JP3623097B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性半導体記憶装置の一従来例として、特開平6−180999号公報に開示された不揮発性半導体記憶装置がある。図4は、この不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この不揮発性半導体記憶装置は、フラッシュアレイ41及びフラッシュアレイ42と、これらを制御するコントロール/アドレス/データ(Control/Address/Data)バス43及び入出力(I/O)バス44とで構成されている。
【0003】
フラッシュアレイ41及びフラッシュアレイ42は、それぞれ、フラッシュEEPROMメモリセルアレイ(Memory−Cell Array)451及び452を含んで構成されており、また、各フラッシュアレイ41、42には、それぞれ、固有の行デコーダ(X−DEC)461、462、列デコーダ(Y−DEC)471、472、センスアンプ(SENSE−AMP)481、482及び出力バッファ(OUT−BUF)491、492が設けられている。また、各フラッシュアレイ41及び42は、フラッシュEEPROM内の他の共通周辺回路(図示せず)を共用している。
【0004】
各フラッシュアレイ41、42には、コントロール/アドレス/データ(Control/Address/Data)バス43を介してCPU(図示せず)から、それぞれのアレイの動作命令が入力されており、その動作命令に従って、それぞれのアレイが独立して制御される。すなわち、各フラッシュアレイ41、42に対する読み出し/書き込み/消去動作が独立して行われる。したがって、CPUは、フラッシュアレイ41の書き込み動作中に、フラッシュアレイ42に記憶されている情報にアクセスする必要があるタスクを実行できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の従来の不揮発性半導体記憶装置に於いては、フラッシュアレイを書き込み又は消去する時に必要となる書き込み/消去ベリファイ動作(フラッシュセルのデータが正常に書き込み/消去されたことを確認する動作)と、外部へのデータ読み出し動作を、それぞれのフラッシュアレイで独立して同時に行うことを可能とするため、フラッシュアレイ41、42それぞれに於いて別々のセンスアンプが必要となり、チップ面積が増大するという欠点があった。
【0006】
この問題点を解決できる不揮発性半導体記憶装置として、図5に示す構成の不揮発性半導体記憶装置が一般的に知られている。この不揮発性半導体記憶装置は、フラッシュアレイ51と、フラッシュアレイ52と、センスアンプ(SENSE−AMP)55及び出力バッファ(OUT−BUF)56、並びに、コントロール/アドレス/データ(Control/Address/Data)バス53、及び入出力(I/O)バス54で構成されている。各フラッシュアレイ51及び52は、それぞれ、フラッシュEEPROMメモリセルアレイ(Memory−Cell Array)571及び572を含んで構成されており、また、各フラッシュアレイ51、52には、それぞれ、固有の行デコーダ(X−DEC)581、582、及び、列デコーダ(Y−DEC)591、592が設けられている。フラッシュアレイ51及び52からの読み出し動作と、書き込み/消去ベリファイ動作は、それぞれで共有されているセンスアンプ(SENSE−AMP)55にて行う。この不揮発性半導体記憶装置では、センスアンプ(SENSE−AMP)55を2つのフラッシュアレイ51及び52で共有しているため、例えば、フラッシュアレイ51の書き込み/消去動作中に、フラッシュアレイ52の内容を読み出す場合、フラッシュアレイ51の書き込み/消去動作を一時中断してフラッシュアレイ52の読み出し動作を行う必要がある。
【0007】
この構成の不揮発性半導体記憶装置では、センスアンプを共有しているためにチップ面積の増大は起こらないが、一方のフラッシュアレイの書き込み/消去動作中に、他方のフラッシュアレイよりの読み出し動作を行う場合、前者の書き込み/消去動作を一時中断する必要が有り、読み出し動作を実行できるまでに時間がかかるという欠点があった。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、チップ面積の増大無しに、書き込み/消去動作と読み出し動作を同時に実行することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明の不揮発性半導体記憶装置は、複数のセンスアンプを有する不揮発性半導体記憶装置であって、書き込み/消去動作が実行されていない時は全てのセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、書き込み/消去動作が実行されている時は該複数のセンスアンプのうちの全てではない任意の数のセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、読み出し動作に使用していないセンスアンプを使用して書き込み/消去時のベリファイ動作を行うことを特徴とするものである。
【0010】
上記構成の本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、複数のセンスアンプを有する不揮発性半導体記憶装置であって、書き込み/消去動作が実行されていない時は全てのセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、書き込み/消去動作が実行されている時は該複数のセンスアンプのうちの全てではない任意の数のセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、読み出し動作に使用していないセンスアンプを使用して書き込み/消去ベリファイ動作を行うことにより、書き込み/消去ベリファイ動作を実行している場合でも同時に読み出し動作を実行することが可能となる。また、複数のフラッシュアレイでセンスアンプを共有できるため、チップサイズの増大を防ぐことができる。
【0011】
このように、本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、チップサイズを増大させることなく、書き込み/消去動作と同時に読み出し動作を実行することが可能となるものである。
【0012】
また、請求項2に係る本発明の不揮発性半導体記憶装置は、第1メモリアレイと、第2メモリアレイと、前記第1メモリアレイ及び前記第2メモリアレイのデータをベリファイすると共に、前記第1メモリアレイ及び前記第2メモリアレイのデータ読み出しを行う第1センスアンプと、前記第1メモリアレイ及び前記第2メモリアレイのデータ読み出しを行う第2センスアンプと、前記第1メモリアレイに接続される第1データ線と、前記第2メモリアレイに接続される第2データ線と、前記第1データ線をデコードして前記第1センスアンプ及び前記第2センスアンプにデータを転送する第1選択回路と、前記第2データ線をデコードして前記第1センスアンプ及び前記第2センスアンプにデータを転送する第2選択回路と、データマルチプレクサと、複数のデータラッチ回路と、外部より入力されたアドレスをラッチするアドレスラッチ回路と、該アドレスラッチ回路から出力されるアドレスと外部より入力されたアドレスをマルチプレクスする複数のアドレスマルチプレクサと、データ書き換え回路とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
更に、請求項3に係る本発明の不揮発性半導体記憶装置は、前記請求項2に係る不揮発性半導体記憶装置に於いて、前記第1メモリアレイのデータ書き換え動作は前記アドレスラッチ回路に記憶したアドレスを使用して行い、ベリファイ動作時に前記第1センスアンプを使用して該第1メモリアレイのデータをベリファイし、該第1メモリアレイのデータ書き換え動作中の前記第2メモリアレイのデータ読み出し動作は外部より入力されたアドレスを使用して行い、該第1メモリアレイのベリファイ動作に使用していない前記第2センスアンプを使用して該第2メモリセルのデータ読み出しを行い、前記第2メモリアレイのデータ書き換え動作は前記アドレスラッチ回路に記憶したアドレスを使用して行い、ベリファイ動作時に前記第1センスアンプを使用して該第2メモリアレイのデータをベリファイし、該第2メモリアレイのデータ書き換え動作中の前記第1メモリアレイのデータ読み出し動作は外部より入力されたアドレスを使用して行い、該第2メモリアレイのベリファイ動作に使用していない前記第2センスアンプを使用して該第1メモリアレイのデータ読み出しを行うことを特徴とするものである。
【0014】
更に、請求項4に係る不揮発性半導体記憶装置は、請求項2に係る不揮発性半導体記憶装置において、前記第1メモリアレイのデータ書き換え時または前記第2メモリアレイのデータ書き換え時に読み出し動作を実行する他方のメモリアレイの読み出し動作を、前記第2センスアンプを使用して行い、一度に読み出すべきデータを時分割で複数回に分けてセンス増幅し、そのデータを前記複数のデータラッチ回路に前記データマルチプレクサを介して転送することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一実施形態のブロック構成図である。
【0017】
この不揮発性半導体記憶装置は、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11、第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12、アドレスラッチ回路(address−latch)13、アドレスマルチプレクサ(Mux.)14、15、及び16、及び書き込み/読み出し回路(sense & program path)17を備えている。アドレスラッチ回路(address−latch)13は、アドレスラッチ制御信号ALにより、外部から入力された書き込み/消去アドレス(out−address)をラッチする。アドレスマルチプレクサ(Mux.)14、15及び16は、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11及び第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12のアドレスを制御する。具体的には、読み出し動作時は、ラッチアドレス使用信号(AASEL)がロウレベルとなり、外部より入力されたアドレス(out−address)を内部アドレス(intadda、intaddb、intaddc)に転送し、書き込み/消去動作時は、ラッチアドレス使用信号(AASEL)がハイレベルとなり、アドレスラッチ回路(address−latch)13にラッチされている書き込み/消去アドレス(out−address)を内部アドレス(intadda、intaddb、intaddc)に転送する。また、書き込み/消去動作を実行するブロックは、ブロック選択アドレスであるintaddcによって選択される。図1の実施形態の場合、intaddcがハイレベルならば、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11が選択され、intaddcがロウレベルならば、第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12が選択される。書き込み/消去動作時に選択されていないフラッシュアレイ及びデコーダには、アドレスマルチプレクサ(Mux.)により、外部より入力されたアドレス(out−address)が転送される。図6に、アドレスマルチプレクサ(Mux.)回路の具体例を示す。
【0018】
図2に、書き込み/読み出し回路(sense & program path)17の具体的構成例を示す。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置の説明においては、簡単化のため8ビットの場合を記述しているが、本発明は8ビットに限定されるものではないことは言うまでもない。この書き込み/読み出し回路(sense & program path)17は、データ書き込み回路(program circuit)21、データセンス回路(sense circuit)22、データマルチプレクサ(DMux.)23、並びに、2つのデータラッチ回路24及び25(latch1、latch2)を備えている。なお、図中には、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11及び第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array &decoder2)12も合わせて図示している。メモリセルアレイのビット線(図示せず)は、デコーダ(図示せず)を介して、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11についてはデータ線BLAに、第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12についてはデータ線BLBに接続されている。データ書き込み回路(program circuit)21は、ブロック選択アドレスintaddcの状態により、データ線BLAまたはBLBの何れか一方に書き込み電圧を供給する。データセンス回路(sense circuit)22は、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11又は第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12内のメモリセルのデータをデータ線BLAまたはBLBを介して読み出す。読み出されたデータは複数のセンス出力線(SENA、SENB)に分けられて出力される。本実施形態の不揮発性半導体記憶装置の説明では、簡単化のため、4ビットずつ2セットに分割した場合を記述しているが、本発明は4ビットずつ2セットに分割する場合に限定されるものではないことは言うまでもない。書き込み/消去動作中でない読み出し動作時は、センス出力線SENA及びSENBは、それぞれロウ側4ビット及びハイ側4ビットのデータを出力しており、そのデータが外部に出力される。書き込み/消去動作中での読み出し動作時は、センス出力線SENAは、ハイ/ロウ側データ選択信号(HLK)がロウの場合はロウ側4ビットを出力し、第1のデータラッチ回路(latch1)24がロウ側4ビットデータをラッチする。ハイ/ロウ側データ選択信号(HLK)がハイの場合はセンス出力線SENAはハイ側4ビットを出力する。ハイ/ロウ側データ選択信号(HLK)がハイの場合は、データマルチプレクサ(DMux.)23がセンス出力線SENAのデータを第2のデータラッチ回路(latch2)25に転送する。書き込み/消去動作中、センス出力線SENBは書き込み/消去動作のベリファイデータをCPU(図示せず)に出力している。
【0019】
図3に、データセンス回路(sense circuit)22の具体的構成例を示す。このデータセンス回路(sense circuit)22は、2つのデータ線選択回路31及び32(selector circuit)、2組のセンスアンプ33及び34(SA1、SA2)、並びに、センスアンプ・リファレンス電圧発生回路(reference circuit)35を備えている。データ線選択回路31及び32(selector circuit)は、データトランスファゲートを各々4つと、それらトランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36とを備えている。このトランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の真理値表を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
