JP3628888B2 - 電極の集電構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池またはキャパシタの電極から集電する電極の集電構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯用電子機器の高性能化や電気自動車の開発などが進み、それらのバッテリーとして、エネルギー密度の高い電池およびキャパシタが求められるようになってきている。そのような要求に対して、電池およびキャパシタの極板の層の多層化が進められ、例えば、帯状の正極板および負極板が巻回されてなる電極巻回体を備えた電池またはキャパシタが多く用いられるようになっている。
【0003】
また、電池またはキャパシタの多くは、その電解質として電解液が使用されるため、電極巻回体は通常電槽に収納されて電池またはキャパシタを構成している。
このような電極巻回体を備える電池またはキャパシタにおいては、従来より、極板の各巻回層に短冊状のリード(タブとも呼ばれる)を取り付け、このリードを通じて極板の各層から集電がなされている。このように各層にリードを設けて集電することにより、優れた集電効率を得ることができる。
【0004】
しかしながら、巻回数の多い巻回電極体を備えるものでは、各巻回層に取り付けるリードの数が多くなるため、その各巻回層にそれぞれリードをそれぞれ取り付けるのに非常に手間がかかる。その結果、電池またはキャパシタの製造コストが大きくなる問題がある。
一方、方形状の正極板および負極板が交互に積層されてなる略直方体形状の電極体(積層電極体)を備える電池またはキャパシタにおいては、次のように製造されることが多い。先ず、その一側面から各正極板および各負極板に設けられたリードを同極のものどうしで束ね合わせた積層電極体を形成する。次いで、一面(上面)に開口をもつ略直方体形状の電槽を用意し、積層電極体のリードをその電槽の蓋部に設けられている電極端子に接続した後、その電槽の開口からリードを挿入方向とは反対方向に向けて積層電極体を挿入して電池またはキャパシタを完成する。
【0005】
このような電池またはキャパシタでは、両極の電極端子が同じ側面にあるため、電流を取り出しやすいことや、その製造において、電解液を注入しやすいこと、電解液と電極端子を隔離しやすいことなどの長所がある。そこで、巻回電極体を備えた電池またはキャパシタにおいても、電解液の注入による衝撃に強いものとするため、巻回電極体をその巻回軸方向が横向きになるようにして電槽に挿入することと、両極の電極端子を同じ面に配置することとが検討されている。
【0006】
しかし、巻回電極体では、上述のように各リードが巻回軸方向の端面にしか設けることができないため、このように巻回軸方向とは異なった方向にある電極端子にリードを接続するには、リードを長いものとするか、または別の導通部材を用いてリードと電極端子を接続する必要がある。
ところで、電池およびキャパシタの極板には、シート状の集電体の表面上に活物質を含む活物質層が形成されてなるものが多く用いられている。その活物質層の形成方法については、粉末状の活物質および適当な結着剤が含まれる合剤をシート状の集電体の表面上に塗布する方法が一般的となっている。
【0007】
そこで、その極板を形成する際に集電体の側端部に活物質層の未形成部を設けるとともに、その極板を巻回する際に巻回軸方向からその未形成部を突出させることにより、その突出させた未形成部をリードとして用いる集電構造が検討されている。その集電構造として、例えば次の3種類の集電構造が提案されている。一つ目は、特開平9−55213号公報で開示されているように、突出させた未形成部を軸芯に寄せ集めたものである(従来例1)。しかし、この電極の集電構造では、未形成部において、その巻回軸方向へ突出させる方向の幅(突出幅)を中心軸に寄せ集められる長さにする必要がある。電極巻回体の巻回数が大きい場合、未形成部(特に、遠心方向に位置する未形成部)には、非常に突出幅の大きなものが必要となる。その結果、未形成部の面積が大きくなってしまい、電池の重量が大きくなる要因となる。
【0008】
また、巻回電極体が軸芯を介して電極端子に電気的に接続されるため、導電体からなる軸芯を用いなけらばならないとともに、電極端子が巻回軸方向とは異なった方向の場所にある場合、その軸芯と電極端子とを電気的に接続する手段を別に講じる必要がある。そのため、軸芯に金属などの比較的重量のある材料を用いなければならないとともに、部品点数が多大なものとなって、電池またはキャパシタの重量が大きくなってしまうとともに、その構造が複雑になって製造コストが大きくなってしまうことがある。
