JP3620984B2 - コンピュータ自動スケジュール制御システム、そのための記録媒体およびコンピュータ自動スケジュール制御方法 - Google Patents

コンピュータ自動スケジュール制御システム、そのための記録媒体およびコンピュータ自動スケジュール制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータにおける自動運転制御装置からのアラーム割込みを使用し、スケジュール機能を実現し、業務の自動スケジュールを行うコンピュータ自動スケジュール制御システム、そのための記録媒体およびコンピュータ自動スケジュール制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
スケジュール機能は、予め指定した時期になった時、予め指定した処理を実行させる機能であり、自動運転機能の中でも重要である。スケジュール機能が正しく動作しないと、日々の業務に支障をきたし、大きな損害を与えることもある。近年のコンピュータシステムは、全て同一メーカの製品で構成されることは少なく、種々のメーカの製品が含まれて構成されており、100%品質を確認した上でドライバ等のプログラムを作成することは不可能になっている。このため、装置の異常は早急に検出し、また装置が正しく動作しない場合でも、スケジュール機能が動作できる仕組みが必要である。
【0003】
従来のスケジュール機能においては、自動運転制御装置からのアラーム割込みのみを使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、自動運転制御装置の装置自身(ハードウェア)の異常、および自動運転制御装置のファームウェア、すなわちハードウェアを制御するプログラムとしてのドライバの異常によりアラーム割込みが通知されない場合、スケジュール機能が動作しないという問題がある。ここで、アラーム割込とは、指定された時刻に指定された処理を実行させる割込みを言う。
【0005】
また、従来技術では、上記のような場合、スケジュール機能が動作しなくなると、見た目には異常が発生していることの確認が難しいという問題を生じていた。本発明は、自動運転制御装置の装置自身の異常、および自動運転制御装置のファームウェア(ドライバ)の異常によりアラーム割込みが通知されなかったことを、即座にオペレータに分かるように通知することを第一の目的とする。
【0006】
また、従来技術では、上記のような場合、スケジュール機能が動作しなくなると、業務の自動スケジュールが行えないという問題を生じていた。本発明は、自動運転制御装置の装置自身(ハードウェア)の異常または自動運転制御装置のファームウェア(ドライバ)の異常によりアラーム割込みが通知されない場合でも、スケジュール機能を動作させることを第二の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決する本発明によるコンピュータ自動スケジュール制御システムは、アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルと、前記スケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知手段と、一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定手段と、前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにオペレータ通知を行うオペレータ通知手段と、備えることを特徴とする。
上記コンピュータ自動スケジュール制御システムにおいて、前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにアラーム割込みを擬似的に発生させる制御手段を更に備える。
上記コンピュータ自動スケジュール制御システムにおいて、前記判定手段は、一定の間隔で通知されるCPU監視割込みの間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する
上記コンピュータ自動スケジュール制御システムにおいて、前記判定手段は、一定の間隔で通知されるタイマ割込みの間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する。
【0008】
次に図1〜図4を用いて本発明の実施形態を説明する。図1〜図4において、自動運転制御装置を自動運転制御部10と記す。
図1は、本発明の第1形態の原理説明図である。図中、10は自動運転制御部であり、時計を保持し、指定された時刻にアラーム割込みを通知するアラーム通知機構11、およびCPU監視割込みを通知するCPU監視機構12を有するもの、20はスケジュール管理テーブルであり、ユーザアプリケーションプログラム(以下、「ユーザアプリケーション」と記す)から要求のあった通知時刻を記憶するもの、30はCPU監視制御部であり、CPU監視応答を行うとともに、自動運転制御部10の時計14から現在時刻を読込むものである。
【0009】
本発明では、自動運転制御部10からのCPU監視割込みをCPU監視制御部30で受け、現在時刻とスケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求(アラーム割込みの通知がこなかったもの)を検出し、表示装置60のコンソール画面に自動運転制御部10の異常を通知するものである。
【0010】
