JP3625087B2 - 機械式シフトロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、自動車などのオートマチックトランスミッションのシフトレバーのシフト操作を制限するために用いられる機械式シフトロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
機械式シフトロック装置は、シフトレバーをパーキングレンジ位置で機械的にロックするロック機構を有する。このロック機構には種々のものがあり、例えばスプリングによりロックピンが付勢され、この付勢されたロックピンがシフトレバー基部の切欠部などに係合するものがある。この係合は、スプリングによりパーキングレンジ位置で自動的に行われる。
【0003】
このロック機構においてロックを解除する方法にも種々のものがある。例えばブレーキペダルを踏むことで、ケーブルが引っ張られ前記ロックピンをロック解除位置に移動させるもの(ブレーキ連動式)、あるいはキーをキーシリンダに入れてLOCK位置からACC位置に回動することで、ケーブルが引っ張られ前記ロックピンをロック解除位置に移動するもの(キー連動式)などがある。
【0004】
更に、ブレーキ連動式のものとキー連動式のものの両者の機能を合わせ持ったもの(ブレーキ・キー連動式)も存在する。即ち、ブレーキ連動式のケーブルに対し、キー連動式のケーブルが平行に設けられ、この平行部分に連結部材が設けられることにより、ブレーキペダルが踏まれると共にキーがLOCK位置からACC位置へ回動されて始めて、シフトレバーのロックが解除されるようになっているものがある。これにより、ブレーキペダルを踏まないまま、シフトレバーを他のレンジ位置にシフトしたり、キーをLOCK位置にしたまま、シフトレバーを他のレンジ位置にシフトすることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブレーキ・キー連動式においては、ブレーキ連動式のケーブルとキー連動式のケーブルが平行に設けられ、両ケーブルの動きに関連性を持たせるため連結部材を必要とするので、これらの連係を確実に行うためには部品点数が多くなり、また両ケーブルが平行に設けられていることから車体内部でのケーブルの取り回しに無理が生じやすいものであった。
【0006】
さらに、ブレーキペダル部分の狭い所にブレーキランプ用スイッチ等の電気スイッチとは別にロック機構用連動用部材を設置せねばならないので、部品点数が多く、構造が複雑になり、組付調整作業も別々に行なわなければならないので、手間がかかり、製品としたとき、高価なものとなってしまう。
【0007】
この発明は、以上の問題点を解決するためになされたもので、ブレーキ・キー連動式において、作動が確実で部品点数が少なくて済み、車体でのケーブルの取り回しが容易であり、ブレーキペダルに連動させるためのロック機構用連動部材を電気スイッチと一体にまとめて構成することにより、全体として構成を簡素にし、かつ部品点数を削減し、コンパクト化を図れるようにするとともに、その組付作業を容易にし、廉価に製造可能な機械式シフトロック装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る機械式シフトロック装置は、キーをキーシリンダに入れてACC位置からLOCK位置に回動することができるキー装置と、このキーの回動によって移動するキーインターロックケーブルと、パーキングレンジ位置から他のシフト位置へのシフトレバーの移動を機械的にロックするロック機構が設けられたシフトレバー装置と、ロック機構へ連結されて移動するシフトインターケーブルと、ブレーキペダルによって移動されるブレーキインターロック部材と、キーインターロック部材及びブレーキインターロック部材が交差して係止可能とされ、キー装置がLOCK位置でない状態及びブレーキペダルの踏み込み状態で係止が解除されてシフトインターロックケーブルを移動可能としロック機構のロックを解除可能とするべくシフトインターロックケーブルに連結された係止部材と、ブレーキインターロック部材の移動動作によって、電気的にオン、オフ動作する開閉接点と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の機械式シフトロック装置において、ブレーキインターロック部材からの突出量を調整可能にブレーキペダル当接用ピン部材が装着されることを特徴する。
【0010】
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1に記載の機械式シフトロック装置において、ブレーキインターロック部材とキーインターロック部材とは一体的に連結されることを特徴としている。
【0013】
【作用】
