JP3619935B2 - マイクロウエーブセンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可視光線よりも低周波の電磁波を用いた能動型のセンサであるマイクロウエーブセンサ(以下、「MWセンサ」という)に係る。特に、本発明は、MWセンサを複数個配置する際に互いの電波の干渉を抑制するための対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、防犯装置の一つとして、マイクロ波を検知エリアに向けて発信し、検知エリア内に人体が存在する場合には、その人体からの反射波(ドップラー効果によって変調したマイクロ波)を受信して人体(侵入者)を検知するMWセンサが知られている。
【0003】
このMWセンサは、マイクロ波の発信及び受信を行うアンテナを備えており、このアンテナから検知エリアに向けて発信されたマイクロ波は、検知エリア内に人体が存在する場合、ドップラー効果によりその人体からの反射波の周波数が変調されてアンテナに受信される。つまり、この場合、アンテナから発信されたマイクロ波の周波数に対してアンテナに受信されるマイクロ波は変調されるため、MWセンサの出力信号波形に変化が生じ、これによってMWセンサから人体検出信号が発信されるようになっている。
【0004】
尚、一般に、この種のMWセンサは、検知エリア内の人体からの赤外線を受けて人体とその周囲との温度差から侵入者を検知するPIRセンサと組み合わせて使用される(例えば特開平11−39574号公報参照)。つまり、MWセンサの検知エリアとPIRセンサの検知エリアとを重ね、両者の検知出力のANDをとることで両センサの弱点を補完し、人体検知の信頼性を高めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記MWセンサを同一空間に複数個配置する場合や隣接する空間にそれぞれ配置する場合には、各MWセンサから発せられる電波の干渉が懸念される。以下、具体的に説明する。
【0006】
一般にMWセンサのアンテナはセンサ設置状態において鉛直方向に延びる方向に配置されている。このように構成された一対のセンサを、図10(a)に示すように、同一室内aの互いに対向する壁面b,bに配置した場合、各MWセンサc,cのアンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことになり、これによって互いの電波同士が干渉してしまう。このため、MWセンサcの出力信号波形にノイズが混在することになり、誤動作を招いてしまう虞があった。また、図10(b)に示すように、互いに隣り合う室内a1,a2にそれぞれMWセンサc,cを配置した場合であっても、その配置する壁面b,bが互いに対向する壁面同士であった場合には、マイクロ波は壁面dを透過するために上記と同様に、互いの電波同士が干渉して、誤動作を招いてしまう虞があった。
【0007】
このような互いの電波同士の干渉を防止するための一つの手段として各MWセンサc,cが発するマイクロ波の周波数をそれぞれ異ならせることが行われている。しかし、これでは、発振周波数の異なる複数種類のMWセンサを用意しておき、この発振周波数の異なるもの同士を組み合わせて設置するといった作業が必要になり、MWセンサの製造及び設置の作業の煩雑化を招いてしまうため好ましくない。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同一空間に複数個のMWセンサを配置した場合や、隣接する空間にそれぞれMWセンサを配置した場合において、各MWセンサが発信するマイクロ波を互いに同一周波数としながらも電波の干渉を抑制することができ、これによって動作の信頼性の向上を図ることができる構成を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要−
上記の目的を達成するために、本発明は、マイクロ波の発信及び受信を行うアンテナの延長方向を適切に設定することにより、複数のMWセンサ同士を対向配置させた場合であっても各アンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことがないような構成としている。
【0010】
−解決手段−
具体的には、相手側マイクロウエーブセンサに対向配置され且つこの相手側マイクロウエーブセンサと同一構成で且つ同一周波数のマイクロ波を発振するマイクロウエーブセンサであり、検知エリアに向けてマイクロ波を発信すると共にこの検知エリアから反射されるマイクロ波を受信するアンテナを備え、上記検知エリア内に人体が存在する場合に、アンテナが、ドップラー効果によって変調したマイクロ波の反射波をその人体から受信することで上記検知エリア内における人体の存在を検知するマイクロウエーブセンサを前提とする。このマイクロウエーブセンサに対し、上記アンテナを、上記相手側マイクロウエーブセンサとの間でアンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことがないよう、鉛直方向及び水平方向を除く斜め方向のアンテナ偏波面を形成する構成としている。