図2は、本発明の第2形態の原理説明図である。図中、10は自動運転制御部であり、時計を保持し、指定された時刻にアラーム割込みを通知するアラーム通知機構11、およびタイマー割込みを通知するタイマー割込み機構13を有するもの、20はスケジュール管理テーブルであり、ユーザアプリケーションから要求のあった通知時刻を記憶するもの、31はタイマー割込み制御部であり、OS内の時計15の更新を行うとともに、自動運転制御部10の時計14から現在時刻を読込むものである。
【0011】
本発明では、自動運転制御部10からのタイマー割込みをタイマー割込み制御部31で受け、現在時刻とスケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求(アラーム割込みの通知がこなかったもの)を検出し、表示装置60のコンソール画面に自動運転制御部10の異常を通知するものである。
【0012】
図3は、本発明の第3形態の原理説明図である。図中、10は自動運転制御部であり、時計を保持し、指定された時刻にアラーム割込みを通知するアラーム通知機構11、およびCPU監視割込みを通知するCPU監視機構12に有するもの、20はスケジュール管理テーブルであり、ユーザアプリケーションから要求のあった通知時刻を記憶するもの、30はCPU監視制御部であり、CPU監視応答を行うとともに、自動運転制御部10の時計14から現在時刻を読込むもの、40はアラーム通知制御部であり、アラーム割込みを受け、ユーザアプリケーションに時刻一致を通知するものである。
【0013】
本発明では、自動運転制御部10からのCPU監視割込みをCPU監視制御部30で受け、現在時刻とスケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求(アラーム割込みの通知がこなかったもの)を検出し、アラーム通知制御部40にアラーム割込みを擬似的に通知するものである。
【0014】
図4は、本発明の第4形態の原理説明図である。図中、10は自動運転制御部であり、時計を保持し、指定された時刻にアラーム割込みを通知するアラーム通知機構11、およびタイマー割込みを通知するタイマー割込み機構13を有するもの、20はスケジュール管理テーブルであり、ユーザアプリケーションから要求のあった通知時刻を記憶するもの、31はタイマー割込み制御部であり、OS内の時計15の更新を行うとともに、自動運転制御部10の時計14から現在時刻を読込むもの、40はアラーム通知制御部であり、アラーム割込みを受け、ユーザアプリケーションに時刻一致を通知するものである。
【0015】
本発明では、自動運転制御部10からのタイマー割込みをタイマー割込み制御部31で受け、現在時刻とスケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求(アラーム割込みの通知がこなかったもの)を検出し、アラーム通知制御部40にアラーム割込みを擬似的に通知するものである。
【0016】
前記問題を解決する本発明による他の形態のコンピュータ自動スケジュール制御システムは、アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルと、前記スケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知手段と、一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定手段と、前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにアラーム割込みを擬似的に発生させる制御手段と、を備える。
【0017】
前記問題を解決する本発明によるコンピュータ自動スケジュール制御プログラムを記録した記録媒体は、コンピュータに、アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知ステップと、一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定ステップと、前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにオペレータ通知を行うオペレータ通知ステップと、を実行させることを特徴とする。
前記問題を解決する本発明によるコンピュータ自動スケジュール制御方法は、コンピュータが、アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知ステップと、一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定ステップと、前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにオペレータ通知を行うオペレータ通知ステップと、を実行することを特徴とする。
【0018】
【作用】
本発明の第1形態では、自動運転制御部10からのアラーム割込みが装置(ハードウェア)自身の異常または自動運転制御部10のファームウェア(ドライバ)の異常により通知されない場合、自動運転制御部10からのCPU監視割込みをCPU監視制御部30で受け、自動運転制御部10から読込んだ現在時刻と、スケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求を検出し、オペレータに自動運転制御部10の異常を通知することが可能になる。
【0019】
本発明の第2形態では、自動運転制御部10からのアラーム割込みが装置(ハードウェア)自身の異常または自動運転制御部10のファームウェア(ドライバ)の異常により通知されない場合、自動運転制御部10からのタイマー割込みをタイマー割込み制御部30で受け、自動運転制御部10から読込んだ現在時刻と、スケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求を検出し、オペレータに自動運転制御部10の異常を通知することが可能になる。
