JPH08153171A - 磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法 - Google Patents

磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法

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JPH08153171A
JPH08153171A JP6296313A JP29631394A JPH08153171A JP H08153171 A JPH08153171 A JP H08153171A JP 6296313 A JP6296313 A JP 6296313A JP 29631394 A JP29631394 A JP 29631394A JP H08153171 A JPH08153171 A JP H08153171A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フイルムの磁気情報を外部記録媒体に保管する
磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】フイルムの磁気記録層には予め選択した機能に
対応する磁気情報のみを記録するようにしている。そこ
で、フイルムのリーダー部にフイルム識別情報を光学的
又は磁気的に記録しておき、フイルムの磁気情報を異な
る機能に対応する磁気情報に変更する場合には、フイル
ム識別情報を検索情報として外部記録媒体に記録すると
ともに、フイルム識別情報に基づいて指定された外部記
録媒体の記憶領域にフイルムに記録されていた磁気情報
を記録する。フイルムの磁気情報を異なる機能に対応す
る磁気情報に変更する場合において、フイルムに記録さ
れているフイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体
に選択した機能に対応する磁気情報が記憶されているこ
とが判別されると、フイルム識別情報に基づいて外部記
録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報
をそのまま又は編集したのちフイルムの磁気記録層に記
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録可能なフイルム
のデータ保管方法に係り、特に複数のフイルムに関する
磁気情報を同一の外部記録媒体に保管する磁気記録可能
なフイルムのデータ保管方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、写真フイルムに透明磁性体を塗布
して磁気記録層を形成し、カメラでの撮影時に磁気記録
層の所定の磁気トラックに撮影データを記録するカメラ
が知られている(米国特許4878075号)。この種
のカメラによれば、撮影日時、撮影フォーマット、フレ
ームの縦横・上下左右、ストロボON/OFF等を磁気
トラックに記録することができる。
【0003】また、ラボ(現像所)からのフイルムの返
却形態として、現像済みの1ロール分のフイルムをフイ
ルムカートリッジに収納して返却することが提案されて
おり、特開平5−75922号公報に記載のフイルムプ
レーヤでは、このフイルムカーリッジを使用している。
尚、フイルムプレーヤは、現像済みのスチル写真フイル
ムをイメージセンサで撮影し、写真フイルムの画像を画
像信号に変換し、これをモニタTVに出力してフイルム
画像を表示させるものである。
【0004】上記フイルムプレーヤ等を利用して、フイ
ルムの各フレームに対応する磁気トラックにラボへの焼
増し注文情報を記録したり、所望のフイルム画像を再生
させるために必要な各種の再生情報や、フレーム画像を
自動プリントするために必要な自動プリント情報等を記
録することができる。ところで、フイルムの各フレーム
に対応する磁気トラックは、トラック長さに制限がある
ため、フレームに関連する情報としては非常に少量の情
報しか記録することができず、そのためラボサービスあ
るいはホームサービスを十分に受けられないという問題
があった。
【0005】この問題を解決するために特願平6−19
4274号明細書において、フイルム先端のリーダート
ラックに特定の機能を示す機能選択コードし、各フレー
ムトラックにはこの機能選択コードによって選択した機
能に対応する磁気情報のみを記録することが提案されて
いる。これによると各フレームトラックを機能別に利用
することができ、磁気トラックの磁気記録容量内でも十
分なサービスを受けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように各フレームトラックに機能選択コードで選択した
機能に対応する磁気情報のみを記録するようにした場
合、フレームトラックに記録されている機能と異なる機
能に対応する磁気情報を新たにフレームトラックに記録
すると、もとの機能に対応する磁気情報が消去されてし
まうという問題がある。もし、消去された磁気情報と同
じ磁気情報が必要となったときにはフイルムプレーヤに
よって再度編集しなければならないという煩雑な手間を
要する。
【0007】この問題は、磁気情報を記録しておく外部
記録媒体を用意しておけば解決することができるが(特
願平6−194274号明細書においても記載されてい
る)、外部記録媒体に記録された情報の管理方法に関す
る具体的な提案はこれまでなされていない。本発明はこ
のような事情に鑑みてなされたもので、フイルムの磁気
記録層に記録されている磁気情報の外部記録媒体への保
管、外部記録媒体からの所望のフイルムに関する磁気情
