JP3624498B2 - 空燃比センサ - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は,自動車用エンジン等の内燃機関における空燃比制御等に使用する空燃比センサに関する。
【0002】
【従来技術】
従来,自動車用エンジン等の内燃機関において,空燃比制御を行うための空燃比センサを排気経路等に設置する。上記空燃比センサとしては,例えば,図13に示す構造のものが知られている。
【0003】
上記空燃比センサ9は,板状の検知部23と板状の出力取出部22とを有すると共に,両者の間には幅方向へ突出した鍔部21を設けてなる板状のセンサ素子92を,ホルダ10を用いて筒状のハウジング11の内側に挿入固定し,上記ホルダ10の上方に粉体12を配置することにより構成されている。
【0004】
そして,上記粉体12の上方より押圧力を加えることにより,上記センサ素子92をホルダ10,ハウジング11内に気密的に固定している(実公昭63−11644号)。なお,上記センサ素子92の鍔部21の上面及び下面,該鍔部21の近傍におけるセンサ素子92の側部,ハウジング11の内側面等によって形成される空間が,上記粉体12の封入部となる。
【0005】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のセンサには以下に示す問題がある。
上記空燃比センサにおけるセンサ素子は板状である。このため,センサ素子がコップ型の形状である場合と比較して,上記封入部の外形断面積が大きくなる。よって,上記センサ素子を粉体を用いてハウジング内に気密的に固定する際,上記粉体の上方より加える押圧力は,板状のセンサ素子を用いた場合に,より大きな押圧力が必要となる。
【0006】
即ち,センサ素子が板状である場合には封入部の外形断面積が大きいため,仮に同じ大きさの押圧力にて粉体を押圧しても,単位面積あたりに換算した押圧力は小さくなる,よって,粉体の密度が,センサ素子を気密的に固定することが可能となるほどには,大きくならないおそれがある。
【0007】
また,粉体の密度を高めようと,より大きな押圧力にて粉体を押圧した場合には,強度的に脆いセンサ素子にクラック等の損傷が生じるおそれがある。
更に,上記押圧力は,通常ハウジングの上端において,例えば大気側カバーをかしめ固定することにより得る。上記押圧力を大きくすることは,上記かしめをより強い力にて行うことを意味し,該かしめを行う部分の強度の信頼性に問題が生じる。
【0008】
また,実公昭63−11644号に示される板状のセンサ素子は,検知部の外形断面積が出力取出部の外形断面積よりも大きい。
このため,上記センサ素子においては,封入部の外形断面積がより大きくなる。従って,上記粉体に加える押圧力をより大きくする必要が生じ,上述と同様の問題が生じる。
【0009】
更に,上記センサ素子は検知部の外形断面積が大きいため,その熱容量も大きい。よって,上記センサ素子の昇温性は悪く,エンジン始動直後よりセンサ素子の空燃比検知可能温度到達に至るまでの時間が長い。この場合,エンジン始動直後における排気ガスの浄化効率が悪い。
【0010】
また,上記センサ素子においては,相対的に出力取出部の大きさが小さくなる。このため,後述する2セルタイプ(図8参照)等,多数の出力取出線等を有するセンサ素子においては,上記出力取出部に上記出力取出線等を配置することが困難となる。また,各出力取出線等が接近状態となるため,ショート等の問題も生じやすくなる。
【0011】
以上のような問題は,検知部と出力取出部との大きさが等しいセンサ素子においては多少なりとも改善される方向となる。
しかしながら,このようなセンサ素子は,検知部と出力取出部との区別が付け難い。よって,空燃比センサの組立作業の際,上記センサ素子は上下を誤ってハウジングに組付けられるおそれがある。
【0012】
本発明は,かかる問題点に鑑み,センサ素子とハウジングとの間のシール性が高く,センサ素子の昇温性が高く,センサ素子をハウジングへ誤組付けすることがなく,更に空燃比センサの高性能化に伴い出力端子等を多数備えることになった場合,ショート等の問題も生じない,空燃比センサを提供しようとするものである。
