JP3618127B2 - 円周部を圧縮可能なパイプ取付具を製造する方法および装置 - Google Patents

円周部を圧縮可能なパイプ取付具を製造する方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は管あるいはパイプを互いに、若しくは他のパイプ部材と連結する円周部を圧縮可能なパイプ取付具に関する。パイプ取付具は例えば銅、スチールあるいは同等の変形可能な材料で作製され得る。
【0002】
【従来の技術】
一般にパイプ取付具はパイプの連結端部を好ましくはOリングのような密封リングを介在して受容するよう構成されている。パイプ取付具はその外側から周部を圧搾あるいは圧縮せしめることにより内側にあるパイプ部材と強固に接合される。この円周における圧縮は例えば圧縮ジヨー、ローリング等により実行される。
【0003】
密封部材、通常はOリングを収納するために、パイプ取付具には内側溝を具備させる必要がある。従つてパイプ取付具の材料は変形可能に設けられる。また漏れ等を来す損傷を防ぐ必要があり、前記の変形に伴いパイプ取付具の材料が脆弱になることを防ぐ要もある。従つてパイプ取付具は圧縮前に出来る限り正確にパイプ端部を受容し、連結時にパイプ取付具の過度の変形を抑止することが望ましい。
【0004】
この種の圧縮パイプ取付具は多くは配管システムの敷設時に使用される。通常これらパイプ取付具は各種のサイズ、例えば数分の1インチ以上のサイズの流体パイプに対し適用される。且つ多数のパイプ取付具が使用されるから、低廉に製造可能であることが求められる。
【0005】
パイプおよびパイプ取付具は電子工学上の異なるポテンシヤルを有する場合接合部が腐食する危惧があるから、同一の材料で作製されることが好ましい。
【0006】
周部が圧縮可能なパイプ取付具の管状連結部はパイプの一端部を受容可能に設けられ、この管状連結部には内側円周溝を有する外側への膨出部が具備される。円周溝にはOリングのような密封部材を受容され、一度パイプ取付具がパイプの周部において圧搾されたとき、パイプ取付具と連結するパイプとの間が強固に密封連結される。通常管状連結部は堅牢な材料で作られ、変形が簡単ではなく、例えば標準的な銅、真鍮、スチール、鉄黒等のパイプ材料で作られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の一の目的は品質に優れ、再生産性が高く精度が良好で製造公差が小さく、迅速且つ経済的に周部を圧縮可能なパイプ取付具を製造する方法および装置を提供することにある。この製造法および装置にあつては銅、真鍮、スチール等の各種材料も好適に用いて前記の目的を実現する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの目的は、環状溝(7,8)が形成されたダイ(2)の空洞部に、中空のブランク材(11)を挿入して固定するブランク材挿入工程と、固定されたブランク材(11)の内部に支承マンドレル(19,19’)を挿入し、パイプ連結部( 1 2,13)まで導く支承マンドレル挿入工程と、支承マンドレル(19,19’)の一部を受容し、ブランク材(11)の端部と当接するアツプセツトスリーブ(17,17’)によって、パイプ連結部(12,13)のブランク材(11)が環状溝(7,8)に案内されて膨出部(93)を形成するように、ブランク材(11)をアツプセツト処理するアツプセツト処理工程と、アツプセツト処理後に、挿入した支承マンドレル(19,19’)を除去する除去工程と、支承マンドレル(19,19’)を除去した後に、ローラ(29)をブランク材(11)の内部に挿入し、形成された膨出部(93)の内側まで導くローラ挿入工程と、ローラ(29)を回転させながら、同心状の軌道路に沿つて移動させて、膨出部(93)の内側に、内側円周溝(93a)を形成する円周溝形成工程と、を備えることを特徴とする円周部を圧縮可能なパイプ取付具を製造する方法によって、実現される。
【0009】
また本発明の一の特徴においては、簡潔に述べればパイプ取付具がブランク材を支承し保持するダイ内に受容可能に準備され、製造方法において主として2工程が採用される。第1の工程ではパイプ取付具の管状連結部がダイ内に形成された溝内にアツプセツト、即ち据込みされ、外側への膨出部を成形し、外側への膨出部の内側に密封部材、通常Oリングを受容可能な円周溝を形成する。この製造工程中、支承マンドレルを管状連結部の内側に配置し、管状連結部の開口部の内径が減少することを防止する。主たる製造工程の第2の工程で、支承マンドレルを除去した後外側への膨出部の内側の溝内に内側円周溝を正確な寸法にローリング処理させる。
【0010】
【作用】
