JP3623956B1 - 管理装置 - Google Patents

管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3623956B1
JP3623956B1 JP2003418798A JP2003418798A JP3623956B1 JP 3623956 B1 JP3623956 B1 JP 3623956B1 JP 2003418798 A JP2003418798 A JP 2003418798A JP 2003418798 A JP2003418798 A JP 2003418798A JP 3623956 B1 JP3623956 B1 JP 3623956B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
information
store
stored
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003418798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005182214A (ja
Inventor
智弘 戸崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2003418798A priority Critical patent/JP3623956B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3623956B1 publication Critical patent/JP3623956B1/ja
Publication of JP2005182214A publication Critical patent/JP2005182214A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】顧客が複数の店舗に同一の電子メールアドレスで会員登録をしている場合に、当該電子メールアドレス宛に同一内容の電子メールを重複して送信しない管理装置を提供する。
【解決手段】複数の遊技場に関して、新たに会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた遊技場1のホールIDとを入力し、該入力された電子メールアドレスが、会員情報DBに既に記憶されているか否かを判定し、既に記憶されていると判定されたときには、前記入力された電子メールアドレスを新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて、前記入力されたホールIDを記憶する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、会員登録を行った会員の電子メールアドレス宛に電子メールを送信する管理装置に関する。
従来より、例えば特許文献1に示すように、複数の遊技店の情報サーバから送信される各遊技店の会員情報(電子メールアドレスを含む)をセンタサーバで管理して、前記複数の遊技店の会員を対象に共通内容の電子メールを送信する情報提供装置が提案されている。
特開2000−209255号公報(第4頁,図1)
通常、同一の顧客が複数の店舗に会員登録する場合、当該顧客は同一の電子メールアドレスで各店舗に会員登録する。そのため、上記情報提供装置において複数の店舗の会員に共通した内容の電子メールを送信する場合、電子メールを送信するセンタサーバは、複数店舗に会員登録している会員の電子メールアドレス宛に同一内容の電子メールを重複して送信するという無駄な処理を行うこととなる。また、そのような無駄な処理の結果、同一内容の電子メールを重複して受信した会員が不快感を抱くというおそれもある。
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、顧客が複数の店舗に同一の電子メールアドレスで会員登録をしている場合に、当該電子メールアドレス宛に同一内容の電子メールを重複して送信するという無駄な処理を行わず、前記顧客が同一内容の電子メールを重複して受信することにより不快感を抱くことを防止する管理装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する発明を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本発明の構成要素は該付記したものには限定されない。
まず請求項1に係る発明は、複数の店舗(遊技場1)に関して、各店舗(A〜C)で会員登録を行った会員に関する会員情報(会員ID,氏名,性別,住所,生年月日,年齢)と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗を個々に特定できる店舗特定情報(ホールID)とを対応付けて記憶する記憶手段(ハードディスク63)と、該記憶手段に記憶されている電子メールアドレス宛に電子メールを送信する送信手段(通信部61)と、を備える管理装置(60)であって、新たに会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗の前記店舗特定情報とを入力する入力手段(入力装置64,ディスプレイ65)と、該入力手段に入力された電子メールアドレスが、前記記憶手段に既に記憶されているか否かを判定する記憶判定手段(制御部62)と、をさらに備え、前記記憶手段は、該記憶判定手段により未だ記憶されていないと判定されたときには、前記入力手段に入力された会員情報と、電子メールアドレスと、店舗特定情報とを対応付けて新たに記憶し、前記記憶判定手段により既に記憶されていると判定されたときには、前記入力手段に入力された電子メールアドレスを新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて、少なくとも前記入力手段に入力された店舗特定情報を記憶することを特徴とする管理装置である。
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した管理装置(60)であって、複数の店舗(遊技場1)に関して各店舗独自の内容の電子メールをそれぞれの店舗(A〜C)で会員登録を行った会員に送信するときに、前記記憶手段(ハードディスク63)に記憶されている各電子メールアドレス毎に、当該電子メールアドレスと対応付けて前記複数の店舗のうちのいずれの店舗の店舗特定情報(ホールID)が記憶されているかを特定する店舗特定手段(制御部62)と、前記各電子メールアドレス毎に、該店舗特定手段により特定された店舗特定情報から特定される店舗に関する電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成する電子メール統合手段(制御部62)と、をさらに備え、前記送信手段(通信部61)は、前記各電子メールアドレス宛に、該電子メール統合手段により作成された電子メールを送信することを特徴とする管理装置である。
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した管理装置(60)であって、前記会員情報には、前記会員に関する属性情報(性別,住所,生年月日,年齢)が含まれ、前記記憶判定手段(制御部62)により既に記憶されていると判定されたときに、前記入力手段(入力装置64,ディスプレイ65)に入力された属性情報が、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて前記記憶手段に記憶されている属性情報と一致するか否かを判定する属性判定手段(制御部62)をさらに備え、前記記憶手段(ハードディスク63)は、該属性判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、該記憶手段に記憶されている属性情報を前記入力手段に入力された属性情報に更新して記憶することを特徴とする管理装置である。
また請求項4に係る発明は、請求項3に記載した管理装置(60)であって、前記店舗(遊技場1)に設けられ、当該店舗で会員登録を行った会員に関する属性情報を含む会員情報を管理する店舗管理装置(場内管理装置50)と通信できる通信手段(61)をさらに備え、該通信手段は、前記記憶手段(ハードディスク63)において前記属性情報(性別,住所,生年月日,年齢)の更新が行われたときに、該更新された属性情報を含む更新指示を、該更新された属性情報と対応付けて記憶されている店舗特定情報(ホールID)から特定される店舗(A〜C)に設けられる店舗管理装置に対して送信することを特徴とする管理装置である。
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した管理装置(60)であって、広告情報と、該広告情報を送信する対象となる会員の属性条件(性別,年齢)とを受け付ける広告受付手段(入力装置64,ディスプレイ65)をさらに備え、前記記憶手段(ハードディスク63)が前記電子メールアドレスと対応付けて記憶している属性情報(性別,住所,生年月日,年齢)に基づいて、前記広告受付手段により受け付けた会員の属性条件に合致する会員の電子メールアドレスを抽出する抽出手段(制御部62)を備え、前記送信手段(通信部61)は、該抽出手段により抽出された電子メールアドレス宛に、前記広告受付手段により受け付けた広告情報を含む電子メールを送信することを特徴とする管理装置である。
また請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載した管理装置(60)であって、一つの電子メールアドレスに対して所定期間内に送信する電子メールの数の上限を設定する上限設定手段(入力装置64,ディスプレイ65)をさらに備え、前記記憶手段(ハードディスク63)は、前記電子メールアドレスと対応付けて、該電子メールアドレス宛に所定期間内に送信した電子メールの数を記憶し、前記送信手段(通信部61)は、該記憶手段が記憶している電子メールの数が前記上限設定手段により設定された上限に達していることを条件として、当該電子メールアドレス宛に電子メールを送信しないことを特徴とする管理装置である。