【0013】
【課題の解決手段】
請求項1の発明は,板状の検知部と板状の出力取出部とを有すると共に,両者の間には幅方向へ突出した鍔部を設けてなる板状のセンサ素子を,筒状のハウジングの内側に挿入固定し,上記鍔部の少なくとも上方に粉体を配置すると共に,該粉体の上方より押圧力を加え,上記センサ素子をハウジング内にて気密的に固定してなる空燃比センサにおいて,
上記センサ素子における上記出力取出部の外形断面積は検知部の外形断面積よりも大きいことを特徴とする空燃比センサにある。
【0014】
本発明の作用につき,以下に説明する。
本発明の空燃比センサにおけるセンサ素子は,出力取出部の外形断面積が検知部の外形断面積よりも大きい。上記センサ素子は,該センサ素子における鍔部の上方であって,ハウジング,鍔部,センサ素子の側面等によって囲まれた封入部に粉体を押圧配置することによりハウジング内に気密固定される(図5参照)。
【0015】
上記封入部の外形断面積は,センサ素子における出力取出部の外形断面積が大きくなるほど小さくなる。上記封入部の外形断面積が小さければ小さいほど,単位面積当たりの粉体にかかる力は大きくなる。このため,粉体全体にかかる押圧力が小さくとも,粉体の密度を十分高くすることができ,よってセンサ素子とハウジングとの間のシール性を高くすることができる。
【0016】
また,上記センサ素子においては,相対的に検知部の体積が小さくなる。このため,検知部の熱容量は低く,センサ素子の昇温性が高くなる。よって,被測定ガスの温度が低く,ヒーター等を使用してセンサ素子を空燃比検知可能温度まで加熱する必要がある場合,その加熱時間を短くすることができる。
また,上記センサ素子は,出力取出部と検知部との形状が異なる。このため,センサ素子をハウジングへ誤組付けすることがない。
また,本発明の空燃比センサにおいては,センサ素子の出力取付部の断面積が比較的大きいため,高性能化に伴い出力端子等を多数備えることになった場合(後述する2セルタイプ等),ショート等の問題も生じない。
【0017】
次に,請求項2の発明のように,上記鍔部の上面及び下面の少なくとも一方は,テーパー部を有することが好ましい。
上記上面にテーパー部を設けることにより,粉体と接触可能な鍔部の面積が増大する。これにより,鍔部の単位面積当たりにかかる粉体からの応力は減少する。よって,上記鍔部の破損を防止することができる。
また,鍔部の付け根等におけるセンサ素子の破損を防止することもできる。
更に,上記応力の減少した分,より高い押圧力を粉体に加えることができる。この場合には,センサ素子とハウジングとの間のシール性が一層向上する。
【0018】
また,上記下面にテーパー部を設けることにより,ハウジングと接触可能な鍔部の面積が増大する。これにより,鍔部の単位面積当たりにかかるハウジングからの応力が減少する。よって,上記鍔部の破損を防止することができる。
また,鍔部の付け根等におけるセンサ素子の破損を防止することもできる。
更に,上記応力の減少した分,より高い押圧力を粉体に加えることができる。この場合には,センサ素子とハウジングとの間のシール性が一層向上する。
【0019】
次に,請求項3の発明のように,上記ハウジングはその内側面に傾斜状受面を有し,かつ上記鍔部は上記傾斜状受面に支承されるテーパー部を有し,更に上記鍔部は上記テーパー部の外周部分においてのみ上記傾斜状受面と当接していることが好ましい。
これにより,傾斜状受面からの応力は,鍔部の径の大きい箇所に作用する。このため,上記鍔部の単位面積あたりにかかる応力が減少し,鍔部の破損を防止することができる。
【0020】
なお,上記空燃比センサにおいて,上記センサ素子をホルダを用いて筒状のハウジングの内側に挿入固定し,上記鍔部の少なくとも上方に粉体を配置すると共に,該粉体の上方より押圧力を加え,上記センサ素子をホルダ及びハウジング内にて気密的に固定することもできる。
