤの全ての加硫成形をタイヤ加硫プレスで行うのではなく、グリーンタイヤの予備加熱等と、予備加熱等したタイヤの加硫成形とを分けて行うことで並行して加硫工程を実施できるので、トータル的にタイヤ加硫のサイクルタイムの短縮化を図れる。
【0006】
予備工程において、グリーンタイヤ内周のインナーライナ部に予備加硫を施すと、インナーライナ部の継ぎ目や欠陥等の凹凸を平滑化(均一化)して補修できる。低圧加熱ガスを昇圧させつつインナーライナ部に作用すると、タイヤ内層まで加硫が進行せず、該インナーライナ部表面のみでゴムに流動性を持たせることができ、確実にインナーライナ部のみに予備加硫を施せる。
【0007】
予備工程において、グリーンタイヤのトレッド部やビード部の厚肉部に予備加熱を施すと、タイヤ加硫プレスで厚肉部を加硫温度まで加熱する時間を短縮することができる。特に、加硫開始直前の温度まで加熱すると、タイヤ加硫プレスにて直ちに加硫成形に移行できる。
【0008】
予備処理手段に、予備加硫、予備加熱する他に、グリーンタイヤ、予備加硫したタイヤを搬送する機能を兼用させると、タイヤ加硫機の小型化を図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のタイヤ加硫方法、及びタイヤ加硫機について説明する。
【0010】
本発明は、ブラダレス式のタイヤ加硫プレスを用いて、該タイヤ加硫プレスの外部でグリーンタイヤに予備加硫、及び予備加熱を施し、タイヤ加硫プレスにて予備加硫等したタイヤ全体に加硫成形(本加硫)を施すようにした。これで、タイヤ加硫プレスで拘束する時間を短くでき、タイヤ加硫成形のサイクルタイムを短縮して、生産性を向上するものである。
【0011】
以下、本発明の実施形態におけるタイヤ加硫機を説明し、その後にタイヤ加硫方法について説明する。
【0012】
図1及び図2において、タイヤ加硫機1は、グリーンタイヤ6に予備加硫、及び予備加熱を施す予備加硫ユニット2(予備処理手段)と、該予備加硫、予備加熱したタイヤ7(以下、「予備加硫済タイヤ7」という)全体に加硫成形(本加硫)を施すブラダレス式のタイヤ加硫プレス3と、グリーンタイヤ6等を搬送する2つの搬送ローダ4、5(内つかみチャックローダ4、外つかみチャックローダ5)とでなる。
【0013】
予備加硫ユニット2は、ブラダレス式のタイヤ加硫プレス3の前方に並設され、グリーンタイヤ6に対して予備加硫、及び予備加熱を施すものである。この予備加硫ユニット2の一例としては、図3に示す様に、グリーンタイヤ6の上下ビード部Vを夫々把持する上下2つのタイヤチャック12、13と、グリーンタイヤ6外周を加熱する加熱ヒータ14と、グリーンタイヤ6内に加熱媒体(加熱ガス)を供給する熱供給源15とでなる。
【0014】
上タイヤチャック12は搬送ローダ4の旋回アーム46先端に設けられてタイヤ6(7)を搬送するものに兼用され、下タイヤチャック13は上タイヤチャック14に対峙する様にユニット台16に設けられている。これら各タイヤチャック12、13は放射方向に一斉に拡縮径する3枚以上の爪17を有し、縮径状態の各爪17をグリーンタイヤ6内に差し込み拡径し、該タイヤ6の各ビード部Vを各上下リム18との間で把持することで、グリーンタイヤ6内を密封する。又、再び各爪17を縮径することでグリーンタイヤ6等を開放する。
【0015】
又、加熱ヒータ14(赤外線ヒータ、セラミックスヒータ等)は、グリーンタイヤ6を収納する断熱容器19内周に配置されており、該断熱容器19内に収納されたグリーンタイヤ6外周からトレッド部R、上下ビード部V(厚肉部)を加熱する。断熱容器19は下タイヤチャック13(ユニット台16)に設けられて、グリーンタイヤ6を覆う様に上タイヤチャック12まで延びている。又断熱容器19の上端はグリーンタイヤ6の収納のために開口している。熱供給源15は、供給管20を通して下タイヤチャック13側から密封状態のグリーンタイヤ6内に加熱ガスを供給するもので、該タイヤ6内に供給された加熱ガスは下タイヤチャック13側から排出管21を通して排出される(図3参照)。尚、グリーンタイヤ6内への加熱ガスは、タイヤ加硫プレス3から排出される加熱媒体(加熱ガス)を供給管20から供給しても良く、タイヤ加硫プレス3から排出される加熱媒体の排熱を利用(リサイクル利用)するので、効率の良い熱利用が可能となり、又省エネ化が図れる。
