JP3617130B2 - 映像信号処理回路及び画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つの独立した映像信号に基づき、それらの夫々があらわす画像の両方を表示するための表示用映像信号を得る映像信号処理回路、及び、二つの独立した映像信号の夫々があらわす画像を、一つの画像表示部の表示面上に、二画面画像として表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
独立した二つの映像信号の夫々があらわす画像を、一つの画像表示装置を用いて、その画像表示面上に表示する二画面画像表示システムが、画像情報提供の多様化の一環として提案されている。このような二画面画像表示システムにあっては、例えば、画像表示装置として水平走査(ライン走査)と垂直走査(フィールド走査)とが行われる画像表示面を有したものが使用され、その画像表示面に、二つの映像信号の夫々があらわす画像の画面が、ライン走査方向、即ち、左右方向に相互隣接配置されるものとして形成される。
【0003】
このように、画像表示装置の画像表示面において左右方向に二画面が相互隣接配置されて成る二画面画像の表示を行う場合、例えば、二画面の各々のライン走査方向の寸法が実質的に同等であり、従って、画像表示面の左半分において二つの映像信号のうちの一方である第1の映像信号があらわす画像が表示されるとともに、画像表示面の右半分において二つの映像信号のうちの他方である第2の映像信号があらわす画像が表示されるとして、画像表示装置に供給される表示用映像信号は、その各ライン期間分が、第1の映像信号の1ライン期間(1H)分を略1/2ライン期間(0.5 H)に時間軸圧縮した時間軸圧縮映像信号と第2の映像信号の1ライン期間分を略1/2ライン期間に時間軸圧縮した時間軸圧縮映像信号とを合成して形成したものとされることが必要とされる。
【0004】
斯かる二画面画像表示用映像信号を得るには、例えば、映像信号の1ライン期間分の書込み及び読出しが可能とされるラインメモリを用いて、第1の映像信号を、その各ライン期間分が略1/2ライン期間に時間軸圧縮されるように処理することにより、第1の時間軸圧縮映像信号を得るとともに、映像信号の1フィールド期間(1V)分が2個(奇数フィールド期間分と偶数フィールド期間分)連なって形成される1フレーム期間(2V)分の書込み及び読出しが可能とされるフレームメモリを用いて、第2の映像信号を、その各フレーム期間毎に、各ライン期間分が略1/2ライン期間に時間軸圧縮されるように処理することにより、第2の時間軸圧縮映像信号を得て、第1の時間軸圧縮映像信号と第2の時間軸圧縮映像信号とを合成する手法がとられる。
【0005】
そして、第1の時間軸圧縮映像信号を得るにあたっては、ラインメモリに第1の映像信号を1ライン期間分ずつ順次書き込むとともに、ラインメモリから、書き込まれた各1ライン期間分の映像信号を、略1/2ライン期間に相当する読出し時間をもって読み出すようにし、その際、読出し時間をその開始時点が、第1の映像信号の1ライン期間分の書込み時間の終了時点と一致するように選定する。即ち、図4(横軸:時間,縦軸:ラインメモリ・アドレス)において破線により示される如くに、第1の映像信号の各ライン期間分が順次ラインメモリに書き込まれるとともに、図4において実線により示される如くにして、書き込まれた各ライン期間分が読み出される。この図4において実線により示される各ライン期間分の読出しは、当該ライン期間分の書き込みが終了した時点で開始され、書込み速度の略2倍の速度をもって行われて、実質的に当該ライン期間分の全体の書き込みが終了した時点より略1/2ライン期間後において終了する。従って、ラインメモリからの各ライン期間分の読出しは、略1/2ライン期間に相当する時間ずつ、略1/2ライン期間に相当する間隔をおいて、間欠的に行われることになる。それにより、ラインメモリから第1の時間軸圧縮映像信号が得られる。
【0006】
また、第2の時間軸圧縮映像信号を得るにあたっては、フレームメモリに、第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分と偶数フィールド期間分とを順次書き込む。そして、フレームメモリから、それに書き込まれた第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれる各ライン期間分の映像信号を、略1/2ライン期間に相当する読出し時間をもって読み出すようにする。それにより、フレームメモリから、第2の映像信号の各フレーム期間分についての時間軸圧縮映像信号が、第2の時間軸圧縮映像信号として得られる。
【0007】
このようにして、ラインメモリから得られる第1の時間軸圧縮映像信号とフレームメモリから得られる第2の時間軸圧縮映像信号とが、例えば、第1の時間軸圧縮映像信号における各1/2ライン期間分に第2の時間軸圧縮映像信号における各1/2ライン期間分が夫々連結されることによって各ライン期間分が形成されるようにして合成される。それにより、各ライン期間分が、その前半が第1の映像信号に基づく第1の時間軸圧縮映像信号とされるとともに、その後半が第2の映像信号に基づく第2の時間軸圧縮映像信号とされて成る、二画面画像表示用映像信号が形成される。
【0008】
斯かるもとで、第1の映像信号と第2の映像信号とが、互いに独立のものであって相互同期状態にないことから、二画面画像表示用映像信号の形成に際して、第1の時間軸圧縮映像信号と第2の時間軸圧縮映像信号との同期状態が問題となる。そこで、例えば、第1の映像信号についてのラインメモリへの書込みが、第1の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号に従って行われるとともに、第2の映像信号についてのフレームメモリへの書込みが、第2の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号に従って行われ、それに対して、ラインメモリからの第1の映像信号の各ライン期間分についての読出し、及び、フレームメモリからの第2の映像信号の各フレーム期間分についての読出しが、いずれも、第1の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号に従って行われるようにされて、ラインメモリから得られる第1の時間軸圧縮映像信号とフレームメモリから得られる第2の時間軸圧縮映像信号とが相互同期状態におかれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如くにして二画面画像表示用映像信号が形成されるにあたっては、フレームメモリにおいて、第2の映像信号の各フレーム期間分毎の書込みは、その第2の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号に従って行われるが、書き込まれた各フレーム期間分に含まれるライン期間分についての読出しが、ラインメモリへの書込みがなされる第1の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号に従って行われる。従って、第1の映像信号がインターレース方式に基づく映像信号(インターレース信号)でないノンインターレース信号であり、第2の映像信号がインターレース信号であるときには、フレームメモリにおいて、それに書き込まれたインターレース信号である第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分についての読出しが、ノンインターレース信号である第1の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号に従って行われることになる。