報の読み出しを自動的に行うことを可能にした磁気記録
可能なフイルムのデータ保管方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、1ロールの写真フイルムの磁気記録層に予
め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該フ
イルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機能
と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記録
する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法におい
て、前記フイルムのリーダー部にフイルム識別情報を光
学的又は磁気的に記録しておき、前記フイルムから前記
フイルム識別情報及び磁気情報を読み出し、前記読み出
した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更す
る場合には、前記フイルム識別情報を検索情報として前
記外部記録媒体に記録するとともに、該フイルム識別情
報に基づいて指定された前記外部記録媒体の記憶領域に
前記読み出した磁気情報を記録し、前記読み出した磁気
情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合に
おいて、前記フイルムに記録されているフイルム識別情
報に基づいて前記外部記録媒体に選択した機能に対応す
る磁気情報が記憶されていることが判別されると、該フ
イルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体から対応す
る磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま又は編
集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録することを
特徴としている。
【0009】また、前記磁気記録可能なフイルムのデー
タ保管方法において、前記フイルムのリーダー部に管理
コードを磁気的に記録しておき、前記フイルムから前記
管理コード及び磁気情報を読み出し、前記読み出した磁
気情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合
には、前記管理コードに基づいて指定された前記外部記
録媒体の記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録し、
前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情
報に変更する場合において、前記フイルムに記録されて
いる管理コードに基づいて前記外部記録媒体に選択した
機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別さ
れると、該管理コードに基づいて前記外部記録媒体から
対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま
又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録する
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、1ロールの写真フイルムの磁
気記録層に予め選択した機能に対応する磁気情報のみを
記録し、該フイルムの磁気記録層に記録されていた前記
選択した機能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記
録媒体に記録するようにしている。そこで、前記フイル
ムのリーダー部にフイルム識別情報を光学的又は磁気的
に記録しておき、前記フイルムから前記フイルム識別情
報及び磁気情報を読み出し、前記読み出した磁気情報を
異なる機能に対応する磁気情報に変更する場合には、前
記フイルム識別情報を検索情報として前記外部記録媒体
に記録するとともに、該フイルム識別情報に基づいて指
定された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した
磁気情報を記録する。前記読み出した磁気情報を異なる
機能に対応する磁気情報に変更する場合において、前記
フイルムに記録されているフイルム識別情報に基づいて
前記外部記録媒体に選択した機能に対応する磁気情報が
記憶されていることが判別されると、該フイルム識別情
報に基づいて前記外部記録媒体から対応する磁気情報を
読み出し、その磁気情報をそのまま又は編集したのち前
記フイルムの磁気記録層に記録する。
【0011】本発明の他の態様によれば、上記フイルム
識別情報の代わりに管理コードをフイルムのリーダー部
に磁気的に記録する。この管理コードは外部記録媒体の
所定メモリと対応づけられており、管理コードに基づい
て外部記録媒体の記憶領域を指定することができる。以
上によって、フイルムの磁気記録層に記録されている磁
気情報を異なる機能に対応する磁気情報に変更する際
に、このフイルムの磁気記録層に記録されている磁気情
報が自動的に外部記録媒体に保管されるとともに、変更
する機能に対応する磁気情報が外部記録媒体に保管され
ていた場合にはこの磁気情報が自動的に外部記録媒体か
ら読み出されるようになる。
【0012】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る磁気記録
可能なフイルムのデータ保管方法の好ましい実施例を詳
