JP5023753B2 - ケーブル冷却装置および車両駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両駆動用のモータジェネレータと電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルを冷却するケーブル冷却装置、およびそのようなケーブルを冷却する手段を備えた車両駆動システムに関する。
モータジェネレータによって駆動される車両が広く用いられている。一般に、このような車両は、モータジェネレータに電力を供給し、モータジェネレータが発生した電力を回収する電力回路、電力回路とモータジェネレータとの間で授受される電力を伝達するケーブル等を備える。
特開平9−188144号公報 特開2004−122916号公報 特開2004−148984号公報 特開2003−191756号公報
このような車両を急加速させた場合、電力回路からモータジェネレータに大きな電力が供給される。これによってケーブルに大きな電流が流れケーブルが発熱することがある。また、故障した車両を牽引する場合、車輪からモータジェネレータにトルクが伝達され、モータジェネレータが発電する。このとき、電力回路の故障等によってケーブルに大きな電流が流れ、ケーブルが発熱することがある。ケーブルが発熱すると、その寿命が短くなるおそれがある。
本発明はこのような課題に対してなされたものである。すなわち、モータジェネレータによって駆動される車両に搭載され、電力回路とモータジェネレータとの間で授受される電力を伝達するケーブルを冷却するための装置、およびそのような装置を備えた車両駆動システムを提供することを目的とする。
本発明に係るケーブル冷却装置は、車輪との間でトルクを授受するモータジェネレータと、前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、前記モータジェネレータのトルクを前記車輪に伝達し、前記車輪のトルクを前記モータジェネレータに伝達するシャフトと、を備える車両に搭載され、前記シャフトのトルクによって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るケーブル冷却装置においては、前記送風器の状態を制御する制御部と、前記制御部の制御によって、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達する状態、または、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達しない状態に設定される送風器駆動部と、を備えることが好適である。
また、本発明は、車両を駆動するモータジェネレータと、前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、前記モータジェネレータのトルクを前記車両の車輪に伝達し、当該車輪のトルクを前記モータジェネレータに伝達するシャフトと、を備える車両駆動システムであって、前記シャフトのトルクによって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車両駆動システムにおいては、前記送風器の状態を制御する制御部と、前記制御部の制御によって、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達する状態、または、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達しない状態に設定される送風器駆動部と、を備えることが好適である。
明は、車輪との間でトルクを授受するモータジェネレータと、前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、を備える車両に搭載され、前記ケーブルから取得された電力によって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器と、前記送風器の状態を制御する制御部と、前記制御部の制御によって、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態、または、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給しない状態に設定されるスイッチと、を備え、前記スイッチは、前記制御部に電源電力が供給されていないときに、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態に設定されることを特徴とする。
また、本発明は、車両を駆動するモータジェネレータと、前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、を備える車両駆動システムであって、前記ケーブルから取得された電力によって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器と、前記送風器の状態を制御する制御部と、前記制御部の制御によって、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態、または、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給しない状態に設定されるスイッチと、を備え、前記スイッチは、前記制御部に電源電力が供給されていないときに、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、モータジェネレータによって駆動される車両において、電力回路とモータジェネレータとの間で授受される電力を伝達するケーブルを冷却することができる。