【0010】
斯かる際、ノンインターレース信号である第1の映像信号は、各フレーム期間分を形成する2フィールド期間分は、インターレース信号である第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分に見られる如くの同期関係上の相違がなく、同期条件が同一のものとされている。それゆえ、このようなノンインターレース信号である第1の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成される、フレームメモリからそれに書き込まれたインターレース信号である第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分を読み出すためのタイミング信号は、第1の映像信号における各フィールド期間毎に同じものとされて得られる。
【0011】
その結果、フレームメモリからそれに書き込まれたインターレース信号である第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分の読出しは、ノンインターレース信号である第1の映像信号に含まれる同期信号に基づいて形成されるタイミング信号により、フレームメモリに書き込まれた第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する2フィールド期間分のうちの一方に含まれるライン期間分が、繰り返して読み出される状態のもとで行われて、フレームメモリに書き込まれた第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する2フィールド期間分のうちの他方に含まれるライン期間分については、読出しが行われないことになる。
【0012】
即ち、フレームメモリに、第2の映像信号の各フレーム期間分が、それに含まれる各ライン期間分の書込みが、例えば、図5(横軸:時間,縦軸:フレームメモリ・ラインアドレス)において破線により示される如くに、ラインアドレスの0〜Af(Afは1フレーム期間内のライン期間の数に相当する)に対応するメモリ領域が用いられて書き込まれるととともに、フレームメモリからの、それに書き込まれた第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれる各ライン期間分の読出しが、図5において実線により示される如くに、ラインアドレスの0〜Af/2(Afは1/2フレーム期間、即ち、1フィールド期間内のライン期間の数に相当する)に対応するメモリ領域を読出し対象として、2度繰り返して行われる。従って、この場合には、フレームメモリに書き込まれた第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれる各ライン期間分のうちの、奇数フィールド期間分に含まれるもののみが2度繰り返して読み出され、偶数フィールド期間分に含まれるものは読み出されない。
【0013】
それゆえ、フレームメモリから得られる第2の時間軸圧縮映像信号が、第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分のうちの奇数フィールド期間分のみに基づくものとなってしまい、斯かる第2の時間軸圧縮映像信号を含む二画面画像表示用映像信号に基づいて画像表示装置により表示される二画面画像のうちの、第2の時間軸圧縮映像信号に基づく画像が、動きが不自然なものとなってしまう虞がある。
【0014】
斯かる点に鑑み、本発明は、ラインメモリ部を用いて、第1の映像信号をその各ライン期間分が略1/2ライン期間に時間軸圧縮されたものとなすことにより、第1の時間軸圧縮映像信号を得るとともに、第1の映像信号に含まれる同期信号を基準タイミングを設定するものとしたもとで、フレームメモリ部を用いて第2の映像信号をその各フレーム期間毎に各ライン期間分が略1/2ライン期間に時間軸圧縮されたものとなすことにより、第2の時間軸圧縮映像信号を得て、第1の時間軸圧縮映像信号と第2の時間軸圧縮映像信号とを合成することにより表示用映像信号を得るにあたり、第1の映像信号がノンインターレース信号であって第2の映像信号がインターレース信号である場合においても、表示用映像信号を、それに基づいて画像表示部により表示される二画面画像のいずれもが、動きが不自然な画像とされないものとなすことができる映像信号処理回路さらには画像表示装置を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る映像信号処理回路は、第1の映像信号の各ライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しがなされて形成される第1の1/2ライン期間分の映像信号が順次間欠的に得られるラインメモリ部と、第2の映像信号の連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る各フレーム期間に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しがなされて形成される第2の1/2ライン期間分の映像信号が、第1の映像映像信号における同期信号に同期したタイミングをもって順次間欠的に得られるフレームメモリ部と、ラインメモリ部から得られる第1の1/2ライン期間分の映像信号とフレームメモリ部から得られる第2の1/2ライン期間分の映像信号とを交互に取り出して、表示用映像信号を形成する信号選択部とが備えられたもとで、第1の映像信号がノンインターレース信号であって第2の映像信号がインターレス信号であるとき、フレームメモリ部における第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始されるとともに、フレームメモリ部における第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始される状態となす書込み−読出しタイミング制御手段を備えて構成される。
また、本発明に係る画像表示装置は、第1の映像信号の各ライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しがなされて形成される第1の1/2ライン期間分の映像信号が順次間欠的に得られるラインメモリ部と、第2の映像信号の連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る各フレーム期間に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しがなされて形成される第2の1/2ライン期間分の映像信号が、第1の映像映像信号における同期信号に同期したタイミングをもって順次間欠的に得られるフレームメモリ部と、ラインメモリ部から得られる第1の1/2ライン期間分の映像信号とフレームメモリ部から得られる第2の1/2ライン期間分の映像信号とを交互に取り出して、表示用映像信号を形成する信号選択部と、信号選択部から得られる表示用映像信号に応じて、第1及び第2の映像信号の各々があらわす画像に夫々対応する二画面画像表示を表示する二画面画像表示部とが備えられたもとで、第1の映像信号がノンインターレース信号であって第2の映像信号がインターレス信号であるとき、フレームメモリ部における第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始されるとともに、フレームメモリ部における第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始される状態となす書込み−読出しタイミング制御手段を備えて構成される。
