JP3616989B2 - 研磨装置および研磨方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハなどの作製に用いると好適な研磨装置及び研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、半導体ウエハなどの作製工程には研磨工程がある。従来から用いられている研磨装置の基本構成は、研磨材が塗布される定盤にウエハを貼り付けて該定盤に押しつける支持具からなる。定盤はモータの力で回転する。また、支持具は定盤の回転に引きずられて回転する。装置の規模が大きい場合には支持具はモータの力で自転する場合もある。ウエハが所望の厚みに達するまで研磨が続けられる。目標とする板厚に達したとき、研磨を停止する。
【0003】
既に研磨の経験があったり、繰り返し研磨を行っている材料の場合には、この停止するタイミングは研磨速度から推し量って得られる研磨時間を経過した時である。実際に板厚を測定することなく研磨を終わる。板厚の確認は研磨装置からウエハを取り出して行われる。また、新しい材料の場合には、研磨速度が不明であることから研磨速度を見積もるための予備実験が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の研磨装置及び研磨方法では、研磨,研磨装置からの被研磨物の取り出し、および、厚み測定(研磨工程の分割)の各工程が繰り返し行われるので、研磨が仕上がるまでの研磨時間が多くかかっていた。また、その研磨精度も高くない。さらに、もし、研磨装置から被研磨物を取り出して測定したときの測定値が板厚より薄くなっていれば、ウエハは使い物にならなくなる。従って、研磨工程で不良品が発生したり、研磨時間が多くかかったりしていた。
【0005】
また、効率良く研磨するために、板厚が厚いときには被研磨物に大きな圧力を、板厚が薄くなると小さな圧力を加えるように圧力の制御を行うことがある。この場合にも、作業員が板厚を監視してこの圧力を制御していた。さらに、定盤の回転速度を板厚が厚いときには速く、薄いときには遅くする場合がある。この場合にも同じく作業員が板厚を監視して研磨装置の加圧部を制御していた。さらには、研磨に用いる砥粒の粒度も変える必要がある。板厚が厚いときには粒度を粗くして研磨速度を高める。板厚が薄いときには、粒度を下げて平面度を高めることと、被研磨物への損傷を押さえる必要がある。この場合にも同様に作業員が砥粒の交換を行っていた。
【0006】
このような状態で研磨せざるを得なかった理由は、研磨中に板厚を測定できる厚み計が搭載されていなかったためである。もし、搭載されていても研磨装置の自転,公転、あるいは遊星回転を停止しなければ目視は不可能である。この目視のためには作業員が必要である。つまり、研磨中は作業員が研磨装置に張り付く必要があり、このことが研磨の工数価を高くする要因となる。従来の研磨装置がこのような構造となっていたのは、被研磨物の支持具が回転体であるために厚み計の電気信号を外部に取り出せなかったためである。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、研磨精度が低い、研磨工程における工数が多い(研磨速度を見積もるための予備実験、精度を出すための研磨工程の分割による時間ロス)、研磨における歩留まりが低い、被研磨物への圧力制御が不十分なことや不適切な定盤回転速度および砥粒サイズの不適切な選択による被研磨物の破損および研磨効率の低下、研磨作業中に監視要員が必ず必要なことにより工数価が高くなる等の問題を解決できる研磨装置及び研磨方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、被研磨物固定部の支持具に厚み計が搭載されていること、被研磨物装着部が回転中でもその指示値を外部に取り出すことのできる機構を有すること、その信号を研磨装置にフィードバックすることによって被研磨物へのタイムリーな圧力制御、研磨砥粒の自動選択、定盤回転数の制御、目標とする板厚となると同時に研磨装置を停止できることを主要な特徴とする。従来の技術とは、厚み計およびその電気信号取り出し機構が異なる。