さらに請求項7に係る発明は、請求項6に記載した管理装置(60)であって、各電子メールの内容毎に、前記所定期間内に送信される電子メールの数が前記上限設定手段(入力装置64,ディスプレイ65)により設定された上限に達した後であっても当該内容の電子メールの送信を行うか否かを設定する優先メール設定手段(入力装置64,ディスプレイ65)をさらに備え、該優先メール設定手段により送信を行うと設定された内容の電子メールを会員に送信するときには、前記送信手段(通信部61)は、前記記憶手段(ハードディスク63)が記憶している電子メールの数が前記上限設定手段により設定された上限に達した電子メールアドレスであっても、当該電子メールアドレス宛に電子メールを送信することを特徴とする管理装置である。
まず請求項1に係る管理装置によれば、入力された電子メールアドレスが、記憶手段に既に記憶されているときには、該入力された電子メールアドレスを新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて店舗特定情報を記憶するので、顧客が複数の店舗に同一の電子メールアドレスにより会員登録をしている場合でも、該電子メールアドレス宛に同一内容の電子メールを重複して送信するという無駄な処理を行うことが無くなる。その結果、同一内容の電子メールを重複して受信した顧客が不快感を抱くというおそれもなくなる。
また請求項2に係る管理装置によれば、店舗特定情報から特定される店舗に関する電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成し、送信するので、複数店舗に会員登録している顧客に関して重複した送信処理が不要となる。これに伴い、会員も一通の電子メールで複数店舗の電子メール内容を確認できるため、電子メールの確認作業が簡素化される。
また請求項3に係る管理装置によれば、入力された属性情報が、既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて記憶されている属性情報と一致しないときに、該記憶されている属性情報を前記入力された属性情報に更新して記憶するので、常に最新の属性情報を管理することができる。これにより、例えば属性情報に基づいて送信対象となる会員の電子メールアドレスを抽出する際に、最新の属性情報に基づく正確な抽出が可能となる。
また請求項4に係る管理装置によれば、更新指示を、更新された属性情報と対応付けて記憶されている店舗特定情報から特定される店舗に設けられる店舗管理装置に対して送信するので、会員が属性情報の更新を行うために各店舗で更新手続を行う手間が省け、各店舗で管理している属性情報を最新のものに更新することができる。
また請求項5に係る管理装置によれば、広告受付手段により受け付けた会員の属性条件に合致する会員の電子メールアドレスを抽出し、同受け付けた広告情報を含む電子メールを送信するので、当該管理装置で管理している会員を広告対象(たとえば他企業から依頼された広告の送信対象)として利用することができると共に、広告内容によって送信対象となる会員を限定できるため、広告効果の薄い会員宛に前記電子メールを送信するという無駄な処理を低減できる。その結果、自分に関係のない電子メールを受信した会員が不快感を抱くというおそれもなくなる。
また請求項6に係る管理装置によれば、所定期間内に送信した電子メールの数が、予め設定された上限に達した電子メールアドレス宛に電子メールを送信しないので、電子メールが度を超えて頻繁に送信されて会員に不快感を抱かせることがなくなる。
さらに請求項7に係る管理装置によれば、優先メール設定手段により送信を行うと設定された内容の電子メールを送信する場合には、所定期間内に送信される電子メールの数が、予め設定された上限に達した電子メールアドレスであっても当該電子メールを送信するので、上限に関わらず重要性の高い電子メールについては確実に送信できる。
以下、発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。本発明の管理装置60は、図1に示すように、複数の店舗(遊技場1)に関して、各店舗(A〜C)で会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗を個々に特定できる店舗特定情報とを対応付けて記憶する記憶手段(ハードディスク63)と、該記憶手段に記憶されている電子メールアドレス宛に電子メールを送信する送信手段(通信部61)と、新たに会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗の店舗特定情報(ホールID)とを入力する入力手段(入力装置64,ディスプレイ65)と、該入力手段に入力された電子メールアドレスが、記憶手段に既に記憶されているか否かを判定する記憶判定手段(制御部62)等を備え、記憶手段は、記憶判定手段により未だ記憶されていないと判定されたときには、入力手段に入力された会員情報と、電子メールアドレスと、店舗特定情報とを対応付けて新たに記憶し、記憶判定手段により既に記憶されていると判定されたときには、入力手段に入力された電子メールアドレスを新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて、少なくとも入力手段に入力された店舗特定情報を記憶することを特徴とする。
以下においては、店舗が遊技場1(例えばパチンコ店)であり、この遊技場1の数がA〜Cの3つである例について説明する。また、店舗を個々に特定可能な店舗特定情報が、各遊技場1のホールID(遊技場AのホールIDが「A」,遊技場BのホールIDが「B」,及び遊技場CのホールIDが「C」)である例について説明する。ここで、店舗は遊技場1に限定されるものではなく、また店舗である遊技場1の数は3つに限らず2以上であれば良い。なお、以下の説明中ではデータベースを「DB」と略記する。
管理装置60は、図1に示すように、会員管理機構3(例えば、各遊技場1において、遊技の際等に使用される会員カードを供給するカード会社)に設けられ、複数の遊技場1(ここではA〜C)各々に設けられた場内管理装置50と専用線2を介して通信可能に接続されている一方、インターネット4を介して遊技場1で会員登録を行った会員が所有するPCや携帯電話等の情報端末と通信可能(即ち電子メールの送信が可能)となっている。
ここで、場内管理装置50は店舗管理装置の一例であって、当該遊技場1で会員登録を行った会員に関する属性情報を含む会員情報を管理するものであり、各遊技場1(ここではA,B,C)内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられ、図1に示すように通信部51,制御部52,ハードディスク53,入力装置54,及びディスプレイ55等を備えるものである。これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。
場外通信部51は、専用線2を介して管理装置60の通信部61と通信可能に接続されており、場内管理装置50と管理装置60との間における通信を司るものである。この場外通信部51からは、後述するメール設定画面(図9(c))にて設定された電子メールの内容が管理装置60に送信される。また、会員登録に際して、管理装置60から送信される当該遊技場1の会員情報を受信する。
制御部52は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク53に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、接続される各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものであり、例えば前記場外通信部51の情報の送受等を制御する。
記憶装置であるハードディスク53は図2に示すように、会員情報DBを記憶している。この図2には、遊技場A〜Cのそれぞれの場内管理装置50が記憶する会員情報DBを示している。この会員情報DBは、当該場内管理装置50が配置される遊技場1で会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスとを管理するDBであり、会員情報として、会員を個々に特定可能な「会員ID」と対応付けて、「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「年齢」を管理すると共に、当該会員の「電子メールアドレス」を管理している。ここで管理される会員情報は、各遊技場1で顧客が会員登録を行った際に登録された情報又は登録後に更新された情報である。この登録方法及び更新方法については後述する。なお、前記会員情報のうち「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「年齢」については会員に関する属性情報となる。
入力装置54は、各種の情報の入力を受け付けるための入力デバイスであり、例えばキーボードやマウス等である。またディスプレイ55は、各種の情報を表示するための表示デバイスであり、例えば液晶表示器である。この入力装置54及びディスプレイ55は、後述する図9(c)に示すように当該遊技場1の会員に送信する電子メールの内容の設定を行うものである。
管理装置60は、前述したように会員管理機構3に設けられ、図1に示すように通信部61,制御部62,ハードディスク63,入力装置64,及びディスプレイ65等を備えるものである。これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。