この出願の発明では、シフトレバーをパーキングレンジ位置にシフトした状態ではブレーキペダルを踏まないと、ブレーキインターロック部材がシフトインターロックケーブルの係止受け部へ係止している。よって、ブレーキペダルを踏まないまま、シフトレバーを他のレンジ位置にシフトすることはできない。
【0014】
また、シフトレバーをパーキングレンジ位置にシフトした状態ではキーをキーシリンダに入れてLOCK位置からACC位置へ回動しないと、係止部材に対しキーインターロック部材が交差している。よって、キーをLOCK位置にしたままシフトレバーをパーキングレンジ以外のレンジ位置に入れることはできない。
【0015】
特に係止部材へはブレーキインターロック部材及びキーインターロック部材が交差しているので、これらの係合が確実に行われる。
【0016】
さらに、ブレーキインターロック部材の動作に従って、開閉接点が電気的にオン、オフ動作するように操作される。このようにシフトロック装置に電気スイッチを一体的に構成すれば、ブレーキランプ用スイッチを別個に設ける必要がなく全体として構成及び取付を合理化して部品点数を削減できる。
【0017】
請求項2の発明のように構成すれば、シフトロック装置本体を設置した後に、ブレーキインターロック部材から突出したピン部材の突出量を変更調整し、ピン部材と当接するブレーキペダルとの位置調整を行う。これにより、シフトロック装置本体の取付位置を変更調整するのに比し、調整作業を容易かつ迅速に行なえるようにする。
【0018】
なお、本発明ではブレーキインターロック部材が複数の部品で構成される場合には、ブレーキペダルの所定量の踏み込みと連動するブレーキインターロック部材のなかのいずれかの部品で開閉接点がオンオフされるものであればよい。
【0019】
【実施例】
(第1実施例)
以下、この発明の実施例を、図1乃至図12において説明する。
【0020】
まず、この発明の第1実施例の機械式シフトロック装置に用いられるロック機構を図4および図6に示す。シフトレバー1は支軸1Aを中心に車両前後方向(矢印S方向)へ回動可能に車体へ軸支されている。シフトレバー1の長手方向へ所定量移動可能に設けられたディテントピン3は、車体へ固定されたディテントプレート5の車両前方(矢印FR方向)端部の細幅のディテント溝へ入り込んで図6の図示位置においてシフトレバー1をP(パーキング)レンジに保持している。運転者による特殊操作の一種であるシフトレバーノブボタン17の押込みによりディテントピン3は、図6の下方へと押し下げられて細幅のディテント溝から抜け出すのでシフトレバー1を車両前後方向(矢印S方向)のうち車両後方への回動を可能とする。シフトレバー1の回動に伴いディテントピン3は、ディテントプレート5の他のディテント溝7との係合位置を変え、シフトレバー1はP(パーキング)レンジからRレンジ、Nレンジ、Dレンジなどの他のシフト状態に順次シフトする。このディテントピン3は図示しないリターンスプリングの付勢力で図6の上方へ付勢されており、またディテントプレート5には前記細幅ディテント溝の近くにロックカム9が設けられ、Pレンジ位置にあるシフトレバー1のディテントピン3をU字溝9A内へ収容し、軸11回りに回動するようになっている。そして、シフトレバー1が図6に示されるPレンジの位置になった状態で、ロックカム9が矢印L方向へ回転して図示位置(ロック位置)で固定されると、ディテントピン3のシフトレバー1の長手方向への移動を阻止し、Pレンジ用の細幅ディテント溝から抜き出し方向(図6の下方)への移動を阻止する。従ってロックカム9が図6の矢印L方向と反対方向へ回転可能とされて、シフトレバーノブボタン17の押込みによりディテントピン3がロックカム9と共にディテントプレート5の細幅ディテント溝から抜け出して下方へ移動し、他のシフト位置へと移動可能な位置(ロック解除位置)へ移動しない限り、シフトレバー1はPレンジから他のレンジへシフトすることはできない。
【0021】
このようにロックカム9のロック位置および解除位置への回動は、ロックカム9に連結されているシフトインターロックケーブル19と連動している。このシフトインターロックケーブル19の他端は、本実施例の装置の案内手段としての箱状ブロックハウジング21内に一側壁21Aを貫通して導かれ、係止部材としてのブロック形状の第1スライド部材23(図1〜図3)に連結される。この第1スライド部材23はハウジング21内で長手方向へスライド可能(図1の上下方向)に収容され、長手方向中間部の側面には第1の係止受部25および第2の係止受部27がそれぞれ四角形の凹部として形成されている。このハウジング21は矢印FR方向が車両前方を示す。
【0022】