【0016】
この構成で、予備加硫ユニット2は、グリーンタイヤ6を断熱容器19内で密封把持した後、該タイヤ6内に加熱ガスを供給しつつタイヤ6のトレッド部R、上下ビード部V(厚肉部)を加熱することで、グリーンタイヤ6内周のインナーライナ部Lに予備加硫を施し、且つトレッド部R等の厚肉部に予備加熱を施す(図3参照)。
【0017】
ブラダレス式のタイヤ加硫プレス3(以下、「タイヤ加硫プレス3」という)は、予備加硫済タイヤ7全体に加硫成形(本加硫)を施すものである。このタイヤ加硫プレス3は、図4に示す様に、予備加硫済タイヤ7を加硫成形するための上下2つの割りモールド25、26と、予備加硫済タイヤ7の上下ビード部Vを夫々把持する上下2つの中心機構27、28とでなる。各モールド25、26は開閉自在にされており、スチーム等によって加硫成形前に予め加熱されている。上モールド25は昇降自在な上部プラテン29に設けられ、下モールド26は加硫機フレーム3A(図2参照)に固定した下部プラテン30に設けられている。
【0018】
又、上中心機構27は、上部プラテン29側に昇降自在に設けられている。この上中心機構27の下端部には上部ビードリング31と、該上部ビードリング31との間で予備加硫済タイヤ7の上ビード部Vを把持する上部ビードセクタ32とが設けられている。下中心機構28は、下部プラテン30側に昇降自在に設けられている。この下中心機構28の上端部には下部ビードリング33と、該下部ビードリング33との間で予備加硫済タイヤ7の下ビード部Vを把持する下部ビードセクタ34とが設けられている。各ビードセクタ32、34は、各中心機構27、28の昇降に連動して拡縮径するようになっている。
【0019】
この構成で、タイヤ加硫プレス3は、上下の中心機構27、28で予備加硫済タイヤ7の上下ビード部Vを把持して、該タイヤ7内を密封した後、各中心機構27、28の各供給管35から高圧の加熱媒体(加熱ガス、スチーム等)を供給することで、予備加硫済タイヤ7を閉状態の各モールド25、26に押し付けて製品形状に成形し、加熱によるゴムの変質で加硫(本加硫)を施す(図9参照)。尚、予備加硫済タイヤ7の加硫は、加熱媒体を供給するものに限らず、加熱された内モールドを内方よりグリーンタイヤ6内周に押し付ける様にして加硫を施すものでも良い。
又、タイヤ加硫プレス3で加硫成形したタイヤ8(以下、「加硫成形済タイヤ8」という)は、搬出用のアンローダ9の旋回、昇降によって搬出コンベア11に搬出され、該搬出コンベア11でポストキュアインフレータ等の次工程に送り込まれる。このアンローダ9は、タイヤ加硫プレス3の後方に並設されたガイド支柱36に旋回、昇降自在に設けられ、旋回アーム37先端に内つかみタイヤチャック12と同様なタイヤチャック38を有している。
【0020】
搬送ローダ4(内つかみチャックローダ)は、予備加硫ユニット2に並設するガイド支柱45に昇降、旋回自在に設けられている。この搬送ローダ4は、旋回アーム46先端に予備加硫ユニット2の上タイヤチャック12を有しており、グリーンタイヤ6等の搬送、予備加硫等でのグリーンタイヤ6の把持を兼用している。この構成で、搬送ローダ4は、搬入コンベア10で送り込まれるグリーンタイヤ6を内側から把持した後、予備加硫ユニット2まで搬送し、又予備加硫ユニット2からタイヤ加硫プレス3に向けて搬送する。
【0021】
又、搬送ローダ5(外つかみチャックローダ)は、予備加硫ユニット2とタイヤ加硫プレス3間の支柱47に旋回自在に設けられている。この搬送ローダ5は、旋回アーム48先端にタイヤチャック49を有している。タイヤチャック49は、放射方向に一斉に拡縮径する3枚以上の爪50を持っており、拡径状態の各爪50の間に予備加硫済タイヤ7を移載して縮径することで、該タイヤ7外周を外側から把持する。又、再び各爪50を拡径することで予備加硫済タイヤ7を開放する。この構成で、搬送ローダ5は、搬送ローダ4によって内側から把持された予備加硫済タイヤ7を外側から把持して、タイヤ加硫プレス3の開状態にある各モールド間に搬入する。