説する。図1は本発明が適用されるフイルムプレーヤの
外観図である。同図に示すように、このフイルムプレー
ヤ100は直方体状に形成され、その前面にはフイルム
カートリッジトレー102及び電源スイッチ104が設
けられている。フイルムカートリッジトレー102は、
フイルムカートリッジ110のローディング/アンロー
ディング時に前後方向に進退駆動され、これよりフイル
ムカートリッジ110の収納または取出しが行われる。
【0013】フイルムプレーヤ100にはキーパッド1
20及びモニタTV109が接続されており、キーパッ
ド120からは信号ケーブル106を介してフイルムプ
レーヤ100を制御するための各種の操作信号がフイル
ムプレーヤ100に出力され、フイルムプレーヤ100
からは信号ケーブル108を介して映像信号がモニタT
V109に出力される。
【0014】フイルムカートリッジ110は、図2に示
すように単一のスプール112を有し、このスプール1
12に写真フイルム114が巻回されている。この写真
フイルム114には、各フレームの位置を示すパーフォ
レーション114Aが穿設されている。また、写真フイ
ルム114には透明磁気記録層が設けられており、その
縁部に磁気トラック114Bと114Cが形成されるよ
うになっている。尚、磁気トラック114BはラボやD
PE取次店で使用されるトラックであり、磁気トラック
114Cはユーザーが使用するトラックである。
【0015】ここで、1ロールのフイルムのうち、第1
フレームの位置を示すパーフォレーション114Aより
もフイルム先端側をリーダー部といい、磁気トラック1
14Cのうちのリーダー部の磁気トラックをリーダート
ラックL1,L2といい、また、第1フレームの位置を
示すパーフォレーション114Aよりも後端側をフレー
ム部といい、フレーム部の磁気トラックをフレームトラ
ックという。そして、リーダートラックには1ロール全
体の磁気情報が記録され、フレームトラックにはフレー
ム毎の磁気情報が記録される。
【0016】尚、これらのトラックには、磁気ヘッドを
有するカメラやフイルムプレーヤ100等によって磁気
情報が記録される。カメラによって記録される磁気情報
としては、例えば、撮影条件、疑似ズーム情報、フレー
ム番号、ハイビジョン画像、パノラマ画像及び通常画像
のいずれかを示すプリントフォーマット、撮影日/時刻
等が考えられるが、その他、カメラによって多種類の情
報を記録することができる。また、写真フイルム114
には、被写体光によって露光されるフレーム領域以外に
フイルムタイプ、フレーム番号等を示すバーコードや、
撮影時にカメラ内蔵の光源によってプリントフォーマッ
ト等を示すデータを光学的に記録することができる。更
に、現像処理された写真フイルム114はフイルムカー
トリッジ110に巻き取られ、これにより保管できるよ
うになっている。
【0017】図3は上記フイルムプレーヤ100の内部
構成の一実施例を示すブロック図である。このフイルム
プレーヤ100は、主として照明用の光源130、撮影
レンズ136、CCDラインセンサ142を含むCCD
回路ユニット140、第1信号処理回路151、第2信
号処理回路152、第3信号処理回路153、メモリ制
御回路154、CCDバッファM1、表示バッファM
2、中央処理装置(CPU)160、フイルム駆動メカ
170、光学データ読取装置180、磁気記録再生装置
182等を備えている。
【0018】光源130は、例えばフイルム114の給
送方向と直交する方向に長い蛍光灯からなり、赤外カッ
トフィルタ132を介してフイルム114を照明する。
フイルム114を透過した画像光は、単焦点の撮影レン
ズ136を介してCCDラインセンサ142の受光面に
結像される。尚、CCDラインセンサ142によるフイ
ルム画像の撮像中には、フイルム114はフイルム駆動
メカ170によって一定速度で矢印A方向(以下、順方
向という)又は矢印B方向(以下、逆方向という)に移
動させられるが、このフイルム駆動の詳細については後
述する。
【0019】CCDラインセンサ142はフイルム給送
方向と直交する方向に配設されている。そして、CCD
ラインセンサ142の受光面に結像された画像光は、
R,G,Bフィルタを有する各センサで所定時間電荷蓄
積され、光の強さに応じて量のR,G,Bの信号電荷に
変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、C
CD駆動回路144から加えられる所定周期のリードゲ
ートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジ
スタ転送パルスによって順次読み出される。
【0020】このようにしてCCDラインセンサ142
から読み出された信号電荷は、CDSクランプによって
クランプされてR,G,B信号としてアナログ処理回路
146に加えられ、ここでR,G,B信号のゲイン等が
制御される。アナログ処理回路146から出力される
R,G,B信号はマルチプレクサ148によって点順次
化され、A/Dコンバータ150によってデジタル信号
に変換されたのち、第1信号処理回路151及びCPU
160に加えられる。
【0021】第1信号処理回路151は、白バランス調
整回路、ネガポジ変転回路、γ補正回路及びRGB同時
化回路等を含み、順次入力する点順次のR,G,B信号
を各回路で適宜信号処理したのち、同時化したR,G,
B信号を第2信号処理回路152に出力する。尚、第1
信号処理回路151における白バランス調整回路は、C
PU160から加えられる制御信号に基づいて行う。
【0022】第2信号処理回路152はマトリクス回路