本発明の1特徴によれば、パイプ取付具の管状連結部をアツプセツト作業中にその外側および内側において支承する。このときパイプ取付具の管状連結部の壁厚を外側へ膨出部の領域以外の内径および外径が実質的に変更されないように維持するため、実質的に増加しない。アツプセツト作業中、ダイの環状溝内に所定の材料を導入する。この環状溝はダイの完全に内側に設けられるか、あるいは固定ダイ部とパンチ若しくはスタンプヘツドのようなアツプセツト部材に連結されたダイ部材との間に形成する。この処理工程によつて次段のローリング工程で入手される膨出部形成工程の後の膨出部内に十分な材料を配置できる。従つて内側に円周溝を具備する外側への膨出部の壁厚は管状連結部の壁厚と同一程度にされる。これによりパイプ取付具の膨出部の領域が脆弱になることが確実に抑止される。この領域は特にパイプ取付具の使用中に応力を受ける部分である。膨出部はパイプ取付具の脆弱部分をなさないので、接合部の結合にされ寿命が長くなる。
【0011】
パイプ取付具によれば、例えばパイプ取付具に連結されたパイプの加熱・膨張により軸方向に相当の力が生じる場合でも確実に連結できる。しかして銅圧縮取付具により銅管を連結可能である。このパイプは銅の膨張係数がスチールの膨張係数より50%高いので加熱時に伸びる。一方パイプ取付具を銅で作製するときは銅に対し電解反応が生じるから、これによつて腐食を引き起こされるような材料の使用は避ける。
【0012】
製造工程は自動装置により自動化され実施されるため、製造コストが低くなる。ブランク材はダイ内でアツプセツト処理する管状連結部で所望サイズに切断される。最終的にパイプ取付具に影響を及ぼす点がなくブランク材のアツプセツト処理中生じる力および膨出部の領域の壁厚は好適に機能することになるから製造精度は低くなつてもよい。
【0013】
ローラを用いて膨出部に内側円周溝を形成することが好ましい。壁厚はアツプセツト処理後、膨出部の領域において僅かに厚手にされる。ローラは膨出部の領域の管状連結部内に偏心して配設され、アツプセツト壁材料をダイのリング溝状のくぼみにローリング(圧延)処理するため、正確な内外面を有する平滑な、周部が正確に膨出した部分が形成される。ローラの形状に応じて溝の内周部での面形状が定められるから、このローラ形状は密封部材として機能するOリングの断面形状と合致する。この形状は通常実質的に半円にされ、低精度製造でも充分なものが得られる。
【0014】
ローラが偏心して配設され、その軸を中心に回転しながら軌道路上を移動することになる。この軌道路の直径は増加せしめることができるので、ローラはパイプ取付具の軸と同心に動作を開始し、直径が次第に増加する螺旋路を経て、前以てアツプセツト処理した膨出部に確実に係合し、ローリング処理されアツプセツト部分の溝に対し最終寸法にされる。且つ全ローリング処理中、パイプ取付具はダイ内に保持されるので、取付具の外寸および形状は正確に維持される。
【0015】
ローリング処理中取付具の外側での支承は付設される型部材により向上される。ダイあるいは型部材と同様なダイにより、パイプ取付具の膨出部の外側形状を決定する溝が形成される。
【0016】
取付具製造装置の一の実施例によれば、アツプセツト部材はダイ内に設けられる開口部に挿入可能なスリーブである。環状溝はアツプセツト処理中膨出部を受容する開口部内に設けられる。また支承マンドレルにより、材料が外側へ大きく膨出することが抑止され、パイプ取付具の開口部は好適な直径に保持される。
【0017】
【発明の効果】
本実施例の利点は比較的簡潔に設計できる点にある。これは特にアツプセツト工程および内側円周溝を形成するロ一リング処理工程において同一のダイを使用できることによる。且つ本発明の本装置の他の実施態様によれば、ダイ内の開口部のオリフイスに配設された環状溝を有する型部材を備えたダイが採用され、且つ型部材と連結されるアツプセツト部材に同様にダイと対向する環形溝が設けられ、双方の環状溝、即ちアツプセツト部材に設けられた溝と型部材に設けられる溝は共に取付具の外側への膨出部となる溝とを備えており、アツプセツト材料がパイプ取付具の管状連結部の開口部に入ることを抑止して、支承マンドレルを型部材に対し配設できる。しかして本実施態様の利点はアツプセツト処理の当初、アツプセツト部材と型部材との間にブランク材の比較的大の部分を外側へ膨出させる間隙を生じさせることが可能になる。
【0018】
ここで半径方向へのローリング処理工程中、ダイ上に固定可能な追加の型部材を用いることが好ましい。
【0019】
【実施例】
先ず図9を参照するに、パイプ取付具90はパイプの一端部であるパイプスタブ91を受容するよう構成されている。図9には省略されているが同様のパイプスタブ91もパイプ取付具の他端部を受容する。2本のパイプは互いに当接あるいは所定の通常小さな距離、互いに離間される。パイプ取付具90はほぼ円筒状の胴部92を有し、胴部92の内径は受容する1あるいは複数のパイプのスタブ91の外径と実質的に合致される。
【0020】