つまり、請求項1の発明は、研磨剤が塗布された表面や、ヤスリ状の凹凸からなる表面を有する定盤に被研磨物を密着させ、被研磨物と定盤の相対的移動により、被研磨物を研磨する研磨装置であって、被研磨物に圧力を加える加圧機構と、被研磨物を定盤面に密着させる被研磨物固定部と、被研磨物の板厚を測定する厚み計とからなる被研磨物装着部と、定盤を回転させる定盤回転機構と、定盤面にサイズの異なる砥粒を噴霧する複数の噴出部を具備する砥粒噴霧機構と、厚み計からの板厚信号により、砥粒噴霧機構の噴出部を切り換える制御をする研磨装置制御部とから構成されていることを特徴とする研磨装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、厚み計からの板厚信号が無線によって研磨装置制御部に転送される構成であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の研磨装置において、被研磨物固定部の信号取出端子を介して厚み計からの板厚信号を研磨装置制御部に転送する構成であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の研磨装置において、加圧機構は、被研磨物を吸着する真空吸着部を被研磨物固定部の一端を基準にして下方に押し付けるアクチュエータを有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1に記載の研磨装置を用いて、被研磨物を研磨する研磨方法であって、被研磨物に加圧機構で圧力を加え、被研磨物を定盤面に密着させた状態で、被研磨物の板厚を厚み計で測定し、定盤回転機構により回転する定盤の定盤面に、選択されたサイズの砥粒を砥粒噴霧機構から噴霧し、厚み計からの板厚を示す板厚信号により、砥粒噴霧機構から噴出される砥粒のサイズを切り換えることを特徴とする研磨方法である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の研磨方法において、厚み計からの板厚信号によって、加圧機構により被研磨物に加える圧力を制御することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5に記載の研磨方法において、厚み計からの板厚信号によって、定盤回転機構による定盤の回転を制御することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5に記載の研磨方法において、定盤回転機構による定盤の回転停止後の、厚み計による厚み測定と、測定後の研磨を繰り返すことにより、研磨することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項5に記載の研磨方法において、厚み計による厚み測定を複数回行い、それらの平均値に基づいて研磨することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項5に記載の研磨方法において、厚み計による厚み測定を、研磨中に時間間隔を決めて行い、得られた時間と厚み変化との関係から研磨時間および研磨条件を設定して研磨することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するため本発明の研磨装置は、研磨剤が塗布された表面や、ヤスリ状の凹凸からなる表面を有する定盤16に被研磨物27を密着させ、被研磨物27と定盤16の相対的移動により、被研磨物27を研磨する研磨装置であって、被研磨物27に圧力を加える加圧機構4と、被研磨物27を定盤面26に密着させる被研磨物固定部2と、被研磨物27の板厚を測定する厚み計3とからなる被研磨物装着部5と、定盤16を回転させる定盤回転機構6と、定盤面26に砥粒を噴霧する砥粒噴霧機構9と、厚み計3からの板厚信号により研磨を制御する研磨装置制御部1とから構成されていることに特徴を有している。
【0010】
また、本発明の研磨装置は、厚み計3からの板厚信号が無線によって研磨装置制御部1に転送される構成であることに特徴を有している。
【0011】