【0009】
二つ目は、特開平9−92335号公報で開示されているように、未形成部の一部を切除して、集電体の側端方向に延びる短冊状のリードが集電体の長手方向に所定の間隔で配設されるように設け、そのリードを束ねて電極端子に接続するものである(従来例2)。しかし、この電極の集電構造では、電極端子が巻回軸方向とは異なった場所にある場合、リードが短いものであると、そのリードと電極端子とを電気的に接続する手段を別に講じる必要が生じる。その結果、従来例1で述べた理由と同様の理由により、電池の重量が大きくなってしまうとともに、製造コストが大きくなってしまうことがある。そこで、リードを長いものとして、そのリードと電極端子とを接続しようとすると次の問題が生じてくる。
【0010】
リードを長いものとするためには、未形成部の突出幅を大きくする必要がある。そのため、極板を形成するときに、面積の大きな集電体を用意する必要があり、極板の形成コストが大きくなってしまうことがある。また、このような未形成部からリードを形成する場合、未形成部から切除される部分が多くなってしまう。このような未形成部から切除された部分を始末するにも多大なコストがかかってしまう。従って、電極端子が電極積層体から離れた場所にある場合、製品の製造コストが大きなものとなってしまうことがある。
【0011】
三つ目は、特開昭62−243245号公報で開示されているように、極板が巻回されて巻回軸方向に突出した未形成部の先端に、略板状の集電板を突き合わせて互いに接合したものである。この電極の集電構造では、未形成部と集電板との接合が難しいばかりでなく、その集電板を電極端子に電気的に接続する手段を別に講じる必要がある。その結果、従来例1で述べた理由と同様の理由により、電池の重量が大きくなってしまうとともに、製造コストが大きくなってしまうことがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、優れた集電効率を容易に得ることができるとともに、電極端子がどのような場所にあっても、電池またはキャパシタの重量および製造コストを大きくすることなく容易に電極とその電極端子を接続することのできる電極の集電構造を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1に記載の電極の集電構造は、それぞれシート状の正極板および負極板が重ね合わせられて巻回されることにより形成された巻回電極体を備える電池またキャパシタの電極の集電構造において、前記正極板および前記負極板の少なくとも一方は、シート状の集電体の表面上に活物質を含む活物質層が形成され、かつその側端部に該活物質層の未形成部が帯状に形設されているとともに、該未形成部には、略鉤状に切り込まれて形成された該未形成部の長手方向に延びる略短冊状の複数のリード部が、前記正極板および前記負極板の巻回時に該リード部どうしをその一部で互いに重ね合わせることが可能となる間隔で配設されているリード配設極板であって、該リード配設極板が巻回されるときに、該未形成部が一方の巻回軸方向に突出されるとともに、それぞれの該リード部がその先端を所定の方向に向けて順次並列され、その巻回後に該リード部がそれぞれの一部で互いに重ね合わせられて電極端子に接続されてなることを特徴とする。
【0014】
上記課題を解決する本発明の請求項2に記載の電極の集電構造は、請求項1に記載の電極の集電構造において、前記正極板および前記負極板がともに前記リード配設極板であって、該正極板および該負極板が巻回されるときに、該正極板および該負極板の該未形成部がそれぞれ異なる巻回軸方向に突出されるとともに、それぞれの該リード部がその先端を巻回軸方向と直交する同一方向に向けて順次並列され、かつ該巻回電極体が一面に開口をもつ略直方体形状の電槽に該リード部が側壁面に対向するように挿入されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(請求項1に記載の電極の集電構造)
本発明の電極の集電構造では、巻回電極体の各巻回層にそれぞれ容易にリード部を形成することができる。そのため、優れた集電効率を容易に得ることができる。
【0016】
