JP3620663B2 - 磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法 - Google Patents

磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法に係り、特に複数のフイルムに関する磁気情報を同一の外部記録媒体に保管する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、写真フイルムに透明磁性体を塗布して磁気記録層を形成し、カメラでの撮影時に磁気記録層の所定の磁気トラックに撮影データを記録するカメラが知られている(米国特許4878075号)。この種のカメラによれば、撮影日時、撮影フォーマット、フレームの縦横・上下左右、ストロボON/OFF等を磁気トラックに記録することができる。
【0003】
また、ラボ(現像所)からのフイルムの返却形態として、現像済みの1ロール分のフイルムをフイルムカートリッジに収納して返却することが提案されており、特開平5−75922号公報に記載のフイルムプレーヤでは、このフイルムカーリッジを使用している。尚、フイルムプレーヤは、現像済みのスチル写真フイルムをイメージセンサで撮影し、写真フイルムの画像を画像信号に変換し、これをモニタTVに出力してフイルム画像を表示させるものである。
【0004】
上記フイルムプレーヤ等を利用して、フイルムの各フレームに対応する磁気トラックにラボへの焼増し注文情報を記録したり、所望のフイルム画像を再生させるために必要な各種の再生情報や、フレーム画像を自動プリントするために必要な自動プリント情報等を記録することができる。
ところで、フイルムの各フレームに対応する磁気トラックは、トラック長さに制限があるため、フレームに関連する情報としては非常に少量の情報しか記録することができず、そのためラボサービスあるいはホームサービスを十分に受けられないという問題があった。
【0005】
この問題を解決するために特願平6−194274号明細書において、フイルム先端のリーダートラックに特定の機能を示す機能選択コードし、各フレームトラックにはこの機能選択コードによって選択した機能に対応する磁気情報のみを記録することが提案されている。これによると各フレームトラックを機能別に利用することができ、磁気トラックの磁気記録容量内でも十分なサービスを受けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように各フレームトラックに機能選択コードで選択した機能に対応する磁気情報のみを記録するようにした場合、フレームトラックに記録されている機能と異なる機能に対応する磁気情報を新たにフレームトラックに記録すると、もとの機能に対応する磁気情報が消去されてしまうという問題がある。もし、消去された磁気情報と同じ磁気情報が必要となったときにはフイルムプレーヤによって再度編集しなければならないという煩雑な手間を要する。
【0007】
この問題は、磁気情報を記録しておく外部記録媒体を用意しておけば解決することができるが(特願平6−194274号明細書においても記載されている)、外部記録媒体に記録された情報の管理方法に関する具体的な提案はこれまでなされていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、フイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報の外部記録媒体への保管、外部記録媒体からの所望のフイルムに関する磁気情報の読み出しを自動的に行うことを可能にした磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、1ロールの写真フイルムの磁気記録層に予め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該フイルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記録する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法において、前記フイルムのリーダー部にフイルム識別情報を光学的又は磁気的に記録しておき、前記フイルムから前記フイルム識別情報及び磁気情報を読み出し、前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合には、前記フイルム識別情報を検索情報として前記外部記録媒体に記録するとともに、該フイルム識別情報に基づいて指定された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録し、前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合、前記フイルムに記録されているフイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体に選択した機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別された場合には、該フイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録することを特徴としている。
【0009】