表1の真理値に基づきデータセンス回路(sense circuit)22について説明する。書き込み/消去中でない読み出し動作の時、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11のデータを読み出す場合、ブロック選択アドレスintaddcはハイレベルとなる(表中Eが”1”)。書き込み/消去中でないのでラッチアドレス使用信号(AASEL)はロウレベルとなる(表中Fが”0”)。この場合、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11の選択されたメモリセルのビット線はデータ線BLAに接続される。トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36により、トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の出力Aに連なるトランスファゲートと出力Dに連なるトランスファゲートとが開き、データ線BLAのロウ側4ビットは第1組のセンスアンプ(SA1)33に、データ線BLAのハイ側4ビットは第2組のセンスアンプ(SA2)34に接続される。この時、第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12に連なるデータ線BLB側では、ブロック選択アドレスintaddcがロウレベルとなる(表中Eが”0”)。書き込み/消去中でないのでラッチアドレス使用信号(AASEL)もロウレベルとなる(表中Fが”0”)。この場合、トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36により、トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の出力A、B、C、及びDは全て”0”となるため、データ線BLBはセンスアンプ33及び34(SA1及びSA2)に接続されない。
【0022】
書き込み/消去中での読み出し動作の時、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11への書き込みが実行されている場合、ブロック選択アドレスintaddcはハイレベルとなる(表中Eが”1”)。書き込み/消去中なのでラッチアドレス使用信号(AASEL)はハイレベルとなる(表中Fが”1”)。この場合、第1のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder1)11の選択されたメモリセルのビット線はデータ線BLAに接続される。トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36により、トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の出力Bに連なるトランスファゲート又は出力Dに連なるトランスファゲートが開く。トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の出力Bに連なるトランスファゲートが開くか、出力Dに連なるトランスファゲートが開くかは、ハイ/ロウ側データ選択信号(HLKA)に依存する。ハイ/ロウ側データ選択信号(HLKA)は、書き込み/消去が行われているブロックならば書き込み制御回路(図示せず)により制御される。データ線BLAのデータはロウ側4ビットとハイ側4ビットが別々に時分割で第2組のセンスアンプ34(SA2)に接続される。この時、第2のフラッシュアレイ及びデコーダ(Array & decoder2)12に連なるデータ線BLB側では、ブロック選択アドレスintaddcがロウレベルとなる(表中Eが”0”)。書き込み/消去中なのでラッチアドレス使用信号(AASEL)はハイレベルとなる(表中Fが”1”)。この場合、トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36により、トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の出力A、又はCに連なるトランスファゲートが開く。トランスファゲートを制御する制御回路(control circuit)36の出力Aに連なるトランスファゲートが開くか、出力Cに連なるトランスファゲートが開くかは、ハイ/ロウ側データ選択信号(HLKB)に依存する。ハイ/ロウ側データ選択信号(HLKB)は、書き込み/消去が行われているブロックでないならば、ハイ/ロウ側データ選択信号(HLK)に同期して制御される。データ線BLBのデータはロウ側4ビットとハイ側4ビットが別々に時分割で第1組のセンスアンプ33(SA1)に接続される。なお、ハイ/ロウ側データ選択信号のHLKAとHLKBは、ラッチアドレス使用信号(AASEL)と、ハイ/ロウ側データ選択信号(HLK)を用いて、図示しない論理回路で生成される信号である。
【0023】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、複数のセンスアンプを有する不揮発性半導体記憶装置で、書き込み/消去動作が実行されていない時は全てのセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、書き込み/消去動作が実行されている時は該複数のセンスアンプのうちの全てではない任意の数のセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、読み出し動作に使用していないセンスアンプを使用して書き込み/消去ベリファイ動作を行うことにより、チップ面積の増大なしに、書き込み/消去ベリファイ動作を実行している場合でも同時に読み出し動作を実行することが可能となるものである。
【0024】
