JP3628801B2 - 電子楽器および電子楽器用記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、指定した音色でデモ演奏を行なう機能を備えた電子楽器および電子楽器用記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子楽器には、複数の音色のうちのいずれかを指定する音色指定スイッチを備え、その音色指定スイッチで指定した音色の確認のためにその音色でデモ演奏を行なう機能を備えたものがある(例えば特開昭59−189391号公報参照)。
【0003】
このようなデモ演奏機能を備えるには、音色に対応して、その音色で演奏するのに好適であると思われる楽曲を演奏情報の形式で格納しておき、音色が指定されるとその指定された音色に対応して格納された演奏情報を読み出してその演奏情報に基づく自動演奏が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の電子楽器は、例えばギターを例に取り上げても、例えばナイロンストリングスギター、スチールストリングスギター、ジャズギター、12ストリングスギター等微妙な音色の違いが考慮され、指定できる音色の種類が飛躍的に増大している。
【0005】
このような多数の音色を指定することのできる電子楽器の場合に、近似した音色の微妙な違いをデモ演奏で比較できることが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑み、微妙に相違した音色による聴感の比較が容易なデモ演奏機能を備えた電子楽器を提供することを目的とする。
また、近年の電子楽器には通常CPUが搭載され、そのCPUでプログラムが実行されることによりその電子楽器の機能を満足するように構成されており、そのプログラムを外部の記憶媒体、例えばフロッピィディスクから供給されるように構成されている場合も多い。
【0006】
そこで本発明は、微妙に相違した音色による聴感の比較が容易なデモ演奏機能を実現するためのプログラムを格納した電子楽器用記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の電子楽器のうちの第1の電子楽器は、
(1−1)複数の曲と複数の音色との対応関係を記憶する記憶手段
(1−2)複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段
(1−3)選択された音色に対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段
(1−4)自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、その新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲と同一の曲であるときは、自動演奏中の曲の音色をその新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、その新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲とは異なる曲であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断してその新たな音色に対応する曲の自動演奏を開始させる制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の第1の電子楽器によれば、自動演奏中に新たな音色に切り換えられた場合において、その新たな音色に対応する曲が自動演奏中の曲と同一の曲である場合は、その同一曲の自動演奏を中断することなく続行したまま音色のみ新たな音色に切り換えられるため、従来のように、例えば音色の変更毎に自動演奏が中断し変更後の音色での自動演奏が新たに始まる場合と比べ、音色の微妙な相違を容易に確認することができる。
【0009】
また、上記目的を達成する本発明の電子楽器のうちの第2の電子楽器は、
(2−1)複数の曲と、複数の音色の集合からなる音色グループとの対応関係を記憶する記憶手段
(2−2)複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段
(2−3)選択された音色が属する音色グループに対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段
(2−4)自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、その新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループと同一の音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の音色をその新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、その新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループとは異なる音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断してその新たな音色が属する音色グループに対応する曲の自動演奏を開始させる制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明の第2の電子楽器によれば、同一音色グループ内で音色が変更されたときは、同一曲の自動演奏を中断することなく続行したまま音色のみ新たな音色に切り換えられるため、上記第1の電子楽器と同様、従来のように、例えば音色の変更毎に自動演奏が中断し変更された音色での自動演奏が新たに始まる場合と比べ、音色の微妙な相違を容易に確認することができる。