を有し、入力するR,G,B信号に基づいて輝度信号Y
及びクロマ信号Cr/b を生成し、これらをメモリ制御回
路154に出力する。メモリ制御回路154は、上記輝
度信号Y及びクロマ信号Cr/b のCCDバッファM1へ
の書込み/読出しを制御するとともに、CCDバッファ
M1に記憶された輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b の表
示バッファM2への書込み/読出しを制御する。
【0023】メモリ制御回路154によって表示バッフ
ァM2から読み出される輝度信号Y及びクロマ信号C
r/b は、第3信号処理回路153に加えられる。第3信
号処理回路153は、入力する輝度信号Y及びクロマ信
号Cr/b に基づいて例えばNTSC方式のカラー複合映
像信号を生成し、これをD/Aコンバータ156を介し
てビデオ出力端子158に出力する。尚、メモリ制御回
路154、第3信号処理回路156及びD/Aコンバー
タ156には同期信号発生回路159から所定周期の同
期信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の
同期がとられるとともに所要の同期信号を含む映像信号
が得られるようにしている。また、CCD回路ユニット
140、A/Dコンバータ150、第1信号処理回路1
51、第2信号処理回路152及びメモリ制御回路15
4にはCPU160によって制御されるタイミング信号
発生回路162からタイミング信号がそれぞれ加えられ
ており、これにより各回路の同期がとられている。
【0024】フイルム駆動メカ170は、フイルムカー
トリッジ110のスプール112と係合し、そのスプー
ル112を正転/逆転駆動するフイルム供給部と、この
フイルム供給部から送出されるフイルム114を巻き取
るフイルム巻取部と、フイルム搬送路に配設され、フイ
ルム114をキャプスタンとピンチローラとで挟持して
フイルム114を一定速度で送る手段とから構成されて
いる。尚、上記フイルム供給部は、フイルムカートリッ
ジ110のスプール112を図3上で時計回り方向に駆
動し、フイルム先端がフイルム巻取部によって巻き取ら
れるまでフイルムカートリッジ110からフイルム11
4を送り出すようにしている。
【0025】光学データ読取装置180は、フイルム1
14のパーフォレーション114Aを光学的に検出する
第1の光センサ180Aと、フイルム縁部に書き込まれ
ているバーコード等の光学データを光学的に検出する第
2の光センサ180Bとを含み、これらの光センサ18
0A、180Bを介して検出した光学データを処理して
CPU160に出力する。
【0026】磁気記録再生装置182は磁気ヘッド18
2Aを含み、磁気ヘッド182Aを介してフイルム11
4の磁気トラック114Cに記録されている磁気データ
を読み取り、その磁気データを処理してCPU160に
出力してシステムランダムアクセスメモリ(システムR
AM)124に記録し、また、CPU160のシステム
RAM124に記録されたデータを読み出し、これを磁
気記録に適した信号に変換したのち磁気ヘッド182A
に出力し、フイルム114の磁気トラック114Cに記
録する。
【0027】CPU160には、前記キーパッド12
0、システムRAM124の他に、不揮発性メモリ12
2が接続されている。不揮発性メモリ122には、これ
までにフイルムプレーヤで使用されたフイルムに関する
磁気情報が記録され、この不揮発性メモリ122はデー
タのバックアップ用メモリとして使用される。
【0028】ここで、上記フイルムプレーヤで使用する
フイルムの磁気トラックの記録フォーマットを説明す
る。図2に示したように、ユーザーが使用する磁気トラ
ック114Cのうちのリーダー部のリーダートラックL
1,L2の記録フォーマットを図8に示す。同図におい
て、Syncは同期信号、SSはスタート信号、VIは記録方式
のバージョンを示すデータ、ID1,ID2 はデータフィール
ドの種類及びデータフィールドに含まれる情報の種類を
規定するデータ、LNG はデータフィールド全体のデータ
長を規定するデータ、LRC はデータフィールド全体のエ
ラーチェック・訂正に使用するデータ、及びESはエンド
信号を示すデータが記録される領域である。そして、領
域LNG と領域LRC との間に、ユーザー領域が設けられて
いる。
【0029】リーダートラックL1のユーザー領域に
は、例えばロールタイトル等が記録される。また、リー
ダートラックL2のユーザー領域は、その先頭に4バイ
トのメーカー識別コード領域と、2バイトの機能選択テ
ーブルFT1,FT2 が設けられ、その次に他のデータを記録
する領域が設けられている。ここで、上記メーカー識別
コード領域には、2バイトのメーカー固有のメーカーコ
ードMKが記録されるとともに、次段にそれぞれ1バイ
トの分類コードCL及びバージョン管理ナンバーVEが
記録される。分類コードCLはメーカー固有の分類(例
えば、機器のナンバー)を示すデータであり、バージョ
ン管理ナンバーVEはサービス内容を示すデータであ
る。即ち、フイルムプレーヤ100は、バージンフイル
ム(リーダートラック等に磁気記録されていないフイル
ム)がセットされた場合、あるいはユーザーの意思によ
る命令があったときに、メーカー識別コード領域に、予
め設定されているメーカーコードMK、分類コードCL
及びバージョン管理ナンバーVEを自動的に記録する。
【0030】従って、フイルムプレーヤや他の機器等に
よってリーダートラックL2のメーカー識別コードを読
み取ることにより、どのメーカーの、どのサービスが提
供されているかを、機器、ユーザー、ラボで認識するこ
