JP3624003B2 - 繊維製品、フリース又は紙にガス状又は液状処理媒体で貫流処理を施す装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、両端面にドラム底を有していて吸込み通気の作用下におかれた透過性のドラムが被処理材料用搬送手段として設けられ、該ドラム周面がスクリーン状の被覆層で被覆されており、前記の両ドラム底間に複数の金属薄板ストリップが一方のドラム底から他方のドラム底へ屈曲なしに真直ぐに延び、しかも該金属薄板ストリップの幅の拡がりが実質的にドラムの半径方向に延び、かつ、金属薄板ストリップ間には前記ドラムの全長にわたって均等に分配された一体的な複数の結合エレメントが配置されており、各結合エレメントは、直接隣合った金属薄板ストリップ相互の基準間隔に相当する幅を有するウェブとして構成され、かつドラム周方向で、隣合った2つの金属薄板ストリップ又は結合エレメントを互いに結合する少なくとも1本のねじ及び/又は類似のねじ付き固定部材を通すための少なくとも1つの孔を有している形式の、循環するガス状又は液状の処理媒体で繊維製品、フリース又は紙に貫流処理を施す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記形式の繊維製品、フリース又は紙にガス状又は液状処理媒体で貫流処理を施す装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第3821330号明細書に基づいて公知である。該装置は、最大限の通気性を有し、しかもこの通気性のためにドラムの形状安定性が低下することがないという格別顕著な利点を有している。溶接構造に頼る必要なしに、この場合有利に設けられたねじ継手によって、周方向に延びる結合エレメントは、ドラム全長にわたって延びる金属薄板ストリップと固定的に結合されている。ねじ締結されない場合に当然必要になる溶接継手を製作する際に必然的に生じる金属組織の不利な遷移が、このようなねじ締結構造の場合には避けられる。
【0003】
実地において判ったことは、特にドラム長が極端に長い場合、それに伴ってドラム径が小さくなった場合にはドラム中心部においてベンチレータへ向かう空気速度が著しく高速になることである。更に、被処理材料の密度に応じて、ドラムにかかる発生面負荷が、ドラムの真円回転精度に付加的に不都合な影響をおよぼす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の特殊な構造を有するスクリーンドラムを改良して、高い通気性を維持する一方、ドラムを貫流する流量の均一性をドラム全長にわたって高めると共に、負荷が極度に高い場合でもドラムの元の真円回転精度を持続的に維持できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の構成手段は、金属薄板ストリップの半径方向内寄りの内縁部に沿って、複数の切欠きを有する付加的な金属薄板製内側ドラムがドラムの全長にわたって平行に配置されている点にある。
【0006】
【作用】
スクリーンドラムユニットの処理室の前の動圧を高めるために堰止めカバー又はスクリーンカバーを配置すること、そしてドラムの作業幅全体にわたって、ベンチレータから流入する空気を分配するようにすることは公知である。しかしながら冒頭で述べた形式のスクリーンドラム構造の通気性が大きい場合、この公知の堰止めカバーでは均一な通流を発生させるのには充分でないことが判った。しかも堰止めカバー内の多数の比較的小さなオリフィスによってスクリーンドラム前の動圧を高め、ひいては流入する空気の分布を均等化することは大して意味がない。それというのはドラムの乾燥効率を著しく阻害することになるからである。これに対して本発明では、スクリーンドラムユニットの構造を維持し、ひいてはドラムの極度に高い通気性を維持して、穴あきドラムとして構成される付加的な金属薄板製内側ドラムによって動圧を繊維製品、フリース、紙などの支承面から離れた方の側で発生させるという思想に到達するに至った。この作業幅全体にわたって延びる金属薄板製内側ドラムは、スクリーンドラムの全長にわたって延びる金属薄板ストリップの内縁部に直接接続して配置される。これによって得られる利点は、ドラム直径が小さくても内側ドラムの空気体積がなおそれ程減少しないことである。このことは、ベンチレータへの発生空気速度に関しても、該ベンチレータの設計すべき吸込み接続管径に関しても重要である。この付加的な内側ドラムによって、真円回転精度も長期間にわたって持続的に安定化されるという別の利点が得られる。