この場合には,前述した粉体の封入部は鍔部,ホルダ,ハウジングにより囲まれた空間となる。また,上記センサ素子が直接接触するのはハウジングではなくホルダとなる。従って,鍔部の下面はホルダを介して応力を受ける。上記ホルダを有する空燃比センサにおいても,上述と同様の作用効果を有する。
【0021】
また,上述と同様に,上記鍔部の上面及び下面の少なくとも一方においてテーパー部を有することが好ましい。
更に,上述と同様に,上記ホルダはその内側面に傾斜状受面を有し,かつ上記鍔部は上記傾斜状受面に支承されるテーパー部を有し,更に上記鍔部は上記テーパー部の外周部分においてのみ上記傾斜状受面と当接することが好ましい。
【0022】
次に,請求項4の発明のように,上記センサ素子は,酸素イオン導電性金属酸化物よりなる板状の固体電解質に一対の電極を設けたセンサ素子であることが好ましい。上記センサ素子は構造が単純である。よって,製造が容易かつ製造コストも安価である。
なお,上記酸素イオン導電性金属酸化物としては,例えば,ジルコニア等を使用することができる。
【0023】
次に,請求項5の発明のように,上記センサ素子は,酸素イオン導電性金属酸化物よりなる板状の固体電解質に一対の電極を設けたセンサ部を,電気絶縁性金属酸化物よりなる基板に接合したセンサ素子であることが好ましい。
上記センサ素子は,脆い固体電解質の強度をより硬い基板により補強することができる。このため,衝撃等による破損が生じ難いセンサ素子を得ることができる。
なお,上記酸素イオン導電性金属酸化物としては,上述した物質と同様のものを使用することができる。また,上記電気絶縁性金属酸化物としては,例えば,絶縁セラミックであるアルミナ等を使用することができる。
【0024】
次に,請求項6の発明のように,上記基板はセンサ素子の幅方向に上記鍔部を有し,上記センサ部は鍔部を有していないことが好ましい。
上記センサ素子は,硬度の高い基板のみに鍔部を有する。よって,より強度が高く,破損し難い鍔部を得ることができる。
【0025】
次に,請求項7の発明のように,上記センサ素子は,ポンプセルとセンサセルとを積層してなる2セルタイプの構造であることが好ましい。
上記センサ素子において,ポンプセル及びセンサセルがそれぞれ一対の電極を有する場合には,上記一対の電極がそれぞれ出力端子等を有することとなる。即ち,上記センサ素子は多くの出力端子等を有する。
【0026】
本発明の空燃比センサにおいては,センサ素子の出力取出部の外形断面積が比較的大きいため,上述のごとき2セルタイプのセンサ素子において,上記出力取出部に上記多数の出力端子等を容易に配置することができる。また,上記出力端子等の間の距離を確保することができるため,ショート等の問題も生じ難い。
【0027】
次に,請求項8の発明のように,上記センサ素子は,その内部にヒータを有することが好ましい。
センサ素子にヒータを設ける場合には,上述のごとき出力端子の他,ヒータへの電流供給線をセンサ素子の出力取出部に組み込む必要がある。
本発明の空燃比センサにおいては,センサ素子の出力取出部の外形断面積が比較的大きいため,上述のごときセンサ素子において,電流供給線を容易に配置することができる。
特に上記2セルタイプのセンサ素子がヒータを内蔵した場合,上記電流供給線に加え,より多数の出力端子等を出力取出部に配置する必要があるため,本発明の構成がより効果的に作用する。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかる空燃比センサにつき,図1〜図5を用いて説明する。
図1に示すごとく,本例の空燃比センサ1は,板状の検知部23と板状の出力取出部22とを有すると共に,両者の間には幅方向へ突出した鍔部21を設けてなる板状のセンサ素子2を,筒状のハウジング11の内側に挿入固定し,上記鍔部21の上方に粉体12を配置すると共に,該粉体12の上方より押圧力を加え,上記センサ素子2をハウジング11内にて気密的に固定してなる。
上記センサ素子2における上記出力取出部22の外形断面積は検知部23の外形断面積よりも大きい。
【0029】
本例にかかる空燃比センサにつき詳細に説明する。
