JP3620442B2 - 車両駆動アシスト装置 - Google Patents

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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの他に電動機を用いて車輪を駆動する車両駆動アシスト装置に係り、特に、このアシスト装置に用いるに好適な電動機を備えた車両駆動アシスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、例えば、前輪をエンジンで駆動し、後輪を電動機で駆動する車両駆動アシスト装置の開発が進められている。この場合、電動機はエンジンの駆動力をアシストするために用いられるため、電気自動車等に用いられる電動機に比べて駆動力の小さくて済み、比較的小型なDCモータが使われることが多いものである。DCモータでは、ブラシが用いられるが、一般に、DCモータにおけるブラシの取り付け位置は、リヤブラケット側となっている。すなわち、フロントブラケット側は、電動機の駆動力を出力する出力軸が取り付けられるため、フロントブラケット側にブラシを取り付けると、ブラシの取付性が悪く、電動機の組立性が悪いためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本発明者らが、リヤブラケットにブラシを取り付けた電動機を車両駆動アシスト装置に適用し、種々実験を繰り返したところ次のような問題があることが判明した。即ち、電動機を車輌駆動源または車輌駆動アシスト装置として用いる場合、電動機の駆動時には大電流を必要とするため、電動機,特にブラシの温度上昇が大きくなり、ブラシの温度上昇によってブラシが摺接する整流子の摺接面も過熱するため、摺接面の表面状態が悪化してブラシの摺動状態が不良となることから、ブラシの寿命が短くなるものである。
【0004】
本発明の目的は、ブラシの温度上昇を低減させることができ、長寿命な車両駆動アシスト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関によって駆動される車輪とは異なる車輪を駆動する電動機と、この電動機と上記車輪の連結を切断するクラッチと、上記電動機のシャフトに接続されるとともに、電動機の駆動力を増幅させた上で車輪に伝達するディファレンシャルギアを有し、上記電動機は、上記シャフトを保持するフロントブラケットを有し、このフロントブラケットを介して上記ディファレンシャルギアに接続されている車両駆動アシスト装置において、上記電動機の整流子に通電するブラシは、ブラシ保持手段を介して、上記フロントブラケットに取り付けるようにしたものである。
かかる構成により、ブラシの発熱はディファレンシャルギアから放熱できるので、ブラシの温度上昇を低減させることができ、長寿命化し得るものとなる。
【0006】
(2)上記(1)において、好ましくは、上記ブラシ保持手段及び上記フロントブラケットの部材として、高熱伝導部材を用いるようにしたものである。
かかる構成により、放熱性を向上し得るものとなる。
【0007】
(3)上記(1)において、好ましくは、記電動機のフロントブラケットと上記ディファレンシャルギア間に、高熱伝導性を有し、かつフロントブラケットやディファレンシャルギアよりも柔らかい部材プレートを配設するようにしたものである。
かかる構成により、さらに、放熱性を向上し得るものとなる。
【0008】
(4)上記(1)において、好ましくは、上記ディファレンシャルギアのブラケットの外周形状を、フィン形状としたものである。
かかる構成により、ディファレンシャルギアからの放熱性をさらに向上し得るものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態による車両駆動アシスト装置の構成について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による車両駆動アシスト装置を用いた4輪駆動車両の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による車両駆動アシスト装置を用いた4輪駆動車両の全体構成を示すシステム構成図である。
【0010】
4輪駆動車両10は、エンジン20及び直流電動機100を備えている。エンジン20の駆動力は、トランスミッション22及び第1の車軸24A,24Bを介して、前輪26A,26Bに伝達され、前輪26A,26Bを駆動する。直流電動機100の駆動力は、クラッチ32,デファレンシャルギヤ33及び第2の車軸34A,34Bを介して、後輪36A,36Bに伝達され、後輪36A,36Bを駆動する。デファレンシャルギヤ33とクラッチ32が連結されると、直流電動機100の回転力は、クラッチ32,デファレンシャルギヤ33を介して後輪軸34A,34Bに伝えられ、後輪36A,36Bを駆動する。クラッチ32が外れると、直流電動機100は後輪36A,36B側から機械的に切り離され、後輪36A,36Bは駆動力を路面に伝えないものである。なお、直流電動機100は、例えば、正転逆転の切替えが容易であり、増磁作用を行える直流分巻電動機、または他励直流電動機を用いている。