パイプ取付具の胴部92には2個の膨出部93が設けられ、膨出部93には例えばOリングでなる密封リング93bを受容する内側溝93aが形成されている。一あるいは複数のパイプのスタブ91がOリングを装着したパイプ取付具内に挿入された後、矢印94a,94bで示される加圧力がパイプ取付具の周部の外側に与えられ、パイプ取付具は一あるいは複数のパイプのスタブ91の周囲を強固に圧搾し圧縮される。Oリングの断面形状がこの工程で変形される。また図9から容易に理解されるように、パイプ取付具90の胴部92の壁厚は全体に亘りできる限り均一にされ、膨出部93の周囲において脆弱領域を存在させないことが重要である。
【0021】
本発明を90度のエルボ型パイプ取付具に沿つて説明する。無論、パイプ取付具の形状は使用目的に応じて所望の形状にできる。ここで図1を参照するに、アングルあるいはエルボ型パイプ取付具を製造する製造装置1は2部分からなるダイで構成される。ダイの一のダイ部材2が図面に簡略に示される。他方のダイ部材は図示した一方のダイ部材2に対し鏡面対称に配列される。一のダイ部材2内にブランク材11を挿入した後、鏡面対称のダイ部材が組立てられる。この場合鏡面対称のダイ部材は好適な装置、例えばネジ山付きボルト、クランプ等により共に組立てられる。
【0022】
一のダイ部材2には低精度で製造され得るパイプ取付具の所望の外側形状と同一の形状の空洞部3が形成される。ここで図1の実施態様ではダイは直角をなすパイプ取付具の作成構成を例示しており、空洞部3の形状は直角圧縮パイプ取付具の形状にされ、互いに直角に配置されベントダクト4により連結される2つの開口部5、6により前記の形状に構成される。各開口部5、6には開口部5、6のオリフイスから数ミリメータないし数センチメータの距離をおいて配置された環状溝7、8が形成される。環状溝7、8は開口部5、6の夫々の軸に対し同軸に配置される。
【0023】
ブランク材11は所望の形状のパイプ取付具を作製する一のダイ部材2および他方のダイ部材により空洞部3内に挿入される。ブランク材11はブランク材11が空洞部3内に挿入でき遊びなくダイ内に配置されるように寸法決めされる。ブランク材11の、開口部5、6内のある部分は中空の円筒状のパイプ連結部12、13を形成する。ブランク材11のこの部分は環状溝7、8には導入されない、即ちまだ膨出部が形成されていない。
【0024】
製造装置1は2つのアツプセツト装置14、15を備える。アツプセツト装置14のみ、即ち図1の上部のもののみについて後述するが、各アツプセツト装置15において同一の部分には同じ符号が付される。
【0025】
アツプセツト装置14(あるいは15)のプランジヤ16はプランジヤを軸方向に移動させる装置上に好適に装着され得る。アツプセツトスリーブ17を形成するプランジヤ16の中空の円筒部はプランジヤ16上に設けられダイと対向する。アツプセツトスリーブ17の外径は開口部5の内径と等しく、したがつてアツプセツトスリーブ17が大きな間隙を作る事なく開口部5内の極めて小さな間隙に挿入される。支承マンドレル19は開口部18内に摺動受容される。支承マンドレル19は実質的に円筒状に形成されている。支承マンドレルはアツプセツトスリーブがパイプ連結部12の端面に当接する以前でもブランク材11のパイプ連結部12を開口部18が受容し支承するよう開口部18を越えて突出される。更に支承マンドレル19は先端部が一のダイ部材2のベントダクト4の形状に適合するように設けられる。当接面は支承マンドレル19の先端部に設けられ、支承マンドレル19を介し支承マンドレル19’がブランク材11の一部13と連係される。
【0026】
支承マンドレル19の盲穴20はアツプセツトスリーブ内に配置される支承マンドレルの一端部に開口する。案内部材21が盲穴20内の端部に配設されプランジヤ16と連結される。コイルバネ22が案内部材21と盲穴20の底部との間に配置され、コイルバネにより支承マンドレル19が押され、プランジヤ16の開口部18からできるだけ遠くに突出される。好適な部材例えばC−リング(図示せず)により、アツプセツトスリーブ17から支承マンドレル19の逸脱が防止される。
【0027】
図1には図示されていない製造装置1の2つのロール装置25、26が図3に示される。ロール装置25はダイの開口部5と連係され、一方ロール装置26は別の開口部6と連係される。ロール装置25、26は同一の構造であり、その差は空間的な配設態様のみである。従つて以下にロール装置25のみについて説明するが、ロール装置26と同一の構成部材には同一番号にダツシユないしはダブリユダツシユが付される。
【0028】