また、前記磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法において、前記フイルムのリーダー部に管理コードを磁気的に記録しておき、前記フイルムから前記管理コード及び磁気情報を読み出し、前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合には、前記管理コードに基づいて指定された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録し、前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合、前記フイルムに記録されている管理コードに基づいて前記外部記録媒体に選択した機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別された場合には、該管理コードに基づいて前記外部記録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録することを特徴としている。
【0010】
【作用】
本発明によれば、1ロールの写真フイルムの磁気記録層に予め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該フイルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記録するようにしている。そこで、前記フイルムのリーダー部にフイルム識別情報を光学的又は磁気的に記録しておき、前記フイルムから前記フイルム識別情報及び磁気情報を読み出し、前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合には、前記フイルム識別情報を検索情報として前記外部記録媒体に記録するとともに、該フイルム識別情報に基づいて指定された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録する。前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合において、前記フイルムに記録されているフイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体に選択した機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別されると、該フイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録する。
【0011】
本発明の他の態様によれば、上記フイルム識別情報の代わりに管理コードをフイルムのリーダー部に磁気的に記録する。この管理コードは外部記録媒体の所定メモリと対応づけられており、管理コードに基づいて外部記録媒体の記憶領域を指定することができる。
以上によって、フイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更する際に、このフイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報が自動的に外部記録媒体に保管されるとともに、変更する機能に対応する磁気情報が外部記録媒体に保管されていた場合にはこの磁気情報が自動的に外部記録媒体から読み出されるようになる。
【0012】
【実施例】
以下添付図面に従って本発明に係る磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法の好ましい実施例を詳説する。
図1は本発明が適用されるフイルムプレーヤの外観図である。同図に示すように、このフイルムプレーヤ100は直方体状に形成され、その前面にはフイルムカートリッジトレー102及び電源スイッチ104が設けられている。フイルムカートリッジトレー102は、フイルムカートリッジ110のローディング/アンローディング時に前後方向に進退駆動され、これよりフイルムカートリッジ110の収納または取出しが行われる。
【0013】
フイルムプレーヤ100にはキーパッド120及びモニタTV109が接続されており、キーパッド120からは信号ケーブル106を介してフイルムプレーヤ100を制御するための各種の操作信号がフイルムプレーヤ100に出力され、フイルムプレーヤ100からは信号ケーブル108を介して映像信号がモニタTV109に出力される。
【0014】
フイルムカートリッジ110は、図2に示すように単一のスプール112を有し、このスプール112に写真フイルム114が巻回されている。この写真フイルム114には、各フレームの位置を示すパーフォレーション114Aが穿設されている。また、写真フイルム114には透明磁気記録層が設けられており、その縁部に磁気トラック114Bと114Cが形成されるようになっている。尚、磁気トラック114BはラボやDPE取次店で使用されるトラックであり、磁気トラック114Cはユーザーが使用するトラックである。
【0015】
ここで、1ロールのフイルムのうち、第1フレームの位置を示すパーフォレーション114Aよりもフイルム先端側をリーダー部といい、磁気トラック114Cのうちのリーダー部の磁気トラックをリーダートラックL1,L2といい、また、第1フレームの位置を示すパーフォレーション114Aよりも後端側をフレーム部といい、フレーム部の磁気トラックをフレームトラックという。そして、リーダートラックには1ロール全体の磁気情報が記録され、フレームトラックにはフレーム毎の磁気情報が記録される。