【0011】
なお、以上の説明では、前輪26A,26Bをエンジン20で駆動し、後輪36A,36Bを直流電動機100で駆動する4輪駆動車両として説明しているが、前輪を直流電動機で駆動し、後輪をエンジンで駆動するようにしてもよいものであり、また、トラックのような6輪以上の車両、トレーラのような、牽引車両にも適用可能である。
【0012】
エンジンルーム内には、通常の充電発電システムを行う補機用発電機(ALT1)40及び補機バッテリー42が配置され、エンジン20によってベルト駆動される補機用発電機40の出力が補機バッテリー42に蓄積される。また、補機用発電機40の近傍には、エンジン20によりベルト駆動される駆動用高出力発電機(ALT2)44が配設されている。駆動用高出力発電機44の出力は、一線式の+配線路45Aによって直流電動機100に電気的に接続されている。直流電動機100の−配線路45Bは、ボディアースとなっている。電動機100の駆動力源は、発電機44の出力だけでなく、バッテリーを用いることも可能である。バッテリーとしては、バッテリー42を用いることもできる。補機用発電機40は、例えば、12V,2kW程度の一般的な発電機であり、駆動用高出力発電機44は、補機用発電機40に比べて高出力が得られる発電機であり、例えば、36V,6kW程度の発電機である。
【0013】
エンジン20の出力は、エンジンコントロールユニット(ECU)50からの指令により駆動される電子制御スロットル52により制御される。電子制御スロットル52には、アクセル開度センサ54が設けられており、アクセル開度を検出する。なお、電子制御スロットルの代わりにメカリンクのアクセルペダル及びスロットルを用いる場合には、アクセルペダルにアクセル開度センサを設けることができる。また、ECU50は、トランスミッション22を制御する。トランスミッション22は、オートマチックトランスミッションであり、セレクトレバー23によって選択されたギヤ比となるように自動制御される。セレクトレバー23のポジションは、ギヤ位置検出センサ25によって検出される。なお、トランスミッション22としては、マニュアルトランスミッションを用いるものであってもよいものである。
【0014】
また、前輪26A,26B及び後輪36A,36Bの各車輪に設けられたブレーキ28A,28B,38A,38Bには、アンチロックブレーキ(ABS)コントロールユニット55によって制御されるアンチロックブレーキ(ABS)アクチュエータ29A,29B,39A,39Bが設けられている。また、前輪26A,26B及び後輪36A,36Bの各車輪には、回転速度及び回転方向を検出する回転センサ56A,56B,58A,58Bが設けられている。なお、回転センサ56A,56B,58A,58Bは、各車輪毎に設けられているが、前輪軸及び後輪軸の一方もしくは両方に配してもよいものである。また、ABSコントロールユニット55は、回転センサ56A,56B,58A,58Bの出力により、車速を検出し、その車速に応じて、クラッチ32にオン・オフ信号を出力して、クラッチ32の遮断・連結を制御する。
【0015】
駆動用発電機出力電圧制御回路(GCU)60は、回転センサ56A,56B,58A,58Bによって検出された車輪26A,26B,36A,36Bの回転速度及び回転方向の情報,アクセル開度センサ54によって検出されたアクセル開度の情報,及びギヤ位置検出センサ25によって検出されたギヤ位置の情報等に基づいて、車両の走行状態を判断し、この判断に基づいて、駆動用高出力発電機44の出力電圧を制御し、また、直流電動機100の界磁電流を制御する。
【0016】
次に、図2を用いて、本実施形態による車両駆動アシスト装置に用いる電動機の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による車両駆動アシスト装置に用いる電動機の構成を示す断面図である。
【0017】
コントロールユニット60により制御された界磁電流は、界磁巻線20に通電される。また、モータ駆動電源である発電機44から供給される電流は、ハーネス129から+ブラシ131を通り、回転体である整流子130,アーマチャ133に流れ、−ブラシ132,ボディアースへと通電される。これにより、アーマチャ133は回転し、回転力はアーマチャ133のシャフト134を介して、ディファレンシャルギヤ33に伝達され、クラッチ32,ドライブシャフト34A,34Bから後輪36A,36Bに伝達される。
【0018】
アーマチャ133のシャフト134の両端部には、フロントベアリング135とリヤベアリング136が圧入されている。フロントベアリング135はフロントブラケット137に保持され、リヤベアリング136はリヤブラケット138に保持されている。
【0019】