なお、特開平5−54682号公報には、メモリセルアレイの異なったブロックに対して、消去動作および読み出し動作を同時に行うことができる構成とした不揮発性半導体メモリが開示されているが、該特開平5−54682の不揮発性半導体メモリに於いては、消去動作の対象とならないブロックに対する読み出し動作にセンスアンプを確保するため、消去動作と消去ベリファイ動作が連続して行われる場合、一連の消去動作(特に、消去ベリファイ動作)を一時中断してデータの読み出しを行い、その後、一連の消去動作を再開するという制御が必要となる。本発明の不揮発性半導体記憶装置によれば、かかる制御を全く必要としないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す書き込み/読み出し回路の具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すデータセンス回路の具体的構成例示すブロック図である。
【図4】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】従来の他の不揮発性半導体記憶装置の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1に示すアドレスマルチプレクサの具体的構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
11 第1のフラッシュアレイ及びデコーダ
12 第2のフラッシュアレイ及びデコーダ
13 アドレスラッチ回路
14、15、16 アドレスマルチプレクサ
17 書き込み/読み出し回路
21 データ書き込み回路
22 データセンス回路
23 データマルチプレクサ
24 第1のデータラッチ回路
25 第2のデータラッチ回路
31 第1のデータ線選択回路
32 第2のデータ線選択回路
33 第1組のセンスアンプ
34 第2組のセンスアンプ
35 センスアンプ・リファレンス電圧発生回路
36 トランスファーゲート制御回路
Claims (4)
- 複数のセンスアンプを有する不揮発性半導体記憶装置であって、
書き込み/消去動作が実行されていない時は全てのセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、
書き込み/消去動作が実行されている時は該複数のセンスアンプのうちの全てではない任意の数のセンスアンプを使用して読み出し動作を行い、読み出し動作に使用していないセンスアンプを使用して書き込み/消去時のベリファイ動作を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 第1メモリアレイと、
第2メモリアレイと、
前記第1メモリアレイ及び前記第2メモリアレイのデータをベリファイすると共に、前記第1メモリアレイ及び前記第2メモリアレイのデータ読み出しを行う第1センスアンプと、
前記第1メモリアレイ及び前記第2メモリアレイのデータ読み出しを行う第2センスアンプと、
前記第1メモリアレイに接続される第1データ線と、
前記第2メモリアレイに接続される第2データ線と、
前記第1データ線をデコードして前記第1センスアンプ及び前記第2センスアンプにデータを転送する第1選択回路と、
前記第2データ線をデコードして前記第1センスアンプ及び前記第2センスアンプにデータを転送する第2選択回路と、
データマルチプレクサと、
複数のデータラッチ回路と、
外部より入力されたアドレスをラッチするアドレスラッチ回路と、
該アドレスラッチ回路から出力されるアドレスと外部より入力されたアドレスをマルチプレクスする複数のアドレスマルチプレクサと、
データ書き換え回路と
を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置に於いて、
前記第1メモリアレイのデータ書き換え動作は前記アドレスラッチ回路に記憶したアドレスを使用して行い、ベリファイ動作時に前記第1センスアンプを使用して該第1メモリアレイのデータをベリファイし、該第1メモリアレイのデータ書き換え動作中の前記第2メモリアレイのデータ読み出し動作は外部より入力されたアドレスを使用して行い、該第1メモリアレイのベリファイ動作に使用していない前記第2センスアンプを使用して該第2メモリセルのデータ読み出しを行い、
前記第2メモリアレイのデータ書き換え動作は前記アドレスラッチ回路に記憶したアドレスを使用して行い、ベリファイ動作時に前記第1センスアンプを使用して該第2メモリアレイのデータをベリファイし、該第2メモリアレイのデータ書き換え動作中の前記第1メモリアレイのデータ読み出し動作は外部より入力されたアドレスを使用して行い、該第2メモリアレイのベリファイ動作に使用していない前記第2センスアンプを使用して該第1メモリアレイのデータ読み出しを行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
前記第1メモリアレイのデータ書き換え時または前記第2メモリアレイのデータ書き換え時に読み出し動作を実行する他方のメモリアレイの読み出し動作を、前記第2センスアンプを使用して行い、一度に読み出すべきデータを時分割で複数回に分けてセンス増幅し、そのデータを前記複数のデータラッチ回路に前記データマルチプレクサを介して転送することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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