記憶装置であるハードディスク63は記憶手段の一例であって、複数の遊技場1に関して、各遊技場(A〜C)で会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた遊技場1のホールIDとを対応付けて記憶するものであり、ここでは図3に示すように、会員情報DBを記憶している。この会員情報DBは、各会員(遊技場A〜Cの少なくとも一つで会員登録を行った会員)の「電子メールアドレス」に対応付けて、当該会員が会員登録を行った各遊技場1(A〜C)における「会員ID」を管理している。即ち、一つの電子メールアドレスに対応付けて、遊技場Aにおける会員IDである「会員ID(A)」,遊技場Bにおける会員IDである「会員ID(B)」,遊技場Cにおける会員IDである「会員ID(C)」を管理している。また、前記場内管理装置50の会員情報DBと同様に、会員情報として、「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「年齢」を管理している。さらに、前記会員登録が行われた遊技場1のホールID(A〜C)と、後述するメール数上限設定画面(図5)にて設定された所定期間内に当該「電子メールアドレス」宛に送信した電子メールの数である「送信回数」を管理する。この「送信回数」の項目は、対応する電子メールアドレス宛に電子メールが送信される毎に「1」加算され、前記所定期間が経過すると「0」にクリア(リセット)される。なお、前述したように前記会員情報のうち「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「年齢」(「生年月日」から自ずと特定される)については会員に関する属性情報となる。
また、ハードディスク63は前記会員情報DBの他、図4に示すシステム情報DB,一般広告DB,及び遊技場情報DBを記憶しているが、これらのDBについては後述する。
通信部61は通信手段の一例であって、前記各遊技場1に設けられる場内管理装置50と通信できるものであり、ここでは専用線2を介して各遊技場1(ここではA〜C)の場内管理装置50の場外通信部51と通信可能に接続されており、管理装置60と各場内管理装置50との通信を司るものである。また、通信部61は、インターネット4を介して会員の情報端末と通信可能であり、管理装置60と会員の情報端末との通信を司るものである。
また通信手段として機能する通信部61は、後述する図8に示すように、ハードディスク63(会員情報DB)において属性情報(「性別」,「住所」,「生年月日」,「年齢」)の更新が行われたときに、該更新された属性情報を含む更新指示を、該更新された属性情報と対応付けて記憶されているホールIDから特定される遊技場1に設けられる場内管理装置50に対して送信するものである。
また通信部61は送信手段の一例であって、記憶手段であるハードディスク63(会員情報DB)に記憶されている電子メールアドレス宛に電子メールを送信するものである。
なお、管理装置60の通信部61から会員の電子メールアドレス宛に送信される電子メールは、インターネット4に接続されたインターネットメールサーバ(図示外)を経由して会員の情報端末に送信される。会員は情報端末上で動作する電子メール閲覧用ソフトウェアによって受信した電子メールの内容を確認することができる。また、前記情報端末が携帯電話の場合には、管理装置60から送信される電子メールは前記インターネットメールサーバを経由した後、さらに携帯電話用メールサーバ(図示外)を経由して会員の携帯電話に送信される。
また送信手段として機能する通信部61は、後述する図10(b)に示すように、抽出手段(制御部62)により抽出された電子メールアドレス宛に、広告受付手段(入力手段64,ディスプレイ65)により受け付けた広告情報を含む電子メールを送信する。
また送信手段として機能する通信部61は、後述する図10(b)及び(c)に示すように、ハードディスク63(会員情報DB)が記憶している電子メールの数が、上限設定手段(入力手段64,ディスプレイ65)により設定された上限に達していることを条件として、当該電子メールアドレス宛に電子メールを送信しないものであるが、後述する図10(a)に示すように、優先メール設定手段(入力手段64,ディスプレイ65)により送信を行うと設定された内容の電子メールを会員に送信するときには、前記ハードディスク63が記憶している電子メールの数が前記上限設定手段により設定された上限に達した電子メールアドレスであっても、当該電子メールアドレス宛に電子メールを送信する。
さらに送信手段として機能する通信部61は、後述する図10(c)に示すように、各電子メールアドレス宛に、電子メール統合手段(制御部62)により作成された電子メールを送信する。
入力装置64は、各種の情報の入力を受け付けるための入力デバイスであり、例えばキーボードやマウス等である。またディスプレイ65は、各種の情報を表示するための表示デバイスであり、例えば液晶表示器である。
これら入力装置64及びディスプレイ65は上限設定手段の一例であって、一つの電子メールアドレスに対して所定期間内に送信する電子メールの数の上限を設定するものであり、ここでは後述する図5に示すメール数上限設定画面によりこの設定を行う。
また入力装置64及びディスプレイ65は入力手段の一例であって、新たに会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗の前記店舗特定情報(ホールID)とを入力するものであり、ここでは後述する図6〜図8に示す会員登録画面によりこの入力を行う。
また入力装置64及びディスプレイ65は広告受付手段の一例であって、広告情報と、該広告情報を送信する対象となる会員の属性条件とを受け付けるものであり、ここでは後述する図9(b)に示すメール設定画面によりこの受付を行う。
さらに入力装置64及びディスプレイ65は優先メール設定手段の一例であって、各電子メールの内容毎に、前記所定期間内に送信される電子メールの数が上限設定手段(入力装置64及びディスプレイ65)により設定された上限に達した後であっても当該内容の電子メールの送信を行うか否かを設定するものであり、ここでは後述する図9(a)〜(c)に示すメール設定画面によりこの設定を行う。
制御部62は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク63に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、接続される各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
この制御部62は記憶判定手段の一例であって、入力手段(入力装置64及びディスプレイ65)に入力された電子メールアドレスが、ハードディスク63(会員情報DB)に既に記憶されているか否かを判定するものである。
また制御部62は店舗特定手段の一例であって、複数の遊技場1に関して各遊技場独自の内容の電子メールをそれぞれの遊技場(A〜C)で会員登録を行った会員に送信するときに、ハードディスク63(会員情報DB)に記憶されている各電子メールアドレス毎に、当該電子メールアドレスと対応付けて前記複数の遊技場1のうちのいずれの遊技場のホールIDが記憶されているかを特定するものである。
また制御部62は電子メール統合手段の一例であって、各電子メールアドレス毎に、店舗特定手段(制御部62)により特定されたホールIDから特定される遊技場1に関する電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成するものである。
また制御部62は属性判定手段の一例であって、記憶判定手段(制御部62)により、入力手段(入力装置64及びディスプレイ65)に入力された電子メールアドレスが、ハードディスク63(会員情報DB)に既に記憶されていると判定されたときに、入力手段(入力装置64,ディスプレイ65)に入力された属性情報が、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けてハードディスク63(会員情報DB)に記憶されている属性情報と一致するか否かを判定するものである。
さらに制御部62は抽出手段の一例であって、記憶手段(ハードディスク63)が前記電子メールアドレスと対応付けて記憶している属性情報に基づいて、広告受付手段(入力装置64,ディスプレイ65)により受け付けた会員の属性条件に合致する会員の電子メールアドレスを抽出するものである。
ここで、所定期間内に送信する電子メールの数の上限を設定する方法について説明する。
図5に示すように、ディスプレイ65に表示されるメール数上限設定画面は、所定期間と、該所定期間に送信する電子メールの数の上限を設定するための画面である。この画面で、左側の入力欄をクリックすることにより表示されるプルダウンメニューから所定期間を選択し、その右側の入力欄に該所定期間に送信する電子メールの数の上限をキーボードにより入力し、画面下部の「設定」ボタンをクリックすることで、選択された所定期間と、入力された上限が有効になる。なお、「キャンセル」ボタンをクリックすると選択及び入力された値が無効となり、前回に「設定」ボタンがクリックされたときの設定となる。また、この画面では、複数(2以上)の所定期間が設定可能であり、これにより例えば1日に送信する電子メールの数の上限と1ヶ月に送信する電子メールの数の上限を設定可能となる。また、例えば1日に送信する電子メールの数の上限,1週間に送信する電子メールの数の上限,及び1ヶ月に送信する電子メールの数の上限を全て設定可能である。本例では所定期間を1日と設定し、該所定期間に送信する電子メールの数の上限を5通と設定している。
次に、会員登録の方法について図6〜図8を参照して説明する。会員登録を行おうとする顧客は、遊技場1(A〜C)で用意された会員登録用の用紙に自分の「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「電子メールアドレス」を記入し、遊技場1の店員に提出する。遊技場1の店員が記入済みの用紙を会員管理機構3に送る(例えば、郵送やファクシミリ等の通信手段による送信等)。会員管理機構3においては、受け取った(受信した)用紙に記入された情報を、図6に示す会員登録画面により管理装置60に入力する。
この会員登録画面はディスプレイ65に表示され、会員登録を行う顧客の「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,「電子メールアドレス」,及び当該会員登録を行う「遊技場」を入力するための画面である。
まず最初に、図6を参照して、会員登録を行う顧客(ここではQ.Qとする)が、遊技場A〜Cのいずれにも会員登録を行っていない例(第1の例)について説明する。