【0022】
次に、タイヤ加硫機1でのタイヤ加硫方法について説明する。
【0023】
グリーンタイヤ6を加硫成形するには、予備加硫ユニット2でグリーンタイヤ6に予備加硫及び予備加熱を施し、続いてタイヤ加硫プレス3にて未加硫部分を含む予備加硫済タイヤ7全体に加硫成形(本加硫)を施すことで行う。
【0024】
予備加硫ユニット2での予備加硫及び予備加熱は、搬送ローダ4の上タイヤチャック12で搬入コンベア10上のグリーンタイヤ6の上ビード部Vを内側から把持し、予備加硫ユニット2まで搬送して断熱容器19内に収納する〔図5(a)及び(b)参照〕。
【0025】
続いて、予備加硫ユニット2の下タイヤチャック13でグリーンタイヤ6の下ビード部Vを内側から把持して該タイヤ6内を密封状態とし、加熱ガスを供給することでグリーンタイヤ6内周のインナーライナ部Lに直接作用して予備加硫を施す。又、予備加硫と並行して加熱ヒータ14によってグリーンタイヤ6外周からトレッド部R、上下ビード部Vなどの厚肉部に予備加熱を施す〔図5(c)参照〕。
【0026】
この予備加硫ユニット2での予備加硫条件は、グリーンタイヤ6(インナーライナ部L)に対する加硫程度、加硫温度、加硫時間等との相対関係で決定される。尚、予備加硫条件はタイヤサイズ等によって適宜変更される。
グリーンタイヤ6(インナーライナ部L)に対する加硫程度は、インナーライナ部Lの継ぎ目や欠陥等の凹凸(図17参照)を平滑化(均一化)して補修する程度とする。即ち、インナーライナ部Lの傷、継ぎ目等をなくしてグリーンタイヤ6内周に沿って連続する様に平滑化する程度に予備加硫する。
加硫温度は、加硫を促進する温度とする。一般的に加硫温度が高くなるにつれて、グリーンタイヤ6の昇温も急速に行われることからゴムの変質による加硫反応も促進され、加硫時間も短くなる。
加硫時間は、最適な加硫温度を選択して、この加硫温度でインナーライナ部Lを補修する程度まで予備加硫を施す時間とする。
この予備加硫の具体例としては、例えば低圧の加熱ガスを、インナーライナ部Lに直接作用することで、加硫の促進される140〜160℃の範囲で加熱する。又、低圧の加熱ガスを、密封のグリーンタイヤ6内に供給する時に、低圧域内で徐々に昇圧する。そして、低圧、比較的高温、且つ徐々に昇圧する加熱ガスをインナーライナ部に直接作用すると、グリーンタイヤ6内層まで加硫が進行せず、インナーライナ部Lの表面のみでゴムに流動性を持たせることができ、図6に示す如くインナーライナ部Lをグリーンタイヤ6内周に連続して沿う様にすることが可能となる。
この様に、インナーライナ部Lに予備加硫を施して補修すると、タイヤ加硫プレス3での加硫成形(本加硫)において、該インナーライナ部Lにブラダと同様な役割を持たすことができる。
【0027】
又、予備加硫ユニット2での予備加熱条件は、加硫開始直前の温度、例えば100〜140℃の範囲でトレッド部R等を加熱する。加熱時間は、最適な温度を選択して、この加熱温度でトレッド部R等の内層まで予備加熱できる時間とする。尚、予備加熱条件はタイヤサイズ等によって適宜変更される。
又、予備加硫条件において、グリーンタイヤ6のトレッド部R等はタイヤ6外周からの加熱の他に、該タイヤ6内に供給される加熱ガスによっても加熱されることから、この加熱ガスによる昇温も考慮して決定する。
【0028】
予備加硫及び予備加熱が終了すると、搬送ローダ4を上昇、旋回して加硫済タイヤ7を搬送ローダ5上まで搬送する。続いて、搬送ローダ4を下降させることで、予備加硫済タイヤ7を搬送ローダ5のタイヤチャック49上に移載し、該タイヤチャック49によって予備加硫済タイヤ7を外側から把持させて、タイヤ加硫プレス3による加硫成形(本加硫)に移行させる。