ロール装置25の基本胴部27は案内・移動装置上に装着される。キヤリア部材28は基本胴部27から開口部の軸9方向に突出する。キヤリア部材28の外径は開口部5の直径より相当小さく設けられ、キヤリア部材28の長さは環状溝7と開口部5のオリフイスとの間の距離より大にされる。ホイールとしてのローラ29は開口部5内に配置されるキヤリア部材の一端部に図3の場合キヤリア部材28の底端部に回転可能に装着される。ローラ29の直径はブランク材11のパイプ連結部12の内径より小にされる。ローラ29の外側の断面形状はほぼベル形である。ローラ29は環状溝7と共に間隙を区画し、この間隙はローラ29が環状溝7内に好適に配置される構成をとるとき一様な厚さを有する。
【0029】
基本胴部27は案内・移動装置により駆動され、矢印30の方向に(開口部の軸9に沿つて軸方向に)移動される。回転伝達装置31は基本胴部27内に設けられ、ローラ29をその軸を中心に矢印Aの方向に回転させる。更にキヤリア部材28は案内・移動装置内に移動し、ローラ29の回転Aの軸は半径方向に、即ち図3の矢印32の方向に移動され、ローラ29はその軌道路で外側へ押圧される。
【0030】
更に動作について説明する。
先ず第1の工程では、例えば銅のブランク材11が一方のダイ部材2内に挿入され、ダイは閉じられブランク材11はダイ内に固定支承される。
【0031】
必要ならば、ブランク材11の、開口部5、6を越えて突出する部分は切断され、パイプ連結部12、13の端面は開口部5、6を囲む一のダイ部材2の面部と同一平面上に置かれる。支承マンドレル19、19’はブランク材内に挿入される。
【0032】
第2の工程ではプランジヤ16、16’が、支承マンドレル19、19’がパイプ連結部12、13に十分に導入され、それらの面が互いに当接するまで、図1の矢印の方向即ち開口部5、6へ開口部の軸9、10の方向に向かつて移動される。パイプ連結部12、13に導入される間、支承マントレル19、19’はパイプ連結部12、13を介して案内される。
【0033】
この動作を中断することなく、プランジヤ16、16’が一のダイ部材2へ向かつて更に駆動される。アツプセツトスリーブ17、17’はパイプ連結部12、13の端面に当接し、パイプ連結部12、13が図2に示されるように夫々開口部5、6内に押される。アツプセツトスリーブ17、17’に支承マンドレル19、19’が受容されるから、盲穴20、20’内に配置されるそれぞれのコイルバネ22、22’が圧縮される。アツプセツトスリーブ17、17’が開口部5、6内で巾方向に案内される。アツプセツト処理中、アツプセツトスリーブ17、17’は所定の処理を実行し、パイプ連結部12、13の材料が外側へ膨出されて、環状溝7、8の領域内に膨出部93(図9参照)が形成される。この材料は夫々の環状溝7、8内へ向かつて導入される。環状溝13aの領域の壁厚は僅かに増加する。
【0034】
アツプセツトスリーブ17、17’のアツプセツト処理行程を完了した後の第3の工程では、プランジヤ16、16’が後退され、支承マンドレル19、19’は開口部5、6から除去される。開口部5、6のオリフイスの正面領域は解放され接近可能にされる。
【0035】
次の第4の工程では、ロール装置25、26が開口部5の正面に位置決めされ、ローラ29、29’はそのオリフイスの直接正面に位置決めされる。次にローラ29は、ローラ29、29’が正確に環状溝7、8の領域におよび膨出部93の内部に位置決めされるまで(図9参照)、矢印30の方向に軸方向に移動することにより開口部5、6内に移動される。ローラ29は回転され(矢印A)、また矢印32の如く半径方向に移動される。ローラ29、29’の回転軸は開口部の軸9、10に対し偏位され且つ平行である。これによりブランク材11に小さな精度で溝が形成される。ローラ29は開口部軸9、10に対し同心状の軌道路に沿つて移動する。ローラ29、29’により形成される内側溝93aは製造精度が低くてよく、断面は環状溝7、8により区画される形状になる。
【0036】
ローラ29、29’は直径が増加する円形軌道路に、あるいは少なくとも最初段の螺旋状の軌道路に沿つて移動する。ローラ29、29’は停止されるまで半径方向に次第に連続的に移動され、ローラ29、29’と環状溝7、8との間の間隙の幅がパイプ連結部12、13の残部の壁厚に等しくなることが好ましい。このローリング処理工程は非切断処理工程であり、材料の内部構造および圧縮パイプ取付具の耐久性が保持される。
【0037】
ロール装置25、26は最終段で開口部5、6から除去される。ダイは一のダイ部材2を対応するダイ部材から分離し開放してパイプ取付具が取り出される。このパイプ取付具には内側溝93aを有する膨出部93が形成される。
【0038】