とができる。即ち、読み取ったメーカー識別コードによ
って、機器やラボで対応できるか否かを判断することが
でき、対応できない場合には、機器においては警告を発
し、間違ったサービスや磁気記録ができないようにする
ことができ、ラボにおいては対応できるラボに回した
り、ユーザーにその旨を伝えて返却し、誤ったプリント
サービスが発生しないようにすることができる。
【0031】また、メーカー識別コード領域の次の2バ
イトの機能選択テーブルFT1,FT2 には、ユーザーによっ
て選択した所望のサービス(自動再生、ホームプリン
ト、ラボへの注文等のいずれかのサービス)を示す機能
選択コードが記録される。そして、各フレームトラック
には、機能選択テーブルFT1,FT2 に記録されるサービス
に対応したデータのみが記録される。これにより、フレ
ームトラックの限られた磁気記録容量にもかかわらず、
個別のサービスを十分に受けられる。
【0032】更に、機能選択は、大分類と、大分類を細
分化する小分類とに区分され区分され、前記機能選択テ
ーブルFT1,FT2 にはそれぞれ大分類と小分類を示す機能
選択コードが記録される。例えば、大分類でTVスライ
ドショーを選択した場合には、小分類で全自動再生(フ
イルム挿入時に機器が自動的に機器の設定にしたがった
再生)、自動再生(ユーザーの設定にしたがった再生)
の二者択一をさせ、これによりフレームトラックでの記
録内容を変えることにより、十分なサービスが受けられ
るようにする。
【0033】尚、自動再生時に設定する項目としては、
前述した項目が考えられるが、小分類で全自動再生と自
動再生とを選択した場合には、例えば、以下のように各
トラックに記録される情報が区分される。 <全自動再生> リーダートラック:自動色補正情報の機器互換データ、
再生開始フレーム番号情報 フレームトラック:自動色補正情報、フレームの縦横情
報、再生終了フレーム番号情報、次に移動するフレーム
番号情報、未再生フレーム指定情報、再生時の音声情
報、文字情報、撮影日時情報、文字表示指定情報 <自動再生> リーダートラック:色補完情報、再生開始フレーム番号
情報 フレームトラック:色補正情報、特殊モニタ効果情報、
クローズアップ情報、フレームの縦横情報、画面切替え
情報、画面内の移動情報、画面表示時間情報、再生終了
フレーム番号情報、次に移動するフレーム番号情報、未
再生フレーム指定情報、再生時の音声情報、文字情報、
撮影日時情報、文字表示指定情報 また、ラボへの注文機能を選択した場合に入力するラボ
への注文情報としては、以下の情報がある。 <リーダートラックに記録する内容> ・ロールタイトル情報: :フイルム全体のタイトル
情報 ・ロールタイトル印字情報 :印字の有無、印字色、印
字位置(表裏…)、字体(白抜き、ハーフ、背景処理無
し…)の指定情報 ・特殊プリントの注文情報 :インデックスプリント、
ポストカードプリントの有無、枚数の情報等 ・面種情報 :絹目、光沢等の指定情報 ・プリントサイズ情報 :EC、L、KG、4切、
半切、全切等の指定情報 ・各種注文プリント枚数情報:プリント枚数の総数、各
サイズ別のプリント枚数クローズアップ指定のプリント
枚数、タイトル/日時指定のプリント枚数の情報 ・注文フレーム指定情報 :各フレーム(例えば1〜
40フレーム)の再プリント有無の指定情報 <フレームトラックに記録する内容> ・再プリント枚数情報 :各フレームの再プリント
枚数の情報 ・フレームタイトル情報 :各フレーム毎のタイトル
情報 ・フレームタイトル印字情報:印字の有無、印字色、印
字位置、字体の指定情報 ・撮影日時の印字情報 :年月日の情報 ・クローズアップ情報 :倍率、中心位置 ・プリントフォーマット :L、H、Pの各フォーマ
ットの指定情報 ・天地左右情報 :プリント時の天地左右情
報(タイトル、日時の印字方向) ・色補正情報 :再プリント時のユーザー
からの色補正指定情報(赤み、暗め…) 以上のようなフイルムの記録フォーマットによると、機
能選択コードで選択した機能によってフレームトラック
の磁気情報の内容が異なるため、新たに別の機能に対応
する磁気情報をフイルムに記録すると、これまでフレー
ムトラックに記録されていた磁気情報は失われる。
【0034】例えば、自動再生機能を選択して自動再生
情報が設定保存されているときに、同じフイルムを使用
してラボへの注文情報を記録する場合には、注文情報が
先の自動再生情報に上書きされるため、自動再生情報は
磁気情報としては失われる。そこで、上記フイルムプレ
ーヤは、フイルムにラボへの注文情報を記録する際に、
フイルムプレーヤ内部に設けた不揮発性メモリ122に
前記自動再生情報を保存しておくことができるようにな
っている。そして、注文終了後に戻ってきたフイルムで
再度前記自動再生を行うことは、不揮発性メモリ122
から読み出すことによって可能であり、ユーザーの意図
により再度磁気情報として書き込むことも可能である。
【0035】フイルムプレーヤに内蔵された不揮発性メ
モリ122は、複数のフイルムに関する情報を記録する
ため、所望のフイルムに関する情報がどのメモリ領域に
保管されているかをCPU160が自動的に認識できる
ようにメモリ内に以下に示すようなテーブルを作成して
いる。図4は不揮発性RAM122のメモリフォーマッ
トの第1の実施例を示す説明図である。
【0036】同図に示すように、不揮発性メモリ122
のメモリはテーブル領域と情報格納領域とに分けられて
いる。テーブル領域は更にフイルムのID番号(以後、
F−IDという)を記録するフイルムID記録領域とポ
インタを記録するポインタ記録領域に分けらている。フ
イルムID記録領域のメモリ容量とポインタ記録領域の