【0007】
比較的狭幅の繊維製品の場合、該繊維製品によっては被覆されないドラムの縁帯域を、特別の金属薄板又は布によってカバーする必要が無いようにするために、被処理材料を支持するドラムの内部に第2のスクリーンドラムを配置することによって空気の通流抵抗を高めることは公知である。しかしながらこの公知の構造は本発明に対して如何なる示唆も与えない。それというのは本発明の課題では、冒頭で述べた形式のドラム内の流動速度とドラムの真円回転精度が肝要だからである。
【0008】
金属薄板ストリップの全高に関してただ1本のねじしか延在せず、従って該金属薄板ストリップ内にはただ1つの孔しか設けられていない、請求項2に記載の類似の装置において、各結合エレメントが1本の小管から成り、該小管には、金属薄板ストリップを締結する1本のねじが挿嵌可能であり、かつ、金属薄板ストリップの半径方向内寄りの内縁部に沿って、複数の切欠きを有する付加的な金属薄板製内側ドラムがドラムの全長にわたって平行に配置されている場合には、全体構造が更に単純になり、ひいては一層格安に構成することができる。両端面を平行になるように断裁された小管が、金属薄板ストリップ内にドラム中心から半径方向で等しい距離の所に穿設された孔に正確に整合するようにするためには、小管の端面が接触する金属薄板ストリップの当接面は、隣の金属薄板ストリップの対面する壁面に対して平行に形成されねばならない。これは、小管の少なくとも外周域の壁面にフライス切削を施すことによって得られ、その場合フライス切削部は半径方向で内方に向かって深さが増大するように形成される。このように構成すれば、金属薄板ストリップがドラム中心から放射状に、従って相互に拡開するように延びる場合でも小管の両当接面は互いに平行になる。
【0009】
【実施例】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0010】
なお図1に示したスクリーンドラム装置は実質的に、例えば欧州特許出願公開第0315961号明細書に開示されたスクリーンドラム装置に相当している。
【0011】
スクリーンドラム装置は原則的には、ほぼ方形のケーシング1と、該ケーシングを処理室3とベンチレータ室4とに分割する中間壁2とから成っている。前記処理室3内にはスクリーンドラムが、またベンチレータ室4内にはスクリーンドラムに対して同心的なベンチレータ6が、それぞれ回転可能に軸支されている。該ベンチレータを、スクリーンドラム用のケーシング1から分離された特別のベンチレータケーシング(図示せず)内に配置できるのは勿論である。いずれの場合にもベンチレータによってスクリーンドラム5の内部は、吸込み通気の作用下におかれる。また液体吸出用としてだけ使用される、湿式処理装置のドラム構造も本発明の範疇に属する。この場合は全体構造はそれ相応に適合されねばならない。
【0012】
図1によればベンチレータ6の上位と下位には夫々加熱ユニット7が配置されており、該加熱ユニットは、加熱媒体の貫流する複数本の管から成っている。スクリーンドラムは、繊維製品19によって被覆されないドラム区域では内側から、内部遮蔽カバー8によって吸込み通風に対して遮蔽される。スクリーンドラムの有効に機能する外殻体は、以下に説明する図2に示した金属薄板ストリップ構造によって構成されている。該金属薄板ストリップ構造の外面は、微細メッシュのスクリーン9によって被覆・包囲されており、被覆層状の該スクリーンはドラム端面において両方のドラム底11,12で緊張状態に張設されるように保持されている。
【0013】