まず、「氏名」の入力欄に入力装置64によって当該顧客の氏名を入力し(ここではQ.Qと入力されている)、その右側に表示されている「性別」のプルダウンメニューによって当該顧客の「性別」を選択し(ここでは「男」が選択されている)、「住所」の入力欄に当該顧客の住所を入力し(ここでは神奈川県横浜市*****と入力されている)、「生年月日」の入力欄に当該顧客の生年月日を入力し(ここでは1963年8月8日と入力されている)、「電子メールアドレス」の入力欄に当該顧客の電子メールアドレスを入力し(ここではqq@***.ne.jpと入力されている)、当該顧客が会員登録を行う遊技場1を「遊技場」のチェックボックスにチェックすることによって選択して(ここではA〜Cのチェックボックスのうち、Cにチェックがされている)、画面下の「設定」ボタンをクリックする。
前記「設定」ボタンがクリックされたことにより、記憶判定手段である制御部62が、前記「電子メールアドレス」の入力欄に入力された電子メールアドレス(ここではqq@***.ne.jp)が既にハードディスク63(会員情報DB)に記憶されているか否かを判定する。ここでは、前記顧客が遊技場A〜Cのいずれにも会員登録を行っておらず、電子メールアドレスが記憶されていないため、未だ記憶されていないと判定する。この記憶されていないとの判定によって、ハードディスク63(会員情報DB)が、当該入力された電子メールアドレス(ここではqq@***.ne.jp)と対応付けて、前記入力された「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」を新たに記憶し、該「生年月日」から算出される当該顧客の「年齢」(ここでは40)を記憶すると共に、前記チェックされた遊技場1(ここではC)のホールID(ここではC)を「ホールID」に記憶する。この「ホールID」の記憶処理に際して、本会員登録が行われる遊技場1(C)における当該顧客の会員ID(ここでは03-03-00006)が生成されて、記憶される(ここでは会員ID(C)として記憶される)。さらに、前記メール数上限設定画面(図5)にて設定された所定期間(ここでは1日)内に送信した電子メールの数である「送信回数」の初期値として0がセットされる。
上記の記憶処理の終了後に、通信部61から、前記記憶された「ホールID」から特定される遊技場1(ここではC)の場内管理装置50に対して、新たに記憶した「会員ID」,「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,「年齢」,及び「電子メールアドレス」が送信され、場内管理装置50の会員情報DBに記憶されて、会員登録が終了する。なお、会員管理機構3においては、前記生成された会員IDが記録された会員カードが発行され、後日、前記会員登録用の用紙への記入を行った顧客(会員)に郵送される(前記用紙に記入された「住所」宛に郵送される)。
次に、図7を参照して、会員登録を行う顧客(ここではG.Gとする)が、当該会員登録を行う遊技場1(ここではCとする)以外の遊技場1(ここではAとする)に既に会員登録を行っている例(第2の例)について説明する。
前記と同様、「氏名」の入力欄に入力装置64によって当該顧客の氏名を入力し(ここではG.Gと入力されている)、その右側に表示されている「性別」のプルダウンメニューによって当該顧客の「性別」を選択し(ここでは「男」が選択されている)、「住所」の入力欄に当該顧客の住所を入力し(ここでは埼玉県浦和市*****と入力されている)、「生年月日」の入力欄に当該顧客の生年月日を入力し(ここでは1980年9月15日と入力されている)、「電子メールアドレス」の入力欄に当該顧客の電子メールアドレスを入力し(ここではgg@***.comと入力されている)、当該顧客が会員登録を行う遊技場1を「遊技場」のチェックボックスにチェックすることによって選択して(ここではA〜Cのチェックボックスのうち、Cにチェックがされている)、画面下の「設定」ボタンをクリックする。
前記「設定」ボタンがクリックされたことにより、記憶判定手段である制御部62が、前記「電子メールアドレス」の入力欄に入力された電子メールアドレス(ここではgg@***.com)が既にハードディスク63(会員情報DB)に記憶されているか否かを判定する。ここでは、前記顧客が遊技場Aにおいて既に会員登録を行っており、電子メールアドレスが記憶されているため、既に記憶されていると判定する。
次に、属性判定手段である制御部62が、前記記憶判定手段(制御部62)により既に電子メールアドレスが記憶されていると判定されたことに基づいて、会員登録画面に入力された属性情報(前記会員情報のうち、「性別」,「住所」,及び「生年月日」)が、当該既に記憶されている電子メールアドレス(ここではgg@***.com)と対応付けてハードディスク63(会員情報DB)に記憶されている属性情報と一致するか否かを判定する。ここでは図3の会員情報DBに示したgg@***.comに対応する情報と一致するため、属性判定手段である制御部62は一致すると判定する。
この属性判定手段(制御部62)が一致すると判定したことを条件として、ハードディスク63(会員情報DB)が、当該電子メールアドレス(ここではgg@***.com)を新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレス(ここではgg@***.com)と対応付けて、前記チェックされた遊技場1(ここではC)のホールID(ここではC)を「ホールID」に記憶する。このとき、既に記憶されているホールID(ここではA)に加えて記憶する。この「ホールID」の記憶処理に際して、本会員登録が行われる遊技場1(C)における当該顧客の会員ID(ここでは03-03-00007)が生成されて、記憶される(ここでは会員ID(C)として記憶される)。
このホールIDの記憶処理終了後に、前記と同様に、通信部61から、前記新たに記憶された「ホールID」から特定される遊技場1(ここではC)の場内管理装置50に対して、「会員ID」(送信先の遊技場1に対応する会員IDであり、ここでは会員ID(C)),「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,「年齢」,及び「電子メールアドレス」が送信され、場内管理装置50の会員情報DBに記憶(登録)されて、会員登録が終了する。
このように、会員登録画面に入力された電子メールアドレスが、ハードディスク63(会員情報DB)に既に記憶されているときには、該入力された電子メールアドレスを新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けてホールIDを記憶するので、顧客が複数の遊技場1(ここではA,C)に同一の電子メールアドレスにより会員登録をしている場合でも、該電子メールアドレス宛に同一内容の電子メールを重複して送信するという無駄な処理を行うことが無くなる。その結果、同一内容の電子メールを重複して受信した顧客が不快感を抱くというおそれもなくなる。
次に図8を参照して、会員登録を行う顧客(ここではF.Fとする)が、当該会員登録を行う遊技場1(ここではCとする)以外の遊技場1(ここではA,及びBとする)に既に会員登録を行っており、かつ会員登録画面に入力された属性情報と、ハードディスク63(会員情報DB)に記憶されている属性情報とが一致しない例(第3の例)について説明する。
前記と同様、「氏名」の入力欄に入力装置64によって当該顧客の氏名を入力し(ここではF.Fと入力されている)、その右側に表示されている「性別」のプルダウンメニューによって当該顧客の「性別」を選択し(ここでは「女」が選択されている)、「住所」の入力欄に当該顧客の住所を入力し(ここでは東京都渋谷区*****と入力されている)、「生年月日」の入力欄に当該顧客の生年月日を入力し(ここでは1969年5月11日と入力されている)、「電子メールアドレス」の入力欄に当該顧客の電子メールアドレスを入力し(ここではff@***.co.jpと入力されている)、当該顧客が会員登録を行う遊技場1を「遊技場」のチェックボックスにチェックすることによって選択して(ここではA〜Cのチェックボックスのうち、Cにチェックがされている)、画面下の「設定」ボタンをクリックする。
前記「設定」ボタンがクリックされたことにより、記憶判定手段である制御部62が、前記「電子メールアドレス」の入力欄に入力された電子メールアドレス(ここではff@***.co.jp)が既にハードディスク63(会員情報DB)に記憶されているか否かを判定する。ここでは、前記顧客が遊技場A,Bの2つに既に会員登録を行っており、電子メールアドレスが記憶されているため、既に記憶されていると判定する。
次に、属性判定手段である制御部62が、前記記憶判定手段(制御部62)により既に電子メールアドレスが記憶されていると判定されたことに基づいて、会員登録画面に入力された属性情報(前記会員情報のうち、「性別」,「住所」,及び「生年月日」)が、当該既に記憶されている電子メールアドレス(ここではff@***.co.jp)と対応付けてハードディスク63(会員情報DB)に記憶されている属性情報と一致するか否かを判定する。ここでは、図3の会員情報DBに示したff@***.co.jpに対応する情報と住所が異なる(会員情報DBに記憶されている住所は東京都品川区*****)ため、属性判定手段である制御部62は一致しないと判定する。
この属性判定手段(制御部62)が一致しないと判定したことを条件として、ハードディスク63(会員情報DB)が、当該電子メールアドレス(ここではff@***.co.jp)を新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレス(ここではff@***.co.jp)と対応付けて、前記チェックされた遊技場1(ここではC)のホールID(ここではC)を「ホールID」に記憶する。このとき、既に記憶されているホールID(ここではA及びB)に加えて記憶する。この「ホールID」の記憶処理に際して、本会員登録が行われる遊技場1(C)における当該顧客の会員ID(ここでは03-03-00008)が生成されて、記憶される(ここでは会員ID(C)として記憶される)。