メモリ容量を等しくなるように分けられており、フイル
ムID記録領域のメモリとポインタ記録領域のメモリと
は1対1に対応付けられてれている。
【0037】CPU160はフイルムに関する情報を新
たに情報格納領域の空き領域に記録すると、このフイル
ムのリーダー部に記録されているバーコードから読み取
ったF−ID番号をフイルムID記録領域の空きメモリ
に記録するとともに、このF−ID番号を記録したメモ
リに対応するポインタ記録領域のメモリにこのフイルム
に関する情報を記録したメモリ領域の先頭アドレス(即
ちポインタ)を記録する。
【0038】所望のフイルムに関する情報を不揮発性メ
モリ122から読み出す際にはフイルムのF−ID番号
をフイルムから読み取り、このF−ID番号に一致する
F−ID番号を不揮発性メモリ122から検索する。そ
して、一致するF−ID番号を所定のメモリから検出す
ると、メモリに対応するポインタ記録領域のメモリから
ポインタを読み取り、このポインタの示す情報格納領域
内のメモリ領域からデータを読み出す。これによって、
所望のフイルムに対応する磁気情報を自動的に不揮発性
メモリ122から読み出すことができる。
【0039】図5は不揮発性RAM122のメモリフォ
ーマットの第2の実施例を示す説明図である。同図に示
すように、第1の実施例と同様に不揮発性メモリ122
のメモリはテーブル領域と情報格納領域とに分けられて
いる。テーブル領域にはポインタが記録され(従って、
テーブル領域はポインタ記録領域に等しい)、テーブル
領域のそれぞれのメモリにはコード(以後、管理コード
という)があらかじめ設定されている。管理コードには
例えば1バイトで表される数が使用される。
【0040】CPU160はフイルムに関する情報を新
たに情報格納領域の空き領域に記録すると、このフイル
ムに関する情報を記録したメモリ領域の先頭アドレス
(即ちポインタ)をテーブル領域(ポインタ記録領域)
の空きメモリに記録する。そして、このポインタを記録
したメモリの管理コードをフイルムのリーダー部に記録
する。この管理コードは、例えば図8で示したリーダー
トラックL2のユーザー領域内に記録される。
【0041】所望のフイルムに関する情報を不揮発性メ
モリ122から読み出す際にはフイルムのリーダー部か
ら管理コードを読み取り、この管理コードに対応するメ
モリからポインタを読み取る。そして、ポインタの示す
情報格納領域内のメモリ領域からデータを読み出す。こ
れによって、所望のフイルムに対応する磁気情報を自動
的に不揮発性メモリ122から読み出すことができる。
【0042】尚、上記第1及び第2の実施例においてテ
ーブル領域のメモリ量には限りがあるため、情報を記録
できるフイルムの数にも限界がある。そこで、もし、こ
の限界に達したときには古いフイルムの情報を消去し新
しいフイルムの情報を記録する。次に、上記構成のフイ
ルムプレーヤ100において、フイルムの磁気トラック
に記録されている磁気情報を変更する手順を説明する。
【0043】図6は、図4に示した不揮発性メモリ12
2のメモリフォーマットの上記第1の実施例に従って行
う場合のフローチャートである。尚、このフローチャー
トに示すフイルムプレーヤ100は、フイルム画像をモ
ニタTV109に再生させる自動再生機能とラボへの注
文情報を編集する機能を有しており、これらの機能をキ
ーパッド又は図示しない機能選択手段によって適宜選択
できるようになっている。
【0044】先ず、フイルムカートリッジ110をフイ
ルムカートリッジトレー102にセットすると、CPU
160はフイルム駆動メカ170を制御してフイルムロ
ーディングを実行する(ステップS100)。即ち、フ
イルムカートリッジ110からフイルム114を送り出
し、フイルム先端をフイルム巻取部の巻取軸に巻き付け
る。
【0045】フイルムローディングが完了すると、まず
第1のプリスキャンを行う。即ち、フイルム114を順
方向に高速で給送し、フイルム114から光学データ及
び磁気データを読み取る。このときリーダートラックに
おいてバーコードで記録されたフイルムのID番号(F
−ID)を光学データ読取装置180によって読み取る
(ステップS102)。尚、F−ID番号が磁気データ
で記録されている場合には磁気記録再生装置182によ
って読み取る。
【0046】また、フレームトラックにおいては磁気デ
ータを磁気記録再生装置182によって読み取るととも
に、CCDラインセンサ142を介して画像データを取
込みAE/AWBデータを作成する(ステップS10
4)。このとき、フイルムの磁気トラックから読み取っ
た磁気情報はすべてシステムRAM124に記録され、
AE/AWBデータ等は図示しないCPU160内部の
RAMに記録される。
【0047】次に、上記第1のプリスキャン時に取り込
んだ画像データに基づいてフイルム114の第2のプリ
スキャンを実行する。第2のプリスキャン時にはフイル
ム114を逆方向に高速で巻き戻し、再びCCDライン
センサ142を介して画像データを取り込む。この画像
データの取込み時には、CPU160は、システムRA
M124に記憶したAEデータに基づいて絞り制御装置
164を介して各フレーム毎に絞り134を制御する。
【0048】また、CPU160は、第1信号処理回路
151において、各フレーム毎にR,G,B信号のオフ
セット量及び白バランスの調整を行わせる。即ち、CP
U160は、RAM124に記憶した各フレームの色信
号毎のオフセットデータを第1信号処理回路151に出
力し、第1信号処理回路151はこのオフセットデータ
に基づいて点順次のR,G,B信号のオフセット量を調
整する。同様に、CPU160は、内部のRAMに記憶