また、本発明の電極の集電構造では、未形成部に略鉤状の切り込みを入れるときに、その集電体の長手方向に延びる切れ込みの長さを大きくすることにより、未形成部の突出幅を大きくしなくても、長いリードを形成することができる。
長いリード部は、電極端子が電極積層体から離れた場所にあっても、その電極端子に容易に接続することができる。また、極板を巻回するときに、リード部を適切な箇所で折り曲げながら順次並列させたり、あるいは巻回後にまとめて折り曲げることにより、その先端を任意の方向に向けることができる。そのため、電極端子が電極積層体から見てどのような方向の場所に設けられても、容易にその電極端子に接続することができる。
【0017】
以上の理由により、本発明の電極の集電構造では、優れた集電効率を容易に得ることができるとともに、電極端子がどのような場所にあっても、電池またはキャパシタの重量および製造コストを大きくすることなく容易に電極とその電極端子を接続することができる。
従って、本発明の電極の集電構造によれば、出力密度、エネルギー密度などの特性に優れた電池またはキャパシタを安価に得ることができるようになる。
【0018】
本発明の電極の集電構造の実施形態について、以下に説明する。なお、以下の説明では、特に断らない限り、未形成部とは、活物質層の未形成部のことを意味する。
本発明の電極の集電構造を設けることのできる電池またはキャパシタの種類は特に限定されるものではなく、リチウム二次電池や、ニッケル−水素電池、電気2重層キャパシタなど、公知のいずれの種類の電池またはキャパシタにも用いることができる。
【0019】
巻回電極体は、その形状で特に限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。例えば、その断面形状が円またはそれに近い形状をなすものであってもよいし、楕円またはそれに近い形状をなすものであってもよい。
正極板および負極板の巻回方法も特に限定されるものではなく、公知の巻回方法により巻回することができる。適当な軸芯を用いれば容易に正極板および負極板を巻回することができる。
【0020】
このとき、正極板と負極板との間にセパレータを挟んで巻回することが好ましい。セパレータには、電池またはキャパシタの種類に応じて公知のものを適切に選択して用いることが好ましい。
正極板および負極板の構成形態は、シート状の集電体の表面上に活物質を含む活物質層が形成され、かつその側端部に該活物質層の未形成部が帯状に形設されているとともに、該未形成部には、略鉤状に切り込まれて形成された該未形成部の長手方向に延びる略短冊状の複数のリード部が、前記正極板および前記負極板の巻回時に該リード部どうしをその一部で互いに重ね合わせることが可能となる間隔で配設されている他は、特に限定されるものではなく、公知の構成形態とすることができる。
【0021】
すなわち、集電体および活物質(活物質層)の材質についてはいずれも特に限定されるものではなく、電池またはキャパシタの種類に応じてそれぞれ公知の材質とすることができる。
集電体のサイズについては、活物質層を所定の面積で形成できるとともに、未形成部を所定の幅で形設できるようにその縦長さ(未形成部の長手方向の長さ)および横幅を適切に選択し、必要な強度および集電性能が得られるようにその板厚を適切に選択する。活物質層の面積および層の厚さについては、必要な電極性能が得られるように適切に選択する。未形成部の横幅(突出幅)については、リード部を所定の幅で形成できるように適切に選択する。
【0022】
リード部の面形状は、略短冊状であればよく、図4に示すように、長方形の面形状(a)の他に、平行四辺形の面形状(b)を挙げることもできる。また、(c)に示すように、略鉤状の曲部を曲線状としてもよい。それぞれ未形成部に、図4に示したような略鉤状の切り込みを入れることにより、リード部の面形状を形づくることができる。なお、以下ではリード部の面形状を長方形とすることを前提として説明することにする。
【0023】
リード部の縦長さ(長手方向の長さ)および横幅で特に限定されるものではない。各リード部の縦長さおよび横幅は、用途に応じて適切に選択する。なお、各リード部は、それぞれの縦長さおよび横幅が互いに同一でなくてもその一部で互いに重ね合わせることができるため、同一の縦長さおよび横幅をもつ必要はない。しかし、複数の鉤状の切り込みをそれぞれ異なる寸法で入れるよりも一定の寸法で入れる方が製造上容易であることや、最終的に重ね合わせられたリード部全体において、その実質的な電流路の断面積がどの部分でも大きく一定であるほどリード部の通電効率が高くなることなどから、各リード部は、それぞれの同一の縦長さおよび横幅をもつことが好ましい。