さらに、この一致しないとの判定に基づいて、ハードディスク63は、記憶されている属性情報を前記会員登録画面に入力された属性情報に更新して記憶する。ここで更新する属性情報は、前記入力された「性別」,「住所」,及び「生年月日」の全ての属性情報でも良く、一致しない「住所」のみでも良い。
上記ホールIDの記憶処理及び属性情報の更新後に、前記と同様に、通信部61から、前記新たに記憶された「ホールID」から特定される遊技場1(ここではC)の場内管理装置50に対して、「会員ID」(送信先の遊技場1に対応する会員IDであり、ここでは会員ID(C)),「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,「年齢」,及び「電子メールアドレス」が送信され、場内管理装置50の会員情報DBに記憶(登録)される。
また、通信手段である通信部61から、前記新たに記憶された「ホールID」以前に、前記電子メールアドレス(ff@***.co.jp)と対応付けて記憶されていた「ホールID」から特定される遊技場1(ここではA,B)の場内管理装置50に対して、「会員ID」(送信先の遊技場1に対応する会員IDであり、ここでは送信先が遊技場Aの場合は会員ID(A),送信先が遊技場Bの場合は会員ID(B)である),「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,「年齢」,及び「電子メールアドレス」を含む更新指示が送信される。
この更新指示を受信した遊技場1(ここではA及びB)については、受信した更新指示に含まれる「電子メールアドレス」(「会員ID」でも良い)と対応付けて会員情報DBにて管理している情報が、同受信した更新指示に含まれる情報に更新される。
このように、会員登録画面において入力された住所(東京都渋谷区*****)が、既に会員情報DBに記憶されている電子メールアドレスと対応付けて記憶されている住所(東京都品川区*****)と一致しないときに、該記憶されている住所を前記入力された住所に更新して記憶するので、常に最新の住所を管理することができる。これにより、例えば住所に基づいて電子メールの送信対象となる会員の電子メールアドレスを抽出する際に、最新の住所に基づく正確な抽出が可能となる。
また更新指示を、更新された住所と対応付けて記憶されているホールIDから特定される遊技場1(ここではA〜C)に設けられる場内管理装置50に対して送信するので、会員が住所の更新を行うために各遊技場1で更新手続を行う手間が省け、各遊技場1で管理している住所を最新のものに更新することができる。
次に、図9(a)に示すように、ディスプレイ65に表示されるメール設定画面は、会員に送信する電子メールの設定を行う画面であり、これによって前記設定された上限に達した後であっても当該内容の電子メールの送信を行うか否かの設定と、前記広告情報及び該広告情報を送信する対象となる会員の属性条件の受付を行う。このメール設定画面では、当該電子メールの送信対象となる会員の指定,当該電子メールのタイトルの入力,同送信内容の入力,同送信日の入力,同優先度の選択,及び当該電子メールがシステム案内であるか否かの選択を行う。
まず、電子メールの送信対象となる会員の属性条件の指定を行うにあたり、「送信対象」のプルダウンメニューにより「全会員」,「男性会員」,「女性会員」の中からいずれかを選択する。ここで「全会員」を選択した場合には、図3の会員情報DBが管理する全会員が対象となる。また、男性会員を選択した場合には、会員情報DBにおいて「性別」が男である会員が対象となる。女性会員を選択した場合には、会員情報DBにおいて「性別」が女である会員が対象となる。さらに、プルダウンメニュー右側の「対象年齢」の入力欄に年齢を入力し、「以上」又は「以下」を選択することによって、前記プルダウンメニューにより選択された会員(すなわち「全会員」,「男性会員」,「女性会員」のいずれか)であって、かつ、入力した年齢以上または、入力した年齢以下の会員が送信対象となる。これによって例えば、電子メールの送信対象として、30歳以上の男性会員というような指定を行うことが可能となる。なお、図9(a)ではプルダウンメニューで「全会員」が選択されており、「対象年齢」が入力されていないので、性別及び年齢に関係なく、会員情報DBが管理する全会員が当該電子メールの送信対象となる。なお、本例において、管理装置60のディスプレイ65に表示されるメール設定画面で設定する電子メールの内容は、当該会員管理機構3が管理している全遊技場1(A〜C)の会員を対象とするものである。従ってこのメール設定画面では、「送信対象」として、「A店全会員」や「B店全会員」のように特定の遊技場1の会員を選択することができないものとするが、これに限らず、管理装置60のメール設定画面において、「送信対象」として特定の遊技場1の会員を選択することができるようにしても良い。
なお、「タイトル」の入力欄には、当該電子メールの題名を入力し(ここでは「ホームページの案内」と入力されている。)、「送信内容」の入力欄には、当該電子メールにより送信する情報を入力する(ここでは「A店,B店,C店会員の皆様、http:*******にアクセスいただくと各店のイベント情報がご覧になれます。」と入力されている。)。また、「送信日」の入力欄には当該電子メールの送信予定日を入力する(ここでは2003年11月30日と入力されている)。
次に「優先度」のプルダウンメニューにより「1」又は「2」を選択するが、ここで「1」を選択した場合には、当該電子メールを送信するにあたり、後述する記憶手段(ハードディスク63)が記憶している電子メールの数が前記上限設定手段(入力装置64及びディスプレイ65)により設定された上限(ここでは1日あたり5通)に達している電子メールアドレスであっても送信対象とする。また、プルダウンメニューにより「2」が選択された場合には、前記電子メールの数が前記設定された上限(ここでは1日あたり5通)に達していることを条件として、当該電子メールアドレスを送信対象としない。
また、図9(a)において、「優先度」のプルダウンメニュー右側の「システム案内」のチェックボックスにチェックをすることで、当該電子メールが、当該会員管理機構3が提供する情報サービスについての案内である旨を示す。この「システム案内」のチェックボックスは、本例のように、当該電子メールの送信対象が、会員管理機構3が管理している全遊技場1(A〜C)の会員であり、当該電子メールの内容が、会員管理機構3が運営しているホームページに関する情報を含む場合等にチェックされる。なお、図9(a)ではチェックボックスがチェックされているので情報サービスについての案内である。
上記各項目の選択及び入力後に、画面下部の「設定」ボタンをクリックすることにより、前記選択及び入力された電子メールの内容が図4に示すシステム情報DB又は一般広告DBに登録される。ここで前記「システム案内」のチェックボックスがチェックされている場合には、当該設定された電子メールの内容はシステム情報DBに登録され、チェックされていない場合には、一般広告DBに登録される。
なお、会員管理機構3が、一般企業から依頼された広告(例えばゴルフ専門店×××の広告)についての電子メールの設定を行う場合等には、図9(b)に示すように、前述したようにしてメール設定画面により電子メールの内容を設定し、「システム案内」のチェックボックスをチェックせずに「設定ボタン」を押すことで該電子メールの内容が図4に示す一般広告DBに登録される。なお、この場合「優先度」については通常「2」が選択されるが、「1」も選択可能であり、いずれかを選択するかによって前記一般企業が支払う広告料が異なる。即ち、上限への到達に関わらず広告情報が送信される「優先度1」については高い広告料が適用され、上限への到達により広告情報が送信されなくなる「優先度2」については安い広告料が適用される。このように、入力装置64及びディスプレイ65は、広告情報(ここでは「タイトル」,「送信内容」,「送信日」,及び「優先度」)と、該広告情報を送信する対象となる会員の属性条件(ここでは「性別」及び「年齢」)を受け付ける広告受付手段として機能するものである。
なお、画面下部の「キャンセル」ボタンをクリックすると選択及び入力された内容がクリアされる。
以上説明したようにして、管理装置60が備える入力装置64及びディスプレイ65によって電子メールの内容を設定することができるが、これと同様にして、場内管理装置50の入力装置54及びディスプレイ55により各遊技場1独自のメール内容を設定することができる。図9(c)は遊技場Aの場内管理装置50のディスプレイ55に表示されるメール設定画面であり、この例では遊技場Aで行われる回転祭に関する電子メールの内容が設定されている。この場内管理装置50側のメール設定画面は、管理装置60側のメール設定画面と異なり、「送信対象」として当該遊技場1(即ちここではA)の会員のみが対象となる。また、ここで設定される電子メールの内容は遊技場1独自のものであるため、「システム案内」のチェックボックスが表示されない。なお、この場内管理装置50側のメール設定画面で設定された電子メールの内容は、場内管理装置50の場外通信部51から管理装置60に送信され、図4の遊技場情報DBに登録される。
なお、上記システム情報DB,一般広告DB,及び遊技場情報DBへの情報の登録に際しては、前記設定された電子メールの内容を個々に特定可能な情報コードが生成され、これも対応付けて登録される。また、前述したように、会員管理機構3が提供する情報サービスについての案内はシステム情報DBにより管理され、一般の広告については一般広告DBにより管理され、各遊技場独自の情報については遊技場情報DBにより管理される。
次に管理装置60の作用について説明する。管理装置60は、図4に示した各DBにより管理する情報を電子メールとして会員に送信するにあたり、各情報毎に設定された「送信日」(例えば、システム情報DBの情報であれば送信日当日の10:00,一般広告DBの情報であれば送信日当日の11:00,遊技場情報DBの情報であれば送信日当日の12:00)に各情報に関する電子メールの送信を行う。
