JP3626776B2 - 歩車道境界ブロック - Google Patents
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、道路において、車道と歩道間に設置される歩車道境界ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の歩車道境界ブロックは、図7に示すようなL型一体構造である。
【0003】
【従来技術の課題】
このため、歩道側に車庫等ができた場合には、乗り入れに支障を来さないように、低い高さの縁石ブロックに交換する必要がある。この交換は、対象幅全体のブロックを交換するため、作業に手数と時間がかかり、又経費も嵩む。同様のことは、反対に低いブロックから高いブロックに交換する場合、及びブロックが損傷して新品のものに交換する場合にも生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決することが目的であって、その構成は次のとおりである。
1.縁部に沿って一段低くなった断面L型の段部を上面長手方向に形成して成るベースブロックと、
上記ベースブロックの段部上にセットして一列に並べて施工される縁石ブロックと、
前記ベースブロックの段部上において、前記縁石ブロックに続いて一列に並べて施工される傾斜縁石ブロックと、
前記ベースブロックの段部上において、前記傾斜ブロックの低端に続いて一列に並べて施工される平縁石ブロックと、
から成る歩車道境界ブロック。
2.縁石ブロック及び傾斜縁石ブロック並びに平縁石ブロックをベースブロックに対してボルトを利用して固定するように構成して成る前記1記載の歩車道境界ブロック。
3.ベースブロック同士を金具を利用して連結することができるように構成して成る前記1記載の歩車道境界ブロック。
【0005】
【作用】
上記歩車道境界ブロックは、高さを替える必要のある幅において、ベースブロックはそのままにしておき、縁石側のみを交換して設置するものである。ベースブロックと縁石ブロックは、モルタルで固定してもよいし、或いはボルト等を用いて固定するようにしてもよい。
【0006】
【実施例】
図1(A)(B)(C)(D)は本発明に係る歩車道境界ブロックの実施例図である。1はコンクリート成形のベースブロックであって、このベースブロック1の上面長手方向には一段低く段部2が形成されている。3は傾斜4をつけた傾斜縁石ブロックであって、前記ベースブロック1の段部2に一列に並べて設置される。5は平縁石ブロックであって、この平縁石ブロック5は、歩車道間に殆ど段差をつけない場合、例えば車の乗り入れ口に設置されるものであって、ベースブロック1の段部2上に、前記傾斜縁石ブロックを両端に配置してこの間に設置される。6は通常の高さの縁石ブロックであって、前記傾斜縁石ブロック3及び平縁石ブロック5が設置されないすべての位置において、ベースブロック1の段部2上に一列に並べて設置される。
【0007】
図2はベースブロック1を一列に並べ、この段部2に縁石ブロック6を設置した通常の例であって、この状態で車の乗り入れ等が必要になり、縁石ブロック6から平縁石ブロック5にする必要が生じた場合は、ベースブロック1から縁石ブロック6のみを取り除き、この両サイドには傾斜縁石ブロック3を設置し、この間に平縁石ブロック5を設置するものであって、この状況は図3に示されている。
図2、図3において、実施例の場合、ベースブロック1同士は側面で連結金具7で連結されているが、この連結は必要に応じて行うものとする。
【0008】
図4、図5は傾斜縁石ブロック3とベースブロック1を固定するために、傾斜縁石ブロック3側にボルト孔4aを形成し、ここからベースブロック1側にボルト8を通して傾斜縁石ブロック3を固定している例、図6は平縁石ブロック5を同じようにボルト8を用いてボルト孔5aに通し、ベースブロック1に固定している例であって、この固定例も一例にすぎず、その他の固定手段で固定してもよいし、或いはモルタルで固定してもよい。或いは、全く固定せずにベースブロック1の段部2上に並べて置くだけにして施工してもよい。図中8aはキャップである。
【0009】
【発明の効果】
本発明に係る歩車道境界ブロックは以上の如き構成から成るため、次の如き効果を得ることができる。
a.ベースブロックはそのまま残し、境界縁石ブロック、傾斜縁石ブロック、平縁石ブロックを夫々交換するだけで目的に適った歩車道境界の施工ができる。よって、従来のようにベースブロックを含めて全体を交換する必要がないので、施工上手数及び経費の削減が可能である。
b.ブロックの一部が損傷した場合、この部分だけを交換すれば良いので、補修経費が少なくて済む。
c.縁石ブロックとベースブロックに分かれているため、一体のものに比較して嵩張らず、重量も半減するため、運搬及び施工作業がやりやすいと共に保管するにも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歩車道境界ブロックの説明図。
【図2】通常の境界ブロックを施工した状況の説明図。
【図3】平縁石ブロックを施工した例の説明図。
【図4】傾斜縁石ブロックとベースブロックの固定例の正面図。
【図5】傾斜縁石ブロックとベースブロックの固定例の側面図。
【図6】平縁石ブロックとベースブロックの固定例の説明図。
【図7】従来の歩車道境界ブロックの説明図。
【符号の説明】
1 ベースブロック
2 段部
3 傾斜縁石ブロック
4 傾斜
5 平縁石ブロック
6 縁石ブロック
7 連結金具
8 ボルト
【産業上の利用分野】
本発明は、道路において、車道と歩道間に設置される歩車道境界ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の歩車道境界ブロックは、図7に示すようなL型一体構造である。
【0003】
【従来技術の課題】
このため、歩道側に車庫等ができた場合には、乗り入れに支障を来さないように、低い高さの縁石ブロックに交換する必要がある。この交換は、対象幅全体のブロックを交換するため、作業に手数と時間がかかり、又経費も嵩む。同様のことは、反対に低いブロックから高いブロックに交換する場合、及びブロックが損傷して新品のものに交換する場合にも生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決することが目的であって、その構成は次のとおりである。
1.縁部に沿って一段低くなった断面L型の段部を上面長手方向に形成して成るベースブロックと、
上記ベースブロックの段部上にセットして一列に並べて施工される縁石ブロックと、
前記ベースブロックの段部上において、前記縁石ブロックに続いて一列に並べて施工される傾斜縁石ブロックと、
前記ベースブロックの段部上において、前記傾斜ブロックの低端に続いて一列に並べて施工される平縁石ブロックと、
から成る歩車道境界ブロック。
2.縁石ブロック及び傾斜縁石ブロック並びに平縁石ブロックをベースブロックに対してボルトを利用して固定するように構成して成る前記1記載の歩車道境界ブロック。