【0024】
一方、リード配設極板が巻回されたときに、各リード部を互いにその一部で重ね合わせることが可能となるように並列させる必要がある。そのため、巻回形態およびリード部の縦長さに応じて各リード部どうしの間隔の大きさを適切に選択する必要がある。その間隔の取り方については、例えば、次の2通りの方法が考えられる。
【0025】
一つ目は、図1および図2に示すように、略鉤状の未形成部の幅方向に延びる切れ込み部を、各リード部を重ね合わせたときにそれらの基端(リード部の付け根方向の端部)が所定の位置に配置されるような間隔で入れる方法である。この方法では、巻回形態によっては、各リード部が重ね合わせられたときに、それぞれの先端が不揃いになることがある。そのときには、不揃いのまま各リード部をその一部で重ね合わせてもよいし、各先端部を適当な長さに切り揃えて重ね合わせてもよい。前者では、少なくとも一本のリードを長くすれば、電極端子が巻回電極体から離れた場所に設けられる場合に容易に届かせることができる点で有利である。一方、後者では、前述したように、リード部の通電効率が高くなる点で有利である。
【0026】
二つ目は、図3に示すように、略鉤状の切れ込みを入れるときに、各リード部の間隔となる不必要な未形成部の部分を切除する方法である。このとき、略鉤状の未形成部の幅方向に延びる切れ込み部を、各リード部を重ね合わせたときにそれらの先端が揃うような間隔で入れてもよい。
なお、いずれの方法においても、未形成部から切除された部分の総量(総面積)は、従来例2と比べても極めて少ないものである。
【0027】
リード部の形成数も特に限定されるものではないが、巻回電極体の各巻回層にそれぞれリード部が形成されるように、巻回層の数、すなわち巻回数に応じて選択することが好ましい。
未形成部に略鉤状の切り込みを入れる手段は特に限定されるものではなく、公知の手段を用いて切り込みを入れることができる。ただし、切り口が大きく塑性変形しない方法を適切に選択することが好ましい。例えば、ロールスリットや打ち抜き手段により切り込みを入れることができる。また、各リード部の間隔となる不必要な未形成部の部分を切除する手段にも、略鉤状の切り込みと同じ手段を用いることができる。
【0028】
また、集電体に活物質層が形成される前に、その集電体の未形成部となる部分に略鉤状の切り込みを入れてもよいし、集電体に活物質層が形成された後に、未形成部に略鉤状の切り込みを入れてもよい。
さらに、未形成部に略鉤状の切り込みを入れる際、その切り込みの一部を容易に切断できる長さに残すことで繋止部を形成し、巻回される直前にその繋止部を切断してリード部を形成してもよい。例えば、図8(a)に示すような繋止部を形成したり、あるいは図8(b)に示すようにミシン目状に切り込んで繋止部を形成し、巻回される直前にその繋止部を破ってリード部を形成してもよい。このように繋止部を形成することにより、リード配設極板の取り扱いを容易にすることができる。このことは、巻回電極体の形成において、リード配設極板の形成工程とその巻回工程とが同じ場所で連続して行われないような場合に特に有効である。
【0029】
ところで、未形成部の幅をできる限り狭くして集電体の面積を少なくすることにより、集電体の使用量および巻回電極体の巻回軸方向の寸法をそれぞれ減らすことができる。その結果、巻回電極体の小型化および軽量化を図ることができるとともに、その形成コストを低減することができる。従って、未形成部の横幅は、リード部の横幅にできる限り近づけることが好ましい。
【0030】
ここで、未形成部の横幅とリード部の横幅とを一致させるか、またはほぼ一致させようとすると、活物質層と未形成部との境界またはその近傍に切り込みが入れられることになる。この場合、略鉤状の切り込みを入れる手段によっては、活物質層に何ら影響を与えずに切り込みを入れることが難しいものがある。このようなときには、活物質層と未形成部との境界から適切な間隔をとって略鉤状の切り込みが入れられるように、リード部の横幅よりその間隔だけ大きな横幅をもつ未形成部を形成する。
【0031】
リード配設極板の巻回時に各リード部の先端が向けられる方向については、その極板の電極端子が設けられる方向に向けられることが好ましい。