金属薄板ストリップ構造は、軸方向に延びる複数の金属薄板ストリップ10から成り、該金属薄板ストリップの半径方向高さは図2から判る通りである。要するに外張り状のスクリーン9は、金属薄板ストリップ10の半径方向外寄りに位置している外縁上に載設されているにすぎない。複数の金属薄板ストリップ10は、規定の相互間隔をおいて並列的にねじ(図示せず)を介して両方のドラム底11,12でねじ締結されている。前記相互間隔をスクリーンドラムの全幅にわたって固定するために、スペーサとして使用される総体的に符号20,20aで示した複数の結合エレメントが設けられており、該結合エレメントは、ねじ29,29a;30,30aによって金属薄板ストリップ10と結合されている。この結合のために各結合エレメント毎に締結ねじを2本ずつ用いる代りに、夫々1本だけ用いることも可能である。これに関しては図3に基づいて追って説明する。
【0014】
図2によれば結合エレメント20は、金属薄板ストリップ10に対する当接面に長方形のフランジ22を有している。結合エレメント20の半径方向外向きに延びる区域は、ウェブ24から成り、該ウェブの外端面にはスクリーン9も載設することができる。結合エレメント20が半径方向内寄りに拡幅足部28を有しているのに対して、該結合エレメントのその他の区域は、ねじ貫通部25,27の高さレベルを除き、横断面の細い狭幅区域26として構成されている。結合エレメント20相互の結合は、少なくとも両端部にねじ山を有するねじ付きロッド29,29a;30,30aによって行なわれ、前記ねじ山には結合エレメント20aの内側でナット31が螺合される。
【0015】
図3には別の実施例が図示されており、すなわち該実施例では金属薄板ストリップ10は、該金属薄板ストリップ10の半径方向高さのほぼ中点に配置された結合エレメント20によって互いに結合されている。該結合エレメント20は1本の小管33から成り、該小管を通って1本のねじ付きロッド29が延びている。小管33は、互いに平行な両端面でもって、金属薄板10に前記ねじ付きロッド29を通すための孔34の配置されている高さレベルで、隣合った両方の金属薄板ストリップ10の隣接面に当接している。金属薄板ストリップ10は半径方向に延びている。スクリーンドラムの直径に応じて金属薄板ストリップ10は外周で程度の差こそあれ幾分拡開する。金属薄板ストリップ10に対する小管33の当接する寸法差を補償するために、前記孔34の高さで金属薄板ストリップ10の片側にフライス切削部35が削設されており、該フライス切削部の面は小管33の直径に等しく、かつ半径方向で中心に近づくにつれて深さが漸増するように掘り下げられている。深さの漸増するフライス切削部35の傾度は金属薄板ストリップ10相互の拡開の度合に相応し、しかも、隣合った金属薄板ストリップ10における小管33の当接面が互いに平行に成るように設定されている。
【0016】
勿論また金属薄板ストリップ10を不変に平滑のままにし、かつ小管の一方の端面に斜め面取りを施すことも可能であるが、これはスクリーンドラムの組立時に問題になる。ねじ付きロッド29はその緊締時にスクリーンドラムの曲率に従って湾曲されるので、各小管33は、図3において破線で示したように微小値だけずらされる。
【0017】
図3の構造は、図2の構造に対比して格安になり、それにも拘らず形状安定性がある。この構造は1つのスクリーンドラムで別々に切り離して使用することも、或いは組合せて一緒に使用することもできる。スクリーンドラムの縁部における外気流の流入を防止しようとする場合には、組合せ使用が特に有利である。これは、比較的狭幅の繊維製品19をスクリーンドラムに載せて処理する際に、スクリーンドラムのサイドカバーが、繊維製品によっては被覆されていないドラム部分を外気の流入に対して遮蔽する場合にも当て嵌まる。その場合、スクリーンワイヤクロスつまり微小メッシュのスクリーン9とスクリーンドラムの間に分割面が存在しない場合には、スクリーンドラムの内側で吸込まれた空気は金属薄板ストリップ間の通路内を流れて、圧力損失が生じることになる。それ故にスクリーンドラムの両端面には図2のウェブ状の部分24,25,27,28又は類似の構造が有利である。