まず、図4のシステム情報DBが管理する「ホームページの案内」(情報コードS−03019)に関する電子メールを送信する例について説明する。送信日当日(ここでは2003/11/30)には、制御部62が送信対象となる電子メールアドレスを抽出する。ここでは「送信対象」として「全会員」が設定されているため、会員情報DBが管理する電子メールアドレスが全て抽出される(図10(a))。続けて制御部62が、当該情報が前記優先メール設定手段により送信を行うと設定されているか否か、即ち「優先度」の設定値がいくつであるかを判定する。ここでは「優先度」が1と設定されているので、制御部62は、会員情報DBにおいて「送信回数」が上限設定手段により設定された上限である5に達した電子メールアドレス(例えば「送信回数」が6であるll@*****.ne.jp)であっても当該電子メールを送信するものとして、送信対象から外さない。即ち、前記抽出された電子メールアドレスは全て送信対象となる。
続けて送信手段である通信部61により、送信対象である電子メールアドレス宛に、タイトルが「ホームページの案内」であり、「A店,B店,C店会員の皆様 http:*******にアクセスいただくと各店のイベント情報をご覧になれます。」という内容の電子メールを送信する。このように、「優先度」が1と設定された電子メールを送信する場合には、所定期間内(ここでは1日)に送信される電子メールの数が、予め設定された上限(ここでは5)に達した電子メールアドレスであっても当該電子メールを送信するので、上限に関わらず重要性の高いシステム情報DBが管理する情報については確実に送信できる。
次に、図4に示す一般広告DBが管理する「ゴルフ専門店×××」(情報コードPR−03558)に関する電子メールを送信する例について説明する。送信日当日(ここでは2003/12/3)には、制御部62が送信対象となる電子メールアドレスを抽出する。ここでは「送信対象」として男性会員,及び30歳以上が設定されているので、抽出手段である制御部62は会員情報DBが管理する電子メールアドレスのうち、男性会員であって30歳以上の会員の電子メールアドレスを送信対象として抽出する(図10(b))。続けて制御部62が、当該情報が前記優先メール設定手段により送信を行うと設定されているか否か、即ち「優先度」の設定値がいくつであるかを判定する。この情報については、「優先度」が2と設定されているので、制御部62は、会員情報DBにおいて「送信回数」が上限設定手段により設定された上限である5に達した電子メールアドレス(例えば「送信回数」が6であるll@*****.ne.jp)宛に当該電子メールを送信しないものとして、送信対象から外す。このように、「優先度」が2と設定された電子メールを送信する場合には、所定期間内(ここでは1日)に送信される電子メールの数が、予め設定された上限(ここでは5)に達した電子メールアドレス宛に、当該電子メールを送信しないので、電子メールが度を超えて頻繁に送信されて会員に不快感を抱かせることがなくなる。
続けて送信手段である通信部61により、送信対象である電子メールアドレス宛(抽出された電子メールアドレスのうち、「送信回数」が6であるll@*****.ne.jpを除いた電子メールアドレス宛)に、タイトルが「ゴルフ専門店×××」であり、「ゴルフ専門店×××では各メーカーゴルフクラブを特別価格で提供いたします。詳しくはhttp:******をご覧ください。」という内容の電子メールを送信する。このように、メール設定画面により設定された「送信対象」に合致する会員(男性会員であって、30歳以上)の電子メールアドレスを抽出し、同受け付けた広告情報(「ゴルフ専門店×××」に関する情報)を含む電子メールを送信するので、当該管理装置60で管理している会員を広告対象として利用することができると共に、広告内容によって送信対象となる会員を限定できるため、広告効果の薄い会員宛に前記電子メールを送信するという無駄な処理を低減できる。その結果、自分に関係のない電子メールを受信した会員が不快感を抱くというおそれもなくなる。
次に、遊技場情報DBが管理する遊技場Bに関する「会員様感謝日」(情報コードB−03089)に関する電子メールを送信する例について説明する。この、遊技場情報DBが管理する情報を電子メールとして送信するにあたり、送信日当日(ここでは2003/12/1)に、制御部62が、同日に送信する情報(遊技場情報DBが管理する情報)が他にあるか否かを確認する。ここでは遊技場Cに関する「新台入替」(情報コードC−03095)が、同日(2003/12/1)に送信する情報であり、これら「会員様感謝日」,及び「新台入替」に関する電子メールの送信は以下のように行われる。なお、各情報がいずれの遊技場1に関するものであるかは、情報コードの頭文字によって識別可能となっている。
まず、店舗特定手段である制御部62が、会員情報DBが管理する各電子メールアドレス毎に、当該電子メールアドレスと対応付けて、前記複数の遊技場1(ここではB及びC)のうちのいずれの遊技場1のホールIDが記憶されているかを特定する。この特定結果を図10(c)に示す。続けて電子メール統合手段である制御部62が、各電子メールアドレス毎に、店舗特定手段(制御部62)により特定されたホールIDから特定される遊技場1に関する電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成する。即ち遊技場B,Cの両方で会員登録を行った会員の電子メールアドレス(例えばee@***.ne.jp及びff@***.co.jp)については遊技場Bに関する「会員様感謝日」及び遊技場Cに関する「新台入替」の内容を合わせた1つの電子メールを作成する。なお、電子メール統合手段である制御部62は、遊技場B,CのいずれのホールIDも特定されない電子メールアドレス(例えばhh@****.ne.jp及びii@*****.ne.jp)については電子メールを作成しない。また、遊技場B,Cのいずれか一方のホールIDが特定された電子メールアドレスについては、各ホールIDから特定される遊技場1(B又はC)に関する電子メールを作成する。
続けて制御部62が、各情報が前記優先メール設定手段により送信を行うと設定されているか否か、即ち「優先度」の設定値がいくつであるかを判定する。これらの情報については、いずれの情報も「優先度」が2と設定されているので、制御部62は、会員情報DBにおいて「送信回数」が上限設定手段により設定された上限である5に達した電子メールアドレス(例えば「送信回数」が6であるll@*****.ne.jp)宛に当該電子メールの送信対象としないものとして、送信対象から外す。
続けて送信手段である通信部61は、前記送信対象である各電子メールアドレス宛に、該電子メール統合手段により作成された電子メールを送信する。即ちB,C両方のホールIDが特定された電子メールアドレス(例えばee@***.ne.jp及びff@***.co.jp)宛に遊技場Bに関する「会員様感謝日」及び遊技場Cに関する「新台入替」の内容を合わせた1つの電子メールを送信し、遊技場B,Cのいずれか一方のホールIDが特定された電子メールアドレスについては、各ホールIDから特定される遊技場1に関する電子メールを送信し、いずれのホールIDも特定されなかった電子メールアドレス(例えばhh@****.ne.jp及びii@*****.ne.jp)宛には電子メールを送信しない。
これによれば、ホールIDから特定される遊技場1(ここではB,C)に関する電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成し、送信するので、複数遊技場1に会員登録している顧客(ここではE.E及びF.F)に関して重複した送信処理が不要となる。これに伴い、会員も一通の電子メールで複数遊技場1の電子メール内容を確認できるため、電子メールの確認作業が簡素化される。
最後に、本発明に係る管理装置60の変形例について説明する。
上記の実施形態では、店舗が遊技場1である例について説明したが、これに限らず、店舗は、各店舗毎に独自に会員登録を行う店舗であれば良く、例えばコンビニエンスストア,デパート,及びレンタルショップ等であっても良い。これらの店舗がチェーン店の関係にある場合には、管理装置60は、チェーン店本部や複数店舗のうちのいずれかの店舗に配置されても良く、チェーン店である各店舗の会員の電子メールアドレスに対応付けて、当該電子メールアドレスに対応する会員が会員登録を行った店舗を特定可能な店舗IDと、該会員の会員情報を一括して管理しているものである。また、各店舗がチェーン店の関係にない場合には、管理装置60は、上記実施例の如く、店舗外の会員管理機関に配置され、チェーン店でない各店舗の会員の電子メールアドレスに対応付けて、前記店舗IDと会員情報を一括して管理しているものである。即ち、本発明の管理装置は、その配置される場所、及び各店舗がチェーン店の関係にあるか否かに関わらず、各店舗の会員の電子メールアドレスに対応付けて、店舗IDと会員情報を管理して、各店舗の会員に電子メールを送信するものであれば良い。
上記の実施形態では、管理装置60が、専用線2を介して各遊技場1の場内管理装置50と通信可能である例について説明したが、これに限らず管理装置60は場内管理装置50と通信可能でなくても良く、会員の情報端末に電子メールを送信可能なものであれば良い。
上記の実施形態では、会員IDは会員管理機構3において生成され、該生成された会員IDの記録された会員カードが会員管理機構3から顧客に郵送される例について説明したが、これに限らず、別の例として、次のような会員登録方法であっても良い。まず、新たに会員登録を行おうとする顧客は、上記実施形態と同様に遊技場1で用意された会員登録用の用紙に自分の「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「電子メールアドレス」を記入し、遊技場1の店員に提出する。この際、顧客には予め用意された会員カード(会員IDを記録済み)が発行され、この会員カードに記録された会員IDが、店員により前記用紙に追記され、記入済みの用紙が会員管理機構3に送られる。会員管理機構3においては、受け取った(受信した)用紙に記入された情報(会員IDを含む)を、入力装置64及びディスプレイ65等によって管理装置60に入力する(例えば本例で示した会員登録画面に、さらに会員IDの入力欄が設けてあり、これに会員IDを入力する)。ここで入力された情報は、上記実施形態と同様に管理装置60側の会員情報DBに登録され、該登録された情報(会員IDを含む)が管理装置60から前記用紙の送り元である遊技場1の場内管理装置50に専用線2を介して送信され、場内管理装置50側の会員情報DBに登録され、登録処理が終了する。