例えば、電極端子が、巻回電極体の巻回軸方向とは直交する方向に設けられる場合には、図1に示したように、リード配設極板を巻回するときに、リード部の先端を巻回軸方向とは直交する方向に向けて各リード部を順次並列させる。
【0032】
この場合、リード部の縦長さは、図1および図2に示したように、そのリード部の先端が巻回電極体の側面から突出するように選択する。このようにリード部の縦長さを選択することにより、巻回軸方向とは直交する方向(リード部の突出方向)に電極端子が設けられている場合に、リード部を重ね合わせた後にその電極端子に容易に接続することができる。
【0033】
なお、図1では、リード部の基端側から巻回されるようにリード配設極板を巻回している様子を示したが、リード部の先端側から巻回されるように巻回してもよい。ただし、前者の巻回方法の方が、容易にリード部を損傷せずにリード配設極板を巻回することができる。
一方、電極端子が、巻回電極体から見て巻回軸方向に設けられる場合には、図11に示すようにリード部の先端が切り込み部の幅方向に向くように、リード部を適当な箇所で直角に折り曲げながら順次重ねていく。その結果、各リード部がその先端を巻回軸方向に向けて並列する。
【0034】
並列させた各リード部をその一部で互いに重ね合わせる方法については、特に限定されるものではない。クリップなど両側から押し付ける手段によって重ね合わせてもよいし、溶接法などによって互いに接合してもよい。なお、各リード部の重ね合わせられる一部の面積は特に限定されるものではない。
また、図6および図10に例を示すように、各リード部の付け根部分を折り曲げ、巻回電極体の上面または下面に対してリード部どうしを折り畳んでもよい。この場合には、各リード部の付け根部分が平行に配置されるようにリード配設極板を巻回することが好ましい。このように並列させた各リードを折り畳むことにより、巻回電極体の巻回軸方向の幅を小さくすることができるため、巻回電極体の小型化を図ることができる。また、巻回電極体の取り扱いも容易になる。
【0035】
一部で互いに重ね合わせられたリード部を電極端子に接続する方法についても特に限定されるものではなく、適当な手段によって押し付けてもよいし、溶接法などによって接合してもよい。
なお、正極板および負極板の双方とも上記構成の集電構造を設けることが好ましいが、一方の極板のみが上記構成をとる場合、その他方の電極には公知の集電構造を設けることができる。
【0036】
また、正極板および負極板の双方とも上記構成の集電構造を設ける場合、それぞれのリード部が異なる巻回軸方向に形成されるように双方の極板を巻回してもよいし、実施例6aおよび実施例6bで詳述するように、それぞれのリード部が同じ巻回軸方向に形成されるように双方の極板を巻回してもよい。
(請求項2に記載の電極の集電構造)
本発明の電極の集電構造では、正極板および負極板のそれぞれのリード部が、その先端を電槽の開口方向に向けて配置される。そのため、電槽の開口を塞ぐ蓋部に電極端子が設けられる場合、リード部をその電極端子に容易に接続することができる。このとき、リード部の先端が巻回電極体の側面から突出するように、リード配設極板の形成時にリード部の縦長さを選択すれば、さらにリード部をその電極端子に容易に接続することができる。
【0037】
そのため、本発明の電極の集電構造では、請求項1に記載の電極の集電構造に対して、特に巻回電極体が、一面(上面)に開口をもつ直方体形状の電槽に挿入された場合に、優れた集電効率を容易に得ることができるとともに、電極端子が電槽の開口を塞ぐ蓋部に設けられていても、電池またはキャパシタの重量および製造コストを大きくすることなく容易に電極とその電極端子を接続することができる。
【0038】
従って、本発明の電極の集電構造によれば、巻回電極体がその巻回軸方向が横向きになるようにして電槽に挿入され、かつ両極の電極端子が同じ面に配置されている電池またはキャパシタにおいて、出力密度、エネルギー密度などの特性を優れたものを容易に安価に得ることができるようになる。
【0039】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1a)
本実施例では、それぞれシート状の正極板および負極板が重ね合わせられて円柱状の軸芯に巻回されることにより形成された巻回電極体を備える電池において、本発明の電極の集電構造をもつ電池を以下のようにして作製した。
【0040】