図1に本発明の第1の実施形態に係る車両駆動システム100を示す。電力調整回路10は、制御部12の制御に基づいて電池14が出力する電圧を調整し、3相交流電圧に変換してケーブルu1,v1、およびw1に出力する。第1モータジェネレータ16は、ケーブルu1,v1、およびw1を介して印加された3相交流電圧に基づいてトルクを発生し回転する。第1モータジェネレータ16は発生したトルクをトルク伝達部22に与える。
また、第1モータジェネレータ16はトルク伝達部22から取得したトルクに基づいて発電し、それによって発生した3相交流電圧をケーブルu1,v1、およびw1に出力する。電力調整回路10は、ケーブルu1,v1、およびw1を介して印加された3相交流電圧を直流電圧に変換し、制御部12の制御に基づいてその直流電圧を調整して電池14に印加する。電池14は印加された電圧によって充電される。
第2モータジェネレータ18、ならびにケーブルu2,v2、およびw2の構成および機能については、それぞれ第1モータジェネレータ16、ならびにケーブルu1,v1、およびw1と同様である。
エンジン20は、制御部12の制御に基づいてトルクを発生し、発生したトルクをトルク伝達部22に与える。また、制御部12の制御およびトルク伝達部22から取得したトルクによってその回転状態が制御される。
トルク伝達部22は、第1モータジェネレータ16、第2モータジェネレータ18、エンジン20、およびシャフト24の相互間のトルクの授受を担う。トルク伝達部22は、プラネタリギアを備えて構成することができる。
シャフト24はトルク伝達部22から与えられたトルクを車輪26に伝達し、車輪26から与えられたトルクをトルク伝達部22に伝達する。
操作部28は、イグニッションキー、アクセルペダル、ブレーキペダル等を含んで構成される。操作部28は、車両の走行状態を制御するための操作情報を制御部12に出力する。
ファン32は、ケーブルu2,v2、およびw2に空気を送ることができる位置に設けられる。ファン32は、ファン駆動部30からトルクを取得して回転し、ケーブルu2,v2、およびw2に空気を送る。
ファン駆動部30は、車両が運転されない状態にあり、車両が制御部12に電源電力が供給されていないイグニッションオフ状態(一方、制御部12に電源電力が供給されている状態をイグニッションオン状態とする。)にある場合には、シャフト24からファン32へとトルクを伝達する状態となる。これによって、車両の牽引等により車輪26が回転した場合には、シャフト24およびファン駆動部30を介して車輪26からファン32にトルクが与えられ、ファン32が回転する。
また、ファン駆動部30は、制御部12からファン32を停止状態とする旨を示すファン停止情報が出力されると、シャフト24からファン32へとトルクを伝達しない状態となる。これによってファン32は停止する。
さらに、ファン駆動部30は、制御部12からファン32を駆動する旨を示すファン駆動情報が出力されると、シャフト24からファン32へとトルクを伝達する状態となる。これによって、ファン32はファン駆動部30を介してシャフト24からトルクを取得して回転する。
ファン32が回転することにより、ケーブルu2,v2、およびw2に空気が送られ、ケーブルu2,v2、およびw2が冷却される。
ファン駆動部30としては、一対のクラッチ板、シャフト24からトルクを取得する軸、およびファン32にトルクを伝達する軸を備えるクラッチ機構を適用することができる。一方のクラッチ板は、シャフト24からトルクを取得する軸に取り付けられ、他方のクラッチ板は、ファン32にトルクを伝達する軸に取り付けられる。一対のクラッチ板は、ファン駆動情報が制御部12から出力されたときは互いに接触し、ファン停止情報が制御部12から出力されたとき、または、イグニッションオフ状態となったときは互いに隔離される。
次に、車両駆動システム100の動作について説明する。車両が停止している状態において、走行を開始する旨の操作情報が操作部28から制御部12に出力されると、制御部12には電源電力が供給され、車両はイグニッションオン状態となる。制御部12は、第2モータジェネレータ18がトルク伝達部22を介してシャフト24にトルクを与える状態となるよう、電力調整回路10を制御する。これによって、車輪26はシャフト24からトルクを取得して回転し、車両の走行が開始する。
車両が所定の速度に達すると、制御部12は、第1モータジェネレータ16がトルク伝達部22を介してエンジン20にトルクを与えるよう電力調整回路10を制御する。また、第1モータジェネレータ16からトルクを取得して始動するようエンジン20を制御する。これによって、エンジン20は始動し、エンジン20は、トルク伝達部22を介してシャフト24にトルクを与え、車輪26はシャフト24からトルクを取得する。