このとき、予備加硫済タイヤ7は、搬送ローダ4、5の搬送中に大気によって温度低下をきたすことになるが、各搬送ローダ4、5での搬送は瞬時に行われ、またタイヤ自体の熱容量も大きいので大気による温度低下の影響は少なく、該予備加硫済タイヤ7のトレッド部R等(厚肉部)を加硫開始温度に近い状態とし、且つインナーライナ部Lを加硫開始温度以上の状態としてタイヤ加硫プレス3に搬送できる。
尚、予備加硫済タイヤ7を搬送した搬送ローダ4は、新たなグリーンタイヤ6を予備加硫ユニット2に収納して、予備加硫及び予備加熱に移行させることで、予備加硫ユニット2の予備加硫等とタイヤ加硫プレス3の加硫成形(本加硫)とが同時並行して行われる。
【0029】
タイヤ加硫プレス3での加硫成形(本加硫)は、搬送ローダ5を旋回して予備加硫済タイヤ7を開状態の各モールド25、26間に搬入する〔図7(a)参照〕。続いて、上中心機構27を途中まで下降させ、予備加硫済タイヤ7の上ビード部Vを上部ビードリング31と上部ビードセクタ32とで把持する〔図7(b)参照〕。この状態で、搬送ローダ5の各爪50を拡径して予備加硫済タイヤ7の把持を解除し、上中心機構27を上昇するとともに搬送ローダ5をタイヤ加硫プレス3から退避させる〔図8(a)参照〕。
【0030】
そして、再び上中心機構27を上モールド25とともに下降させ、予備加硫済タイヤ7の下ビード部Vを下部ビードリング33上に保持する。
これによって、予備加硫済タイヤ7の下ビード部Vが膨らんで持ち上がり、下部ビードリング33に嵌まり込むので、次に下中心機構28を上昇させることで下ビード部Vを把持する。そして、各供給管35により予備加硫済タイヤ7内に低圧ガスを供給する〔図8(b)参照〕。このとき、予備加硫により補修されたインナーライナ部Lが予備加硫済タイヤ7内周に沿って膨らむことになり、予備加硫済タイヤ7の形状を整えるブラダとして機能する。
【0031】
この様にして、予備加硫済タイヤ7の上下ビード部Vを把持し、該タイヤ7内の密封が完了すると、上モールド25を下降させて上下モールド25、26を閉状態とした後、各供給管35により高圧の加熱媒体(加熱ガス等)を供給し、その加熱媒体を予備加硫済タイヤ7内周のインナーライナ部Lに直接作用させることで該タイヤ7全体に加硫成形を施す〔図9(a)参照〕。
このとき、予備加硫済タイヤ7は、その厚肉部(トレッド部R、上下ビード部V)が加硫開始温度直前まで予備加熱され、インナーライナ部Lが加硫開始温度以上に昇温されていることから、加熱媒体の供給によって直ちに加硫開始温度まで昇温され全体的なゴムの変質による加硫に移行され、その加硫成形も短時間で終了する。
又、予備加硫済タイヤ7内に供給される加熱媒体は、予備加硫で補修されたインナーライナ部Lを膨らます様に作用することから、該インナーライナ部Lの膨張により予備加硫済タイヤ7を予め加熱された各モールド25、26に押し付けてトレッド部R、各ビード部Vをタイヤ外周から加硫成形することができ、インナーライナ部Lにブラダと同様な役割を持たせることが可能となる。
更に、インナーライナ部Lは予備加硫の補修により予備加硫済タイヤ7内周に沿って連続するので、加硫媒体が該タイヤ7内に入り込むことによる捲くり返しも防止される。
【0032】
タイヤ加硫プレス3での加硫成形が完了すると、上中心機構27による上ビード部Vの把持を解除し、上モールド25及び上中心機構27を上昇させる〔図9(b)参照〕。そして、アンローダ9を上下モールド25、26の間に入れるとともに、下中心機構28を上昇させて加硫成形済タイヤ8を下モールド26から引き剥がす。続いて、加硫成形済タイヤ8の上ビード部Vをアンローダ9のタイヤチャック38により内側から把持し、下中心機構28による下ビード部Vの把持を解除した後、アンローダ9によって加硫成形済タイヤ8をタイヤ加硫プレス3から搬出コンベア11に搬出する〔図9(c)参照〕。タイヤ加硫プレス3から搬出された加硫成形済タイヤ8は、搬出コンベア11によってポストキュアインフレータ等の次工程に搬送される。
【0033】
次に、図10及び図11のタイヤ加硫機1、及びタイヤ加硫方法について説明する。
【0034】