【0016】
上述の如くに構成される本発明に係る映像信号処理回路及び画像表示装置の夫々にあっては、フレームメモリ部において、インターレース信号とされた第2の映像信号の連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る各フレーム期間に含まれるライン期間分が全体的に書き込まれるとともに、書き込まれたライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、ノンインターレース信号とされた第1の映像信号における同期信号に同期したタイミングをもって行われるにあたり、書込み−読出しタイミング制御手段により、第1の映像信号がノンインターレース信号であって第2の映像信号がインターレス信号であるとき、フレームメモリ部における第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始されるとともに、フレームメモリ部における第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始される。
【0017】
従って、フレームメモリ部から順次間欠的に得られる第2の1/2ライン期間分の映像信号が、第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の夫々に含まれるライン期間分に基づくものとなり、斯かる第2の1/2ライン期間分の映像信号を含むものとして信号選択部から得られる表示用映像信号が、それに基づいて二画面画像表示部により二画面画像が表示されるとき、その二画面画像のうちの第2の1/2ライン期間分の映像信号に基づく画像が、動きが不自然なものとされることなく、適正に得られることになる。
【0018】
書込み−読出しタイミング制御手段は、具体的には、例えば、フレームメモリ部における第2の映像信号の連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る各フレーム期間分についての書込みを制御するフレームメモリ書込み制御信号を、フレームメモリ部に供給する第1のタイミング信号形成部と、フレームメモリ部における第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の夫々に含まれるライン期間分の読出しを制御するフレームメモリ読出し制御信号を、フレームメモリ部に供給する第2のタイミング信号形成部とによって形成される。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る映像信号処理回路の例を含んだ本発明に係る画像表示装置の一例を示す。
【0020】
図1に示される例においては、映像信号入力端子11及び12に、互いに独立した二つの映像信号SVN及びSVIが夫々供給される。映像信号SVIは、各フレーム期間を形成する2フィールド期間(奇数フィールド期間と偶数フィールド期間)がインターレースの関係におかれるインターレース信号であり、一方、映像信号SVNは、各フレーム期間を形成する2フィールド期間が、インターレースの関係におかれず、同一のタイミング状態にあるものとされるノンインターレース信号である。
【0021】
映像信号入力端子11に供給された映像信号SVNは、アナログ/ディジタル変換部(A/D変換部)13においてディジタル化され、ディジタル映像信号DVNとされてラインメモリ部14に供給される。また、映像信号入力端子12に供給された映像信号SVIは、A/D変換部15においてディジタル化され、ディジタル映像信号DVIとされてフレームメモリ部16に供給される。
【0022】
また、映像信号入力端子11からの映像信号SVNが、同期信号分離部17に供給されるとともに、映像信号入力端子12からの映像信号SVIが、同期信号分離部18に供給される。同期信号分離部17においては、映像信号SVNからそれに含まれる水平同期信号(ライン同期信号)PHN及び垂直同期信号(フィールド同期信号)PVNが分離され、それらがタイミング信号形成部20に供給される。同様に、同期信号分離部18においては、映像信号SVIからそれに含まれる水平同期信号PHI及び垂直同期信号PVIが分離され、それらがタイミング信号形成部21に供給される。
【0023】
タイミング信号形成部20には、端子22を通じて、映像信号入力端子11からの映像信号SVNがノンインターレース信号であって映像信号入力端子12からの映像信号SVIがインターレース信号であることをあらわす指示信号SNIも供給される。そして、タイミング信号形成部20にあっては、同期信号分離部17からの水平同期信号PHN及び垂直同期信号PVNに同期するものとされる、ラインメモリ部14に対する書込み用タイミング信号WL及び読出し用タイミング信号RL,フレームメモリ部16に対する読出し用タイミング信号RF、及び、選択制御信号SSが形成される。その際、フレームメモリ部16に対する読出し用タイミング信号RFは、映像信号SVNがノンインターレース信号であって映像信号SVIがインターレース信号であることをあらわす指示信号SNIに応じて、フレームメモリ部16の全体からそれに書き込まれた信号についての時間軸圧縮読出しを行うためのものとされる。
【0024】
また、タイミング信号形成部21にあっては、同期信号分離部18からの水平同期信号PHI及び垂直同期信号PVIに同期するものとされる、フレームメモリ部16に対する書込み用タイミング信号WFが形成される。
【0025】
A/D変換部13からのディジタル映像信号DVNが供給されるラインメモリ部14においては、タイミング信号形成部20からの書込み用タイミング信号WL及び読出し用タイミング信号RLが供給され、書込み用タイミング信号WLに応じて、ディジタル映像信号DVNが1ライン期間分ずつ順次書き込まれるとともに、読出し用タイミング信号RLに応じて、書き込まれた各ライン期間分の映像信号が、略1/2ライン期間に相当する読出し時間をもって時間軸圧縮されて読み出される。タイミング信号形成部20からの書込み用タイミング信号WL及び読出し用タイミング信号RLの夫々は、略1/2ライン期間に相当する読出し時間の開始時点が、その読出し時間において読み出されるディジタル映像信号DVNの1ライン期間分についての書込み時間の終了時点と一致することになる状態を設定するものとされる。
【0026】
従って、ラインメモリ部14におけるディジタル映像信号DVNについての書込み及び時間軸圧縮読出しは、前述の図4において破線により示される如くに、ディジタル映像信号DVNの各ライン期間分が順次書き込まれるとともに、図4において実線により示される如くにして、書き込まれた各ライン期間分が時間軸圧縮されて読み出される状態のもとに行われる。即ち、ディジタル映像信号DVNの各ライン期間分の時間軸圧縮読出しが、当該ライン期間分の全部が書き込まれた時点で開始され、書込み速度の略2倍の速度をもって行われて、開始後略1/2ライン期間が経過した時点において終了するようにされ、その結果、ラインメモリ部14からの各ライン期間分の時間軸圧縮読出しは、略1/2ライン期間に相当する時間ずつ、略1/2ライン期間に相当する間隔をおいて、間欠的に行われることになり、ラインメモリ部14から、ディジタル映像信号DVNの各ライン期間分が略1/2ライン期間に相当する時間内のディジタル映像信号に時間軸圧縮されて形成される1/2ライン期間ディジタル映像信号DXNが、順次間欠的に得られる。
