JP3623882B2 - 画像再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばCCDから出力された画像信号に基いてディスプレイ上に画像を再生する画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CCDを用いた電子カメラが普及してきた。このような電子カメラで撮影された画像信号は、通常圧縮されて記録媒体に記録される。この圧縮画像信号は記録媒体から読み取られた後、伸張され、所定のフォーマットに変換されて、ディスプレイ等の表示装置に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
圧縮画像信号から画像を再生する画像再生装置では、例えば解像度または階調の低いおおまかな画像が再生された後に、解像度または階調を徐々に変化させて、最終的な画質まで高める手法(プログレッシブ方式)が用いられる。これは例えば画像データベース検索の場合、まず大まかな全体像が表示されるので早い時点で画像内容を把握することができ、マルチメディアに適した実用的な画像伸張である。
【0004】
しかし、表示装置の解像度および階調等の表示能力が再生画像より劣っている場合には、必要以上に再生動作が行なわれたことになり、再生動作の時間が長くなるという問題が生じる。
【0005】
本発明は、この様な点に鑑みてなされたものであり、表示装置の表示能力に応じて再生の段階を変え、再生時間を短縮することができる画像再生装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1の画像再生装置は、圧縮された画像信号を低い解像度から高い解像度に向かって段階的に伸張させて画像を再生する画像再生装置であって、画像を表示するために設けられ、表示可能な最も高い解像度である固有の解像度を有する画像表示手段と、圧縮された画像信号を、選択された解像度の画像に伸張する画像信号伸張手段と、画像信号伸張手段の解像度として、固有の解像度以下の解像度のみを選択する解像度選択手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
本発明による第2の画像再生装置は、圧縮された画像信号を低い階調から高い階調に向かって段階的に伸張させて画像を再生する画像再生装置であって、画像を表示するために設けられ、表示可能な最も高い階調である固有の階調を有する画像表示手段と、圧縮された画像信号を、選択された階調の画像に伸張する画像信号伸張手段と、画像信号伸張手段の階調として、固有の階調以下の階調のみを選択する階調選択手段とを備えることを特徴としている。
【0008】
画像再生装置は、画像表示手段に表示された画像の一部分を、圧縮された画像信号の最も高い解像度または階調に応じて再生することが好ましい。
【0009】
解像度選択手段は、外部から入力された信号に応じて解像度または階調によって異なる識別信号を発生することにより、入力信号に応答する応答手段を備えることが好ましい。
【0010】
好ましくは、入力信号はクロックパルスであり、応答手段はクロックパルスの周期に同期した識別信号を出力するカウンタである。画像表示手段はカメラに設けられてもよい。圧縮された画像信号は、例えばカメラに着脱可能なメモリカードに記録される。
【0011】
本発明による第3の画像再生装置は、圧縮された画像信号を低い解像度から高い解像度に向って段階的に伸張させて画像を再生表示可能な画像表示手段と、画像表示手段によって表示可能な解像度を示す情報を出力する解像度情報出力手段と、画像表示手段によって表示可能な解像度からひとつを選択する解像度選択手段と、選択された解像度に応じて伸張に用いる画像情報量を変化させ、圧縮された画像信号を伸張する画像信号伸張手段とを備えることを特徴としている。
【0012】
画像伸張手段は例えば、表示用画像データが直交変換されて空間周波数毎に規則的に配列された空間周波数データに変換された圧縮画像データを、低い空間周波数成分から高い空間周波数成分に向って複数のグループに分割するとともに、画像表示手段によって表示可能な解像度に応じて、前記グループの数を増減させて逆変換処理して圧縮画像データを伸張して復元画像データを生成する第1画像処理手段と、第1画像処理手段により生成された復元画像データから、画像表示手段によって表示可能な解像度に応じて所定の画素数分を間引き処理して最終的な表示用画像データを生成する第2画像処理手段とを備える。
【0013】
第1画像処理手段は、低い空間周波数のグループから高い空間周波数のグループに向って逆変換処理を順次実行し、画像表示手段の解像度が低くなるにつれて、逆変換処理を実行するグループを低い空間周波数のグループに変更し、逆変換処理するグループ数を減少させていくことが好ましい。