また、車両を制動する旨の操作情報が操作部28から制御部12に出力されると、制御部12は、第2モータジェネレータ18がシャフト24からトルクを取得して発電を行い、それによって生じた電力を電池14に回収するよう、電力調整回路10を制御する。これによって、車輪26はシャフト24を介して第2モータジェネレータ18から制動トルクを受け、車両に対する制動が行われる。
さらに、制御部12は、操作部28が出力する操作情報および車両の走行状態に応じて、エンジン20がトルク伝達部22を介して第1モータジェネレータ16にトルクを与え、第1モータジェネレータ16が発電を行い、それによって生じた電力を電池14に回収するよう、電力調整回路10およびエンジン20を制御する。
電力調整回路10は、ケーブルu2,v2、およびw2にそれぞれ流れる電流を測定し、測定結果をそれぞれ、測定電流Iu2,Iv2、およびIw2として制御部12に出力する。制御部12は、測定電流Iu2,Iv2、およびIw2のいずれも所定の閾値Th2以下であるときは、ファン停止情報をファン駆動部30に出力する。これによって、ファン32は停止した状態となる。一方、測定電流Iu2,Iv2、およびIw2のうち、閾値Th2を超えるものがある場合には、ファン駆動情報をファン駆動部30に出力する。これによってファン32が回転し、ファン32はケーブルu2,v2、およびw2に空気を送る。ケーブルu2,v2、およびw2はファン32によって送られた空気によって冷却される。
このような構成によれば、急加速、急な上り坂の走行等により、ケーブルu2,v2,またはw2に閾値Th2を超える電流が流れたときは、ファン32からケーブルu2,v2、およびw2に空気が送られる。これによって、ケーブルu2,v2、およびw2が冷却され、ケーブルu2,v2、およびw2に悪影響を与えることを回避することができる。
また、故障等によって、イグニッションオフ状態で他の車両に牽引される場合には、シャフト24およびトルク伝達部22を介して車輪26から第2モータジェネレータ18にトルクが与えられる。これによって、第2モータジェネレータ18は発電する。このとき、電力調整回路10の故障等(ケーブルu2,v2,またはw2のうちいずれか2つを短絡させる故障等)によって、ケーブルu2,v2、およびw2に大きな電流が流れ、発熱するおそれがある。
そこで、本実施形態に係る車両駆動システム100では、イグニッションオフ状態において、ファン駆動部30を、シャフト24からファン32へとトルクを伝達する状態とする。これによって、車両駆動システム100を搭載する車両を、他の車両によって牽引する場合には、牽引されることによる車輪26の回転によってファン32を駆動することができる。したがって、車両が牽引されるときに、ケーブルu2,v2、およびw2に電流が流れた場合であっても、ケーブルu2,v2、およびw2が冷却され、ケーブルu2,v2、およびw2に悪影響を与えることを回避することができる。この場合、車両が牽引される速度が大きい程、ファン32の回転数は大きくなり、大きな冷却効果を期待することができる。さらに、車両を牽引する前方の車両によって風が遮られたとしても、車両のエンジンルームに風が送られないことによる冷却効果の低減を回避することができる。
また、車両駆動システム100では、イグニッションオン状態において、ケーブルu2,v2、およびw2に流れる電流が閾値Th2以下であるときには、ファン32が停止した状態となる。これによって、ケーブルu2,v2,またはw2が発熱する可能性が低い場合において、車両を走行させるために必要なエネルギーがファン32の駆動によって消費されることを回避することができる。
なお、ファン32を駆動するために必要なエネルギーが、車両を走行させるために必要なエネルギーに比して十分小さい場合には、制御部12によって制御されるファン駆動部30に代えて、シャフト24が回転しているときに常にそのトルクを32に伝達する機構を採用してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両駆動システム102について説明する。図2に車両駆動システム102の構成を示す。車両駆動システム100と同一の構成部については同一の符号を付してその説明を省略する。
ノーマリクローズスイッチ回路34は、ケーブルu2,v2、およびw2に接続される。ファン駆動モータ36は、ノーマリクローズスイッチ回路34に接続される。ファン駆動モータ36はファン32を回転させる。
ノーマリクローズスイッチ回路34は、車両がイグニッションオフ状態にある場合には、ケーブルu2,v2、およびw2からファン32に電力を供給することが可能な状態となる。これによって、車両の牽引等により車輪26が回転し、第2モータジェネレータ18が発電した場合には、第2モータジェネレータ18からケーブルu2,v2、およびw2、ならびにノーマリクローズスイッチ回路34を介してファン駆動モータ36に電力が供給される。これによってファン駆動モータ36は回転し、ファン32が回転する。
また、ノーマリクローズスイッチ回路34は、制御部12からファン停止情報が出力されると、ケーブルu2,v2、およびw2からファン32に電力を供給しない状態となる。これによってファン駆動モータ36は停止し、ファン32が停止する。
