JP3621513B2 - Al金属接合体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、Al又はAlを主成分とする金属からなる部材と、他の材料からなる異種部材とを接合したAl金属接合体に関するものであり、主に産業用・構造用部品として用いられるAl金属接合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、Al合金は耐食性に優れ高熱伝導性であり、しかも軽量であるという利点を有しているので、種々の分野において利用が進んでいる。特に自動車用では、熱交換器への利用や軽量化を目的とした動弁系部品への利用がなされている。そして、これらの用途に使用する場合には、Al合金同士の接合、又は異種材料との接合によって複合化したものとして用いられる。また、その接合には、溶接、ろう付、鋳ぐるみ、はんだ付等の各種手法が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した接合方法を用いてAl合金と異種材料との接合を行う場合には、材料同士の特性の違い、特に熱膨張係数の差がその接合強度を左右することになる。つまり、上述した接合方法には、必ず熱を加える工程があるので、その加熱温度と接合後の冷却温度との差における材料同士の熱膨張差が、熱残留応力として接合部分に生じることになる。この様に接合部分に生じた熱残留応力は、接合体自身の強度低下を招くばかりではなく、例えば十分に界面強度が得られる接合体であっても、セラミックスのような脆性材料を用いた場合には、セラミックスの接合界面にキレを生じてしまい、構造材等として用いるには不適切なものとなることがある。
【0004】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、熱残留応力を緩衝して、接合体の強度低下を防止できるとともに、セラミックス等の脆性材料にキレ等の生じ難いAl金属接合体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための請求項1の発明は、
Al又はAlを主成分とする金属からなるAl金属部材と、該Al金属部材とは異なる材料からなる異種部材とを接合したAl金属接合体において、前記Al金属部材と前記異種部材との接合界面に、Hv硬さ20〜80(マイクロビッカース;荷重100gf)で且つ厚さ0.1〜3mmの軟質金属層を備えたことを特徴とするAl金属接合体を要旨とする。
【0006】
本発明においては、前記Al金属部材とは、純Alからなる金属部材又はAlを主成分とする金属からなる金属部材(例えばAl合金部材)を意味する。また、異種部材とは、Al金属部材とは異なる材料からなる部材、例えばAl以外の他の金属からなる金属部材や金属以外のセラミック等の材料からなる部材を意味する。従って、Al金属接合体とは、純Alからなる金属部材と異種部材との接合体、及びAlを主成分とする金属からなる金属部材と異種部材との接合体を意味している。
【0007】
具体的には、Al金属部材としては、純Al(JIS A1050)、Al合金(JIS A7075)等を使用することができる。
また、異種部材としては、セラミックスに関しては、ジルコニア、アルミナ、窒化珪素、サイアロン、炭化珪素、サーメットなどが挙げられ、金属材料に関しては、鉄系合金、Ti合金、超硬合金などが挙げられる。
【0008】
請求項2の発明は、
前記軟質金属層が、Al又はAlを主成分とする金属からなることを特徴とする前記請求項1記載のAl金属接合体を要旨とする。
前記軟質金属層を構成するAlを主成分とする金属としては、例えばJIS A1050の様な純Alや、JIS A5056、JIS A5052、JIS
A3003等のAl合金を用いることができる。
【0009】
請求項3の発明は、
前記軟質金属層が、Al以外の他の金属からなることを特徴とする前記請求項1記載のAl金属接合体を要旨とする。
前記軟質金属層を構成する他の金属としては、例えば無酸素Cu等の金属を用いることができる。
【0010】
請求項4の発明は、
前記軟質金属層の厚さが、0.2〜1.0mmであることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか記載のAl金属接合体を要旨とする。
請求項5の発明は、
前記厚さの範囲の軟質金属層が複数層形成されていることを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか記載のAl金属接合体を要旨とする。
【0011】
請求項6の発明は、
前記軟質金属層の硬さが、Hv硬さ20〜40(マイクロビッカース;荷重100gf)であることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれか記載のAl金属接合体を要旨とする。