図10及び図11のタイヤ加硫機1は、図1及び図2に対して、搬送ローダ5を設けることなく、搬送ローダ4によって予備加硫済タイヤ7を直接タイヤ加硫プレス3に搬送する様にした点が異なる。
このタイヤ加硫機1でのタイヤ加硫方法を説明すると、グリーンタイヤ6に対する予備加硫及び予備加熱は、図1及び図2のものと同様にして施される〔図5及び図6参照〕。
【0035】
タイヤ加硫プレス3での加硫成形(本加硫)は、搬送ローダ4の旋回、昇降によって予備加硫済タイヤ7を予備加硫ユニット2から開状態の上下モールド25、26の間に搬入する〔図12(a)参照〕。続いて、搬送ローダ4を下降させ、予備加硫済タイヤ7の下ビード部Vを下部ビードリング33に嵌め込み、下中心機構28の上昇にて下ビード部Vを下部ビードリング33と下部ビードセクタ34とで把持する。この状態で、搬送ローダ4での上ビード部Vの把持を解除し、該搬送ローダ4を上昇、旋回することでタイヤ加硫プレス3から退避させる〔図12(b)参照〕。
尚、予備加硫済タイヤ7を搬送した搬送ローダ4は、新たなグリーンタイヤ6を予備加硫ユニット2に収納して、予備加硫及び予備加熱に移行させることで、予備加硫ユニット2の予備加硫等とタイヤ加硫プレス3の加硫成形(本加硫)とが同時並行して行われる。
【0036】
そして、上中心機構27、上モールド25を途中まで下降させ、予備加硫済タイヤ7の上ビード部Vを上部ビードリング31に当てた後、各供給管35により予備加硫済タイヤ7に低圧ガスを供給する〔図12(c)参照〕。
これによって、予備加硫済タイヤ7の上ビード部Vが膨らんで持ち上がり、上部ビードリング33に嵌まり込むので、次に上中心機構27を下降させることで上ビード部Vを把持する。このとき、予備加硫により補修されたインナーライナ部Lが予備加硫済タイヤ7内周に沿って膨らむことにより、予備加硫済タイヤ7の形状を整えるブラダとして機能する。
【0037】
この様にして、予備加硫済タイヤ7の上下ビード部Vを把持し、該タイヤ7内の密封が完了すると、以降は図1及び図2と同様にして予備加硫済タイヤ7全体に加硫成形を施す〔図9参照〕。
【0038】
又、予備加硫及び予備加熱を施す予備加硫ユニット2の変形例について、図13及び図14に基づいて説明する。
【0039】
図13に示す予備加硫ユニット2は、タイヤ加硫プレス3から排出される加熱媒体(スチーム、ドレン等)の排熱を利用して常温ガスを加熱し、この加熱ガスを供給管20を通してグリーンタイヤ6内に供給することで、インナーライナ部Lに予備加硫を施すものである。タイヤ加硫プレス3から排出される加熱媒体の排熱を利用(リサイクル利用)するので、効率の良い熱利用が可能となり、又省エネ化が図れる。
【0040】
図14に示す予備加硫ユニット2は、下タイヤチャック13中央に立設した支柱55周りに加熱ヒータ56(赤外線ヒータやセラミックスヒータ等)、電動ファン57を配置し、この加熱ヒータ56で供給管20からの常温ガスをグリーンタイヤ6内で加熱し、電動ファン57で攪拌することで、インナーライナ部Lに予備加硫を施すものである。
【0041】
尚、上述したタイヤ加硫機及びタイヤ加硫方法では、インナーライナ部Lに予備加硫を施すものであるが、加熱ヒータ14でグリーンタイヤ6のトレッド部R等の厚肉部に予備加熱を施しても良い。この場合、熱供給源15からの加熱ガスでインナーライナ部Lを加硫開始直前の温度まで予備加熱を施す様にする。
【0042】
更に、グリーンタイヤ6のインナーライナ部Lに予備加硫を施すものについて説明したが、加熱ヒータ14によってトレッド部R等を加硫開始温度(140〜160℃)まで加熱することで、インナーライナ部L以外の部分に予備加硫を施しても良く、図15に示す様な構成でも行える。図15では、供給管20から低圧ガスをグリーンタイヤ6内に供給して形状を整えるとともに、供給管60からグリーンタイヤ6外周と断熱容器19の間に加熱ガスを供給し、該タイヤ6外周からトレッド部R等に予備加硫を施す。
【0043】
