JP3621260B2 - 金属製魔法瓶の製造方法およびそれに使用する挿入ガイド - Google Patents

金属製魔法瓶の製造方法およびそれに使用する挿入ガイド Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属製魔法瓶の製造方法およびそれに使用する挿入ガイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の金属製魔法瓶を用いた携帯用ボトル等の製品は、周囲物体との接触や落下等によって外瓶が凹んで内瓶に接触し保温性が損なわれるため、内瓶と外瓶の間の隙間は、一般的には3mmから6mmであった。近年、魔法瓶のコンパクト化が要望され、外瓶に弾性を持たせる技術の開発により、外瓶の内瓶への接触を回避させることが可能となり、内瓶と外瓶の間の隙間が2mmのものも実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内瓶と外瓶の間の隙間が狭くなると、底板を取り付ける前の外瓶に内瓶を挿入して内瓶と外瓶の口部を溶接する際に、内瓶の下端が外瓶に対して動いて傾くため、外瓶の真円度や外力による変形を考慮すると、内瓶と外瓶の間の隙間は2mmが限界であった。また、銅箔を巻いた内瓶を外瓶に挿入する際に、外瓶の下端縁に銅箔が引っかかって破れることがあるため、この点からも内瓶と外瓶の間の隙間は2mm以下にすることはできなかった。
【0004】
一方、内瓶底部中央に凹部を設けて、該凹部に治具を係合させて内瓶の傾きを規制する方法も知られている。しかしながら、この方法は表面に凹部が露出するので外観等が好ましくなく、又1点で内瓶の傾きを規制するので万全ではなかった。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、内瓶と外瓶の間の隙間を2mmより狭くしてよりコンパクトにすることができる金属製魔法瓶の製造方法を提供すること、およびその製造方法に使用する挿入ガイドを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記第一の課題を解決するための手段として、本発明にかかる金属製魔法瓶の製造方法は、口部がそれぞれ底部より狭い外瓶と内瓶からなる金属製魔法瓶の製造方法において、外瓶の下端に係止するリングからなる係止部と、外瓶と内瓶の間に介在し前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌部を有するガイド部とからなる挿入ガイドを、予め底板を取り付ける前の外瓶の下端にその係止部を係止させて取り付け、外瓶内に内瓶を口部から挿入し、外瓶と内瓶の間にガイド部を介在させた状態で、内瓶の口部を外瓶の口部に一致させ、内瓶の口部と外瓶の口部を溶接した後、前記挿入ガイドを取り外し、外瓶の下端に底板を溶接して、内瓶と外瓶の間を真空排気処理するようにした。
または、口部がそれぞれ底部より狭い外瓶と内瓶からなる金属製魔法瓶の製造方法において、外瓶の下端に係止するリングからなる係止部と、外瓶と内瓶の間に介在し前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌部を有するガイド部とからなる挿入ガイドを予め内瓶の胴部に取り付け、底板を取り付ける前の外瓶内に内瓶を口部から挿入して前記挿入ガイドの係止部を外瓶の下端に係止させ、外瓶と内瓶の間にガイド部を介在させた状態で、内瓶の口部を外瓶の口部に一致させ、内瓶の口部と外瓶の口部を溶接した後、前記挿入ガイドを取り外し、外瓶の下端に底板を溶接して、内瓶と外瓶の間を真空排気処理することもできる。
【0007】
この方法によると、外瓶と内瓶の間に挿入ガイドを介在させているので、内瓶の口部と外瓶の口部を溶接する際に、内瓶が外瓶に対して傾くことがない。また、内瓶を外瓶に挿入する際に、内瓶に銅箔が巻き付けられていても、該銅箔が外瓶の下端縁に引っかかって破れることがない。このため、外瓶と内瓶の間の隙間は、製造中に一定に維持され、挿入ガイドの厚さと同程度まで狭くすることができる。
【0008】
また、前記挿入ガイドは、予め外瓶の下端部に取り付けておくか、または内瓶の胴部に取り付けておくので、挿入ガイドの取り付けが容易になり、工程の短縮が図られる。なお、前記方法では、前記内瓶と外瓶の間の隙間を略1mmとし、前記挿入ガイドの厚さを略0.8mmとすることができる。
【0009】