さらに、本発明の研磨装置は、被研磨物固定部2の信号取出端子40を介して厚み計3からの板厚信号を研磨装置制御部1に転送する構成であることに特徴を有している。
【0012】
また、本発明の研磨装置は、加圧機構4に被研磨物27を吸着する真空吸着部28を被研磨物固定部2の一端を基準にして下方に押し付けるアクチュエータ36を有することに特徴を有している。
【0013】
上記課題を解決するため本発明の研磨方法は、研磨装置制御部1から送出される厚み計3からの板厚信号によって、加圧機構4が制御されることに特徴を有している。
【0014】
また、本発明の研磨方法は、研磨装置制御部1から送出される厚み計3からの板厚信号によって、定盤回転機構6が制御されることに特徴を有している。
【0015】
さらに、本発明の研磨方法は、研磨装置制御部1から送出される厚み計3からの板厚信号によって、砥粒噴霧機構9が制御されることに特徴を有している。
【0016】
また、本発明の研磨方法は、定盤16の回転停止後の厚み測定と測定後の研磨を繰り返すことにより、研磨することに特徴を有している。
【0017】
さらに、本発明の研磨方法は、厚み測定を複数回行い、それらの平均値に基づいて研磨することに特徴を有している。
【0018】
また、本発明の研磨方法は、研磨中に厚み測定を時間間隔を決めて行い、得られた時間と厚み変化との関係から研磨時間および研磨条件を設定して研磨することに特徴を有している。
【0019】
【実施例】
本発明による研磨装置は、被研磨物固定部の支持部に厚み計が搭載されており、被研磨物固定部が回転中でもその板厚信号を外部に取り出すことができ、その信号を研磨装置にフィードバックして目標とする板厚となると同時に研磨装置を停止できる構造からなっている。また、本発明による研磨方法は、研磨中にリアルタイムで自動的に板厚を測定しており、その信号を研磨定盤の回転機構にフィードバックして定盤の回転速度の制御及び停止が可能である。そのため、新しい材料であっても研磨速度を見積もる予備実験が不要である。該信号を加圧機構にフィードバックすることにより、被研磨物への最適な加圧が可能である。また、厚み計からの板厚信号を噴霧する研磨材の粒度を選択できる砥粒噴霧機構にフィードバックすることにより、最適な砥粒の選択が可能である。
【0020】
次に本発明の実施例における研磨装置ついて説明する。なお、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更あるいは改良を行い得ることは言うまでもない。
【0021】
(実施例1)
図1は本発明の研磨装置のブロックダイアグラムである。研磨装置の構成は、研磨装置制御部1、被研磨物固定部2、厚み計3、加圧機構4、被研磨物装着部5、定盤回転機構6、厚み計3から研磨装置制御部1への信号路7、研磨装置制御部1から加圧機構4への信号路8、および、砥粒噴霧機構9からなっている。
【0022】
厚み計3からの測定データは、信号路7を介して研磨装置制御部1に転送される。研磨装置制御部1では、高品質な研磨を効率良く行うために、板厚をパラメータとして定盤の回転数、被研磨物へ加える圧力、および、砥粒の粒度についてプログラム機構を有する制御が可能である。厚み計3からの板厚信号は、研磨装置制御部1から加圧機構4へ信号路8を介して転送される。また、研磨装置制御部1から定盤回転機構6および砥粒噴霧機構9への制御信号は、通常一般に用いられる電気信号のケーブルによって転送される。
【0023】
図2は、本発明による研磨装置の構造を示す。本発明の研磨装置は、研磨装置から着脱可能な被研磨物固定部2、真空チャック用の真空排気ホース出口11、厚み計3、被研磨物固定部2の自転の補助回転機構13,14、補助回転機構13,14の支持腕15、定盤16、研磨装置の架台17、定盤面成型リング18、定盤面成型リング18の自転の補助回転機構19,20、補助回転機構19,20の支持腕21、研磨装置制御部1、研磨材Aの噴出部23、研磨材Bの噴出部24、および、研磨材Cの噴出部25からなる。
【0024】