本実施形態においては、ブラシ131,132は、フロントブラケット137の側に取り付けられている。スプリング139により押圧されている+ブラシ131は、+ブラシホルダー140と、絶縁材からなる+プレート141により保持されている。また、−ブラシ132は、−ブラシホルダー142と、−プレート143により保持されている。+ブラシホルダー140,+プレート141,−ブラシホルダー142及び−プレート143は、ホルダープレート144に、図示にないリベットにより固定される。ホルダープレート144は、フロントブラケット137に、図示にないネジにより固定される。
【0020】
フロントブラケット137は、ホルダープレート144,ヨーク145を介して、リヤブラケット138にスルーボルト146により締付固定されている。フロントブラケット137は、ディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aにトリツケネジ147により取付けられている。
【0021】
本実施形態による電動機100は、次のようにして組み立てられる。最初に、フロントブラケット137に、ホルダープレート144を組み付ける。ホルダープレート144には、予め、ブラシ130,132,ブラシホルダー140,142,プレート141,143が組み付けられている。ブラシ130,132は、スプリング139によって内径方向に付勢されているので、治具等を用いて、ブラシ130,132を外径方向に押しつける。そして、ブラシ130,132の間に、アーマチャ133のシャフト134を挿入し、フロントブラケット17にフロントベアリング135を取付け、ブラシ130,132の間に整流子130を位置付ける。その後、治具を外して、ブラシ130,132を整流子130にスプリングによって押しつける。次に、アーマチャー132の外周側に、ヨーク145を挿入する。最後に、ヨーク145にリヤブラケット138を取付け、リヤベアリング136をリヤブラケット138に取り付ける。
【0022】
本実施形態による電動機100の使用時に、+ブラシ131で発生した熱は、+ブラシホルダー140,+プレート141,ホルダープレート144,フロントブラケット137に伝熱し、さらにディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aへ伝えられ、車両走行時の走行風により放熱される。同様に、−ブラシ132で発生した熱は、−ブラシホルダー142,−プレート143,ホルダープレート144,フロントブラケット137に伝熱され、さらにディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aへ伝えられ、車両走行時の走行風により放熱される。ここで、+プレート141は、熱伝導率の高い絶縁材料を用いている。熱伝導率の高い絶縁材料としては、例えば、グラファイトやアルミナ等を配合した樹脂や、高熱伝導率セラミック等を用いることができる。ブラシホルダー140,142,プレート141,143,ホルダープレート144,ブラケット137は、熱伝導性に優れた部材を用いている。熱伝導性に優れた部材としては、例えば、鉄やアルミ等の金属材料を用いることができる。例えば、ブラシホルダー140,142,プレート141,143,ホルダープレート144は鉄を用い、ブラケット137はアルミを用いる。
【0023】
ブラシ130,132で発生した熱は、最終的に、ディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aから、外気に放出されるため、ブラケット33Aの外形形状は、表面面積が大きくとれるようなフィン形状としている。
【0024】
ディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aは、外気に晒されているため、外気温とほぼ等しくなる。また、車両駆動アシスト装置においては、電動機は常時回転されているものでなく、アシスト力が必要なときのみ駆動されるため、ディファレンシャルギヤ33の温度は、上昇しても、せいぜい、40〜50℃程度である。ブラシ130,132で発生した熱は、熱伝導性の良好なブラシホルダー140,142,プレート141,143,ホルダープレート144,ブラケット137を介して、ディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aから放熱することができるため、ブラシ130,132の温度上昇を低減することができる。
【0025】
また、従来のように、ブラシをリヤブラケット側に取り付けた場合、電動機の周囲には、ドライブシャフト,燃料タンク,排気管,車体,内燃機関,補機等が配置されているため、放熱フィン等を設けることが困難であったが、本実施形態では、ディファレンシャルギヤ33のブラケット33Aを放熱部材として用いることができるため、新たな放熱手段を設けることなく、放熱効率を向上することができる。
【0026】
このようにして、本実施形態では、ブラシの温度上昇を低減することができるので、車両駆動アシスト装置を長寿命化することができる。