【0011】
また、上記目的を達成する本発明の電子楽器用記憶媒体のうちの第1の電子楽器用記憶媒体は、複数の曲と複数の音色との対応関係を記憶する第1の記憶手段と、複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段と、選択された音色に対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段と、制御用プログラムを実行するCPUと、CPUで実行される制御用プログラムを書込み自在に記憶する第2の記憶手段とを備えた電子楽器に読み込まれて上記第2の記憶手段に記憶される制御用プログラムを記憶してなる電子楽器用記憶媒体であって、
自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、その新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲と同一の曲であるときは、自動演奏中の曲の音色をその新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、その新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲とは異なる曲であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断してその新たな音色に対応する曲の自動演奏を開始させる制御用プログラムを記憶してなることを特徴とする。
【0012】
さらに、上記目的を達成する本発明の電子楽器用記憶媒体のうちの第2の電子楽器用記憶媒体は、複数の曲と複数の音色の集合からなる音色グループとの対応関係を記憶する第1の記憶手段と、複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段と、選択された音色が属する音色グループに対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段と、制御用プログラムを実行するCPUと、CPUで実行される制御用プログラムを書込み自在に記憶する第2の記憶手段とを備えた電子楽器に読み込まれて上記第2の記憶手段に記憶される制御用プログラムを記憶してなる電子楽器用記憶媒体であって、
自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、その新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループと同一の音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の音色をその新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、その新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループとは異なる音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断してその新たな音色が属する音色グループに対応する曲の自動演奏を開始させる制御用プログラムを記憶してなることを特徴とする。
【0013】
ここで、上記本発明の第1ないし第2の電子楽器用記憶媒体において、上記第1の記憶手段は、その記憶媒体に記憶されている制御用プログラムを読み込み上記第2の記憶手段に記憶させてCPUで実行する際に上記対応関係が記憶されていればよく、その対応関係は始めからその第1の記憶媒体に記憶されていてもよく、あるいは可搬の記憶媒体、例えばフロッピィディスク等に記憶され電子楽器に読み込まれて第1の記憶手段に記憶されてもよい。
【0014】
また、本発明において、曲を自動演奏するための演奏情報(曲データ)も電子楽器内に固定的に記憶されていてもよいが、可搬の記憶媒体に記憶され電子楽器に組み込まれるものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の電子楽器の一実施形態の構成ブロック図である。
図1に示す電子楽器には、CPU7,ROM8,RAM9,音源部10,MIDIインターフェース11,操作子12,表示部13,演奏再生部14,鍵盤部15,フロッピィディスクドライブ部16が備えられており、それらはバス20により相互に接続されている。
【0016】
CPU7は、ROM8に格納された制御用プログラムをフェッチしてきて実行することにより、この電子楽器の全ての動作を制御する回路である。ROM8には、後述するプログラムや、演奏情報等が格納されている。RAM9は、CPU7でプログラムを実行する際の作業領域として、また、後述する操作子12の操作により指示入力された情報の格納場所として、また後述するフロッピィディスク部16からロードされた演奏情報の格納場所として使用される。音源部10は、音色を規定する楽音生成情報を入力するとともに、楽音の発音、消音を表わす演奏情報を入力し、この音源部10では、演奏情報が入力される毎に、楽音生成情報で規定される音色の楽音を発音もしくは消音し、これにより楽曲が生成される。その生成された楽曲は図示しないアンプおよびスピーカを介して空間に放音される。