続いて、各部の機構を説明する。定盤16は、図中の矢印の方向に回転する。定盤16の回転に引きずられて、被研磨物固定部2は図中の矢印の方向に回転する。ここで、真空排気ホース出口11は固定されていない。被研磨物固定部2の自転の補助回転機構13,14は、被研磨物固定部2が定盤16上を移動しないための固定治具であり、かつ、被研磨物固定部2が定盤16の回転により自転するように補助する役目もしている。また、補助回転機構13,14は、それぞれ、被研磨物固定部2の自転に伴い図中の矢印の方向に友回りする。被研磨物装着部5の被研磨物固定部2に搭載されている厚み計3と研磨装置制御部1との間での信号の転送には無線を用いた。また、厚み計3としては、ダイヤルゲージを用いた。これにより、被研磨物装着部5と研磨装置制御部1との間の相対的位置関係が変化しても、また、被研磨物装着部5が研磨装置制御部1に対して回転しても、信号のやり取りが可能となる。
【0025】
また、被研磨物の被研磨物固定部2への固定は真空吸着で行ったが、そのための真空引きは、被研磨物固定部2の中央に設置されている真空引きホースから行った。このホースの接続には市販の真空機密な回転口を用いた。このため、被研磨物固定部2が回転してもホースは回転することがなく真空引きを継続でき、被研磨物を安定して被研磨物固定部2に固定できる。ここで用いた定盤面成型リング18の定盤16に接する面が気相ダイヤによって作られており、研磨中終始定盤上に搭載されており、定盤16の回転に伴って自転する。この間、定盤面は定盤面成型リング18の気相ダイヤによって研磨され、その平坦性が保たれる。
【0026】
ここでは、被研磨物装着部5の厚み計3からの板厚信号を研磨装置制御部1に転送するための信号路7および研磨装置制御部1から加圧機構4への信号路8として無線を用いたが、現在、パソコンやプリンタとの接続に広く用いられている赤外線でも良い。
【0027】
(実施例2)
実施例1では被研磨物装着部5と研磨装置制御部1との間で信号を転送するための厚み計3から研磨装置制御部1への信号路7および研磨装置制御部1から加圧機構4への信号路8として無線を用いていたが、本実施例では、厚み計3の搭載された被研磨物固定部2が電極を有しており、かつ、被研磨物固定部2以外の領域に設置された電極端子を介して厚み計3の信号を研磨装置制御部1に転送する構成としている。以下、これについて述べる。
【0028】
図3は、図2における被研磨物固定部2、真空排気ホース出口11、厚み計3の中心を通って切断した縦断面図であり、定盤16の定盤面26上に被研磨物27が固定された被研磨物固定部2が載っている状態を示す。すなわち、被研磨物27が真空吸着部28の真空吸着口29のところで真空吸着されて固定されている。被研磨物固定部2は、真空吸着部28,真空吸着口29及びこれらが内設された支持部32から構成されている。真空吸着部28の真空引きは、上方に設けられた真空用ロータリコネクタ30を介して真空ポンプ引き口31から行われている。真空用ロータリコネクタ30を用いているため、被研磨物固定部2が自転しても、真空引き用ホースが捩れることはない。真空吸着部28は、被研磨物固定部2の支持部32の中に入っている。真空吸着部28と被研磨物固定部2の支持部32の間には滑りリング33によってギャップが保たれ、お互いが滑るようになっている。
【0029】
また、被研磨物27の板厚方向に厚み計3に設けられた探針37の先端が真空吸着部28の上面に接するように配置されている。厚み計3からの信号は、被研磨物固定部2の支持部32の外周上に絶縁体39を介して取り付けられている厚み計の信号取出端子40に導かれている。この絶縁体39と信号取出端子40は、被研磨物固定部2の支持部32の外周を一周している。厚み計3と信号取出端子40の間は電気ケーブル(図示せず)で接続して良い。厚み計3と信号取出端子40は共に支持部32の上に搭載されているので、例え支持部32が回転しても相対位置は変わらないため、この電気ケーブルが捩れることはない。なお、耐研磨部38は超硬台金からなっており、被研磨物27より遥かに硬く、ほとんど磨耗しない。
【0030】