上記空燃比センサ1は,ハウジング11と該ハウジング11の下方に設けた二重構造の被測定ガス側カバー15と,上記ハウジング11の上方に設けた三段の大気側カバー131,132,133とを有する。
上記被測定ガス側カバー15と上記ハウジング11の下端部とにより被測定ガス室150が形成される。上記被測定ガス側カバー15は,上記被測定ガス室150に被測定ガスを導入するための複数のガス穴151を有する。
【0030】
次に,上記大気側カバー131は最も下段に設けられており,リング130を介してハウジング11の上端部にかしめ固定されている。上記大気側カバー131の上方には大気側カバー132が,更にその上方には大気側カバー133がかしめ固定されている。このかしめ固定により生じた力が,上記大気側カバー131の端部,後述するインシュレーター121,パッキン120を介して粉体12に伝達される。これが粉体12にかかる押圧力となる。
なお,上記大気側カバー132,133には,後述するセンサ素子2の内部に設けた大気室250へ大気を導入するための導入口139を有する。
【0031】
次に,上記センサ素子2はハウジング11の内側にホルダ10を介して挿入固定されている。上記ホルダ10と上記センサ素子2における鍔部21の上面211とハウジング11の内側面とにより囲まれた空間が粉体12の封入部129となる。上記粉体12の上方には,パッキン120及びインシュレーター121が載置されている。上記インシュレーター121の上面は,上記大気側カバー131と当接している。
なお符号181,182は後述する出力端子193,194とこれに接続された出力取出線191,192とを絶縁隔離し固定するためのインシュレータとゴムブッシュである。
【0032】
次に,上記センサ素子2について説明する。
図2に示すごとく,上記センサ素子2における鍔部21の上面211及び下面212はテーパー部を有する。
図3に示すごとく,上記センサ素子2は,酸素イオン導電性金属酸化物よりなる板状の固体電解質20の両面に一対の電極201,202を有する。なお,上記固体電解質20はジルコニアよりなる。また,上記電極201,202は白金よりなる。
上記電極201は被測定ガス室150(図1参照)と対面し,上記電極202はセンサ素子2の内部に設けた大気室250と対面している。
【0033】
図3に示すごとく,上記大気室250は上記固体電解質20とこれに接着された大気室形成板25とにより形成される。上記大気室形成板25は,溝部を設けたアルミナ製の板である。
また,上記センサ素子2は上記大気室形成板25に接着されたヒータ部24を有する。上記ヒータ部24は発熱体240を印刷した基板241と,上記発熱体240を被覆するよう配置された絶縁板242よりなる。
なお,上記基板241,絶縁板242はアルミナよりなる。上記発熱体240はタングステンよりなる。
【0034】
上記センサ素子2の電極201,202には各々の出力を取出すためのリード部203,204が一体的に設けてある。図1に示すごとく,リード部203は出力端子193を介して出力取出線191へと接続される。リード部204も同様に,出力端子194を介して出力取出線192へと接続される。
また,上記発熱体240には外部より電流を供給するためのリード部が設けてある。上記リード部は,図示されない電源より延設された電流供給線199と接続される(図1参照)。
【0035】
次に,本例における作用効果につき説明する。
本例の空燃比センサ1におけるセンサ素子2は,図4に示すごとく,出力取出部22の外形断面積が検知部23の外形断面積よりも大きい。そして,上記センサ素子2は,該センサ素子2における鍔部21の上方であって,ハウジング11,鍔部21,センサ素子2の側面,ホルダ10によって囲まれた封入部129に粉体12を押圧配置することにより,ホルダ10及びハウジング11内に気密固定される。
【0036】
よって,上記封入部129の外形断面積は,図4,図5に示すごとく,センサ素子2における出力取出部22の外形断面積が大きくなるほど小さくなる。例えば,同図において点線aで示される出力取出部をハウジングに挿入配置した場合の上記封入部の外形断面積は,本例の出力取出部22におけるそれよりも大きい。