【0012】
上述したAl金属接合体の接合方法としては、例えばろう付け接合が挙げられるが、このろう付け接合に用いるろう材としては、Al−Si−Cu−Zn系合金、Al−Si系合金などの公知のろう材が挙げられる。
また、前記異種部材の接合面には、接合性を高めるために、接合に先だって、メタライズ層を形成しておくことが好ましい。このメタライズ層としては、セラミックス部材に対してはAlを用い、炭素鋼に対してはTiを用いることができる。
【0013】
尚、接合時に、Al金属部材を構成する物質と軟質金属層を構成する物質とから脆弱な金属間化合物が形成される場合には、その金属間化合物の形成を防止するバリア層を設けておくことが好ましい。例えば、金属間化合物を形成する物質の拡散を防止するために、接合に先だって、軟質金属層となる緩衝板の表面に例えばNiメッキ層等を形成しておくことが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1の発明では、Al合金等のAl金属部材とそれとは別の異種部材との接合体において、Hv硬さ20〜80で且つ厚さ0.1〜3mmの軟質金属層がその接合界面に存在していることにより、熱残留応力が緩衝され、接合体の強度として、Al金属部材自身の強度とほぼ同等な接合強度が得られる。また、これら接合体の内、異種部材がセラミックスの様な脆性材料である場合には、熱残留応力が緩衝されることにより、セラミックス等の界面にはキレが生じない。
【0015】
それに対して、本発明範囲外の硬度又は厚さを有する金属層を介在させた接合体の場合、期待する接合強度を得ることができない。つまり、硬度が高い場合には、熱残留応力の緩衝が不十分であり、一方、硬度が低い場合には、熱残留応力は緩衝するものの前記金属層(緩衝層)の耐力が接合強度を左右してしまい、いずれの場合も接合強度の低下を招くこととなるからである。同様に、緩衝層の厚さが0.1mmより薄い場合には、熱残留応力の緩衝効果が不十分であり、一方、厚い場合には、緩衝層の耐力により接合強度が左右されてしまう。
【0016】
また、異種部材の材料(異種材料)としては、セラミックスに関しては、ジルコニア、アルミナ、窒化珪素、サイアロン、炭化珪素、サーメットなどが挙げられ、金属材料に関しては、鉄系合金、Ti合金、超硬合金などが挙げられるが、これらの異種材料の熱膨張係数α(30℃〜400℃)の一例を示すと、ジルコニア;10.5×10−6/℃、アルミナ;7.0×10−6/℃、窒化珪素;2.3×10−6/℃、炭素鋼(S45C);13.6×10−6/℃、超鋼;4.8×10−6/℃、であり、例えばAl合金の熱膨張係数α(JIS A2024;22.9×10−6/℃、A7075;25.2×10−6/℃)と大きく異なり、接合における残留応力も大きなものとなる。
【0017】
しかしながら、本発明では、上述した軟質金属層の構成を採用することにより、残留応力を緩衝し接合強度の高い良好な接合体を得ることが可能である。そして、その効果は、熱膨張係数の差が大きい程有効であり、例えば差が17×l0−6/℃以上あるような場合に効果は大きいものとなる。
【0018】
請求項2の発明では、軟質金属層として、純AlやAl合金の様なAl又はAlを主成分とする金属を採用できる。
請求項3の発明では、軟質金属層として、無酸素Cuの様なAl以外の他の金属を採用できる。
【0019】
請求項4の発明では、軟質金属層の厚さが、0.2〜1.0mmであるので、一層接合強度が向上する。
請求項5の発明では、熱応力を緩衝するために、厚さの範囲の軟質金属層を複数使用しても、同様な効果が得られる。
【0020】
請求項6の発明では、軟質金属層の硬さが、Hv硬さ20〜40(マイクロビッカース;荷重100gf)であるので、一層接合強度が向上する。
尚、前記軟質金属層となる部材(例えば緩衝板)が、例えばAl合金、特にろう付け熱処理や溶体化熱処理などにより特性が変化しない非熱処理型合金であれば、前記請求項1〜6の範囲内の軟質金属層を形成するため好ましい。
【0021】
【実施例】
本発明のAl金属接合体の実施例について説明する。
(実施例1)
図1(a)に接合セットの状態を示す様に、本実施例のAl金属接合体(以下単に接合体と称す)1を製造する場合には、図の左右方向にAl金属部材2と異種部材3とを配置するとともに、このAl金属部材2と異種部材3との間に、図の左から順に、ろう材4、(接合後の軟質金属層となる)緩衝板5、ろう材6を配置する。それとともに、異種部材3の接合面にはメタライズ層(膜)7を形成しておく。
【0022】
前記Al金属部材2は、丸棒(直径10mm、長さ20mm)であり、その材料として、JIS A2024、又はJIS A7075のAl合金を用いた。