【0016】
尚、これらのトラックには、磁気ヘッドを有するカメラやフイルムプレーヤ100等によって磁気情報が記録される。カメラによって記録される磁気情報としては、例えば、撮影条件、疑似ズーム情報、フレーム番号、ハイビジョン画像、パノラマ画像及び通常画像のいずれかを示すプリントフォーマット、撮影日/時刻等が考えられるが、その他、カメラによって多種類の情報を記録することができる。また、写真フイルム114には、被写体光によって露光されるフレーム領域以外にフイルムタイプ、フレーム番号等を示すバーコードや、撮影時にカメラ内蔵の光源によってプリントフォーマット等を示すデータを光学的に記録することができる。更に、現像処理された写真フイルム114はフイルムカートリッジ110に巻き取られ、これにより保管できるようになっている。
【0017】
図3は上記フイルムプレーヤ100の内部構成の一実施例を示すブロック図である。このフイルムプレーヤ100は、主として照明用の光源130、撮影レンズ136、CCDラインセンサ142を含むCCD回路ユニット140、第1信号処理回路151、第2信号処理回路152、第3信号処理回路153、メモリ制御回路154、CCDバッファM1、表示バッファM2、中央処理装置(CPU)160、フイルム駆動メカ170、光学データ読取装置180、磁気記録再生装置182等を備えている。
【0018】
光源130は、例えばフイルム114の給送方向と直交する方向に長い蛍光灯からなり、赤外カットフィルタ132を介してフイルム114を照明する。フイルム114を透過した画像光は、単焦点の撮影レンズ136を介してCCDラインセンサ142の受光面に結像される。尚、CCDラインセンサ142によるフイルム画像の撮像中には、フイルム114はフイルム駆動メカ170によって一定速度で矢印A方向(以下、順方向という)又は矢印B方向(以下、逆方向という)に移動させられるが、このフイルム駆動の詳細については後述する。
【0019】
CCDラインセンサ142はフイルム給送方向と直交する方向に配設されている。そして、CCDラインセンサ142の受光面に結像された画像光は、R,G,Bフィルタを有する各センサで所定時間電荷蓄積され、光の強さに応じて量のR,G,Bの信号電荷に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路144から加えられる所定周期のリードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって順次読み出される。
【0020】
このようにしてCCDラインセンサ142から読み出された信号電荷は、CDSクランプによってクランプされてR,G,B信号としてアナログ処理回路146に加えられ、ここでR,G,B信号のゲイン等が制御される。アナログ処理回路146から出力されるR,G,B信号はマルチプレクサ148によって点順次化され、A/Dコンバータ150によってデジタル信号に変換されたのち、第1信号処理回路151及びCPU160に加えられる。
【0021】
第1信号処理回路151は、白バランス調整回路、ネガポジ変転回路、γ補正回路及びRGB同時化回路等を含み、順次入力する点順次のR,G,B信号を各回路で適宜信号処理したのち、同時化したR,G,B信号を第2信号処理回路152に出力する。尚、第1信号処理回路151における白バランス調整回路は、CPU160から加えられる制御信号に基づいて行う。
【0022】
第2信号処理回路152はマトリクス回路を有し、入力するR,G,B信号に基づいて輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b を生成し、これらをメモリ制御回路154に出力する。
メモリ制御回路154は、上記輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b のCCDバッファM1への書込み/読出しを制御するとともに、CCDバッファM1に記憶された輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b の表示バッファM2への書込み/読出しを制御する。
【0023】
メモリ制御回路154によって表示バッファM2から読み出される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、第3信号処理回路153に加えられる。第3信号処理回路153は、入力する輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b に基づいて例えばNTSC方式のカラー複合映像信号を生成し、これをD/Aコンバータ156を介してビデオ出力端子158に出力する。尚、メモリ制御回路154、第3信号処理回路156及びD/Aコンバータ156には同期信号発生回路159から所定周期の同期信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の同期がとられるとともに所要の同期信号を含む映像信号が得られるようにしている。また、CCD回路ユニット140、A/Dコンバータ150、第1信号処理回路151、第2信号処理回路152及びメモリ制御回路154にはCPU160によって制御されるタイミング信号発生回路162からタイミング信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の同期がとられている。