上記封入部129の外形断面積が小さければ小さいほど,単位面積当たりの粉体12にかかる力が大きくなる。このため,粉体12全体にかかる押圧力が小さくとも,粉体12の密度を十分高くすることができる。よって,上記センサ素子2とホルダ10,ハウジング11との間のシール性を高くすることができる。
【0037】
また,上記センサ素子2においては,相対的に検知部23の大きさが小さくなる。このため,検知部23の熱容量は低く,センサ素子2の昇温性が高くなる。よって,被測定ガスの温度が低く,センサ素子2に内蔵されたヒーター部24を使用してセンサ素子2を空燃比検知可能温度まで加熱する必要がある場合,その加熱時間を短くすることができる。
また,上記センサ素子2は,出力取出部23と検知部22との形状が異なる。このため,センサ素子2をハウジング11へ誤って組付けることがない。
【0038】
また,上記鍔部21の上面211にはテーパー部が設けてある。これにより,粉体12と接触可能な鍔部21の面積が増大する。これにより,鍔部21の単位面積当たりにかかる粉体12からの応力が減少する。
また,上記下面212にはテーパー部が設けてある。これにより,ホルダ10と接触可能な鍔部21の面積が増大する。これにより,鍔部21の単位面積当たりにかかるホルダ10からの応力が減少する。
以上により,上記鍔部21にかかる応力が減少し,鍔部21の破損を防止することができる。また,鍔部21の付け根等におけるセンサ素子2の破損を防止することもできる。
【0039】
また本例の空燃比センサ1は,センサ素子2の出力取出部22の外形断面積が比較的大きい。このため,電極201,202の出力端子193,194,またヒータ部24における発熱体240に通電するための線(図示略)の出力取出部22への配置を容易に行うことができる。また,これらの線の間におけるショート等も防止することができる。
【0040】
実施形態例2
本例は,図6,図7に示すごとく,センサ素子2は,ホルダ10を介してハウジングに挿入固定され,該センサ素子2はその鍔部21におけるテーパー部の外周部分219においてのみ,ホルダ10の傾斜状受面102と当接する空燃比センサ1である。なお,上記外周部分はRをつけた曲面としても良い。
本例の空燃比センサ1は,実施形態例1に示す板状のセンサ素子2を,ホルダ10を介して筒状のハウジング11の内側に挿入固定し,上記鍔部21の上方に粉体12を配置すると共に,該粉体12の上方より押圧力を加え,上記センサ素子2を上記ホルダ10,ハウジング11内において気密的に固定してなる。
【0041】
上記ホルダ10はその内側面に傾斜状受面102を有し,かつ上記鍔部21の下面212は上記傾斜状受面102に支承されるテーパー部を有する。
図7に示すごとく,上記鍔部21は上記テーパー部の外周部分219においてのみ上記傾斜状受面102と当接する。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0042】
次に,本例の空燃比センサ1において,センサ素子2の鍔部21は上記テーパー部の外周部分219においてのみ上記傾斜状受面102と当接する。
これにより,傾斜状受面102からの応力は,鍔部21の径の大きい箇所にのみ作用する。このため,上記鍔部21内部の単位面積あたりにかかる応力が減少し,鍔部21の破損を防止することができる。その他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0043】
実施形態例3
本例は,図8に示すごとく,板状の検知部33と板状の出力取出部32とを有すると共に,幅方向へ突出した鍔部31を有する2セルタイプのセンサ素子3である。上記センサ素子3は,実施形態例1と同様に,空燃比センサのハウジングに挿入固定される。
【0044】
上記センサ素子3は,上記出力取出部32の外形断面積は検知部33の外形断面積よりも大きく,上記鍔部31の上面311,下面312においてテーパー部を有する。