【0017】
MIDIインターフェース11は、MIDI規格に準拠した演奏情報等を外部に出力し、あるいは外部から受け取るものであり、受け取った演奏情報はRAM9に格納され、あるいは音源部10に送られて楽曲の演奏が行なわれる。
操作子12は、この電子楽器に各種の情報を指示入力する各種スイッチ等が備えられており、表示部13には、操作子12による操作状態やその他この電子楽器内の情報が表示される。これら操作部12および表示部13についての詳細は後述する。
【0018】
演奏再生部14は、ROM8ないしRAM9から読み出された演奏情報を一曲分一時的に格納しておくバッファであって、この演奏再生部14に一時的に格納されその後、その演奏情報が1つずつ音源部10に送られて楽音に変換される。鍵盤部15は、アコースティックピアノの鍵盤を模擬した形状のスイッチ群からなり、その鍵盤部15の演奏操作により演奏情報が得られ、RAM9に格納され、あるいはMIDIインターフェース11を経由して外部に送出され、あるいは音源部10に送られて楽音に変換される。
【0019】
また、フロッピィディスクドライブ部16は、フロッピィディスクを装填し装填されたフロッピィディスクをアクセスするものであり、例えば演奏情報や追加のプログラム等が格納されたフロッピィディスクを装填しそのフロッピィディスクに格納された演奏情報や追加のプログラムをロードしてRAM9に格納したり、あるいは鍵盤部15の演奏操作により得られRAM9に格納しておいた演奏情報をフロッピィディスクにセーブしたりすることができる。
【0020】
図2は、図1に示す電子楽器のパネルを表わした図である。
この図2には、図1にブロックで示す、鍵盤部15を構成する、鍵盤1,表示部13を構成する表示器2およびLED4,6、操作子12を構成する音色指定スイッチ3および演奏モード切替えスイッチ5が備えられている。尚ここでは、本実施形態の特徴的な点に関連したスイッチのみ表示されており、他の多くのスイッチ類は図示省略されている。
【0021】
音色指定スイッチ3には、16音色分指定するスイッチがあり、それぞれ4音色毎に4つの音色グループ(グループA〜D)に分けられている。またLED4は、16組の音色スイッチそれぞれに対応して配置されており、対応する音色スイッチがオンされると点灯し、他の音色スイッチがオンされると消灯する。
演奏モード切替えスイッチ5は、そのスイッチがオンのとき音色指定スイッチ3によって指定された音色に応じた自動演奏が行なわれる。演奏モード切替えスイッチ5にはLEDが対応しており、演奏モード切替えスイッチ5のオン、オフに伴ってLED6が点灯、消灯する。
【0022】
演奏モード切替えスイッチ5がオンされているとき、いずれかの音色指定スイッチ3がオンされると、CPU7は指定された音色の楽音生成情報をROM8から読み出し音源部10へ出力するとともに、指定された音色が属する音色グループに対応するデモ演奏用の演奏情報を一曲分読み出す。デモ演奏情報は演奏再生部14に一旦格納され、演奏再生部14はその演奏情報を1つずつ音源部10に出力し、指定された音色が属する音色グループに対応するデモ演奏が行なわれる。
【0023】
また、CPU7は表示器2や音色指定スイッチ用LED4、演奏モード切替えスイッチ用LED6からなる表示部13に対し操作子情報を出力して、表示部13は、音色指定スイッチ用LED4の点灯、演奏モード切替えスイッチ用LED6の点灯や表示器2への音色番号等の表示の処理を行なう。
図3は、音色グループと音色とデモソングの対応テーブルを示す図である。この対応テーブルは、本実施形態ではROM8に記憶されている。
【0024】
図3に示すように、音色グループA〜Dは、それぞれギター、ベース、ピアノ、オルガンの音色グループがあり、例えばギターのグループは、それぞれ音色番号1〜4が付された、ナイロンストリングスギター、スチールストリングスギター、ジャズギター、12ストリングスギターの各音色により構成されている。また、このギターの音色グループAには、デモソングAが対応している。この図3に示すテーブルの他の部分についても同様である。
【0025】
図2に戻って説明を続行する。図2に示す演奏モード切替えスイッチ5がオフであるときはデモ演奏は行なわれない。このとき音色指定スイッチ3を押していずれかの音色を選ぶと、鍵盤1を演奏することで、その指定した音色による演奏を行なうことができる。
オフの状態にある演奏モード切替えスイッチ5をオンにし、さらに音色指定スイッチ3を押して例えば音色番号1の音色を選ぶと、音色番号1が属する音色グループAに対応するデモソングAのデモ演奏が行なわれる。そのデモソングAの演奏情報の最後にくると演奏は停止する。
【0026】
再び音色指定スイッチ3を押して同一音色グループ内のいずれかの音色、例えば音色2を選ぶと音色のみが指定した音色番号2の音色に切り替わり、音色グループAに対するデモソングAのデモ演奏が行なわれる。