【0014】
本発明による第4の画像再生装置は、圧縮された画像信号を低い階調から高い階調に向って段階的に伸張させて画像を再生表示可能な画像表示手段と、画像表示手段によって表示可能な階調を示す情報を出力する階調情報出力手段と、画像表示手段によって表示可能な階調からひとつを選択する階調選択手段と、選択された階調に応じて伸張に用いる画像情報量を変化させ、圧縮された画像信号を伸張する画像信号伸張手段とを備えることを特徴としている。
【0015】
画像伸張手段は例えば、表示用画像データが直交変換されて空間周波数毎に規則的に配列された空間周波数データに変換された圧縮画像データを、低い空間周波数成分から高い空間周波数成分に向って複数のグループに分割するとともに、画像表示手段によって表示可能な階調に応じて、グループの数を増減させて逆変換処理して圧縮画像データを伸張して復元画像データを生成する第1画像処理手段と、第1画像処理手段により生成された復元画像データから、画像表示手段によって表示可能な階調に応じて所定の画素数分を間引き処理して最終的な表示用画像データを生成する第2画像処理手段とを備える。
【0016】
第1画像処理手段は、低い空間周波数のグループから高い空間周波数のグループに向って逆変換処理を順次実行し、画像表示手段の階調が低くなるにつれて、逆変換処理を実行するグループを低い空間周波数のグループに変更し、逆変換処理するグループ数を減少させていくことが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示実施例を参照して説明する。
図1は第1の実施形態である画像再生装置を示すブロック図であり、電子スチルカメラとこのカメラに接続された表示装置とを示している。
【0018】
図示しない撮影光学系により得られた光学像は、撮像素子(CCD)20の受光面上に結像される。この光学像は撮像素子20において電荷信号に光電変換され、アナログの画像信号として出力される。この画像信号はA/D変換器22によってデジタル信号に変換された後、いったんフレームメモリ30に記録され、その後画像信号処理回路24によって、種々の画像信号処理が施される。画像信号処理回路24は、マイクロコンピュータを備えたCPU26から出力される指令信号に従って制御される。CPU26には操作スイッチ27が接続され、この操作スイッチ27の動作に従って電子スチルカメラの動作が行なわれる。
【0019】
画像信号処理回路24には、フレームメモリコントローラ28と、メモリカードコントローラ32と、ビデオメモリコントローラ36とが接続される。フレームメモリコントローラ28はフレームメモリ30の駆動や画像信号の読み書きのためのアドレス等の制御を行なう。メモリカードコントローラ32はメモリカード34への記録および読出しを行なう。ビデオメモリコントローラ36はビデオメモリ38の駆動、アドレス制御等を行なう。
【0020】
フレームメモリ30に格納された画像信号は、画像信号処理回路24において圧縮され、メモリカードコントローラ32において所定の記録様式に従った画像データに変換されて、メモリカード34に記録される。この圧縮画像データはメモリカードコントローラ32の制御によってメモリカード34から読み出され、画像信号処理回路24において、伸張処理、すなわち復号化と逆量子化と逆DCT変換が施される。これにより元の画像と実質的に同じ画像に対応した伸張画像信号が生成され、フレームメモリ30に格納される。なお、メモリカード34は電子スチルカメラに対して着脱自在である。
【0021】
伸張により得られた画像信号はフレームメモリ30から読み出され、画像信号処理回路24においてビデオ信号に変換されてビデオメモリ38に格納される。ビデオメモリ38に1画像分の画像信号が格納された後、この画像信号はビデオメモリ38から読み出されてLCDコントローラ42へ出力される。LCDコントローラ42では、画像信号にガンマ補正が施されるとともに、同期信号が付加され、LCD表示用ビデオ信号が生成される。LCD表示用ビデオ信号は表示装置40の入力端子43へ出力され、表示装置40において再生画像が表示される。
【0022】
図2を参照して画像信号処理回路24における画像信号の圧縮について説明する。画像圧縮では、まず画像信号が画素ブロックに分割され、画素ブロック毎に直交変換すなわちDCT変換(離散コサイン変換)された後、量子化され、符号化される。
【0023】
すなわち、図2(a) に示されるような一枚の画像(1280×960 画素)は、図2(b)に示されるような8×8画素の画素ブロックに分割される。図2(b) の画素値a(1≦k≦64)は、その画素の例えば輝度に対応した値である。