更に、加硫成形済タイヤ8の搬出は、図16に示す様なローラコンベア65を用いても良い。図16のローラコンベア65は、水平、傾斜可能にされており、下モールド26から引き剥がした状態の加硫成形済タイヤ8と下モールド26の間に装入した後に傾斜させることで、該タイヤ8を下部ビードリング33から剥がして搬送コンベア11に下向きに搬送する。尚、ローラコンベア65の装入後に、下中心機構28の僅かな上昇により下部ビードセクタ34等による加硫成形済タイヤ8の把持を解除する。又、加硫成形済タイヤ8の搬出後には、ローラコンベア65をタイヤ加硫プレス3から退避させる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、グリーンタイヤに予備加熱を施した後、タイヤ加硫プレスにてタイヤを加硫成形する様にしたので、タイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間を短くでき、又、グリーンタイヤの全ての加硫成形をタイヤ加硫プレスで行うのではなく、グリーンタイヤの予備加熱と、予備加熱したタイヤの加硫成形とを分けて行うことで並行して加硫工程を実施できるので、トータル的にタイヤ加硫のサイクルタイムの短縮化を図れ、よって生産性を向上できる。
又、グリーンタイヤに予備加硫のみを施すようにしても同様にタイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間を短縮でき、特に、予備加熱と予備加硫とを同時に施すと、一層タイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間を短縮可能となる。
【0045】
予備工程において、グリーンタイヤ内周のインナーライナ部に予備加硫を施すと、インナーライナ部の継ぎ目や欠陥等を平滑化して修復できるので、タイヤ加硫プレスでの加硫成形において、該インナーライナ部にブラダと同様な役割を持たせることができ、ブラダレス式のタイヤ加硫プレスで確実に加硫成形を施せる。又、インナーライナ部にブラダと同様な役割を持たせることで、ブラダが不要となりその材料、成形加工等の費用を削減できる。更に、インナーライナ部を予備加硫して補修すると、タイヤ加硫プレスでの加硫成形時にインナーライナ部が捲くり返されることもなく、品質を向上できる。
【0046】
予備工程において、グリーンタイヤのトレッド部、ビード部の厚肉部に予備加熱を施すと、タイヤ加硫プレスにて直ちに加硫成形を施せ、該タイヤ加硫プレスでタイヤを拘束する時間を更に短縮できる。
【0047】
予備加硫手段に、予備加硫及び予備加熱する他に、グリーンタイヤ、予備加硫したタイヤを搬送する機能を兼用させると、タイヤ加硫機の小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ加硫機の全体構成を示す上面図である。
【図2】図1のA−A矢視図で、タイヤ加硫機の全体構成を示す側面図である。
【図3】タイヤ加硫機の予備加硫ユニットの構成を示す断面図である。
【図4】タイヤ加硫機のタイヤ加硫プレスの構成を示す断面図である。
【図5】グリーンタイヤに予備加硫、及び予備加熱を施す手順を示す図である。
【図6】予備加熱したグリーンタイヤを示す模式図である。
【図7】予備加硫済タイヤをタイヤ加硫プレスに搬入する手順を示す図である。
【図8】予備加硫済タイヤをタイヤ加硫プレスに把持する手順を示す図である。
【図9】予備加硫済タイヤに加硫成形を施し、加硫成形した加硫済タイヤをタイヤ加硫プレスから搬出する手順を示す図である。
【図10】変形例であるタイヤ加硫機の全体構成を示す上面図である。
【図11】図11のB−B矢視図で、タイヤ加硫機の全体構成を示す側面図である。
【図12】予備加硫済タイヤをタイヤ加硫プレスに搬入し、把持する手順を示す図である。
【図13】予備加硫ユニットの変形例を示す断面図である。
【図14】予備加硫ユニットの変形例を示す断面図である。
【図15】予備加硫ユニットの変形例を示す断面図である。
【図16】加硫成形済タイヤを搬出コンベアに搬出する変形例を示す図である。
【図17】グリーンタイヤの断面を示す模式図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫機