【0027】
また、A/D変換部15からのディジタル映像信号DVIが供給されるフレームメモリ部16には、タイミング信号形成部21からの書込み用タイミング信号WFと、タイミング信号形成部20からの読出し用タイミング信号RFとが供給される。それにより、フレームメモリ部16においては、書込み用タイミング信号WFに応じて、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の各々が、それに含まれる複数のライン期間分の各々ずつ順次書き込まれるとともに、読出し用タイミング信号RFに応じて、先ず、書き込まれた奇数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分が、映像信号SVNにおける略1/2ライン期間に相当する読出し時間をもって時間軸圧縮されて読み出され、続いて、書き込まれた偶数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分が、映像信号SVNにおける略1/2ライン期間に相当する読出し時間をもって時間軸圧縮されて読み出される。即ち、書き込まれた奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の各々に含まれる各ライン期間分についての時間軸圧縮読出しが順次行われるのである。
【0028】
斯かる場合、タイミング信号形成部21からの書込み用タイミング信号WFが、例えば、図2のA及びBに示される如くに、奇数フィールド書込み信号WFOと偶数フィールド書込み信号WFEとから成るものとされ、また、タイミング信号形成部20からの読出し用タイミング信号RFが、例えば、図2のC及びDに示される如くに、奇数フィールド読出し信号RFOと偶数フィールド読出し信号RFEとからなるものとされる。そして、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の各々に含まれる各ライン期間分のフレームメモリ部16への書込みが、例えば、奇数フィールド書込み信号WFO及び偶数フィールド書込み信号WFEの高レベル部に応答して行われ、また、フレームメモリ部16からの、それに書き込まれた奇数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分及び偶数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分についての時間軸圧縮読出しが、例えば、奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEの高レベル部に応答して行われる。
【0029】
従って、フレームメモリ部16においては、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の各々に含まれる各ライン期間分についての書込みが、例えば、図3(横軸:時間,縦軸:フレームメモリ・ラインアドレス)において破線により示される如くに、ラインアドレスの0〜Af’(Af’は1フレーム期間内のライン期間の数に相当する)に対応するメモリ領域が用いられて順次行われるとともに、書き込まれたディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の各々に含まれる各ライン期間分についての時間軸圧縮読出しが、図3において実線により示される如くに、ラインアドレスの0〜Af’に対応するメモリ領域を読出し対象として行われる。従って、この場合、フレームメモリ部16に書き込まれたディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の各々に含まれる各ライン期間分が全て時間軸圧縮されて読み出されることになる。
【0030】
その結果、フレームメモリ部16から、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を構成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の夫々に含まれる各ライン期間分が、映像信号SVNにおける略1/2ライン期間に相当する時間内のディジタル映像信号に時間軸圧縮されて形成されることになる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが、順次間欠的に得られる。
【0031】
ラインメモリ部14から得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXNは、信号選択部25の選択接点25Aに供給され、また、フレームメモリ部16から得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIは、信号選択部25の選択接点25Cに供給される。さらに、信号選択部25における選択接点25Aと選択接点25Cとの間に設けられた選択接点25Bには、画像ミュート信号発生部24からのディジタル画像ミュート信号DMが供給される。
【0032】
信号選択部25は、タイミング信号形成部20からの、映像信号SVNから分離された水平同期信号PHN及び垂直同期信号PVNに同期した選択制御信号SSが供給されて、その信号選択動作が選択制御信号SSにより制御される。それにより、信号選択部25にあっては、可動接点25Dが、映像信号SVNの各ライン期間に相当する時間内において、選択接点25Aとの接続,選択接点25Bとの接続、及び、選択接点25Cとの接続が順次なされる状態が、繰り返される。その際、可動接点25Dが選択接点25Aに接続される状態及び可動接点25Dが選択接点25Cに接続される状態が、夫々、映像信号SVNにおける1/2ライン期間より若干短い時間継続され、可動接点25Dが選択接点25Bに接続される状態は、極めて短時間とられるに過ぎないようにされる。
【0033】
それにより、信号選択部25においては、映像信号SVNにおける各フレーム期間に対応して、選択接点25Aに供給される1/2ライン期間ディジタル映像信号DXNが、映像信号SVNにおける1/2ライン期間より若干短い時間をもって可動接点25Dに取り出され、次に、選択接点25Bに供給されるディジタル画像ミュート信号DMが、極めて短時間をもって可動接点25Dに取り出され、それに続いて、選択接点25Cに供給される1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが、映像信号SVNにおける1/2ライン期間より若干短い時間をもって可動接点25Dに取り出される状態が、映像信号SVNにおける各ライン期間に対応する時間毎にとられる。従って、信号選択部25の可動接点25Dから、1/2ライン期間ディジタル映像信号DXN,ディジタル画像ミュート信号DM、及び、1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが、1ライン期間分のディジタル映像信号を形成するものとして順次送出される状態が繰り返され、順次送出される1ライン期間分のディジタル映像信号によって1フレーム期間分のディジタル映像信号が得られる。
【0034】