一方、音色グループの異なる例えば音色番号5の音色を選んだ場合には、音色番号5が属する音色グループに対応するデモソングBのデモ演奏が行なわれる。デモソングBの演奏情報の最後まで演奏されると、演奏は停止する。
【0027】
デモ演奏中に音色を切り替えた場合は以下のようになる。
ここでは、演奏モード切替えスイッチ5がオンであって、例えば音色番号1の音色を選び、音色番号1が属する音色グループAに対応するデモソングAのデモ演奏が行なわれている途中であるとする。
このデモ演奏中に、例えば音色番号2の音色を選んだ場合には、音色番号2の音色は現在演奏中の音色番号1の音色が属する音色グループと同じグループAに属しているので、音色のみが音色番号2の音色に切り替わり、音色グループAに対応するデモソングAのデモ演奏がそのまま続行される。
【0028】
一方、音色番号1の音色によるデモ演奏中に、例えば音色番号5の音色を選んだ場合には、音色番号5の音色が属する音色グループBは音色番号1の音色が属する音色グループAとは異なるので、デモソングAのデモ演奏は中止し、音色番号5の音色に対応するデモソングBのデモ演奏がその曲の最初から演奏される。演奏情報の最後まで演奏されるとデモ演奏は停止する。
【0029】
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態における電子楽器の、上述したデモ演奏に関連する内部動作を説明する。
図4は、CPU7で実行される各種ルーチンのうちのメインルーチンのフローチャートである。
電源が投入されるとこの図4に示すメインルーチンの実行が開始され、先ずステップS01において必要な初期設定が行なわれる。この初期設定では音色については所定の初期音色、例えば音色番号1の音色に設定され、その初期音色である音色番号1の音色を規定する楽音生成情報がROM8から読み出されて音源部10にセットされる。また、ROM8に記憶されている、図3に示す対応テーブルが参照されて、初期音色である音色番号1の音色が音色グループAに属することを知り、その音色グループAに対応するデモソングAの演奏情報がROM8から読み出されて演奏再生部14に格納される。
【0030】
ただし、この初期設定では演奏モード切替えスイッチ5はオフに設定され、このままではデモ演奏は行なわれない。
初期設定が終了すると、次にステップS02のパネル処理に移る。このパネル処理には、ステップS03の音色指定スイッチ処理およびステップS04の演奏モード切替えスイッチ処理については、それぞれ図5,図6を参照して後述する。
【0031】
ステップS02のパネル処理が終了すると、次にステップS05の表示処理が行なわれる。この表示処理は図2に示す表示器2への表示やLED4,6の点灯/消灯を担当しており、ここではステップS02のパネル処理の結果を受けて表示等の変更が行なわれる。
ステップS06は鍵盤処理であり、図1に示す鍵盤部15の演奏操作が検出されて演奏情報が生成される。
【0032】
ステップS07は、演奏処理であり、演奏モード切替えスイッチ5がオンのときに、演奏再生部14に既に格納された演奏情報がタイムスケジュールに従って読み出される。
ステップS08は発音処理であり、音源部10に演奏情報が送られ、音源部10ではこの演奏情報を受けて楽音が生成される。ステップS08の発音処理が終了すると、ステップS02のパネル処理に戻り、以後、電源がオフされるまで、ステップS02からステップS08までの処理が繰り返される。
【0033】
図5は、音色指定スイッチ処理ルーチンのフローチャートである。
以下では、この図5の音色指定スイッチ処理ルーチンのフローチャートおよび図6に示す演奏モード切替えスイッチ処理ルーチンのフローチャートの各ステップについて概説し、その後、これら音色指定処理ルーチンおよび演奏モード切替えスイッチ処理ルーチンの動作について説明する。
【0034】
図5に示す音色指定スイッチ処理ルーチンのステップS09では、図2に示すように16個配置されている音色指定スイッチ3のうちのいずれかの音色指定スイッチが押されているか否かが検知される。いずれの音色指定スイッチも押されていなければ、そのまま何もせずに、この図5に示す音色指定スイッチ処理ルーチンを抜ける。
【0035】
ステップS09においていずれかの音色指定スイッチが押されていることが検知されたときはステップS10に進み、ステップS10では、押されている音色の音色番号が求められ、ステップS11において、これまで指定されていた音色の音色番号とステップS10において新たに求められた音色の音色番号が比較される。これらの音色番号が互いに等しいときは、そのままこの音色指定スイッチ処理ルーチンを抜ける。
【0036】
ステップS11では、前回とは異なる音色番号の音色が指定されたことが判定されるとステップS12に進み、新たに指定された音色が属する音色グループのID番号がROM8(図3に示す対応テーブル)から読み出され、ステップS13において、今度は音色グループIDどうしの比較(これまで指定されていた音色が属する音色グループのID番号(前回値)とステップS12において今回読み出された音色グループIDとの比較)が行なわれる。それらの音色グループIDが等しいときはステップS16に進み、異なるときはステップS14に進む。
【0037】
ステップS14では、現在デモ演奏が行なわれているか否かが判定され、デモ演奏中でないときはステップS16に進み、デモ演奏中のときはステップS15に進んでデモ演奏を一旦ストップさせた後ステップS16に進む。