【0011】
この特定事項により、同一構成の一対のマイクロウエーブセンサを、互いに対向する壁面に配置させた場合、それぞれのアンテナは同一平面上に存在しない状態、つまり、所定の捩れ角をもった捩れの位置に存在することになる。このため、マイクロウエーブセンサから発信されるマイクロ波の各アンテナ偏波面は同一面上で重なり合うことがなくなり、これによって互いの電波同士の干渉が抑制できる。
【0012】
また、上記アンテナを棒状とし、その傾斜角度の最適値として、センサ設置状態における鉛直方向に対して45°傾斜した方向に設定している。これによれば、マイクロウエーブセンサから発信されるマイクロ波の各アンテナ偏波面は互いに直交する面上に形成されることになり、電波同士の干渉を大幅に削減することができて、センサの誤動作を回避し、その信頼性の向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本形態では、本発明に係るMWセンサを、PIRセンサと併用することにより構成される防犯システムに適用した場合について説明する。
【0014】
−防犯システムの全体構成の説明−
図1に、本実施形態に係る防犯システムに使用されるMVセンサ3を備えた防犯センサユニット1を示す。図1(a)は防犯センサユニット1の正面図、図1(b)は図1(a)中のB−B線に沿った断面図である。この防犯センサユニット1は、ケース2内にMWセンサ3及びPIRセンサ4が収容され、ケース2の前面がマイクロ波を透過するカバー5で覆われているとともに、PIRセンサ4の前面にフレネルレンズ6が形成されている。
【0015】
図2は、本防犯センサユニット1が配設された室内(例えば倉庫など)のユニット配設位置と、MWセンサ3及びPIRセンサ4の検知エリアとの関係を示す図であって、図2(a)は側面図、図2(b)は平面図である。この図2において、防犯センサユニット1は部屋7を形成する壁面のうち互いに対向する壁面7a,7aにそれぞれに設置されている。ここでは、図中の左側に設置されているものを第1防犯センサユニット1Aと呼び、図中の右側に設置されているものを第2防犯センサユニット1Bと呼ぶ。図中に一点鎖線で示した検知エリア3Aが第1防犯センサユニット1AのMWセンサ3による検知エリアである。図中に一点鎖線で示した検知エリア3Bが第2防犯センサユニット1BのMWセンサ3による検知エリアである。また、図中に左斜め下向きの斜線を付した検知エリア4A,4A,…が第1防犯センサユニット1AのPIRセンサ4による検知エリアであり、図中に右斜め下向きの斜線を付した検知エリア4B,4B,…が第2防犯センサユニット1BのPIRセンサ4による検知エリアである。これら検知エリア4A,4Bは、フレネルレンズ6によって複数のビームで室内7をカバーするように設定されている。これにより、第1防犯センサユニット1AのMWセンサ3による検知エリア3AとPIRセンサ4による検知エリア4Aとはそれぞれ重なり合い、また、第2防犯センサユニット1BのMWセンサ3による検知エリア3BとPIRセンサ4による検知エリア4Bとはそれぞれ重なり合っている。
【0016】
図3は、第1防犯センサユニット1Aの構成を示すブロック図である。この図3に示すように、本第1防犯センサユニット1Aでは、MWセンサ3で検出された人体検出信号mが第1検出回路82に入力される。一方、PIRセンサ4で検出された人体検出信号pが第2検出回路84に入力される構成となっている。
【0017】
そして、各人体検出信号m,pが所定のしきい値をそれぞれ超えたとき、各検出回路82,84から検出信号d1 ,d2 が判別回路85に個別に出力されるようになっている。つまり、第1検出回路82は、人体検出信号mから侵入者の有無を検出する回路である。この第1検出回路82は、人体検出信号mのレベルが所定のしきい値を超えたときに検出信号d1 を判別回路85に出力する。一方、第2検出回路84は、人体検出信号pから侵入者の有無を検出する回路である。この第2検出回路84は、人体検出信号pのレベルが所定のしきい値を超えたときに検出信号d2 を判別回路85に出力する。
【0018】
判別回路85は、予め定めた時間内に入力される検出信号d1 ,d2 のそれぞれについて演算し、その演算結果が実測データに基づいて定めた所定の数値内であったとき、侵入者があると判別して警報信号aを出力する。これにより、本システムの集中管理装置を経て警備会社への通報が行われる。
【0019】
また、第2防犯センサユニット1Bの構成も、上述した第1防犯センサユニット1Aの構成と同様であり、侵入者があると判別した場合に、本システムの集中管理装置を経て警備会社への通報を行うようになっている。
【0020】
−MWセンサ3の詳細説明−
次に、上記MWセンサ3の詳細構成について説明する。
【0021】
図4にMWセンサ3の回路構成を示している。この図に示すように、MWセンサ3は、マイクロ波の発信及び受信を行うアンテナ31を備えている。このアンテナ31から検知エリアに向けて発信されたマイクロ波は、検知エリア内に人体が存在する場合、ドップラー効果によりその人体からの反射波の周波数が変調されてアンテナ31に受信される。この受信された反射波はミキサ32によって発振用電源33の電圧波形とミキシングされた後、IFアンプ34によって増幅され、このIFアンプ34からの出力がMWセンサ3の出力信号として得られるようになっている。
