JP3624489B2 - 遮断弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスの事故を未然に防ぐガス遮断装置の遮断アクチュエータとして使用される遮断弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
危険性の高いガス事故を未然に防ぐため従来より種々の安全装置が利用されており、中でもガスの異常使用およびガス漏れ時等を検出しガスを遮断するガス遮断装置が注目されている。特に、ガスメータに内蔵された流量センサによりガスの流量を監視しマイクロコンピュータによりガスの使用状態を異常使用と判断した場合や、地震センサ、ガス圧力センサ、ガス警報器などのセンサの状況を監視し危険状態と判断した場合は、ガスメータに内蔵された遮断弁によりガスを遮断する電池電源によるマイクロコンピュータ内蔵ガス遮断装置(以下マイコンガス遮断装置と省略する)は、安全性、ガス配管の容易性、低価格等の優位性のため、全世帯普及を目指した取り組みが実施されている。
【0003】
また、マイコンガス遮断装置の機能を持ち、流量センサによって計測されたガス流量情報を電話回線などを利用して集中監視するテレメータとしても利用できる集中監視型マイコンメータも普及が促進されている。従来マイコンガス遮断装置の遮断弁としては、電池の電力消耗を抑えるためガス遮断動作の瞬間のみ電流を印加し、閉弁保持、開弁保持は電力供給を必要とせず、ガス復帰動作は主に人が復帰操作部に加えた荷重を可動部に伝達することによってなされる形式の自己保持型電磁ソレノイドをアクチュエータとした遮断弁が主に利用されていた。
【0004】
しかし、このガス復帰のための復帰操作は、わざわざ屋外のガスメータに人が足を運ぶ必要があったり、操作荷重が重く高齢者などの操作ミスなどのため、ガス供給事業者が呼び出されることが多く、ガス供給事業者の負担となってきている。そこで近年、簡単な電気スイッチ操作や電話回線などによる遠隔操作でガス復帰可能なよう、電気的エネルギーでガス遮断もガス復帰も可能で開弁状態と閉弁状態の保持は電気的エネルギーを必要としない遮断弁(以下双方向遮断弁と称す)が要求されている。
【0005】
以下に従来の遮断弁について説明する。
図6は従来の遮断弁の閉弁状態の断面図を示すものである。図6において、電磁コイル101と、電磁コイル101の中心穴の一端に配された固定鉄芯102と、電磁コイル101の中心穴に挿通され一端103aが固定鉄芯102に当接可能で他端103bにガスメータ内の弁座111に当接可能とすることによってガスを閉止可能な弁体104を配された可動鉄芯103と、電磁コイル101の外側に配された継鉄105と、継鉄105と固定鉄芯102とで着磁方向に挟み込まれて配された永久磁石112とで遮断弁が構成されている。継鉄105は、固定鉄芯102側に配されたコの字状の第1継鉄105aと、弁体104側に配され遮断弁の固定金具をかねた第2継鉄105bとで形成されている。
【0006】
弁体104は、中心に穴を有するベンゴム108と、可動鉄芯103と一体的に形成された弁軸109と、弁軸109の一部に形成されたパイロット弁部113と、ベンゴム108の電磁コイル101側に配された弁ゴム受け114と、反対側に配された弁ゴム押さえ115と、可動鉄芯103の端103cに配されたスプリング受け116と、スプリング受け116と弁ゴム押さえ115との間に圧縮されて配された第2スプリング117とで構成されている。弁ゴム受け114と第2継鉄105bとの間には第1スプリング118が圧縮されて配されている。固定鉄芯102の先端には凸状の円錐部が形成され、可動鉄芯102の端には相似形の凹状の円錐部102aが形成されている。可動鉄芯103の断面はD字状に成型されている。
【0007】
以上のように構成された遮断弁について、以下その動作について説明する。
開弁状態においては、固定鉄芯102と可動鉄芯103が当接し、永久磁石112の起磁力による磁気回路が形成されるため、可動鉄芯103は第1スプリング118の反力に抗して固定鉄芯102に吸着した状態を保持し、弁座111とベンゴム108は離れた状態を保ちガスが流通可能である。