この第1スライド部材23の側方においてハウジング21の側面からは、車両前方へ向けてスライドピン29が突設されている。即ちこのスライドピン29は、ブレーキペダル31の中間部へ固着された接触部32に対応して設けられる。ブレーキペダル31が踏まれると、ブレーキペダル31が車両前方へ移動するのでスライドピン29と離れる。このスライドピン29はロックピン33の内部に摺動可能に収容され、内部に設けられた第1のスプリング35によりブレーキペダル31との接触方向に付勢されている。スライドピン29はロックピン33と共にブレーキインターロック部材を構成している。ロックピン33は、ハウジング21に対し第2スプリング37によりブレーキペダル31との接触方向に付勢されている。ロックピン33の後端が、前記第1係止受部25に係止するとシフトインターロックケーブル19がリターンスプリング13(図6)の付勢力に抗してロックカム9を図6のロック位置へ保持し、シフトレバーノブボタン17を押してもディテントピン3の図示位置からの降下を阻止するように第1の係止受部25の形成位置が決められている。また、この係止では第1スライド部材23へロックピン33が略直交した状態となり、第1スライド部材23は図1がロック位置で、図3が解除位置である。なお、リターンスプリング13はディテントピン3がPレンジ以外へ至った場合にロックカム9を解除位置に保持する。
【0023】
なお、図6のロックカム9はリターンスプリング13の付勢力で矢印L方向と反対方向(時計方向)へ付勢されているが、ディテントピン3のリターンスプリング(図示省略)はこのリターンスプリング13よりも強い付勢力とされ、シフトレバー1がPレンジへ至るとU字溝9Aを介してディテントピン3がロックカム9を図示位置まで矢印L方向へと旋回させる。
【0024】
次に、キーインターロックケーブル49を移動させるキー装置39を図7に示す。キー41をキーシリンダ43に入れてACC位置からLOCK位置へ回動する(図7中の矢印44方向)と、カム45の回動がピン47に伝わりキーインターロックケーブル49が引っ張られる(図7中の矢印50方向)。
【0025】
このキーインターロックケーブル49の他端は、図5から明らかなようにシフトインターロックケーブル19が貫通する側壁21Aとは異る外周面である側壁21Bを貫通してハウジング21(図1〜図3)内に導かれキーインターロック部材である第2のスライド部材53に連結されている。この第2のスライド部材53は先端がL字形状をしており(図2)、前記第2係止受部27と係止できる大きさになっている。この係止は第2および第1のスライド部材23、53が略直交した状態で行われる。また、ロックカム9がロック位置にある時にのみ行われるような位置に第2係止受部27が形成されている。なお、図2中、符号55はキー41をLOCK位置からACC位置へと回動した時に、スライド部材53を図中FR方向へスライドさせるリターンスプリングである。なお、シフトインターロックケーブル19及びキーインターロックケーブル49は、それぞれ両端が移動しないように固定配置されたケーブルカバーチューブ19A、49A内で長手方向へ移動可能とされて圧縮力及び引張力が伝達できる。
【0026】
またハウジング21におけるロックピン摺動案内部91の外方に続けて電気スイッチ用部屋部93が設けられる。この電気スイッチ用部屋部93における、ハウジング21の外周側壁95に設けたスライドピン29の通し穴97の両横である外周側壁95の内側面所定部位には、開閉接点の一方を構成する固定接点99が設置される。また、スライドピン29には、開閉接点の他方を構成する可動接点101が装着されている。すなわち、可動接点101は板状で、その中央部には通し穴103を設け、この通し穴103にスライドピン29の胴部を摺動自在に挿通することにより可動接点101が装着される。
【0027】
可動接点101と、電気スイッチ用部屋部93のロックピン摺動案内部91側の壁部との間には、圧縮コイルばねであるコンタクトスプリング105を架設し、可動接点101が固定接点99に接触する方向に付勢する。
【0028】
スライドピン29には、その胴部所定位置に可動接点101の移動用つば部107が突設されている。このつば部107はブレーキペダル31が所定量以上踏み込まれるとスライドピン29がブレーキペダル接触部32と離れるので、スプリング105の付勢力で可動接点101が固定接点99へ当たるのを可能としている。なお、固定接点99及び可動接点101は図示しない車両電源、ブレーキランプへと接続され、スイッチオンでブレーキランプを点灯させるようになっている。
【0029】
以下、この第1実施例の作用を説明する。
図3、4、6の図示状態はシフトレバー1がPレンジ位置にあり、ロックカム9がロック位置にあるので、シフトインターロックケーブル19および第1スライド部材23もロック位置にある(図3)。停車状態ではキー41がロック位置にあるので、第2のスライド部材53は第2の係止受部27と係止しており、第1スライド部材23のロック位置が維持される。そして、ブレーキペダル31が踏まれていないと、原位置である停止位置にあるブレーキペダル31でスライドピン29が図1の右方向へ押され、この押圧力が第1スプリング35を介してロックピン33、第2スプリング37を撓ませて、ロックピン33が後退し、ロックピン33の後端が、第1係止受部25に係止している。このため、シフトレバーノブボタン17へ押圧力を加えてもロックカム9は回動せず、よってディテントピン3は押し下げられることができないので、シフトレバー1は他のレンジ位置へシフトすることがない。