可動接点25Dから得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXN,ディジタル画像ミュート信号DM及び1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIにより各ライン期間分が形成されて成る1フレーム期間分のディジタル映像信号は、ディジタル/アナログ変換部(D/A変換部)26に供給されて、アナログ化が施され、二画面画像表示用映像信号SZとされる。
【0035】
このようにして、D/A変換部26から得られる二画面画像表示用映像信号SZは、低域通過フィルタ(LPF)27を通じてノイズ成分が除去された後、二画面画像表示部28に供給される。二画面画像表示部28は、ライン走査とフィールド走査とが行われる画像表示面を有したものとされ、その画像表示面に、映像信号SVNがあらわす画像の画面と映像信号SVIがあらわす画像の画面とが、垂直方向に伸びる境界線を成す、ディジタル画像ミュート信号DMに基づく画像ミュート部を挾んで、左右方向に相互隣接配置されるものとして形成される。即ち、二画面画像表示部28において、二画面画像表示用映像信号SZに基づく二画面画像表示が行われるのであり、ディジタル画像ミュート信号DMに基づく縦線状画像ミュート部により区画された二画面のうちの一方に映像信号SVNがあらわす画像が表示されるとともに、二画面のうちの他方に映像信号SVIがあらわす画像が表示される状態がとられる。
【0036】
その際、フレームメモリ部16から得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を構成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の夫々に基づくものとされることにより、その1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIを含むものとして信号選択部25から得られるディジタル映像信号に基づいて形成される二画面画像表示用映像信号SZに応じて二画面画像表示部28により表示される二画面画像のうちの、1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIに基づく画像が、動きが不自然なものとされることなく、適正に得られることになる。
【0037】
タイミング信号形成部20は、映像信号SVNがノンインターレース信号であって映像信号SVIがインターレース信号であるとき、映像信号SVNにおける同期信号に同期した読出し用タイミング信号RFを形成する奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEを、フレームメモリ部16の全体からそれに書き込まれたディジタル映像信号DVIの各フレーム期間に含まれる全ライン期間分についての時間軸圧縮読出しを行うためのものとして形成し、その奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEをフレームメモリ部16に供給する読出し制御手段を形成していることになる。
【0038】
斯かるもとで、タイミング信号形成部21から、それに内蔵された、書込み用タイミング信号WFの形成に用いられるフレームメモリ・ライン内アドレス・カウンタから得られる、フレームメモリ部16における書込みライン内アドレス位置をあらわす書込み位置信号AWが送出されるとともに、タイミング信号形成部20から、それに内蔵された、読出し用タイミング信号RL及びRFの形成に用いられるフレームメモリ・ライン内アドレス・カウンタから得られる、フレームメモリ部16における読出しライン内アドレス位置をあらわす読出し位置信号ARが送出される。これら、書込み位置信号AW及び読出し位置信号ARは、追越状態検出部30に供給される。
【0039】
追越状態検出部30にあっては、書込み位置信号AWがあらわすフレームメモリ部16における書込みライン内アドレス位置と、読出し位置信号ARがあらわすフレームメモリ部16における読出しライン内アドレス位置とが比較されることにより、フレームメモリ部16において、ディジタル映像信号DVIの各ライン期間分についての時間軸圧縮読出しが行われるにあたり、読出しライン内アドレス位置が書込みライン内アドレス位置を追い越してしまうことになる追越読出し状態の検出がなされる。そして、追越状態検出部30による追越読出し状態の検出がなされると、追越読出し検出出力信号CWが、追越状態検出部30からタイミング信号形成部21に供給され、タイミング信号形成部21において、フレームメモリ部16に供給される書込み用タイミング信号WFを形成する、奇数フィールド書込み信号WFO及び偶数フィールド書込み信号WFEの送出に関するタイミング調整が、追越読出し検出出力信号CWに応じて行われる。
【0040】
このようなもとで、タイミング信号形成部21からの書込み用タイミング信号WFを形成する奇数フィールド書込み信号WFO及び偶数フィールド書込み信号WFEの各々は、同期信号分離部18において映像信号SVIから分離された垂直同期信号PVIに同期して形成され、図2のA及びBに示される如く、奇数フィールド書込み信号WFOが、映像信号SVIにおける奇数フィールド期間毎に高レベルをとるとともに、映像信号SVIにおける偶数フィールド期間毎に低レベルをとって、高レベルをとるとき、フレームメモリ部16に書込み状態をとらせ、一方、偶数フィールド書込み信号WFEが、映像信号SVIにおける偶数フィールド期間毎に高レベルをとるとともに、映像信号SVIにおける奇数フィールド期間毎に低レベルをとって、高レベルをとるとき、フレームメモリ部16に書込み状態をとらせる。また、タイミング信号形成部20からの読出し用タイミング信号RFを形成する奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEの各々は、図2のC及びDに示される如く、同期信号分離部17において映像信号SVNから分離された垂直同期信号PVNに同期して、映像信号SVNにおけるフィールド期間毎に高レベルと低レベルとを交互にとるものとして形成され、高レベルをとるとき、フレームメモリ部16に読出し状態をとらせるものとされる。
【0041】
そして、フレームメモリ部16の夫々において追越読出し状態が生じていない状態のもとでは、タイミング信号形成部21からの書込み用タイミング信号WFを形成する奇数フィールド書込み信号WFO及び偶数フィールド書込み信号WFE、及び、タイミング信号形成部20からの読出し用タイミング信号RFを形成する奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEは、夫々、図2における時点tx以前のものとして示される如くの状態にある。
【0042】
図2における時点tx以前においては、図2のAに示される如く、奇数フィールド書込み信号WFOが、映像信号SVIにおける各奇数フィールド期間に対応して高レベルをとるとともに映像信号SVIにおける各偶数フィールド期間に対応して低レベルをとるものとされ、また、図2のBに示される如く、偶数フィールド書込み信号WFEが、映像信号SVIにおける各奇数フィールド期間に対応して低レベルをとるとともに映像信号SVIにおける各偶数フィールド期間に対応して高レベルをとるものとされる。また、このとき、図2のC及びDに示される如く、奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEの各々が、映像信号SVNにおけるフィールド期間毎に高レベルと低レベルとを交互にとるとともに、奇数フィールド読出し信号RFOが高レベルをとるとき、偶数フィールド読出し信号RFEが低レベルをとり、奇数フィールド読出し信号RFOが低レベルをとるとき、偶数フィールド読出し信号RFEが高レベルをとるものとされる。