さらに、ノーマリクローズスイッチ回路34は、制御部12からファン駆動情報が出力されると、ケーブルu2,v2、およびw2からファン32に電力を供給することが可能な状態となる。これによって、ケーブルu2,v2、およびw2からノーマリクローズスイッチ回路34を介してファン駆動モータ36に電力が供給される。これによってファン駆動モータ36は回転し、ファン32が回転する。
ノーマリクローズスイッチ回路34としては、制御電圧が零であるときに導通状態となる半導体素子を用いたスイッチ回路を適用することができる。
このような構成によれば、急加速、急な上り坂の走行等により、ケーブルu2,v2,またはw2に閾値Th2を超える電流が流れたときは、ファン駆動モータ36が回転し、ファン32が回転する。これによって、ケーブルu2,v2、およびw2が冷却され、ケーブルu2,v2、およびw2に悪影響を与えることを回避することができる。
また、車両が故障等によって、イグニッションオフ状態で他の車両に牽引される場合には、第2モータジェネレータ18が発電により発生した電力によって、ファン駆動モータ36が回転し、ファン32が回転する。これによって、ケーブルu2,v2、およびw2が冷却され、ケーブルu2,v2、およびw2に悪影響を与えることを回避することができる。この場合、車両が牽引される速度が大きい程、第2モータジェネレータ18が発電する電力が大きくなり、ファン32の回転速度が大きくなることによって大きな冷却効果を期待することができる。
また、車両駆動システム102では、イグニッションオン状態において、ケーブルu2,v2、およびw2に流れる電流が閾値Th2以下であるときには、ファン駆動モータ36が停止しファン32が停止した状態となる。これによって、ケーブルu2,v2,またはw2が発熱する可能性が低い場合において、車両を走行させるために必要なエネルギーがファン32の駆動によって消費されることを回避することができる。
なお、ファン32を駆動するために必要なエネルギーが、車両を走行させるために必要なエネルギーに比して十分小さい場合には、ノーマリクローズスイッチ回路34を設けず、ファン駆動モータ36をケーブルu2,v2、およびw2に直接接続し、ケーブルu2,v2、およびw2に電圧が印加されているときは常にケーブルu2,v2、およびw2からファン駆動モータ36に電力が供給される構成としてもよい。
車両駆動システム100および102では、イグニッションオン状態においては、ケーブルu2,v2,またはw2に流れる電流に基づいて、ファン駆動情報またはファン停止情報のいずれを出力するかを制御部12が決定する。このような構成の他、第2モータジェネレータ18の温度を測定し、測定された温度に基づいてファン駆動情報またはファン停止情報のいずれを出力するかを決定する構成とすることができる。この場合、第2モータジェネレータ18に温度センサ(図示せず。)を取り付ける。温度センサは、第2モータジェネレータ18の温度を測定し、測定結果を測定温度として制御部12に出力する。制御部12は、温度センサから取得した測定温度が所定の閾値Th1以下であるときは、ファン停止情報を出力する。一方、温度センサから取得した測定温度が閾値Th1を超えたときは、ファン駆動情報を出力する。
さらに、車両が上り坂を走行しているか否か、すなわち、車両の進行方向の水平面に対する傾斜角に基づいて、ファン駆動情報またはファン停止情報のいずれを出力するかを決定する構成とすることができる。この場合、車両駆動システムに傾斜センサ(図示せず。)を設ける。傾斜センサは、車両の進行方向の水平面に対する傾斜角を測定し、測定結果を測定傾斜角として制御部12に出力する。制御部12は、傾斜センサから取得した測定傾斜角が所定の閾値ThA以下であるときは、ファン停止情報を出力する。一方、傾斜センサから取得した測定温度が閾値ThAを超えたときは、ファン駆動情報を出力する。
上記では、ケーブルu2,v2、およびw2を冷却する構成について説明した。ケーブルu2,v2、およびw2を冷却する構成と同様の構成によって、ケーブルu1,v1、およびw1を冷却する構成を実現することができる。この場合、ファン32は、ケーブルu1,v1、およびw1に空気を送ることができる位置に設けられる。電力調整回路10は、ケーブルu1,v1、およびw1に流れる電流をそれぞれ測定し、測定結果をそれぞれ、測定電流Iu1,Iv1、およびIw1として制御部12に出力する。
制御部12は、測定電流Iu1,Iv1、およびIw1のいずれも所定の閾値Th1以下であるときは、ファン停止情報を出力する。一方、測定電流Iu1,Iv1、およびIw1のうち、閾値Th1を超えるものがある場合には、ファン駆動情報を出力する。
また、ケーブルu2,v2、およびw2を冷却する構成と同様、第1モータジェネレータ16の温度、車両の進行方向の水平面に対する傾斜角等に基づいて、制御部12が、ファン駆動情報またはファン停止情報のいずれを出力するかを決定する構成とすることができる。
第1の実施形態に係る車両駆動システムを示す図である。 第2の実施形態に係る車両駆動システムを示す図である。
符号の説明