製造装置を変更すると共に上述した方法を用いてT取付具を製造できる。図4にはアツプセツト処理状態のパイプ取付具製造装置34が示される。パイプ取付具製造装置34は上述した製造装置1とほぼ同一である。従つて同一の部材には同一の番号が付されている。製造装置1との差異はダイには別の開口部35が設けられ、開口部35は開口部5、6と整合されることである。付加のアツプセツト装置36はアツプセツト装置14、15と実質的に同一であり、開口部35と連係される。従つて同一の部材には同一の番号にダツシユないしダブリユダツシユを付して示される。更に3台のアツプセツト装置14、15、36の支承マンドレル19、19’、19”は直線状であり互いに当接する当接面を有している。更に第3のローラ装置(図示せず)が設けられ得る。
【0039】
図5には一側のみに圧縮連結部を有したアングル取付具を製造する際に使用できる本発明の方法による45度エルボ型のパイプ取付具の製造装置が示されている。製造装置40はこの種のパイプ取付具を製造するに有用である。製造装置40と製造装置1との差異は開口部5、6が直角に形成されず、開口部5に環状溝が設けられていない点である。従つてアツプセツト装置は開口部5に対しては配設されず、ブランク材11がダイから逸脱することを防止する環状肩部43を有した段付きマンドレル42を備えた保持装置41が提供される。ブランク材11の、開口部5内に配置されアツプセツト処理されていない部分がマンドレル44により内側へ向かつて支承される。同一の構成が直線パイプ連結取付具に対しても採用できる。更にこの方法は圧力パイプ閉鎖キヤツプ、アダプタ等の製造にも採用できる。
【0040】
ブランク材11を一のダイ部材2内に挿入し、膨出部93を有したパイプ取付具を一のダイ部材2から取り出す工程を含む全ての工程を自動的に実行可能である。パイプ取付具を相対的に短時間で製造するために製造工程を減じることができ、製造装置1を用いて良品の多数のパイプ取付具を短時間で製造可能にし得る。
【0041】
アツプセツトスリーブ17の平坦な端面によりパイプ連結部の端面に均一な圧力が作用する。アツプセツトスリーブ17の内径は支承マンドレル19の外径に実質的に等しくされ、アツプセツトスリーブの外径はダイの開口部5の直径に実質的に等しく設けられる。この構成によりパイプ連結部の全端面が確実にアツプセツトスリーブに接触される。アツプセツトスリーブ17とダイとの間の間隙およびアツプセツトスリーブ17と支承マンドレル19との間の間隙が除去されるので、パイプ取付具の材料がアツプセツトスリーブ17と支承マントレル19との間またはアツプセツトスリーブ17と開口部5との間に導入することが抑止される。
【0042】
支承マンドレル19およびアツプセツトスリーブ17はその巾方向の遊びが制限されるので、一のダイ部材2により支承されるブランク材11に対し案内構成がとられる。ダイ、アツプセツトスリーブおよび支承マンドレル間の精度を低くすることができるので、ブランク材11が不都合な程度に変形することがない。
【0043】
図6には外側へ膨出した円周部を有するT形取付具を製造する別の製造装置100が示される。製造装置1と同一の部材には同一番号で、且つ明確な区別が必要なときはアルフアベツトを付して示してある。一のダイ部材2の空洞部3は開口部6a、6bと交差する開口部5により形成される。各開口部5、6a、6bのオリフイスはその縁部において1/4円の形状をもつて開放する環状溝7、8a、8bを有している。環状溝7、8a、8bは外側へ開放し開口部軸9、10に対し同軸に設けられている。空洞部3内に挿入されるブランク材11はそのパイプ連結部12、13a、13bと共に、開口部5、6a、6bから突出される。ブランク材11のパイプ連結部12、13a、13bは中空の円筒状に設けられ、膨出部は具備されていない。
【0044】
アツプセツト装置614、615a、615bは互いに同一であるから、以下アツプセツト装置614のみについて説明するが、この説明はアツプセツト装置615a615bにも当て嵌まる。型部617がプランジヤ616に具備され、一のダイ部材2と対設される。型部617はアツプセツト部材として機能し、型部617の中央開口部618は開口部5と整合される。中央開口部618の直径は開口部5の直径に等しくされる。
【0045】
支承マンドレル619は型部617の開口部18内に開口部5に対し同軸に配置される。支承マンドレル619の外径はブランク材11の内径に等しく設けられる。型部617および支承マンドレル619は連結部材620およびネジ621、622により夫々の支承マンドレル619、619a、619bと強固に連結される。プランジヤ616は力を加えることにより軸方向に移動可能にされる。中央開口部618にはそのオリフイスに1/4円の断面形を持つ環状溝623が形成される。環状溝623は一のダイ部材2へ開口し、環状溝7、8a、8bと共に平滑な溝を形成するよう環状溝623の形状が形成されている。この形状の断面は型部617が一のダイ部材2と当接する構成をとれば半円状になる。
【0046】