2 予備処理ユニット(予備処理手段)
3 ブラダレス式のタイヤ加硫プレス
4 搬送ローダ(内つかみチャックローダ)
5 搬送ローダ(外つかみチャックローダ)
6 グリーンタイヤ
7 予備加硫済タイヤ
8 加硫成形済タイヤ

Claims (8)

  1. ブラダレス式のタイヤ加硫プレスを用いて、グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加硫方法であって、
    前記タイヤ加硫プレスの外部で、前記グリーンタイヤを加熱して該グリーンタイヤに予備加熱を施す予備工程と、
    前記タイヤ加硫プレスにて、前記予備加熱したタイヤを密封把持し、該タイヤ内周から直接加熱してタイヤ全体に加硫成形を施す加硫成形工程と、
    を含んでなり、
    前記予備工程は、前記グリーンタイヤに予備加硫を含んで施すものであって、前記グリーンタイヤ内に加熱ガスを供給することで前記グリーンタイヤ内周のインナーライナ部に加熱ガスを直接作用させて該インナーライナ部に予備加硫を施すものであることを特徴とするタイヤ加硫方法。
  2. 前記予備工程において、前記グリーンタイヤのトレッド部、ビード部に予備加熱を施すものであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫方法。
  3. ブラダレス式のタイヤ加硫プレスを用いて、グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加硫方法であって
    前記タイヤ加硫プレスの外部で、前記グリーンタイヤを加熱して該グリーンタイヤに予備加熱を施す予備工程と、
    前記タイヤ加硫プレスにて、前記予備加熱したタイヤを密封把持し、該タイヤ内周から直接加熱してタイヤ全体に加硫成形を施す加硫成形工程と、
    を含んでなり、
    前記予備工程は、前記グリーンタイヤに予備加硫を含んで施すものであって、前記グリーンタイヤ内に低圧加熱ガスを昇圧しつつ封入して、前記グリーンタイヤ内周のインナーライナ部に加熱ガスを直接作用させて該インナーライナ部に予備加硫を施すものであることを特徴とするタイヤ加硫方法。
  4. 前記予備工程において、前記グリーンタイヤのトレッド部、ビード部に予備加熱を施すものであることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ加硫方法。
  5. 前記予備工程において、前記グリーンタイヤを加硫開始直前の温度まで予備加熱するものであることを特徴とする請求項2又は請求項4のいずれかに記載のタイヤ加硫方法。
  6. グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加硫機において、
    前記グリーンタイヤを加熱して、該グリーンタイヤに予備加熱を施す予備処理手段と、
    前記予備処理手段とは別に設けられ、前記予備加熱したタイヤを密封把持し、該タイヤ内周から直接加熱してタイヤ全体に加硫成形を施すブラダレス式のタイヤ加硫プレスと、
    を含んでなり、
    前記予備処理手段は、前記グリーンタイヤに予備加硫を含んで施すものであって、前記グリーンタイヤ内に加熱ガスを供給することで前記グリーンタイヤ内周のインナーライナ部に加熱ガスを直接作用させて加熱して、該インナーライナ部に予備加硫を施すものであることを特徴とするタイヤ加硫機。
  7. 前記予備処理手段は、前記グリーンタイヤを搬入し、前記予備加硫したタイヤを前記タイヤ加硫プレスに向けて搬送する機能を兼ね備えていることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ加硫機。
  8. 前記予備処理手段は、前記グリーンタイヤ外周からトレッド部、ビード部の厚肉部を加熱して、該厚肉部に予備加熱を施すものであることを特徴とする請求項又は請求項に記載のタイヤ加硫機。
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