【0024】
画素ブロック毎にDCT変換が行なわれ、画像信号は空間周波数成分に分解されて、図2(c) に示されるようなDCT係数が得られる。DCT係数b(1≦k≦64)は、添え字kが大きくなるほど高周波成分であり、図2(c)に示されるように低周波成分から高周波成分に向かってマトリクスの斜め方向にジグザグに配列される。
【0025】
各DCT係数は、それぞれ所定の量子化係数によって量子化され、余りが丸められて、図2(d) に示されるように量子化DCT係数cに変換される。量子化DCT係数cに関し、低周波成分の多くは、画素値に対応して0以外の値をとり、高周波成分のいくつかは量子化によって0になる。各量子化DCT係数cは周波数成分毎に複数のグループG1、G2、G3、G4に分割され、そのグループ毎に符号化される。符号化により得られた画像データは、所定のフォーマットでメモリカードに記録される。すなわち本実施形態では、量子化DCT係数を複数のグループ毎に符号化するスペクトラル・セレクション方式(s−s 方式)が採用されている。
【0026】
図3は、符号化された画像データのフォーマットを示す図である。周波数成分毎にグループに分割されて符号化された画像データは、そのグループ単位で一まとまりのスキャンとなる。1画像分のデータはスキャンを単位として低周波成分から順にメモリカード34(図1)に記録される。すなわちスキャン1は最も低周波側の画像情報を有し、グループG1に対応している。スキャン4は最も高周波側の画像情報を有し、グループG4に対応している。画像データの先頭には諸パラメータを指定したヘッダーが設けられる。
【0027】
図1、図4および図5を参照して圧縮画像データの伸張について詳述する。図4は画像データの構造を模式的に示した図であり、図5は伸張時に表示装置40によって表示される画像を示した図である。
【0028】
図4(a) に示されるように、1画像に対応した画像データは64個のDCT係数から成る画像情報が積み重なって構成される。まず、図4(b)に示されるスキャン1の画像データが読取られ、この画像データのみが再生される。この再生により得られた画像信号はフレームメモリ30に格納される一方、ビデオ信号に変換されてビデオメモリ38に格納される。ビデオ信号はLCDコントローラ42を介して表示装置40に出力され、図5(a) に示されるように、低周波数成分のみから成る画像が表示される。
【0029】
次に図4(c) に示されるスキャン2の画像データが伸張され、再生される。この再生により得られた画像信号はスキャン1に対応した画像信号とともにフレームメモリ30に格納される。スキャン1とスキャン2の画像信号はフレームメモリ30から読み出され、ビデオ信号に変換されてビデオメモリ38に格納される。このビデオ信号はビデオメモリ38から読み出され、図5(b)に示されるように、スキャン1のみによる画像(図5(a) 参照) より解像度の高い画像が表示される。
【0030】
このようにしてスキャン毎に順次画像が再生され、図4(d) に示されるスキャン4の伸張が行なわれたことにより、図5(c) に示されるような最も高精細な画像が得られる。
【0031】
上述したようにまず低周波数成分の画像が再生され順次画質が向上するような伸張方式では、LCD44の解像度がフレームメモリ30に展開された画像の解像度(例えば1280×960 画素)より低い場合、例えばLCD44の解像度が640 ×480 画素である場合、伸張動作は必要以上に行なわれたことになり、画像を得るのに無駄な時間が生じる。そこで本実施形態では、伸張動作を必要最小限に抑えるために、CPU26によってLCD44の解像度を予め識別し、伸張するスキャン1〜スキャン4をLCD44の解像度に従って選択している。
【0032】
すなわち表示装置40は、LCD44と、LCD44の持つ固有の解像度(以下、LCDタイプという)を識別するための解像力識別部46とを備え、入出力端子45を介してCPU26に接続されており、LCD44の解像度に関する情報が解像力識別部46とCPU26の間において伝送される。
【0033】
図6は解像力識別部46をCPU26とともに示すブロック図である。解像力識別部46は例えばカウンタにより構成される。クロックパルスがCPU26によって生成され、解像力識別部46に供給される。解像力識別部46では、入力されたクロックパルスがカウントされ、所定のカウント数毎に識別パルスが生成されてCPU26へ出力される。解像力識別部46のカウント数は、LCDタイプに応じて所定の値に定められる。
【0034】