前記第二の課題を解決するための手段として、本発明にかかる金属製魔法瓶の製造方法に使用する挿入ガイドは、口部がそれぞれ底部より狭い外瓶と内瓶からなる金属製魔法瓶を製造する方法に使用する挿入ガイドであって、底板を取り付ける前の外瓶に内瓶を口部から挿入する際に外瓶と内瓶の間に介在させる挿入ガイドにおいて、外瓶の下端に係止するリングからなる係止部と、外瓶と内瓶の間に介在し前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌部を有するガイド部とから構成した。
【0010】
この挿入ガイドによると、係止部が外瓶の下端に係止しているので、内瓶を外瓶に挿入する際に、挿入ガイドが移動することがない。
【0011】
前記係止部はリングからなり、前記ガイド部は前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌を有するので、挿入ガイドの取り付けおよび取り外しが容易になる。
【0012】
記舌は先端に向かうにつれて内方に撓んでいることが好ましい。このようにすることで、外瓶への挿入が容易となる。また、前記挿入ガイドは、金属製の内瓶や外瓶との接触摩擦が小さく、製造性、取扱性および形状維持性が優れている点で、合成樹脂であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0014】
図1は本発明にかかる方法により製造された金属製魔法瓶を用いた携帯用ボトルを示す。この携帯用ボトルは、金属製魔法瓶である瓶本体1と、中栓2と、コップ3とからなっている。
【0015】
瓶本体1は、ステンレス鋼からなる内瓶4と外瓶5で構成された断面円形の真空二重構造を有し、内瓶4と外瓶5とはそれぞれの口部で接合されている。内瓶4の外周面には輻射防止用の銅等の金属箔6が巻き付けられ、この金属箔6によってゲッター7が保持されている。外瓶5の底板5aに取り付けられた真空排気用のチップ管5bは、外瓶5の下端に取り付けられた底カバー8によって覆われかつ保護されている。なお、前記金属箔に代えて、メッキ等の輻射防止用の膜を形成してもよい。
【0016】
中栓2は、前記瓶本体1の口部に挿入され該口部を閉栓するものである。この中栓2は、栓本体9と、弁体10と、フラップ11と、開閉スイッチ12と、栓カバー(図示せず)からなっている。栓本体9には上端外周部より筒状のカバー部13が延設され、このカバー部13を外瓶5に螺合させることによって、栓本体9は瓶本体1に取り外し可能に取り付けられる。栓本体9の下端には内瓶4の内周面の段部14に圧接するシールパッキン15が装着されている。栓本体9の内部には、上下端で開口する液流路16が形成されている。弁体10は、栓本体9に上下に移動可能に取り付けられ、ばね17によって上方に付勢されて前記液流路16の下端開口を閉じるようになっている。フラップ11は栓本体9に回動軸18を中心に回動可能に取り付けられ、その先端が前記液流路16の上端開口を開閉するようになっている。フラップ11の下面には前記弁体10の上端に当接するカム19が形成されている。開閉スイッチ12は栓本体9に水平にスライド移動可能に取り付けられ、該開閉スイッチ12の下面には前記フラップ11の上面に形成された突起20に係合する係合凹部21が形成されている。
【0017】
コップ3は、前記中栓2を覆うようにして前記外瓶5に螺合させることによって取り付けられる。
【0018】
前記構成の携帯用ボトルにおいて、開閉スイッチ12を図1において右の開方向にスライド移動させると、フラップ11が回動軸18を中心に時計周りに回動して、液流路16の上端開口が開くとともに、そのカム19が弁体10をばね17に抗して押し下げる結果、液流路16の下端開口が開く。これにより、瓶本体1を握って傾ければ、内部の液体を液流路16を介して流出させることができる。また、開閉スイッチ12を左の閉方向に戻すと、フラップ11が反時計周りに回動して液流路16の上端開口が閉じるとともに、弁体10がばね17の付勢力によって押し上げられて液流路16の下端開口が閉じる。なお、開閉スイッチ12を閉方向にスライドさせないでコップ3を取り付けても、コップ3の内周面が栓本体9から水平に突出する開閉スイッチ12の先端を押圧する結果、開閉スイッチ12が閉方向に移動して、液流路16の上下開口が閉じることになる。
【0019】
前記構成からなる携帯用ボトルは、瓶本体1の外径Dが、55mm以下であり、握ったときに平均的な人の親指の第1関節から人差指の第2関節までの長さが周長の1/2を超えるため、指先を浮かしても楽に握れる状態である。このため、本実施形態の魔法瓶は、高齢者でも楽に握ることができ、注液や持ち運びが楽に行えるようになっている。
【0020】