【0018】
図2又は図3から判るようにスクリーンドラムの周壁構造には付加的な金属薄板製内側ドラム5が補充されている。通常のように穿孔された当該穴あき金属薄板製内側ドラム5は金属薄板ストリップ10の内側でスクリーンドラムに平行に延びて、その内縁部32に接触している。この穴あき金属薄板製内側ドラムによって本発明のドラム構造の自由通流面は不利な影響を受けることは無く、むしろこの存在によってドラム全長にわたる通流均一性が高められ、ドラムの曲げ剛さも全体として改善される。穴あき金属薄板製内側ドラム5には内部遮蔽カバー8が接触するので、これによって繊維製品19によってはカバーされないドラム領域に対するシール作用の改善に関連した別の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーンワイヤークロスを有する外側の金属薄板ストリップ構造と内側の付加的な穴あき金属薄板製内側ドラムとから成る金属薄板ジャケットを有するスクリーンドラム装置の縦断面図である。
【図2】図1に示したスクリーンドラム装置の金属薄板ストリップ構造の部分的な拡大断面図である。
【図3】金属薄板ストリップの全高にわたってただ1つの結合部材又はただ1本のねじしか有していないスクリーンドラムの金属薄板ジャケット構造を図1又は図2に対して垂直に断面して示した拡大図である。
【符号の説明】
1 ほぼ方形のケーシング、 2 中間壁、 3 処理室、 4 ベンチレータ室、 5 穴あき金属薄板製内側ドラム、 6 ベンチレータ、7 加熱ユニット、 8 内部遮蔽カバー、 9 微細メッシュのスクリーン、 10 金属薄板ストリップ、 11,12 ドラム底、 19 繊維製品、 20,20a 結合エレメント、 22 フランジ、 24ウェブ、 25 ねじ貫通部、 26 結合エレメントの狭幅区域、 27 ねじ貫通部、 28 拡幅足部、 29,29a;30,30a 両端にねじ山を有するロッド、 31 ナット、 32 内縁部、 33 小管、 34 孔、 35 フライス切削部
【産業上の利用分野】
本発明は、両端面にドラム底を有していて吸込み通気の作用下におかれた透過性のドラムが被処理材料用搬送手段として設けられ、該ドラム周面がスクリーン状の被覆層で被覆されており、前記の両ドラム底間に複数の金属薄板ストリップが一方のドラム底から他方のドラム底へ屈曲なしに真直ぐに延び、しかも該金属薄板ストリップの幅の拡がりが実質的にドラムの半径方向に延び、かつ、金属薄板ストリップ間には前記ドラムの全長にわたって均等に分配された一体的な複数の結合エレメントが配置されており、各結合エレメントは、直接隣合った金属薄板ストリップ相互の基準間隔に相当する幅を有するウェブとして構成され、かつドラム周方向で、隣合った2つの金属薄板ストリップ又は結合エレメントを互いに結合する少なくとも1本のねじ及び/又は類似のねじ付き固定部材を通すための少なくとも1つの孔を有している形式の、循環するガス状又は液状の処理媒体で繊維製品、フリース又は紙に貫流処理を施す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前記形式の繊維製品、フリース又は紙にガス状又は液状処理媒体で貫流処理を施す装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第3821330号明細書に基づいて公知である。該装置は、最大限の通気性を有し、しかもこの通気性のためにドラムの形状安定性が低下することがないという格別顕著な利点を有している。溶接構造に頼る必要なしに、この場合有利に設けられたねじ継手によって、周方向に延びる結合エレメントは、ドラム全長にわたって延びる金属薄板ストリップと固定的に結合されている。ねじ締結されない場合に当然必要になる溶接継手を製作する際に必然的に生じる金属組織の不利な遷移が、このようなねじ締結構造の場合には避けられる。
【0003】
実地において判ったことは、特にドラム長が極端に長い場合、それに伴ってドラム径が小さくなった場合にはドラム中心部においてベンチレータへ向かう空気速度が著しく高速になることである。更に、被処理材料の密度に応じて、ドラムにかかる発生面負荷が、ドラムの真円回転精度に付加的に不都合な影響をおよぼす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の特殊な構造を有するスクリーンドラムを改良して、高い通気性を維持する一方、ドラムを貫流する流量の均一性をドラム全長にわたって高めると共に、負荷が極度に高い場合でもドラムの元の真円回転精度を持続的に維持できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の構成手段は、金属薄板ストリップの半径方向内寄りの内縁部に沿って、複数の切欠きを有する付加的な金属薄板製内側ドラムがドラムの全長にわたって平行に配置されている点にある。
【0006】
【作用】
スクリーンドラムユニットの処理室の前の動圧を高めるために堰止めカバー又はスクリーンカバーを配置すること、そしてドラムの作業幅全体にわたって、ベンチレータから流入する空気を分配するようにすることは公知である。しかしながら冒頭で述べた形式のスクリーンドラム構造の通気性が大きい場合、この公知の堰止めカバーでは均一な通流を発生させるのには充分でないことが判った。しかも堰止めカバー内の多数の比較的小さなオリフィスによってスクリーンドラム前の動圧を高め、ひいては流入する空気の分布を均等化することは大して意味がない。それというのはドラムの乾燥効率を著しく阻害することになるからである。これに対して本発明では、スクリーンドラムユニットの構造を維持し、ひいてはドラムの極度に高い通気性を維持して、穴あきドラムとして構成される付加的な金属薄板製内側ドラムによって動圧を繊維製品、フリース、紙などの支承面から離れた方の側で発生させるという思想に到達するに至った。この作業幅全体にわたって延びる金属薄板製内側ドラムは、スクリーンドラムの全長にわたって延びる金属薄板ストリップの内縁部に直接接続して配置される。これによって得られる利点は、ドラム直径が小さくても内側ドラムの空気体積がなおそれ程減少しないことである。このことは、ベンチレータへの発生空気速度に関しても、該ベンチレータの設計すべき吸込み接続管径に関しても重要である。この付加的な内側ドラムによって、真円回転精度も長期間にわたって持続的に安定化されるという別の利点が得られる。
【0007】
比較的狭幅の繊維製品の場合、該繊維製品によっては被覆されないドラムの縁帯域を、特別の金属薄板又は布によってカバーする必要が無いようにするために、被処理材料を支持するドラムの内部に第2のスクリーンドラムを配置することによって空気の通流抵抗を高めることは公知である。しかしながらこの公知の構造は本発明に対して如何なる示唆も与えない。それというのは本発明の課題では、冒頭で述べた形式のドラム内の流動速度とドラムの真円回転精度が肝要だからである。
【0008】
金属薄板ストリップの全高に関してただ1本のねじしか延在せず、従って該金属薄板ストリップ内にはただ1つの孔しか設けられていない、請求項2に記載の類似の装置において、各結合エレメントが1本の小管から成り、該小管には、金属薄板ストリップを締結する1本のねじが挿嵌可能であり、かつ、金属薄板ストリップの半径方向内寄りの内縁部に沿って、複数の切欠きを有する付加的な金属薄板製内側ドラムがドラムの全長にわたって平行に配置されている場合には、全体構造が更に単純になり、ひいては一層格安に構成することができる。両端面を平行になるように断裁された小管が、金属薄板ストリップ内にドラム中心から半径方向で等しい距離の所に穿設された孔に正確に整合するようにするためには、小管の端面が接触する金属薄板ストリップの当接面は、隣の金属薄板ストリップの対面する壁面に対して平行に形成されねばならない。これは、小管の少なくとも外周域の壁面にフライス切削を施すことによって得られ、その場合フライス切削部は半径方向で内方に向かって深さが増大するように形成される。このように構成すれば、金属薄板ストリップがドラム中心から放射状に、従って相互に拡開するように延びる場合でも小管の両当接面は互いに平行になる。