図7はクロックパルスと識別パルスを示す波形図であり、横軸は時刻を示している。クロックパルスは一定周期で出力され、解像力識別部46は、クロックパルスが出力されたとき、すなわちクロックパルスの立ち上がり時(図中、丸付数字で示される時刻)に応じて動作する。なお、クロックパルスのある立ち上がりから次の立ち上がりまでの間を1クロックと呼ぶ。
【0035】
解像力識別部46のカウント数は、LCD44のLCDタイプが例えばA(解像度1280×960 画素)である場合、1クロックおきに識別パルスが出力されるように設定されている。すなわち、LCDタイプAの場合、識別パルスは2クロック周期で出力される。
【0036】
LCDタイプB(解像度640 ×480 画素)の場合、解像力識別部46は3クロック周期の識別パルスを出力する。同様に解像力識別部46は、LCDタイプC(解像度320 ×240 画素)の場合、4クロック周期の識別パルスを出力し、LCDタイプD(解像度160 ×120 画素)の場合、5クロック周期の識別パルスを出力する。
【0037】
このように、それぞれ異なる解像度を有するLCDタイプA、B、C、Dの表示装置40に設けられた解像力識別部46は、クロックパルスが入力されるとそれぞれのLCDタイプに応じた周期の識別パルスを出力する。CPU26では、識別パルスに基いて、LCD44がA、B、C、DのどのLCDタイプであるか、すなわちLCD44の解像度が容易に識別され、これにより、LCD44の解像度に応じた画質の画像が再生される。
【0038】
図8は、画像の再生動作において再生されるスキャンの数と再生された画像の解像度との関係を示す図である。解像力識別部46からCPU26に伝送された識別パルスに基づいて、CPU26によってLCD44のLCDタイプが識別され、画像信号処理回路24(図1参照)によってLCDタイプに応じたスキャンの数の画像データが再生されて、フレームメモリ30上に格納される。
【0039】
図8に示されるように、再生される画像データのスキャンの数は、解像度が低い方から(D、C、B、A)順にn1 、n2 、n3 、n4 (n1 <n2 <n3 <n4 )とタイプ別に決定される。なお、フレームメモリ30上に格納できる画像信号に対応したスキャンの数の最大値はn4 以上である。
【0040】
また再生動作において、表示装置40によって表示される画像信号はLCD44の解像度に応じて間引かれる。間引き数は、再生動作によって得られた1画像の全画素(例えば1280×960 )から、LCD44によって表示可能な画素(例えば160 ×120 )を選択するために決定され、解像度が低い順に7、3、1、0である。すなわち間引き数は、フレームメモリ30上に再生された全画素において、LCD44における隣接する2画素に対応する各画素間に存在する画素の数である。例えばLCDタイプDの場合、縦横ともに7画素おきにビデオメモリ38に格納され、LCD44に画像が表示される。これはLCD44の解像度すなわち画素数が160 ×120 であるため、フレームメモリ30における画素数1280×960 に対し、縦横ともに1/8 の画素しか表示できないためである。
【0041】
次に図9および図10のフローチャートを参照して、画像表示処理のプログラムを説明する。
ステップS102では、CPU26によってクロックパルスが解像力識別部46に対して出力され、これにより解像力識別部46から識別パルスが出力される。CPU26では、識別パルスに基いてLCD44のLCDタイプが識別される。例えば、識別パルスが4クロックおきに出力されれば、LCD44はLCDタイプCであると判定される。
【0042】
ステップS104では、識別されたLCDタイプがAであるか否かが判定される。LCDタイプAである場合、スキャン数Nがn4 に定められ(ステップS106)、間引き数Mが0に定められて(ステップS108)、ステップS130へ進む。ステップS104において、識別されたLCDタイプがAでないと判定されたとき、ステップS110に進む。
【0043】
ステップS110では、LCDタイプがBであるか否かが判定され、Bであればスキャン数Nがn3 に定められ(ステップS112)、間引き数Mが1に定められて(ステップS114)、ステップS130へ進む。ステップS110において、LCDタイプがBでないと判定されたとき、ステップS116に進む。
【0044】
ステップS116ではLCDタイプがCであるか否かが判定され、Cであればスキャン数Nがn2 に定められ(ステップS118)、間引き数Mが3に定められて(ステップS120)、ステップS130へ進む。
【0045】
ステップS116においてLCDタイプがCでないと判定されたとき、LCDタイプはDであり、スキャン数Nがn1 に定められ(ステップS122)、間引き数Mが7に定められて(ステップS124)、ステップS130へ進む。
【0046】