前記異種部材3は、丸棒(直径10mm、長さ10mm)であり、その材料として、セラミックスの場合は、Al203、Zr02、Si3N4を用い、金属材料の場合は、炭素鋼(超鋼)、Ti合金を用いた。
【0023】
そして、これらの異種部材3の接合面のメタライズ層7としては、セラミックスの場合は、蒸着によりAl(1000オングストローム厚)からなる層を形成し、金属材料(炭素鋼)の場合は、蒸着によりTi(1000オングストローム厚)からなる層を形成した。尚、異種部材3がTi合金である場合にはメタライズ層7は形成しなかった。
【0024】
前記緩衝板5は、接合後に軟質金属層となるものであって、円盤(直径10mm、厚さ0.1〜3.0mmの範囲)であり、その材料として、JIS A1050(純アルミ)、JIS A3003、JIS A5052、JIS 5056よりなる純アルミ又はAl合金を用いた。つまり、この緩衝板5として、下記表1に示す様に、Hv硬さ20〜80(マイクロビッカース;荷重100gf)で、且つ厚さ0.1〜3.0mmの範囲の軟質金属を用いた。
【0025】
尚、前記緩衝板5は、例えば圧延加工、加熱処理及びなまし処理により加工作成され、圧延加工によって一旦硬さが上昇するが、その後の加熱処理及びなまし処理により、上述した元の硬さの範囲(Hv硬さ20〜80)に戻るものである。また、ろう付けの際の加熱によってもこの硬さは変化しないので、緩衝板5と軟質金属層の硬さは同様なものである。
【0026】
前記ろう材4,6としては、Al−1.8Si−10.8Cu−60Znの合金箔(直径10mm、厚さ0.06mm)を用いた。
そして、前記図1に示す順にセットして、ろう付けを行った。ろう付条件は、窒素中で470℃×2hに保持する条件とした。
【0027】
得られた接合体1は、各々時効処理まで施し、外径を9mmまで研削を行い、図2(a)に示す様に、Al金属部材2をクランプして異種部材3に荷重をかける片持ち曲げ強度試験により接合強度を評価した。
また、同時に作製した接合体1を、接合面に対し垂直に切断し、接合体断面の接合界面のマイクロビッカース硬度を測定した。マイクロビッカース硬度測定の条件は荷重100gfである。尚、測定位置は図2(b)に示す様に、接合部分の各層についてであるが、層中に析出が存在する箇所は避け、母相にビッカースを打ち込んだ。
【0028】
その結果を、実験条件とともに、下記表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
この表1に示す様に、本発明の範囲の接合体1は、接合界面での剥離及び異種部材3のキレは認められず、153[MPa]以上の良好な接合強度を示した。(実施例2)
次に、実施例2について説明する。
【0031】
図1(b)に接合セットの状態を示す様に、本実施例の接合体11を製造する場合には、図の左右方向にAl金属部材12と異種部材13とを配置するとともに、このAl金属部材12と異種部材13との間に、図の左から順に、ろう材14、緩衝板15、ろう材16、緩衝板17、ろう材18を配置する。それとともに、異種部材13の接合面には、予めメタライズ層(膜)19を形成しておく。
【0032】
ここで、前記各部材の材料及び寸法は、下記表2に示す様に、前記実施例1とほぼ同様であるので説明は省略するが、本実施例の特徴は、緩衝板15,17が2層となっていることである。
この接合体11に対しても、前記実施例1と同様な実験を行った。その結果を下記表2に記す。
【0033】
【表2】
【0034】
この表2から明かな様に、緩衝板15,17を2枚有する接合体11においても、本発明の範囲を満たすものであれば、前記実施例1と同様な効果が得られている。
(比較例)
次に、比較例について説明する。
【0035】
下記表3に示す様に、本発明の範囲外の接合体を製造した。具体的には、Al金属接合体と異種部材とのろう付け接合の際に緩衝板を使用しないもの(試料No.33,34)、及び、Al金属接合体と異種部材とのろう付け接合の際に緩衝板を使用するが、そのHv硬度又は厚さが本発明の範囲外のもの(試料No.35〜40)を使用し、前記実施例1,2と同様な実験を行った。その結果を下記表3に記す。
【0036】
【表3】
【0037】
この表3から明かな様に、本発明の範囲外にあるものは、接合界面での剥離、軟質金属層(緩衝層)の変形、セラミック部材のキレが生じていた。特に、緩衝板が厚い場合(試料No.35,37,40)には、緩衝層で大きく変形しており、強度は42[MPa]以下と低いものであった。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。
【0038】
本実施例は、前記実施例1,2と異なり、緩衝板としてAl合金以外の軟質金属を用いたものである。