上記の実施形態では、顧客が会員登録用の用紙に必要事項を記入して、遊技場1が記入済みの用紙を会員管理機構3に送り、用紙に記入された情報を入力することによって管理装置側の会員情報DBに登録される例について説明したが、これに限らず、各遊技場1に管理装置と通信可能な会員登録用の端末を配置して、会員登録の際に、該端末に表示される会員登録画面に必要事項を入力することにより、該入力された情報が管理装置に送信されて会員情報DBに登録されても良い。また、この会員登録用端末の機能は場内管理装置が有していても良い。これらの場合には、会員登録用端末から送信される前記情報を受信する通信部61が入力手段に相当する。
上記の実施形態では、記憶手段であるハードディスク63は、記憶判定手段である制御部62により、入力手段(入力装置64,ディスプレイ65)に入力された電子メールアドレスが既に記憶されていると判定されたときに、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて、入力手段に入力されたホールIDと、当該会員登録が行われる遊技場1における会員IDを記憶する例について説明したが、これに限らず、会員IDは記憶せずに、少なくとも前記入力手段に入力されたホールIDを記憶すれば良い。
上記の実施形態では、記憶手段が記憶する会員情報が「会員ID」,「氏名」,「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「年齢」である例について説明したが、これに限らず、会員情報として、来店毎に付与される「来店ポイント」や、遊技により獲得した価値の大きさが貯蓄された「貯玉数」等を記憶しても良い。また、会員情報はこれら全ての情報に限らず一部のみであっても良い。
上記の実施形態では、会員の属性情報が「性別」,「住所」,「生年月日」,及び「年齢」であって、広告受付手段が受け付ける広告情報を送信する対象となる会員の属性条件が「性別」及び「年齢」である例について説明したが、これに限らず、広告受付手段が受け付ける会員の属性条件は属性情報のうちのいずれでも良く、また、どの組み合わせであっても良い。例えば図9のメール設定画面において「対象地域」の入力欄を設けて、該入力欄に入力された地域(例えば東京都渋谷区)に合致する住所の会員の電子メールアドレスを抽出手段(制御部62)が抽出しても良い。さらに会員の属性情報は上記の情報に限らず、前記会員情報のうち(上記変形例における「来店ポイント」や「貯玉数」を含む)のいずれの情報であっても良い。なお、各遊技場が、自遊技場の会員に対してのみイベント情報を送信する場合を広告の送信としても良く、この場合には広告受付手段は、場内管理装置側の入力装置54及びディスプレイ55となり、属性条件としては、本例に示したように例えば、「A店全会員」を属性条件とすれば良い。さらには、会員情報DBにおいて、会員属性情報として、各会員の遊技履歴や景品交換履歴を管理し、広告受付手段(例えば入力装置64,ディスプレイ65)は、該遊技履歴や景品交換履歴に関する属性条件を受付可能としても良い(例えばゴルフ専門店の広告であればゴルフ用品と景品交換している会員を送信対象として選択する等)。
上記の実施形態では、図9(b)に示したように、広告情報と会員の属性条件を受け付ける広告受付手段が、管理装置60の入力装置64及びディスプレイ65である例について説明したが、これに限らず、広告情報と会員の属性条件を、インターネット4等の通信回線を介して広告の依頼主である企業等から受け付ける(受信する)ようにしても良い。このとき、通信部61が広告受付手段として機能する。
上記の実施形態では、図9(c)に示したように、場内管理装置50の入力装置54及びディスプレイ55により、自遊技場のイベント情報を設定して、設定された情報が管理装置60に送信され、遊技場情報DBに登録される例について説明したが、これに限らず、管理装置60側で各遊技場のイベント情報を設定するようにしても良い。例えば各遊技場からは、電子メール等によりイベント情報の登録依頼を会員管理機構3に送信し、会員管理機構側で、依頼されたイベント情報の登録を行うようにしても良い。
上記の実施形態では、図9に示したように、電子メールを送信するタイミングとして、メール設定画面において「送信日」を指定する例について説明したが、これに限らず、さらに送信する時間まで指定可能としても良い。このときには、送信日が同日である場合ではなく、送信時間が近い電子メール(例えば2時間以内等)について、前記電子メール統合手段は、各電子メールアドレスに対応する遊技場1の電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成するようにしても良い。
上記の実施形態では、電子メール統合手段である制御部62が2つの電子メール(遊技場Bの「会員様感謝日」と遊技場Cの「新台入替」)の内容を合わせた1つの電子メールを作成する例について説明したが、これに限らず、3つ以上の電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成しても良い。
上記の実施形態では、会員が所有する情報端末がPCや携帯電話である例について説明したが、これに限らず、PDA等の他の情報端末であっても良く、電子メールを閲覧可能なもので有れば良い。
図1は本発明に係る管理装置の一例を示す機能ブロック図である。 図2は場内管理装置のハードディスクに記憶される会員情報DBの管理情報の一例を表す図である。 図3は管理装置のハードディスクに記憶される会員情報DBの管理情報の一例を表す図である。 図4は管理装置のハードディスクに記憶される各DBの管理情報の一例を表す図である。 図5は管理装置のディスプレイに表示されるメール数上限設定画面の一例を表す図である。 図6は会員登録方法の第1の例を表す図である。 図7は会員登録方法の第2の例を表す図である。 図8は会員登録方法の第3の例を表す図である。 図9(a)は管理装置のディスプレイに表示されるメール設定画面の一例を表す図であり、図9(b)は同ディスプレイに表示されるメール設定画面の他の例を表す図であり、図9(c)は場内管理装置のディスプレイに表示されるメール設定画面の一例を表す図である。 図10(a)はシステム情報DBの管理情報を送信する際の処理の一例を表す図であり、図10(b)は一般広告DBの管理情報を送信する際の処理の一例を表す図であり、図10(c)は遊技場情報DBの管理情報を送信する際の処理の一例を表す図である。
符号の説明
1…遊技場
50…場内管理装置
60…管理装置
61…通信部
62…制御部
63…ハードディスク
64…入力装置
65…ディスプレイ

Claims (7)

  1. 複数の店舗に関して、各店舗で会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗を個々に特定できる店舗特定情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶されている電子メールアドレス宛に電子メールを送信する送信手段と、
    を備える管理装置であって、
    新たに会員登録を行った会員に関する会員情報と、該会員の電子メールアドレスと、当該会員登録が行われた店舗の前記店舗特定情報とを入力する入力手段と、
    該入力手段に入力された電子メールアドレスが、前記記憶手段に既に記憶されているか否かを判定する記憶判定手段と、をさらに備え、
    前記記憶手段は、該記憶判定手段により未だ記憶されていないと判定されたときには、前記入力手段に入力された会員情報と、電子メールアドレスと、店舗特定情報とを対応付けて新たに記憶し、前記記憶判定手段により既に記憶されていると判定されたときには、前記入力手段に入力された電子メールアドレスを新たに記憶することなく、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて、少なくとも前記入力手段に入力された店舗特定情報を記憶することを特徴とする管理装置。
  2. 請求項1に記載した管理装置であって、
    複数の店舗に関して各店舗独自の内容の電子メールをそれぞれの店舗で会員登録を行った会員に送信するときに、前記記憶手段に記憶されている各電子メールアドレス毎に、当該電子メールアドレスと対応付けて前記複数の店舗のうちのいずれの店舗の店舗特定情報が記憶されているかを特定する店舗特定手段と、
    前記各電子メールアドレス毎に、該店舗特定手段により特定された店舗特定情報から特定される店舗に関する電子メールの内容を合わせた1つの電子メールを作成する電子メール統合手段と、をさらに備え、
    前記送信手段は、前記各電子メールアドレス宛に、該電子メール統合手段により作成された電子メールを送信することを特徴とする管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載した管理装置であって、
    前記会員情報には、前記会員に関する属性情報が含まれ、
    前記記憶判定手段により既に記憶されていると判定されたときに、前記入力手段に入力された属性情報が、当該既に記憶されている電子メールアドレスと対応付けて前記記憶手段に記憶されている属性情報と一致するか否かを判定する属性判定手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、該属性判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、該記憶手段に記憶されている属性情報を前記入力手段に入力された属性情報に更新して記憶することを特徴とする管理装置。
  4. 請求項3に記載した管理装置であって、
    前記店舗に設けられ、当該店舗で会員登録を行った会員に関する属性情報を含む会員情報を管理する店舗管理装置と通信できる通信手段をさらに備え、