【0020】
本発明の第3形態では、自動運転制御部10からのアラーム割込みが装置(ハードウェア)自身の異常または自動運転制御部10のファームウェア(ドライバ)の異常により通知されない場合、自動運転制御部10からのCPU監視割込みをCPU監視制御部30で受け、自動運転制御部10から読込んだ現在時刻と、スケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求を検出し、アラーム通知制御部40にアラーム割込みを擬似的に通知することにより、スケジュール機能を正常に動作させることが可能になる。
【0021】
本発明の第4形態では、自動運転制御部10からのアラーム割込みが装置(ハードウェア)自身の異常または自動運転制御部10のファームウェア(ドライバ)の異常により通知されない場合、自動運転制御部10からのタイマー割込みをタイマー割込み制御部30で受け、自動運転制御部10から読込んだ現在時刻と、スケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを比較し、時刻一致の通知が漏れている要求を検出し、アラーム通知制御部40にアラーム割込みを擬似的に通知することにより、スケジュール機能を正常に動作させることが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図5は本発明によるコンピュータの自動スケジュール制御システムの実施例の構成図である。図6〜図9を用いて後述する本発明の第1、第3形態および図11〜図14を用いて後述する本発明の第2、第4形態は、何れも図5に示す実施例の構成により遂行される。
【0023】
図5に示すように、CPU1は双方向性バスライン2を介してメモリ3、ディスク4、I/Oインターフェース5−1、5−2およびクロックメモリ6等に相互接続される。ハードウェア7−1〜7−4の内、7−1〜7−3は例えばフロッピーディスクドライブ、CD−ROMドライバ、プリンタ等であり、メモリ3内に書き込まれたドライバ8−1〜8−3と称するプログラムにより駆動されるものであり、CPU1が各ドライバ8−1〜8−3のプログラムにしたがってI/Oインターフェース5−1を介して動作させるものである。ハードウェア7−4は例えばキーボードやマウスであり、メモリ3内に書き込まれた特定のドライバにより駆動されるものではなく、メモリ2内のOS9にしたがってI/Oインターフェース5−2を介して動作させるものである。
【0024】
メモリ2内には、ドライバ8−1〜8−3、OS9の他に後述するスケジュール管理テーブル20および複数のユーザアプリケーションプログラム50−1、50−2、…が書き込まれている。クロックメモリ6は、図示しない発振器からの信号を受けて現在時刻を秒単位で絶えず更新し記憶するメモリである。
メモリ2内のOS9には、後述するアラーム通知機能11、CPU監視機能12、タイマー割込機構13、CPU監視制御部30、タイマー割込制御部31およびアラーム通知制御部40等のプログラムが書き込まれている。
【0025】
また、CPU1は、外部から、例えばハードウェア7−3、7−4から割込信号を受け、これら割込信号に応じた処理を実行する。本発明は、ハードウェア7−1〜7−3からの割込信号に応じてCPU1が正常に動作をしなかったときを想定して、このような場合にはスケジュール機能を実行できない恐れがあるので、以下に詳述するように、CPU監視割込またはタイマー監視割込を行うことにより、スケジュール機能を確実に実行しようとするものである。
【0026】
また、図5において、図示しないが、本コンピュータシステムは、インターネットを介して外部のコンピュータに接続され、通信網としての電話網またはLANに、モデムまたはターミナルユニットを介してそれぞれのケーブルが接続されている。
ここで、図5を用いて本発明の記録媒体に記録されたプログラム、すなわち図10や図15に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムについて以下簡単に説明する。図5全体で示す本発明のコンピュータシステムには、フロッピーディスクのような可搬型の記録媒体(図示せず)の読取装置、すなわちフロッピディスクドライブ(図示せず)が設けられている。フロッピディスクドライブの代わりにCD−ROMの読取装置を設けてもよい。所定の操作によりフロッピーディスク等の可搬型の記録媒体に記録された本発明による各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを、その読取装置を介して読取り、メモリ3の空き領域にローディングする。もちろん、オペレータがコンピュータシステムのメモリ3にキーボード等の入力手段を介して直接上記プログラムを書き込んでもよい。あるいは、他のクライアントのコンピュータシステム(図示せず)等に設置された記録媒体としての例えばメモリ(図示せず)に格納された上記プログラムを、ネットワーク(通信回線)、モデムまたはターミナルユニットを介して本コンピュータシステムのディスク4にローディングする。その後、ディスク4にローディングしたプログラムは、コンピュータシステムのCPU1の処理により必要に応じてメモリ3に書き込まれた後実行される。
【0027】