接合体としては、前記図1(a)に示す様に、緩衝板を1枚使用したもの(試料No.42,44)、及び前記図1(b)に示す様に、緩衝板2枚を使用したもの(試料No.41,43,45,46)を製造した。尚、緩衝板としては、表面に(厚さ0.1〜2.5μmの)Niメッキを施したもの(試料No.41〜44)と、そうでないもの(試料No.45.46)を用いた。
【0039】
そして、各部材の材料としては、下記表4に示すものを用い、特に緩衝板として、Al合金以外の無酸素Cuを用いている。尚、各部材の寸法は、前記実施例1,2と同様である。
そして、前記実施例1,2と同様な実験を行った。その結果を、下記表4に記す。
【0040】
【表4】
【0041】
この表4から明かな様に、本発明の範囲の硬度及び厚さを満たすものであれば、Al合金以外の軟質金属を用いても、接合体において接合界面での剥離及びセラミック部材のキレは認められず、98[MPa]以上の良好な接合強度を示した。また、緩衝板を2枚有する接合体においても、Al合金以外の軟質金属を用いても同様な効果が得られている。
【0042】
尚、無酸素CuにNiメッキを施していないものは若干接合強度が低いが、それでも緩衝板を備えていない前記表3の比較例よりは強度は高い。
このNiメッキを施していない場合の接合強度の低下の理由としては、接合界面に脆弱なAl−Cu金属間化合物を生成したためと考えられる。従って、緩衝板に用いる軟質金属としてAl合金以外の合金を用いる場合には、接合界面に脆弱な金属間化合物を生成しない様に、軟質金属の緩衝板にNiメッキ等のような拡散バリヤとなりうるメタライズを施し、金属間化合物を生成し得る元素の拡散を制御することにより、最適な接合体を得ることができる。
【0043】
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えば前記実施例の様に、異種部材の接合面にメタライズ層(膜)を形成する方法としては、蒸着以外に、例えばスパッタやイオンプレーティグ等各種の方法を採用できる。
【0044】
(2)また、接合方法としては、前記ろう付け以外に、ホットプレス、固相拡散接合等を採用できる。
(3)前記緩衝板として、例えば圧延加工のみを行ったものを用いてもよい。その場合、圧延加工によって硬さが上昇しているが、ろう付けの際の加熱及び冷却によって、上述した加熱処理及びなまし処理が行われることになるので、緩衝板から形成される軟質金属層は、結局元の硬さの範囲(Hv硬さ20〜80)に戻ることになる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述した様に、本発明のAl金属接合体は、接合界面の軟質金属層が残留熱応力の緩衝層として機能し、界面剥離や変形等が生じ難く、また異種部材にキレなどが生じ難く、高い接合強度を有する好適な産業用・構造用部材等となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のAl金属接合体の接合セット状態を模式的に示し、(a)は緩衝板が1枚の場合を示す説明図、(b)は緩衝板が2枚の場合を示す説明図である。
【図2】実験方法を示し、(a)は強度試験を示す説明図、(b)は硬度試験を示す説明図である。
【符号の説明】
1…Al金属接合体
2…Al金属部材
3…異種部材
4,6,14,16,18…ろう材
5,15,17…緩衝板
Claims (6)
- Al又はAlを主成分とする金属からなるAl金属部材と、該Al金属部材とは異なる材料からなる異種部材とを接合したAl金属接合体において、
前記Al金属部材と前記異種部材との接合界面に、Hv硬さ20〜80(マイクロビッカース;荷重100gf)で且つ厚さ0.1〜3mmの軟質金属層を備えたことを特徴とするAl金属接合体。 - 前記軟質金属層が、Al又はAlを主成分とする金属からなることを特徴とする前記請求項1記載のAl金属接合体。
- 前記軟質金属層が、Al以外の他の金属からなることを特徴とする前記請求項1記載のAl金属接合体。
- 前記軟質金属層の厚さが、0.2〜1.0mmであることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか記載のAl金属接合体。
- 前記厚さの範囲の軟質金属層が複数層形成されていることを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか記載のAl金属接合体。
- 前記軟質金属層の硬さが、Hv硬さ20〜40(マイクロビッカース;荷重100gf)であることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれか記載のAl金属接合体。
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