次に、図4,図5を用いて、厚み計信号の取り出し端子40から被研磨物固定部2の支持部32の外部への信号取り出し機構について説明する。図4は平面図であり、図5は立面図である。厚み計の信号取出端子40は、絶縁体39によって互いに絶縁されており、かつ、被研磨物固定部2の支持部32からも絶縁されている。被研磨物固定部2の自転の補助回転機構13,14、補助回転機構13,14を支持するための支持腕15により、被研磨物固定部2の支持部32を主構成品とする被研磨物固定部2を定盤16上で揺動させる。支持腕15にはアクチュエータ46,支持バネ47,電極支持体48、および、電極支持体48に張り付けられた電極49が搭載されている。電極49からリード線50が出ており、このリード線50から厚み計3の信号を取り出すことができる。
【0031】
なお、図中、51は定盤16の回転方向を、52は被研磨物固定部2の回転方向を、53は揺動機構の揺動方向を示す。ここで用いたアクチュエータ46は、信号取出端子40に電極49を押しつける働きをする。電極49から信号取出端子40へ一定以上の力が加わらないようにアクチュエータ46は圧力センサ(図示せず)を有している。信号取出端子40と電極49との間の接触面積を大きくし、かつ、被研磨物固定部2に横方向の力を加えないために、電極支持体48と電極49の剛性が小さくなるように作られている。実際には、電極支持体48にプラスチックシートを、電極49には板厚0.1μmのリン青銅を用いた。
【0032】
(実施例3)
図3に戻って、加圧機構について説明する。真空吸着部28には、パイプの外周に設けられた加圧用バネ34と加圧用バネ34を下方に押し付ける押付板35が組み込まれている。この押付板35と被研磨物固定部2の支持部32との間にアクチュエータ36が配置されている。すなわち、支持部32を支点にしてアクチュエータ36が延び、押付板35を下に向けて押しつけることにより被研磨物27を加圧する。アクチュエータ36には圧力センサ(図示せず)が付いており、任意の圧力を外部から加えられるようになっている。
【0033】
さらに、本発明の実施例における研磨方法をフローチャートに基づいて説明する。図6は、厚み計3からの板厚信号に基づく研磨工程を示すフローチャート図である。例として、板厚330μmのサファイア基板を目標板厚50μmに研磨する。
【0034】
研磨装置作動:研磨装置を手動で始動させる。
厚み計:研磨装置の作動により、初めに板厚の計測が自動的に行われる。
板厚>100μm:プログラムに従って、砥石粒噴霧機構の研磨材Aの噴出部から砥粒サイズ9μmの多結晶ダイヤが分散剤とともに定盤16上に噴霧される。次に、加圧機構からサファイア基板に2kg/cm の圧力が加えられ、定盤回転機構により定盤16が20rpmの速度で回転する。この一連の動作は、研磨装置制御部によって自動的になされる。このようにして、研磨が始まる。研磨の間中、被研磨物固定部と定盤面成型具板厚は、常時測定されている。
【0035】
板厚>60μm:板厚が100μmとなったところで、サファイア基板に加えられる圧力が0kg/cm となり、定盤16表面には水が流れ、定盤面成型リングによって定盤面表面についているダイヤ粒が除去される。この時間は、本実施例では、10分とした。その後、水が止まり、研磨材Bの噴出部から砥粒サイズ3μmの多結晶ダイヤが分散剤とともに定盤16上に噴霧される。サファイア基板には1kg/cm の圧力が加えられ、定盤16が15rpmの速度で回転する。このようにして、研磨が再開される。
【0036】
板厚>50μm:板厚が60μmとなったところで、サファイア基板に加えられる圧力が0kg/cm となり、定盤16表面には水が流れ、定盤面成型リングによって定盤面表面についているダイヤ粒が除去される。この時間は、本実施例では、10分とした。その後、水が止まり、研磨材の噴出部Cから砥粒サイズ1μmの多結晶ダイヤが分散剤とともに定盤16上に噴霧される。サファイア基板には0.5kg/cm の圧力が加えられ、定盤16が10rpmの速度で回転する。このようにして、研磨が再開される。
【0037】
研磨装置停止:板厚が50μmになったところで、サファイア基板に加えられる圧力が0kg/cm となり、定盤16の回転が停止し、研磨が終了となる。以上の一連の動作が、自動的に行われる。その結果として、所望の板厚を短時間の研磨で得ることができる。また、研磨しすぎることがないため、工程の歩留まりが高い。さらに、板厚に応じた適正な定盤回転速度や被研磨物27への圧力が加えられるため、被研磨物27が破損されない。これにより、さらに歩留まりが高くなる。