図6〜図9は、本発明の実施例の動作を説明する図である。ユーザアプリケーションにおいて、時刻通知要求がされると、アラーム通知制御部40は、スケジュール管理テーブルに通知すべき時刻を記憶し、自動運転制御装置としての自動運転制御部10のアラーム通知機構11に対し、アラーム割込みを通知する時刻を設定する(図6)。自動運転制御部10は内部に時計14を保持しており、設定されたアラーム割込みを通知する時刻になると、アラーム割込みをアラーム通知制御部40に通知する。ここで、自動運転制御部10からのアラーム割込みが装置自身のハードウェアの異常または自動運転制御部10のファームウェア(ドライバ)の異常により通知されない場合を想定する(図7)。自動運転制御部10からのCPU監視割込みは、一定間隔(例えば1分毎)でCPU監視制御部30に通知される。CPU監視制御部30では、当CPU監視割込みを受け、自動運転制御部10の時計14から現在時刻を読込む。読込んだ現在時刻、スケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを参照し、現在時刻より過去の時刻一致通知が残っているかをチェックする(図8)。現在時刻より過去の時刻一致通知が残っている場合には、自動運転制御部10からのアラーム割込みが通知されなかったと判断し、オペレータに自動運転制御部10の異常を通知する。また、時刻一致通知のされなかった要求に対して、アラーム通知制御部40に擬似的にアラーム割込みを発生させることにより、ユーザアプリケーションに対して時刻一致通知を行う。また、CPU監視制御部30は、自動運転制御部10に対し、CPUが正しく動作していることを示すために、CPU監視応答を行う(図9)。
【0028】
図10は、本発明の第1、第3形態に係る処理手順を示すフローチャートである。図10に示すフローチャートの処理は所定の周期、例えば100μs毎に実行される。先ず、ステップS1では、アラーム割込の有無を判定し、アラーム割込有りと判定されたときはステップS2に進み、アラーム割込無しと判定されたときはステップS4に進む。
【0029】
ステップS2では、スケジュール管理テーブルを参照して時刻一致を通知すべき要求に対し通知を行う。次いでステップS3では、通知した要求をスケジュール管理テーブルから削除する。
一方、ステップS4では、自動運転制御部から現在時刻を読込む。次いでステップS5では、スケジュール管理上、現在時刻より過去の時刻一致通知が残っているか否かを判定し、その判定結果がYESのときはステップS6に進み、その判定結果がNOのときはステップS9に進む。
【0030】
ステップS6では、現在時刻より過去の時刻一致通知をユーザアプリケーションに対して通知する。次いでステップS7では、通知した要求はスケジュール管理テーブルから削除する。次いでステップS8では、オペレータに対し、自動運転制御部の異常を通知する。
ステップS9では、CPU監視応答を実行する。
【0031】
図11〜図14は、本発明の実施例の動作を説明する図である。ユーザアプリケーションにおいて、時刻通知要求がされると、アラーム通知制御部40は、スケジュール管理テーブル20に通知すべき時刻を記憶し、自動運転制御装置としての自動運転制御部10のアラーム通知機構に対し、アラーム割込みを通知する時刻を設定する(図11)。自動運転制御部10は内部に時計14を保持しており、設定されたアラーム割込みを通知する時刻になると、アラーム割込みをアラーム通知制御部40に通知する。ここで、自動運転制御部10からのアラーム割込みが装置自身のハードウェアの異常または自動運転制御部10のファームウェア(ドライバ)の異常により通知されない場合を想定する(図12)。自動運転制御部10からのタイマー割込みは、一定間隔(例えば3.3ms毎)でタイマー割込み制御部31に通知される。タイマー割込み制御部31では、当タイマー割込みを受け、自動運転制御部10の時計14から現在時刻を読込む。読込んだ現在時刻、スケジュール管理テーブル20に格納された通知時刻とを参照し、現在時刻より過去の時刻一致通知が残っているかをチェックする(図13)。現在時刻より過去の時刻一致通知が残っている場合には、自動運転制御部10からのアラーム割込みが通知されなかったと判断し、オペレータに自動運転制御部10の異常を通知する。また、時刻一致通知のされなかった要求に対して、アラーム通知制御部40に擬似的にアラーム割込みを発生させることにより、ユーザアプリケーションに対して時刻一致通知を行う。また、タイマー割込み制御部31は、OS内の時計15を更新する(図14)。
【0032】
図15は、本発明の第2、第4形態に係る処理手順を示すフローチャートである。図15に示すフローチャートの処理は所定の周期、例えば100μs毎に実行される。本フローチャートは、図10に示すフローチャートにおけるステップS9をステップS19に置き換えたものである。ステップS19では、OS内の現在時刻をカウントアップする。
【0033】
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明の思想に従い種々の変形例の遂行が可能であり、本発明からこれら他の変形例を排除するものではない。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自動運転制御装置が装置自身のハードウェアの異常またはファームウェア(ドライバ)の異常により、スケジュール機能が動作しなくなった場合、すぐに自動運転制御装置の異常を検出でき、装置交換などの対処を行える。また、自動運転制御装置が装置自身のハードウェアの異常またはファームウェア(ドライバ)の異常により、アラーム割込みが通知されない場合、他の割り込みを使用することにより、スケジュール機能を正しく動作させることができ、業務の自動スケジュールが行えないというトラブルを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態の原理説明図である。