【0030】
また、シフトインターロックケーブル19および第1スライド部材23がロック位置にある場合には、第2スライド部材53は第2係止受部27へ自由に出入りできるので(図1)、キー41をキーシリンダ43に入れてLOCK位置からACC位置へ回動することができ(図7)また逆方向への回動もできる。
【0031】
シフトレバーをPレンジ位置から他のレンジ位置、例えばDレンジ位置へシフトするためには、ブレーキペダル31を踏み、かつキー41をLOCK位置からACC位置へ(必要に応じてさらにはエンジン作動位置へ)と回動する。これによりロックピン33は第1係止受部25から外れ、第2スライド部材53は第2係止受部27から外れるので、シフトインターロックケーブル19は移動可能となる。これによりロックカム9も容易に回動できる状態となる。そこで、シフトレバーノブボタン17を押すことにより、ディテントピン3を押し下げ、これによりロックカム9をロック解除方向に回動させる。このようにしてロック解除が行われると、シフトレバー1は任意のレンジ位置へシフトすることが可能となる。
【0032】
シフトレバー1がPレンジ位置以外の他のレンジ位置にシフトされると、第1スライド部材23は図1の破線の様に下方に移動し、第1および第2の係止受部25、27はもはやロックピン33や第2のスライド部材53とは係止しなくなる。この場合に、ブレーキペダル31が踏まれない位置にくると、スライドピン29は後退し第1のスプリング35が撓む。しかし、ロックピン33自体は係止受部に対応しないので後退せず第2スプリング37は撓まない。また、第2スライド部材53は第2係止受部27に係止することができないので、第2スライド部材53およびキーインターロックケーブル49は図中右方向に移動できず、従ってキー41はACC位置からLOCK位置に回動することができない。
【0033】
シフトレバー1がPレンジへ至り、ディテントピン3がリターンスプリングの付勢力でディテントカム9をロック位置へと回転させディテントピン3が図6にようにディテントプレート5の細幅ディテント溝へ入り込むと、ケーブル19は第1スライド部材23を図1のロック位置へと戻すのでキー41はLOCK位置へと移動できる。
【0034】
以上説明したようにこの実施例では、第1スライド部材23に対しロックピン33および第2スライド部材53はそれぞれ直交した状態で係止する。このため、第1スライド部材23およびシフトインターロックケーブル19を確実にロックできる。
【0035】
また、このように直交状態で係止が行われる構造は、ハウジング21に対しシフトインターロックケーブル19と、キーインターロックケーブル49およびロックピン29が直交した状態で摺動可能に取り付けられる構造となる。
【0036】
そして、このハウジング21は、短いスライドピン29がブレーキペダル31に接触する位置に設けられる。また、シフトインターロックケーブル19はシフトレバー1の基部に設けられるロック機構から導かれる。更に、キーインターロックケーブル49は、キーロック装置39から導かれる。これら3つの位置関係、即ちブレーキペダル31、シフトレバー1、およびキー装置39の位置関係から、ハウジング21は図4、5に示されるようにインストルメントパネルIP、ステアリングホイルSW、及びキー装置39の前方であって、ブレーキペダル31の後方、かつステアリングコラムSCの側方に配置するのが好ましいことが判る。またこれによって前記両ケーブル19、49が従来のように平行の状態となるよりも、直角の状態とすることが、自動車ボデイ内の取り回しに有利であることが判る。これによってケーブルの取り回しを短く、且つ無理なく行える。このことは図5の斜視図からも明らかである。
【0037】
また、両ケーブル19、49の取り回しが無理なく行われることになるので、これらのケーブル19、49を通しての力の伝達もスムーズに行われ、装置の機械的動作が確実に成される。また耐久性も向上する。なお、ケーブル19はシフトレバー1付近からコンソールボックス内を前方へ延び、その後に立ち上がると共に車両側方へ屈曲してハウジング21へ戻る。
【0038】
次に、上述のシフトロック動作に関連して開閉接点の動作を説明する。