【0038】
図7は、定盤の回転停止後の板厚測定とその後の研磨の繰り返しに基づく研磨工程を示すフローチャート図である。今までに研磨の経験のない新しい材料を研磨する場合には、研磨速度が不明である。このため、何度か研磨速度を測定し、研磨を慎重に行う必要があるので、数十時間という長い時間が生じる場合がある。一方、時間を惜しんで慎重さを欠いた研磨をすると、板厚が薄く成りすぎたり、被研磨物27を破損することもある。本実施例では、研磨データのない被研磨物27を初めて研磨するとき、最適の研磨条件を出しながら、効率よく研磨する方法である。例として、板厚330μmのサファイア基板を目標板厚50μmに研磨する。
【0039】
研磨装置定盤停止状態:研磨装置を手動で始動させるた時の初期状態である。厚み計板厚測定:研磨装置の定盤16が停止状態の時にサファイア基板の板厚を測定する。
板厚>100μm:プログラムに従って、砥石粒噴霧機構の研磨材Aの噴出部から砥粒サイズ9μmの多結晶ダイヤが分散剤とともに定盤16上に噴霧される。次に、加圧機構からサファイア基板に2kg/cm の圧力が加えられ、定盤回転機構により定盤16が20rpmの速度で回転する。
研磨装置作動:10分間の研磨後に研磨装置定盤停止状態→厚み計板厚測定→板厚>100μmにおける研磨→10分間の研磨後に研磨装置定盤停止状態を繰り返す。
【0040】
板厚>60μm:板厚が100μmとなったところで、サファイア基板に加えられる圧力が0kg/cm となり、定盤16表面には水が流れ、定盤面成型リングによって定盤面表面についているダイヤ粒が除去される。この時間は、本実施例では、10分とした。その後、水が止まり、研磨材Bの噴出部から砥粒サイズ3μmの多結晶ダイヤが分散剤とともに定盤16上に噴霧される。サファイア基板には1kg/cm の圧力が加えられ、定盤16が15rpmの速度で回転する。このようにして、研磨が再開される。
研磨装置作動:10分間の研磨後に研磨装置定盤停止状態→厚み計板厚測定→板厚>100μm→板厚>60μmにおける研磨→10分間の研磨後に研磨装置定盤停止状態を繰り返す。
【0041】
板厚>50μm:板厚が60μmとなったところで、サファイア基板に加えられる圧力が0kg/cm となり、定盤16表面には水が流れ、定盤面成型リングによって定盤面表面についているダイヤ粒が除去される。この時間は、本実施例では、10分とした。その後、水が止まり、研磨材Cの噴出部から砥粒サイズ1μmの多結晶ダイヤが分散剤とともに定盤16上に噴霧される。サファイア基板には0.5kg/cm の圧力が加えられ、定盤16が10rpmの速度で回転する。このようにして、研磨が再開される。
研磨装置作動:10分間の研磨後に研磨装置定盤停止状態→厚み計板厚測定→板厚>100μm→板厚>60μm→板厚>50μmにおける研磨→10分間の研磨後に研磨装置定盤停止状態を繰り返す。
【0042】
研磨装置停止:板厚が50μmになったところで、サファイア基板に加えられる圧力が0kg/cm となり、定盤16の回転が停止し、研磨が終了となる。以上の一連の動作が、自動的に行われ、所望の板厚を得ることができる。また、研磨しすぎることがないため、工程の歩留まりが高い。さらに、板厚に応じた適正な定盤回転速度や被研磨物への圧力が加えられるため、被研磨物27が破損されない。これにより、さらに歩留まりが高くなる。
【0043】
図8は、複数の板厚測定から板厚の平均値を算出するフローチャート図である。
n=0:初期値としてnを0とする。
n=n+1:n=n+1を通過する毎にnの数値を1づつ増やす。
n≦5:nが5以下であるかどうかをチェックする。ここでのnの数値は実際の板厚測定回数より1少ない。
研磨装置定盤停止状態:nが5以下であれば定盤16を停止状態にする。
厚み計板厚測定d(n):板厚を測定する。
研磨装置定盤回転:定盤回転により研磨を1分行う→n=n+1→n≦5→研磨装置定盤停止状態→厚み計板厚測定d(n)→研磨装置定盤回転をnが6になるまで繰り返す。