した各フレームの色信号毎のAWBデータを第1信号処
理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこの
AWBデータに基づいて点順次のR,G,B信号のゲイ
ンを調整する。
【0049】このようにして調整された各フレームの画
像データ、即ち、第2信号処理回路152から出力され
る輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、メモリ制御回路
154を介してCCDバッファM1に順次記憶される。
そして、CCDバッファM1は、40フレーム分の画像
データを記憶する。即ち、CCDバッファM1には、4
0フレーム分のインデックス画像を示す画像データ(以
下、インデックス画像データという)が記憶されること
になる。
【0050】表示バッファM2は、上記インデックス画
像データを記憶する場合には、20フレーム分の画像デ
ータを記憶する。そして、インデックス画像をモニタT
V109に表示させる場合には、表示バッファM2の画
像データが読み出される。尚、表示バッファM2には1
度に20フレーム分の画像データしか記憶できないた
め、インデックス画像をスクロール又は画面切り替えを
行うことによって40フレーム分のインデックス画像を
表示する。
【0051】上記のようにしてインデックス画像を作成
し、インデックス画像をモニタTV109に表示すると
(ステップS106)、ユーザによってフイルムの磁気
トラックに新しく記録する機能の選択が行われる。即
ち、フイルムの磁気トラックに自動再生情報を記録する
のかラボへの磁気情報を記録するのかが選択される。こ
のときフイルムのリーダートラックに記録されていた機
能選択コードの示す機能とユーザが編集する機能とを対
比し、ユーザがフイルムに記録されていた機能と異なる
機能を選択したか否かを判断する(ステップS10
8)。
【0052】もし、同じ機能を選択したと判断した場合
には、ステップS120に移る。一方、異なる機能を選
択したと判断した場合にはバーコードから読み取ったフ
イルムのF−ID番号と一致するF−ID番号が不揮発
性メモリ122のテーブル領域に記録されているか否か
を判断する(ステップS110)。このとき、一致する
F−ID番号があれば、このF−ID番号が記録されて
いるメモリに対応するポインタ記録領域からポインタを
読み出し、このポインタの示す情報格納領域のメモリ領
域からデータをシステムRAM124に転送するととも
に、システムRAM124に記録されているフイルムの
磁気トラックから読み取った磁気情報を不揮発性メモリ
122に転送する(ステップS112)。即ち、システ
ムRAM124と不揮発性メモリ122に記録されてい
る磁気情報を交換する。
【0053】一方、ステップS110において一致する
F−ID番号が無かった場合にはシステムRAM124
に記録されている磁気情報(フイルムの磁気トラックに
記録されていた磁気情報)を情報格納領域の空き領域に
記録し(ステップS114)、前述したようにテーブル
領域のフイルムID記録領域の空きメモリにフイルムの
ID番号を記録するとともにこのメモリに対応するポイ
ンタ記録領域に磁気情報を記録したメモリ領域の先頭ア
ドレス(ポインタ)を記録する(ステップS116)。
このとき、システムRAM124にはフイルムの磁気ト
ラックに記録されていた磁気情報がそのまま残っている
ため、システムRAM124に記録されている機能選択
コードを新しく編集する機能を示す機能選択コードに変
更する(ステップS118)。
【0054】その後、ユーザによって各コマの磁気情報
の編集が行われ、不揮発性メモリ122に記録されてい
る各コマの磁気情報の内容が変更されると、それに伴っ
てシステムRAM124に記録されている各コマに対応
するフレームトラックの磁気情報を書き換える(ステッ
プS120)。そして、全ての磁気情報の編集が終了
し、フイルムカートリッジトレー102からフイルムカ
ートリッジの取り出しが行われる際には、フイルムを一
定速度で巻き戻し方向に搬送しながら、システムRAM
124に記録されている磁気情報をフイルムの磁気トラ
ックに記録する(ステップS122)。
【0055】以上の操作によって、フイルムに記録され
ていた磁気情報を不揮発性メモリ124に保管しておく
ことができ、不揮発性メモリ124に保管しておいた磁
気情報を再びフイルムに戻すことが可能となる。図7
は、図5に示した不揮発性メモリ122のメモリフォー
マットの上記第2の実施例に従って行う場合のフローチ
ャートである。
【0056】手順は図6のフローチャートと同様に行わ
れる。ただし、不揮発性メモリ122からの情報の読み
取り、ステップS202においてフイルムのリーダート
ラックから読み取った管理コードを用いて行っている。
また、不揮発性メモリ122に磁気情報を記録した場合
にはステップS222においてこのメモリ領域を示す管
理コードをフイルムのリーダートラックに記録してい
る。
【0057】尚、上記図6、7のフローチャートではフ
イルムプレーヤが自動再生機能とラボへの注文情報を編
集する機能の2通りの機能を搭載している場合について
示したが、フイルムプレーヤが更に多くの機能を搭載し
ている場合についても同様の手順でフイルムのID番号
又は管理コードを用いてフイルムに記録されていた磁気
情報を外部記録媒体に保管しておくことができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る磁気記
録可能なフイルムのデータ保管方法によれば、フイルム
の磁気記録層に記録されている磁気情報をこの磁気情報