先ず、正極板および負極板として、シート状の集電体の表面上に活物質を含む活物質層が形成され、かつその側端部に活物質層の未形成部が帯状に形設されている極板をそれぞれ次のようにして形成した。
金属箔よりなる薄いシート状の集電体を用意するとともに、粉末状の活物質と導電材と結着剤とを混練してペースト状の合剤を調製した。この合剤を、合剤の未塗布部が集電体の側端部に帯状に形設されるようにして所定の厚さで一様に集電体の両面に塗布した。塗布した合剤をよく乾燥させて活物質層を形成した。また、必要に応じて、活物質層にプレス処理を施すなどしてその密度を調節した。こうして、未形成部が集電体の側端部に帯状に形設された極板を形成した。
【0041】
続いて、その未形成部に、図4(a)で示したように、ロールスリットにより未形成部に鉤状の切り込みを入れて、未形成部の長手方向に延びる略短冊状のリード部を所定の縦長さでそれぞれ所定数形成した。なお、各リード部の間隔は、正極板および負極板の巻回時にリード部どうしをその一部で互いに重ね合わせることが可能となる間隔で設けた。
【0042】
次いで、図1で示したように、こうして形成された正極板および負極板を用い、それらの間に所定のセパレータを挟みながら円柱状の軸芯(心棒)を用いて巻回した。このとき、正極板の未形成部を一方の巻回軸方向に突出させるとともに、負極板の未形成部を他方の巻回軸方向に突出させ、両極のそれぞれのリード部を、その先端を巻回軸方向と直交する一方向に向けて順次並列させながら巻回した。このとき、図2に示したように、リード部を並列させたときに、それらの先端部が重ね合わせられるようにしてもよい。
【0043】
正極板および負極板の巻回後に、両極のそれぞれのリード部の先端部を切り揃え、それらの一部で互いに重ね合わせ、両極のリード部を電槽の蓋部に設けられている正極端子および負極端子にそれぞれ溶接によって接続した。
こうして得られた巻回電極体と電槽の蓋部との組み付け体を、上面に開口をもつ略直方体形状の電槽に両極のリード部が電槽の側壁面に対向するように挿入するとともに、電槽内に所定の電解液を注入して電槽を密閉し、電池を完成した。
(実施例1b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例1aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
(実施例2a)
本実施例では、略鉤状の未形成部の幅方向に延びる切れ込み部を、各リード部を重ね合わせたときにそれらの先端が揃うような間隔で入れた他は、実施例1aと同様にして正極板および負極板を形成した。続いて、図3で示したように、各リード部の間隔となる不必要な未形成部の部分を打ち抜いて切除した。
【0044】
次いで、こうして形成された正極板および負極板を用い、実施例1aと同様にして、正極板の未形成部を一方の巻回軸方向に突出させるとともに、負極板の未形成部を他方の巻回軸方向に突出させ、かつ両極のそれぞれのリード部を、その先端を巻回軸方向と直交する一方向に向けて順次並列させながら巻回した。
正極板および負極板の巻回後に、各リード部をその一部で互いに重ね合わせ、両極のリード部を電槽の蓋部に設けられている正極端子および負極端子にそれらの先端部をそれぞれ溶接によって接続した。
【0045】
こうして得られた巻回電極体と電槽の蓋部との組み付け体を用いて、実施例1aと同様にして電池を完成した。
(実施例2b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例2aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
(実施例3a)
本実施例では、それぞれシート状の正極板および負極板が重ね合わせられて、その断面形状が楕円に近い形状(小判状)に巻回されることにより形成された巻回電極体を備える電池において、本発明の電極の集電構造をもつ電池を、次のようにして作製した。
【0046】
先ず、実施例1aと同様にして正極板および負極板をそれぞれ形成した。ただし、各極板のリード部の縦長さおよびその間隔の寸法については、実施例1aと異なる値で適切に選択した。こうして形成された正極板および負極板を用い、それらの間に所定のセパレータを挟みながら方形状の軸芯(角板)を用いて巻回した。このとき、図5に示すように、両極のそれぞれのリード部を、巻回軸方向と直交し、かつその断面形状(楕円形状)の一方の長軸方向にその先端を向けて順次並列させた。