3.ベースブロック同士を金具を利用して連結することができるように構成して成る前記1記載の歩車道境界ブロック。
【0005】
【作用】
上記歩車道境界ブロックは、高さを替える必要のある幅において、ベースブロックはそのままにしておき、縁石側のみを交換して設置するものである。ベースブロックと縁石ブロックは、モルタルで固定してもよいし、或いはボルト等を用いて固定するようにしてもよい。
【0006】
【実施例】
図1(A)(B)(C)(D)は本発明に係る歩車道境界ブロックの実施例図である。1はコンクリート成形のベースブロックであって、このベースブロック1の上面長手方向には一段低く段部2が形成されている。3は傾斜4をつけた傾斜縁石ブロックであって、前記ベースブロック1の段部2に一列に並べて設置される。5は平縁石ブロックであって、この平縁石ブロック5は、歩車道間に殆ど段差をつけない場合、例えば車の乗り入れ口に設置されるものであって、ベースブロック1の段部2上に、前記傾斜縁石ブロックを両端に配置してこの間に設置される。6は通常の高さの縁石ブロックであって、前記傾斜縁石ブロック3及び平縁石ブロック5が設置されないすべての位置において、ベースブロック1の段部2上に一列に並べて設置される。
【0007】
図2はベースブロック1を一列に並べ、この段部2に縁石ブロック6を設置した通常の例であって、この状態で車の乗り入れ等が必要になり、縁石ブロック6から平縁石ブロック5にする必要が生じた場合は、ベースブロック1から縁石ブロック6のみを取り除き、この両サイドには傾斜縁石ブロック3を設置し、この間に平縁石ブロック5を設置するものであって、この状況は図3に示されている。
図2、図3において、実施例の場合、ベースブロック1同士は側面で連結金具7で連結されているが、この連結は必要に応じて行うものとする。
【0008】
図4、図5は傾斜縁石ブロック3とベースブロック1を固定するために、傾斜縁石ブロック3側にボルト孔4aを形成し、ここからベースブロック1側にボルト8を通して傾斜縁石ブロック3を固定している例、図6は平縁石ブロック5を同じようにボルト8を用いてボルト孔5aに通し、ベースブロック1に固定している例であって、この固定例も一例にすぎず、その他の固定手段で固定してもよいし、或いはモルタルで固定してもよい。或いは、全く固定せずにベースブロック1の段部2上に並べて置くだけにして施工してもよい。図中8aはキャップである。
【0009】
【発明の効果】
本発明に係る歩車道境界ブロックは以上の如き構成から成るため、次の如き効果を得ることができる。
a.ベースブロックはそのまま残し、境界縁石ブロック、傾斜縁石ブロック、平縁石ブロックを夫々交換するだけで目的に適った歩車道境界の施工ができる。よって、従来のようにベースブロックを含めて全体を交換する必要がないので、施工上手数及び経費の削減が可能である。
b.ブロックの一部が損傷した場合、この部分だけを交換すれば良いので、補修経費が少なくて済む。
c.縁石ブロックとベースブロックに分かれているため、一体のものに比較して嵩張らず、重量も半減するため、運搬及び施工作業がやりやすいと共に保管するにも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歩車道境界ブロックの説明図。
【図2】通常の境界ブロックを施工した状況の説明図。
【図3】平縁石ブロックを施工した例の説明図。
【図4】傾斜縁石ブロックとベースブロックの固定例の正面図。
【図5】傾斜縁石ブロックとベースブロックの固定例の側面図。
【図6】平縁石ブロックとベースブロックの固定例の説明図。
【図7】従来の歩車道境界ブロックの説明図。
【符号の説明】
1 ベースブロック
2 段部
3 傾斜縁石ブロック
4 傾斜
5 平縁石ブロック
6 縁石ブロック
7 連結金具
8 ボルト
Claims (3)
- 縁部に沿って一段低くなった断面L型の段部を上面長手方向に形成して成るベースブロックと、
上記ベースブロックの段部上にセットして一列に並べて施工される縁石ブロックと、
前記ベースブロックの段部上において、前記縁石ブロックに続いて一列に並べて施工される傾斜縁石ブロックと、
前記ベースブロックの段部上において、前記傾斜ブロックの低端に続いて一列に並べて施工される平縁石ブロックと、
から成る歩車道境界ブロック。 - 縁石ブロック及び傾斜縁石ブロック並びに平縁石ブロックをベースブロックに対してボルトを利用して固定するように構成して成る請求項1記載の歩車道境界ブロック。
- ベースブロック同士を金具を利用して連結することができるように構成して成る請求項1記載の歩車道境界ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25368994A JP3626776B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 歩車道境界ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25368994A JP3626776B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 歩車道境界ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08120609A JPH08120609A (ja) | 1996-05-14 |
JP3626776B2 true JP3626776B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=17254784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25368994A Expired - Fee Related JP3626776B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 歩車道境界ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3626776B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100671063B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2007-01-19 | (주)단건축사사무소 | 건물 주차장 진입구 경계석 조립체. |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP25368994A patent/JP3626776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08120609A (ja) | 1996-05-14 |
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