【0009】
【実施例】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0010】
なお図1に示したスクリーンドラム装置は実質的に、例えば欧州特許出願公開第0315961号明細書に開示されたスクリーンドラム装置に相当している。
【0011】
スクリーンドラム装置は原則的には、ほぼ方形のケーシング1と、該ケーシングを処理室3とベンチレータ室4とに分割する中間壁2とから成っている。前記処理室3内にはスクリーンドラムが、またベンチレータ室4内にはスクリーンドラムに対して同心的なベンチレータ6が、それぞれ回転可能に軸支されている。該ベンチレータを、スクリーンドラム用のケーシング1から分離された特別のベンチレータケーシング(図示せず)内に配置できるのは勿論である。いずれの場合にもベンチレータによってスクリーンドラム5の内部は、吸込み通気の作用下におかれる。また液体吸出用としてだけ使用される、湿式処理装置のドラム構造も本発明の範疇に属する。この場合は全体構造はそれ相応に適合されねばならない。
【0012】
図1によればベンチレータ6の上位と下位には夫々加熱ユニット7が配置されており、該加熱ユニットは、加熱媒体の貫流する複数本の管から成っている。スクリーンドラムは、繊維製品19によって被覆されないドラム区域では内側から、内部遮蔽カバー8によって吸込み通風に対して遮蔽される。スクリーンドラムの有効に機能する外殻体は、以下に説明する図2に示した金属薄板ストリップ構造によって構成されている。該金属薄板ストリップ構造の外面は、微細メッシュのスクリーン9によって被覆・包囲されており、被覆層状の該スクリーンはドラム端面において両方のドラム底11,12で緊張状態に張設されるように保持されている。
【0013】
金属薄板ストリップ構造は、軸方向に延びる複数の金属薄板ストリップ10から成り、該金属薄板ストリップの半径方向高さは図2から判る通りである。要するに外張り状のスクリーン9は、金属薄板ストリップ10の半径方向外寄りに位置している外縁上に載設されているにすぎない。複数の金属薄板ストリップ10は、規定の相互間隔をおいて並列的にねじ(図示せず)を介して両方のドラム底11,12でねじ締結されている。前記相互間隔をスクリーンドラムの全幅にわたって固定するために、スペーサとして使用される総体的に符号20,20aで示した複数の結合エレメントが設けられており、該結合エレメントは、ねじ29,29a;30,30aによって金属薄板ストリップ10と結合されている。この結合のために各結合エレメント毎に締結ねじを2本ずつ用いる代りに、夫々1本だけ用いることも可能である。これに関しては図3に基づいて追って説明する。
【0014】
図2によれば結合エレメント20は、金属薄板ストリップ10に対する当接面に長方形のフランジ22を有している。結合エレメント20の半径方向外向きに延びる区域は、ウェブ24から成り、該ウェブの外端面にはスクリーン9も載設することができる。結合エレメント20が半径方向内寄りに拡幅足部28を有しているのに対して、該結合エレメントのその他の区域は、ねじ貫通部25,27の高さレベルを除き、横断面の細い狭幅区域26として構成されている。結合エレメント20相互の結合は、少なくとも両端部にねじ山を有するねじ付きロッド29,29a;30,30aによって行なわれ、前記ねじ山には結合エレメント20aの内側でナット31が螺合される。
【0015】
