JP3618668B2 - ストーカ式廃棄物焼却炉 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は都市ごみ等の廃棄物を焼却するストーカ式廃棄物焼却炉の改良に関するものであり、燃焼ストーカへ供給する燃焼空気の酸素濃度を制御することにより、燃焼制御の応答性を高めて廃棄物の層厚さや燃え切り点の変動をより少なくし、廃棄物の物性が大きく変動しても常に安定した廃棄物の焼却処理を行なえるようにしたストーカ式廃棄物焼却炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、都市ごみ等の廃棄物は焼却することにより減量させ、発生した焼却灰を埋立地へ投棄したり、資源として再利用することにより処理されている。また、この種廃棄物の焼却には、従前から運転の安定性、経済性及び焼却処理性能等の点で多くの優れた効用を有するストーカ式廃棄物焼却炉が広く用いられている。
【0003】
図4は、従前のストーカ式廃棄物焼却炉の構成を示す断面概要図であり、図に於いて1は乾燥ストーカ、2は燃焼ストーカ、3は後燃焼ストーカ、4は燃焼室、5は廃熱回収ボイラ、6は廃棄物供給ホッパ、7は廃棄物供給装置、8は燃焼空気供給装置、9は焼却灰排出口、10は排ガス処理装置、11は誘引通風機、12は煙突、13は空気予熱器である。
【0004】
また、図4に於いて14は焼却量演算装置、15は目標焼却量の設定装置、16a・16bは空気量演算装置、17は燃焼空気量調整装置、18はストーカ速度調整装置、19aは廃棄物供給量検出器、19bは蒸気流量検出器、20a・20b・20cは廃棄物の層厚さ検出器、21は燃え切り点検出器、22はおき燃焼完結点検出器、23は放射温度計、24はダンパ、26は駆動装置であり、前記燃焼空気量調整装置17やストーカ速度調整装置18等により自動燃焼制御装置25が形成されている。
【0005】
前記乾燥用ストーカ1及び燃焼ストーカ2へは、通常炉内へ供給される廃棄物Wの物性に応じて20℃〜200℃の空気A1 、A2 が供給されている。また、後燃焼ストーカ3へは、排出する焼却灰W0 内の可燃性未燃物量を減らしてその熱灼減量値を下げるため、空気予熱器13で昇温した加熱空気A3 が供給されている。
【0006】
燃焼ストーカ2上に於ける廃棄物の温度は約700℃〜900℃位いになっており、燃焼ストーカ2の後端部分を燃え切り点Qaとして廃棄物は燃焼される。また、燃焼ストーカ2から移送されてきた燃焼残渣は、後燃焼ストーカ3上で所謂おき燃焼され、燃焼残渣内に残存する未燃物が後燃焼ストーカ3の後半部分をおき燃焼完結点Qbとして、ゆっくりとおき燃焼される。
【0007】
廃棄物Wの燃焼は、燃焼空気量調整装置17による燃焼空気量の調整等とストーカ速度調整装置18によるストーカ作動速度の調整等を組み合せることにより、燃焼各ストーカ2上の廃棄物Wの層厚さや燃え切り点Qa、後燃焼ストーカ3上のおき燃焼完結点Qb等を設定値又は設定位置に保持しつつ、所謂自動燃焼制御によって行なわれている。
【0008】
例えば、図4のストーカ式廃棄物焼却炉に於いては、廃棄物の層厚さ検出器20a・20b・20c及び燃え切り点検出器21からの信号により、ストーカ速度調整装置18を介して各ストーカ1、2、3及び廃棄物供給装置7の作動を制御し、廃棄物層の厚みが上昇した場合には、その上流側のごみ供給装置あるいはストーカの速度を遅くすることにより、廃棄物層の厚みを下げるように制御する。また、燃え切り点Qaが下流側に来た時は、ストーカ速度を遅くすることで所定の位置に戻るように制御する。
【0009】
また、燃焼用空気の方は、目標焼却量設定装置15からの設定値と、廃棄物供給量検出器19aにより検出した検出値に基づく焼却量演算装置14からの演算値とから空気量演算装置16bで必要空気量を演算すると共に、蒸気流量検出器19bからの信号により空気量演算装置16aでボイラ5の発生蒸気量に対応した必要空気量を演算し、両空気量演算装置16a・16bからの演算信号により空気量調整装置17を介して、ダンパー24a〜24dの開度を調整することにより制御されている。
【0010】
上記従前のストーカ式廃棄物焼却炉では、焼却する廃棄物Wの成分や発熱量、水分含有率等の所謂ごみ質が略一定の場合には、高能率で安定した廃棄物の焼却処理が行なえ、優れた実用的効用が奏される。