ステップ16では、新たに指定された音色を規定する楽音生成情報がROM8から読み出され、ステップS17ではその読み出された楽音生成情報が音源部10に送られる。これにより、これ以降送られてきた演奏情報に基づく楽音がその送られてきた楽音生成情報により規定される音色の楽音となるように音源部10のモードが調整される。
【0038】
ステップS18では、新たな音色が指定されたことに伴い、LED4のうちその新たに指定された音色に対応するLEDを点灯するとともにLEDのうちの他のLEDを消灯するよう、また、表示器2には新たな音色番号、音色名を表示するよう要求が行なわれる。この表示要求は、図4に示すメインルーチンのステップS05の表示処理で参照され、反映される。
【0039】
図6は、演奏モード切替えスイッチ処理ルーチンのフローチャートである。
先ずステップS19において、図2に示す演奏モード切替えスイッチ5のオン/オフが判定される。演奏モード切替えスイッチ5がオンのときは、ステップ S20に進み、現在デモ演奏中か否かが判定される。これは、演奏モード切替えスイッチ5がオンであっても、図5に示す音色指定スイッチ処理ルーチンのステップ15においてデモ演奏が一旦ストップされることがあるからである。現在デモ演奏中のときは、そのまま、この図6に示す演奏モード切替えスイッチ処理ルーチンを抜ける。
【0040】
一方、ステップS20において現在デモ演奏中ではないと判定されるとステップS21に進み、今回指定された音色が属する音色グループのID番号が前回値と等しいか否か判定され、異なっている場合はステップS22に進んで新たな音色グループに対応するデモソングの演奏情報が一曲分ROM8から読み出され、ステップS23においてその読み出された演奏情報が演奏再生部14に格納される。次いでステップS24においてデモ演奏のスタート指令がなされる。ステップS25では、今回の切替えに伴う表示の変更の要求がなされる。この表示要求は図4に示すメインルーチンのステップS05の表示処理により表示に反映される。
【0041】
また、ステップS19において演奏モード切替えスイッチ5がオフであると判定されるとステップS26に進んでデモ演奏の中止処理がなされステップS25に進んでそのデモ演奏の中止に伴う表示の変更要求がなされる。
次に、図4〜図6に示すルーチンの動作について説明する。
この電子楽器に電源が投入され、図4に示すメインルーチンが起動されてステップS01で初期設定が行なわれ(前述したように、この初期設定では演奏モード切替えスイッチ5がオフ、音色は音色番号1の音色が選ばれる)、その状態で音色指定スイッチ3が押され音色番号2の音色が選ばれたとする。すると図5のステップS09で音色指定スイッチ3のオン,オフが判断され、ステップS10で音色指定スイッチに対する音色番号(この場合は音色番号2)が求められる。
【0042】
次にステップS11で前回の音色番号(音色番号1)との比較が行なわれる。前回値と今回値(音色番号2)は異なるので、ステップS12により音色グループIDがROM8から読み出される。その値は音色グループAである。
次に、ステップS13で音色グループIDの前回値(音色グループA)と今回値との比較が行なわれる。音色グループIDは前回値と等しいので、ステップS16に移り音色番号2の音色に対応する楽音生成情報がROM8から読み出され、ステップS17においてその読み出された楽音生成情報が音源部10に出力される。最後にステップS18で表示部13に音色名表示、音色指定スイッチLED点灯/消灯などの表示要求を出力する。
【0043】
次いで、図6に示す演奏モード切替えスイッチ処理に進む。演奏モード切替えスイッチ5がオフの場合は、ステップS19における演奏モード切替えスイッチチェックによりステップS26に移る。ここでは、デモ演奏をストップさせる要求を演奏再生部14に出力する(ただし、今の場合は初期設定によってデモ演奏はストップされている)。次に、ステップS25に移り演奏モード切替えスイッチ用LED6の消灯の表示要求などを行なう(上記同様、初期化処理によりLEDは既に消灯している)。
【0044】
図6に示す演奏モード切替えスイッチ処理が終了すると図4に示すメインルーチンに戻り、ステップS05の表示処理が行なわれる。ここでは、ステップS02におけるパネル処理での表示要求に従って表示器2への表示やLEDの点灯/消灯などの処理が行なわれる。
以下、鍵盤が押された場合にはステップS06の鍵盤処理を行なう。一方、ここでは演奏モード切替えスイッチ5はオフなのでステップS07の演奏処理は行なわれない。そして、ステップS02のパネル処理で設定された音色に従ってステップS08の発音処理が行なわれる。
【0045】
次に、前回に選ばれていた音色が音色番号1であり、演奏ストップ中に演奏モード切替えスイッチ5がオンされ、音色指定スイッチ3が押されて音色番号2の音色が選ばれたとする。
前述と同様に、図5のフローチャートのステップS09、S10、S11、S12、S13、S16、S17、S18の処理が行なわれる。このとき、音色番号2の音色が属する音色グループID(音色グループA)及び音色番号2の音色に対応する楽音生成情報がROM8から読み出されて音源部10に出力され、表示要求が出力される。
【0046】