【0047】
正極板および負極板の巻回後に、図5で示したように両極のそれぞれのリード部の先端部を切り揃え、それらの先端部で互いに重ね合わせて、電槽の蓋部に設けらた正極端子および負極端子にそれぞれ溶接によって接続した。
こうして得られた巻回電極体と電槽の蓋部との組み付け体を用い、実施例1aと同様にして電池を完成した。
(実施例3b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例3aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
(実施例4a)
本実施例では、実施例2aと同様にして正極板および負極板を巻回し、両極のそれぞれのリード部の先端部を切り揃えた後に、図6で示したように両極の各リード部をそれぞれ巻回電極体の上面および下面に対して折り畳んだ。
【0048】
次いで、折り畳まれたリード部を、図7に示すように、その先端部を直角に折り曲げてから、電槽の蓋部に設けらた正極端子および負極端子にそれぞれ溶接によって接続した。
こうして得られた巻回電極体と電槽の蓋部との組み付け体を、図7で示したように、上面に開口をもつ略直方体形状の電槽に両極のリード部が電槽の側壁面に対向するように挿入するとともに、電槽内に所定の電解液を注入して電槽を密閉し、電池を完成した。
(実施例4b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例4aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
(実施例5a)
本実施例では、それぞれシート状の正極板および負極板が重ね合わせられて図9に示すような断面形状において直線部を有する略円柱状の軸芯に巻回されることにより形成された巻回電極体を備える電池において、本発明の電極の集電構造をもつ電池を次のようにして作製した。
【0049】
先ず、実施例1aと同様にして正極板および負極板をそれぞれ形成した。ただし、各極板のリード部の縦長さおよびその間隔の寸法については、実施例1aと異なる値で適切に選択した。
こうして形成された正極板および負極板を用い、それらの間に所定のセパレータを挟みながら断面形状において直線部を有する略円柱状の軸芯を用いて巻回した。このとき、両極のそれぞれのリード部を、巻回軸方向と直交し、かつその断面形状の直線部の延長方向にその先端を向けて順次並列させた。
【0050】
正極板および負極板の巻回後に、両極のそれぞれのリード部の先端部を切り揃え、それらの先端部で互いに重ね合わせて、電槽の蓋部に設けらた正極端子および負極端子にそれぞれ溶接によって接続した。
(実施例5b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例5aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
(実施例6a)
本実施例では、実施例1と同様にしてそれぞれ形成した正極板および負極板を形成した。ただし、各極板のリード部の縦長さおよびその間隔の寸法については、実施例1aと異なる値で適切に選択した。
【0051】
続いて、正極板および負極板を、図11に示したように、それぞれの極板のリード部が重ならないようにセパレータを間に挟んで重ね合わせ、そのリード部の巻回される部分の方から順次未形成部の幅方向に直角に折り曲げながら巻回した。こうして両極のそれぞれのリード部を、巻回軸方向にその先端を向けて順次並列させた。
【0052】
正極板および負極板の巻回後に、両極のそれぞれのリード部の先端部を切り揃え、それらの先端部で互いに重ね合わて、電槽の蓋部に設けらた正極端子および負極端子にそれぞれ溶接によって接続した。
(実施例6b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例6aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
(実施例7a)
本実施例では、リード部の間隔の寸法を実施例6aと異なる値で適切に選択して、実施例1と同様にして正極板および負極板を形成した。
【0053】