【0008】
遮断動作時は、電磁コイル101に永久磁石112による起磁力とは逆方向の起磁力を発生させるよう通電され、固定鉄芯102と可動鉄芯103の当接部における電磁吸引力が減少し、第1スプリング118の反力によって弁体104が移動し、ベンゴム108が弁座111に当接してガスが閉止される。
【0009】
閉弁状態においては、固定鉄芯102と可動鉄芯103とのギャップが充分大きいため永久磁石112による吸引力は小さくなり、第1スプリング118の反力によってベンゴム108は弁座に当接した状態を保持し、ガスが閉止された状態を保つ。
【0010】
復帰動作時は、電磁コイル101に永久磁石112による起磁力と同方向の起磁力を発生させるよう通電され、固定鉄芯102と可動鉄芯103間の電磁吸引力が増大し、第1スプリング118の反力に抗して弁体104が移動し、固定鉄芯102と可動鉄芯103が当接し、通電を停止した後も永久磁石112の起磁力によって吸引保持されるため、弁座111とベンゴム108は離れた状態となり、ガスが流通可能となる。復帰動作時の上下流の差圧が充分大きいときは、可動鉄芯103の移動に伴ってまずパイロット弁部113が開弁し、上下流の差圧が充分小さくなった後第2スプリング117の反力によってベンゴム108は開弁位置に移動する。閉弁状態で可動鉄芯103と固定鉄芯102との隙間120にあるガスは、可動鉄芯103の移動に伴って圧縮され復帰動作の障害となるため、可動鉄芯103のD字状の隙間110を通って弁体側のガス通路に逃される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の構成では、第1に、固定鉄芯103の加工時にD字状の隙間110部に切削バリが発生しやすく、また、可動鉄芯103の外周が円形でないためセンタレス研磨加工を行うことができず外周の表面粗度が粗く、また、可動鉄芯103のD字状の位置によって大きく摩擦抵抗が異なるといった理由で、遮断・復帰時の動作特性に大きなばらつきが発生しやすく、電池で駆動すべきマイコンガス遮断装置の遮断弁としては動作安定性が充分でないといった課題を有していた。
【0012】
本発明はかかる従来の課題に鑑み、動作安定性が高く、動作・保持不良が発生しにくく、小さな動作電力で遮断・復帰動作可能な遮断弁を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の遮断弁においては、可動鉄芯は中心に貫通穴を有し、弁体は一端にベンゴムを配し他端は通気溝または通気穴を有し前記可動鉄芯の端に固定された弁軸とで構成したものである。
【0014】
この本発明によれば、動作安定性が高く、小電力で動作が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するために本発明の請求項1記載の遮断弁は、少なくとも、電磁コイルと、電磁コイルの中心穴の一端に配された固定鉄芯と、前記電磁コイルの前記中心穴に挿通され一端が前記固定鉄芯に当接可能で他端に弁体を配された可動鉄芯と、前記電磁コイルの外側に配された継鉄とで構成された遮断弁において、可動鉄芯は中心に貫通穴を有し、弁体は少なくともベンゴムと、一端に前記ベンゴムを配し他端は通気溝または通気穴を有し前記可動鉄芯の端に固定された弁軸とで構成されたことを特徴とする構成を備えたものである。
【0016】
また、本発明の請求項2記載の遮断弁は、請求項1記載の遮断弁に加えて、可動鉄芯は弁体側の端の貫通穴内面に円周状の溝を有し、弁軸は金属製で前記可動鉄芯側の端を前記可動鉄芯の前記貫通穴の前記溝の位置まで挿入され先端を拡大することによって可動鉄芯に締着されたことを特徴とする構成を備えたものである。
【0017】
また、本発明の請求項3記載の遮断弁は、請求項1記載の遮断弁に加えて、可動鉄芯は弁体側の端の外周に円周状の溝を有し、弁軸は合成樹脂製で前記可動鉄芯側の端に前記可動鉄芯の前記溝に掛止可能な掛止爪を形成しこの掛止爪の同軸上に通気穴を形成し前記可動鉄芯の端末と当接する部分に円周内で連続しない凸部を有したことを特徴とする構成を備えたものである。
【0018】