ここで、演奏モード切替えスイッチ5がオンされたとすると、演奏モード切替えスイッチ処理(図6)のステップS19で演奏モード切替えスイッチがオンであることが判断されてステップS20に進み、ステップS20ではデモ演奏中か否か判断される。ここではデモ演奏はストップしているため、ステップS21で前回の音色(音色番号1)が属する音色グループID(グループA)と今回の音色が属する音色グループIDとの比較が行なわれる。前回と今回の音色グループIDは等しいので、ステップS24に進む。
【0047】
すなわち、前述したように、図4に示すメインルーチンステップS01の初期設定において、初期設定としての音色番号1の音色が属する音色グループAに対応するデモソングAの演奏情報がROM8から読み出されて演奏再生部14に格納されており、この演奏再生部14に格納されている演奏情報がそのまま使用できるため、ここではステップS22およびステップS23の処理は行なわれない。
【0048】
ステップS24では、デモ演奏をスタートさせる要求が演奏再生部14に出力される。最後に、ステップS25で表示部13に演奏モード切替えスイッチLED6の点灯などの要求が出力される。
その後、図4に示すメインルーチンのステップS05で表示処理が行なわれた後、ステップS04の演奏モード切替えスイッチ処理で出力された演奏情報に従って、ステップS07の演奏処理が行なわれ、次いでステップS08の発音処理によりデモ演奏が出力される。
【0049】
デモ演奏がそのデモソングAの演奏情報の最後にまで達すると、演奏再生部14は演奏をストップする。
次に、前回に選ばれていた音色が音色番号2の音色であり、演奏ストップ中に音色指定スイッチ3が押され音色番号5の音色が選ばれたとする。
図5のフローチャートより、ステップS09、S10、S11、S12と処理が進み、音色番号5の音色が属する音色グループID(音色グループB)がROM8から読み出される。
【0050】
次に、ステップS13で音色グループIDの前回値(音色グループA)と今回値との比較が行なわれる。今回の音色グループIDは前回値と異なるので、ステップS14に移りデモ演奏中か否かが判断される。ここではデモ演奏はストップしているのでステップS16に移り、音色番号5の音色に対応する楽音生成情報が読み出され、ステップS17においてその読み出された楽音生成情報が音源部10に出力される。最後にステップS18では表示部13への表示要求が出力される。
【0051】
次に、図6に示す演奏モード切替えスイッチ処理に移る。演奏モード切替えスイッチ5はオンされていて、かつデモ演奏はストップしているので、図6においてステップS19、S20、S21と処理が進む。
ステップS21では前回の音色(音色番号2)が属する音色グループID(音色グループA)今回の音色(音色番号5)が属する音色グループID(音色グループB)との比較が行なわれる。
【0052】
前回と今回の音色グループIDは異なるためステップS22に移る。図3に示す対応テーブルを参照して音色番号5の音色が属する音色グループ(音色グループB)に対応するデモ演奏データ(デモソングB)が読み出される。
そして、ステップS23、S24で演奏再生部14にデモ演奏データが出力され、デモ演奏をスタートさせる要求が演奏再生部14に出力される。
【0053】
最後に、ステップS25で表示部13に表示要求が出力される。
以下同様に、図4に示すメインルーチンステップのS05で表示処理が行なわれた後、演奏処理(ステップS07)及び発音処理(ステップS08)によりデモ演奏が行なわれ、演奏データの最後にくると、演奏再生部14は演奏をストップする。
【0054】
次に、前回に選ばれていた音色が音色番号2の音色(音色グループA)であり、デモソングAのデモ演奏中に音色指定スイッチ3が押され音色番号3の音色が選ばれたとする。
前述のように、図5に示すフローチャートのステップS09、S10、S11、S12、S13、S16、S17、S18の処理が行なわれる。このとき、音色番号3の音色が属する音色グループID(音色グループA)及び音色番号3の音色に対応する楽音生成情報がROM8から読み出されて音源部10に出力され、表示要求が出力される。
【0055】
演奏モード切替えスイッチ処理(図6)では、演奏モード切替えスイッチ5がオンであるので、ステップS19、ステップS20と処理が進む。デモ演奏中であるため、ステップS20から、そのままこの演奏モード切替えスイッチ処理を終える。
以下同様に、図4に示すメインルーチンのステップS05で表示処理が行なわれた後、演奏処理(ステップS07)及び発音処理(ステップS08)が続けられる。演奏情報の最後までくると、演奏再生部14は演奏をストップする。
【0056】
このように音色番号3の音色の音色グループIDは前回の音色の音色グループIDと同じなので、デモ演奏はストップされず音色のみが変更される。
次に、前回に選ばれていた音色が音色番号2の音色(音色グループA)であり、デモソングAのデモ演奏中に音色指定スイッチ3が押され音色番号5の音色が選ばれたとする。
【0057】
前述のように図5のフローチャートのステップS09、S10、S11、S12が処理され、音色番号5の音色が属する音色グループID(音色グループB)が読み出される。
次に、ステップS13で音色グループIDの前回値(音色グループA)と今回値の比較が行なわれる。今回の音色グループIDは前回値と異なるので、ステップS14に移りデモ演奏中か否かが判断される。
【0058】