図3には別の実施例が図示されており、すなわち該実施例では金属薄板ストリップ10は、該金属薄板ストリップ10の半径方向高さのほぼ中点に配置された結合エレメント20によって互いに結合されている。該結合エレメント20は1本の小管33から成り、該小管を通って1本のねじ付きロッド29が延びている。小管33は、互いに平行な両端面でもって、金属薄板10に前記ねじ付きロッド29を通すための孔34の配置されている高さレベルで、隣合った両方の金属薄板ストリップ10の隣接面に当接している。金属薄板ストリップ10は半径方向に延びている。スクリーンドラムの直径に応じて金属薄板ストリップ10は外周で程度の差こそあれ幾分拡開する。金属薄板ストリップ10に対する小管33の当接する寸法差を補償するために、前記孔34の高さで金属薄板ストリップ10の片側にフライス切削部35が削設されており、該フライス切削部の面は小管33の直径に等しく、かつ半径方向で中心に近づくにつれて深さが漸増するように掘り下げられている。深さの漸増するフライス切削部35の傾度は金属薄板ストリップ10相互の拡開の度合に相応し、しかも、隣合った金属薄板ストリップ10における小管33の当接面が互いに平行に成るように設定されている。
【0016】
勿論また金属薄板ストリップ10を不変に平滑のままにし、かつ小管の一方の端面に斜め面取りを施すことも可能であるが、これはスクリーンドラムの組立時に問題になる。ねじ付きロッド29はその緊締時にスクリーンドラムの曲率に従って湾曲されるので、各小管33は、図3において破線で示したように微小値だけずらされる。
【0017】
図3の構造は、図2の構造に対比して格安になり、それにも拘らず形状安定性がある。この構造は1つのスクリーンドラムで別々に切り離して使用することも、或いは組合せて一緒に使用することもできる。スクリーンドラムの縁部における外気流の流入を防止しようとする場合には、組合せ使用が特に有利である。これは、比較的狭幅の繊維製品19をスクリーンドラムに載せて処理する際に、スクリーンドラムのサイドカバーが、繊維製品によっては被覆されていないドラム部分を外気の流入に対して遮蔽する場合にも当て嵌まる。その場合、スクリーンワイヤクロスつまり微小メッシュのスクリーン9とスクリーンドラムの間に分割面が存在しない場合には、スクリーンドラムの内側で吸込まれた空気は金属薄板ストリップ間の通路内を流れて、圧力損失が生じることになる。それ故にスクリーンドラムの両端面には図2のウェブ状の部分24,25,27,28又は類似の構造が有利である。
【0018】
図2又は図3から判るようにスクリーンドラムの周壁構造には付加的な金属薄板製内側ドラム5が補充されている。通常のように穿孔された当該穴あき金属薄板製内側ドラム5は金属薄板ストリップ10の内側でスクリーンドラムに平行に延びて、その内縁部32に接触している。この穴あき金属薄板製内側ドラムによって本発明のドラム構造の自由通流面は不利な影響を受けることは無く、むしろこの存在によってドラム全長にわたる通流均一性が高められ、ドラムの曲げ剛さも全体として改善される。穴あき金属薄板製内側ドラム5には内部遮蔽カバー8が接触するので、これによって繊維製品19によってはカバーされないドラム領域に対するシール作用の改善に関連した別の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーンワイヤークロスを有する外側の金属薄板ストリップ構造と内側の付加的な穴あき金属薄板製内側ドラムとから成る金属薄板ジャケットを有するスクリーンドラム装置の縦断面図である。
【図2】図1に示したスクリーンドラム装置の金属薄板ストリップ構造の部分的な拡大断面図である。
【図3】金属薄板ストリップの全高にわたってただ1つの結合部材又はただ1本のねじしか有していないスクリーンドラムの金属薄板ジャケット構造を図1又は図2に対して垂直に断面して示した拡大図である。
【符号の説明】
1 ほぼ方形のケーシング、 2 中間壁、 3 処理室、 4 ベンチレータ室、 5 穴あき金属薄板製内側ドラム、 6 ベンチレータ、7 加熱ユニット、 8 内部遮蔽カバー、 9 微細メッシュのスクリーン、 10 金属薄板ストリップ、 11,12 ドラム底、 19 繊維製品、 20,20a 結合エレメント、 22 フランジ、 24ウェブ、 25 ねじ貫通部、 26 結合エレメントの狭幅区域、 27 ねじ貫通部、 28 拡幅足部、 29,29a;30,30a 両端にねじ山を有するロッド、 31 ナット、 32 内縁部、 33 小管、 34 孔、 35 フライス切削部