しかし、従前のストーカ式廃棄物焼却炉では、前述の如く蒸発量制御等廃棄物Wの投入熱量を設定値に保持する制御が行なわれているため、ごみ質が変動すると必然的に廃棄物の供給量も大きく変動することになり、一般にはごみ質が低下すると、廃棄物供給量が増加して各ストーカ上の廃棄物の層厚さが大になる。
【0011】
勿論、廃棄物層厚さが大になれば、前述の通り、ストーカ速度調整装置18を介して上流側の廃棄物供給装置7やストーカの作動速度を変化させることにより、廃棄物層厚さの調整が行なわれる。
しかし、上記ストーカ速度調整装置18により廃棄物供給装置7やストーカの作動速度を調整する方法には、廃棄物層厚さを調整するための応答速度が遅いと云う基本的な弱点があり、その結果、廃棄物の層厚さの修正が不十分で燃焼用空気の吹き抜けを生じたり、燃え切り点が大きく変動することにより、灰の熱灼減量や2次燃焼に悪影響を与えるという問題がある。
【0012】
このように、従前のストーカ式廃棄物焼却炉の燃焼制御のようなストーカ速度や空気供給量の調整のみでは、応答速度の点から廃棄物の質の急変に対応して廃棄物の層厚さや燃え切り点Qaを迅速に制御することに限界があり、近年のように、多様な質の廃棄物を受け入れしなければならないストーカ式廃棄物焼却炉に於いては、廃棄物の安定した燃焼制御の確立が大きな問題点となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従前のストーカ式廃棄物焼却炉に於ける上述の如き問題、即ちストーカの速度制御や空気供給量の制御のみでは、被燃焼物である廃棄物の質の急変に対応して常に安定した燃焼状態を保持することが出来ないと云う問題を解決せんとするものであり、被燃焼物の質が急変しても、廃棄物の層厚さに大きな斑を生じることなく、しかもほぼ一定位置に燃え切り点を制御しつつ、安定した廃棄物の焼却処理を行なえるようにしたストーカ式廃棄物焼却炉を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
一般に、ストーカ式廃棄物焼却炉で、乾燥ストーカ1、燃焼ストーカ2及び後燃焼ストーカ3で構成されるストーカのうち、特に燃焼ストーカ2へ供給する燃焼空気を酸素富化空気とすることにより、廃棄物の燃焼が促進され、燃え切り点Qaが上流側に移行することがわかっている。本件発明は、これ等の特性を利用して、特に燃焼ストーカ2上の廃棄物層厚さを流れ方向に数点にわたって監視し、その層厚さの検出値によって燃焼空気への酸素の混入量を調整し、燃焼を促進することによって各点の廃棄物層厚さが常に一定となるようにしたものである。また、廃棄物の燃え切り点Qaが設定位置よりも下流側へ移行した場合には、燃え切り点Qaよりも上流側の燃焼空気の酸素濃度を増加させることにより、燃え切り点Qaを常に設定位置の近傍に保持するようにしたものである。
【0015】
即ち、請求項1に記載の発明は、乾燥ストーカ1と燃焼ストーカ2と後燃焼ストーカ3とを備え、燃焼ストーカ2上の廃棄物Wの層厚さと燃え切り点Qaと後燃焼ストーカ上のおき燃焼完結点Qbを設定値又は設定位置に保持しつつ廃棄物Wを燃焼させるようにしたストーカ式廃棄物焼却炉に於いて、前記廃棄物Wの層厚さと燃え切り点Qaとおき燃焼完結点Qbの検出信号により、燃焼ストーカ2と後燃焼ストーカ3の下方へ供給する燃焼空気A2 , A 3 の酸素含有率を制御する構成としたことを特徴とするストーカ式廃棄物焼却炉。
【0016】
請求項2の発明は請求項1の発明に於いて、燃焼ストーカ2の下部のホッパ27を複数区画に分割し、各区画へ供給する燃焼空気量を夫々制御するようにしたものである。
【0017】
請求項3の発明は請求項1の発明に於いて燃焼ストーカ2上に複数の廃棄物の層厚さ検出器20を上・下2段に亘って格子状に配列し、廃棄物の層厚さを二次元計測するようにしたものである。
【0018】
請求項4の発明は請求項1の発明に於いて、燃焼ストーカ2の移動速度を制御することにより廃棄物の層厚さと燃え切り点Qaを設定値又は設定位置に保持するようにしたものである。
【0019】
請求項5の発明は請求項1の発明に於いて、燃焼ストーカ2へ供給する燃焼空気量を制御することにより、廃棄物の層厚さと燃え切り点Qaを設定値又は設定位置に保持するようにしたものである。
【0020】