環形肩部624が型部617に同心に環状溝623に対し所定の距離離間させて設けられる。環状肩部624はブランク材11におけるパイプ連結部12の端面に対し平坦な当接面をなす。環状肩部624と環状溝623との間の距離は、型部617がダイと当接する以前に、支承マンドレル619と型部617との間に形成されるリング状の間隙に入るブランク材部分がアツプセツト処理されるように構成される。
【0047】
図7にはアツプセツト処理工程が終了した後の製造装置の状態が示されている。接合された環状溝7、623;8a、623a;8b、623bに形成される膨出部719、719a、719bが明確に示されている。
【0048】
図8には、図6に示していない製造装置100の一部であるローラ装置825が示される。ローラ装置も開口部6a、6bに対し配列され、且つローラ装置の構成は図3に関し既述したローラ装置825と同一である。型部分833は開口部軸9方向に移動可能な支承構造体834上に配置され、ローリング処理中パイプ連結部12を支承する。型部材には開口部5と整合される貫通開口部835が形成される。環状溝836は一のダイ部材2と対向し環状溝7と共に例えばベル状あるいは半円状の環状溝をなしている。環状溝836はほぼ環状溝7、623の複合体に相当する。
【0049】
120度離間させて配列された3個の突出部838が型部分833上に設けられ、ダイ上の型部分833を一のダイ部材2に対し強固に付設される。突出部838はダイへ向かつて突出され、ダイ上に設けられた円筒状面と連係可能である。
【0050】
貫通開口部835の直径はダイと対向する一側においてパイプ連結部12の直径に等しくされ、型部材の他の側で増加する。溝839は支承構造体834に設けられ、基本胴部827に対し十分な空間が確保される。型部分833およびダイは突出部838を介し連結され、突出部838の一方のみが840で簡略に示されており、全体の装置フレームにより保持されている。更にパイプ連結部13、13bを支承する別の型部材を具備することもできる。
【0051】
動作を説明するに、第1の工程では銅のブランク材11がダイ部材2内に挿入され、鏡面対称部材(図示せず)がダイ部材2に付設され、ダイは閉じられてブランク材11がダイ内で強固に保持され固定される。必要ならばパイプ連結部12、13a、13bが適所に固定され、所望の長さに切断され得る。
【0052】
第2の工程ではプランジヤ616、616a、616bは、支承マンドレル619、619a、619bがパイプ連結部12、13a、13bに導入されるまで、支承マンドレル619、619a、619bが図6に示す矢印601、601a、601bの方向、即ち開口部5、6a、6bでへの字句方向に開口部軸9、10に向つて移動され得る。
【0053】
且つ次工程ではプランジヤ616、616a、616bは更に一のダイ部材2へ移動され、これにより型部617、617a、617bは環状肩部624でパイプ連結部12、13a、13bの端面に当接し、パイプ連結部12、13a、13bをアツプセツト処理し、ブランク材11の壁が外側へ膨出される。アツプセツト処理は型部617、617a、617bがダイ部材2と当接するまで(図7参照)継続される。環状溝7、623により形成される間隙はアツプセツト処理の初期に開口し、この工程では閉鎖される。閉鎖された環状溝はパイプ連結部12、13a、13bの壁の材料が導入された後に間隙が閉鎖されて形成される。環状溝の流域の壁の厚さをアツプセツト処理中増加することも可能である。
【0054】
次工程ではアツプセツト処理工程が終了した後、プランジヤ616、616a、616bが除去される。支承マンドレル619、619a、619bはブランク材11から除去され、開口部5、6の正面領域は空白状態になる。型部分833を有したパイプ取付具製造装置34はダイ部材2に近接し、環状溝7、836が互いに近接され閉鎖されたチヤンネル状の溝を区画する。突出部838はダイ部材2に設けられる円筒状面で係止されており、半径方向に型部分833を支承する。
【0055】
ローラ29は、ローラ829が環状溝7、836の領域に配設されるまで、矢印30に沿つて開口部5内へ向かつて移動される。パイプ連結部12の円周溝のローリング処理は図3に沿つて上述したと同様の方法で行われる。パイプ連結部12の外側への膨出部719、719a、719bの内側円周溝を形成した後、ローラ装置825および型部分833は抜出されパイプ取付具がダイ2から除去される。
【0056】
上述した構成は直線状のパイプ取付具、連結部材、連結体、キヤツプ、アダプタ、ベント取付具等にも採用できる。
【0057】
上述した方法およびこの方法を実施する装置は、特に容易に変形可能な材料、例えば銅、軟質真鍮等が好適に採用される。円周溝をスリーブ内に、単にローリング成型することが、銅のような軟質材料では、この材料がローラから外れやすく結果としての溝および外側の膨出部を大量生産で正確に製造できないので、実施することが困難であるような場合、本発明の構成は有用である。膨出部、従つて内側溝を前以て形成し、次に所望のサイズおよび形状にローリング処理することにより、壁の寸法および精度を高く維持し、正確な寸法および形状の製品が迅速且つ低コストで製造できることになる。