【0022】
検知エリア内に人体が存在していない場合には、アンテナ31において発信及び受信されるマイクロ波の周波数は等しいため、IFアンプ34からの出力信号におけるIF周波数は「0」となり、MWセンサ3からは信号が出力されない。これに対し、検知エリア内に人体が存在する場合には、アンテナ31から発信されたマイクロ波の周波数に対してアンテナ31に受信されるマイクロ波は変調されるため、MWセンサ3の出力信号波形に変化が生じ、これによってMWセンサ3から人体検出信号mが発信されるようになっている。
【0023】
そして、本MWセンサ3の特徴は上記アンテナ31の設置状態にある。図5は、このアンテナ31の設置状態を示すMWセンサ3内部の正面図である。この図に示すように、アンテナ31はMWセンサ3の正面視において、MWセンサ3の上下方向に対して図中の反時計回り方向に45°の傾斜角度を存する方向に傾斜して配置されている。これにより、このアンテナ31から発信されるマイクロ波のアンテナ偏波面は45°の傾斜角度をもって傾斜した面として成形されることになる。このようにして第1及び第2防犯センサ1A,1B共に正面視において同一方向に同一角度だけアンテナ31は傾斜して配置されている。
【0024】
このように構成されたMWセンサ3を備えた一対の防犯センサユニット1A,1Bが対向して配置されているため、図6に示すように、各防犯センサユニット1A,1BのMWセンサ3,3のアンテナ31,31は同一平面上には存在しない状態、つまり、90°の捩れ角をもった捩れの位置に存在することになる。その結果、各防犯センサユニット1A,1BのMWセンサ3から発信されるマイクロ波のアンテナ偏波面は互いに直交する面上に形成されることになる。つまり、各アンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことがなくなり、これによって互いの電波同士の干渉が抑制できる。その結果、MWセンサ3が相手側のMWセンサ3からのマイクロ波の影響を受けて出力信号波形にノイズが混在してしまうといった状況を抑制することができて、MWセンサ3の誤動作を回避し、その信頼性の向上を図ることができる。
【0025】
−実験例−
次に、本発明の効果を確認するために行った実験例について説明する。本実験は、図7に示すように、発振器91からの発振信号を受けると共に水平軸回りに回動自在とされたダイポールアンテナ92を備えさせ、このダイポールアンテナ92に対向するように上記MWセンサ3を備えた防犯センサユニット1を設置させて行った。ダイポールアンテナ92と防犯センサユニット1との間の距離は例えば500mmに設定している。そして、ダイポールアンテナ92を回動させながら所定のマイクロ波をMWセンサ3に向けて発信させ、このMWセンサ3によって受信される電界強度比を測定すると共にセンサ検知レベル波形をオシロスコープ93によって検出した。
【0026】
図8はダイポールアンテナ92の延長方向とMWセンサ3のアンテナ31の延長方向との間の角度(MWセンサ3延長方向に対するダイポールアンテナ92の延長方向の角度であって、以下、単に相対角度と呼ぶ)と、電界強度比との関係を示すグラフである。この電界強度比は、その値が小さいほど、ダイポールアンテナ92からのマイクロ波がMWセンサ3に与える影響が小さい、つまり、電波の干渉が少ないことを示す。また、図9(a)はダイポールアンテナ92とMWセンサ3のアンテナ31との相対角度が0°であるときのオシロスコープ93上の検知レベル波形を示し、図9(b)はダイポールアンテナ92とMWセンサ3のアンテナ31との相対角度が90°であるときのオシロスコープ93上の検知レベル波形を示す図である。このオシロスコープ93上の検知レベル波形は、その振幅が小さいほど、ダイポールアンテナ92からのマイクロ波がMWセンサ3に与える影響が小さい、つまり、電波の干渉が少ないことを示す。
【0027】
これら結果から判るように、ダイポールアンテナ92とMWセンサ3のアンテナ31との相対角度が0°から次第に大きくなるに従って電界強度比は次第に小さくなっていき、その相対角度が90°であるときには電界強度比は最小値として−20dBとなる。
【0028】
また、ダイポールアンテナ92とMWセンサ3のアンテナ31との相対角度が0°であるときのセンサ検知レベルは739mVであったのに対し、ダイポールアンテナ92とMWセンサ3のアンテナ31との相対角度が90°であるときのセンサ検知レベルは68.5mVであった。つまり、相対角度が90°であるときには、電波の干渉が殆ど無いことが判る。
【0029】