請求項6の発明は請求項1の発明に於いて、燃焼ストーカ2の移動速度と燃焼空気の供給量を制御することにより、廃棄物の層厚さと燃え切り点Qaを設定値又は設定位置に保持するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係るストーカ式廃棄物焼却炉の断面概要図であり、前記図4の場合と同じ部位・部材には、図4の場合と同じ参照番号が使用されている。
図1に於いて、1は乾燥ストーカ、2は燃焼ストーカ、3は後燃焼ストーカ、4は燃焼室、5は廃熱回収ボイラ、6は廃棄物供給ホッパ、7は廃棄物供給装置、8は燃焼空気供給装置、9は焼却灰排出口、10は排ガス処理装置、11は誘引通風機、12は煙突、13は空気予熱器、20はごみ層厚さ検出器、21は燃え切り点検出器、22はおき燃焼完結点検出器、23は放射温度計、24a〜24dはダンパ、25は自動燃焼制御装置、26a〜26dは駆動装置、27はホッパ、28は酸素発生装置、29a・29bは酸素濃度調整装置、Pはごみ層厚さ測定点、Wは廃棄物(ごみ)、Qaは燃え切り点、Qbはおき燃焼完結点である。
【0022】
廃棄物供給ホッパ6内の廃棄物Wは、廃棄物供給装置7により順次炉内へ供給され、乾燥ストーカ1上で乾燥されたあと燃焼ストーカ2上で燃焼されること、及び乾燥ストーカ1と燃焼ストーカ2へは、燃焼用空気供給装置8及び空気予熱器13を通して廃棄物Wの供給量やその発熱量に応じた温度(20℃〜200℃)及び流量の空気A1 、A2 が供給されること等は、図4に示した従前のストーカ式廃棄物焼却炉の場合と同様である。また、廃熱回収ボイラ5で熱回収をされた排ガスが、排ガス処理装置10を通して清浄化されたあと、大気中へ放散されること及び焼却灰排出口9から排出された焼却灰が、灰押出装置(図示省略)を介して外部へ搬出されること等は、公知のストーカ式廃棄物焼却炉の場合と同様である。従って、ここではその詳細な説明は省略する。
【0023】
本件発明に於いては、燃焼空気供給装置8から燃焼ストーカ2への空気供給路に酸素発生装置28が酸素濃度調整装置29aを介設して分岐接続されており、自動燃焼制御装置25からの信号により酸素濃度調整装置29aを作動させることにより、燃焼ストーカ2へ供給する燃焼用空気A2 内の酸素濃度を調整する構成となっている。
【0024】
具体的には、燃焼ストーカ2上の廃棄物Wの燃え切り点Qaの位置は、燃え切り点検出器21により連続的に検出されており、当該燃え切り点Qaが上流側へ移動した場合には、燃焼空気A2 内への酸素の供給を絞り、酸素富化レベルを下降させる。また、逆に、燃え切り点Qaが設定点より下流側へ移動した場合には、燃焼空気A2 の酸素富化レベルを上昇させる。
【0025】
同様に、後燃焼ストーカ3へ供給する燃焼空気A3 内へも必要量の酸素を酸素発生装置28から供給するようになっており、酸素濃度調整装置29bを介して酸素の供給量を変えることにより、おき燃焼完結点Qbの位置を制御する構成となっている。
【0026】
また、前記燃焼ストーカ2上の廃棄物層厚さが増加すると、廃棄物層厚さ検出器20a・20bからの検出信号により自動燃焼制御装置25を介して酸素濃度調整装置29aが作動され、これによって燃焼用空気A2 の酸素富化レベルが上昇される。また逆に、廃棄物層厚さが減少すると、燃焼用空気A2 の酸素富化レベルが引下げられる。これにより、燃焼ストーカ2上の各部に於ける廃棄物層厚さが、極めて速い応答性でもって略同じ値に保持される。
【0027】
図2は、燃焼ストーカ2上に於ける廃棄物層厚さ検出器20の配置状態を示す側面図であり、図3は図2の平面図である。
廃棄物層厚さ検出器20は、図2及び図3に示すように、上・下2段に亘って格子状に配置されており、廃棄物層厚さの所謂二次元計測が行なえるようになっている。
【0028】
また、燃焼空気A2 を供給する燃焼ストーカ2下方のホッパ27は、図3のように複数区画に分割し、燃焼空気A2 の供給量をより細かく調整出来る構造とするのが望ましい。この場合、ごみ表面上における格子状の各測定点でのごみ層レベルを計測(三次元計測)することのできるグリーンレーザレベル計等を用いるとよい。
【0029】
尚、前記先の実施形態に於いては、廃棄物層厚さの制御や燃え切り点Qaの制御を燃焼ストーカ2へ供給する燃焼用空気A2 の酸素富化レベルを調整することのみによって行なうようにしているが、酸素富化調整だけでなく、これにストーカ速度の制御や供給空気量の制御を組み合せ、より燃焼制御の応答性及び制御精度を高めるようにしてもよいことは勿論である。