【0058】
本発明は各種設計変更が可能であり、ここに説明された特徴を持つて本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は圧縮パイプ取付具の第1の製造工程を達成する製造装置の簡略部分断面図である。
【図2】図2は第2の製造工程における中図1に示される製造装置の簡略部分断面図である。
【図3】図3は図1および図2の製造装置の別の製造工程における簡略部分断面図である。
【図4】図4はT取付具を製造する装置の他の実施態様の部分断面図である。
【図5】図5は45度のエルボ型パイプ取付具を製造する装置の一実施態様の簡略部分断面図である。
【図6】図6は本装置の他の実施態様の一部を断面で示す側面図である。
【図7】図7は第1の主製造工程を実行した後の図6の装置の一部を断面で示す側面図である。
【図8】図8は第2の主製造工程を実施する図6の装置の一部分を断面で示す側面図である。
【図9】図9は本発明による方法および装置により製造されたパイプ取付具内に挿入されるパイプの一部を切開いて示す簡略斜視図である。
【符号の説明】
1 製造装置
2 ダイ部材
3 空洞部
4 ベントダクト
5 開口部
6 開口部
6a 開口部
6b 開口部
7 環状溝
8 環状溝
8a 環状溝
8b 環状溝
9 開口部軸
10 開口部軸
11 ブランク材
12 パイプ連結部
13a パイプ連結部
13b パイプ連結部
14 アツプセツト装置
15 アツプセツト装置
15a アツプセツト装置
15b アツプセツト装置
16 プランジヤ
16’ プランジヤ
17 アツプセツトスリーブ
17’ アツプセツトスリーブ
18 開口部
19 支承マンドレル
19’ 支承マンドレル
19” 支承マンドレル
20 盲穴
21 案内部材
22 コイルバネ
22’ コイルバネ
25 ロール装置
26 ロール装置
27 基本胴部
28 キヤリア部材
29 ローラ
29’ ローラ
31 回転伝達装置
34 パイプ取付具製造装置
35 開口部
36 アツプセツト装置
40 製造装置
41 保持装置
42 段付きマンドレル
43 環形肩部
44 マンドレル
90 パイプ取付具
91 パイプスタブ
92 胴部
93 膨出部
93a 内側溝
93b 密封リング
100 製造装置100
616 プランジヤ
616a プランジヤ
616b プランジヤ
617 型部
617a 型部
617b 型部
618 中央開口部
619 支承マンドレル
619a 支承マンドレル
619b 支承マンドレル
621 ネジ
622 ネジ
623 環形溝
623a 溝
623b 溝
624 環状肩部
624a 環状肩部
624b 環状肩部
719 膨出部
719a 膨出部
719b 膨出部
825 ローラ装置
827 基本胴部
829 ローラ829
833 型部分
834 支承構造体
835 貫通開口部
836 環状溝
838 突出部
839 溝

Claims (20)

  1. 環状溝(7,8)が形成されたダイ(2)の空洞部に、中空のブランク材(11)を挿入して固定するブランク材挿入工程と、
    固定されたブランク材(11)の内部に支承マンドレル(19,19’)を挿入し、パイプ連結部( 1 2,13)まで導く支承マンドレル挿入工程と、
    支承マンドレル(19,19’)の一部を受容し、ブランク材(11)の端部と当接するアツプセツトスリーブ(17,17’)によって、パイプ連結部(12,13)のブランク材(11)が環状溝(7,8)に案内されて膨出部(93)を形成するように、ブランク材(11)をアツプセツト処理するアツプセツト処理工程と、
    アツプセツト処理後に、挿入した支承マンドレル(19,19’)を除去する除去工程と、
    支承マンドレル(19,19’)を除去した後に、ローラ(29)をブランク材(11)の内部に挿入し、形成された膨出部(93)の内側まで導くローラ挿入工程と、
    ローラ(29)を回転させながら、同心状の軌道路に沿つて移動させて、膨出部(93)の内側に、内側円周溝(93a)を形成する円周溝形成工程と、
    を備えることを特徴とする円周部を圧縮可能なパイプ取付具を製造する方法。
  2. ダイ(2)内にブランク材(11)を支承させる支承工程を包有し、この支承工程には膨出部(93)の所定の位置におけるパイプ連結部(12、13)の環状領域でパイプ取付具を支承する工程が含まれてなる請求項1の方法。
  3. ブランク材(11)のアツプセツト処理中に、環状溝(7、8)内においてブランク材(11)を導入させる工程を包有してなる請求項2の方法。