まず、ブレーキが解除された状態、すなわち、ブレーキペダル31が踏み込まれていない状態では、本実施例のシフトロック装置は、図3に示す状態にある。そして、ブレーキペダル31が踏み込まれると図1に示す状態に移行する。すなわち、第2スプリング37が伸びてロックピン33を矢印FR方向へ移動し、第1スプリング35が伸びてスライドピン29を矢印FR側へ押し出すように移動する。このスライドピン29の移動動作に従って、つば部107も矢印FR方向へ移動する。このため、つば部107により押えられていた可動接点101がコンタクトスプリング105の付勢力によって矢印FR方向へ移動し、固定接点99に接続し、ブレーキランプ等の電気回路が閉じられてブレーキランプが点灯する。
【0039】
次に、図1の状態から踏み込まれたブレーキペダル31をブレーキ解除位置に戻すと、ブレーキペダル31の接触部32がスライドピン29を矢印FRと逆の方向へ移動し、第2スプリング37より第1スプリング35の方が付勢力が強いので、スライドピン29の移動に伴って、第2スプリング37が押し縮められ、ロックピン33が第1係止受部25に入りロック状態に至る。
【0040】
また、スライドピン29の矢印FRと逆の方向へ移動する動作の際に、つば部107が、可動接点101を、コンタクトスプリング105の付勢力に抗して矢印FRと逆の方向へ移動する。これにより可動接点101は、固定接点99から切り離され、電気回路が開かれて、図3に示す状態に至り、ブレーキランプが消灯する。
【0041】
(第2実施例)
次に、第2実施例を図8、及び図9によって説明する。本実施例装置は、前述した第1実施例におけるロックピン33と第2係止受部27を係止するスライド部材53とを一体に構成したものである。
【0042】
第1スライド部材23は図8がロック位置である。また、第1スライド部材23には、このロック位置において、ロックピン33と対応する位置に矩形溝状の単一の係止受部69が形成される。従って本実施例では、第1スライド部材23は前記実施例よりも全長が短い。
【0043】
図9に示すように、ロックピン33へは第2のスライド部材53が一体的に連結されている。従って第2スライド部材53の先端部53Aはロック部材の一部と係止部材とを兼ねている。
【0044】
以下、この第2実施例の作用を説明する。まず、図8、及び図9に示す状態では、第1スライド部材23がロック位置にあるが、第2スライド部材53はロック解除位置にある。このロック解除状態では、シフトレバー1がPレンジ位置にあり、Nレンジ、Dレンジ、Rレンジ等の他のレンジ位置に移動操作可能となっている。また、キー41は、キーシリンダ43に入れてACC位置にセットされており、ブレーキペダル31が踏み込まれた状態となっている。
【0045】
上述の図示する状態からシフトレバー1を他のレンジ例えばDレンジにシフトさせると、第1スライド部材23が図8に二点鎖線で示すように矢印A方向に移動し、その係止受部69が、第2スライド部材53の先端部53Aの対応位置からずれ、これらが係合不能な状態となる。この状態では、キー41をキーシリンダ43のACC位置からLOCK位置へ回動しようとすると、スライド部材先端部53Aが第1スライド部材23の外側面に当って、その動作が阻止される。なお、この状態では、ブレーキペダル31を踏み込み又は離す動作を行なっても、スライドピン29がスプリング35の付勢力を受けながら出入動作をするだけなので、ブレーキペダル31の踏込動作に何らの影響を与えるものではない。
【0046】
次に、図8、及び図9に示す状態からロック状態への移行は、次のようになされる。まずキー41の操作によりロックする場合には、キー41をキーシリンダ43に入れてACC位置からLOCK位置へ回動する。するとカム45の回動がピン47に伝わり、キーインターロックケーブル49が引き操作されて矢印B方向に摺動し、スライド部材先端部53Aが第1スライド部材23の係止受部69に係合して、第1スライド部材23が矢印A方向に移動不能なロック状態とされる。なお、このロック状態では、シフトレバー1がPレンジ位置にロックされ、他のシフト移動できない。
【0047】
また、図8、及び図9に示す状態では、キー41をACC位置にしたままでも、ブレーキペダル31を離せばロック状態にされる。すなわち、ブレーキペダル31を離すと、まず初めに、スライドピン29と、ロックピン33とがリターンスプリング37の付勢力に抗して図8の矢印B方向へ押し込まれる。これによって、スライド部材先端部53Aが第1スライド部材23の係止受部69に係合される。なお、この時に電気スイッチの固定接点99と可動接点101とは接続したオン状態となるように移動用つば部107等の構成位置が設定される。このように構成されることにより、図8に示す状態で、キー41を回動操作することにより、キーインターロックケーブル49が引き動作されロックピン33が図8の矢印B方向に引かれて、係止受部69にスライド部材先端部53Aが係合状態となっても、ブレーキペダル31がまだ踏み込まれていない状態に完全に復帰していなければ、固定接点99と可動接点101とが接続されブレーキランプ等の電気スイッチがオン状態とされる。