ここではデモ演奏中なので、ステップS15に移りデモ演奏をストップさせる。そして、ステップS16、S17により、音色番号5の音色に対応する楽音生成情報が読み出され音源部10に出力される。最後にS18で表示要求が出力される。
演奏モード切替えスイッチ処理(図6)では、演奏モード切替えスイッチがオンであるので、ステップS19、S20と処理が進む。デモ演奏はステップS15でストップさせられたため、ステップS20からステップS21に進む。
【0059】
ステップS21では、前回と今回の音色の音色グループID(音色グループB)の比較が行なわれるが、前回値と今回値は異なるためステップS22に移る。ステップS22では、図3に示す対応テープルを参照して、音色番号5の音色が属する音色グループ(音色グループB)に対応するデモ演奏情報(デモソングB)が読み出される。そして、ステップS23で演奏再生部14にデモ演奏データが出力され、ステップS24でデモ演奏をスタートさせる要求が演奏再生部14に出力される。最後に、ステップS25で表示部13に表示要求が出力される。
【0060】
以下同様に、図4に示すメインルーチンのステップS05で表示処理が行なわれた後、演奏処理(ステップS07)及び発音処理(ステップS08)が行なわれる。演奏データの最後にくると、演奏再生部14は演奏をストップする。
このように、音色番号5の音色が属する音色グループIDは前回の音色が属する音色グループと異なるため、前回のデモ演奏はストップされ、音色番号5の音色の属する音色グループ(音色グループB)に対応するデモ演奏(デモソングB)が最初から演奏される。
【0061】
尚、選ばれた音色の音色グループに対応して演奏されるデモソングは、1つのパートだけを持ち選ばれた音色グループに特化した演奏(例えばギターの音色グループに対応するアルペシオだけの演奏)であってもよく、あるいは、複数のパートを持っており、そのうちの1つのパートが対応する音色グループの音色の変更によって音色が変わる(例えば、ピアノ協奏曲で複数のパートのうちピアノのパートのみが音色の変更によって他の音色のピアノ音に変化する)ようにしてもよい。
【0062】
このようにすることで、ソロ演奏時の各音色の効果の違いや、複数音色での演奏時のあるパートの音色の変化に対する曲全体への効果を容易に判断することが可能になる。
また、上記の実施形態では、複数の音色からなる音色グループを定義し、新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループと同一の音色グループに属する音色であるか否かを判定したが、音色グループを定義せずに、新たに音色が選択された場合に、その新たに選択された音色に対応する曲と、自動演奏中の曲とが同一の曲であるか否かを判定してもよい。
【0063】
さらに、上記の実施形態では、CPU7で実行されるプログラムやデモ演奏用の演奏情報(曲データ)等はあらかじめROM8に格納されているものとして説明したが、デモ演奏用の演奏情報等はあらかじめROM8に記憶しておき、デモ演奏のためのプログラムは他のプログラムと一緒にあるいは単独でフロッピィディスク等の外部記憶媒体(ここではフロッピィディスクとする)に格納しておき、デモ演奏を行なうにあたってフロッピィディスク部16にそのフロッピィディスクを装填して電子楽器内にロードしてRAM9に格納し、CPU7はそのRAM9からプログラムを読み出して実行するようにしてもよく、プログラムに加え、さらに演奏情報(図3に示す対応テーブルを含む)もフロッピィディスク等の外部記憶媒体に格納しておき、使用にあたって電子楽器内にロードしてもよい。あるいは制御用プログラムはROM8に記憶しておき、演奏情報をフロッピィディスク等の外部に記憶媒体に格納しておき、使用に先立って、もしくは使用の都度電子楽器内にロードしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、音色の微妙な相違を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の一実施形態の構成ブロック図である。
【図2】図1に示す電子楽器のパネルを表わした図である。
【図3】音色グループと音色とデモソングの対応テーブルを示す図である。
【図4】CPU7で実行される各種ルーチンのうちのメインルーチンのフローチャートである。
【図5】音色指定スイッチ処理ルーチンのフローチャートである。
【図6】演奏モード切替えスイッチ処理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 鍵盤
2 表示器
3 音色指定スイッチ
4,6 LED
5 演奏モード切替えスイッチ
7 CPU
8 ROM
9 RAM
10 音源部
11 MIDIインターフェース
12 操作子
13 表示部
14 演奏再生部
15 鍵盤部
16 フロッピィディスクドライブ部
20 バス
Claims (4)
- 複数の曲と複数の音色との対応関係を記憶する記憶手段と、
複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段と、
選択された音色に対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段と、