【0043】
従って、図2における時点tx以前にあっては、フレームメモリ部16において、ディジタル映像信号DVIの各奇数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分についての書込みが、奇数フィールド書込み信号WFOの高レベル部分に応じて順次行われるとともに、順次書き込まれていく各ライン期間分についての読出しが、奇数フィールド読出し信号RFOの高レベル部分に応じて順次行われ、また、ディジタル映像信号DVIの各偶数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分についての書込みが、偶数フィールド書込み信号WFEの高レベル部分に応じて順次行われるとともに、順次書き込まれていく各ライン期間分についての読出しが、偶数フィールド読出し信号RFEの高レベル部分に応じて順次行われる。
【0044】
斯かるもとで、図2における時点txから時点tyまでの期間において、その全期間を通じて、追越状態検出部30により追越読出し状態が検出され、追越読出し検出出力信号CWが、追越状態検出部30からタイミング信号形成部21に供給されるとする。このとき、追越状態検出部30からの追越読出し検出出力信号CWが供給されるタイミング信号形成部21においては、追越読出し検出出力信号CWの供給開始に応じて、奇数フィールド書込み信号WFO及び偶数フィールド書込み信号WFEの夫々における、高レベルをとる期間と低レベルをとる期間とが反転せしめられ、その後、時点tyまでの期間中、反転せしめられた状態が維持される。
【0045】
即ち、図2における時点txから時点tyまでの期間においては、図2のAに示される如く、奇数フィールド書込み信号WFOが、映像信号SVIにおける各偶数フィールド期間に対応して高レベルをとるとともに映像信号SVIにおける各奇数フィールド期間に対応して低レベルをとるものとされ、また、図2のBに示される如く、偶数フィールド書込み信号WFEが、映像信号SVIにおける各偶数フィールド期間に対応して低レベルをとるとともに映像信号SVIにおける各奇数フィールド期間に対応して高レベルをとるものとされる。一方、図2のC及びDに示される如く、奇数フィールド読出し信号RFO及び偶数フィールド読出し信号RFEの夫々は、図2における時点tx以前と同じ状態におかれ、各々が映像信号SVNにおけるフィールド期間毎に高レベルと低レベルとを交互にとるとともに、奇数フィールド読出し信号RFOが高レベルをとるとき、偶数フィールド読出し信号RFEが低レベルをとり、奇数フィールド読出し信号RFOが低レベルをとるとき、偶数フィールド読出し信号RFEが高レベルをとるものとされる。
【0046】
従って、フレームメモリ部16において追越読出し状態が生じており、その追越読出し状態が追越状態検出部30によって検出される、図2における時点txから時点tyまでの期間においては、フレームメモリ部16において、ディジタル映像信号DVIの各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての書込みが、奇数フィールド書込み信号WFOの高レベル部分に応じて順次行われるとともに、各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての書込みが終了した次のフィールド期間において、書き込まれた偶数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分についての時間軸圧縮読出しが、奇数フィールド読出し信号RFOの高レベル部分に応じて順次行われ、また、ディジタル映像信号DVIの各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての書込みが、偶数フィールド書込み信号WFEの高レベル部分に応じて順次行われるとともに、各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての書込みが終了した次のフィールド期間において、書き込まれた奇数フィールド期間分に含まれる各ライン期間分についての時間軸圧縮読出しが、偶数フィールド読出し信号RFEの高レベル部分に応じて順次行われる。
【0047】
このようにしてフレームメモリ部16から得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIは、実質的に、フレームメモリ部16において追越読出し状態が生じない状態のもとで得られ、追越読出し状態に起因する不連続点を含まないことになる。従って、斯かる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが信号選択部25の選択接点25Cに供給され、それにより、信号選択部25の可動接点25Dから得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXN,ディジタル画像ミュート信号DM及び1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIにより各ライン期間分が形成されて成るフィールド期間分のディジタル映像信号が、D/A変換部26に供給されて、二画面画像表示用映像信号SZが形成されるもとにあっては、その二画面画像表示用映像信号SZが二画面画像表示部28に供給されて、その画像表示面に得られる二画面画像表示が、フレームメモリ部16における追越読出し状態に起因する表示欠陥が効果的に抑制されたものとされることになる。
【0048】
その後、図2における時点ty後となって、フレームメモリ部16の夫々において追越読出し状態が生じなくなり、追越状態検出部30から追越読出し検出出力信号CWがタイミング信号形成部21に供給されなくなると、タイミング信号形成部21において、奇数フィールド書込み信号WFO及び偶数フィールド書込み信号WFEの夫々における高レベルをとる期間と低レベルをとる期間とが、再度反転せしめられて、時点tx以前と同じ状態に戻される。
【0049】
このようなもとで、タイミング信号形成部21は、タイミング信号形成部20とともに、追越状態検出部30によりフレームメモリ部16における追越読出し状態が検出されないとき、フレームメモリ部16におけるディジタル映像信号DVIの各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についてのディジタル映像信号DVNの1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、ディジタル映像信号DVIの当該奇数フィールド期間分がフレームメモリ部16に書き込まれるフィールド期間において開始されるとともに、フレームメモリ部16におけるディジタル映像信号DVIの各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についてのディジタル映像信号DVNの1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、ディジタル映像信号DVIの当該偶数フィールド期間分がフレームメモリ部16に書き込まれるフィールド期間において開始される状態となし、追越状態検出部30によりフレームメモリ部16における追越読出し状態が検出されるとき、フレームメモリ部16におけるディジタル映像信号DVIの各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についてのディジタル映像信号DVNの1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、ディジタル映像信号DVIの当該奇数フィールド期間分がフレームメモリ部16に書き込まれるフィールド期間の次のフィールド期間において開始されるとともに、フレームメモリ部16におけるディジタル映像信号DVIの各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についてのディジタル映像信号DVNの1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、ディジタル映像信号DVIの当該偶数フィールド期間分がフレームメモリ部16に書き込まれるフィールド期間の次のフィールド期間において開始される状態となす、書込み−読出しタイミング制御手段を形成していることになる。