【0048】
さらに、ブレーキペダル31の踏込み解除によってスライドピン29が図8の矢印B方向へ押し込まれると、スプリング35が押し縮められる。そして、移動用つば部107が可動接点101に当ってこれを図8の矢印B方向に押し動かし、固定接点99から切り離し、電気スイッチのオフ状態とする。なお、このとき、スライド部材53の摺動動作に従って、キーインターロックケーブル49が押し戻されるように操作されるが、この動作は、キーインターロックケーブル49の端部に連動するピン47及びカム45の間の遊び(図7)により吸収される。また、上述のブレーキペダル31を離したときのロック状態においては、キー41をACC位置からLOCK位置に回動操作すること、及びその逆の操作が自由にできるが、キーインターロックケーブル49はすでにロック位置にあるので、第2スライド部材53が動かされることはなく、ロック状態が維持される。
【0049】
次にロック状態を解除する場合には、ブレーキペダル31を踏み込むと共に、キー41をLOCK位置からACC位置に回す。これにより、ブレーキペダル31の押圧から解放されたスライドピン29がスプリング35の付勢力によって押し出されるので、スプリング35は伸びた状態となる。そして、キー41をACC位置に回動することにより、カム45がピン47を介してキーインターロックケーブル49を引っ張る力が解除される。このとき、スライドピン29はブレーキペダルの踏込によりブレーキペダルと離れるのでスプリング35から第2スライド部材53を移動する力は作用せず、リターンスプリング37の付勢力が第2スライド部材53を矢印Bと逆方向に押し、図8、及び図9に示すロック解除状態にセットする。
【0050】
上述のような本第2実施例によれば、第1スライド部材23に係合するための第2スライド部材53をロックピン33と一体で構成したので、部品点数を削減し、構造を簡素化して、装置の小型化を図ることができる。
【0051】
なお、本第2実施例における以上説明した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施例と同様であるので、その説明を省略する。
【0052】
(第3実施例)
次に、この発明の第3実施例を図10、及び図11によって説明する。
【0053】
本実施例は前述した第1実施例におけるスライドピン部分の突出量を調整可能に構成したものである。本実施例では、機械式シフトロック装置のハウジング21におけるロックピン摺動案内部91の外方(図10に向って左側)に続けて電気スイッチ用部屋部93が設けられる。この電気スイッチ用部屋部93におけるハウジング21の外周側壁95に設けたスライド部材109の挿通穴111の両横に当る外周側壁95の内側面所定部位には、それぞれ固定接点99が設置される。また、スライド部材109の外周には、可動接点101が配置されている。すなわち、可動接点101は板状で、その中央部には大径の通し穴103を設け、この通し穴103にスライド部材109の胴部が挿通されている。
【0054】
可動接点101と、電気スイッチ用部屋部93のロックピン摺動案内部91側の壁部との間には、圧縮コイルばねであるコンタクトスプリング105を架設し、可動接点101が固定接点99に当接する方向に付勢されている。
【0055】
スライド部材109には、その胴部所定位置に可動接点101の移動用つば部107が突設されている。このスライド部材109は、太軸とされ、その先端面中央に開口し、軸線方向に伸びる取付穴113が穿設される。また、スライド部材109における取付穴113周囲の側壁部には、矩形梁状の弾性片部113Aが設けられる。この弾性片部113Aは、弾性付与穴115をスライド部材109に設けることによって薄肉に形成される。弾性付与穴115は製作都合上からは長手方向一端部がスライド部材109の端面迄至り、外部へ開放されているのが好ましい。なお、この弾性付与穴115をスライド部材109に設けるには、プラスチック成形によりスライド部材109を形成する際、スライド部材109の一方の端部側から弾性片部113Aの裏側へ、すなわち弾性付与穴115に対応する空間のための金型部材を入れ、スライド部材109の他方の端部側から弾性片部113Aの両横側(弾性片部113Aの紙面奥側及び手前側)に対応する空間のための金型部材を入れることによって形成する。この弾性片部113Aにおける軸線方向中央部位には、断面三角形状に取付穴113内に突出した係止突起117が突設される。このように構成された取付穴113内には、柱状のピン部材119を挿着する。この係止突起117は複数設けられた弾性片部113Aに設けられ、ピン部材119の外周数カ所へ当てるようにされる。このピン部材119は、その先端部を半球形状の頭部に形成し、その中間から基部にかけて断面V字で環状に形成された係着用溝121が多数並べて形成される。
【0056】