10 電力調整回路、12 制御部、14 電池、16 第1モータジェネレータ、18 第2モータジェネレータ、20 エンジン、22 トルク伝達部、24 シャフト、26 車輪、28 操作部、30 ファン駆動部、32 ファン、34 ノーマリクローズスイッチ回路、36 ファン駆動モータ、100,102 車両駆動システム、u1,v1,w1,u2,v2,w2 ケーブル。

Claims (6)

  1. 車輪との間でトルクを授受するモータジェネレータと、
    前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、
    前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、
    前記モータジェネレータのトルクを前記車輪に伝達し、前記車輪のトルクを前記モータジェネレータに伝達するシャフトと、
    を備える車両に搭載され、
    前記シャフトのトルクによって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器を備えることを特徴とするケーブル冷却装置。
  2. 請求項1に記載のケーブル冷却装置であって、
    前記送風器の状態を制御する制御部と、
    前記制御部の制御によって、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達する状態、または、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達しない状態に設定される送風器駆動部と、
    を備えることを特徴とするケーブル冷却装置。
  3. 車両を駆動するモータジェネレータと、
    前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、
    前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、
    前記モータジェネレータのトルクを前記車両の車輪に伝達し、当該車輪のトルクを前記モータジェネレータに伝達するシャフトと、
    を備える車両駆動システムであって、
    前記シャフトのトルクによって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器、
    を備えることを特徴とする車両駆動システム。
  4. 請求項3に記載の車両駆動システムであって、
    前記送風器の状態を制御する制御部と、
    前記制御部の制御によって、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達する状態、または、前記シャフトのトルクを前記送風器に伝達しない状態に設定される送風器駆動部と、
    を備えることを特徴とする車両駆動システム。
  5. 車輪との間でトルクを授受するモータジェネレータと、
    前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、
    前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、
    を備える車両に搭載され、
    前記ケーブルから取得された電力によって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器と、
    前記送風器の状態を制御する制御部と、
    前記制御部の制御によって、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態、または、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給しない状態に設定されるスイッチと、
    を備え
    前記スイッチは、前記制御部に電源電力が供給されていないときに、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態に設定されることを特徴とするケーブル冷却装置。
  6. 車両を駆動するモータジェネレータと、
    前記モータジェネレータとの間で電力を授受する電力回路と、
    前記モータジェネレータと前記電力回路との間で授受される電力を伝達するケーブルと、
    を備える車両駆動システムであって、
    前記ケーブルから取得された電力によって駆動され、前記ケーブルに空気を送る送風器と、
    前記送風器の状態を制御する制御部と、
    前記制御部の制御によって、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態、または、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給しない状態に設定されるスイッチと、
    を備え
    前記スイッチは、前記制御部に電源電力が供給されていないときに、前記ケーブルから前記送風器に電力を供給する状態に設定されることを特徴とする車両駆動システム。
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