【0050】
また、上述の例にあっては、映像信号入力端子11からの映像信号SVNがノンインターレース信号であって、映像信号入力端子12からの映像信号SVIがインターレース信号であるとき、フレームメモリ部16から得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を構成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の夫々に基づくものとなるようにされているが、映像信号SVNがノンインターレース信号であり、かつ、映像信号SVIがインターレース信号であっても、映像信号SVIが静止画像をあらわすものである場合に限って、フレームメモリ部16から得られる1/2ライン期間ディジタル映像信号DXIが、ディジタル映像信号DVIにおける各フレーム期間分を構成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分のうちの一方に基づくものとなるようにされてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな如くに、本発明に係る映像信号処理回路及び画像表示装置の夫々にあっては、フレームメモリ部において、インターレース信号とされた第2の映像信号の連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る各フレーム期間に含まれるライン期間分が全体的に書き込まれるとともに、書き込まれたライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、ノンインターレース信号とされた第1の映像信号における同期信号に同期したタイミングをもって行われるにあたり、書込み−読出しタイミング制御手段により、第1の映像信号がノンインターレース信号であって第2の映像信号がインターレス信号であるとき、フレームメモリ部における第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始されるとともに、フレームメモリ部における第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内での時間軸圧縮読出しが、第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分がフレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始される。
【0052】
従って、フレームメモリ部から順次間欠的に得られる第2の1/2ライン期間分の映像信号が、第2の映像信号の各フレーム期間分を形成する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分の夫々に含まれるライン期間分に基づくものとなり、斯かる第2の1/2ライン期間分の映像信号を含むものとして信号選択部から得られる表示用映像信号が、それに基づいて二画面画像表示部により二画面画像が表示されるとき、その二画面画像のうちの第2の1/2ライン期間分の映像信号に基づく画像が、動きが不自然なものとされることなく、適正に得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理回路を含んだ本発明に係る画像表示装置の一例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示される例における動作説明に供される信号波形図である。
【図3】図1に示される例における動作説明に供されるタイムチャートである。
【図4】ラインメモリを用いた映像信号の時間軸圧縮の説明に供されるタイムチャートである。
【図5】フレームメモリを用いた映像信号の時間軸圧縮の説明に供されるタイムチャートである。
【符号の説明】
11,12 映像信号入力端子
13,15 A/D変換部
14 ラインメモリ部
16 フレームメモリ部
17,18 同期信号分離部
20,21 タイミング信号形成部
24 画像ミュート信号発生部
25 信号選択部
26 D/A変換部
27 LPF
28 二画面画像表示部
30 追越状態検出部
Claims (10)
- 第1の映像信号が1ライン期間分ずつ順次書き込まれるとともに、書き込まれた上記第1の映像信号の各ライン期間分が、上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内に読み出されて形成される第1の1/2ライン期間分の映像信号が順次間欠的に得られるラインメモリ部と、
第2の映像信号が連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る1フレーム期間分ずつ順次書き込まれる状態がとられるとともに、書き込まれた上記第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分についての、上記第1の映像信号における同期信号に同期したタイミングのもとにおける上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが行われて、第2の1/2ライン期間分の映像信号が順次間欠的に得られるフレームメモリ部と、
上記ラインメモリ部から得られる第1の1/2ライン期間分の映像信号と上記フレームメモリ部から得られる第2の1/2ライン期間分の映像信号とを交互に取り出して、表示用映像信号を形成する信号選択部と、
上記第1の映像信号がノンインターレース信号であって上記第2の映像信号がインターレス信号であるとき、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始されるとともに、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始される状態となす書込み−読出しタイミング制御手段と、
を備えて構成される映像信号処理回路。 - 上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各フレーム期間分についての書込みを制御するフレームメモリ書込み制御信号を、上記フレームメモリ部に供給する第1のタイミング信号形成部と、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分の読出しを制御するフレームメモリ読出し制御信号を、上記フレームメモリ部に供給する第2のタイミング信号形成部とを備え、上記書込み−読出しタイミング制御手段が上記第1及び第2のタイミング信号形成部によって形成されることを特徴とする請求項1記載の映像信号処理回路。