上記センサ素子3は,ポンプセル37とセンサセル36と,両者の間に設けた被測定ガスを導入するための内室380,またセンサセル36と対面した大気室350を有する。
【0045】
上記ポンプセル37は一対の電極371,372を有し,該電極371,372の中央にはピンホール370が設けてある。また,上記センサセル36も一対の電極361,362を有する。
なお,同図において,符号38及び35はそれぞれ,内室380,350を形成するための形成板である。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0046】
本例に示すセンサ素子3は,電極を合計4つ有する。このため,各電極に接続される導線を4本,出力取出部32に設ける必要がある。しかし,本例のセンサ素子3においては,出力取出部32が比較的大きいため,上記導線を容易に配置することができる。また,導線間の距離を確保することができるため,ショートを防止することができる。
その他は,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
なお,上記センサセル36に接続される導線は,センサセル36における出力を取出すためのもの,上記ポンプセル37に接続される導線は,ポンプセル37に電圧を印加するためのものである。
【0047】
実施形態例4
本例は,図9に示すごとく,出力取出部42の外形断面積の大きさと形状が場所によって異なるセンサ素子4である。上記センサ素子4は,実施形態例1と同様に,空燃比センサのハウジングに挿入固定される。
上記センサ素子4は,板状の検知部43と板状の出力取出部42とを有すると共に,両者の間には幅方向へ突出した鍔部41を設けてなる。
【0048】
上記出力取出部42の下端部420の外形断面積は,上記検知部43の外形断面積よりも大きい。なお,上記下端部420は鍔部41の直上にある。
また,上記出力取出部42の上端部429の外形断面積は,上記検知部420の外形断面積と同等である。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0049】
本例のセンサ素子4を実施形態例1と同様に空燃比センサのハウジングに組付けた場合,上記鍔部41の上方において,粉体が押圧配置される。上記出力取出部42の下端部420は外形断面積が大きいため,粉体の封入部の外形断面積が小さくなる。従って,粉体の単位面積あたりにかかる力が大きくなり,粉体12の密度を十分高くすることができる。このため,上記センサ素子4とハウジングとの間に高いシール性を得ることができる。
その他は,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0050】
実施形態例5
本例は,図10〜図12に示すごとく,鍔部51を別体として取付けることにより製造したセンサ素子5である。
本例のセンサ素子5は,板状の検知部53と板状の出力取出部52とを有すると共に,両者の間には幅方向へ突出した鍔部51を有する。上記出力取出部52の外形断面積は検知部53の外形断面積よりも大きい。
また,上記センサ素子5は,一対の電極を有する固体電解質と,大気室を形成するための大気室形成板と,ヒーター部とよりなる(実施形態例1における図3参照)。なお,上記ヒーター部は発熱体を設けた基板と該基板を被覆する絶縁板とよりなる。
【0051】
上記センサ素子5は,センサとしての機能を有する本体に,別体として構成した鍔部を接合することにより製造する。
まず,酸素イオン導電性物質よりなる長尺のグリーンシート590を準備する。次いで,図12に示すごとく,上記グリーンシート590より,固体電解質591,592を型抜きし,多数製作する。この時,固体電解質591と固体電解質592とが必ず隣接するよう型抜きを行う。なお,上記型抜きにより,グリーンシート590の端部は,廃材593となる。上記廃材593は固体電解質として必要な形状をとることができなかった部分である。
【0052】
次いで,上述と同様の方法を用いて,アルミナよりなるグリーンシートより大気室形成板,絶縁板,基板を順次成形する。なお,上記大気形成板は型抜きの後,積層後には大気室となる溝をその表面に設けておく。
次いで,上記固体電解質の両面に印刷により電極を形成する。また,上記基板の片面に印刷により発熱体を形成する。
次いで,固体電解質,大気室形成板,絶縁板,基板を順次積層し(図3参照),積層体59となす。
【0053】
一方,上記鍔部と同形状の小片510をアルミナを原料として射出成形する。そして,図11に示すごとく,上記積層体59に対し,上記小片510を左右に一つづつ,セラミック接着剤により接着する。
以上により得られた積層体59及び小片510を加熱焼成により一体となし,センサ素子5となす。
【0054】
本例のセンサ素子5の製造方法によれば,固体電解質等を一枚のグリーンシートから型抜きにより成形する際,生じる廃材の量を最も少なくすることができる。このため,材料コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,空燃比センサの断面説明図。
【図2】実施形態例1における,センサ素子の斜視図。
【図3】実施形態例1における,センサ素子の断面図。
【図4】実施形態例1における,空燃比センサの要部断面説明図。
【図5】実施形態例1における,図4のA−A矢視断面図。
【図6】実施形態例2における,空燃比センサの要部断面説明図。
【図7】実施形態例2における,センサ素子とホルダとの要部説明図。
【図8】実施形態例3における,2セルタイプのセンサ素子の説明図。
【図9】実施形態例4における,センサ素子の斜視図。
【図10】実施形態例5における,センサ素子の説明図。
【図11】実施形態例5における,センサ素子の展開説明図。
【図12】実施形態例5における,固体電解質の成形方法の説明図。
【図13】従来例における,空燃比センサの断面説明図。
【符号の説明】
1...空燃比センサ,
102...傾斜状受面,
11...ハウジング,
12...粉体,
2,3,4,5...センサ素子,
21,31,41,51...鍔部,
211...上面,
212...下面,
22,32,42,52...出力取出部,
23,33,43,53...検知部,
Claims (8)
- 板状の検知部と板状の出力取出部とを有すると共に,両者の間には幅方向へ突出した鍔部を設けてなる板状のセンサ素子を,筒状のハウジングの内側に挿入固定し,上記鍔部の少なくとも上方に粉体を配置すると共に,該粉体の上方より押圧力を加え,上記センサ素子をハウジング内にて気密的に固定してなる空燃比センサにおいて,
上記センサ素子における上記出力取出部の外形断面積は検知部の外形断面積よりも大きいことを特徴とする空燃比センサ。 - 請求項1において,上記鍔部の上面及び下面の少なくとも一方は,テーパー部を有することを特徴とする空燃比センサ。
- 請求項1又は2において,上記ハウジングはその内側面に傾斜状受面を有し,
かつ上記鍔部は上記傾斜状受面に支承されるテーパー部を有し,
更に上記鍔部は上記テーパー部の外周部分においてのみ上記傾斜状受け面と当接していることを特徴とする空燃比センサ。 - 請求項1〜3のいずれか一項において,上記センサ素子は,酸素イオン導電性金属酸化物よりなる板状の固体電解質に一対の電極を設けたセンサ素子であることを特徴とする空燃比センサ。
- 請求項1〜3のいずれか一項において,上記センサ素子は,酸素イオン導電性金属酸化物よりなる板状の固体電解質に一対の電極を設けたセンサ部を,電気絶縁性金属酸化物よりなる基板に接合したセンサ素子であることを特徴とする空燃比センサ。
- 請求項5において,上記基板はセンサ素子の幅方向に上記鍔部を有し,上記センサ部は鍔部を有していないことを特徴とする空燃比センサ。
- 請求項1〜3のいずれか一項において,上記センサ素子は,
ポンプセルとセンサセルとを積層してなる2セルタイプの構造であることを特徴とする空燃比センサ。 - 請求項1〜7のいずれか一項において,上記センサ素子は,その内部にヒータを有することを特徴とする空燃比センサ。
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