【0024】
フイルム駆動メカ170は、フイルムカートリッジ110のスプール112と係合し、そのスプール112を正転/逆転駆動するフイルム供給部と、このフイルム供給部から送出されるフイルム114を巻き取るフイルム巻取部と、フイルム搬送路に配設され、フイルム114をキャプスタンとピンチローラとで挟持してフイルム114を一定速度で送る手段とから構成されている。尚、上記フイルム供給部は、フイルムカートリッジ110のスプール112を図3上で時計回り方向に駆動し、フイルム先端がフイルム巻取部によって巻き取られるまでフイルムカートリッジ110からフイルム114を送り出すようにしている。
【0025】
光学データ読取装置180は、フイルム114のパーフォレーション114Aを光学的に検出する第1の光センサ180Aと、フイルム縁部に書き込まれているバーコード等の光学データを光学的に検出する第2の光センサ180Bとを含み、これらの光センサ180A、180Bを介して検出した光学データを処理してCPU160に出力する。
【0026】
磁気記録再生装置182は磁気ヘッド182Aを含み、磁気ヘッド182Aを介してフイルム114の磁気トラック114Cに記録されている磁気データを読み取り、その磁気データを処理してCPU160に出力してシステムランダムアクセスメモリ(システムRAM)124に記録し、また、CPU160のシステムRAM124に記録されたデータを読み出し、これを磁気記録に適した信号に変換したのち磁気ヘッド182Aに出力し、フイルム114の磁気トラック114Cに記録する。
【0027】
CPU160には、前記キーパッド120、システムRAM124の他に、不揮発性メモリ122が接続されている。
不揮発性メモリ122には、これまでにフイルムプレーヤで使用されたフイルムに関する磁気情報が記録され、この不揮発性メモリ122はデータのバックアップ用メモリとして使用される。
【0028】
ここで、上記フイルムプレーヤで使用するフイルムの磁気トラックの記録フォーマットを説明する。
図2に示したように、ユーザーが使用する磁気トラック114Cのうちのリーダー部のリーダートラックL1,L2の記録フォーマットを図8に示す。
同図において、Syncは同期信号、SSはスタート信号、VIは記録方式のバージョンを示すデータ、ID1,ID2 はデータフィールドの種類及びデータフィールドに含まれる情報の種類を規定するデータ、LNG はデータフィールド全体のデータ長を規定するデータ、LRC はデータフィールド全体のエラーチェック・訂正に使用するデータ、及びESはエンド信号を示すデータが記録される領域である。そして、領域LNG と領域LRC との間に、ユーザー領域が設けられている。
【0029】
リーダートラックL1のユーザー領域には、例えばロールタイトル等が記録される。また、リーダートラックL2のユーザー領域は、その先頭に4バイトのメーカー識別コード領域と、2バイトの機能選択テーブルFT1,FT2 が設けられ、その次に他のデータを記録する領域が設けられている。
ここで、上記メーカー識別コード領域には、2バイトのメーカー固有のメーカーコードMKが記録されるとともに、次段にそれぞれ1バイトの分類コードCL及びバージョン管理ナンバーVEが記録される。分類コードCLはメーカー固有の分類(例えば、機器のナンバー)を示すデータであり、バージョン管理ナンバーVEはサービス内容を示すデータである。即ち、フイルムプレーヤ100は、バージンフイルム(リーダートラック等に磁気記録されていないフイルム)がセットされた場合、あるいはユーザーの意思による命令があったときに、メーカー識別コード領域に、予め設定されているメーカーコードMK、分類コードCL及びバージョン管理ナンバーVEを自動的に記録する。
【0030】
従って、フイルムプレーヤや他の機器等によってリーダートラックL2のメーカー識別コードを読み取ることにより、どのメーカーの、どのサービスが提供されているかを、機器、ユーザー、ラボで認識することができる。即ち、読み取ったメーカー識別コードによって、機器やラボで対応できるか否かを判断することができ、対応できない場合には、機器においては警告を発し、間違ったサービスや磁気記録ができないようにすることができ、ラボにおいては対応できるラボに回したり、ユーザーにその旨を伝えて返却し、誤ったプリントサービスが発生しないようにすることができる。
【0031】
また、メーカー識別コード領域の次の2バイトの機能選択テーブルFT1,FT2 には、ユーザーによって選択した所望のサービス(自動再生、ホームプリント、ラボへの注文等のいずれかのサービス)を示す機能選択コードが記録される。そして、各フレームトラックには、機能選択テーブルFT1,FT2 に記録されるサービスに対応したデータのみが記録される。これにより、フレームトラックの限られた磁気記録容量にもかかわらず、個別のサービスを十分に受けられる。
【0032】