  4. ブランク材(11)をダイ(2)内に挿入した後支承マンドレル(19、19’)を挿入する前に、パイプ連結部(12、13)におけるブランク材(11)を所定の長さに切断する工程を包有してなる請求項1の方法。
  5. アツプセツト処理工程には所定の長さのスリーブによりブランク材(11)をアツプセツト処理し、アツプセツト処理後周部における膨出部(93)領域でブランク材(11)の壁厚を増加させる工程が含まれてなる請求項1の方法。
  6. 円周溝形成工程には、ローラ(29)をパイプ連結部内に導入して、アツプセツト処理工程で形成された内側円周溝(93a)をローリング処理する工程と、ローラ(29)を軌道路に沿つて案内する工程と、ローラ(29)を半径方向に偏位させ所定の内側円周溝および壁厚を形成する工程とが含まれてなる請求項1の方法。
  7. ブランク材挿入工程には更にアツプセツト処理する前に、ダイにより後で膨出部(93)を形成する領域においてダイ内で支承し受容し且つ後で形成する膨出部とブランク材(11)の隣接端部との間の領域においてブランク材(11)を支承しない工程が含まれてなる請求項1の方法。
  8. アツプセツト部材および型部材(17)をブランク材(11)のパイプ連結部(12、13)上に押付け、可動の型部材(17)によりブランク材(11)をその内側から支承する工程を包有し、アツプセツト処理工程中、ブランク材(11)を支承する支承工程には支承マンドレル(19)によりブランク材を内側で支承する工程が含まれてなる請求項7の方法。
  9. ダイ(2)と可動な型部材(17)との間の領域だけでブランク材(11)をアツプセツト処理する工程を包有してなる請求項8の方法。
  10. 挿入された中空のブランク材(11)を固定する空洞部を有し、開口部(5,6)から所定距離を隔てた位置に環状溝(7,8)が形成されたダイ(2)と、
    前記ダイ(2)に固定されたブランク材(11)の内部に挿入され、パイプ連結部( 1 2,13)まで導かれる支承マンドレル(19)と、
    前記支承マンドレル(19)の一部を受容し、ブランク材(11)の端部と当接するアツプセツト部材(17)によって、パイプ連結部(12,13)のブランク材(11)が 環状溝(7,8)に案内されて膨出部(93)を形成するように、ブランク材(11)をアツプセツト処理するアツプセツト装置(14)と、
    前記アツプセツト装置(14)がアツプセツト処理後に除去された後に、ローラ(29)をブランク材(11)の内部に挿入し、形成された膨出部(93)の内側まで導いたローラ(29)を回転させながら、同心状の軌道路に沿つて移動させて、膨出部(93)の内側に、内側円周溝(93a)を形成するロール装置(25)と、
    を備えることを特徴とする円周部を圧縮可能なパイプ取付具を製造する装置。
  11. ダイには開口部(5、6)内に同軸に配置され、アツプセツト部材(17)の移動時にブランク材(11)に形成される膨出部(93)を受容する環状溝(7、8)が設けられてなる請求項10の装置。
  12. 支承マンドレル(19)が長手方向に沿つて確実に案内され可動に設けられてなる請求項10の装置。
  13. アツプセツト部材(17)にはダイと対向しブランク材(11)と連係可能な平面から見て環状の当接面が具備されてなる請求項10の装置。
  14. 挿入されたブランク材を外囲するダイに、開口部(5、6)内に配置され且つアツプセツト部材(17)の移動時にブランク材に形成される膨出部(93)を受容する環状溝(7)が具備されてなる請求項10の装置。
  15. アツプセツト部材(17)には支承マンドレル(19)を案内する開口部が具備され、開口部の直径が開口部(5、6)の直径より僅かに小にされ、アツプセツト部材(17)が開口部(5、6)に導入可能に設けられてなる請求項14の装置。
  16. ダイ(2)の開口部(5、6)にはそのオリフイス部において環状溝(7)が形成され、アツプセツト部材(17)はダイ(2)と対向して環状溝(7)に係合する環形型溝(23)を有したアツプセツト部材(17)が包有されてなる請求項10の装置。
  17. 型部材(17)には係合面をなす環状当接面(24)が具備されてなる請求項16の装置。
  18. ダイ(2)の環状溝(7)および型部材(17)の環状溝は型部材(17)がダイ(2)に当接するとき膨出部(93)の所定外形と合致する長手断面状を有してなる請求項16の装置。
  19. 支承マンドレル(19)および型部材(17)が互いに強固に連結されてなる請求項16の装置。
  20. ローラ装置(825)にはローリング処理工程中、取付具を支承する型部材(33)が含まれ、ダイ(2)上に型部材(33)を連結して固定する連結装置(838)が設けられてなる請求項16の装置。
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