そして、ピン部材119はその基部から取付穴113内に挿入され、その係着用溝121が係止突起117に当ってからさらに押し込まれると、係止突起117を設けた取付穴の弾性片部113Aを弾性付与穴115側に押し撓めながら押し込まれる。このとき係止突起117は、各係着用溝121に係着可能で、所定の力以下では、係止突起117が取付穴113の底の方へ押し込められることがないように係着状態を保つよう構成される。
【0057】
また、スライド部材109の基部は、ロックピン33の摺動穴123内に摺動自在に挿着され、スライド部材109の底部と、摺動穴123の底部との間に第1スプリング35が架設される。さらに、スライド部材109の基部には、摺動穴123から抜け落ちないようにする抜け止めフランジ部125を突設する。スライド部材109の基部からピン部材119へ向けた突出109Aは先端がピン部材119内へ挿入されて、ピン部材119の軸心が取付穴113の軸心とずれないように配置している。
【0058】
以下、この第3実施例の作用及び使用法を説明する。
まず、本実施例装置を車両のブレーキペダル部分に設置する場合について説明すると、本実施例装置は、ハウジング21をブレーキペダル31の近傍所定位置に設けた取付部材に設置される。次に、本実施例装置の設置調整作業を行う。この場合、シフトレバー1はパーキングP位置以外の例えばニュートラルN位置に設定して作業を行なうようにする。すなわち、本実施例装置を車体へ取り付けたときには、図10のシフトインターロックケーブル19が引かれた状態、すなわち、第1係止受部25がロックピン33の後端突起33Aに係合可能に対向していない状態にあり、ブレーキペダル31がピン部材119に当たると、これを矢印FRと逆の方向に押す。すると、まずスライド部材109が矢印FRと逆の方向に押し込められ、第1スプリング35の圧力によってロックピン33が押し込められ、第2スプリング37を押し縮めながら第1スライド部材23に係合状態とされる。次に、スプリング35が縮み、スライド部材後端109Bとロックピン前端33Aとが当接する。なお、この状態でブレーキペダル31が無負荷時の位置に戻っていない場合には、作業者は手でブレーキペダル31を矢印FRと逆の方向に図示しないストッパ部材に当って止まるまで引く。このストッパ部材がゴム等の弾性体の場合には、このストッパ部材が充分に弾性変形するまで矢印FRと反対方向へ引く。すると、ピン部材119が矢印FRと逆の方向へ強く押し込まれる。これにより、ピン部材119の係着用溝121部分が、係止突起117を設けた弾性片部113Aを弾性変形させながら使用位置まで押し込まれる。このように作業者は本実施例装置のハウジング21の取付位置をねじ部品を緩め、又締結して変更調整する面倒な作業を行なうことなく、設置調整作業を行うことができる。
【0059】
なお、図11に示す状態では、スライド部材109の矢印FRと逆方向への移動動作中に、つば部107が可動接点101に当って、可動接点101をコンタクトスプリング105の付勢力に抗しながら矢印FRと逆方向へ移動し、固定接点99から切り離す。
【0060】
次に、ブレーキペダル31が踏み込まれた場合について説明する。この場合には、第1スプリング35が伸びてスライド部材109を矢印FR側へ押し出すように移動する。このスライド部材109の移動動作に従って、つば部107も矢印FR方向へ移動する。このため、つば部107により押さえられていた可動接点101がコンタクトスプリング105の付勢力によって矢印FR方向へ移動し、固定接点99に接続し、ブレーキランプ等の電気回路が閉じられて、図10に示す状態となる。
【0061】
次に図10の状態から踏み込まれたブレーキペダル31をブレーキ解除位置に戻すと、前述した設置調整作業のときと同様の動作で、図11に示すロック状態に復帰する。
【0062】
この第3実施例の電気スイッチ部分の構成は、前述した図10、及び図11に示す第2のスライド部材53を一体構造にしたロックピン33を用いる図12に示す構成にしても良いことは勿論である。また、この第3実施例の係着用溝121を構成する凹凸部分が半径方向へ弾性変形可能とされていてもよい。
【0063】
なお、本第3実施例における以上説明した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1、及び第2実施例と同等であるので対応する部材には同一符号を付すこととし、その説明を省略する。また、この第3実施例でピン部材119をロック部材であるスライド部材109から突出量を調整可能に装着する手段は上記構成に限らず、ねじ込み、圧入、カム等の各種の取付構造が適用できる。
【0064】
以上の実施例ではシフトレバー1をPレンジ位置で機械的にロックするロック機構として、回動するロックカム9を用いたものを説明したが、これに限らず直線移動してロックを行うロックプレートを用いたものであっても良い。