更に、機能選択は、大分類と、大分類を細分化する小分類とに区分され区分され、前記機能選択テーブルFT1,FT2 にはそれぞれ大分類と小分類を示す機能選択コードが記録される。例えば、大分類でTVスライドショーを選択した場合には、小分類で全自動再生(フイルム挿入時に機器が自動的に機器の設定にしたがった再生)、自動再生(ユーザーの設定にしたがった再生)の二者択一をさせ、これによりフレームトラックでの記録内容を変えることにより、十分なサービスが受けられるようにする。
【0033】
尚、自動再生時に設定する項目としては、前述した項目が考えられるが、小分類で全自動再生と自動再生とを選択した場合には、例えば、以下のように各トラックに記録される情報が区分される。
<全自動再生>
リーダートラック:自動色補正情報の機器互換データ、再生開始フレーム番号情報
フレームトラック:自動色補正情報、フレームの縦横情報、再生終了フレーム番号情報、次に移動するフレーム番号情報、未再生フレーム指定情報、再生時の音声情報、文字情報、撮影日時情報、文字表示指定情報
<自動再生>
リーダートラック:色補完情報、再生開始フレーム番号情報
フレームトラック:色補正情報、特殊モニタ効果情報、クローズアップ情報、フレームの縦横情報、画面切替え情報、画面内の移動情報、画面表示時間情報、再生終了フレーム番号情報、次に移動するフレーム番号情報、未再生フレーム指定情報、再生時の音声情報、文字情報、撮影日時情報、文字表示指定情報
また、ラボへの注文機能を選択した場合に入力するラボへの注文情報としては、以下の情報がある。
<リーダートラックに記録する内容>
・ロールタイトル情報: :フイルム全体のタイトル情報
・ロールタイトル印字情報 :印字の有無、印字色、印字位置(表裏…)、字 体(白抜き、ハーフ、背景処理無し…)の指定情報・特殊プリントの注文情報 :インデックスプリント、ポストカードプリントの有無、枚数の情報等
・面種情報 :絹目、光沢等の指定情報
・プリントサイズ情報 :EC、L、KG、4切、半切、全切等の指定情報
・各種注文プリント枚数情報:プリント枚数の総数、各サイズ別のプリント枚数クローズアップ指定のプリント枚数、タイトル/日時指定のプリント枚数の情報
・注文フレーム指定情報 :各フレーム(例えば1〜40フレーム)の再プリント有無の指定情報
<フレームトラックに記録する内容>
・再プリント枚数情報 :各フレームの再プリント枚数の情報
・フレームタイトル情報 :各フレーム毎のタイトル情報
・フレームタイトル印字情報:印字の有無、印字色、印字位置、字体の指定情報・撮影日時の印字情報 :年月日の情報
・クローズアップ情報 :倍率、中心位置
・プリントフォーマット :L、H、Pの各フォーマットの指定情報
・天地左右情報 :プリント時の天地左右情報(タイトル、日時の印字方向)
・色補正情報 :再プリント時のユーザーからの色補正指定情報(赤み、暗め…)
以上のようなフイルムの記録フォーマットによると、機能選択コードで選択した機能によってフレームトラックの磁気情報の内容が異なるため、新たに別の機能に対応する磁気情報をフイルムに記録すると、これまでフレームトラックに記録されていた磁気情報は失われる。
【0034】
例えば、自動再生機能を選択して自動再生情報が設定保存されているときに、同じフイルムを使用してラボへの注文情報を記録する場合には、注文情報が先の自動再生情報に上書きされるため、自動再生情報は磁気情報としては失われる。そこで、上記フイルムプレーヤは、フイルムにラボへの注文情報を記録する際に、フイルムプレーヤ内部に設けた不揮発性メモリ122に前記自動再生情報を保存しておくことができるようになっている。そして、注文終了後に戻ってきたフイルムで再度前記自動再生を行うことは、不揮発性メモリ122から読み出すことによって可能であり、ユーザーの意図により再度磁気情報として書き込むことも可能である。
【0035】
フイルムプレーヤに内蔵された不揮発性メモリ122は、複数のフイルムに関する情報を記録するため、所望のフイルムに関する情報がどのメモリ領域に保管されているかをCPU160が自動的に認識できるようにメモリ内に以下に示すようなテーブルを作成している。
図4は不揮発性RAM122のメモリフォーマットの第1の実施例を示す説明図である。
【0036】
同図に示すように、不揮発性メモリ122のメモリはテーブル領域と情報格納領域とに分けられている。テーブル領域は更にフイルムのID番号(以後、F−IDという)を記録するフイルムID記録領域とポインタを記録するポインタ記録領域に分けらている。
フイルムID記録領域のメモリ容量とポインタ記録領域のメモリ容量を等しくなるように分けられており、フイルムID記録領域のメモリとポインタ記録領域のメモリとは1対1に対応付けられてれている。
【0037】
CPU160はフイルムに関する情報を新たに情報格納領域の空き領域に記録すると、このフイルムのリーダー部に記録されているバーコードから読み取ったF−ID番号をフイルムID記録領域の空きメモリに記録するとともに、このF−ID番号を記録したメモリに対応するポインタ記録領域のメモリにこのフイルムに関する情報を記録したメモリ領域の先頭アドレス(即ちポインタ)を記録する。
【0038】
所望のフイルムに関する情報を不揮発性メモリ122から読み出す際にはフイルムのF−ID番号をフイルムから読み取り、このF−ID番号に一致するF−ID番号を不揮発性メモリ122から検索する。そして、一致するF−ID番号を所定のメモリから検出すると、メモリに対応するポインタ記録領域のメモリからポインタを読み取り、このポインタの示す情報格納領域内のメモリ領域からデータを読み出す。これによって、所望のフイルムに対応する磁気情報を自動的に不揮発性メモリ122から読み出すことができる。