の機能とは異なる機能に対応する磁気情報に変更する際
に、フイルムの磁気記録層に記録されている磁気情報を
外部記録媒体に記録するとともに、フイルムのID番号
又は管理コードによって磁気情報を記録したメモリ領域
を判別可能にすることによって、複数のフイルムに関す
る磁気情報を簡単に管理することができ、フイルムの磁
気記録層に記録されている磁気情報の保管及び外部記録
媒体に記録されている磁気情報の読み出しを自動的に行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されるフイルムプレーヤの
外観図である。
【図2】図2は図1に示したフイルムプレーヤに適用さ
れるフイルムカートリッジの一例を示す図である
【図3】図3は図1に示したフイルムプレーヤの内部構
成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図4は不揮発性メモリのメモリフォーマットの
第1の実施例を示す説明図である。
【図5】図5は不揮発性メモリのメモリフォーマットの
第2の実施例を示す説明図である。
【図6】図6は図4の第1の実施例によるメモリフォー
マットを用いた磁気情報の保管方法を示すフローチャー
トである。
【図7】図7は図5の第1の実施例によるメモリフォー
マットを用いた磁気情報の保管方法を示すフローチャー
トである。
【図8】図8はフイルムリーダー部のリーダートラック
L1,L2の記録フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
100…フイルムプレーヤ 109…モニタTV 110…フイルムカートリッジ 114…写真フイルム 114B、114C…磁気トラック 120…キーパッド 122…不揮発性メモリ 124…システムRAM 130…光源 135…撮影レンズ 142…CCDラインセンサ 151…第1信号処理回路 152…第2信号処理回路 153…第3信号処理回路 154…メモリ制御回路 160…中央処理装置(CPU) 170…フイルム駆動メカ 180…光学データ読み取り装置 182…磁気記録再生装置 M1…CCDバッファ M2…表示バッファ L1、L2…リーダートラック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ロールの写真フイルムの磁気記録層に
    予め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該
    フイルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機
    能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記
    録する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法におい
    て、 前記フイルムのリーダー部にフイルム識別情報を光学的
    又は磁気的に記録しておき、 前記フイルムから前記フイルム識別情報及び磁気情報を
    読み出し、 前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情
    報に変更する場合には、前記フイルム識別情報を検索情
    報として前記外部記録媒体に記録するとともに、該フイ
    ルム識別情報に基づいて指定された前記外部記録媒体の
    記憶領域に前記読み出した磁気情報を記録し、 前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情
    報に変更する場合において、前記フイルムに記録されて
    いるフイルム識別情報に基づいて前記外部記録媒体に選
    択した機能に対応する磁気情報が記憶されていることが
    判別されると、該フイルム識別情報に基づいて前記外部
    記録媒体から対応する磁気情報を読み出し、その磁気情
    報をそのまま又は編集したのち前記フイルムの磁気記録
    層に記録することを特徴とする磁気記録可能なフイルム
    のデータ保管方法。
  2. 【請求項2】 1ロールの写真フイルムの磁気記録層に
    予め選択した機能に対応する磁気情報のみを記録し、該
    フイルムの磁気記録層に記録されていた前記選択した機
    能と異なる機能に対応する磁気情報を外部記録媒体に記
    録する磁気記録可能なフイルムのデータ保管方法におい
    て、 前記フイルムのリーダー部に管理コードを磁気的に記録
    しておき、 前記フイルムから前記管理コード及び磁気情報を読み出
    し、 前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情
    報に変更する場合には、前記管理コードに基づいて指定
    された前記外部記録媒体の記憶領域に前記読み出した磁
    気情報を記録し、 前記読み出した磁気情報を異なる機能に対応する磁気情
    報に変更する場合において、前記フイルムに記録されて
    いる管理コードに基づいて前記外部記録媒体に選択した
    機能に対応する磁気情報が記憶されていることが判別さ
    れると、該管理コードに基づいて前記外部記録媒体から
    対応する磁気情報を読み出し、その磁気情報をそのまま
    又は編集したのち前記フイルムの磁気記録層に記録する
    ことを特徴とする磁気記録可能なフイルムのデータ保管
    方法。
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