Claims (7)
- 両端面にドラム底(11,12)を有していて吸込み通気の作用下におかれた透過性のドラムが被処理材料用搬送手段として設けられ、該ドラム周面がスクリーン状の被覆層(9)で被覆されており、前記の両ドラム底(11,12)間に複数の金属薄板ストリップ(10)が一方のドラム底(11)から他方のドラム底(12)へ屈曲なしに真直ぐに延び、しかも該金属薄板ストリップの幅の拡がりは実質的にドラムの半径方向に延び、かつ、金属薄板ストリップ(10)間には前記ドラムの全長にわたって均等に分配された一体的な複数の結合エレメント(20)が配置されており、各結合エレメントは、直接隣合った金属薄板ストリップ(10)相互の基準間隔に相当する幅を有するウェブとして構成され、かつドラム周方向で、隣合った2つの金属薄板ストリップ(10)又は結合エレメント(20)を互いに結合する少なくとも1本のねじ(29,29a;30,30a)及び/又は類似のねじ付き固定部材を通すための少なくとも1つの孔(34)を有している形式の、循環するガス状又は液状の処理媒体で繊維製品、フリース又は紙に貫流処理を施す装置において、金属薄板ストリップ(10)の半径方向で内寄りの内縁部(32)に沿って、複数の切欠きを有する付加的な金属薄板製内側ドラム(5)がスクリーンドラムの全長にわたって平行に配置されていることを特徴とする、繊維製品、フリース又は紙にガス状又は液状処理媒体で貫流処理を施す装置。
- 両端面にドラム底(11,12)を有していて吸込み通気の作用下におかれた透過性のドラムが被処理材料用搬送手段として設けられ、該ドラム周面がスクリーン状の被覆層(9)で被覆されており、前記の両ドラム底(11,12)間に複数の金属薄板ストリップ(10)が一方のドラム底(11)から他方のドラム底(12)へ屈曲なしに真直ぐに延び、しかも該金属薄板ストリップの幅の拡がりはドラムの半径方向に延び、かつ、金属薄板ストリップ(10)間には前記ドラムの全長にわたって均等に分配された一体的な複数の結合エレメント(20)が配置されており、各結合エレメントは、直接隣合った金属薄板ストリップ(10)相互の基準間隔に相当する幅に構成され、かつ両側で1本のねじ(29,29a;30,30a)及び/又は類似のねじ付き固定部材によって隣接金属薄板ストリップ(10)と固定的に結合されている形式の、循環するガス状又は液状の処理媒体で繊維製品、フリース又は紙に貫流処理を施す装置において、各金属薄板ストリップ(10)内には、該金属薄板ストリップの全高に関してただ1つの孔(34)が穿設されており、各結合エレメント(20)が1本の小管(33)から成り、該小管には、金属薄板ストリップを締結する1本のねじ(29)が挿嵌可能であり、かつ、金属薄板ストリップ(10)の半径方向で内寄りの内縁部(32)に沿って、複数の切欠きを有する付加的な金属薄板製内側ドラム(5)がドラムの全長にわたって平行に配置されていることを特徴とする、繊維製品、フリース又は紙にガス状又は液状処理媒体で貫流処理を施す装置。
- 金属薄板製内側ドラム(5)に設けられた切欠きが穴である、請求項1又は2記載の装置。
- 金属薄板製内側ドラム(5)が金属薄板ストリップ(10)の内縁部(32)に直接接触している、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
- 金属薄板ストリップ(10)が、ただ1本のねじ(29)のための孔(34)の高さ部位で、小管(33)の少なくとも外周域において、前記小管(33)の一方の端面を当接させるための、半径方向で内方に向かって深さの増大するフライス切削部(35)を有している、請求項2記載の装置。
- フライス切削部(35)は、フライス切削面が隣の半径方向に延びる金属薄板ストリップ(10)の対面した壁面に平行に延びるような傾度で設けられている、請求項6記載の装置。
- 小管(33)の両端面が互いに平行に断裁されている、請求項5又は6記載の装置。
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