【0031】
同様に、先きの実施形態に於いては、燃焼ストーカ2の速度調整と燃焼空気A2 の酸素富化レベルの制御との組み合せについて述べたが、燃焼空気A2 及び燃焼空気A3 の供給量制御や酸素富化レベルの制御と、廃棄物供給装置7や燃焼ストーカ2、乾燥ストーカ1、後燃焼ストーカ3の速度制御とを組み合せるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明に於いては、廃棄物の層厚さと燃え切り点の検出信号により、燃焼ストーカの下方へ供給する燃焼空気の酸素濃度を制御する構成としているため、廃棄物の物性が大きく変動しても、従前のストーカ速度制御と燃焼空気量制御との組み合せ制御の場合に比較して、より迅速に燃焼ストーカ上の廃棄物の層厚さの変動や燃え切り点の位置変動を押えてこれを設定値又は設定位置へ戻すことが出来、より高精度な燃焼制御が可能となる。
【0033】
その結果、後燃焼ストーカへ送る焼却灰中の未燃分がより少なくなると共に、廃棄物層厚さが常に一定に保持されることにより一次燃焼空気量の変動が抑制され、結果として二次燃焼がより安定したものになる。
本発明は上述の通り、燃焼ストーカの下部へ供給する燃焼空気の酸素富化レベルの調整により応答性に優れた燃焼制御が可能となり、ストーカ式廃棄物焼却炉の廃棄物焼却性能を大幅に高めることが出来ると云う優れた実用的効用を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るストーカ式廃棄物焼却炉の構成を示す断面概要図である。
【図2】燃焼ストーカ上の廃棄物層厚さ検出器の配置状態を示す側面図である。
【図3】燃焼ストーカ上の廃棄物層厚さ検出器の配置状態を示す平面図である。
【図4】従前のストーカ式廃棄物焼却炉の構成を示す断面概要図である。
【符号の説明】
1は乾燥ストーカ、2は燃焼ストーカ、3は後燃焼ストーカ、4は燃焼室、5は廃熱回収ボイラ、6は廃棄物供給ホッパ、7は廃棄物供給装置、8は燃焼空気供給装置、9は焼却灰排出口、10は排ガス処理装置、11は誘引通風機、12は煙突、13は空気予熱器、14は焼却量演算装置、15は目標焼却量設定装置、16a・16bは空気量演算装置、17は燃焼空気量調整装置、18はストーカ速度調整装置、19aは廃棄物供給量検出器、19bは蒸気流量検出器、20a〜20cは廃棄物の層厚さ検出器、21は燃え切り点検出器、22はおき燃焼完結点検出器、23は放射温度計、24a〜24dはダンパ、25は自動燃焼制御装置、26a〜26dは駆動装置、27はホッパ、28は酸素発生装置、29a〜29bは酸素濃度調整装置、Pはごみ層厚さ測定点、Wは廃棄物(ごみ)、Qaは燃え切り点、Qbはおき燃焼完結点。
Claims (6)
- 乾燥ストーカと燃焼ストーカと後燃焼ストーカとを備え、燃焼ストーカ上の廃棄物の層厚さと燃え切り点と後燃焼ストーカ上のおき燃焼完結点を設定値又は設定位置に保持しつつ廃棄物を燃焼させるようにしたストーカ式廃棄物焼却炉に於いて、前記廃棄物の層厚さと燃え切り点とおき燃焼完結点の検出信号により、燃焼ストーカと後燃焼ストーカの下方へ供給する燃焼空気の酸素含有率を制御する構成としたことを特徴とするストーカ式廃棄物焼却炉。
- 燃焼ストーカの下部のホッパを複数区画に分割し、各区画へ供給する燃焼空気量を夫々制御するようにした請求項1に記載のストーカ式廃棄物焼却炉。
- 燃焼ストーカ上に複数の廃棄物の層厚さ検出器を上・下2段に亘って格子状に配列し、廃棄物の層厚さを二次元計測するようにした請求項1に記載のストーカ式廃棄物焼却炉。
- 燃焼ストーカの移動速度を制御することにより廃棄物の層厚さと燃え切り点を設定値又は設定位置に保持するようにした請求項1に記載のストーカ式廃棄物焼却炉。
- 燃焼ストーカへ供給する燃焼空気量を制御することにより、廃棄物の層厚さと燃え切り点を設定値又は設定位置に保持するようにした請求項1に記載のストーカ式廃棄物焼却炉。
- 燃焼ストーカの移動速度と燃焼空気の供給量を制御することにより、廃棄物の層厚さと燃え切り点を設定値又は設定位置に保持するようにした請求項1に記載のストーカ式廃棄物焼却炉。
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