前記瓶本体1は、内瓶4と外瓶5の間の真空空間の径方向の隙間Cが略1mmとなっている。魔法瓶が落下したり周囲の物体に接触したりして外瓶の径方向に衝撃力が作用しても、外瓶5は弾性範囲内で変形して内瓶4に接触し、内瓶4に跳ね返されるので、永久的な凹みは生じない。
【0021】
このように、内瓶4と外瓶5の隙間Cが小さいことから、同じ外径Dの魔法瓶であれば、隙間Cが小さい分だけ容量が大きくなる。また、同じ容量の魔法瓶であれば、外径が小さくコンパクトになる。
【0022】
次に、前記携帯用ボトルの瓶本体1の製造方法について説明する。
【0023】
まず、図2に示すように、この製造方法に使用する挿入ガイド22について説明すると、この挿入ガイド22は、ポリプロピレン等の弾性を有する合成樹脂からなり、ガイド部23と係止部24とからなっている。ガイド部23は、短い長さの円筒部25と、該円筒部25の上端から軸方向に延びる複数の舌部26とからなっている。円筒部25の外径は、前記底板5aを取り付ける前の外瓶5の下端の内径より僅かに小さく、該円筒部25が隙間無く外瓶5の下端に挿入可能な程度になっている。また、円筒部25の肉厚は、実施例では0.8mmになっている。各舌部26は、先端に向かうにつれて内方に撓んでいる。舌部26の数は、少なくとも3個全周に等分すればよく、実施例では12個としている。係止部24は、前記ガイド部23の円筒部25の下端に形成され、前記底板5aを取り付ける前の外瓶5の下端の内径より大きな外径を有するリングからなっている。この係止部24は、その下端から外方にU字形に折り返されて延設されたつまみ部27を有している。
【0024】
魔法瓶を製造するにあたっては、図2に示すように、まず、底板5aを取り付ける前の外瓶5の下端に前記挿入ガイド22をその舌部26を上に向けて挿入する。これにより、挿入ガイド22の係止部24は外瓶5の下端に係止し、ガイド部23の円筒部25は外瓶5の下端の内面に隙間なく対向する。次に、内瓶4の口部を挿入ガイド22の内側に差し入れて、外瓶5と内瓶4の間に挿入ガイド22のガイド部23を介在させた状態で、内瓶4をゆっくりと外瓶5に挿入する。内瓶4には、予めその外面に金属箔6が巻きつけられるとともに、その金属箔6によりゲッター7が首部付近に保持されている。
【0025】
内瓶4がその口部から胴部に侵入するにつれて、内瓶4の胴部が挿入ガイド22の舌部26に接触して該舌部26を外方に広げるので、内瓶4は無理なく挿入することができる。また、外瓶5の下端には挿入ガイド22の係止部24が係止しており、内瓶4の外面に巻き付けられた金属箔6が外瓶5の下端に直接接触して引っかかることがないため、金属箔6の破れは完全に防止される。
【0026】
内瓶4は、図3に示すように、その口部が外瓶5の口部に達するまで挿入する。このとき、内瓶4の下部と外瓶5の下部の間には挿入ガイド22の舌部26が介在する。この状態で、内瓶4と外瓶5の口部を溶接し、内瓶4と外瓶5を一体化する。このとき、内瓶4の下部と外瓶5の下部の間には挿入ガイド22の舌部26が介在しているので、内瓶4が外瓶5に対して動いて傾くことがなく、内瓶4と外瓶5の間はほぼ一定の隙間が保持される。
【0027】
次に、内瓶4と外瓶5の間からつまみ部27を持って挿入ガイド22を取り外し、図4に示すように、外瓶5の下端に底板5aを挿入し、溶接により接合する。この後のチップ管5bを利用しての真空排気処理は、従来と同様であるので、説明を省略する。真空排気処理方法としては、前記チップ管5を用いない真空炉方式等の任意の方法を採用することができる。
【0028】
なお、前記実施形態では、挿入ガイド22を予め外瓶5の下端に取り付けておくようにしたが、図5に示すように、挿入ガイド22を内瓶4の口部側から取り付けておいてもよい。このようにして挿入ガイド22を取り付けた内瓶4を外瓶5に挿入すると、挿入ガイド22の係止部24が外瓶5の下端に係止するので、前記方法と同様、内瓶4と外瓶5の間に挿入ガイド22を介在させた状態で内瓶4を挿入することができる。
【0029】
このような製造方法により製造される魔法瓶は、内瓶4と外瓶5の間の隙間が、従来限界とされていた2mmよりも狭い略1mmとすることができる。
【0030】
前記魔法瓶を使用した携帯用ボトルのより具体的な実施例は次の通りである。なお、実施例3については、同容量の従来品と比較して示してある。
【0031】
【表1】
Figure 0003621260
【0032】
【表2】
Figure 0003621260
【0033】
【表3】
Figure 0003621260
【0034】