【0039】
図5は不揮発性RAM122のメモリフォーマットの第2の実施例を示す説明図である。
同図に示すように、第1の実施例と同様に不揮発性メモリ122のメモリはテーブル領域と情報格納領域とに分けられている。テーブル領域にはポインタが記録され(従って、テーブル領域はポインタ記録領域に等しい)、テーブル領域のそれぞれのメモリにはコード(以後、管理コードという)があらかじめ設定されている。管理コードには例えば1バイトで表される数が使用される。
【0040】
CPU160はフイルムに関する情報を新たに情報格納領域の空き領域に記録すると、このフイルムに関する情報を記録したメモリ領域の先頭アドレス(即ちポインタ)をテーブル領域(ポインタ記録領域)の空きメモリに記録する。そして、このポインタを記録したメモリの管理コードをフイルムのリーダー部に記録する。この管理コードは、例えば図8で示したリーダートラックL2のユーザー領域内に記録される。
【0041】
所望のフイルムに関する情報を不揮発性メモリ122から読み出す際にはフイルムのリーダー部から管理コードを読み取り、この管理コードに対応するメモリからポインタを読み取る。そして、ポインタの示す情報格納領域内のメモリ領域からデータを読み出す。
これによって、所望のフイルムに対応する磁気情報を自動的に不揮発性メモリ122から読み出すことができる。
【0042】
尚、上記第1及び第2の実施例においてテーブル領域のメモリ量には限りがあるため、情報を記録できるフイルムの数にも限界がある。そこで、もし、この限界に達したときには古いフイルムの情報を消去し新しいフイルムの情報を記録する。
次に、上記構成のフイルムプレーヤ100において、フイルムの磁気トラックに記録されている磁気情報を変更する手順を説明する。
【0043】
図6は、図4に示した不揮発性メモリ122のメモリフォーマットの上記第1の実施例に従って行う場合のフローチャートである。
尚、このフローチャートに示すフイルムプレーヤ100は、フイルム画像をモニタTV109に再生させる自動再生機能とラボへの注文情報を編集する機能を有しており、これらの機能をキーパッド又は図示しない機能選択手段によって適宜選択できるようになっている。
【0044】
先ず、フイルムカートリッジ110をフイルムカートリッジトレー102にセットすると、CPU160はフイルム駆動メカ170を制御してフイルムローディングを実行する(ステップS100)。即ち、フイルムカートリッジ110からフイルム114を送り出し、フイルム先端をフイルム巻取部の巻取軸に巻き付ける。
【0045】
フイルムローディングが完了すると、まず第1のプリスキャンを行う。即ち、フイルム114を順方向に高速で給送し、フイルム114から光学データ及び磁気データを読み取る。このときリーダートラックにおいてバーコードで記録されたフイルムのID番号(F−ID)を光学データ読取装置180によって読み取る(ステップS102)。尚、F−ID番号が磁気データで記録されている場合には磁気記録再生装置182によって読み取る。
【0046】
また、フレームトラックにおいては磁気データを磁気記録再生装置182によって読み取るとともに、CCDラインセンサ142を介して画像データを取込みAE/AWBデータを作成する(ステップS104)。このとき、フイルムの磁気トラックから読み取った磁気情報はすべてシステムRAM124に記録され、AE/AWBデータ等は図示しないCPU160内部のRAMに記録される。
【0047】
次に、上記第1のプリスキャン時に取り込んだ画像データに基づいてフイルム114の第2のプリスキャンを実行する。第2のプリスキャン時にはフイルム114を逆方向に高速で巻き戻し、再びCCDラインセンサ142を介して画像データを取り込む。この画像データの取込み時には、CPU160は、システムRAM124に記憶したAEデータに基づいて絞り制御装置164を介して各フレーム毎に絞り134を制御する。
【0048】
また、CPU160は、第1信号処理回路151において、各フレーム毎にR,G,B信号のオフセット量及び白バランスの調整を行わせる。即ち、CPU160は、RAM124に記憶した各フレームの色信号毎のオフセットデータを第1信号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこのオフセットデータに基づいて点順次のR,G,B信号のオフセット量を調整する。同様に、CPU160は、内部のRAMに記憶した各フレームの色信号毎のAWBデータを第1信号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこのAWBデータに基づいて点順次のR,G,B信号のゲインを調整する。
【0049】
このようにして調整された各フレームの画像データ、即ち、第2信号処理回路152から出力される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、メモリ制御回路154を介してCCDバッファM1に順次記憶される。そして、CCDバッファM1は、40フレーム分の画像データを記憶する。即ち、CCDバッファM1には、40フレーム分のインデックス画像を示す画像データ(以下、インデックス画像データという)が記憶されることになる。