以上のように、LCDタイプ別にスキャン数Nと間引き数Mが決定されると、ステップS130においてスキャン数Nに基づいて画像信号が再生され、フレームメモリ30に格納される。ステップS132では、画像は縦横ともにM画素ごとにビデオメモリに格納され、LCD44に表示される。このステップS130、S132における再生動作では、図4および図5を参照して説明したように、画像データはスキャン1、2、3、4の順に再生され、LCD44に表示される画像の解像度は段階的に高くなる。例えばLCD44がタイプBであるとき、ステップS130、S132はそれぞれ3回ずつ実行され、スキャン1、2、3の画像データが再生される。
【0047】
ステップS134は、A/D変換器22から出力された元の画像信号の画素数がLCD44の解像度よりも多い場合であっても、メモリカード34から元の画像信号の全画素を再生するために設けられている。すなわちステップS134では、メモリカード34に格納された圧縮画像データが最終スキャン数n5 まで読み出されて伸張され、フレームメモリ30に格納される。
【0048】
ステップS136では、LCD44において1つの画像の一部を拡大して表示するか否かが判定される。一部を拡大表示しない場合、この画像表示処理プログラムは終了する。一部を拡大表示する場合、ステップS138においてLCD44上で表示する部分が、例えばマウスやカーソル等を用いて指定される。ステップS140では、指定された部分に対応した画像信号がフレームメモリ30から読み出されてビデオメモリ38に格納され、その画像信号に対応した画像がLCD44によって表示される。これにより画像表示処理プログラムは終了する。
【0049】
以上のように第1の実施形態の画像表示装置では、表示装置40が外部すなわちCPU26からの信号に対して固有の識別信号を応答するので、表示装置40の解像度が容易に識別され、必要なスキャン数だけ再生することができる。したがって、必要以上の再生動作は行なわれず、画像表示における無駄な時間が削減される。また必要に応じて、表示装置40の解像度を越えた画像を、その一部を切り取って表示することができる。
【0050】
次に第2の実施形態について説明する。この実施形態では、圧縮画像データは階調が段階的に向上するように伸張される。なお、第1の実施形態と同じ構成は詳述しない。
【0051】
階調はビット数で表現され、例えば8ビットの画像であれば2=256段階で輝度あるいは色差が表現される。図11(a) に示すように、量子化された画像信号は図中横方向に沿って8つのビットで表される。図中一番左側のビットは最上位ビットであり、図中一番右側のビットは最下位ビットである。量子化DCT係数の最上位ビットは、最も粗い階調の画像情報であり、最下位ビットの情報は最も細かい階調の画像情報である。
【0052】
第2の実施形態では画像信号はビット単位で扱われ、例えば図3に示す画像データのスキャン1は、量子化DCT係数において最上位ビットを含む上位4ビットが符号化されることにより得られる。最終スキャンxは、量子化DCT係数において最下位ビットが符号化されて得られる。すなわち、画像はビット単位で上位ビットから順に圧縮され、本実施形態では、量子化DCT係数を最上位ビットから最下位ビットに向って順次符号化するサクセッシブ・アプロキシメーション方式(s−a 方式)が採用されている。
【0053】
圧縮画像データを伸張する場合、図3に示す画像データのスキャン1が読み取られ、図11(b) に示されるように、まず最上位ビットを含むスキャン1だけの画像信号が再生されてフレームメモリ30に格納され、画像がブロック毎に順に再生される。次にスキャン2のデータが伸張されて、図11(c) に示されるスキャン2の画像信号が再生され、スキャン1とスキャン2の画像信号に基いて、スキャン1のみによる画像より階調の細かい画像が得られる。このように、スキャン毎、すなわちビット毎に順次画像が再生されると、図11(d) の最終スキャンxの伸張が終了した時点で、最も階調の細かい画像が得られる。
【0054】
A、B、C、Dの順に階調が粗くなる4種類のLCD、例えばAタイプは8ビット、Bタイプは6ビット、Cタイプは4ビット、Dタイプは2ビットと仮定する。第1の実施形態と同様に、図8に示されるように、表示用データのスキャン数は、階調が粗い方から(D,C,B,A)順にn1 、n2 、n3 、n4 (n1 <n2 <n3 <n4 )とタイプ別に決定される。CPU26がLCD44のタイプを識別する手段は第1の実施形態と同様である(図6、図7参照)。
【0055】