このように、ダイポールアンテナ92とMWセンサ3のアンテナ31との相対角度が90°であるときに、最も電波の干渉を小さくすることができることが判る。このため、図6に示すように、一対の防犯センサユニット1A,1Bを対向して配置する場合には、アンテナ31の傾斜角度を45°に設定することで各アンテナ同士31,31の相対角度を90°に設定することができ、最も電波の干渉が少ない状態で各防犯センサユニット1A,1Bを設置することができる。この効果の一例としては、従来のMWセンサに比べて、センサ間の距離を1/10に設定しても電波の干渉を抑制することが可能となる。
【0030】
−その他の実施形態−
上記実施形態では、MWセンサ3を、PIRセンサ4と併用することにより構成される防犯システム1に適用した場合について説明した。本発明は、これに限らず、MWセンサ3を単独で使用する場合についても適用可能である。
【0031】
また、アンテナ31の傾斜角度は45°に限るものではなく、鉛直方向及び水平方向を除く斜め方向であれば如何なる角度に設定しても電波の干渉を軽減する効果を得ることができる。上述したように、アンテナ31の傾斜角度を45°に設定した場合には最も効果が大きいが、上記相対角度が45〜135°の範囲内になるようにアンテナ31の傾斜角度を設定することにより、つまり、アンテナ31の傾斜角度を45°±22.5°に設定することにより、電界強度比を−3dB以下とする実用上有効な効果を得ることができる。
【0032】
また、図6に示すように、同一室内7の互いに対向する壁面7a,7aに防犯センサユニット1A,1Bを配置する場合に限らず、図10(b)に示すように、互いに隣り合う室内a1,a2にそれぞれ防犯センサユニットを配置する場合にも適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、MWセンサに対し、マイクロ波の発信及び受信を行うアンテナの延長方向を斜め方向に設定することにより、複数のMWセンサ同士を対向配置させた場合であっても各アンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことがないようにしている。このため、MWセンサから発信されるマイクロ波の各アンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことがなくなり、これによって互いの電波同士の干渉が抑制できて、センサの誤動作を回避し、その信頼性の向上を図ることができる。従来では、電波同士の干渉を防止するためにMWセンサの発振周波数を互いに異ならせていた。本発明によれば、同一構成のMWセンサを組み合わせても電波同士の干渉が抑制できるので、MWセンサの製造及び設置の作業の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る防犯センサユニットを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中のB−B線に沿った断面図である。
【図2】各防犯センサユニットの検知エリアを説明するための図であり、(a)は室内の側面図、(b)は室内の平面図である。
【図3】防犯システムのシステム構成を示すブロック図である。
【図4】MWセンサの回路構成を示す図である。
【図5】アンテナの設置状態を示すMWセンサ内部の正面図である。
【図6】各防犯センサユニットが壁面に設置された状態を示す図である。
【図7】実験例で使用した実験装置を示す図である。
【図8】ダイポールアンテナとMWセンサのアンテナとの相対角度と、電界強度比との関係を示す図である。
【図9】実験例におけるオシロスコープ上の検知レベル波形を示す図であり、(a)はダイポールアンテナとMWセンサのアンテナとの相対角度が90°であるときの波形を、(b)はダイポールアンテナとMWセンサのアンテナとの相対角度が0°であるときの波形をそれぞれ示す図である。
【図10】(a)は同一室内の互いに対向する壁面にMWセンサを配置した状態を示し、(b)は互いに隣り合う室内にそれぞれMWセンサを配置した状態を示す図である。
【符号の説明】
3 マイクロウエーブセンサ
3A,4A 検知エリア
31 アンテナ

Claims (2)

  1. 相手側マイクロウエーブセンサに対向配置され且つこの相手側マイクロウエーブセンサと同一構成で且つ同一周波数のマイクロ波を発振するマイクロウエーブセンサであり、検知エリアに向けてマイクロ波を発信すると共にこの検知エリアから反射されるマイクロ波を受信するアンテナを備え、上記検知エリア内に人体が存在する場合に、上記アンテナが、ドップラー効果によって変調したマイクロ波の反射波をその人体から受信することで上記検知エリア内における人体の存在を検知するマイクロウエーブセンサにおいて、
    上記アンテナは、上記相手側マイクロウエーブセンサとの間でアンテナ偏波面が同一面上で重なり合うことがないよう、鉛直方向及び水平方向を除く斜め方向のアンテナ偏波面を形成する構成とされていることを特徴とするマイクロウエーブセンサ。
  2. 請求項1記載のマイクロウエーブセンサにおいて、
    アンテナは棒状であって、その延長方向は、センサ設置状態における鉛直方向に対して45°傾斜した方向に設定されていることを特徴とするマイクロウエーブセンサ。
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