【0027】
次に、図3を用いて、本発明の他の実施形態による車両駆動アシスト装置の構成について説明する。
図3は、本発明の他の実施形態による車両駆動アシスト装置に用いる電動機の構成を示す断面図である。なお、本実施形態による車両駆動アシスト装置を用いた4輪駆動車両の全体構成は、図1に示したものと同様である。また、図2と同一符号は、同一部分を示している。
【0028】
本実施形態においては、フロントブラケット137とディファレンシャルギヤ33の間に、熱伝導性に優れ、かつフロントブラケット137とディファレンシャルギヤ33よりも柔らかい部材からなる伝熱板148を挟持している。熱伝導性に優れ、かつ柔らかい部材としては、例えば、銅やアルミを用いることができる。例えば、フロントブラケット137がアルミからなり、ディファレンシャルギヤ33がアルミからなる場合には、伝熱板148として、銅を用いる。また、フロントブラケット137が鉄からなり、ディファレンシャルギヤ33が鉄からなる場合には、伝熱板148として、アルミを用いることができる。フロントブラケット137とディファレンシャルギヤ33ともに金属材料を用いるため、それぞれの表面に凹凸が有る場合には、両者の接触面積が小さくなり、伝熱効率が低下する。しかしながら、フロントブラケット137とディファレンシャルギヤ33よりも柔らかい部材からなる伝熱板148を用いることにより、フロントブラケット137とディファレンシャルギヤ33の取付時に、両者の接触面積を大きくして、伝熱効率を向上して、放熱効果を向上することができる。また、電動機100とディファレンシャルギヤ33間における防水性を向上することができる。
【0029】
本実施形態によれば、ブラシの温度上昇をさらに低減することができ、車両駆動アシスト装置を長寿命化することができる。また、電動機とディファレンシャルギヤ間における防水性を向上することができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ブラシ部の温度上昇を低減させることのでき、車両駆動アシスト装置を長寿命化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車両駆動アシスト装置を用いた4輪駆動車両の全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態による車両駆動アシスト装置に用いる電動機の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態による車両駆動アシスト装置に用いる電動機の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
20…エンジン
32…クラッチ
33…ディファレンシャルギア
33A…ブラケット
44…電動機駆動コントローラ
45A…+配線路
45B…−配線路
50…エンジンコントロールユニット
100…直流電動機
120…界磁巻線
129…ハーネス
130…整流子
131…+ブラシ
132…−ブラシ
133…アーマチャ
134…シャフト
135…フロントベアリング
136…リヤベアリング
137…フロントブラケット
138…リヤブラケット
139…スプリング
140…+ブラシホルダー
141…+プレート
142…−ブラシホルダー
143…−プレート
144…ホルダープレート
145…ヨーク
146…スルーボルト
147…取付ボルト
148…放熱板

Claims (4)

  1. 内燃機関によって駆動される車輪とは異なる車輪を駆動する電動機と、この電動機と上記車輪の連結を切断するクラッチと、上記電動機のシャフトに接続されるとともに、電動機の駆動力を増幅させた上で車輪に伝達するディファレンシャルギアを有し、
    上記電動機は、上記シャフトを保持するフロントブラケットを有し、このフロントブラケットを介して上記ディファレンシャルギアに接続されている車両駆動アシスト装置において、
    上記電動機の整流子に通電するブラシは、ブラシ保持手段を介して、上記フロントブラケットに取り付けられていることを特徴とする車両駆動アシスト装置。
  2. 請求項1記載の車両駆動アシスト装置において、
    上記ブラシ保持手段及び上記フロントブラケットの部材として、高熱伝導部材を用いたことを特徴とする車両駆動アシスト装置。
  3. 請求項1記載の車両駆動アシスト装置において、
    上記電動機のフロントブラケットと上記ディファレンシャルギア間に、高熱伝導性を有し、かつフロントブラケットやディファレンシャルギアよりも柔らかい部材プレートを配設したことを特徴とする車両駆動アシスト装置。
  4. 請求項1記載の車両駆動アシスト装置において、
    上記ディファレンシャルギアのブラケットの外周形状を、フィン形状としたことを特徴とする車両駆動アシスト装置。
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