【0050】
表示バッファM2は、上記インデックス画像データを記憶する場合には、20フレーム分の画像データを記憶する。そして、インデックス画像をモニタTV109に表示させる場合には、表示バッファM2の画像データが読み出される。
尚、表示バッファM2には1度に20フレーム分の画像データしか記憶できないため、インデックス画像をスクロール又は画面切り替えを行うことによって40フレーム分のインデックス画像を表示する。
【0051】
上記のようにしてインデックス画像を作成し、インデックス画像をモニタTV109に表示すると(ステップS106)、ユーザによってフイルムの磁気トラックに新しく記録する機能の選択が行われる。即ち、フイルムの磁気トラックに自動再生情報を記録するのかラボへの磁気情報を記録するのかが選択される。このときフイルムのリーダートラックに記録されていた機能選択コードの示す機能とユーザが編集する機能とを対比し、ユーザがフイルムに記録されていた機能と異なる機能を選択したか否かを判断する(ステップS108)。
【0052】
もし、同じ機能を選択したと判断した場合には、ステップS120に移る。一方、異なる機能を選択したと判断した場合にはバーコードから読み取ったフイルムのF−ID番号と一致するF−ID番号が不揮発性メモリ122のテーブル領域に記録されているか否かを判断する(ステップS110)。このとき、一致するF−ID番号があれば、このF−ID番号が記録されているメモリに対応するポインタ記録領域からポインタを読み出し、このポインタの示す情報格納領域のメモリ領域からデータをシステムRAM124に転送するとともに、システムRAM124に記録されているフイルムの磁気トラックから読み取った磁気情報を不揮発性メモリ122に転送する(ステップS112)。即ち、システムRAM124と不揮発性メモリ122に記録されている磁気情報を交換する。
【0053】
一方、ステップS110において一致するF−ID番号が無かった場合にはシステムRAM124に記録されている磁気情報(フイルムの磁気トラックに記録されていた磁気情報)を情報格納領域の空き領域に記録し(ステップS114)、前述したようにテーブル領域のフイルムID記録領域の空きメモリにフイルムのID番号を記録するとともにこのメモリに対応するポインタ記録領域に磁気情報を記録したメモリ領域の先頭アドレス(ポインタ)を記録する(ステップS116)。このとき、システムRAM124にはフイルムの磁気トラックに記録されていた磁気情報がそのまま残っているため、システムRAM124に記録されている機能選択コードを新しく編集する機能を示す機能選択コードに変更する(ステップS118)。
【0054】
その後、ユーザによって各コマの磁気情報の編集が行われ、不揮発性メモリ122に記録されている各コマの磁気情報の内容が変更されると、それに伴ってシステムRAM124に記録されている各コマに対応するフレームトラックの磁気情報を書き換える(ステップS120)。
そして、全ての磁気情報の編集が終了し、フイルムカートリッジトレー102からフイルムカートリッジの取り出しが行われる際には、フイルムを一定速度で巻き戻し方向に搬送しながら、システムRAM124に記録されている磁気情報をフイルムの磁気トラックに記録する(ステップS122)。
【0055】
以上の操作によって、フイルムに記録されていた磁気情報を不揮発性メモリ124に保管しておくことができ、不揮発性メモリ124に保管しておいた磁気情報を再びフイルムに戻すことが可能となる。
図7は、図5に示した不揮発性メモリ122のメモリフォーマットの上記第2の実施例に従って行う場合のフローチャートである。
【0056】
手順は図6のフローチャートと同様に行われる。ただし、不揮発性メモリ122からの情報の読み取り、ステップS202においてフイルムのリーダートラックから読み取った管理コードを用いて行っている。また、不揮発性メモリ122に磁気情報を記録した場合にはステップS222においてこのメモリ領域を示す管理コードをフイルムのリーダートラックに記録している。
【0057】
尚、上記図6、7のフローチャートではフイルムプレーヤが自動再生機能とラボへの注文情報を編集する機能の2通りの機能を搭載している場合について示したが、フイルムプレーヤが更に多くの機能を搭載している場合についても同様の手順でフイルムのID番号又は管理コードを用いてフイルムに記録されていた磁気情報を外部記録媒体に保管しておくことができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法によれば、フイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報をこの磁気情報の機能とは異なる機能に対応する磁気情報に変更する際に、フイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報を外部記録媒体に記録するとともに、フイルムのID番号又は管理コードによって磁気情報を記録したメモリ領域を判別可能にすることによって、複数のフイルムに関する磁気情報を簡単に管理することができ、フイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報の保管及び外部記録媒体に記録されている磁気情報の読み出しを自動的に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されるフイルムプレーヤの外観図である。