例えば、BタイプのLCD44を備えた表示装置40では、解像力識別部46は、CPUから入力されたクロックパルスに対し、3クロック周期の識別パルスをCPU26に出力する(図7参照)。CPU26では、識別パルスによりLCD44がBタイプすなわち6ビット階調であることが識別され、スキャン数が決定される。画像信号処理回路24では、このスキャン数に対応した画像信号が再生され、6ビットの再生画像信号がフレームメモリ30に格納される。この再生画像信号は、ビデオメモリ38に記録されるとともに、LCDコントローラ42へ出力され、これによりLCD44において画像が表示される。
【0056】
図12は第2の実施形態における画像表示処理プログラムのフローチャートの前半部分であり、後半部分は図10と全く同じである。図12は、図9に示される第1の実施形態の画像表示処理プログラムと比較し、間引き数を決定しないこと以外はほぼ同一であり、図9と対応するステップには100を加算して示し、ここでは詳述しない。
【0057】
第1の実施形態と同様に、第2の実施形態の画像表示装置では、表示装置40がCPU26からのクロックパルスに対して、LCD44の持つ固有の階調に対応した識別パルスを応答するので、CPU26が階調を容易に識別できる。したがって表示に必要なスキャン数だけ画像データを再生すればよく、必要以上の再生動作がおこなわれず、再生動作における無駄な時間がなくなる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、表示装置の表示能力に応じて再生の段階を変え、再生時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像再生装置の第1の実施形態の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す画像再生装置における画像の圧縮処理を模式的に示す図である。
【図3】図1に示す画像再生装置における圧縮画像のフォーマットを示す模式図である。
【図4】図1に示す画像再生装置における圧縮画像データの構成を模式的に示す図である。
【図5】図1に示す画像再生装置における画像の再生を段階的に示す図である。
【図6】図1に示す画像再生装置の解像力識別部の構成を示す図である。
【図7】図2に示す解像力識別部の動作を示す図である。
【図8】図1に示す画像再生装置におけるスキャン数と解像度との関係を示す図である。
【図9】図1に示す画像再生装置の動作の前半を示すフローチャートである。
【図10】図1に示す画像再生装置の動作の後半を示すフローチャートである。
【図11】本発明による第2の実施形態の画像再生装置における圧縮画像データの構成を模式的に示す図である。
【図12】図11に示す画像再生装置の画像表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 撮像素子
24 画像信号処理回路
26 CPU
30 フレームメモリ
34 メモリカード
38 ビデオメモリ
40 表示装置
42 LCDコントローラ
44 LCD
43、45 入出力端子
46 解像力識別部

Claims (18)

  1. 圧縮された画像信号を低い解像度から高い解像度に向かって段階的に伸張させて画像を再生する画像再生装置であって、
    前記画像を表示するために設けられる画像表示手段と、
    前記圧縮された画像信号を、選択された解像度の画像に伸張する画像信号伸張手段と、
    前記画像信号伸張手段の解像度として、前記画像表示手段の表示性能に対応した解像度を選択する解像度選択手段と
    を備えることを特徴とする画像再生装置。
  2. 前記画像表示手段に表示された前記画像の一部分を、圧縮された前記画像信号の最も高い解像度に応じて再生することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 前記解像度選択手段が、外部から入力された信号に応じて解像度によって異なる識別信号を発生することにより、前記入力信号に応答する応答手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  4. 前記入力信号がクロックパルスであり、前記応答手段が前記クロックパルスの周期に同期した識別信号を出力するカウンタであることを特徴とする請求項3に記載の画像再生装置。
  5. 前記画像表示手段がカメラに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  6. 圧縮された前記画像信号が、カメラに着脱可能なメモリカードに記録されることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  7. 圧縮された画像信号を低い階調から高い階調に向かって段階的に伸張させて画像を再生する画像再生装置であって、