【0065】
また、以上の実施例においては第1スライド部材23に対する第2スライド部材53又はロックピン29は略直交していたが、他の実施例においては必ずしもこれらは直交ではなくある程度の角度をもって交差させてもよい。直角でなくても従来のように平行な関係に比べれば十分に前記実施例と同様の効果を有する。
【0066】
また、以上の実施例においては第1および第2係止受部25、27及び係止受部69は第1スライド部材23に形成された凹部であったが、逆に第1スライド部材23には凸部を形成し、ロックピン33や第2スライド部材53に凹部を形成して係止させても良い。
【0067】
さらに上記実施例では、第1係止受部、第2係止受部、及びロックピンさらには第1スライド部材、及びロック部材を摺動可能に取り付けるために案内手段としてハウジングを示したが、本発明では他の案内手段を用いることもできる。たとえば、これらの第1係止受部、第2係止受部、ロックピン、第1スライド部材、及びロック部材を摺動可能に案内する筒状部材を互いに連結した形状の案内手段であってもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、シフトインターロックケーブルの係止受部とロック部材及び係止部材は交差しているので、ロックが確実であり、車内配置に有利で部品点数を少なくできる。
【0069】
さらに、ブレーキペダルに連動させるためのロック機構用連動部材を電気スイッチ部と一体にまとめて構成することにより、全体として構成を簡素にし、かつ部品点数を削減し、コンパクト化を図れるようにするとともに、その組付作業を容易にし、廉価に製造可能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る装置のハウジングの水平断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の作用を示す図である。
【図4】この実施例の全体図を示す自動車室内の斜視図である。
【図5】図4の要部を車両右側から車両前方を見た拡大斜視図である。
【図6】図4のロック機構を一部を取り外した状態で示す側面図である。
【図7】図4のキー装置を示す拡大斜視図である。
【図8】この発明の第2実施例に係る装置のハウジングの水平断面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】この発明の第3実施例に係る装置におけるハウジングの水平断面図である。
【図11】図10の作用を示す図である。
【図12】第3実施例の変形例を示すハウジングの水平断面図である。
【符号の説明】
1 シフトレバー
19 シフトインターロックケーブル
23 第1スライド部材
25 第1係止受部
27 第2係止受部
29 スライドピン(ブレーキインターロック部材)
31 ブレーキペダル
33 ロックピン(ブレーキインターロック部材)
39 キーロック装置
49 キーインターロックケーブル
53 第2のスライド部材(キーインターロック部材)
69 係止受部
99 固定接点(開閉接点)
101 可動接点(開閉接点)
105 コンタクトスプリング
107 つば部
109 スライド部材(ブレーキインターロック部材)
117 係止突起
119 ピン部材(ブレーキインターロック部材)
121 係着溝

Claims (3)

  1. キーをキーシリンダに入れてACC位置からLOCK位置に回動することができるキー装置と、
    このキーの回動によって移動するキーインターロックケーブルと、
    パーキングレンジ位置から他のシフト位置へのシフトレバーの移動を機械的にロックするロック機構が設けられたシフトレバー装置と、
    前記ロック機構へ連結されて移動するシフトインターロックケーブルと、
    ブレーキペダルによって移動されるブレーキインターロック部材と、
    キーインターロック部材及びブレーキインターロック部材が交差して係止可能とされ、キー装置がLOCK位置でない状態及びブレーキペダルの踏み込み状態で前記係止が解除されてシフトインターロックケーブルを移動可能とし前記ロック機構のロックを解除可能とするべくシフトインターロックケーブルに連結された係止部材と、
    前記ブレーキインターロック部材の移動動作によって、電気的にオン、オフ動作する開閉接点と、
    を有することを特徴とした機械式シフトロック装置。
  2. 前記ブレーキインターロック部材からの突出量を調整可能にブレーキペダル当接用ピン部材が装着されることを特徴とした請求項1に記載の機械式シフトロック装置。
  3. 前記ブレーキインターロック部材とキーインターロック部材とは一体的に連結される請求項1又は請求項2に記載の機械式シフトロック装置。
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