【図2】図2は図1に示したフイルムプレーヤに適用されるフイルムカートリッジの一例を示す図である
【図3】図3は図1に示したフイルムプレーヤの内部構成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図4は不揮発性メモリのメモリフォーマットの第1の実施例を示す説明図である。
【図5】図5は不揮発性メモリのメモリフォーマットの第2の実施例を示す説明図である。
【図6】図6は図4の第1の実施例によるメモリフォーマットを用いた磁気情報の保管方法を示すフローチャートである。
【図7】図7は図5の第1の実施例によるメモリフォーマットを用いた磁気情報の保管方法を示すフローチャートである。
【図8】図8はフイルムリーダー部のリーダートラックL1,L2の記録フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
100…フイルムプレーヤ
109…モニタTV
110…フイルムカートリッジ
114…写真フイルム
114B、114C…磁気トラック
120…キーパッド
122…不揮発性メモリ
124…システムRAM
130…光源
135…撮影レンズ
142…CCDラインセンサ
151…第1信号処理回路
152…第2信号処理回路
153…第3信号処理回路
154…メモリ制御回路
160…中央処理装置(CPU)
170…フイルム駆動メカ
180…光学データ読み取り装置
182…磁気記録再生装置
M1…CCDバッファ
M2…表示バッファ
L1、L2…リーダートラック

Claims (2)

  1. 1ロールの写真フイルムの磁気記録層に予め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該フイルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記録する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法において、
    前記フイルムのリーダー部にフイルム識別情報を光学的又は磁気的に記録しておき、
    前記フイルムから前記フイルム識別情報及び磁気情報を読み出し、
    前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合には、前記フイルム識別情報を検索情報として前記外部記録媒体に記録するとともに、該フイルム識別情報に基づいて指定された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録し、
    前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合、前記フイルムに記録されているフイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体に選択した機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別された場合には、該フイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録することを特徴とする磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法。
  2. 1ロールの写真フイルムの磁気記録層に予め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該フイルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記録する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法において、
    前記フイルムのリーダー部に管理コードを磁気的に記録しておき、
    前記フイルムから前記管理コード及び磁気情報を読み出し、
    前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合には、前記管理コードに基づいて指定された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録し、
    前記フイルムに記録する磁気情報を前記読み出した磁気情報異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合、前記フイルムに記録されている管理コードに基づいて前記外部記録媒体に選択した機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別された場合には、該管理コードに基づいて前記外部記録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録することを特徴とする磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法。
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