また、本発明の請求項4記載の遮断弁は、請求項3記載の遮断弁に加えて、弁軸の中心軸上に外径が可動鉄芯の貫通穴の内径とほぼ同径で前記貫通穴に挿入可能で通気溝を有する棒状突起が形成されたことを特徴とする構成を備えたものである。
【0019】
また、本発明の請求項5記載の遮断弁は、請求項1記載の遮断弁に加えて、可動鉄芯は固定鉄芯側の先端に凹または凸状の円錐部が形成されこの円錐部における中心穴径が他の部分より小さいことを特徴とする構成を備えたものである。
【0020】
本発明の請求項1記載の遮断弁は上記構成によって、可動鉄芯は貫通穴を有しているため、可動鉄芯加工時に洗浄液が充分循環し切削油が残存しにくく、また、弁軸の通気溝または通気穴が可動鉄芯の貫通穴と連通しガス抜きが確保されるため、可動鉄芯の外周は円筒形でよく切削バリが発生しにくく、センタレス研磨加工も可能なため外周の表面粗度を細かくでき、可動鉄芯の貫通穴の質量を軽減でき、弁軸をアルミニウムや合成樹脂などの比重の軽いものにすることが可能なため弁軸の質量を軽減でき、動作安定性が高く、動作・保持不良が発生しにくく、小さな動作電力で遮断・復帰動作可能な遮断弁を提供することができる。
【0021】
本発明の請求項2記載の遮断弁は上記構成によって、弁軸が締められて可動鉄芯の貫通穴内面の円周状の溝に沿って変形し係止されることによって、請求項1の遮断弁の作用に加えて、締め時に可動鉄芯に過大な負荷を与え外径に及ぶ変形を発生させることなく強固に可動鉄芯と弁軸を固定することが可能な遮断弁を提供できる。
【0022】
本発明の請求項3記載の遮断弁は上記構成によって、弁軸の掛止爪が可動鉄芯の外周の溝に掛止することによって、弁軸を合成樹脂とした場合でも合成樹脂に過大な応力を与えることなく弁軸と可動鉄芯を固定でき、また掛止爪の成型時の金型抜き穴を通気穴とすることができ、弁軸のベンゴムに当接する表面にガスシールやパイロット弁の摺動の障害となるようなパーティングラインの痕が残らないため、請求項1の遮断弁の作用に加えて、軽量で安価な合成樹脂成型品の弁軸を安定した特性で利用することが可能な遮断弁を提供できる。
【0023】
本発明の請求項4記載の遮断弁は上記構成によって、弁軸の棒状突起が可動鉄芯の貫通穴に挿入され弁軸に加わる横方向の荷重を受ける構成であるため、請求項3の遮断弁の作用に加えて、弁軸と可動鉄芯の係合部に過大な荷重が加わった場合でも掛止爪が可動鉄芯の外周の溝からはずれることを防止し、異常な負荷に対する耐性が高い遮断弁を提供できる。
【0024】
本発明の請求項5記載の遮断弁は上記構成によって、可動鉄芯の円錐部における中心穴が小さいため吸引に必要な円錐部形状を確保し、その他の円柱部における中心穴径を大きくすることによって可動鉄芯と継鉄との間の磁気抵抗を充分小さくするために必要な可動鉄芯外径を確保すると同時に質量を軽減できることによって、請求項1の遮断弁の作用に加えて、磁気特性に優れかつ慣性力が小さい遮断弁を提供できる。
【0025】
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態の遮断弁について、図面を参照しながら説明する。
【0026】
図1は遮断弁の閉弁状態の断面図を示すものである。図1において、電磁コイル1と、電磁コイル1の中心穴の一端に配された固定鉄芯2と、電磁コイル1の中心穴に挿通され一端3aが固定鉄芯2に当接可能で他端3bにガスメータ内の弁座11に当接することによってガスを閉止可能な弁体4を配され中心に貫通穴7を有する可動鉄芯3と、電磁コイル1の外側に配された継鉄5と、継鉄5と固定鉄芯2とで着磁方向に挟み込まれて配された永久磁石12とで遮断弁が構成されている。
【0027】
継鉄5は、固定鉄芯2側に配されたコの字状の第1継鉄5aと、弁体4側に配され遮断弁の固定金具をかねた第2継鉄5bとで形成されている。弁体4は、中心に穴を有するベンゴム8と、可動鉄芯3側の端9aに通気溝10を形成されこの端9aを可動鉄芯3の貫通穴7に圧入することによって可動鉄芯3の端3bに固定された弁軸9と、弁軸9の一部に形成されたパイロット弁部13と、ベンゴム8の電磁コイル1側に配された弁ゴム受け14と、反対側に配された弁ゴム押さえ15と、弁軸9の端9bに配されたスプリング受け16と、スプリング受け16と弁ゴム押さえ15との間に圧縮されて配された第2スプリング17とで構成されている。弁ゴム受け14と第2継鉄5bとの間には第1スプリング18が圧縮されて配されている。
【0028】
固定鉄芯2の先端には凸状の円錐部2aが形成され、可動鉄芯3の端3aには相似形で貫通穴7に連結する凹状の円錐部3cが形成されている。可動鉄芯3の外周は、センタレス研磨などの加工によって表面粗度が細かい円形に成形されている。弁軸9はアルミニウムで形成されている。電磁コイル1の中心穴の表面はパイプ19でガスシールされている。
【0029】
以上のように構成された遮断弁について、以下図1を用いてその動作を説明する。
【0030】
開弁状態においては、固定鉄芯2と可動鉄芯3が当接し、永久磁石12の起磁力による磁気回路が形成されるため、可動鉄芯3は第1スプリング18の反力に抗して固定鉄芯2に吸着した状態を保持し、弁座11とベンゴム8は離れた状態を保ちガスが流通可能である。
【0031】
遮断動作時は、電磁コイル1に永久磁石12による起磁力とは逆方向の起磁力を発生させるよう通電され、固定鉄芯2と可動鉄芯3の当接部における電磁吸引力が減少し、第1スプリング18の反力によって弁体4が移動し、ベンゴム8が弁座11に当接してガスが閉止される。このとき、可動鉄芯3の表面粗度が細かいため、可動鉄芯3とパイプ19の静止摩擦係数が小さく、低い電力で遮断動作可能でまた相対的に動作ばらつきも小さい。
【0032】
閉弁状態においては、固定鉄芯2と可動鉄芯3とのギャップが充分大きいため永久磁石による吸引力は小さくなり、第1スプリング18の反力によってベンゴム8は弁座に当接した状態を保持し、ガスが閉止された状態を保つ。
【0033】
復帰動作時は、電磁コイル1に永久磁石12による起磁力と同方向の起磁力を発生させるよう通電され、固定鉄芯2と可動鉄芯3間の電磁吸引力が増大し、第1スプリング18の反力に抗して弁体4が移動し、固定鉄芯2と可動鉄芯3が当接し、通電を停止した後も永久磁石12の起磁力によって吸引保持されるため、弁座11とベンゴム8は離れた状態となり、ガスが流通可能となる。このとき、可動鉄芯3と固定鉄芯2との隙間20にあるガスは、可動鉄芯3の貫通穴7、弁軸9の通気溝7を経て弁体4側のガス通路に逃がされる。また、可動鉄芯3の表面粗度が細かいため、可動鉄芯3とパイプ19の静止摩擦係数および動摩擦係数が小さく、低い電力で復帰動作可能でまた相対的に動作ばらつきも小さい。復帰動作時の上下流の差圧が充分大きいときは、可動鉄芯3の移動に伴ってまずパイロット弁部13が開弁し、上下流の差圧が充分小さくなった後第2スプリング17の反力によってベンゴム8は開弁位置に移動する。
【0034】
本実施例による遮断弁は、可動鉄芯3が貫通穴7を有しているため、可動鉄芯3の加工時に洗浄液が充分循環し切削油が残存しにくく、切削油の酸化・ゲル化によって可動鉄芯3と固定鉄芯2が粘着し遮断不良を発生させる危険性が少ない。また、弁軸9の通気溝10が可動鉄芯3の貫通穴7と連結しガス抜きが確保されるため、可動鉄芯3の外周は円筒形でよく切削バリが発生しにくく、センタレス研磨加工も可能なため外周の表面粗度を細かくでき、遮断・復帰時の動作特性に大きなばらつきが発生しにくい。また、貫通穴7に相当する質量を軽減でき、弁軸9がアルミニウム製で比重が軽いため質量を軽減でき、遮断・復帰時の慣性力を小さくできる小さな駆動電力で駆動可能である。
【0035】
以上のように本実施の形態による遮断弁は、動作安定性が高く、動作・保持不良が発生しにくく、小さな動作電力で遮断・復帰動作可能な遮断弁を提供することができる。
【0036】
(実施の形態2)
以下本発明の第2の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0037】
図2は遮断弁の閉弁状態における断面図である。図2において、電磁コイル21と、電磁コイル21の中心穴の一端に配された固定鉄芯22と、電磁コイル21の中心穴に挿通され一端23aが固定鉄芯22に当接可能で他端23bにガスメータ内の弁座31に当接することによってガスを閉止可能な弁体24を配され中心に貫通穴27を有し弁体24側の端23bの貫通穴27の内面に円周状の溝26を有した可動鉄芯23と、電磁コイル21の外側に配された継鉄25と、継鉄25と固定鉄芯22とで着磁方向に挟み込まれて配された永久磁石32とで遮断弁が構成されている。
【0038】
継鉄25は、固定鉄芯22側に配されたコの字状の第1継鉄25aと、弁体24側に配され遮断弁の固定金具をかねた第2継鉄25bとで形成されている。弁体24は、中心に穴を有するベンゴム28と、可動鉄芯23側の端30aに通気溝30を形成されこの端30aを可動鉄芯23の貫通穴27の溝26の位置まで挿入され先端30aを拡大することによって可動鉄芯に締着されたことによって可動鉄芯23の端23bに固定された弁軸29と、ベンゴム28の電磁コイル21側に配された弁ゴム受け34と、反対側に配された弁ゴム押さえ35とで構成されている。弁ゴム受け34と第2継鉄25bとの間には第1スプリング38が圧縮されて配されている。固定鉄芯22の先端には凸状の円錐部22aが形成され、可動鉄芯23の端23aには相似形で貫通穴27に連結する凹状の円錐部23cが形成されている。可動鉄芯23の外周は、センタレス研磨などの加工によって表面粗度が細かい円形に成形されている。弁軸29はアルミニウムで形成されている。電磁コイル21の中心穴の表面はパイプ39でガスシールされている。
【0039】
以上のように構成された遮断弁について、以下図2を用いてその動作を説明する。
【0040】
開弁状態、遮断動作時、閉弁状態は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0041】
復帰動作時は、電磁コイル21に永久磁石32による起磁力と同方向の起磁力を発生させるよう通電され、固定鉄芯22と可動鉄芯23間の電磁吸引力が増大し、第1スプリング38の反力に抗して弁体24が移動し、固定鉄芯22と可動鉄芯23が当接し、通電を停止した後も永久磁石32の起磁力によって吸引保持されるため、弁座31とベンゴム28は離れた状態となり、ガスが流通可能となる。このとき、可動鉄芯23と固定鉄芯22との隙間40にあるガスは、可動鉄芯23の貫通穴27、弁軸29の通気溝30を経て弁体24側のガス通路に逃がされる。また、可動鉄芯23の表面粗度が細かいため、可動鉄芯23とパイプ39の静止摩擦係数および動摩擦係数が小さく、低い電力で復帰動作可能でまた相対的に動作ばらつきも小さい。
【0042】
本実施例による遮断弁は、第1実施例の遮断弁の特徴に加え、弁軸29が締められて可動鉄芯23の貫通穴27内面の円周状の溝26に沿って変形し係止されることによって、弁軸29を締める時に可動鉄芯23に過大な負荷を与え外径に及ぶ変形を発生させることなく、強固に可動鉄芯23と弁軸29を固定することが可能な遮断弁を提供できる。
【0043】
(実施の形態3)
以下本発明の第3の実施例の形態について図面を参照しながら説明する。
【0044】
図3は遮断弁の閉弁状態の断面図を示すものである。図3において、電磁コイル41と、電磁コイル41の中心穴の一端に配された固定鉄芯42と、電磁コイル41の中心穴に挿通され一端47aが固定鉄芯42に当接可能で他端43bにガスメータ内の弁座51に当接することによってガスを閉止可能な弁体44を配され中心に貫通穴47を有し弁体44側の端43bの外周に円周状の溝46を有した可動鉄芯43と、電磁コイル41の外側に配された継鉄45と、継鉄45と固定鉄芯42とで着磁方向に挟み込まれて配された永久磁石52とで遮断弁が構成されている。
【0045】
継鉄45は、固定鉄芯42側に配されたコの字状の第1継鉄52aと、弁体44側に配され遮断弁の固定金具をかねた第2継鉄45bとで形成されている。弁体44は、可動鉄芯43側の端49aに可動鉄芯43の溝46に掛止可能な掛止爪61を形成しこの掛止爪61の同軸上に通気穴50を形成し可動鉄芯43の端末43cと当接する部分に円周内で連続しない凸部62を有し弁座51側に軸49cを有し軸49cに第2ベンゴム48bを装着された合成樹脂製の弁軸49と、弁軸49の軸49cに挿設され弁座51側の表面に第1ベンゴム48aと弁ゴム押さえ55を配された弁ゴム受け54と、弁軸49の端49bに配されたスプリング受け56と、スプリング受け56と弁ゴム受け54との間に圧縮されて配された第2スプリング57とで構成されている。
【0046】
弁軸49と第2継鉄45bとの間には第1スプリング58が圧縮されて配されている。可動鉄芯43の外周は、センタレス研磨などの加工によって表面粗度が細かい円形に成形されている。電磁コイル41の中心穴の表面はパイプ59でガスシールされている。
【0047】
以上のように構成された遮断弁について、以下図3を用いてその動作を説明する。
【0048】
開弁状態、遮断動作時、閉弁状態は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0049】
復帰動作時は、電磁コイル41に永久磁石52による起磁力と同方向の起磁力を発生させるよう通電され、固定鉄芯42と可動鉄芯43間の電磁吸引力が増大し、第1スプリング58の反力に抗して弁体44が移動し、固定鉄芯42と可動鉄芯43が当接し、通電を停止した後も永久磁石52の起磁力によって吸引保持されるため、弁座51と第1ベンゴム48bは離れた状態となり、ガスが流通可能となる。
【0050】
このとき、可動鉄芯43と固定鉄芯42との隙間60にあるガスは、可動鉄芯43の貫通穴47、弁軸の通気穴50を経て弁体44側のガス通路に逃がされる。また、可動鉄芯43の表面粗度が細かいため、可動鉄芯43とパイプ59の静止摩擦係数および動摩擦係数が小さく、低い電力で復帰動作可能でまた相対的に動作ばらつきも小さい。復帰動作時の上下流の差圧が充分大きいときは、可動鉄芯43の移動に伴ってまず第2ベンゴム48bが開弁し、上下流の差圧が充分小さくなった後第2スプリング58の反力によって第1ベンゴム48aは開弁位置に移動する。
【0051】
本実施の形態による遮断弁は、第1実施の形態の遮断弁の特徴に加え、弁軸49の掛止爪61が可動鉄芯43の外周の溝46に掛止することによって、弁軸49を合成樹脂とした場合でも合成樹脂に過大な応力を与えることなく弁軸49と可動鉄芯43を固定でき、また掛止爪61の成型時の金型抜き穴と通気穴50とすることができ、弁軸49の第2ベンゴム48bに当接する面にガスシールやパイロット弁の摺動の障害となるようなパーティングラインの痕が残らないため、軽量で安価な合成樹脂成型品の弁軸を安定した特性で利用することが可能な遮断弁を提供できる。
【0052】
(実施の形態4)
以下本発明の第4の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0053】
図4は遮断弁の閉弁状態の断面図を示すものである。図4において、電磁コイル41と、電磁コイル41の中心穴の一端に配された固定鉄芯42と、電磁コイル41の中心穴に挿通され一端47aが固定鉄芯42に当接可能で他端43bにガスメータ内の弁座51に当接することによってガスを閉止可能な弁体71を配され中心に貫通穴47を有し弁体44側の端43bの外周に円周状の溝46を有した可動鉄芯43と、電磁コイル41の外側に配された継鉄45と、継鉄45と固定鉄芯42とで着磁方向に挟み込まれて配された永久磁石52とで遮断弁が構成されている。
【0054】
継鉄45は、固定鉄芯42側に配されたコの字状の第1継鉄45aと、弁体71側に配され遮断弁の固定金具をかねた第2継鉄45bとで形成されている。弁体71は、可動鉄芯43側の端72aに可動鉄芯43の溝46に掛止可能な掛止爪73を形成し、この掛止爪73の同軸上に通気穴74を形成し、中心軸上に外径が可動鉄芯43の貫通穴47の内径とほぼ同径で断面形状が十字状の棒状突起74が形成され貫通穴47に挿入され、可動鉄芯43の端末43cと当接する部分においては棒状突起74は貫通穴47の内径より大きくなり円周内で連続しない凸部75を形成し、弁座51側に軸72cを有し、軸72cに第2ベンゴム48bを挿着された合成樹脂製の弁軸72と、弁軸72の軸72cに挿設され弁座71側の表面に第1ベンゴム48aと弁ゴム押さえ55を配された弁ゴム受け54と、弁軸72の端72bに配されたスプリング受け56と、スプリング受け56と弁ゴム受け54との間に圧縮されて配された第2スプリング57とで構成されている。弁軸72と第2継鉄45bとの間には第1スプリング58が圧縮されて配されている。固定鉄芯42の先端には凸状の円錐部42aが形成され、可動鉄芯43の端43aには相似形で貫通穴47に連結する凹状の円錐部43cが形成されている。可動鉄芯43の外周は、センタレス研磨などの加工によって表面粗度が細かい円形に成形されている。電磁コイル41の中心穴の表面はパイプ59でガスシールされている。
【0055】
以上のように構成された遮断弁の動作は、第3実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0056】
本実施例による遮断弁は、第3実施例の遮断弁の特徴に加え、弁軸72の棒状突起74が可動鉄芯43の貫通穴47に挿入され弁軸72に加わる横方向の荷重を受ける構成であるため、弁軸72と可動鉄芯43の係合部に過大な荷重が加わった場合でも掛止爪73が可動鉄芯43の外周の溝46からはずれることを防止し、異常な負荷に対する耐性が高い遮断弁を提供できる。
【0057】
(実施の形態5)
以下本発明の第5の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0058】
図5は遮断弁の閉弁状態の断面図を示すものである。図5において、電磁コイル81と、電磁コイル81の中心穴の一端に配され先端に凸状の円錐部82aが形成された固定鉄芯82と、電磁コイル81の中心穴に挿通され一端83aが固定鉄芯82に当接可能で凹状の円錐部86が形成され他端83bにガスメータ内の弁座91に当接可能とすることによってガスを閉止可能な弁体84を配され中心に円錐部86において他の部分より内径が小さい貫通穴87を有する可動鉄芯83と、電磁コイル81の外側に配された継鉄85と、継鉄85と固定鉄芯82とで着磁方向に挟み込まれて配された永久磁石92とで遮断弁が構成されている。
【0059】
継鉄85は、固定鉄芯82側に配されたコの字状の第1継鉄85aと、弁体84側に配され遮断弁の固定金具をかねた第2継鉄85bとで形成されている。弁体84は、中心に穴を有するベンゴム88と、可動鉄芯83側の端89aに通気溝90を形成されこの端89aを可動鉄芯83の貫通穴87に圧入することによって可動鉄芯83の端83bに固定された弁軸89と、弁軸89と可動鉄芯83に挟持されたスプリング受け100と、弁軸89の一部に形成されたパイロット弁部93と、ベンゴム88の電磁コイル81側に配された弁ゴム受け94と、反対側に配された弁ゴム押さえ95と、弁軸89の端89bに配された第2スプリング受け96と、第2スプリング受け96と弁ゴム押さえ95との間に圧縮されて配された第2スプリング97とで構成されている。
【0060】
スプリング受け100と第2継鉄85bとの間には第1スプリング98が圧縮されて配されている。可動鉄芯83の外周は、センタレス研磨などの加工によって表面粗度が細かい円形に成形されている。弁軸89はアルミニウムで成形されている。電磁コイル81の中心穴の表面はパイプ99でガスシールされている。
【0061】
以上のように構成された遮断弁の動作は、第1実施例と概ね同様であるので、説明を省略する。
【0062】
本実施例による遮断弁は、第1実施例の遮断弁の特徴に加え、可動鉄芯83の円錐部86における中心穴87が小さいため吸引に必要な円錐部形状を確保し、その他の円柱部83cにおける中心穴87の径を大きくすることによって可動鉄芯83と第2継鉄85bとの間の磁気抵抗を充分小さくするために必要な可動鉄芯83の外径を確保すると同時に質量を軽減でき、磁気特性に優れかつ慣性力が小さい遮断弁を提供できる。
【0063】
なお、実施例1、2、4、5は固定鉄芯が凸で可動鉄芯が凹としたが、凹凸が逆でもよい。また、実施例は全て永久磁石を有する自己保持型としたが、永久磁石がない遮断弁でもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上の説明から明らかのように本発明の遮断弁によれば次の効果を奏する。
【0065】
請求項1記載の発明は、可動鉄芯加工時に洗浄液が充分循環し切削油が残存しにくく、また、弁軸の通気溝または通気穴が可動鉄芯の貫通穴と連結しガス抜きが確保されるため、可動鉄芯の外周は円筒形でよく切削バリが発生しにくく、センタレス研磨加工も可能なため外周の表面粗度を細かくでき、可動鉄芯の貫通穴の質量を軽減でき、弁軸をアルミニウムや合成樹脂などの比重の軽いものにすることが可能なため弁軸の質量を軽減でき、動作安定性が高く、動作・保持不良が発生しにくく、小さな動作電力で遮断・復帰動作可能な遮断弁を提供することができる。
【0066】
また、請求項2記載の発明は、弁軸が締められて可動鉄芯の貫通穴内面の円周状の溝に沿って変形し係止されることによって、請求項1の遮断弁の作用に加えて、締め時に可動鉄芯に過大な負荷を与え外径に及ぶ変形を発生させることなく強固に可動鉄芯と弁軸を固定することが可能な遮断弁を提供できる。
【0067】
また、請求項3記載の発明は、弁軸の掛止爪が可動鉄芯の外周の溝に掛止することによって、弁軸を合成樹脂とした場合でも合成樹脂に過大な応力を与えることなく弁軸と可動鉄芯を固定でき、また掛止爪の成型時の金型抜き穴を通気穴とすることができ、弁軸のベンゴムに当接する表面にガスシールやパイロット弁の摺動の障害とるようなパーティングラインの痕が残らないため、請求項1の遮断弁の作用に加えて、軽量で安価な合成樹脂成型品の弁軸を安定した特性で利用することが可能な遮断弁を提供できる。
【0068】
また、請求項4記載の発明は、弁軸と可動鉄芯の係合部に過大な荷重が加わった場合でも掛止爪が可動鉄芯の外周の溝からはずれることを防止し、異常な負荷に対する耐性が高い遮断弁を提供できる。
【0069】
また、請求項5記載の発明は、可動鉄芯の円錐部における中心穴が小さいため吸引に必要な円錐部形状を確保し、その他の円柱部における中心穴径を大きくすることによって可動鉄芯と継鉄との間の磁気抵抗を充分小さくするために必要な可動鉄芯外径を確保すると同時に質量を軽減できることによって、請求項1の遮断弁の作用に加えて、磁気特性に優れかつ慣性力が小さい遮断弁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における遮断弁の閉弁状態の断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態における遮断弁の閉弁状態の断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態における遮断弁の閉弁状態の断面図
【図4】本発明の第4の実施の形態における遮断弁の閉弁状態の断面図
【図5】本発明の第5の実施の形態における遮断弁の閉弁状態の断面図
【図6】従来の遮断弁の閉弁状態の断面図
【符号の説明】
1 電磁コイル
2 固定鉄芯
3 可動鉄芯
4 弁体
5 継鉄
7 貫通穴
8 ベンゴム
9 弁軸
10 通気溝
Claims (5)
- 電磁コイルと、この電磁コイルの中心穴の一端に配された固定鉄芯と、前記中心穴に挿通され一端が前記固定鉄芯に当接可能で他端に弁体を配された可動鉄芯と、前記電磁コイルの外側に配された継鉄とで構成された遮断弁において、可動鉄芯は中心に貫通穴を有し、弁体は一端にベンゴムを配し、他端は通気溝または通気穴を有し前記可動鉄芯の端に固定された弁軸とで構成された遮断弁。
- 可動鉄芯は弁体側の端の貫通穴内面に円周状の溝を有し、弁軸の一端は前記円周状の溝の位置まで挿入され先端を拡大することによって可動鉄芯に締着された請求項1記載の遮断弁。
- 可動鉄芯は弁体側の端の外周に円周状の溝を有し、弁軸は前記溝に掛止可能な掛止爪を形成しこの掛止爪の同軸上に通気穴を形成すると共に、前記可動鉄芯の端末と当接する部分に円周内で連続しない凸部を有した請求項1記載の遮断弁。
- 弁軸の中心軸上に外径が可動鉄芯の貫通穴の内径とほぼ同径で前記貫通穴に挿入可能な通気溝を有する棒状突起が形成された請求項3記載の遮断弁。
- 可動鉄芯は固定鉄芯側の先端に凹または凸状の円錐部が形成されこの円錐部における中心穴径が他の部分より小さい請求項1記載の遮断弁。
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