続いて、正極板および負極板を、図12に示すようにように、それぞれの極板のリード部が重ならないようにセパレータを挟んで重ね合わせ、そのリード部の巻回される部分の方から順次未形成部の幅方向に直角に折り曲げながら巻回した。このとき、両極のそれぞれのリード部を、2方向側からその先端を巻回軸方向に向けて順次並列させた。
【0054】
正極板および負極板の巻回後に、両極のそれぞれのリード部の先端部を切り揃え、それらの先端部で互いに重ね合わせて、電槽の蓋部に設けらた正極端子および負極端子にそれぞれ溶接によって接続した。
(実施例7b)
本実施例では、正極板、負極板、セパレータおよび電解液がそれぞれキャパシタ用のものである他は、実施例7aと同じ構造の電極の集電構造を有するキャパシタを作製した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1aおよび実施例1bにおいて、極板を巻回している様子を模式的に示した斜視図である。なお、巻回電極体の上面には、正極板の集電体(未形成部)のみを示した。また、並列するリード部の先端部分も省略した。
【図2】実施例1aおよび実施例1bにおいて、巻回電極体(正極板のリード部)を巻回軸方向から見た様子(上面)を示した巻回電極体の平面図である。なお、巻回電極体の上面には、正極板の集電体(未形成部)のみを示した。
【図3】実施例2aおよび実施例2bにおいて、極板を巻回している様子を模式的に示した斜視図である。なお、巻回電極体の上面には、正極板の集電体(未形成部)のみを示した。
【図4】本発明の電極の集電構造を形成する際に、略鉤状の切り込みを入れる方法をそれぞれ模式的に示した極板の正面図である。
【図5】実施例3aおよび実施例3bにおいて、(a)は巻回電極体の形成によって並列されたリード部を概略的に示した斜視図であり、(b)はその巻回電極体の平面図である。なお、(b)の巻回電極体の上面には、正極板の集電体(未形成部)のみを示した。
【図6】実施例4aおよび実施例4bにおいて、折り畳まれたリード部を概略的に示した巻回電極体の斜視図である。
【図7】実施例4aおよび実施例4bにおいて、リード部が電極端子に接続された巻回電極体を概略的に示すとともに、その巻回電極体が挿入される電槽を概略的に示した斜視図である。
【図8】本発明の電極の集電構造を形成する際に、略鉤状の切り込みを入れる方法をそれぞれ模式的に示した極板の部分拡大図である。
【図9】実施例5aおよび実施例5bにおいて、(a)は巻回電極体の形成によって並列されたリード部を概略的に示す巻回電極体の斜視図であり、(b)は、その巻回電極体の形成に用いた軸芯を概略的に示した斜視図である。
【図10】実施例5aおよび実施例5bにおいて、折り畳まれたリード部を概略的に示した巻回電極体の斜視図である。
【図11】実施例6aおよび実施例6bにおいて、極板を巻回している様子を模式的に示した斜視図である。
【図12】実施例7aおよび実施例7bにおいて、極板を巻回している様子を模式的に示した斜視図である。
Claims (2)
- それぞれシート状の正極板および負極板が重ね合わせられて巻回されることにより形成された巻回電極体を備える電池またキャパシタの電極の集電構造において、
前記正極板および前記負極板の少なくとも一方は、シート状の集電体の表面上に活物質を含む活物質層が形成され、かつその側端部に該活物質層の未形成部が帯状に形設されているとともに、該未形成部には、略鉤状に切り込まれて形成された該未形成部の長手方向に延びる略短冊状の複数のリード部が、前記正極板および前記負極板の巻回時に該リード部どうしをその一部で互いに重ね合わせることが可能となる間隔で配設されているリード配設極板であって、該リード配設極板が巻回されるときに、該未形成部が一方の巻回軸方向に突出されるとともに、それぞれの該リード部がその先端を所定の方向に向けて順次並列され、その巻回後に該リード部がそれぞれの一部で互いに重ね合わせられて電極端子に接続されてなることを特徴とする電極の集電構造。 - 前記正極板および前記負極板がともに前記リード配設極板であって、該正極板および該負極板が巻回されるときに、該正極板および該負極板の該未形成部がそれぞれ異なる巻回軸方向に突出されるとともに、それぞれの該リード部がその先端を巻回軸方向と直交する同一方向に向けて順次並列され、かつ該巻回電極体が一面に開口をもつ略直方体形状の電槽に該リード部が側壁面に対向するように挿入されている請求項1に記載の電極の集電構造。
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