厚み計、板厚計算、D={d(1)+d(2)+d(3)+d(4)+d(4)}/5:厚み計3による5回の板厚測定値からから平均の板厚を算出する。
【0044】
図9は、板厚測定を時間間隔を決めて行うことにより研磨条件を求めるフローチャート図である。
初期設定条件:定盤回転数を20rpm、加圧2kg/cm 、砥粒を9μmとする。
研磨開始:研磨を開始する。
厚み計:研磨開始10分後に最初の板厚測定d(1)を行う。
厚み計:研磨開始20分後に2回目の板厚測定d(2)を行う。
研磨速度推定:V={d(1)+d(2)}/30の式を計算する。
研磨速度を出力:式からの計算値を研磨速度として出力する。
速度と研磨条件の対応表から研磨条件を研磨装置に出力する。
【0045】
厚み計3で板厚を測定する場合、振動などによりノイズが入りデータにばらつきが生じる場合がある。ノイズの源は定盤16の振動や砥粒の分布による場合が多い。すなわち、定盤16の振動は定盤16の面内での振動や定盤面26のたわみのために面に垂直な方向での振動である。また、砥粒が原因の場合には定盤面26での不均一分布によっている。砥粒サイズが大きいほど、砥粒濃度が低いほど影響が大きい。本実施例では、このような場合に対する厚み計3の使い方について説明する。
【0046】
定盤がノイズの原因の場合には定盤16を一旦停止し、その後、板厚の測定を行う。これによって、振動によるノイズを防ぐことができる。この場合、マイクロプロセッサを厚み計3に搭載しておき、この測定の手順をプログラムしておけば自動的に測定を行うことができる。また、定盤面26の平坦度を損ねるようなたわみがある場合には上述した測定を繰り替えし、得られたデータの平均値を測定値とする。
【0047】
砥粒がノイズの原因の場合には、測定を繰り返し、その平均値を測定値とする。以上述べた方法で板厚を測定し、その値を研磨装置制御部に転送し、加圧機構、定盤回転機構、および、砥粒噴霧機構を制御して、効率よく、精度の高い、加工損傷の少ない研磨を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の研磨装置および研磨方法を用いて研磨を行うと、逐次、被研磨物の板厚測定、かつ、板厚に依存して被研磨物に加える圧力調整、定盤の回転速度の制御、および、砥粒の選択を行える。特に、厚み計とこれらの機能を連動させておけば、全自動で、最短時間で、被研磨物に加工損傷を最低限に押さえた最適研磨が可能となる。
以上の利点から、上記研磨装置および研磨方法によって研磨効率の向上、人手の削減、研磨精度の向上、および、歩留まりの向上を図ることができる。特に、研磨経験のない材料の研磨には、最高の性能を発揮する。このことは産業界、および、材料・部品研究大きな効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における研磨装置のブロックダイアグラム図である。
【図2】本発明の一実施例における研磨装置の構成を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施例における研磨装置の断面図である。
【図4】本発明の一実施例における研磨装置の厚み計信号の取り出し機構を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例における研磨装置の厚み計信号の取り出し機構を示す立面図である。
【図6】本発明の一実施例の研磨方法における厚み計からの板厚信号に基づく研磨工程を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の一実施例の研磨方法における定盤の回転停止後の板厚測定とその後の研磨の繰り返しに基づく研磨工程を示すフローチャート図である。
【図8】本発明の一実施例の研磨方法における複数の板厚測定から板厚の平均値を算出するフローチャート図である。
【図9】本発明の一実施例の研磨方法における板厚測定を時間間隔を決めて行うことにより研磨条件を求めるフローチャート図である。
【符号の説明】
1 研磨装置制御部
2 被研磨物固定部
3 厚み計
4 加圧機構
5 被研磨物装着部
6 定盤回転機構
7 信号路
8 信号路
9 砥粒噴霧機構