    前記画像を表示するために設けられる画像表示手段と、
    前記圧縮された画像信号を、選択された階調の画像に伸張する画像信号伸張手段と、
    前記画像信号伸張手段の階調として、前記画像表示手段の表示性能に対応した諧調を選択する階調選択手段と
    を備えることを特徴とする画像再生装置。
  8. 前記画像表示手段に表示された前記画像の一部分を、圧縮された前記画像信号の最も高い階調に応じて再生することを特徴とする請求項7に記載の画像再生装置。
  9. 前記階調選択手段が、外部から入力された信号に応じて階調によって異なる識別信号を発生することにより、前記入力信号に応答する応答手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像再生装置。
  10. 前記入力信号がクロックパルスであり、前記応答手段が前記クロックパルスの周期に同期した識別信号を出力するカウンタであることを特徴とする請求項9に記載の画像再生装置。
  11. 前記画像表示手段がカメラに設けられていることを特徴とする請求項7に記載の画像再生装置。
  12. 圧縮された前記画像信号が、カメラに着脱可能なメモリカードに記録されることを特徴とする請求項7に記載の画像再生装置。
  13. 圧縮された画像信号を低い解像度から高い解像度に向って段階的に伸張させて画像を再生表示可能な画像表示手段と、
    前記画像表示手段によって表示可能な解像度を示す情報を出力する解像度情報出力手段と、
    前記画像表示手段によって表示可能な解像度からひとつを選択する解像度選択手段と、
    選択された解像度に応じて伸張に用いる画像情報量を変化させ、圧縮された画像信号を伸張する画像信号伸張手段と
    を備えることを特徴とする画像再生装置。
  14. 前記画像伸張手段が、
    表示用画像データが直交変換されて空間周波数毎に規則的に配列された空間周波数データに変換された圧縮画像データを、低い空間周波数成分から高い空間周波数成分に向って複数のグループに分割するとともに、前記画像表示手段によって表示可能な解像度に応じて、前記グループの数を増減させて逆変換処理して前記圧縮画像データを伸張して復元画像データを生成する第1画像処理手段と、
    前記第1画像処理手段により生成された復元画像データから、前記画像表示手段によって表示可能な解像度に応じて所定の画素数分を間引き処理して最終的な表示用画像データを生成する第2画像処理手段と
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の画像再生装置。
  15. 前記第1画像処理手段は、低い空間周波数のグループから高い空間周波数のグループに向って逆変換処理を順次実行し、前記画像表示手段の解像度が低くなるにつれて、逆変換処理を実行するグループを低い空間周波数のグループに変更し、逆変換処理するグループ数を減少させていくことを特徴とする請求項14に記載の画像再生装置。
  16. 圧縮された画像信号を低い階調から高い階調に向って段階的に伸張させて画像を再生表示可能な画像表示手段と、
    前記画像表示手段によって表示可能な階調を示す情報を出力する階調情報出力手段と、
    前記画像表示手段によって表示可能な階調からひとつを選択する階調選択手段と、
    選択された階調に応じて伸張に用いる画像情報量を変化させ、圧縮された画像信号を伸張する画像信号伸張手段と
    を備えることを特徴とする画像再生装置。
  17. 前記画像伸張手段が、
    表示用画像データが直交変換されて空間周波数毎に規則的に配列された空間周波数データに変換された圧縮画像データを、低い空間周波数成分から高い空間周波数成分に向って複数のグループに分割するとともに、前記画像表示手段によって表示可能な階調に応じて、前記グループの数を増減させて逆変換処理して前記圧縮画像データを伸張して復元画像データを生成する第1画像処理手段と、
    前記第1画像処理手段により生成された復元画像データから、前記画像表示手段によって表示可能な階調に応じて所定の画素数分を間引き処理して最終的な表示用画像データを生成する第2画像処理手段と
    を備えることを特徴とする請求項16に記載の画像再生装置。
  18. 前記第1画像処理手段は、低い空間周波数のグループから高い空間周波数のグループに向って逆変換処理を順次実行し、前記画像表示手段の階調が低くなるにつれて、逆変換処理を実行するグループを低い空間周波数のグループに変更し、逆変換処理するグループ数を減少させていくことを特徴とする請求項17に記載の画像再生装置。
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