JP3624085B2 - データ送信方法、データ送信装置、及び情報処理装置 - Google Patents
データ送信方法、データ送信装置、及び情報処理装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータなどの情報処理装置からプリンタなどの出力装置へあるいはその逆にデータを送信するデータ送信方法、データ送信装置、及び情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、双方向インタフェースを介して接続したホストコンピュータとプリンタとの間の通信を制御するシステムにおいて、パケットを通信単位として用いデータを送信する方法がある。この場合、パケットの最大長が決められ、相互に受信可能なパケット数を数え、データをパケット化して順次受信側に送信することにより、データ通信がおこなわれる。この場合、パケットの最大長を超えるパケットは、送信することができないので、エラーとして扱われている。
【0003】
一般に、パケット最大長を大きくすると、データを転送するのに必要なパケット数を減らすことができ、データに付加される属性データの総量が少なくなるので、データ転送の効率を考えると、パケットは大きいほど無駄が少なく、送信効率がよい。
【0004】
またパケット伝送の場合、送信側が保持している送信できるパケット数まで送信すると、送信側は受信側に送信可能なパケット数の通知依頼を行なう必要があった。この場合、受信側から有効なパケット数が返ってくるまで、送信側はデータ送信を行なえないことから、データ転送の効率を考えると、一度に送受信できるパケット数は多い方がよい。
【0005】
ところが、パケットの最大長と一度に扱えるパケット数の関係は、主に受信側の受信バッファの容量で決まり、パケットが大きいと受信可能なパケット数が減り、一方のパケットが小さいと、受信可能なパケット数が増える、という関係になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記例で、パケットの最大長を超えるパケットがあり、エラーとして扱われた場合、予め決めてあった最大長の範囲でパケットを作成し直し、再送信しなければならない、という問題がある。
【0007】
また、受信可能なパケット数にパケット最大長をかけた値、すなわち、受信側の受信可能なデータ量が、送信側が送信しようとするデータ量よりも大きくても、付加するヘッダのサイズ及びヘッダの数によっては、送信データ量が受信可能なデータ量を超えてしまい、完全に送信仕切れない場合がある。そのときは、送信側が受信側への送信可能パケット数まで送信すると、受信側へ送信可能パケット数の通知を依頼し、受信側から有効な送信可能パケット数が返ってくるまで、何回も通知依頼をしなければならず、送信側はその間データ送信を行なえないとともに、通知依頼を受けた受信側は、すべき作業を一時中断し、応答を余儀なくされ、本来の作業が遅れる、という問題があった。
【0008】
従って、本発明の課題は、効率的なパケットの送信処理を行なうことを可能にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、
送信データを所定の長さ以下の複数のパケットに分け、ヘッダが付加された前記複数のパケットのそれぞれを送信側から受信側に送信するデータ送信方法において、
送信データのサイズとヘッダサイズとの合計サイズと、受信側の受信可能データサイズとを比較するステップと、
前記送信データを前記所定の長さ以下の複数のパケットにして送信側から受信側に送信するステップと、
前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも小さい場合には、一つのヘッダが付加された送信データを、前記所定の長さより大きい一つのパケットとして送信側から受信側に送信するステップと、
を有する構成を採用している。
【0010】
また、本発明では、
送信データを所定の長さ以下の複数のパケットに分け、ヘッダが付加された前記複数のパケットのそれぞれを受信側に送信するデータ送信装置において、
送信データのサイズとヘッダサイズの合計サイズを演算する手段と、
演算された合計サイズと受信側の受信可能データサイズを比較する手段と、
前記送信データを前記所定の長さ以下の複数のパケットにして受信側に送信する手段と、
演算された合計サイズが前記受信可能データサイズよりも小さい場合に、前記送信データに一つのヘッダを付加する手段と、
前記一つのヘッダが付加された送信データを、前記所定の長さより大きい一つのパケットとして受信側に送信する手段と、
を有する構成も採用している。
【0011】
更に、本発明では、
受信側にパケットを送信する情報処理装置であって、
送信データのサイズとヘッダサイズとの合計サイズと、前記受信側の受信可能データサイズとを比較する比較手段と、
前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも小さい場合、前記送信データに一つのヘッダを付加して、所定のパケット長より大きい一つのパケットにパケット化する第1のパケット化手段と、
前記第1のパケット化手段によるパケットを前記受信側に送信する第1の送信手段と、
前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも大きい場合、前記送信データを、前記所定のパケット長以下の複数のパケットにパケット化する第2のパケット化手段と、
前記第2のパケット化手段によるパケットを前記受信側に送信する第2の送信手段と、
を有する構成も採用している。
【0012】
この構成によれば、送信デ−タサイズとヘッダサイズの合計サイズが受信可能データサイズより小さい場合には、送信データを複数のパケットに分割するのではなく、1つのパケットとして送信することができるので、送信データに付加するヘッダの数を減らし、送信データの総サイズも減らすことができることから、送信側から受信側への総通信時間が短縮される。また、一つのパケットで送信されるので、送受信に関する一連の手続きが1度で済み、システムの転送経路のトラフィックが減るという効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0014】
[第1実施形態]
図1は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置1とプリンタ装置15を双方向インターフェース14を介して接続した本発明が適用される印刷処理装置の構成を示すブロック図である。
【0015】
同図において、情報処理装置1は、ビデオメモリ(VRAM)3、表示部(CRT)4、キーボード(KBD)5、ポインティングデバイス(PD)6、ディスクコントローラ部7、フロッピーディスク(FD)8、ハードディスク装置(HD)9、接続部10,CPU11,RAM12、及びROM13により構成されている。そして、これらの構成要素はシステムバス2を介して互いに接続されている。
【0016】
CPU11は、後述するプログラムに従って、情報処理装置1全体を制御する。また、RAM12は、CPU11の主メモリとしてプログラムを格納する機能を有しているほか、CPU11による制御実行時には、ワークデータエリアとして使用される各種データを一時記憶するための領域も備えている。
【0017】
ディスクコントローラ部7は、外部メモリであるハードディスク装置(HD)9、あるいは、フロッピーディスク(FD)8などの外部記憶装置とのアクセス制御を行うものである。ハードディスク装置(HD)9およびフロッピーディスク(FD)8は、ディスク上の磁気記憶媒体にデータを記録して読み書きする装置であり、例えば、各種図形データや文書データ、更にはROM13にダウンロードされて実行される情報処理装置1のブートプログラム、CPU11の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)、各種アプリケーション・プログラム、プリンタ制御コマンド(印刷データ)生成プログラム(プリンタドライバ)及びページ制御機能を有する本印刷システムプログラムなどを記憶する。なお、本実施形態においては、記憶媒体としてハードディスク装置9やフロッピーディスク8を用いているが、それだけでなく磁気テープ、CD−ROM,ICメモリカード、DVDなどであっても実施が可能である。
【0018】
また、ROM13は内部メモリであり、前述のハードディスク装置(HD)9やフロッピーディスク(FD)8などと同様に各種データやプログラムを記憶している。
【0019】
表示部4は、情報処理装置1においてビットマップデータなどの各種図形やコマンドメニューのコマンドイメージ、オペレータのメッセージなどを画面に表示するものであり、CRT(陰極線管)、あるいは、液晶などから構成されている。ビデオメモリ3は、これら表示部4に表示されるデータを記憶している。
【0020】
キーボード5及びポインティングデバイス6は、いずれもオペレータにより操作され、各種のデータやコマンド、あるいは、印刷モードなどを入力するものである。また、表示部3の画面に表示されたコマンドメニューのコマンドイメージなどを、キーボード5及びポインティングデバイス6で選択することにより、そのコマンドの実行や印刷モードを指示することができる。
【0021】
また情報処理装置1の接続部10は、セントロニクスインターフェイスや、ネットワークインターフェイス、赤外線インターフェイスなどの所定の双方向インターフェース14を介して、プリンタ装置15の接続部17に接続され、プリンタ制御コマンド(印刷データ)を送信するなど、プリンタ装置15との通信制御処理を実行している。
【0022】
次に、プリンタ装置15は、接続部17、印刷部(プリンタエンジン)18、操作部19、外部メモリ20,CPU21,RAM22、及びROM23等から構成されている。そして、これらの構成要素がシステムバス16を介して互いに接続されている。
【0023】
CPU21は、プリンタ装置15のCPUであり、プリンタ装置15の全体を制御するものである。CPU21は、ROM23或いは外部メモリ20に記憶された制御プログラムに基づいて、接続部17で受信したプリンタ制御コマンド(印刷データ)を解析し、画像信号を印刷部18に送信する。
【0024】
RAM22は、CPU21の主メモリとして制御プログラムを格納するとともに、CPU21による制御実行時には、ワークデータエリアとして使用される各種データを一時記憶するための領域を備えている。外部メモリ20は、オプションとしても接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。ROM23は、プリンタ装置15の内部メモリであり、外部メモリと同様に、各種データやプリンタ装置15を制御するプリンタ制御プログラム等を記憶している。
【0025】
また、印刷部18は、プリンタエンジンであり、CPU21により制御され、ROM23、或いは外部メモリ20に記憶された制御プログラムよりシステムバス16を介して出力された画像信号を受け、実際の印刷を行う。
【0026】
操作部19は、操作パネルや操作スイッチ等の入力部、及びLED、液晶パネル等の表示部等から構成され、オペレータの操作を受けたり結果を表示するものである。オペレータは、操作部19を介してプリンタ装置15の設定を指示したり確認することが可能である。
【0027】
プリンタ装置15の接続部17は、双方向インターフェース14を介しての情報処理装置1の接続部16に接続されている。接続部17では、情報処理装置1からプリンタ制御コマンド(印刷データ)を受信したり、プリンタ装置15内部の状態等を情報処理装置1へ通知することができる。
【0028】
図2には、データ部に付加され、データ部とともにパケットとされるヘッダの例が図示されている。ヘッダは、先頭からそれぞれ、PSID(PrimarySocket ID)、SSID(Secondary Socket ID)、レングス(Length),コントロール(Control)の各フィールドから構成されている。
【0029】
PSIDフィールドは送信元のソケットIDを示し、SSIDフィールドは受信先のソケットIDを示し、レングスフィールドはヘッダを含むパケットの長さを示している。そして、コントロールフィールドはパケットの性質を示しており、例えば、値が0のときはパケット長を拡張しないデータパケット、値が1のときはパケット長を拡張したデータパケット、値が10のときは送信可能なパケット数の通知を要求する等のコマンドパケットを示している。また、図に示すように、各フィールドのデータサイズは、PSID、SSIDはそれぞれ1バイト、レングスは2バイト、コントロールは、1バイトとされ、このヘッダをデータの先頭に付加することによりパケットが構成されている。
【0030】
図3には、送信データおよび受信バッファサイズの例が図示されている。(A)は送信データを示し、そのデータサイズがDで示されている。そして、この送信データは(B)に示すように、パケット化される。その場合、一つのパケットは最大でもM(最大パケットサイズ)であるので、送信データは、最大パケットサイズMで分割され、最初の3つのパケットがMに、また一つがそれ以下のサイズに分割され、それぞれのパケットにサイズHのヘッダが付加される。このようにすべてパケット化した総データサイズは、データサイズ(D)+ヘッダサイズ(H)*パケット数(4)となる。
【0031】
図3(C)は受信バッファの様子を図示したもので、受信バッファサイズがBで表されている。なお、本実施形態では、受信バッファサイズBは本来の受信バッファサイズから受信済データサイズを除いた実質的な受信可能データサイズの意味で用いられる。この受信バッファのサイズBは、最大パケットサイズM*送信可能パケット数に設定されている。図3(D)は、本発明を適用し、送信データを拡張パケット化したデータを表している。送信データの総データサイズは、データサイズ(D)+ヘッダサイズ(H)で表される。
【0032】
次に、このように構成された印刷処理システムの動作を図4に示すフローチャートに従って説明する。
【0033】
ここで、情報処理装置1が保持している送信データサイズは、図3(A)に示す通り、Dであり、プリンタ装置15側の受信バッファのサイズは、図3(C)に示す通り、Bとする。まず、ステップS1で、CPU11を用い、情報処理装置1からプリンタ装置15に転送する送信データサイズDとヘッダサイズHを加算した値D+Hが受信バッファサイズBより大きいか否かを比較する。
【0034】
この値が受信バッファサイズBよりも小さい場合には、送信データの送信を一度におこなうことができるので、ステップS2に移行し、拡張パケット化を行なう。すなわち、パケットの最大値を一時的に増やし、付加するヘッダを一つにすることにより、送信データの総データサイズを減らすようにする。作成されたパケットのサイズは図3(D)に示す通り、D+Hになる。このとき、ヘッダのPSIDフィールドには送信元、すなわち情報処理装置1のソケットIDが、またSSIDフィールドには受信先、すなわち、プリンタ15装置のソケットIDが設定され、レングスフィールドには,パケットの長さを表すD+Hが、またコントロールフィールドには拡張データパケットを示す1がそれぞれ設定される。
【0035】
その後ステップS3に移行し、ステップS2で作成した拡張パケットをシステムの所定の送信手段を用いて送信する。
【0036】
一方、ステップS1で、送信データのデータサイズとヘッダサイズを加算した値が受信バッファサイズより大きいと判断された場合は、ステップS4に移行して通常のパケット化作業を行う。すなわち、図3(A)に示す送信データから、送信データにヘッダを付加したパケットサイズが最大パケットサイズMになるように、それぞれデータを取り出しパケット化する。そのパケット化された状態が(B)に図示されており、このとき、PSID/SSIDの各フィールドには該当するソケットIDが、レングスフィールドには、一つのパケットの長さを表すMが、またコントロールフィールドには、通常データパケットを示す0がそれぞれ設定される。
【0037】
続くステップS5では、ステップS4で作成したパケットをシステムの所定の送信手段を用いて送信する。次に、ステップS6で、CPU11を用い、ステップS4で作成したパケットに使われたデータサイズをRAM12に保存されているデータサイズDから減算し、更新する。その後ステップS1に戻り、同様な処理を繰り返す。
【0038】
[第2実施形態]
第1実施形態では、情報処理装置1からプリンタ装置15へ送信された場合の実施形態を示したが、プリンタ装置15から情報処理装置1ヘデータの送信がおこなわれる場合について、説明する。この場合、印刷システムの基本構成及び処理動作は、前述した第1実施形態における図1と同一であるので、その説明は省略する。
【0039】
プリンタ装置15が保持している送信データのサイズは、図3(A)に示す通り、Dであり、情報処理装置1側の受信バッファの容量は、図3(C)に示す通り、Bであるとする。
【0040】
まず、図4のステップS1で、CPU21を用い、プリンタ装置15から情報処理装置1に転送する送信データサイズDとヘッダサイズHを加算した値D+Hが受信バッファサイズBより大きいか否かを比較する。
【0041】
この値が受信バッファサイズBよりも小さい場合には、送信データの送信を一度におこなうことができるので、ステップS2に移行し、拡張パケット化を行なう。すなわち、パケットの最大値を一時的に増やし、付加するヘッダを一つにすることにより、送信データの総データサイズを減らすようにする。作成されたパケットのサイズは図3(D)に示す通り、D+Hになる。このとき、ヘッダのPSIDフィールドには送信元、すなわちプリンタ装置15のソケットIDが、またSSIDフィールドには受信先、すなわち、情報処理装置1のソケットIDが設定され、レングスフィールドには,パケットの長さを表すD+Hが、またコントロールフィールドには拡張データパケットを示す1がそれぞれ設定される。
【0042】
その後ステップS3に移行し、ステップS2で作成した拡張パケットをシステムの所定の送信手段を用いて送信する。
【0043】
一方、ステップS1で、送信データのデータサイズとヘッダサイズを加算した値が受信バッファサイズより大きいと判断された場合は、ステップS4に移行して通常のパケット化作業を行う。すなわち、図3(A)に示す送信データから、送信データにヘッダを付加したパケットサイズが最大パケットサイズMになるように、それぞれデータを取り出しパケット化する。そのパケット化された状態が(B)に図示されており、このとき、PSID/SSIDの各フィールドには該当するソケットIDが、レングスフィールドには、一つのパケットの長さを表すMが、またコントロールフィールドには、通常データパケットを示す0がそれぞれ設定される。
【0044】
続くステップS5では、ステップS4で作成したパケットをシステムの所定の送信手段を用いて送信する。次に、ステップS6で、CPU21を用い、ステップS4で作成したパケットに使われたデータサイズをRAM22に保存されているデータサイズDから減算し、更新する。その後ステップS1に戻り、同様な処理を繰り返す。
【0045】
なお、本発明を、コンピュータなどの情報処理装置とプリンタ装置からなる印刷処理システムにおけるデータ送信について説明したが、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成させる場合にも適用できることは、言うまでもない。この場合、本発明を記録した記録媒体(例えば、FD,ROM、CD−ROM等)が、本発明を構成することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステムあるいは装置に読み込ませることになる。そして、記録媒体からそのプログラムをシステムあるいは装置に読み込ませることによって、そのシステムあるいは、装置があらかじめ定められた方法で動作する。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明においては、送信データのサイズとヘッダサイズとの合計サイズが受信可能データサイズより小さい場合には、送信データを複数のパケットとしてではなく、1つのパケットとして送信することができるので、送信データに付加するヘッダの数を減らし、送信データの総サイズも減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される印刷システムの構成を示したブロック図である。
【図2】送信データのパケット構成を示した説明図である。
【図3】送信データサイズ、送信データの総サイズ、受信バッファサイズ並びに拡張パケット化による総データサイズを示した説明図である。
【図4】本発明を適用した場合の基本的動作の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置
2、16 システムバス
5 キーボード(KBD)
6 ポインティングデパイス(PD)
10、17 接続部
11、21 CPU
12、22 RAM
13、23 ROM
14 双方向インタフェース
15 プリンタ装置
Claims (9)
- 送信データを所定の長さ以下の複数のパケットに分け、ヘッダが付加された前記複数のパケットのそれぞれを送信側から受信側に送信するデータ送信方法において、
送信データのサイズとヘッダサイズとの合計サイズと、受信側の受信可能データサイズとを比較するステップと、
前記送信データを前記所定の長さ以下の複数のパケットにして送信側から受信側に送信するステップと、
前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも小さい場合には、一つのヘッダが付加された送信データを、前記所定の長さより大きい一つのパケットとして送信側から受信側に送信するステップと、
を有することを特徴とするデータ送信方法。 - 合計サイズが受信可能データサイズよりも小さい場合には、パケットの所定長さを一時的に増加させ、送信データを一つのパケットとすることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信方法。
- 前記一つのヘッダには、パケットの長さが拡張されているパケットであることを示す値が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信方法。
- 前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも大きい場合には、前記送信データを前記所定の長さ以下の複数のパケットにして送信側から受信側に送信するステップを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ送信方法。
- 送信データを所定の長さ以下の複数のパケットに分け、ヘッダが付加された前記複数のパケットのそれぞれを受信側に送信するデータ送信装置において、
送信データのサイズとヘッダサイズの合計サイズを演算する手段と、
演算された合計サイズと受信側の受信可能データサイズを比較する手段と、
前記送信データを前記所定の長さ以下の複数のパケットにして受信側に送信する手段と、
演算された合計サイズが前記受信可能データサイズよりも小さい場合に、前記送信データに一つのヘッダを付加する手段と、
前記一つのヘッダが付加された送信データを、前記所定の長さより大きい一つのパケットとして受信側に送信する手段と、
を有することを特徴とするデータ送信装置。 - 前記一つのヘッダには、パケットの長さが拡張されているパケットであることを示す値が含まれていることを特徴とする請求項5に記載のデータ送信装置。
- 演算された合計サイズが前記受信可能データサイズよりも大きい場合に、前記送信データを前記所定の長さ以下の複数のパケットに分ける手段と、
前記複数のパケットのそれぞれを受信側に送信する手段を有することを特徴とする請求項5或いは6に記載のデータ送信装置。 - 受信側にパケットを送信する情報処理装置であって、
送信データのサイズとヘッダサイズとの合計サイズと、前記受信側の受信可能データサイズとを比較する比較手段と、
前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも小さい場合、前記送信データに一つのヘッダを付加して、所定のパケット長より大きい一つのパケットにパケット化する第1のパケット化手段と、
前記第1のパケット化手段によるパケットを前記受信側に送信する第1の送信手段と、
前記合計サイズが前記受信可能データサイズよりも大きい場合、前記送信データを、前記所定のパケット長以下の複数のパケットにパケット化する第2のパケット化手段と、
前記第2のパケット化手段によるパケットを前記受信側に送信する第2の送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記一つのヘッダには、パケットの長さが拡張されているパケットであることを示す値が含まれていることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
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