【図2】本発明の第2形態の原理説明図である。
【図3】本発明の第3形態の原理説明図である。
【図4】本発明の第4形態の原理説明図である。
【図5】本発明によるコンピュータの自動スケジュール制御システムの実施例の構成図である。
【図6】本発明の第1、第3形態に係る実施例の動作(1)を説明する図である。
【図7】本発明の第1、第3形態に係る実施例の動作(2)を説明する図である。
【図8】本発明の第1、第3形態に係る実施例の動作(3)を説明する図である。
【図9】本発明の第1、第3形態に係る実施例の動作(4)を説明する図である。
【図10】本発明の第1、第3形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2、第4形態に係る実施例の動作(1)を説明する図である。
【図12】本発明の第2、第4形態に係る実施例の動作(2)を説明する図である。
【図13】本発明の第2、第4形態に係る実施例の動作(3)を説明する図である。
【図14】本発明の第2、第4形態に係る実施例の動作(4)を説明する図である。
【図15】本発明の第2、第4形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…自動運転制御部
11…アラーム通知機構
12…CPU監視機構
13…タイマー割込み機構
20…スケジュール管理テーブル
30…CPU監視部
31…タイマー割込み制御部
40…アラーム通知制御部
50…ユーザアプリケーション
60…表示装置

Claims (7)

  1. アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルと、
    前記スケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知手段と、
    一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定手段と、
    前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにオペレータ通知を行うオペレータ通知手段と、
    備えることを特徴とするコンピュータ自動スケジュール制御システム。
  2. 前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにアラーム割込みを擬似的に発生させる制御手段を更に備える請求項1に記載のコンピュータ自動スケジュール制御システム。
  3. 前記判定手段は、一定の間隔で通知されるCPU監視割込みの間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する請求項1に記載のコンピュータ自動スケジュール制御システム。
  4. 前記判定手段は、一定の間隔で通知されるタイマ割込みの間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する請求項1に記載のコンピュータ自動スケジュール制御システム。
  5. アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルと、
    前記スケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知手段と、
    一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定手段と、
    前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにアラーム割込みを擬似的に発生させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータ自動スケジュール制御システム。
  6. コンピュータに、
    アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知ステップと、
    一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定ステップと、
    前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにオペレータ通知を行うオペレータ通知ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ自動スケジュール制御プログラムを記録した記録媒体。
  7. コンピュータが、
    アプリケーションに予め指定した処理を自動実行させるためのアラーム割込を発生させる所定時刻を記憶するスケジュール管理テーブルを参照して所定時刻にアラーム割込みを通知すると共に該スケジュール管理テーブルから該所定時刻を削除するアラーム通知ステップと、
    一定の間隔で現在時刻と前記スケジュール管理テーブルに記憶した所定時刻を比較して、現在時刻より過去の所定時刻が存在するか判定する判定ステップと、
    前記判定手段で現在時刻より過去の所定時刻が存在すると判定したときにオペレータ通知を行うオペレータ通知ステップと、
    を実行することを特徴とするコンピュータ自動スケジュール制御方法。
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