前記実施例3について、外形基準の全体容量と、デッドスペースと、外形基準の全体容量に対するデッドスペースの割合は、表4の通りである。これにより、本発明によれば、従来品に比べて、内瓶4と外瓶5の間の隙間Cが小さい分だけ、デッドスペースが少なく、容量もコンパクトであることが分かる。なお、図1において、チップ管5bを用いずに排気孔をろう材を介して封止板で封止したり、排気孔を直接ろう材で封止するようにすれば、図1のようなチップ管5bによるデッドスペースが無くなり、よりコンパクトになる。
【0035】
【表4】
Figure 0003621260
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる金属製魔法瓶の製造方法によれば、外瓶と内瓶の間に挿入ガイドを介在させているので、内瓶の口部と外瓶の口部を溶接する際に内瓶が外瓶に対して傾いたり、内瓶に巻き付けられた銅箔が外瓶の下端縁に引っかかって破れることがないため、内瓶と外瓶の間の隙間を2mmより狭くしてよりコンパクトにすることができる。
【0037】
また、本発明にかかる金属製魔法瓶の製造方法に使用する挿入ガイドは、係止部が外瓶の下端に係止しているので、内瓶を外瓶に挿入する際に、挿入ガイドが移動することがないし、取り付けおよび取り外しが容易になる。舌が先端に向かうにつれて内方に撓んでいるものでは、外瓶への挿入が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により製造された魔法瓶を使用した携帯用ボトルを示す断面図。
【図2】本発明の製造方法により内瓶を外瓶に挿入する前の状態を示す断面図。
【図3】本発明の製造方法により内瓶を外瓶に挿入した後の状態を示す断面図。
【図4】本発明の製造方法により挿入ガイドを取り外して外瓶に底板を
取り付ける状態を示す正面図。
【図5】本発明の製造方法の他の実施形態により内瓶を外瓶に挿入する前の状態を示す断面図。
【符号の説明】
4 内瓶
5 外瓶
22 挿入ガイド
23 ガイド部
24 係止部
26 舌部

Claims (6)

  1. 口部がそれぞれ底部より狭い外瓶と内瓶からなる金属製魔法瓶の製造方法において、
    外瓶の下端に係止するリングからなる係止部と、外瓶と内瓶の間に介在し前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌部を有するガイド部とからなる挿入ガイドを、予め底板を取り付ける前の外瓶の下端にその係止部を係止させて取り付け、
    外瓶内に内瓶を口部から挿入し、外瓶と内瓶の間にガイド部を介在させた状態で、内瓶の口部を外瓶の口部に一致させ、内瓶の口部と外瓶の口部を溶接した後、前記挿入ガイドを取り外し、外瓶の下端に底板を溶接して、内瓶と外瓶の間を真空排気処理することを特徴とする金属製魔法瓶の製造方法。
  2. 口部がそれぞれ底部より狭い外瓶と内瓶からなる金属製魔法瓶の製造方法において、
    外瓶の下端に係止するリングからなる係止部と、外瓶と内瓶の間に介在し前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌部を有するガイド部とからなる挿入ガイドを予め内瓶の胴部に取り付け、
    底板を取り付ける前の外瓶内に内瓶を口部から挿入して前記挿入ガイドの係止部を外瓶の下端に係止させ、外瓶と内瓶の間にガイド部を介在させた状態で、内瓶の口部を外瓶の口部に一致させ、内瓶の口部と外瓶の口部を溶接した後、前記挿入ガイドを取り外し、外瓶の下端に底板を溶接して、内瓶と外瓶の間を真空排気処理することを特徴とする金属製魔法瓶の製造方法。
  3. 前記内瓶と外瓶の間の隙間を略1mmとし、前記挿入ガイドの厚さを略0.8mmとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属製魔法瓶の製造方法。
  4. 口部がそれぞれ底部より狭い外瓶と内瓶からなる金属製魔法瓶を製造する方法に使用する挿入ガイドであって、底板を取り付ける前の外瓶に内瓶を口部から挿入する際に外瓶と内瓶の間に介在させる挿入ガイドにおいて、
    外瓶の下端に係止するリングからなる係止部と、外瓶と内瓶の間に介在し前記係止部から軸方向に延びる少なくとも3つの舌部を有するガイド部とからなることを特徴とする記載の挿入ガイド。
  5. 前記舌が先端に向かうにつれて内方に撓んでいることを特徴とする請求項4に記載の挿入ガイド。
  6. 前記挿入ガイドが合成樹脂であることを特徴とする請求項4又は5に記載の挿入ガイド。
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