    該通信手段は、前記記憶手段において前記属性情報の更新が行われたときに、該更新された属性情報を含む更新指示を、該更新された属性情報と対応付けて記憶されている店舗特定情報から特定される店舗に設けられる店舗管理装置に対して送信することを特徴とする管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載した管理装置であって、
    広告情報と、該広告情報を送信する対象となる会員の属性条件とを受け付ける広告受付手段をさらに備え、
    前記記憶手段が前記電子メールアドレスと対応付けて記憶している属性情報に基づいて、前記広告受付手段により受け付けた会員の属性条件に合致する会員の電子メールアドレスを抽出する抽出手段を備え、
    前記送信手段は、該抽出手段により抽出された電子メールアドレス宛に、前記広告受付手段により受け付けた広告情報を含む電子メールを送信することを特徴とする管理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載した管理装置であって、
    一つの電子メールアドレスに対して所定期間内に送信する電子メールの数の上限を設定する上限設定手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記電子メールアドレスと対応付けて、該電子メールアドレス宛に所定期間内に送信した電子メールの数を記憶し、
    前記送信手段は、該記憶手段が記憶している電子メールの数が前記上限設定手段により設定された上限に達していることを条件として、当該電子メールアドレス宛に電子メールを送信しないことを特徴とする管理装置。
  7. 請求項6に記載した管理装置であって、
    各電子メールの内容毎に、前記所定期間内に送信される電子メールの数が前記上限設定手段により設定された上限に達した後であっても当該内容の電子メールの送信を行うか否かを設定する優先メール設定手段をさらに備え、
    該優先メール設定手段により送信を行うと設定された内容の電子メールを会員に送信するときには、前記送信手段は、前記記憶手段が記憶している電子メールの数が前記上限設定手段により設定された上限に達した電子メールアドレスであっても、当該電子メールアドレス宛に電子メールを送信することを特徴とする管理装置。








JP2003418798A 2003-12-16 2003-12-16 管理装置 Expired - Fee Related JP3623956B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003418798A JP3623956B1 (ja) 2003-12-16 2003-12-16 管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003418798A JP3623956B1 (ja) 2003-12-16 2003-12-16 管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3623956B1 true JP3623956B1 (ja) 2005-02-23
JP2005182214A JP2005182214A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34270121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003418798A Expired - Fee Related JP3623956B1 (ja) 2003-12-16 2003-12-16 管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3623956B1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4825016B2 (ja) * 2006-02-06 2011-11-30 株式会社三共 情報提供システム
US7991131B2 (en) * 2007-01-16 2011-08-02 Alcatel-Lucent Usa Inc. Control of prepaid balance status notification
JP5097455B2 (ja) * 2007-06-12 2012-12-12 高砂電器産業株式会社 広告情報処理システム、遊技機および遊技媒体貸出装置
CN103188137B (zh) * 2011-12-30 2017-05-10 阿里巴巴集团控股有限公司 基于疲劳控制的消息浮出方法、服务器和即时通讯客户端
JP5468118B2 (ja) * 2012-09-21 2014-04-09 高砂電器産業株式会社 広告情報処理システム
JP6456025B2 (ja) * 2013-05-30 2019-01-23 株式会社有明電算センター 景品交換システム、サーバ、景品交換方法
JP6946532B1 (ja) * 2020-10-01 2021-10-06 株式会社ビズリーチ 採用支援システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03270438A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Fujitsu Ltd ファクシミリメール管理方式
JPH0991358A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Fujitsu Ltd 情報提供装置および方法
JPH10320415A (ja) * 1997-05-14 1998-12-04 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体
JP2000209255A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 San Denshi Kk 情報提供装置
JP2002015208A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Koatetsuku Syst:Kk 広告情報の配信システム
JP3597477B2 (ja) * 2001-02-09 2004-12-08 日本電信電話株式会社 電子情報配送システム、電子情報配送方法、及び電子情報配送プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005182214A (ja) 2005-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5172717B2 (ja) 投票予想公開システム及び方法ならびにコンピュータプログラム
US20060025219A1 (en) Method and Apparatus for Customer Service and Relationship Management of Junkets Players in the Gaming Industry
KR102151604B1 (ko) 온라인 제품 예약 시스템
US20050090314A1 (en) Worldwide casino tour promotion and acceptance system and method
US8167309B1 (en) System and method for personal wagering
KR20100015528A (ko) 스포츠 매치메이커 시스템
WO2007097538A1 (en) Advertising management and searching system through bidirectional searching and monitoring
WO2010019792A2 (en) Sports matchmaker systems
AU2011363004B2 (en) Ordering lottery tickets using machine-readable code images displayed on mobile devices
US20140024436A1 (en) Scheduling and marketing of casino tournaments
US20180293518A1 (en) Order fulfillment systems
JP3623956B1 (ja) 管理装置
JP2007328673A (ja) サービス登録処理システム、カード画像提供装置、カード画像提供方法、及びカード画像提供プログラム
JP2002301252A (ja) 景品交換システム、装置、景品交換方法及びプログラム
JP2002056031A (ja) イベントへの出欠回答システム
US20080319871A1 (en) Systems and Methods for Auto-Generation of Rich Media Purchase, Reservation and/or Activity Information
JP3623955B1 (ja) 管理装置
JP4518305B2 (ja) 遊技用管理装置および遊技機予約サービスの提供方法
KR20160143440A (ko) 소셜 네트워크 서비스를 이용하여 지인 간의 인터랙션하는 방법 및 시스템
JP6437325B2 (ja) ゲーム機能付きポイント発行システム
JP4593899B2 (ja) 遊技用管理装置および遊技機予約サービスの提供方法
JP2003022344A (ja) 数字選択式くじの投票支持率情報提供システム
JP4518307B2 (ja) 遊技用システム
JP2005124607A (ja) 遊技用システムおよび遊技機予約サービスの提供方法
JP4518306B2 (ja) 遊技用管理装置および遊技機予約サービスの提供方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3623956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees