JP3616138B2 - 導波路型波長変換素子 - Google Patents

導波路型波長変換素子 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、光情報処理分野や光応用計測制御分野において使用する集光光学系、光導波路及び導波路型波長変換素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光導波路デバイスは、偏光制御やスイッチ等のいろいろな機能を集積化できるので、光情報処理分野で使用するデバイスとして有望である。また、光ディスク、レーザープリンター、医用などで要望されているブルーグリーンの短波長光源を得る有望な方法である第2高調波発生(SHG)においても、導波路型波長変換素子では、相互作用長を長くでき、また光を閉じ込め高いパワー密度が得られるため、数mWのブルーグリーン光を近赤外半導体レーザーの波長変換により容易に得られる。
【0003】
光導波路より得られた光をいろいろな応用に対して使用する際、その集光スポットがガウス分布に近い形状(以下、1ビームと定義する)であることが望ましく、さらに光ディスクの記録再生に応用する場合には、回折限界近くまで集光できることが必要である。
【0004】
光導波路デバイスの一例として、強誘電体材料LiTaOを基板とする分極反転構造を有する導波路型波長変換素子を挙げる。図16にLiTaO結晶を基板とした周期的な分極反転領域をもつ導波路型波長変換素子の構成図を示す。以下0.87μmの波長の基本波に対する高調波発生(波長0.435μm)について述べる。(K.Mizuuchi, K.Yamamoto and T.Taniuchi, Applied Physics Letters, Vol 58, 2732ページ, 1991年6月号、参照)図16に示されるようにLiTaO基板11に光導波路3が形成され、さらに光導波路3には周期的に分極の反転した領域(分極反転領域12)が形成されている。この素子の製造方法について説明する。まずLiTaO基板11に通常のフォトプロセスとドライエッチングを用いてTaを周期状(周期4.0μm)にパターニングする。次にTaパターンが形成されたLiTaO基板11に260℃、30分間プロトン交換を行いTaで覆われていないスリット直下に厚み0.87μmのプロトン交換層を形成する。次に590℃の温度で10分間熱処理する。熱処理の上昇レートは10℃/分、冷却レートは50℃/分である。これにより分極反転領域12が形成される。プロトン交換層直下はLiが減少しておりキュリー温度が低下するため部分的に分極反転を行うことができる。次にHF:HNFの1:1混合液にて2分間エッチングしTaを除去する。さらに上記分極反転層領域12にプロトン交換を用いて光導波路3を形成する。光導波路用マスクとしてTaをストライプ状にパターニングを行うことでTaマスクに幅4.0μm、長さ12mmのスリットを形成する。このTaマスクで覆われたLiTaO基板11に260℃、16分間プロトン交換を行い深さ0.5μmの高屈折率層を形成する。Taマスクを除去した後380℃で10分間熱処理を行う。プロトン交換された保護マスクのスリット直下の領域は屈折率が0.02程度上昇した光導波路3となる。
【0005】
基本波P1と発生する第2高調波P2の伝播定数の不整合を分極反転領域12および非分極反転領域13の周期構造で補償することにより高効率に第2高調波P2を出すことができる。Ti:Alレーザーを基本波として光導波路3の入射端面14に基本波P1を入射すると、光導波路3の出射端面15から波長変換された第2高調波P2が効率良く発生される。光導波路3内への入射強度100mWに対して、20mWの第2高調波(変換効率:200%/W)であるブルー光が得られた。
【0006】
一般に、光導波路には導波モードが0次から高次モードまで存在し、各導波モードの伝播定数(実効屈折率)が異なる。そのため、Ti:Alレーザーの発振波長を短波側に可変すると1次、2次・・・の導波モードと基本波P1が位相整合し、ブルー光に波長変換される。この時、出射端面15より得られるビームの空間強度分布(以下、横モードと定義する)は1次導波モードに対し1次横モード、2次導波モードに対して2次横モード、すなわち高次横モードをもつ光である。このように、光導波路デバイスでは、波長変換によって得られる第2高調波P2の導波モードおよび光導波路端面から得られるビーム形状を任意に制御することができる。
【0007】
LiTaO基板のような強誘電体材料は、光照射によって結晶の屈折率が変化する光誘起屈折率変化の影響を受ける。光誘起屈折率変化が生じると、基本波P1と第2高調波P2の位相整合状態が変化するため、得られるブルー光の出力が変動する。LiTaO基板上に作製されたプロトン交換導波路は、光導波路表面に非線形劣化層をもち、そのため1次導波モードで伝播する第2高調波と基本波が位相整合する場合、光損傷に対して非常に強くなる。(特開平5ー273624)
ところが、1次導波モードで伝播し、光導波路端面より得られた第2高調波の遠視野像は1次横モードであり、このビームをコリメートし集光しようとすると、2つのピークをもつスポット形状(以下、2ビームと定義する)となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
光導波路より得られた光は、いろいろな応用に対して使用する際、集光スポットがガウス分布に近い1ビームであり、回折限界近くまで集光できることが望ましい。しかしながら、光導波路中の導波モードは、光導波路の形状により異なり必ずしも0次導波モードではない。特に、SHG素子のような導波路型波長変換素子の場合、その入射基本波の波長により得られる高調波の導波モードを任意に選択でき、1次導波モードで得られる高調波は、光誘起屈折率変化に対しても強く、安定して高出力の高調波光を得ることができる。このような高次導波モードを持つ導波光は、電界分布のぞれぞれ山と谷の位相がちょうどπずれていて、そのため遠視野像が0次横モードでなく、また集光スポットも所望の1ビームとならない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
発明は、導波路型波長変換素子中に形成された光導波路中を伝播する高次導波モードに対して、光導波路の内部、表面部または端面部に一体化した位相補償部を設けることにより、光導波路の端面より出射したビームの遠視野像が1ビームである導波路型波長変換素子を提供するものである。
【0011】
【作用】
本発明は、光導波路を高次導波モードで伝播する光に対して、光導波路内部に位相補償部を設けたり、近視野領域及び遠視野領域に位相補償板を挿入することで、光の位相状態を同位相にし、ガウス分布に近い1ビームに集光可能な光導波路からの光を実現するものである。
【0012】
【実施例】
(実施例1)
本実施例では、光導波路デバイスとして強誘電体材料LiTaOを基板とする分極反転構造を有する導波路型波長変換素子を例に挙げて説明する。作製方法については、従来例で述べた通りである。(参照 図16)
得られた導波路型波長変換素子において、基本波を入射すると、基本波と発生する第2高調波の伝播定数の不整合が分極反転領域および非分極反転領域の周期構造で補償され、高効率に第2高調波を出すことができる。Ti:Alレーザーを基本波(870nm)として、導波路内への基本波入射強度100mWに対して、20mWの第2高調波(変換効率:200%/W)であるブルー光が得られた。
【0013】
この時、Ti:Alレーザーの発振波長を短波側に可変すると、1次、2次・・・それぞれの導波モードと基本波が位相整合し、ブルー光に波長変換され得られ、第2高調波の導波モードを任意に制御することができる。
【0014】
LiTaO基板のような強誘電体材料は、光照射によって結晶の屈折率が変化する光誘起屈折率変化の影響を受ける。LiTaO基板上に作製されたプロトン交換導波路は、導波路表面に非線形劣化層をもち、そのため1次導波モードで伝播する第2高調波と基本波が位相整合する場合、光損傷に対して非常に強くなる。また、高次導波モードの方が、より短波長の光を得ることができる。本実施例では、1次導波モードとして得られた高調波光に関する集光特性について説明する。
【0015】
1次導波モードを図1に示す。図1において、縦軸は電界強度(E)、横軸は基板表面からの距離(d)を示している。領域Iと領域IIは、位相がπだけ反転している。図1のような導波モードを有する光が、光導波路の端面から出射される様子を、図2に示すδ離れた2つのスリットから出た光と仮定する。I、IIの光の複素振幅はそれぞれ
=A・exp(i・(2π/λ)・(sinθ)・x) (1)
=A・exp(−i・(2π/λ)・(sinθ)・x) (2)
と表される。λ:波長、f:焦点距離、f・sinθ=δである。
【0016】
の光はUに対して位相がπずれているので
=A・exp(−i・(2π/λ)・(sinθ)・x+iπ)
=−A・exp(−i・(2π/λ)・(sinθ)・x) (3)
と書き換えられる。そこで2つのスリットから出た2つの波の合成の複素振幅は
+U=2i・A・sin((2π/λ)・(sinθ)・x) (4)
となる。本実施例の光導波路では、δが1ミクロン以下と領域I、IIが近接していて、また光の広がり角が全角で70度程度であるため、N.A.=0.6のレンズでコリメートした時の得られるビームの横モードは、(4)式を考慮して図示すると図3のようなと1次横モードとなる。また、領域Iと領域IIの位相は互いにπだけずれている。図3の横軸は光軸からの距離である。そのため、この光をコリメートし集光すると、図4のような2ビームの集光スポット形状が得られる。
【0017】
本発明の位相補償板をもつ集光光学系について構成図5を用いて説明する。導波路型波長変換素子2中の光導波路3を1次導波モードで伝播し、光導波路3の端面からビームとして出射し、コリメートレンズ1によりコリメートされる。平行光学系に0−πの位相補償板4が挿入されている。このため図3の領域Iと領域IIの位相が同位相となり、集光されたビームは、図6のような1ビームの集光スポット形状となる。N.A.=0.6のレンズを用いた結果、回折限界近くの半値全幅で0.4μmの集光スポットを得ることができた。
【0018】
0ーπの位相補償板の作製方法について述べる。石英ガラス基板上に3μm程度のレジストをスピンコートし、基板の半分だけマスクで覆い、露光、現像する。その後、基板をドライエッチングする。ドライエッチングする量(L)は、
λ/2=(n−1)・L (5)
で表され、n=1.5とすると、L=λであり、約0.435μmエッチングすればよいことになる。エッチング後、残ったレジストを洗浄して、位相補償板が作製された。構成図5のように、コリメートされたビームに位相補償板を挿入する場合、位相補償板の位置合わせが簡単である。
【0019】
図5の構成図では、コリメートされた領域に位相補償板を挿入したが、構成図7のようにレンズ6と導波路型波長変換素子2の間、またはレンズ6と集光点の間に挿入しても、同様の効果が得られ、集光スポットは図6のような1ビームが得られた。
【0020】
また、構成図8に示すように、片面に位相補償部8を集積化した非球面レンズ7を設計することでより1ビームに集光できるよりコンパクトな集光光学系が実現できる。この非球面レンズ7はプレス加工で作製することができる。
【0021】
(実施例2)
実施例1同様、光導波路デバイスとして強誘電体材料LiTaOを基板とする分極反転構造を有する導波路型波長変換素子を例に挙げて説明する。
【0022】
実施例1では、光導波路から出射した光の遠視野像領域に位相補償板を挿入し、1ビームの集光スポットを得たが、本実施例は、導波路内部あるいは導波路出射端面に位相補償部を設け、遠視野領域で0次横モードを得ようとするものである。実施例1と同様、高調波の1次導波モードと基本波が位相整合しているものとする。
【0023】
図9では、導波路型波長変換素子2中の光導波路3の端面に0ーπの位相補償板4が接着されている。光導波路3を図1に示す電界強度分布を持った1次導波モードが伝播している。光導波路3から外部に出射したビームの近視野像も、図1の電界強度分布に似た分布を持っている。そのため、図9のように光導波路3の端面に0ーπの位相補償板4が付加されていると、近視野領域でその位相が同位相となり、得られる遠視野像は図10のような0次横モードになる。このビームを集光する時、図6のような1ビームの集光スポットが得られた。
【0024】
図11は、位相補償板4が位相補償部9として光導波路3の出射端面近傍に集積化されている構成図を示している。0ーπの位相補償板の機能を有する構造を設けることで、構成図9と同様の効果が得られ、0次横モードの遠視野像が得られた。作製方法について述べる。レジストをスピンコートし、位相補償部を作製する領域だけ開いたマスクで覆い、露光、現像する。光導波路3の上部半分だけをドライエッチングし、その後SiO(屈折率:1.5)でエッチング部を埋める。LiTaO基板の屈折率は2.3程度であり、光導波路方向に対し約0.27μmの領域にこの構造を設けることで、0ーπの位相補償が行え、図10のような0次横モードの遠視野像が得られた。
【0025】
構成図11では、光導波路3を伝播してきた1次導波モードは、位相補償部9でカットオフとなり、より効果的に0次横モードの遠視野像を得ることができた。
【0026】
また、構成図11ではドライエッチングした後、SiOで埋めたが、TiO等の基板LiTaOよりも大きな屈折率を有する材料で埋めても、0次横モードのの遠視野像を得ることができた。
【0027】
さらに、光導波路3の上部半分だけをステップ状にプロトン交換しても、基板より屈折率の高い層が得られ、0次横モードの遠視野像を得ることができる。
【0028】
(実施例3)
実施例1及び2では、LiTaOを基板とした導波路型波長変換素子中の光導波路について説明した。KTiOPO(KTP)、LiNbO(LN)を基板とした導波路型波長変換素子中の光導波路から得られるビームにおいても、実施例1と同じように位相補償板を挿入することにより1ビームの集光スポットを、また実施例2と同じように位相補償部を光導波路中に設けることで0次横モードの遠視野像を得ることができる。
【0029】
ファイバーレーザーなどのように光ファイバー中に形成された光導波路の端面より得られる高次導波モードのビームに対しても、位相補償板により同様の効果が得られる。
【0030】
また、Nd:YAGやNd:YVOなどの固体レーザーや、He−Ne、ArやHe−Cdなどの気体レーザーなどのように共振器構造を有する光源においても、共振器から得られた高次横モード光に対して、その位相状態を位相補償板により同位相にすることで、そのビームを集光した時、1ビームの集光スポットが得られた。図17においてNd:YAG18はランプ19により励起され、ミラー16とミラー17により構成された共振器で波長1064nmの光が発振し、ミラー17より得られた1次横モードのビームの位相状態を位相補償板20で同位相にし、フォーカシングレンズ21で集光した。得られた集光スポット形状は1ビームであった。
【0031】
(実施例4)
実施例1及び2では、1次導波モードに対する0ーπ位相補償板の効果について説明した。1次以外の高次導波モードに対しても位相補償板を挿入することで同様の効果が得られる。例えば2次の位相補償板に対しては、図12のように光導波路3から外部に出射したビームに、0ーπー0の位相補償板10を挿入することで、そのビームを集光したときの集光スポットが1ビームをなった。
【0032】
(実施例5)
実施例1から4において、導波路型波長変換素子2中の光導波路3の屈折率分布はステップ型に近い。そのため、導波モードの電界強度分布は、図1に示すような領域IとIIがほぼ同じである形状となる。一方、グレーディッドな屈折率分布をもつ光導波路における導波モードの形状は図13のようになる。この場合、光導波路端面から出射され得られるビームの横モードは図14のようになり、中心部分が少し0より上がった形をしている。このビームに位相補償板を挿入し得られた集光スポットの形状を図15にしめす。ステップ型光導波路から得られたビームの集光スポットである図6に比べ、少しサイドモードが大きい形状であるが、ガウス分布に近い1ビームに集光された。
【0033】
(実施例6)
実施例1から4では、高次導波モードに対して、位相補償板を挿入し、1ビームの集光スポットや遠視野像が得られることについて説明したが、光導波路中を0次導波モードで伝播している光が、光導波路端面に形成された0ーπの位相補償部を伝播することで、光導波路端面から1次横モードのビームが得られ、さらにその集光スポットを2ビームにすることができる。さらに、0ーπー0の位相補償部を形成することで、3ビームの集光スポットも得られる。これらのビームは、光ディスク等の応用分野において有効な方法である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、光導波路を高次導波モードで伝播する光の位相を、光導波路内部及び近視野像や光の遠視野像で、位相補償板または位相補償部により同位相にし、1ビームに集光可能な光導波路からの光を実現するものである。そのため、光導波路の導波モードに関係なく、1ビームに集光することが可能である。分極反転方式の導波路型波長変換素子の場合、光誘起屈折率変化に強く、より短波長である1次導波モードの高調波光を、波長変換により発生させても、位相を補償し回折限界近くまでの1ビームの集光スポットを得ることができ、光ディスク、レーザープリンターや医用などのアプリケーションに対しても有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1次の導波モードの電界強度分布の図
【図2】1次の導波モードで光導波路から出射する光を2つのスリットから出た光と仮定し、その様子を表した図
【図3】1次の導波モードで光導波路から出射した光の遠視野像を示す図
【図4】1次の導波モードで光導波路から出射した光の集光スポットを示す図
【図5】本発明の0ーπ位相補償板を備えた集光光学系を示す図
【図6】本発明の0ーπ位相補償板を備えた集光光学系より得られた集光スポットを示す図
【図7】本発明の0ーπ位相補償板を備えた集光光学系を示す図
【図8】本発明の0ーπ位相補償板を非球面レンズに集積化されている集光光学系を示す図
【図9】本発明の0ーπ位相補償板を光導波路端面に備えた導波路型波長変換素子を示す図
【図10】本発明の0ーπ位相補償板を光導波路端面に備えた導波路型波長変換素子より得られた光の遠視野像を示す図
【図11】本発明の0ーπ位相補償板を光導波路内部に備えた導波路型波長変換素子を示す図
【図12】本発明の0ーπー0位相補償板を備えた集光光学系を示す図
【図13】グレーディッド型光導波路における1次導波モードの電界強度分布の図
【図14】グレーディッド型光導波路における1次導波モードで光導波路から出射し た光の遠視野像を示す図
【図15】本発明の0ーπ位相補償板を備えた集光光学系より得られた集光スポットを示す図
【図16】分極反転方式の導波路型波長変換素子の構造図
【図17】本発明の0ーπ位相補償板を備えた集光光学系を示す図
【符号の説明】
1 コリメートレンズ
2 導波路型波長変換素子
3 光導波路
4 位相補償板
5 フォーカシングレンズ
6 レンズ
7 非球面レンズ
8 位相補償部
9 位相補償部(SiO2)
10 位相補償板
11 LiTaO基板
12 分極反転領域
13 非分極反転領域
14 入射端面
15 出射端面
P1 基本波
P2 高調波
16 ミラー
17 ミラー
18 Nd:YAG
19 ランプ
20 位相補償板
21 フォーカシングレンズ

Claims (4)

  1. 少なくとも基本波である半導体レーザと第2高調波を発生する光導波路型波長変換素子から構成され、前記導波路型波長変換素子中において、高次横モードである第2高調波に波長変換する光源であって、前記光導波路型波長変換素子中の光導波路内部又は端面に位相補償手段が集積化され、前記位相補償手段により高次横モードである第2高調波が、0次横モードの第2高調波に変換されることを特徴とする導波路型波長変換素子。
  2. 導波路型波長変換素子の位相整合方法が擬似位相整合方法であることを特徴とする請求項1に記載の導波路型波長変換素子。
  3. 導波路型波長変換素子の基板がLiNbTa1−x(0≦x≦1)であることを特徴とする請求項1または2に記載の導波路型波長変換素子。
  4. 波長変換された前記第2高調波の横モードが1次導波モードのみを有する光であり、且つ位相補償手段が0−πの位相補償機能を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の導波路型波長変換素子。
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