自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、該新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲と同一の曲であるときは、自動演奏中の曲の音色を該新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、該新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲とは異なる曲であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断して該新たな音色に対応する曲の自動演奏を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。 - 複数の曲と、複数の音色の集合からなる音色グループとの対応関係を記憶する記憶手段と、
複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段と、
選択された音色が属する音色グループに対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段と、
自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、該新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループと同一の音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の音色を該新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、該新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループとは異なる音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断して該新たな音色が属する音色グループに対応する曲の自動演奏を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。 - 複数の曲と複数の音色との対応関係を記憶する第1の記憶手段と、
複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段と、
選択された音色に対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段と、
少なくとも前記第1の記憶手段と前記音色選択手段と前記自動演奏手段の制御が可能な制御用プログラムを実行するCPUと、
前記CPUで実行される制御用プログラムを記憶した外部記憶媒体を読み込む外部記憶媒体読み込み手段と、
前記CPUで実行される制御用プログラムを書込み自在に記憶する第2の記憶手段とを備えた電子楽器に前記外部記憶媒体読み込み手段によって読み込まれて前記第2の記憶手段に記憶される制御用プログラムを記憶してなる電子楽器用記憶媒体であって、
自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、該新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲と同一の曲であるときは、自動演奏中の曲の音色を該新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、該新たに選択された音色に対応する曲が現在自動演奏中の曲とは異なる曲であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断して該新たな音色に対応する曲の自動演奏を開始させる制御用プログラムを記憶してなることを特徴とする電子楽器用記憶媒体。 - 複数の曲と複数の音色の集合からなる音色グループとの対応関係を記憶する第1の記憶手段と、
複数の音色の中から一つの音色を選択する音色選択手段と、
選択された音色が属する音色グループに対応する曲を選択された音色で自動演奏する自動演奏手段と、
少なくとも前記第1の記憶手段と前記音色選択手段と前記自動演奏手段の制御が可能な制御用プログラムを実行するCPUと、
前記CPUで実行される制御用プログラムを記憶した外部記憶媒体を読み込む外部記憶媒体読み込み手段と、
前記CPUで実行される制御用プログラムを書込み自在に記憶する第2の記憶手段とを備えた電子楽器に前記外部記憶媒体読み込み手段によって読み込まれて前記第2の記憶手段に記憶される制御用プログラムを記憶してなる電子楽器用記憶媒体であって、
自動演奏の途中で新たな音色が選択された場合に、該新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループと同一の音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の音色を該新たな音色に変更して自動演奏中の曲の自動演奏を続行させ、該新たに選択された音色が、自動演奏中の曲の音色が属する音色グループとは異なる音色グループに属する音色であるときは、自動演奏中の曲の自動演奏を中断して該新たな音色が属する音色グループに対応する曲の自動演奏を開始させる制御用プログラムを記憶してなることを特徴とする電子楽器用記憶媒体。
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