- 上記第1の映像信号に含まれる同期信号を取り出す第1の同期信号分離部と上記第2の映像信号に含まれる同期信号を取り出す第2の同期信号分離部とを備え、上記第1のタイミング信号形成部が、上記フレームメモリ書込み制御信号を上記第2の同期信号分離部から得られる同期信号に同期した信号として形成し、上記第2のタイミング信号形成部が、上記フレームメモリ読出し制御信号を上記第1の同期信号分離部から得られる同期信号に同期した信号として形成することを特徴とする請求項2記載の映像信号処理回路。
- 上記第2のタイミング信号形成部が、上記ラインメモリ部における上記第1の映像信号の各ライン期間分の書込み及び読出しを夫々制御するラインメモリ用書込み及び読出し制御信号を、上記ラインメモリ部に供給することを特徴とする請求項2または3記載の映像信号処理回路。
- 上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分についての追越読出し状態の検出を行う追越状態検出部を備え、上記書込み−読出しタイミング制御手段が、上記追越状態検出部により上記追越読出し状態が検出されないとき、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間において開始されるとともに、上記 フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間において開始される状態となし、上記追越状態検出部により上記追越読出し状態が検出されるとき、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間の次のフィールド期間において開始されるとともに、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間の次のフィールド期間において開始される状態となすことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理回路。
- 第1の映像信号が1ライン期間分ずつ順次書き込まれるとともに、書き込まれた上記第1の映像信号の各ライン期間分が、上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内に読み出されて形成される第1の1/2ライン期間分の映像信号が順次間欠的に得られるラインメモリ部と、
第2の映像信号が連続する奇数フィールド期間分及び偶数フィールド期間分で成る1フレーム期間分ずつ順次書き込まれる状態がとられるとともに、書き込まれた上記第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分についての、上記第1の映像信号における同期信号に同期したタイミングのもとにおける上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが行われて、第2の1/2ライン期間分の映像信号が順次間欠的に得られるフレームメモリ部と、
上記ラインメモリ部から得られる第1の1/2ライン期間分の映像信号と上記フレームメモリ部から得られる第2の1/2ライン期間分の映像信号とを交互に取り出して、表示用映像信号を形成する信号選択部と、
該信号選択部から得られる表示用映像信号に応じて、上記第1の映像信号に基づく画像及び上記第2の映像信号に基づく画像の夫々に対応する二画面画像を表示する二画面画像表示部と、
上記第1の映像信号がノンインターレース信号であって上記第2の映像信号がインターレス信号であるとき、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始されるとともに、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間もしくは次のフィールド期間において開始される状態となす書込み−読出しタイミング制御手段と、
を備えて構成される画像表示装置。 - 上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各フレーム期間分についての書込みを制御するフレームメモリ書込み制御信号を、上記フレームメモリ部に供給する第1のタイミング信号形成部と、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分の読出しを制御するフレームメモリ読出し制御信号を、上記フレームメモリ部に供給する第2のタイミング信号形成部とを備え、上記書込み−読出しタイミング制御手段が上記第1及び第2のタイミング信号形成部によって形成されることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
- 上記第1の映像信号に含まれる同期信号を取り出す第1の同期信号分離部と上記第2の映像信号に含まれる同期信号を取り出す第2の同期信号分離部とを備え、上記第1のタイミング信号形成部が、上記フレームメモリ書込み制御信号を上記第2の同 期信号分離部から得られる同期信号に同期した信号として形成し、上記第2のタイミング信号形成部が、上記フレームメモリ読出し制御信号を上記第1の同期信号分離部から得られる同期信号に同期した信号として形成することを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。
- 上記第2のタイミング信号形成部が、上記ラインメモリ部における上記第1の映像信号の各ライン期間分の書込み及び読出しを夫々制御するラインメモリ用書込み及び読出し制御信号を、上記ラインメモリ部に供給することを特徴とする請求項7または8記載の画像表示装置。
- 上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各フレーム期間分に含まれるライン期間分についての追越読出し状態の検出を行う追越状態検出部を備え、上記書込み−読出しタイミング制御手段が、上記追越状態検出部により上記追越読出し状態が検出されないとき、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間において開始されるとともに、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間において開始される状態となし、上記追越状態検出部により上記追越読出し状態が検出されるとき、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各奇数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該奇数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間の次のフィールド期間において開始されるとともに、上記フレームメモリ部における上記第2の映像信号の各偶数フィールド期間分に含まれるライン期間分についての上記第1の映像信号の1/2ライン期間に相当する時間内の間欠的読出しが、上記第2の映像信号の当該偶数フィールド期間分が上記フレームメモリ部に書き込まれるフィールド期間の次のフィールド期間において開始される状態となすことを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
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