11 真空排気ホース出口
13 補助回転機構
14 補助回転機構
15 支持腕
16 定盤
17 架台
18 定盤面成型リング
19 補助回転機構
20 補助回転機構
21 支持腕
23 研磨材Aの噴出部
24 研磨材Bの噴出部
25 研磨材Cの噴出部
26 定盤面
27 被研磨物
28 真空吸着部
29 真空吸着口
30 真空用ロータリコネクタ
31 真空ポンプ引き口
32 支持部
33 滑りリング
34 加圧用バネ
35 押付板
36 アクチュエータ
37 探針
38 耐研磨部
39 絶縁体
40 信号取出端子
46 アクチュエータ
47 支持バネ
48 電極支持体
49 電極
50 リード線
51 定盤の回転方向
52 被研磨物固定部の回転方向
53 揺動機構の揺動方向

Claims (10)

  1. 研磨剤が塗布された表面や、ヤスリ状の凹凸からなる表面を有する定盤(16)に被研磨物(27)を密着させ、被研磨物(27)と定盤(16)の相対的移動により、被研磨物(27)を研磨する研磨装置であって、
    被研磨物(27)に圧力を加える加圧機構(4)と、被研磨物(27)を定盤面(26)に密着させる被研磨物固定部(2)と、被研磨物(27)の板厚を測定する厚み計(3)とからなる被研磨物装着部(5)と、
    定盤(16)を回転させる定盤回転機構(6)と、
    定盤面(26)にサイズの異なる砥粒を噴霧する複数の噴出部を具備する砥粒噴霧機構(9)と、
    厚み計(3)からの板厚信号により、砥粒噴霧機構(9)の噴出部を切り換える制御をする研磨装置制御部(1)とから構成されていることを特徴とする研磨装置。
  2. 請求項1に記載の研磨装置において、
    厚み計(3)からの板厚信号が無線によって研磨装置制御部(1)に転送される構成であることを特徴とする研磨装置。
  3. 請求項1に記載の研磨装置において、
    被研磨物固定部(2)の信号取出端子(40)を介して厚み計(3)からの板厚信号を研磨装置制御部(1)に転送する構成であることを特徴とする研磨装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の研磨装置において、
    加圧機構(4)は、被研磨物(27)を吸着する真空吸着部(28)を被研磨物固定部(2)の一端を基準にして下方に押し付けるアクチュエータ(36)を有することを特徴とする研磨装置。
  5. 請求項1に記載の研磨装置を用いて、被研磨物(27)を研磨する研磨方法であって、
    被研磨物(27)に加圧機構(4)で圧力を加え、被研磨物(27)を定盤面(26)に密着させた状態で、被研磨物(27)の板厚を厚み計(3)で測定し、
    定盤回転機構(6)により回転する定盤(16)の定盤面(26)に、選択されたサイズの砥粒を砥粒噴霧機構(9)から噴霧し、
    厚み計(3)からの板厚を示す板厚信号により、砥粒噴霧機構(9)から噴出される砥粒のサイズを切り換えることを特徴とする研磨方法。
  6. 請求項5に記載の研磨方法において、
    厚み計(3)からの板厚信号によって、加圧機構(4)により被研磨物(27)に加える圧力を制御することを特徴とする研磨方法。
  7. 請求項5に記載の研磨方法において、
    厚み計(3)からの板厚信号によって、定盤回転機構(6)による定盤(16)の回転を制御することを特徴とする研磨方法。
  8. 請求項5に記載の研磨方法において、
    定盤回転機構(6)による定盤(16)の回転停止後の、厚み計(3)による厚み測定と測定後の研磨を繰り返すことにより、研磨することを特徴とする研磨方法。
  9. 請求項5に記載の研磨方法において、
    厚み計(3)による厚み測定を複数回行い、
    それらの平均値に基づいて研磨することを特徴とする研磨方法。
  10. 請求項5に記載の研磨方法において、
    厚み計(3)による厚み測定を、研磨中に時間間隔を決めて行い、
    得られた時間と厚み変化との関係から研磨時間および研磨条件を設定して研磨することを特徴とする研磨方法。
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